JPH11166677A - フランジ締結具及びこれを用いた配管接続部構造 - Google Patents

フランジ締結具及びこれを用いた配管接続部構造

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JPH11166677A
JPH11166677A JP9333832A JP33383297A JPH11166677A JP H11166677 A JPH11166677 A JP H11166677A JP 9333832 A JP9333832 A JP 9333832A JP 33383297 A JP33383297 A JP 33383297A JP H11166677 A JPH11166677 A JP H11166677A
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flange
pipe
fastening
pair
connecting portion
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JP9333832A
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Inventor
Yoshifumi Sugiyama
好文 杉山
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ締結具が安価に生産でき、しかも、
施工者が安全、かつ、容易に配管接続作業を行なうこと
ができるようにする。 【解決手段】 配管2と給水口3の両端部に設けたフラ
ンジ部14、15を突き合わせた配管連結部に、外側が
軟質材料からなる保護部材22で覆われ、内側に一対の
締結部材20、20を備えたフランジ締結具13を弾性
変形させながら半径方向から押し込んでスナップ作用で
嵌め込み、接続して、配管2と給水口3とが外れるのを
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの配管の端部
に設けたフランジ部同士を突き合わせた配管連結部を締
結するフランジ締結具およびこれを用いた配管接続部構
造に関し、特に、便器上に設置する人体局部洗浄装置に
給水する配管接続部に好適なフランジ締結具およびこれ
を用いた配管接続部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】人体局部洗浄装置は便器上に設置され、
トイレ内の配管設備から配管を分岐して給水を受けるよ
うにしている。従来、この人体局部洗浄装置に給水する
配管接続部構造としては、図7および図8に示す配管接
続部構造が知られている。
【0003】図7に示す配管接続部構造においては、洗
浄装置本体1の裏側に設けられた給水口3と、トイレ内
の配管設備10から分岐した配管2とを、Oリング5
(シール材)を挟んで付き合わせ、配管2の先端部に取
り付けた締結要素4の袋ナットを給水口3のねじ部にね
じ締めすることにより接続している。
【0004】図8は、実開平7−42389号公報によ
る配管接続部構造を示し、配管2と給水口3の各端部に
設けたフランジ部6、6同士を突き合わせた配管連結部
に、半径方向から金属板製のフランジ締結具7を弾性変
形させながら押し込んでスナップ作用で係合穴8にフラ
ンジ部6、6を嵌め込み、縁部9、9を配管2と給水口
3の各外周に押し当てて、配管2と給水口3とを接続し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、図7に示した配管接続部構造においては、配管接続
作業にスパナ等の工具が必要で作業能率が悪く、図8に
示した配管接続部構造においては、フランジ締結具7が
薄い金属板製であるので、生産時にバリ取り作業を必要
として生産性が悪く、また、配管接続作業時に施工者が
縁部9で手を傷つけることがあった。
【0006】本発明は、上述したような問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、容易に、安
価に生産でき、しかも、施工者が安全、かつ、容易に配
管接続作業を行なうことができるフランジ締結具および
これを用いた配管接続部構造を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1のフランジ締結具の発明は、図3に示す
ように、二つの配管(配管2及び給水口3)の端部に設
けたフランジ部14、15同士を突き合わせた配管連結
部を締結するフランジ締結具13において、突き合わせ
たフランジ部14、15を収容する空間18と、該空間
