JPH11169668A - 排ガス浄化装置及びその製造方法 - Google Patents
排ガス浄化装置及びその製造方法Info
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- JPH11169668A JPH11169668A JP9344977A JP34497797A JPH11169668A JP H11169668 A JPH11169668 A JP H11169668A JP 9344977 A JP9344977 A JP 9344977A JP 34497797 A JP34497797 A JP 34497797A JP H11169668 A JPH11169668 A JP H11169668A
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- oxide
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- copper oxide
- aluminum oxide
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- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/92—Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases
- B01D53/94—Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases by catalytic processes
- B01D53/9445—Simultaneously removing carbon monoxide, hydrocarbons or nitrogen oxides making use of three-way catalysts [TWC] or four-way-catalysts [FWC]
- B01D53/945—Simultaneously removing carbon monoxide, hydrocarbons or nitrogen oxides making use of three-way catalysts [TWC] or four-way-catalysts [FWC] characterised by a specific catalyst
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
- B01J23/70—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
- B01J23/89—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with noble metals
- B01J23/8926—Copper and noble metals
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J37/02—Impregnation, coating or precipitation
- B01J37/024—Multiple impregnation or coating
- B01J37/0248—Coatings comprising impregnated particles
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- B01D2255/102—Platinum group metals
- B01D2255/1021—Platinum
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の廃ガス中のパティキュレー
ト、CO、炭化水素化合物等の有害成分を効果的に浄化
する耐久性の高い排ガス浄化装置を提供すること。 【解決手段】 排気系の途中に設置された容器と、前
記容器内に装着された排ガス浄化装置において、前記排
ガス浄化装置が (1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体と (2) その表面に銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物 (3) さらにその表面及び内部に白金が担持されており、
銅酸化物の粒子サイズが0.1μm以上50μm以下で
ある排ガス浄化装置。
ト、CO、炭化水素化合物等の有害成分を効果的に浄化
する耐久性の高い排ガス浄化装置を提供すること。 【解決手段】 排気系の途中に設置された容器と、前
記容器内に装着された排ガス浄化装置において、前記排
ガス浄化装置が (1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体と (2) その表面に銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物 (3) さらにその表面及び内部に白金が担持されており、
銅酸化物の粒子サイズが0.1μm以上50μm以下で
ある排ガス浄化装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排ガス
浄化装置及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、排
ガス中に含まれる微粒子状物質(以下パティキュレート
と呼ぶ)、CO、炭化水素化合物(以下HCと略)等の
有害成分を同時に燃焼除去することができ、しかも耐久
性に優れる排ガス浄化装置及びその製造方法に関する。
浄化装置及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、排
ガス中に含まれる微粒子状物質(以下パティキュレート
と呼ぶ)、CO、炭化水素化合物(以下HCと略)等の
有害成分を同時に燃焼除去することができ、しかも耐久
性に優れる排ガス浄化装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関、とりわけディーゼルエ
ンジン等から排出される排ガス中のパティキュレートや
NOx等が環境上有害なものとして問題視されている。
特にパティキュレートは、平均粒子径が1μm以下の微
細な粒子を含んでおり、これらは大気中で浮遊し、呼吸
により人体内に取り込まれやすく、また最近の臨床試験
結果では、発ガン性物質をも含んでいることが確認され
ている。従って、これらパティキュレートの排出に関す
る規制を強化していく方向が、日本、米国、欧州を中心
に検討が進められている。
ンジン等から排出される排ガス中のパティキュレートや
NOx等が環境上有害なものとして問題視されている。
特にパティキュレートは、平均粒子径が1μm以下の微
