JPH11168045A - 半導体製造装置およびウェハの処理方法 - Google Patents

半導体製造装置およびウェハの処理方法

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JPH11168045A
JPH11168045A JP9332584A JP33258497A JPH11168045A JP H11168045 A JPH11168045 A JP H11168045A JP 9332584 A JP9332584 A JP 9332584A JP 33258497 A JP33258497 A JP 33258497A JP H11168045 A JPH11168045 A JP H11168045A
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wafer
chamber
cover
gas passage
gas
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JP9332584A
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Satoshi Miyagi
聡 宮城
Yoshiaki Yamada
善章 山田
Takayuki Saito
隆幸 斉藤
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    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハの均一なベークを行なうことが可能と
なる半導体製造装置を提供する。 【解決手段】 ホットプレートユニット1は、カバー2
を備える。カバー2は、内壁面2cと排気口6とを備え
る。排気口6直下には、通気孔4aを有するプレート4
が設けられる。プレート4と主面7a間の間隔と、主面
7aと内壁面2c間の間隔は等しい。また、ホットプレ
ートユニット1は、排気量を0.1(リットル/分)以
上1(リットル/分)以下に抑制するための排気量調整
弁5a,5bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造装置
に関し、特に、写真製版工程においてウェハをベークす
るための半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程における写真製版
工程では、ウェハ上にレジストを塗布し、それを所定形
状にパターニングする。その際に、レジストには、デハ
イドベーク(DH)、アドヒージョンベーク(AD)、
プリベーク(PB)、ポストエクスポジャベーク(PE
B)、ポストディベロップメントベーク(PDB)等の
ベークを施す。
【0003】図4には、上記の各ベーク処理を行なうこ
とが可能な半導体製造装置の一例であるホットプレート
ユニット1が示されている。図4を参照して、ホットプ
レートユニット1は、チャンバ8内に設けられたベーク
プレート3と、カバー2とを備える。ベークプレート3
は、ヒータによって常に加熱状態におかれ、一定温度に
保たれている。カバー2は、排気口6と、内壁面2cと
を有する。また、ホットプレートユニット1には、チャ
ンバ8内に気体を供給するための給気口9が設けられて
いる。
【0004】次に、上記の構造を有するホットプレート
ユニット1を用いたベーク方法について説明する。ま
ず、ウェハ7は、ロボットアーム等によりチャンバ8内
におけるベークプレート3上に載置される。このとき、
ウェハ7とベークプレート3とは、密着状態あるいは点
接触状態(プロキシミティベーク)とされる。チャンバ
8内は、大気、DA(Dry Air )、N2 等で満たされ
る。そして、この状態で、ウェハ7に一定時間のベーク
処理が施される。このとき、カバー2に設けられた排気
口6から常時2〜3(リットル(L)/分(min))
程度の量の排気が行なわれる。上記のようにしてウェハ
7にベーク処理を施した後、チャンバ8内からウェハ7
が取出され、ベークが完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ホットプレートユニット1では、排気口6を設けるとと
もにカバー2の内壁面2cを傾斜させて排気効率を向上
させるよう工夫していた。また、排気量に関しても、チ
ャンバ8内の昇華物の結晶化を抑制すべく、2〜3(リ
ットル/分)以上程度と大きくしていた。
【0006】しかしながら、上記のような昇華物対策も
重要であるが、ウェハ7を均一にベークすることも重要
である。それは、ウェハ7の均一なベークが、パターニ
ング後の線幅等の主面7aにおける均一性に影響を及ぼ
すからである。
【0007】図5には、従来のホットプレートユニット
1を用いて、レジストの熱だれ(Thermal Flow)を利用
