JPH11169309A - 洗面ボウル - Google Patents

洗面ボウル

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JPH11169309A
JPH11169309A JP34350197A JP34350197A JPH11169309A JP H11169309 A JPH11169309 A JP H11169309A JP 34350197 A JP34350197 A JP 34350197A JP 34350197 A JP34350197 A JP 34350197A JP H11169309 A JPH11169309 A JP H11169309A
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JP
Japan
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rear wall
water
bowl
shelf
distribution pipe
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Pending
Application number
JP34350197A
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English (en)
Inventor
Kenji Kato
謙治 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボウル本体の上方の棚板部上に小物を載置す
ることができて便利であり、しかも、吐水カランが邪魔
にならず、外観的にも良好に納まる洗面ボウルを提供す
る。 【解決手段】 上方へ開口したボウル本体1の後端に後
壁部2を立設し、この後壁部2の前面に棚板部3を突設
し、この棚板部3の下面に吐水カラン4を付設してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上方へ開口したボ
ウル本体の後側に吐水カランを設けてなる洗面ボウルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示す如く、上方へ開口
したボウル本体1の後端に後壁部2を立設し、該後壁部
2の前面に吐水カラン4を付設してなる洗面ボウルは知
られている。この場合、ボウル本体1と後壁部2とは合
成樹脂、陶器等で一体に形成されたもので、該ボウル本
体1は洗面キャビネット7上に設置されている。洗面キ
ャビネット7の前面開口には扉パネル9が両開き式に付
設されており、該扉パネル9を開閉して同洗面キャビネ
ット7内に収納保管される洗剤、掃除道具等の物品が出
し入れされる。
【0003】又、後壁部2の上端上にはミラーキャビネ
ット8が設置されており、該ミラーキャビネット8は壁
面に対して取着固定されている。ミラーキャビネット8
の前面開口には前面が鏡面となった複数枚のミラーパネ
ル21が開閉自在に付設されており、該ミラーパネル21を
開閉して同ミラーキャビネット8内に収納保管される整
髪料、化粧品等の小物が出し入れされる。ミラーキャビ
ネット8の上端には照明器具22が設けられており、該照
明器具22で照らして前記ミラーパネル21の鏡面を見なが
ら整髪、化粧等の作業を行うことができる。
【0004】又、後壁部2の前面に付設される吐水カラ
ン4からは湯水をシャワー状に噴出させることができる
もので、該湯水の噴出量及び温度を調節する操作レバー
26も同後壁部2の前面に付設されている。したがって、
操作レバー26で適温、適量に調節された湯水を吐水カラ
ン4からシャワー状に噴出させ、該湯水のシャワーを使
用してボウル本体1上で洗面、手洗い等の作業を行うこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、後壁部2の前面に付設される吐水
カラン4及び操作レバー26が個々にボウル本体1上に突
出するので、該ボウル本体1上で洗面、手洗い等の作業
を行ったり同ボウル本体1の周辺を掃除したりする際に
邪魔になり、外観的にも納まりが悪いという問題があっ
た。又、ボウル本体の周辺に小物を載置した場合、該小
物が邪魔になって洗面、手洗い等の作業を行い難く、適