細な粒子を含んでおり、これらは大気中で浮遊し、呼吸
により人体内に取り込まれやすく、また最近の臨床試験
結果では、発ガン性物質をも含んでいることが確認され
ている。従って、これらパティキュレートの排出に関す
る規制を強化していく方向が、日本、米国、欧州を中心
に検討が進められている。
【0003】パティキュレートの除去方法としては、金
属発泡体、ワイヤーメッシュ、スチールウール、目封じ
タイプのセラミックスハニカム、セラミックスフォー
ム、オープンフロータイプのセラミックスハニカムやメ
タルハニカム等の耐熱性多孔体をフィルターとして用
い、これに排ガスを瀘過することによりパティキュレー
トを除去するDPF(ディーゼル・パティキュレート・
フィルター)の検討が進められている。DPFによりパ
ティキュレートを捕集するに従い圧力損失が上昇し、そ
の結果エンジン出力の低下、燃費の悪化を招くため、バ
ーナー、電気ヒーター、触媒等によって捕集したパティ
キュレートを燃焼除去する再生が行われる。
属発泡体、ワイヤーメッシュ、スチールウール、目封じ
タイプのセラミックスハニカム、セラミックスフォー
ム、オープンフロータイプのセラミックスハニカムやメ
タルハニカム等の耐熱性多孔体をフィルターとして用
い、これに排ガスを瀘過することによりパティキュレー
トを除去するDPF(ディーゼル・パティキュレート・
フィルター)の検討が進められている。DPFによりパ
ティキュレートを捕集するに従い圧力損失が上昇し、そ
の結果エンジン出力の低下、燃費の悪化を招くため、バ
ーナー、電気ヒーター、触媒等によって捕集したパティ
キュレートを燃焼除去する再生が行われる。
【0004】パティキュレートを燃焼させる触媒として
は、貴金属系、卑金属系に大別され、貴金属系触媒は耐
久性やCO、HCの浄化性能に優れる反面、パティキュ
レート燃焼効果に課題がある。一方、卑金属系触媒では
パティキュレートの燃焼に効果があるものの、耐久性の
点で問題がある。すなわち、排ガス中のSO2によって
フィルタに担持した触媒の特性が低下してしまう。
は、貴金属系、卑金属系に大別され、貴金属系触媒は耐
久性やCO、HCの浄化性能に優れる反面、パティキュ
レート燃焼効果に課題がある。一方、卑金属系触媒では
パティキュレートの燃焼に効果があるものの、耐久性の
点で問題がある。すなわち、排ガス中のSO2によって
フィルタに担持した触媒の特性が低下してしまう。
【0005】また、貴金属系、卑金属系の両者を組合せ
た触媒として特開昭59−169534号公報にはロジ
ウムとともに銅、銀、鉄、マグネシウムおよび亜鉛とを
組合せた触媒が、特開平5−64741号公報にはパラ
ジウムと酸化銅とを組合せた触媒が、特開平5−138
026号公報にはCu、Mn、Ni、Fe及びCoの金
属酸化物層と金属酸化物層に白金等の触媒金属を担持さ
せた触媒が、それぞれ開示されている。
た触媒として特開昭59−169534号公報にはロジ
ウムとともに銅、銀、鉄、マグネシウムおよび亜鉛とを
組合せた触媒が、特開平5−64741号公報にはパラ
ジウムと酸化銅とを組合せた触媒が、特開平5−138
026号公報にはCu、Mn、Ni、Fe及びCoの金
属酸化物層と金属酸化物層に白金等の触媒金属を担持さ
せた触媒が、それぞれ開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の触媒は、い
ずれもSO2を含む排ガス中での耐久性も含めた実用性
を充分備えた触媒は未だ見出されていない。しかも、上
記触媒をディーゼル排ガス用排ガス浄化装置に用いる場
合、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比較し
て、排気温度が低く、これに対応するため触媒の低温活
性が要求されるが、この点にも問題があることがわかっ
た。
ずれもSO2を含む排ガス中での耐久性も含めた実用性
を充分備えた触媒は未だ見出されていない。しかも、上
記触媒をディーゼル排ガス用排ガス浄化装置に用いる場
合、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比較し
て、排気温度が低く、これに対応するため触媒の低温活
性が要求されるが、この点にも問題があることがわかっ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、パティキュレー
ト、CO、HC等の有害成分を効果的に浄化する機能を
有し、しかも耐久性の高い排ガス浄化装置を提供するこ
とである。
ト、CO、HC等の有害成分を効果的に浄化する機能を
有し、しかも耐久性の高い排ガス浄化装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、鋭意研
究を進めた結果、本発明者らは特定範囲の粒子サイズを
有する銅酸化物と白金を組み合わせることにより、良好
な排ガス浄化性能が得られ、しかもその耐久性が優れて
いることを発見し、本発明を完成した。
究を進めた結果、本発明者らは特定範囲の粒子サイズを
有する銅酸化物と白金を組み合わせることにより、良好
な排ガス浄化性能が得られ、しかもその耐久性が優れて
いることを発見し、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明の排ガス浄化装置は、排
気系の途中に設置された容器と、前記容器内に装着され
た排ガス浄化装置において、前記排ガス浄化装置が(1)
連通空孔を有する耐熱性多孔体と(2) その表面に銅酸化
物と酸化アルミニウムとの混合物、(3) さらにその表面
及び内部に白金が担持されており、銅酸化物の粒子サイ
ズが0.1μm以上50μm以下であることを特徴とす
る。
気系の途中に設置された容器と、前記容器内に装着され
た排ガス浄化装置において、前記排ガス浄化装置が(1)
連通空孔を有する耐熱性多孔体と(2) その表面に銅酸化
物と酸化アルミニウムとの混合物、(3) さらにその表面
及び内部に白金が担持されており、銅酸化物の粒子サイ
ズが0.1μm以上50μm以下であることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の排ガス浄化装置の製造方法
の一つは、(1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準備す
る工程と、(2) 銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物
及び/又は微焼成により前記化合物を生成する化合物を
液中に分散させたスラリーを前記耐熱性多孔体に塗布・
焼付けする工程、(3) さらに水溶液白金化合物を、銅酸
化物と酸化アルミニウムとの混合物を担持した耐熱性多
孔体に塗布・焼付けする工程からなることを特徴とす
る。
の一つは、(1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準備す