18の両側で両フランジ部の背面14B、15Bと接す
る内側端面19、19とを有して、両フランジ部14、
15を半径方向両側から抱えるようにした一対の締結部
材20、20と、該一対の締結部材20、20の一側を
連結する連結部21と、上記締結部材20、20の外周
を覆う保護部材22、22とを具備することを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のフラン
ジ締結具において、図3に示すように、連結部21が弾
力性を有することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載のフラン
ジ締結具において、図3に示すように、締結部材20の
連結部21で連結されていない側にセルフヒンジ部23
が設けられ、該セルフヒンジ部23により配管連結部か
らのフランジ締結具13の脱落が防止されることを特徴
とする。
【0010】請求項4のフランジ締結具の発明は、図3
に示すように、二つの配管(配管2及び給水口3)の端
部に設けたフランジ部14、15同士を突き合わせた配
管連結部を締結するフランジ締結具13において、断面
コ字状の溝18に突き合わせたフランジ部14、15を
収容して、両フランジ部14、15を半径方向両側から
抱えるようにした一対の締結部材20、20と、該一対
の締結部材20、20の外周を覆い、かつ、これら締結
部材20、20の一側を連結する連結部21と、他側に
設けたセルフヒンジ部23とを有する保護部材22とを
具備することを特徴とする。
【0011】請求項5のフランジ締結具の発明は、図3
に示すように二つの配管(配管2及び給水口3)の端部
に設けたフランジ部14、15同士を突き合わせた配管
連結部を締結するフランジ締結具30(図6参照)にお
いて、両端部26A、26A)をフランジ部14、15
外周から離し、中央部26Bを配管の管部に沿わせて湾
曲し、中央部26Bからこれに連なる両端部26A、2
6Aの一部にかけて設けた方形の係合穴31を設けた一
対の板状の締結部材26、26と、該一対の締結部材2
6、26の一側を連結する弾力性のある連結部27と、
上記締結部材26、26の外周を覆う軟質材料からなる
保護部材28、28とを具備し、上記係合穴31、31
を突き合わせたフランジ部14、15に係合して、両フ
ランジ部14、15を半径方向両側から抱えるようにし
て配管連結部を締結することを特徴とする。
【0012】請求項6の配管接続部構造の発明は、図2
に示すように、二つの配管(配管2及び給水口3)の端
部に設けたフランジ部14、15同士を突き合わせた配
管連結部と、上記二つの配管(配管2及び給水口3)の
間に設けたOリング5(シール材)と、突き合わせたフ
ランジ部14、15を収容する空間18(図3参照)
と、該空間18の両側で両フランジ部の背面14B、1
5Bと接する内側端面19、19(図3参照)とを有す
る一対の締結部材20、20と、該一対の締結部材2
0、20の一側を連結する連結部21(図3参照)と、
上記締結部材20、20の外周を覆う保護部材22とを
有するフランジ締結具13とを具備し、フランジ締結具
13の一対の締結部材20、20が、両フランジ部1
4、15を半径方向両側から抱えるようにして、突き合
わせたフランジ部14、15を締結することを特徴とす
る。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の配管接続部
構造において、図3に示すように、連結部21が弾力性
を有し、連結部の弾力により両フランジ部14、15を
半径方向両側から抱えるようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項6の配管接続部
構造において、図3に示すようにフランジ締結具にセル
フヒンジ部23が設けられ、該セルフヒンジ部23によ
り配管連結部からのフランジ締結具14、15の脱落が
防止されることを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、請求項6の配管接続部
構造において、図2に示すように、Oリング5(シール
材)が、一方の配管のフランジ部2から突出し他方の配
管3内に挿入された嵌合部16に設けられたことを特徴
とする。
【0016】なお、本発明における「配管」には、例え
ば、洗浄装置本体の裏側に設けられた給水口のように、
管状の部分があって、その部分が配管の機能を有するも
のを含む。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる配管接続部
構造の実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態による配管接