切な小物載置場がなくて不便を感じるという問題もあっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、すなわち、その
課題は、ボウル本体の上方の棚板部上に小物を載置する
ことができて便利であり、しかも、同棚板部の下面に吐
水カランが付設されて邪魔にならず、外観的にも良好に
納まる洗面ボウルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
洗面ボウルは、上方へ開口したボウル本体の後端に後壁
部を立設し、該後壁部の前面に棚板部を突設し、該棚板
部の下面に吐水カランを付設してなる。
【0008】したがって、この場合、ボウル本体の後端
に立設される後壁部の前面に棚板部が突設されているの
で、洗面、手洗い等の作業に際して邪魔にならないよう
その上方に位置する該棚板部上に小物を載置することが
できて便利である。又、同棚板部の下面に吐水カランが
付設されているので、該吐水カランは邪魔になり難いも
のであり、ボウル本体上で洗面、手洗い等の作業を行っ
たり、該ボウル本体の周辺を後壁部の前面にわたって掃
除したりし易い。しかも、同吐水カランは棚板部の下側
に位置して見え難いので、外観的にも体裁良く納まる。
【0009】本発明の請求項2記載の洗面ボウルは、上
記請求項1記載の洗面ボウルにおいて、ボウル本体に後
壁部及び棚板部を一体に形成し、吐水カランへと湯水を
供給する配水パイプを同ボウル本体から後壁部及び棚板
部の内部スペースに収容配管したことを特徴とする。
【0010】したがって、この場合は特に、ボウル本体
に後壁部及び棚板部が一体に形成されるので、その上に
小物が載置される棚板部の荷重支持強度を確保すること
ができる。しかも、吐水カランへと湯水を供給する配水
パイプが同ボウル本体から後壁部及び棚板部の内部スペ
ースに収容配管されるので、同配水パイプは露出せず邪
魔にならないように配管されて外観上支障を来すことが
ない。
【0011】本発明の請求項3記載の洗面ボウルは、上
記請求項2記載の洗面ボウルにおいて、棚板部の下面に
取着開口を形成して該取着開口にシャワーを噴出する吐
水カランを着脱自在に付設すると共に、配水パイプを柔
軟なホースで形成して該配水パイプを同取着開口に出し
入れ自在に挿通したことを特徴とする。
【0012】したがって、この場合は特に、棚板部下面
の取着開口に吐水カランが着脱自在に付設されると共に
柔軟なホースでなる配水パイプが同取着開口に出し入れ
自在に挿通されるので、吐水カランを取着開口から取り
外し該取着開口から配水パイプを引き出して、ボウル本
体の上方適宜位置に同吐水カランを移動させて使用する
ことができその使い勝手は良好であり、又、不使用時に
は、配水パイプを取着開口から棚板部及び後壁部の内部
スペースへと挿通して収容し、同取着開口に吐水カラン
を付設して支障なく納めることができる。しかも、同吐
水カランはシャワーを噴出するものであるため、該シャ
ワーとして噴出される湯水によってボウル本体上で洗
面、手洗い、洗髪等の作業を効果的に行うことができ
る。
【0013】本発明の請求項4記載の洗面ボウルは、上
記請求項3記載の洗面ボウルにおいて、ボウル本体を洗
面キャビネット上に設置し、該洗面キャビネット内から
配水パイプを同ボウル本体へと延設配管したことを特徴
とする。
【0014】したがって、この場合は特に、洗面キャビ
ネット内からその上に設置されるボウル本体へと配水パ
イプが延設配管されるので、吐水カランの取り外された
際の移動範囲を大きくするために配水パイプを長く形成
しても、該配水パイプは洗面キャビネット内に支障なく
収容配管される。
【0015】本発明の請求項5記載の洗面ボウルは、上
記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の洗面ボウ
ルにおいて、後壁部の上端前面に棚板部を突設し、同後
壁部の上端上にミラーキャビネットを設置したことを特
徴とする。
【0016】したがって、この場合は特に、後壁部の上
端上にミラーキャビネットが設置されるので、該ミラー
キャビネットは同後壁部の上端上に支持されて確実に固
定され、同ミラーキャビネット内に整髪料、化粧品等の
小物を収納保管することができるのはもちろん、同ミラ
ーキャビネットの鏡面を見ながら整髪、化粧等の作業を
行うことができる。又、後壁部の上端前面に棚板部が突
設されているので、同作業中に使用される整髪料、化粧