る工程と、(2) 銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物
及び/又は微焼成により前記化合物を生成する化合物を
液中に分散させたスラリーを前記耐熱性多孔体に塗布・
焼付けする工程、(3) さらに水溶液白金化合物を、銅酸
化物と酸化アルミニウムとの混合物を担持した耐熱性多
孔体に塗布・焼付けする工程からなることを特徴とす
る。
【0011】また、もう一つの本発明の排ガス浄化装置
の製造方法は、(1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準
備する工程と、(2) 銅酸化物と酸化アルミニウムとの混
合物及び/又は微焼成により前記化合物を生成する化合
物と、水溶液白金化合物とを液中に分散させたスラリー
を前記耐熱性多孔体に塗布・焼付けする工程からなるこ
とを特徴とする。
の製造方法は、(1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準
備する工程と、(2) 銅酸化物と酸化アルミニウムとの混
合物及び/又は微焼成により前記化合物を生成する化合
物と、水溶液白金化合物とを液中に分散させたスラリー
を前記耐熱性多孔体に塗布・焼付けする工程からなるこ
とを特徴とする。
【0012】さらに、もう一つの本発明の排ガス浄化装
置の製造方法は、(1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を
準備する工程と、(2) 銅酸化物と酸化アルミニウムとの
混合物及び/又は焼成により前記化合物を生成する化合
物と、水溶液白金化合物とを混合・乾燥・焼成した後、
これを液中に分散させスラリー化した後、スラリーを前
記耐熱性多孔体に塗布・焼付けする工程からなることを
特徴とする。
置の製造方法は、(1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を
準備する工程と、(2) 銅酸化物と酸化アルミニウムとの
混合物及び/又は焼成により前記化合物を生成する化合
物と、水溶液白金化合物とを混合・乾燥・焼成した後、
これを液中に分散させスラリー化した後、スラリーを前
記耐熱性多孔体に塗布・焼付けする工程からなることを
特徴とする。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明で用いる連通空孔を有する耐熱性多孔体としては、
耐熱衝撃性が高く、しかも圧力損失が許容範囲内である
ことが好ましい。しかも、パティキュレート捕集性能を
有するものはより好ましく、そのような耐熱性多孔体と
しては、金属発泡体、ワイヤーメッシュ、スチールウー
ル、目封じタイプのセラミックスハニカム、セラミック
スフォーム、オープンフロータイプのセラミックスハニ
カムやメタルハニカム等が挙げられる。
発明で用いる連通空孔を有する耐熱性多孔体としては、
耐熱衝撃性が高く、しかも圧力損失が許容範囲内である
ことが好ましい。しかも、パティキュレート捕集性能を
有するものはより好ましく、そのような耐熱性多孔体と
しては、金属発泡体、ワイヤーメッシュ、スチールウー
ル、目封じタイプのセラミックスハニカム、セラミック
スフォーム、オープンフロータイプのセラミックスハニ
カムやメタルハニカム等が挙げられる。
【0014】フィルタ材質としては、Fe、Ni、C
r、Al、Mo、Ti、希土類元素およびこれらの合金
等の金属や、コーディエライト、ムライト、ジルコニ
ア、アルミナ、炭化珪素等のセラミックスを用いること
ができる。
r、Al、Mo、Ti、希土類元素およびこれらの合金
等の金属や、コーディエライト、ムライト、ジルコニ
ア、アルミナ、炭化珪素等のセラミックスを用いること
ができる。
【0015】特にフィルタ材質として金属発泡体を用い
るのが好ましい。
るのが好ましい。
【0016】耐熱性多孔体表面に担持する銅酸化物と酸
化アルミニウムとの混合物において、銅酸化物としては
酸化第一銅(Cu2O)、酸化第二銅(CuO)の他、
不定比化合物(CuOx)の1種以上を用いる。銅酸化
物の粒子サイズは0.1μm以上50μm以下のものを
用いる。銅酸化物の粒子サイズが0.1μmより小さい
場合、排ガスに含まれるSO2による被毒を受けやすく
なり、その結果、銅酸化物のパティキュレート燃焼触媒
活性が低下してしまうためである。また、銅酸化物の粒
子サイズが50μmより大きい場合、銅酸化物の表面積
が小さくなり、その結果、銅酸化物によるパティキュレ
ート燃焼性能が低下するためである。銅酸化物の粒子サ
イズは透過型電子顕微鏡(以下TEMと略)観察あるい
は走査型電子顕微鏡(SEM)観察により、概ね30粒
子の粒子サイズの平均値より求めることができる。
化アルミニウムとの混合物において、銅酸化物としては
酸化第一銅(Cu2O)、酸化第二銅(CuO)の他、
不定比化合物(CuOx)の1種以上を用いる。銅酸化
物の粒子サイズは0.1μm以上50μm以下のものを
用いる。銅酸化物の粒子サイズが0.1μmより小さい
場合、排ガスに含まれるSO2による被毒を受けやすく
なり、その結果、銅酸化物のパティキュレート燃焼触媒
活性が低下してしまうためである。また、銅酸化物の粒
子サイズが50μmより大きい場合、銅酸化物の表面積
が小さくなり、その結果、銅酸化物によるパティキュレ
ート燃焼性能が低下するためである。銅酸化物の粒子サ
イズは透過型電子顕微鏡(以下TEMと略)観察あるい
は走査型電子顕微鏡(SEM)観察により、概ね30粒
子の粒子サイズの平均値より求めることができる。
【0017】酸化アルミニウムとしてはγ型結晶構造を
有するものが好ましく、結晶構造安定化等を目的とした
希土類酸化物、アルカリ土類酸化物が酸化アルミニウム
に対して20重量%以下の範囲で添加されていても問題
はない。
有するものが好ましく、結晶構造安定化等を目的とした
希土類酸化物、アルカリ土類酸化物が酸化アルミニウム
に対して20重量%以下の範囲で添加されていても問題
はない。
【0018】銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物の
混合比は、酸化アルミニウム100重合部に対して銅酸
化物が10重量部以上300重量部以下であることが好
ましい。銅酸化物が酸化アルミニウム100重量部に対
して10重量部より少ない場合、銅酸化物によるパティ
キュレート燃焼性能が不充分である。逆に、銅酸化物が
酸化アルミニウム100重量部に対して300重量部よ
り多い場合、CO、HCの燃焼性能が低下してしまうか
らである。
混合比は、酸化アルミニウム100重合部に対して銅酸
化物が10重量部以上300重量部以下であることが好
ましい。銅酸化物が酸化アルミニウム100重量部に対
して10重量部より少ない場合、銅酸化物によるパティ
キュレート燃焼性能が不充分である。逆に、銅酸化物が
酸化アルミニウム100重量部に対して300重量部よ
り多い場合、CO、HCの燃焼性能が低下してしまうか