したホール径縮小プロセスを行なった後のウェハ7の主
面7aにおけるホール径の分布(ウェハ面内分布)が示
されている。この図に示されるように、ウェハ7の中央
部でのホール径が他よりも極端に大きくなっていること
がわかる。このことより、従来のホットプレートユニッ
ト1ではウェハ7の均一なベークが困難であることがわ
かる。それは、上記のような従来のホットプレートユニ
ット1では、チャンバ8内の気流やカバー2からの輻射
熱の影響があまり考慮されていないためであると考えら
れる。したがって、特に、ホール径縮小プロセス等の熱
処理に敏感なプロセスには上記のような従来のホットプ
レートユニット1は使用できない。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、ウェハ
7を均一にベークすることが可能となる半導体製造装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体製
造装置は、ウェハをベークするためのものである。1つ
の局面では、半導体製造装置は、チャンバと、加熱部
と、カバーと、給排気口と、通気孔を有する部材とを備
える。加熱部は、チャンバ内に配置され、その上にウェ
ハが載置される。カバーは、加熱部上に載置されたウェ
ハの主面と対向する内壁面を有し、ウェハの主面とカバ
ーの内壁面との間隔は一定である。給排気口は、ウェハ
の主面と対向する位置に設けられ、給気あるいは排気を
行なう。通気孔を有する部材は、ウェハの主面との間の
間隔がカバーの内壁面とウェハの主面との間の間隔と同
一となるように給排気口とウェハとの間に設けられる。
【0010】上記のように、カバーの内壁面とウェハの
主面との間の間隔を一定とすることにより、カバーの内
壁面からの輻射線によって該内壁面と対向するウェハの
主面に輻射熱を均一に発生させることが可能となる。ま
た、給排気口とウェハとの間であってカバーの内壁面と
ほぼ同じ高さの位置に上記のような部材を設けることよ
り、この部材からの輻射線によって該部材と対向するウ
ェハの主面に輻射熱を発生させることが可能となる。以
上のことより、ウェハの主面に均一に輻射熱を発生させ
ることが可能となり、ウェハを均一にベークすることが
可能となる。また、上記の部材が通気孔を有することに
より、この通気孔を通して適量の給排気を行なえる。そ
れにより、チャンバ内での昇華物の結晶化を抑制するこ
とも可能となる。
【0011】上記のチャンバ内には、好ましくは、外部
から気体が供給される。この気体は、カバーを通過した
後にチャンバ内に送り込まれる。そして、カバーは、チ
ャンバ内に送り込まれる上記の気体の温度を上昇させる
ための気体通路を有することが好ましい。
【0012】上記のようにカバーが気体通路を有するこ
とにより、この気体通路を通過する際に温められた気体
をチャンバ内に送り込むことが可能となる。それによ
り、外部からチャンバ内に送り込まれる気体によりウェ
ハが冷却されることを阻止することが可能となる。この
ことも、ウェハの均一なベークに寄与し得る。
【0013】上記のカバーには、好ましくは、給排気口
と連通する第1の気体通路と、チャンバを介して第1の
気体通路と連通する第2の気体通路とが設けられる。そ
して、第2の気体通路は、好ましくは、第1の気体通路
とカバーの内壁面とに沿って設けられる。
【0014】上記のように、第2の気体通路が第1の気
体通路とカバーの内壁面とに沿って設けられることによ
り、第2の気体通路をたとえば給気用通路として用いた
場合に、第1の気体通路を通して排気される気体とカバ
ーの内壁面とによって第2の気体通路内に供給される気
体を加熱することが可能となる。それにより、加熱装置
を新たに設けることなく第2の気体通路を通過する気体
を加熱することが可能となる。なお、第1の気体通路を
給気用通路として使用し、第2の気体通路を排気用通路
として使用した場合にも同様の効果が期待できる。
【0015】上記の部材は、好ましくは、通気孔が均一
に設けられたプレートである。また、その部材の周縁部
は、好ましくは、カバーの内壁面と接続される。
【0016】上記のように部材に通気孔が均一に設けら
れることにより、適量の給排気を行なうことが可能とな
る。それにより、チャンバ内で適度な気流を発生させる
ことができ、昇華物の結晶化を効果的に抑制しつつ伝熱
特性を向上させることが可能となる。また、部材の周縁
部がカバーの内壁面と接続されることにより、部材をカ
バーの内壁面と同じ高さの位置に固定することが可能と
なる。それにより、ウェハの主面にほぼ均一に輻射熱を
発生させることが可能となる。
【0017】この発明の他の局面では、半導体製造装置
は、排気量を0.1(リットル/分)以上1(リットル
/分)以下に調整する排気量調整弁を備える。
【0018】上記のように、排気量を0.1(リットル
/分)以上1(リットル/分)以下に調整することによ