続部構造を人体局部洗浄装置に用いた状態を示す斜視図
で、1は人体局部洗浄装置の洗浄装置本体で、この洗浄
装置本体1は便器12上に載置され、その背面片側には
給水口3が設けられている。一方、トイレ内の配管設備
10から分岐された配管2の先端部には、Oリング5
(シール材)が取り付けられ、フランジ締結具13が上
記配管2と給水口3との配管連結部を接続するようにな
っている。
【0019】図2は、図1の配管接続部の詳細を示す断
面図で、上記給水口3の配管部3Aの端部にはフランジ
部14が、配管2の端部にはフランジ部15が、金属製
の場合は溶接、プラスチック製の場合は接着等によりそ
れぞれ取り付けられ、これらのフランジ部14、15同
士が突き合わされて配管連結部を構成する。
【0020】配管2のフランジ部15からは嵌合部16
が突出しており、この嵌合部16の外周にはOリング用
溝17が形成されていて、このOリング用溝17にOリ
ング5(シール材)が嵌め込まれ、嵌合部16が給水口
3の配管部3A内に挿入されて、配管連結部をシールす
る。これにより、配管連結部からの水漏れが防止され
る。
【0021】上記のフランジ部14、15を突き合わせ
た配管連結部は、フランジ締結具13によって締結され
接続される。フランジ締結具13は、図3および図4に
示すように、フランジ部14、15を収容する断面コ字
状の溝(空間)18と、この溝(空間)18の両側で両
フランジ部の背面14B、15Bと接する内側端面1
9、19とを有して、両フランジ部14、15をフラン
ジの半径方向両側から抱えるようにした一対の締結部材
20、20と、この一対の締結部材20、20の各一側
を連結する弾力性のある連結部21と、上記締結部材2
0、20の外周を覆い、連結部21と一体の保護部材2
2、22と、締結部材20、20の連結部21で連結さ
れていない側に、締結部材20、20と一体に設けたセ
ルフヒンジ部23が設けられている。
【0022】上記連結部21と保護部材22、22とセ
ルフヒンジ部23とは、本実施の形態では、弾力性のあ
る軟質のプラスチック、例えば、ポリプロピレン、ポリ
アミド、あるいはゴムで一体に成形され、セルフヒンジ
部23は一方の保護部材22と薄肉部23Aで繋がり、
この薄肉部23Aが屈曲自在となっている。セルフヒン
ジ部23の先端には鉤部23Bが形成され、セルフヒン
ジ部23が付いていない他方の保護部材22の端には係
止部23Cが形成されていて、鉤部23Bをこの係止部
23Cに引っ掛けて、フランジ締結具13が配管連結部
から外れるのを防ぐようになっている。
【0023】プラスチックあるいはゴムの一体成形とし
た連結部21と保護部材22とセルフヒンジ部23との
全体は、施工者の手に対する保護機能を持ち、21、2
2および23全体を連結部21、締結部材20の保護カ
バー22、セルフヒンジ部23を有する保護部材という
こともできる。
【0024】上記締結部材20の材料は、配管2内に加
わる水圧、配管2に加わる外力に耐えられ、比較的引っ
張り強さが高く、湿気に強く耐食性のある材料、例え
ば、ガラスファイバー入りプラスチック、ステンレス鋼
等が好適である。締結部材20と保護部材22とは、本
実施の形態では、接着により結合している。上記連結部
21は、その形状をやや薄肉にしたり、図3に示すよう
に円弧状にしたりして、弾力性を持たせている。
【0025】このように構成されるフランジ締結具13
を、配管連結部のフランジの半径方向から押し込んで、
連結部21の弾力によるスナップ作用で嵌め込むことに
より、突き合わせたフランジ部14、15を締結する。
フランジ締結具13は配管連結部に着脱自在に固定され
る。これにより、配管2が給水口3から水圧等で外れる
のを防ぎ、Oリング5(シール材)部分の水密性を維持
しながら、洗浄装置本体1(図1参照)に水を導入する
ことができる。更に、セルフヒンジ部23の鉤部23B
と係止部23Cとを引っ掛けて係止させれば、外力等に
よるフランジ締結具13の配管連結部からの脱落を防止
でき、安全性を増す。
【0026】このフランジ締結具13を用いて配管接続
を行なえば、施工の際は、施工者は柔らかい連結部2
1、保護部材22、セルフヒンジ部23に触れるだけで
済むから手を傷つけることがない。
【0027】なお、締結部材20と保護部材22とを結
合するには、上述の接着の他、締結部材20と保護部材
22との一方に凹部、他方に凸部を形成して、この凹部
凸部を嵌合したり、締結部材20が金属製の場合には、
締結部材20を保護部材22等を成形する際にインサー
トして成形したり、保護部材22とする溶融したプラス
チックに締結部材20を浸漬したまま固化し、これを加