らである。
【0019】また、酸化アルミニウムとともにアルカリ
金属化合物を添加させることは、酸化アルミニウムのγ
型結晶構造からα型結晶構造への相転位が進行しやすく
なるので、好ましくなく、酸化アルミニウムに対して5
重量%以下に限定される。
金属化合物を添加させることは、酸化アルミニウムのγ
型結晶構造からα型結晶構造への相転位が進行しやすく
なるので、好ましくなく、酸化アルミニウムに対して5
重量%以下に限定される。
【0020】白金の粒子サイズは1nm以上100nm
以下であることが好ましい。白金の粒子サイズを1nm
より小さくするには、工程上多大なコストを要し、その
結果経済性に問題が生じるためである。逆に白金の粒子
サイズが100nmより大きい場合、白金粒子の触媒活
性が低下するため、CO及びHCの燃焼性が低下するた
めである。白金の粒子サイズは透過型電子顕微鏡(以下
TEMと略)観察により、概ね30粒子の粒子サイズの
平均値より求めることができる。
以下であることが好ましい。白金の粒子サイズを1nm
より小さくするには、工程上多大なコストを要し、その
結果経済性に問題が生じるためである。逆に白金の粒子
サイズが100nmより大きい場合、白金粒子の触媒活
性が低下するため、CO及びHCの燃焼性が低下するた
めである。白金の粒子サイズは透過型電子顕微鏡(以下
TEMと略)観察により、概ね30粒子の粒子サイズの
平均値より求めることができる。
【0021】白金の担持量は、銅と酸化アルミニウムと
の混合物100重量部に対して0.1重量部以上5重量
部以下が好ましい。白金の担持量が銅と酸化アルミニウ
ムとの混合物100重量部に対して0.1重量部より少
ない場合、白金による触媒活性効果が不充分である。逆
に白金の担持量が銅と酸化アルミニウムとの混合物10
0重量部に対して5重量部より多い場合、耐久時の熱履
歴により白金粒子が粗大化しやすくなり、その結果触媒
性能が大きく低下するためである。
の混合物100重量部に対して0.1重量部以上5重量
部以下が好ましい。白金の担持量が銅と酸化アルミニウ
ムとの混合物100重量部に対して0.1重量部より少
ない場合、白金による触媒活性効果が不充分である。逆
に白金の担持量が銅と酸化アルミニウムとの混合物10
0重量部に対して5重量部より多い場合、耐久時の熱履
歴により白金粒子が粗大化しやすくなり、その結果触媒
性能が大きく低下するためである。
【0022】上述の構造を有する排ガス浄化装置を用い
ることによって、比較的低温でパティキュレートを燃焼
除去させることができるとともに、CO、HC等の有害
成分を同時に除去することができ、しかも耐久性に優れ
る。
ることによって、比較的低温でパティキュレートを燃焼
除去させることができるとともに、CO、HC等の有害
成分を同時に除去することができ、しかも耐久性に優れ
る。
【0023】上述の排ガス浄化装置の製造方法において
は、銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物及び/又は
焼成により前記化合物を生成する化合物を用いる。銅酸
化物としては、酸化第一銅(Cu2O)、酸化第二銅
(CuO)の他、不定比化合物(CuOx)の1種以上
を用いる。焼成により銅酸化物を生成する化合物として
は、銅、硝酸銅、硫酸第二銅、炭酸銅、塩化第二銅、蓚
酸銅等を用いることができる。酸化アルミニウムとして
はγ型結晶構造を有するものが好ましく、結晶構造安定
化等を目的とした希土類酸化物、アルカリ土類酸化物が
酸化アルミニウムに対して20重量%以下の範囲で添加
されていても問題はない。また、焼成により酸化アルミ
ニウムを生成する化合物としては、アルミニウム、水酸
化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、乳酸アルミニウム等を用いることができる。また、
これら化合物を用いる場合、γ型結晶構造の安定化等を
目的として、希土類酸化物、アルカリ土類酸化物が酸化
アルミニウムに対して20重量%以下の範囲で添加され
ていても問題はない。
は、銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物及び/又は
焼成により前記化合物を生成する化合物を用いる。銅酸
化物としては、酸化第一銅(Cu2O)、酸化第二銅
(CuO)の他、不定比化合物(CuOx)の1種以上
を用いる。焼成により銅酸化物を生成する化合物として
は、銅、硝酸銅、硫酸第二銅、炭酸銅、塩化第二銅、蓚
酸銅等を用いることができる。酸化アルミニウムとして
はγ型結晶構造を有するものが好ましく、結晶構造安定
化等を目的とした希土類酸化物、アルカリ土類酸化物が
酸化アルミニウムに対して20重量%以下の範囲で添加
されていても問題はない。また、焼成により酸化アルミ
ニウムを生成する化合物としては、アルミニウム、水酸
化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、乳酸アルミニウム等を用いることができる。また、
これら化合物を用いる場合、γ型結晶構造の安定化等を
目的として、希土類酸化物、アルカリ土類酸化物が酸化
アルミニウムに対して20重量%以下の範囲で添加され
ていても問題はない。
【0024】図1は、本発明のガス浄化装置の断面を模
式的に示したものである。
式的に示したものである。
【0025】
【発明の実施の態様】以下、実施例によって、本発明を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0026】
【実施例】実施例1 耐熱性金属発泡体としては住友電気工業(株)製Ni基
金属発泡体(商品名:セルメット)とその表面にコート
した酸化銅と酸化アルミニウムとの混合物とさらにその
表面に担持された白金から構成される。セルメットは、
導電化処置した3次元発泡体構造を有するウレタン樹脂
フォームにNiめっき層を電解めっき法により形成した
後、熱処理により樹脂成分を燃焼除去させて形成された
Ni材質を基本材質とする。
金属発泡体(商品名:セルメット)とその表面にコート
した酸化銅と酸化アルミニウムとの混合物とさらにその
表面に担持された白金から構成される。セルメットは、
導電化処置した3次元発泡体構造を有するウレタン樹脂
フォームにNiめっき層を電解めっき法により形成した
後、熱処理により樹脂成分を燃焼除去させて形成された
Ni材質を基本材質とする。
【0027】セルメットを筒体形状に加工した後、拡散
浸透法により合金化処理することにより、連通空孔を有
する筒状耐熱性金属発泡体を得た。これをICP(誘導
結合型プラズマ発光分光)分析法により組成分析を行っ
た結果、Crを22重量%、Alを7重量%、残部をN
i及び不可避成分からなることが判明した。一方、銅酸
化物として表1に示す粒子径を有する酸化第二銅(Cu
O)、酸化アルミニウムの各粉末を準備した。酸化アル
ミニウムはγ型結晶相を有するものを用い、酸化アルミ