り、図3に示されるように、ホール径縮小プロセスにお
けるホール径のばらつきを抑制することが可能となる。
この結果より、上記の範囲内に排気量を設定すること
が、ウェハの均一なベークに効果的に寄与し得るものと
考えられる。なお、排気量を0.1(リットル/分)よ
り小さくした場合には、チャンバ内に強制的に気流を発
生させることが困難となり、チャンバ内における昇華物
の堆積が懸念される。したがって、排気量は、0.1
(リットル/分)以上であることが好ましい。
【0019】上記の他の局面における半導体製造装置
は、好ましくは、チャンバとカバーとを有する。カバー
には、排気口と、この排気口の周囲にチャンバ内に気体
を送り込むための気体通路とが設けられる。また、排気
口の周囲には、気体通路と連通するように複数の排気量
調整弁が設けられる。
【0020】上記のように、排気口の周囲に、チャンバ
内に気体を送り込むための気体通路を設けることによ
り、たとえばチャンバ内に複数箇所から気体を供給する
ことが可能となる。また、排気口を取囲むように気体通
路を設けた場合には、チャンバを囲む側壁近傍から均等
にチャンバ内に気体を供給することが可能となる。それ
により、たとえば少量の気体をチャンバ内に供給するだ
けでチャンバ内に適度な気流を強制的に発生させること
が可能となる。このことも、ウェハの均一なベークに効
果的に寄与し得る。
【0021】本発明に係るウェハの処理方法は、上述の
半導体製造装置を用いてウェハを処理することを特徴と
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、この
発明の1つの実施の形態について説明する。図1は、こ
の発明の1つの実施の形態におけるホットプレートユニ
ット1を示す断面図である。
【0023】図1を参照して、この発明に係るホットプ
レートユニット1は、チャンバ8を覆うように取付けら
れるカバー2と、チャンバ8内に設置されるベークプレ
ート3と、排気量調整弁5a,5bとを備える。ベーク
プレート3はヒータによって一定温度に保たれ、ベーク
プレート3上にウェハ7が載置される。カバー2は、排
気口6と、第1と第2の気体通路2a,2bと、内壁面
2cと、プレート4とを備える。
【0024】排気口6は、ベークプレート3上に載置さ
れた状態のウェハ7の主面7aと対向する位置に設けら
れる。この場合であれば、排気口6は、ウェハ7の上方
に位置するカバー2の中央部に設けられている。第1の
気体通路2aは、排気口6から連続して下方に延び、プ
レート4に達する。
【0025】第2の気体通路2bは、第1の気体通路2
aと隣接して設けられる。この場合であれば、第2の気
体通路2bは、第1の気体通路2aの周囲に設けられて
いる。第2の気体通路2bは、第1の気体通路2aの全
周を取り囲むように設けられてもよく、第1の気体通路
2aの周囲に複数個設けられてもよい。この第2の気体
通路2bの一端と連通するように排気量調整弁5a,5
bが設けられる。また、第2の気体通路2bの他端は、
チャンバ8を囲むホットプレートユニット1の側壁近傍
に位置するチャンバ8内の空間(以下、チャンバ8の周
縁部と称する)と連通している。
【0026】カバー2の内壁面2cは、ベークプレート
3上に載置されたウェハ7の主面7aと対向するように
設けられ、内壁面2cと主面7aとの間隔Dは一定とな
るように調整される。それにより、内壁面2cと対向す
るウェハ7の主面7aに均一に輻射熱を発生させること
が可能となる。
【0027】排気口6の直下にはプレート4が設置され
る。このプレート4は通気孔4aを有し、この通気孔4
aを通してチャンバ8内の気体が第1の気体通路2a内
に送り込まれる。通気孔4aは、微小な開口径を有し、
プレート4に均一に設けられることが好ましい。それに
より、チャンバ8内において適度な気流を維持しながら
チャンバ8内の気体を少しずつ排出することが可能とな
る。また、プレート4は、内壁面2cと同じ高さの位置
に設けられる。それにより、プレート4直下に位置する
主面7aに内壁面2cの場合と同等の輻射熱を発生させ
ることが可能となる。
【0028】排気量調整弁5a,5bは、ホットプレー
トユニット1の排気量を、0.1(リットル/分)以上
1(リットル/分)以下の範囲内に調整するためのもの
である。排気量を上記の範囲内に設定することがウェハ
の均一なベークに効果的に寄与し得る。
【0029】図3には、熱処理に敏感なプロセスの一例
であるレジストの熱だれ(ThermalFlow)を利用したホ
ール径縮小プロセスを実施した場合のホール径のばらつ
きと排気量との関係が示されている。この図3に示され
るように、排気量が0.1(リットル/分)以上1.0
(リットル/分)以下であることによりホール径のばら
つきが抑制されているのがわかる。つまり、ウェハが均
一にベークされていることがわかる。