工して締結部材20付きの保護部材22に仕上げる等種
々の結合法を用いることができる。
【0028】上記のセルフヒンジ部23を設けなくて
も、配管連結部の結合はできる。特に、連結部21の弾
力性が強い場合は、セルフヒンジ部23を設けなくても
脱落のおそれは少なくなる。また、一方、セルフヒンジ
部23を用いる場合には、連結部21に弾力性がなくて
もよく、例えば、フレキシブルな連結部21あるいはヒ
ンジ付きの連結部21とすることができる。
【0029】また、連結部21、保護部材22、セルフ
ヒンジ部23を一体成形することなく、別部品として製
造し、これらを連結してもよい。
【0030】図5は、本発明の他の実施の形態による締
結部材を示す斜視図で、この実施の形態では、金属製の
板状の締結部材24を用いている。締結部材24は、両
端部24A、24Aを、フランジ部14、15(図3参
照)に組み付けた時の状態で、フランジ部14、15外
周から離し、中央部24Bを配管2の管部に沿わせて湾
曲し、中央部24Bからこれに連なる両端部24A、2
4Aの一部にかけて設けた方形の係合穴25に、突き合
わせたフランジ部14、15を係合させて、一対の締結
部材24、24で両フランジ部14、15を半径方向両
側から抱えるようにする。
【0031】連結部、保護部材およびセルフヒンジ部
は、図示は省略するが、図3の実施の形態に準じたもの
を用いる。すなわち、図3、4における締結部材20の
代わりに、図5の締結部材24を保護部材22に取り付
ける。取り付け方は、連結部21、保護部材22、セル
フヒンジ部23をプラスチックで一体成形する際、締結
部材24、24をインサート成形する等して締結部材2
4、24も一体化する。締結部材24の端部24Aは保
護部材22の両端に位置させて樹脂部分に十分埋め込
み、保護部材22の、係合穴25の背面に当たる部分の
樹脂は逃がして若干の空間を作り、フランジ部14、1
5を収容できるようにして、フランジ締結具を完成す
る。なお、金属製の板状の締結部材24の代わりに、硬
質プラスチック等、他の材料の板状の締結部材としても
よい。
【0032】このようにして構成されるフランジ締結具
は、図3のフランジ締結具13同様にして、フランジ部
を突き合わせた配管連結部の締結に供することができ、
フランジ締結具13同様に容易に、安全に施工が行なえ
る。
【0033】図6は、本発明の更に他の実施の形態によ
るフランジ締結具を示す斜視図である。この実施の形態
のフランジ締結具30は、締結部材として、左右の板状
の締結部材26、26を締結部材連結部27で連結して
一体化したものを用い、締結部材26−締結部材連結部
27−締結部材26の外周に軟質プラスチック製の保護
部材28−連結部29−保護部材28を貼り合わせて覆
ったものである。
【0034】上記一対の締結部材26、26は、図5の
締結部材24同様、両端部26A,26Aをフランジ部
14、15(図3参照)外周から離し、中央部26Bを
配管2の管部に沿わせて湾曲し、中央部26Bからこれ
に連なる両端部26A,26Aの一部にかけて設けた方
形の係合穴31に、突き合わせたフランジ部14、15
を係合して、両フランジ部を半径方向両側から抱えるよ
うにする。なお、保護部材28の、係合穴28の背面に
当たる部分の樹脂には、係合穴31と同じ大きさの穴を
設けて、フランジ部14、15を収容できるようにして
ある。
【0035】上記板状の締結部材連結部27とプラスチ
ック製の連結部29は、適度の弾力性を有し、フランジ
締結具30を、配管2から逃がした開放口32側の端部
26Aを配管連結部に押し付けて嵌め込むときは、この
部分が弾性変形し、フランジ締結具30はスナップ作用
で配管連結部に着脱自在に固定され、配管連結部を水密
に、安全に結合する。フランジ締結具30の配管2を抱
き込む弾力は、図3のフランジ締結具13よりも、締結
部材連結部27の分だけ強いので、図3に示すセルフヒ
ンジ部23を設けなくても外れることはない。
【0036】この実施の形態の締結部材26、締結部材
連結部27の材料には、薄板状のステンレス鋼、りん青
銅、硬質プラスチック等が好ましい。金属を採用する場
合は、その表面に耐食被膜を被覆すると一層錆、金属配
管に取り付ける場合の電食等に強くなるので好ましい。
保護部材28、連結部29の材料には、弾力性のある軟
質のプラスチック、例えば、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、あるいはゴムで一体に成形したものを用いることが
できる。
【0037】上述の実施の形態では、いずれも人体局部
洗浄装置に給水する配管接続部に関して説明したが、他
の配管接続部にも本発明を実施できることはもちろんで