ニウム中には耐熱性向上のため酸化ランタンを1重量%
含有させた。
浸透法により合金化処理することにより、連通空孔を有
する筒状耐熱性金属発泡体を得た。これをICP(誘導
結合型プラズマ発光分光)分析法により組成分析を行っ
た結果、Crを22重量%、Alを7重量%、残部をN
i及び不可避成分からなることが判明した。一方、銅酸
化物として表1に示す粒子径を有する酸化第二銅(Cu
O)、酸化アルミニウムの各粉末を準備した。酸化アル
ミニウムはγ型結晶相を有するものを用い、酸化アルミ
ニウム中には耐熱性向上のため酸化ランタンを1重量%
含有させた。
【0028】ここで、酸化第二銅50重量部、酸化アル
ミニウム50重量部からなる酸化物混合粉末をイオン交
換水中に分散させ、均一なスラリーを作製した。ここ
で、酸化物混合物の比表面積はBET法により求めた結
果83m2/gであった。
ミニウム50重量部からなる酸化物混合粉末をイオン交
換水中に分散させ、均一なスラリーを作製した。ここ
で、酸化物混合物の比表面積はBET法により求めた結
果83m2/gであった。
【0029】前記スラリー中に筒状耐熱性金属発泡体を
浸漬し、引き上げた後、余分なスラリーをエアーブロー
により除去し、大気中600℃にて焼成することにより
酸化物コート層を形成した。酸化物量は耐熱性金属発泡
体100重量部に対して20重量部であった。さらに、
白金化合物水溶液としてジニトロジアミン白金硝酸溶液
を耐熱性金属発泡体に塗布、焼成することにより、筒状
排ガス浄化装置エレメントを作製した。白金担持量は酸
化物量100重量部に対して1重量部であった。
浸漬し、引き上げた後、余分なスラリーをエアーブロー
により除去し、大気中600℃にて焼成することにより
酸化物コート層を形成した。酸化物量は耐熱性金属発泡
体100重量部に対して20重量部であった。さらに、
白金化合物水溶液としてジニトロジアミン白金硝酸溶液
を耐熱性金属発泡体に塗布、焼成することにより、筒状
排ガス浄化装置エレメントを作製した。白金担持量は酸
化物量100重量部に対して1重量部であった。
【0030】上記筒状排ガス浄化装置エレメントと容器
から構成される排ガス浄化装置は、ディーゼル排ガスを
筒体の内側に空間に導入し、フィルタエレメントを透過
して筒体外側へ流れ、フィルタエレメントを透過する際
にパティキュレートの捕集除去と触媒によるパティキュ
レートとCO、HCが燃焼除去される構造とした。
から構成される排ガス浄化装置は、ディーゼル排ガスを
筒体の内側に空間に導入し、フィルタエレメントを透過
して筒体外側へ流れ、フィルタエレメントを透過する際
にパティキュレートの捕集除去と触媒によるパティキュ
レートとCO、HCが燃焼除去される構造とした。
【0031】この排ガス浄化装置について、排気量28
00cc、6気筒の自然吸気IDI式のディーゼルエン
ジンを用い、エンジン回転数を2800rpm一定条件
にてパティキュレートが着火燃焼してフィルタが再生さ
れるときの温度(圧力損失の低下するときの温度、以下
再生温度と規定)を求めた。また、エンジン回転数28
00rpm、排ガス浄化装置入口ガス温度350℃にお
けるCOおよびHCの浄化率を、COについてはND−
IR法にて、HCについてはFID(水素炎イオン化)
法にて、それぞれ測定することにより求めた。
00cc、6気筒の自然吸気IDI式のディーゼルエン
ジンを用い、エンジン回転数を2800rpm一定条件
にてパティキュレートが着火燃焼してフィルタが再生さ
れるときの温度(圧力損失の低下するときの温度、以下
再生温度と規定)を求めた。また、エンジン回転数28
00rpm、排ガス浄化装置入口ガス温度350℃にお
けるCOおよびHCの浄化率を、COについてはND−
IR法にて、HCについてはFID(水素炎イオン化)
法にて、それぞれ測定することにより求めた。
【0032】評価には、JIS2号軽油(硫黄分含有率
0.19%)を用いた。表1には、前記排ガス浄化装置
について、初期とエンジン回転数3600rpm負荷1
00%での連続耐久試験100時間後の再生温度、CO
およびHCの浄化率を示す。連続耐久試験時のSO2温
度は概ね56〜60ppmであった。
0.19%)を用いた。表1には、前記排ガス浄化装置
について、初期とエンジン回転数3600rpm負荷1
00%での連続耐久試験100時間後の再生温度、CO
およびHCの浄化率を示す。連続耐久試験時のSO2温
度は概ね56〜60ppmであった。
【0033】下記表1の結果から明らかなように、酸化
第二銅の粒子径が0.1μm以上50μm以下の範囲
で、初期から連続耐久試験100時間経過しても比較例
に比して極めて再生温度(パティキュレートが着火燃焼
される温度)が低く、良好な排ガスの浄化が行われてい
る。しかも、COおよびHCの浄化特性も有している。
第二銅の粒子径が0.1μm以上50μm以下の範囲
で、初期から連続耐久試験100時間経過しても比較例
に比して極めて再生温度(パティキュレートが着火燃焼
される温度)が低く、良好な排ガスの浄化が行われてい
る。しかも、COおよびHCの浄化特性も有している。
【0034】
【表1】
【0035】実施例2 銅酸化物と酸化アルミニウムとを種々の混合比率にて混
合し、実施例1記載の方法に準拠して排ガス浄化装置を
作製し、評価を行った。表2に酸化アルミニウム100
重量部に対する銅酸化物の混合比率と評価結果を示す。
銅酸化物は粒子径1.1μmのものを用いた。
合し、実施例1記載の方法に準拠して排ガス浄化装置を
作製し、評価を行った。表2に酸化アルミニウム100
重量部に対する銅酸化物の混合比率と評価結果を示す。
銅酸化物は粒子径1.1μmのものを用いた。
【0036】表2の結果から明らかなように、銅酸化物
と酸化アルミニウムの混合物の混合比が、酸化アルミニ
ウム100重量部に対して銅酸化物が10重量部以上3
00重量部以下の範囲で、初期から連続耐久試験100
時間経過しても比較例に比して極めて再生温度(パティ
キュレートが着火燃焼される温度)が低く、良好な排ガ
スの浄化が行われている。しかも、COおよびHCの浄
化特性も有している。
と酸化アルミニウムの混合物の混合比が、酸化アルミニ
ウム100重量部に対して銅酸化物が10重量部以上3
00重量部以下の範囲で、初期から連続耐久試験100
時間経過しても比較例に比して極めて再生温度(パティ
キュレートが着火燃焼される温度)が低く、良好な排ガ
スの浄化が行われている。しかも、COおよびHCの浄
化特性も有している。
【0037】
【表2】
【0038】実施例3 実施例1記載の方法に準拠して、白金の担持条件のみを
変えて種々の白金粒子径を有する排ガス浄化装置を作製
し、評価を行った。表3に白金の粒子径と評価結果を示
す。銅酸化物は粒子径1.1μmのものを用いた。
変えて種々の白金粒子径を有する排ガス浄化装置を作製
し、評価を行った。表3に白金の粒子径と評価結果を示
す。銅酸化物は粒子径1.1μmのものを用いた。