【0030】なお、排気量が0.1(リットル/分)よ
り小さい場合には、チャンバ8内において強制的に気流
を発生させることが困難となり、チャンバ8内における
昇華物の堆積が懸念される。よって、排気量を上記の範
囲内のものとすることにより、チャンバ8内の昇華物の
堆積を抑制しつつウェハの均一なベークを行なうことが
可能となる。
【0031】次に、図1に示されるホットプレートユニ
ット1を用いたベーク方法について説明する。まず、ロ
ボットアーム等を用いて、チャンバ8内におけるベーク
プレート3上にウェハ7を載置する。そして、排気量調
整弁5a,5bを用いてチャンバ8内の気体の排気量を
上述の範囲内に保持しつつベークプレート3によりウェ
ハ7を加熱する。このとき、チャンバ8内に供給される
気体は、図1における矢印に従って第2の気体通路2
b、チャンバ8および第1の気体通路2aを順次通過し
て外部に排出されることとなる。
【0032】第2の気体通路2bは、図1に示されるよ
うに、第1の気体通路2aと隣接し、かつカバー2の内
壁面2cに沿って延在している。そのため、第2の気体
通路2b内に供給された気体は、第1の気体通路2aを
通して排出される気体と、内壁面2cとの双方によって
加熱される。このように加熱された後の気体が、チャン
バ8の周縁部近傍からチャンバ8内に供給される。その
ため、チャンバ8内に外部から気体が供給されることに
よるウェハ7の冷却を効果的に阻止することが可能とな
る。
【0033】上記のようにしてチャンバ8内に送り込ま
れた気体は、排気量調整弁5a,5bによって排気量が
上述のように微小となるように制御されているので、チ
ャンバ8の周縁部から中央部に向かって緩やかに流れ、
通気孔4aから第1の気体通路2a内に送り込まれる。
このようにチャンバ8内において気体が緩やかに流れる
ことにより、ウェハ7上での気流の均一性を向上させる
ことが可能となる。このことも、ウェハの均一なベーク
に寄与し得る。
【0034】また、図1に示されるように、複数の箇所
からチャンバ8内に気体を供給することにより、チャン
バ8内の気体を、より効果的にプレート4に向けて流動
させることが可能となる。それにより、チャンバ8内に
おける昇華物の堆積を効果的に抑制することが可能とな
る。さらに、前述のように、プレート4と内壁面2cと
の双方が一定間隔をあけてウェハ7の主面7aと対向す
る位置に設けられているので、ウェハ7の主面7a全面
に均一に輻射熱を発生させることが可能となる。
【0035】以上のことより、図1に示されるホットプ
レートユニット1を使用することにより、均一なウェハ
7のベークを行なうことが可能となると考えられる。そ
こで、本願の発明者らは、かかる効果を確認すべく、図
1に示されるホットプレートユニット1を用いてホール
径縮小プロセスを行なった。その結果が図2に示されて
いる。この図2に示されるように、本願発明によれば、
ホール径のばらつきが、図5に示される従来例の場合よ
りも格段に小さくなっているのがわかる。つまり、本発
明に係るホットプレートユニット1を用いることによ
り、ウェハ7の均一なベークを行なうことが可能とな
る。
【0036】なお、図1に示される実施の形態では、第
2の気体通路2b側から気体を供給したが、第1の気体
通路2a側から気体を供給してもよい。また、プレート
4としては、メッシュ状の部材を採用することも可能で
ある。また、上述の実施の形態では、熱処理に敏感なプ
ロセスであるレジストの熱だれ(Thermal Flow)を利用
したホール径縮小プロセスに本発明に係るホットプレー
トユニット1を適用する場合について説明したが、D
H、AD、PB、PEB、PDB等のベークにも本発明
に係るホットプレートユニット1は使用可能である。
【0037】以上のようにこの発明の1つの実施の形態
について説明を行なったが、今回開示された実施の形態
はすべての点で例示であって制限的なものではないと考
えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲に
よって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲
内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の1つの
局面の半導体製造装置によれば、カバーの内壁面および
通気孔を有する部材とウェハの主面との間隔を一定にし
ているので、ウェハの主面に均一に輻射熱を発生させる
ことが可能となる。それにより、ウェハの均一なベーク
を行なうことが可能となる。
【0039】この発明の他の局面の半導体製造装置で
は、従来例と比べて排気量が微小となるように調整され
ている。それにより、半導体製造装置のチャンバ内にお
ける気体の流れを、均一かつ緩やかなものとすることが
可能となる。このことも、均一なウェハのベークに寄与
し得る。
【0040】この発明に係るウェハの処理方法によれ