品等の小物を同棚板部上に仮置きすることができて便利
である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1、2は、本発明の請求項1〜
5全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の洗面
ボウルは、上方へ開口したボウル本体1の後端に後壁部
2を立設し、該後壁部2の前面に棚板部3を突設し、該
棚板部3の下面に吐水カラン4を付設してなる。この場
合、ボウル本体1に後壁部2及び棚板部3を一体に形成
し、吐水カラン4へと湯水を供給する配水パイプ5を同
ボウル本体1から後壁部2及び棚板部3の内部スペース
に収容配管している。
【0018】又、該実施形態の洗面ボウルにおいては、
棚板部3の下面に取着開口6を形成して該取着開口6に
シャワーを噴出する吐水カラン4を着脱自在に付設する
と共に、配水パイプ5を柔軟なホースで形成して該配水
パイプ5を同取着開口6に出し入れ自在に挿通してい
る。この場合、ボウル本体1を洗面キャビネット7上に
設置し、該洗面キャビネット7内から配水パイプ5を同
ボウル本体1へと延設配管している。又、後壁部2の上
端前面に棚板部3を突設し、同後壁部2の上端上にミラ
ーキャビネット8を設置してもいる。
【0019】洗面キャビネット7は木製で前面及び上面
が開口した箱型に形成され、該洗面キャビネット7の前
面開口には扉パネル9が両開き式に付設され、該扉パネ
ル9を開閉して同洗面キャビネット7内に収納保管され
る洗剤、掃除道具等の物品が出し入れされる。洗面キャ
ビネット7の上面開口にこれを塞ぐよう設置固定される
ボウル本体1は、後壁部2及び棚板部3と共に合成樹
脂、陶器等で一体に形成されている。
【0020】この場合、ボウル本体1はその上方開口を
大きくして作業スペースを大きく確保するために洗面キ
ャビネット7よりも前方へ突出されており、該前方へ突
出した曲面部分を含む幕前板部10が同ボウル本体1の前
端縁より一体に垂設されている。又、ボウル本体1の底
部には排水口11が形成されており、該排水口11に接続垂
設される排水管12は洗面キャビネット7内に収容配管さ
れる。又、ボウル本体1の下側(洗面キャビネット7
内)及び後壁部2の後側及び棚板部3の内部は中空状に
形成されており、該中空内部スペースに吐水カラン4へ
と湯水を供給する配水パイプ5が収容配管される。
【0021】洗面キャビネット7内には混合栓13が設け
られており、該混合栓13から配水パイプ5を介して吐水
カラン4へと湯水が供給される。その際、湯供給管14及
び水供給管15から湯と水が各々混合栓13に供給され、該
混合栓13で湯と水とが適宜混合されて適温の湯水となる
ように調節され、該適温に調節された湯水が吐水カラン
4へと供給される。又、配水パイプ5の途中に電磁弁16
が介設されており、該電磁弁16が開閉されることによっ
て吐水カラン4からの湯水の出水、止水動作がなされ
る。
【0022】この場合、同じく洗面キャビネット7内に
設けられる制御部17によって混合栓13及び電磁弁16の動
作が制御される。又、棚板部3の前端に温度調整用のハ
ンドル18が付設されており、該ハンドル18を回動操作す
ることによって制御部17が混合栓13を制御し、該混合栓
13から適温に調節された湯水が吐水カラン4へと供給さ
れる。その際、ハンドル18は棚板部3の前端に付設され
ているので、ボウル本体1上で使用される湯水がかかっ
たり、その付近に同湯水が溜まったりし難いものであ
り、確実な制御調節が行われる。
【0023】吐水カラン4は、図3に示す如く、多数の
噴出孔が穿設されたもので、湯水をシャワーとして噴出
することができる。該吐水カラン4は、同噴出孔を表面
に有する比較的薄い略円盤状に形成された吐水本体部
と、該吐水本体部よりも小径の略円筒状に形成された接
続基部と、でなり、該接続基部に柔軟なホースで形成さ
れて折曲自在な配水パイプ5が接続されている。又、同
吐水カラン4の吐水本体部の表面にはセンサー20が設け
られており、該センサー20が手先や頭部等の人体の一部
を感知することによって前記制御部17が電磁弁16を制御
し、該電磁弁16が開状態となって吐水カラン4から自動
的に湯水が出水される。逆に、同センサー20が人体の一
部を感知しなくなると、同吐水カラン4からの湯水は自
動的に止水される。
【0024】又、吐水カラン4は、その前記接続基部が