【0039】表3の結果から明らかなように、白金の粒
子径が1nm以上100μm以下の範囲で、初期から連
続耐久試験100時間経過しても比較例に比して極めて
再生温度(パティキュレートが着火燃焼される温度)が
低く、良好な排ガスの浄化が行われている。しかも、C
OおよびHCの浄化特性も有している。
子径が1nm以上100μm以下の範囲で、初期から連
続耐久試験100時間経過しても比較例に比して極めて
再生温度(パティキュレートが着火燃焼される温度)が
低く、良好な排ガスの浄化が行われている。しかも、C
OおよびHCの浄化特性も有している。
【0040】
【表3】
【0041】実施例4 実施例1記載の方法に準拠して、種々の白金担持量を有
する排ガス浄化装置を作製し、評価を行った。表4に銅
酸化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対
する白金担持量と評価結果を示す。銅酸化物は粒子径
1.1μmのものを用いた。
する排ガス浄化装置を作製し、評価を行った。表4に銅
酸化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対
する白金担持量と評価結果を示す。銅酸化物は粒子径
1.1μmのものを用いた。
【0042】表4の結果から明らかなように、白金担持
量が0.1重量部以上5重量部以下の範囲で、初期から
連続耐久試験100時間経過しても比較例に比してフィ
ルタの再生温度(パティキュレートが着火燃焼される温
度)が低く、良好な排ガスの浄化が行われている。しか
も、COおよびHCの浄化特性も有している。
量が0.1重量部以上5重量部以下の範囲で、初期から
連続耐久試験100時間経過しても比較例に比してフィ
ルタの再生温度(パティキュレートが着火燃焼される温
度)が低く、良好な排ガスの浄化が行われている。しか
も、COおよびHCの浄化特性も有している。
【0043】
【表4】
【0044】実施例5 連通空孔を有する耐熱性多孔体として、コーディエライ
ト製目封じタイプセラミックスハニカム(400セル/
in2)、炭化珪素製セラミックスフォームを準備し
た。これを用いて、実施例1記載の方法に準拠して排ガ
ス浄化装置を作製し、評価を行った。表5に銅酸化物と
酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対する白金
担持量と評価結果を示す。銅酸化物が粒子径1.1μm
のものを用いた。
ト製目封じタイプセラミックスハニカム(400セル/
in2)、炭化珪素製セラミックスフォームを準備し
た。これを用いて、実施例1記載の方法に準拠して排ガ
ス浄化装置を作製し、評価を行った。表5に銅酸化物と
酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対する白金
担持量と評価結果を示す。銅酸化物が粒子径1.1μm
のものを用いた。
【0045】表5の結果から明らかなように、いずれも
耐熱性多孔体においても、初期から連続耐久試験100
時間経過しても比較例に比してフィルタの再生温度(パ
ティキュレートが着火燃焼される温度)が低く、良好な
排ガスの浄化が行われている。しかも、COおよびHC
の浄化特性も有している。
耐熱性多孔体においても、初期から連続耐久試験100
時間経過しても比較例に比してフィルタの再生温度(パ
ティキュレートが着火燃焼される温度)が低く、良好な
排ガスの浄化が行われている。しかも、COおよびHC
の浄化特性も有している。
【0046】
【表5】
【0047】実施例6 実施例1記載の方法に準拠して、耐熱性金属発泡体を準
備した。一方、粒子径1μmの酸化第一銅(Cu2O)
100重量部、酸化アルミニウム50重量部及び焼成に
より酸化アルミニウムを生成する化合物として硝酸アル
ミニウムを酸化物換算で50重量部をイオン交換水中に
分散させ、均一なスラリーを作製した。このスラリー中
に耐熱性金属発泡体を浸漬し、引き上げた後、余分なス
ラリーをエアーブローにより除去し、大気中600℃に
て焼成することにより酸化物コート層を形成した。酸化
物量は耐熱性金属発泡体100重量部に対して5重量部
であった。さらに白金化合物水溶液として表6に示す溶
液を耐熱性金属発泡体に塗布、焼成することにより、排
ガス浄化装置エレメントを作製した。
備した。一方、粒子径1μmの酸化第一銅(Cu2O)
100重量部、酸化アルミニウム50重量部及び焼成に
より酸化アルミニウムを生成する化合物として硝酸アル
ミニウムを酸化物換算で50重量部をイオン交換水中に
分散させ、均一なスラリーを作製した。このスラリー中
に耐熱性金属発泡体を浸漬し、引き上げた後、余分なス
ラリーをエアーブローにより除去し、大気中600℃に
て焼成することにより酸化物コート層を形成した。酸化
物量は耐熱性金属発泡体100重量部に対して5重量部
であった。さらに白金化合物水溶液として表6に示す溶
液を耐熱性金属発泡体に塗布、焼成することにより、排
ガス浄化装置エレメントを作製した。
【0048】これを実施例1記載の方法に準拠して評価
した。表6に白金粒子径と評価結果を示す。
した。表6に白金粒子径と評価結果を示す。
【0049】表6の結果から明らかなように、このよう
な製造方法においても、白金化合物水溶液の種類に関係
なく、初期から連続耐久試験100時間経過しても比較
例に比して極めて再生温度(パティキュレートが着火燃
焼される温度)が低く、良好な排ガスの浄化が行われて
いる。しかも、COおよびHCの浄化特性も有してい
る。
な製造方法においても、白金化合物水溶液の種類に関係
なく、初期から連続耐久試験100時間経過しても比較
例に比して極めて再生温度(パティキュレートが着火燃
焼される温度)が低く、良好な排ガスの浄化が行われて
いる。しかも、COおよびHCの浄化特性も有してい
る。
【0050】
【表6】
【0051】実施例7 実施例1記載の方法に準拠して、耐熱性金属発泡体、銅
酸化物として粒子系1.1μmの酸化第2銅、酸化アル
ミニウム、ジニトロジアミン白金硝酸溶液を準備した。
酸化物として粒子系1.1μmの酸化第2銅、酸化アル
ミニウム、ジニトロジアミン白金硝酸溶液を準備した。
【0052】ここで、酸化第2銅50重量部、酸化アル
ミニウム50重量部をイオン交換水中に分散させた。こ
れに白金含有率5重量%のジニトロジアミン白金硝酸溶
液を20重量部添加し、均一なスラリーを作製した。
ミニウム50重量部をイオン交換水中に分散させた。こ
れに白金含有率5重量%のジニトロジアミン白金硝酸溶
液を20重量部添加し、均一なスラリーを作製した。
【0053】前記スラリー中に筒状耐熱性金属発泡体を
浸漬し、引き上げた後、余分なスラリーをエアーブロー
により除去し、水素雰囲気中600℃にて焼成した後、
大気中400℃にて焼成することにより、筒状排ガス浄
化装置エレメントを作製した。ここで酸化物量は耐熱性
金属発泡体100重量部に対して20重量部、白金担持