ば、上述の半導体製造装置を用いてウェハを処理するの
で、ウェハの均一な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1つの実施の形態におけるホット
プレートユニットを模式的に示す断面図である。
【図2】 図1に示されるホットプレートユニットを用
いてホール径縮小プロセスを実施した場合のウェハの主
面におけるホール径の分布を示す図である。
【図3】 本発明に係るホットプレートユニットの排気
量とホール径のばらつきとの関係を示す図である。
【図4】 従来のホットプレートユニットの一例を模式
的に示す断面図である。
【図5】 図4に示されるホットプレートユニットを用
いてホール径縮小プロセスを実施した場合のウェハの主
面におけるホール径の分布を示す図である。
【符号の説明】
1 ホットプレートユニット、2 カバー、2a 第1
の気体通路、2b 第2の気体通路、2c 内壁面、3
ベークプレート、4 プレート、4a 通気孔、5
a,5b 排気量調整弁、6 排気口、7 ウェハ、7
a 主面、8 チャンバ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハをベークするための半導体製造装
    置であって、 チャンバと、 前記チャンバ内に配置され、その上に前記ウェハが載置
    される加熱部と、 前記ウェハの主面と対向する内壁面を有し、前記加熱部
    上に載置された前記ウェハの主面と前記内壁面との間隔
    が一定であるカバーと、 前記ウェハの主面と対向する位置に設けられ、給気ある
    いは排気を行なう給排気口と、 前記ウェハの主面との間の間隔が前記カバーの内壁面と
    前記ウェハの主面との間の間隔と同一となるように前記
    給排気口と前記ウェハとの間に設けられ、通気孔を有す
    る部材と、を備えた半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記チャンバ内には、外部から気体が供
    給され、 前記気体は、前記カバー内を通過した後に前記チャンバ
    内に送り込まれ、 前記カバーは、前記チャンバ内に送り込まれる前記気体
    の温度を上昇させるための気体通路を有する、請求項1
    に記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーには、前記給排気口と連通す
    る第1の気体通路と、前記チャンバを介して前記第1の
    気体通路と連通する第2の気体通路とが設けられ、 前記第2の気体通路は、前記第1の気体通路と前記カバ
    ーの内壁面とに沿って設けられる、請求項2に記載の半
    導体製造装置。
  4. 【請求項4】 前記部材は、前記通気孔が均一に設けら
    れたプレートであり、 前記部材の周縁部は、前記カバーの内壁面と接続され
    る、請求項1から3のいずれかに記載の半導体製造装
    置。
  5. 【請求項5】 ウェハをベークするための半導体製造装
    置であって、 排気量を0.1(リットル/分)以上1(リットル/
    分)以下に調整する排気量調整弁を備えたことを特徴と
    する、半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体製造装置は、チャンバと、カ
    バーとを有し、 前記カバーには、排気口と、該排気口の周囲に前記チャ
    ンバ内に気体を送り込むための気体通路とが設けられ、 前記排気口の周囲には、前記気体通路と連通するように
    複数の前記排気量調整弁が設けられる、請求項5に記載
    の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の半導体製造装置を用い
    てウェハを処理したことを特徴とする、ウェハの処理方
    法。
JP9332584A 1997-12-03 1997-12-03 半導体製造装置およびウェハの処理方法 Pending JPH11168045A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9332584A JPH11168045A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 半導体製造装置およびウェハの処理方法
US09/088,702 US6217319B1 (en) 1997-12-03 1998-06-02 Semiconductor manufacturing device and method of processing wafer

Applications Claiming Priority (1)

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