棚板部3の下面に形成される取着開口6に嵌合されて着
脱自在に付設されるものであり、該吐水カラン4の前記
比較的薄い吐水本体部が同棚板部3の下面から突出する
だけなので、この状態ではほとんど邪魔になることがな
い。又、棚板部3の前端には吐水カラン4を下方へ押し
出すプッシュスイッチ19が付設されており、該プッシュ
スイッチ19を押し操作することによって、同吐水カラン
4を取着開口6から下方へ簡単に取り外すことができ
る。この場合、取り外された吐水カラン4を手で持って
ボウル本体1の上方適宜位置に移動させ、該吐水カラン
4からシャワー状に噴出される湯水を使用して、洗面、
手洗い、洗髪等の作業を効果的に行うことができる。
【0025】後壁部2の上端上にはミラーキャビネット
8が設置されており、該ミラーキャビネット8は壁面に
対して取着固定されており、その際、同ミラーキャビネ
ット8は同後壁部2の上端上にも支持されて確実に固定
される。又、ミラーキャビネット8の前面開口には前面
が鏡面となった複数枚のミラーパネル21が開閉自在に付
設されており、該ミラーパネル21を開閉して同ミラーキ
ャビネット8内に収納保管される整髪料、化粧品等の小
物が出し入れされる。ミラーキャビネット8の上端には
照明器具22が設けられており、該照明器具22で照らして
前記ミラーパネル21の鏡面を見ながら整髪、化粧等の作
業を行うことができる。
【0026】又、ミラーキャビネット8の下端後側には
当接垂下部23が一体に垂設されており、該当接垂下部23
の下端が、前述の如く、後壁部2の上端上に当接支持さ
れている。同当接垂下部23の前面は鏡面となるミラーパ
ネル21の前面よりも後方へ凹んでいるので、該当接垂下
部23の前方における棚板部3上に広い載置スペースが確
保される。又、同当接垂下部23の前面には、前記照明器
具22の点灯、消灯を操作する照明スイッチ24、及び、シ
ェーバー、ドライヤー等の電源として使用されるコンセ
ント25が付設されている。
【0027】したがって、該実施形態の洗面ボウルにお
いては、ボウル本体1の後端に立設される後壁部2の前
面に棚板部3が突設されているので、洗面、手洗い等の
作業に際して邪魔にならないようその上方に位置する該
棚板部3上に、同作業中に使用する石鹸やシャンプー、
或いは、整髪料、化粧品、歯ブラシ等の小物を載置する
ことができて便利である。又、同棚板部3の下面に吐水
カラン4が付設されているので、該吐水カラン4は部分
的に突出するものでなくて邪魔になり難いものであり、
ボウル本体1上で洗面、手洗い等の作業を行ったり、該
ボウル本体1の周辺を後壁部2の前面にわたって掃除し
たりすることが容易となっている。しかも、同吐水カラ
ン4は棚板部3の下側に位置して見え難いので、外観的
にも体裁良く納まっている。
【0028】又、該実施形態の洗面ボウルにおいては、
ボウル本体1に後壁部2及び棚板部3が一体に形成され
ていて、その上に小物が載置される同棚板部2の荷重支
持強度は確保されている。しかも、吐水カラン4へと湯
水を供給する配水パイプ5が同ボウル本体1から後壁部
2及び棚板部3の中空内部スペースに収容配管されるの
で、同配水パイプ5は露出せず邪魔にならないように配
管されて外観上支障を来すことがない。
【0029】又、棚板部3下面の取着開口6に吐水カラ
ン4が着脱自在に付設されると共に柔軟なホースでなる
配水パイプ5が同取着開口6に出し入れ自在に挿通され
ているので、吐水カラン4を取着開口6から取り外し該
取着開口6から配水パイプ5を引き出して、ボウル本体
1の上方適宜位置に同吐水カラン4を手で持ち移動させ
て使用することができその使い勝手は良好である。又、
不使用時には逆に、配水パイプ5を取着開口6から棚板
部3及び後壁部2の内部スペースへと挿通して収容し、
同取着開口6に吐水カラン4を付設して邪魔にならない
ように納めることができてる。しかも、同吐水カラン4
は湯水をシャワー状に噴出するものであるため、該シャ
ワーとして噴出される湯水によってボウル本体1上で洗
面、手洗い、洗髪等の作業を効果的に行うことができ
る。
【0030】又、洗面キャビネット7内からその上に設
置されるボウル本体1へと配水パイプ5が延設配管され
ているので、前述の如く、吐水カラン4が取り外された
際に該吐水カラン4の移動範囲を大きくするために、配
水パイプ5は長く形成されているが、この場合であって