量は銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量
部に対して1重量部であった。評価は、実施例1記載の
方法に準拠し行った。
浸漬し、引き上げた後、余分なスラリーをエアーブロー
により除去し、水素雰囲気中600℃にて焼成した後、
大気中400℃にて焼成することにより、筒状排ガス浄
化装置エレメントを作製した。ここで酸化物量は耐熱性
金属発泡体100重量部に対して20重量部、白金担持
量は銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量
部に対して1重量部であった。評価は、実施例1記載の
方法に準拠し行った。
【0054】評価の結果、初期での再生温度、COおよ
びHCの浄化率はそれぞれ400℃、100%、62
%、連続耐久試験100時間後の再生温度、COおよび
HCの浄化率はそれぞれ410℃、100%、61%で
あり、本結果からも明らかなように、本製造方法を用い
ることによっても、初期から連続耐久試験100時間経
過後においても、フィルタの再生温度(パティキュレー
トが着火燃焼される温度)が低く、良好な排ガスの浄化
が行われている。しかも、COおよびHCの浄化特性も
有している。
びHCの浄化率はそれぞれ400℃、100%、62
%、連続耐久試験100時間後の再生温度、COおよび
HCの浄化率はそれぞれ410℃、100%、61%で
あり、本結果からも明らかなように、本製造方法を用い
ることによっても、初期から連続耐久試験100時間経
過後においても、フィルタの再生温度(パティキュレー
トが着火燃焼される温度)が低く、良好な排ガスの浄化
が行われている。しかも、COおよびHCの浄化特性も
有している。
【0055】実施例8 実施例1記載の方法に準拠して、耐熱性金属発泡体、銅
酸化物として粒子系1.1μmの酸化第2銅、酸化アル
ミニウム、ジニトロジアミン白金硝酸溶液を準備した。
酸化物として粒子系1.1μmの酸化第2銅、酸化アル
ミニウム、ジニトロジアミン白金硝酸溶液を準備した。
【0056】ここで、酸化第2銅50重量部、酸化アル
ミニウム50重量部をイオン交換水中に分散させた。こ
れに白金含有率5重量%のジニトロジアミン白金硝酸溶
液を20重量部添加し、均一なスラリーを作製し、これ
を乾燥し、水素雰囲気中600℃にて焼成した後、大気
中400℃にて焼成した。さらにこれをボールミルによ
り水中にて湿式粉砕・分散させることでスラリー化さ
せ、このスラリー中に筒状耐熱性金属発泡体を浸漬し、
引き上げた後、余分なスラリーのエアーブロー除去、大
気中600℃焼成することにより、筒状排ガス浄化装置
エレメントを作製した。ここで酸化物量は耐熱性金属発
泡体100重量部に対して20重量部、白金担持量は銅
酸化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対
して1重量部であった。評価は、実施例1記載の方法に
準拠し行った。
ミニウム50重量部をイオン交換水中に分散させた。こ
れに白金含有率5重量%のジニトロジアミン白金硝酸溶
液を20重量部添加し、均一なスラリーを作製し、これ
を乾燥し、水素雰囲気中600℃にて焼成した後、大気
中400℃にて焼成した。さらにこれをボールミルによ
り水中にて湿式粉砕・分散させることでスラリー化さ
せ、このスラリー中に筒状耐熱性金属発泡体を浸漬し、
引き上げた後、余分なスラリーのエアーブロー除去、大
気中600℃焼成することにより、筒状排ガス浄化装置
エレメントを作製した。ここで酸化物量は耐熱性金属発
泡体100重量部に対して20重量部、白金担持量は銅
酸化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対
して1重量部であった。評価は、実施例1記載の方法に
準拠し行った。
【0057】評価の結果、初期での再生温度、COおよ
びHCの浄化率はそれぞれ390℃、100%、65
%、連続耐久試験100時間後の再生温度、COおよび
HCの浄化率はそれぞれ395℃、100%、64%で
あり、本結果からも明らかなように、本製造方法を用い
ることによっても、初期から連続耐久試験100時間経
過後においても、フィルタの再生温度(パティキュレー
トが着火燃焼される温度)が低く、良好な排ガスの浄化
が行われている。しかも、COおよびHCの浄化特性も
有している。
びHCの浄化率はそれぞれ390℃、100%、65
%、連続耐久試験100時間後の再生温度、COおよび
HCの浄化率はそれぞれ395℃、100%、64%で
あり、本結果からも明らかなように、本製造方法を用い
ることによっても、初期から連続耐久試験100時間経
過後においても、フィルタの再生温度(パティキュレー
トが着火燃焼される温度)が低く、良好な排ガスの浄化
が行われている。しかも、COおよびHCの浄化特性も
有している。
【0058】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の排ガス浄
化装置を使用すると、パティキュレート、CO及びHC
が効果的に浄化される。
化装置を使用すると、パティキュレート、CO及びHC
が効果的に浄化される。
【図1】本発明のパティキュレートトラップの模式的断
面図である。
面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 排気系の途中に設置された容器と、前記
容器内に装着された排ガス浄化装置において、 前記排ガス浄化装置が (1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体と (2) その表面に銅酸化物と酸化アルミニウムとの混合物 (3) さらにその表面及び内部に白金が担持されており、
銅酸化物の粒子サイズが0.1μm以上50μm以下で
あることを特徴とする排ガス浄化装置。 - 【請求項2】 前記銅酸化物と酸化アルミニウムとの混
合物の混合比が、酸化アルミニウム100重量部に対し
て酸化銅が10重量部以上300重量部以下である請求
項1に記載の排ガス浄化装置。 - 【請求項3】 請求項1において、白金の平均粒子サイ
ズが1nm以上100nm以下である請求項1の排ガス
浄化装置。 - 【請求項4】 請求項1において白金の担持量が、銅酸
化物と酸化アルミニウムとの混合物100重量部に対し
て0.1重量部以上5重量部以下である請求項1記載の
排ガス浄化装置。 - 【請求項5】 (1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準
備する工程と、(2)銅酸化物と酸化アルミニウムとの混
合物及び/又は焼成により前記化合物を生成する化合物
を液中に分散させたスラリーを前記耐熱性多孔体に塗布
・焼付けする工程、(3) さらに水溶性白金化合物を、銅
酸化物と酸化アルミニウムとの混合物を担持した耐熱性
多孔体に塗布・焼付けする工程、からなることを特徴と
する排ガス浄化装置の製造方法。 - 【請求項6】 (1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準
備する工程と、(2)銅酸化物と酸化アルミニウムとの混
合物及び/又は焼成により前記化合物を生成する化合物
と、水溶性白金化合物とを液中に分散させたスラリーを
前記耐熱性多孔体に塗布・焼付けする工程、からなるこ
とを特徴とする排ガス浄化装置の製造方法。 - 【請求項7】 (1) 連通空孔を有する耐熱性多孔体を準
備する工程と、(2)銅酸化物と酸化アルミニウムとの混
合物及び/又は焼成により前記化合物を生成する化合物
と、水溶性白金化合物とを混合・乾燥・焼成した後、こ
れを液中に分散させスラリー化した後、スラリーを前記
耐熱性多孔体に塗布・焼付けする工程、からなることを
特徴とする排ガス浄化装置の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9344977A JPH11169668A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 排ガス浄化装置及びその製造方法 |
US09/209,264 US6231817B1 (en) | 1997-12-15 | 1998-12-11 | Exhaust emission control device and method of manufacturing the same |
CA002256077A CA2256077A1 (en) | 1997-12-15 | 1998-12-14 | Exhaust emission control device and method of manufacturing the same |
DE69829633T DE69829633T2 (de) | 1997-12-15 | 1998-12-14 | Vorrichtung zur Abgasemissionssteuerung und Verfahren zu dessen Herstellung |
EP98310236A EP0925823B1 (en) | 1997-12-15 | 1998-12-14 | Exhaust emission control device and method of manufacturing the same |
US09/798,921 US6939824B2 (en) | 1997-12-15 | 2001-03-06 | Exhaust emission control device and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9344977A JPH11169668A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 排ガス浄化装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11169668A true JPH11169668A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18373447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9344977A Pending JPH11169668A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 排ガス浄化装置及びその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6231817B1 (ja) |
EP (1) | EP0925823B1 (ja) |
JP (1) | JPH11169668A (ja) |
CA (1) | CA2256077A1 (ja) |
DE (1) | DE69829633T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011101872A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Mitsubishi Materials Corp | ハイブリット車の排気浄化用発泡金属体および排気浄化用触媒 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10246231A1 (de) * | 2002-10-04 | 2004-04-15 | Robert Bosch Gmbh | Nachbrenneinrichtung |
US7541012B2 (en) * | 2004-07-07 | 2009-06-02 | The Hong Kong University Of Science And Technology | Catalytic material and method of production thereof |
WO2008129671A1 (ja) * | 2007-04-17 | 2008-10-30 | Ibiden Co., Ltd. | 触媒担持ハニカムおよびその製造方法 |
US20130287659A1 (en) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | Ford Global Technologies, Llc | Combined hydrocarbon trap and catalyst |
US9403157B2 (en) | 2013-04-29 | 2016-08-02 | Ford Global Technologies, Llc | Three-way catalyst comprising mixture of nickel and copper |
US9630146B2 (en) | 2013-06-03 | 2017-04-25 | Ford Global Technologies, Llc | Particulate filter containing a nickel-copper catalyst |
CA2921785C (en) * | 2013-10-15 | 2017-07-04 | Halliburton Energy Services, Inc. | Optimization of engine emissions from equipment used in well site operations |
US10328372B2 (en) * | 2014-06-19 | 2019-06-25 | Corning Incorporated | Anti-microbial air filter |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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