も、該配水パイプ5は同洗面キャビネット7内に支障な
く収容配管されている。
【0031】又、後壁部2の上端上にミラーキャビネッ
ト8が設置されるので、該ミラーキャビネット8は同後
壁部2の上端上に支持されて確実に固定され、同ミラー
キャビネット8内に整髪料、化粧品等の小物を収納保管
することができるのはもちろん、同ミラーキャビネット
8のミラーパネル21前面の鏡面を見ながら整髪、化粧等
の作業を行うことができる。又、後壁部2の上端前面に
棚板部3が突設されているので、同作業中に使用される
整髪料、化粧品等の小物を同棚板部3上に仮置きするこ
とができて便利である。
【0032】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の洗
面ボウルにおいては、棚板部上に小物を邪魔にならない
よう載置することができて便利であり、該棚板部の下面
に付設された吐水カランも邪魔になり難いものであり、
洗面、手洗い等の作業やボウル本体周辺の掃除を容易に
行うことができ、外観的にも体裁良く納まる。
【0033】又、本発明の請求項2記載の洗面ボウルに
おいては、特に、ボウル本体と一体に形成される棚板部
の荷重支持強度が確保され、吐水カランへと湯水を供給
する配水パイプは露出せず邪魔にならないように収容配
管されて外観上支障を来すことがない。
【0034】又、本発明の請求項3記載の洗面ボウルに
おいては、特に、吐水カランをボウル本体の上方適宜位
置に移動させて使用することができてその使い勝手は良
好であり、又、不使用時には該吐水カランを支障なく納
めることができ、しかも、同吐水カランからシャワーと
して噴出される湯水によってボウル本体上で洗面、手洗
い、洗髪等の作業を効果的に行うことができる。
【0035】又、本発明の請求項4記載の洗面ボウルに
おいては、特に、洗面キャビネット内からその上に設置
されるボウル本体へと配水パイプが延設配管され、吐水
カランの移動範囲を大きくするために配水パイプを長く
形成しても、該配水パイプは洗面キャビネット内に支障
なく収容配管される。
【0036】又、本発明の請求項5記載の洗面ボウルに
おいては、特に、確実に固定されるミラーキャビネット
内に小物を収納することができ、同ミラーキャビネット
を見ながら整髪、化粧等の作業を行うことができ、該作
業中に使用される整髪料、化粧品等の小物を棚板部上に
仮置きすることもできて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である洗面ボウルを示す要
部断面図。
【図2】同洗面ボウルを示す斜視図。
【図3】同洗面ボウルにおける吐水カランを示す斜視
図。
【図4】従来例である洗面ボウルを示す斜視図。
【符号の説明】
1 ボウル本体 2 後壁部 3 棚板部 4 吐水カラン 5 配水パイプ 6 取着開口 7 洗面キャビネット 8 ミラーキャビネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方へ開口したボウル本体の後端に後壁
    部を立設し、該後壁部の前面に棚板部を突設し、該棚板
    部の下面に吐水カランを付設してなる洗面ボウル。
  2. 【請求項2】 ボウル本体に後壁部及び棚板部を一体に
    形成し、吐水カランへと湯水を供給する配水パイプを同
    ボウル本体から後壁部及び棚板部の内部スペースに収容
    配管したことを特徴とする請求項1記載の洗面ボウル。
  3. 【請求項3】 棚板部の下面に取着開口を形成して該取
    着開口にシャワーを噴出する吐水カランを着脱自在に付
    設すると共に、配水パイプを柔軟なホースで形成して該
    配水パイプを同取着開口に出し入れ自在に挿通したこと
    を特徴とする請求項2記載の洗面ボウル。
  4. 【請求項4】 ボウル本体を洗面キャビネット上に設置
    し、該洗面キャビネット内から配水パイプを同ボウル本
    体へと延設配管したことを特徴とする請求項3記載の洗
    面ボウル。
  5. 【請求項5】 後壁部の上端前面に棚板部を突設し、同
    後壁部の上端上にミラーキャビネットを設置したことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の
    洗面ボウル。
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