ある。また、Oリング5(シール材)の配置場所は、太
い配管の接続の場合等では、フランジ部14、15の突
き合わせ当接面の一方または両方に環状溝を設けて、そ
こにOリング5(シール材)を収めたり、フランジ部1
4、15の突き合わせ当接面の一方に環状段部を設けて
Oリング5(シール材)を挟んだりすることもできる。
なお、太い配管の接続の場合は、水圧の影響が大きくな
るから、締結部材20、24、26の配管長手方向の強
度は一層強いものが必要になる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、施工者
が、スパナ等の工具を使用せずに、手を傷付ける心配も
なく、手だけで安全、確実に、かつ、容易に配管接続作
業を行なうことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による配管接続部構造を
人体局部洗浄装置に用いた状態を示す斜視図。
【図2】図1の配管接続部構造の拡大断面図。
【図3】図2の一部分解斜視図。
【図4】図1の配管接続部構造に用いる締結部材を示す
斜視図。
【図5】本発明の他の実施の形態による締結部材を示す
斜視図。
【図6】本発明の更に他の実施の形態によるフランジ締
結具を示す斜視図。
【図7】従来の配管接続部構造を人体局部洗浄装置に用
いた状態を示す斜視図。
【図8】従来の配管接続部構造の一部分解斜視図。
【符号の説明】
1 洗浄装置本体 2 配管 3 給水口 3A 配管部 4 締結要素 5 Oリング(シール材) 6 フランジ部 7 フランジ締結具 8 係合穴 9 縁部 10 配管設備 12 便器 13 フランジ締結具 14 フランジ部 14B 背面 15 フランジ部 15B 背面 16 嵌合部 17 Oリング用溝 18 溝(空間) 19 内側端面 20 締結部材 21 連結部 22 保護部材 23 セルフヒンジ部 23A 薄肉部 23B 鉤部 23C 係止部 24 締結部材 24A 両端部 24B 中央部 25 係合穴 26 締結部材 26A 両端部 26B 中央部 27 締結部材連結部 28 保護部材 29 連結部 30 フランジ締結具 31 係合穴 32 開放口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの配管の端部に設けたフランジ部同
    士を突き合わせた配管連結部を締結するフランジ締結具
    において、 突き合わせたフランジ部を収容する空間と、該空間の両
    側で両フランジ部の背面と接する内側端面とを有して、
    両フランジ部を半径方向両側から抱えるようにした一対
    の締結部材と、 該一対の締結部材の一側を連結する連結部と、 上記締結部材の外周を覆う保護部材とを具備することを
    特徴とするフランジ締結具。
  2. 【請求項2】 連結部が弾力性を有することを特徴とす
    る請求項1記載のフランジ締結具。
  3. 【請求項3】 締結部材の連結部で連結されていない側
    にセルフヒンジ部が設けられ、該セルフヒンジ部により
    配管連結部からのフランジ締結具の脱落が防止されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のフランジ締結具。
  4. 【請求項4】 二つの配管の端部に設けたフランジ部同
    士を突き合わせた配管連結部を締結するフランジ締結具
    において、 断面コ字状の溝に突き合わせたフランジ部を収容して、
    両フランジ部を半径方向両側から抱えるようにした一対
    の締結部材と、 該一対の締結部材の外周を覆い、かつ、これら締結部材
    の一側を連結する連結部と、他側に設けたセルフヒンジ
    部とを有する保護部材とを具備することを特徴とするフ
    ランジ締結具。
  5. 【請求項5】 二つの配管の端部に設けたフランジ部同
    士を突き合わせた配管連結部を締結するフランジ締結具
    において、 両端部をフランジ部外周から離し、中央部を配管の管部
    に沿わせて湾曲し、中央部からこれに連なる両端部の一
    部にかけて設けた方形の係合穴を設けた一対の板状の締
    結部材と、 該一対の締結部材の一側を連結する弾力性のある連結部
    と、 上記締結部材の外周を覆う軟質材料からなる保護部材と
    を具備し、 上記係合穴を突き合わせたフランジ部に係合して、両フ
    ランジ部を半径方向両側から抱えるようにして配管連結
    部を締結することを特徴とするフランジ締結具。
  6. 【請求項6】 二つの配管の端部に設けたフランジ部同
    士を突き合わせた配管連結部と、 上記二つの配管の間に設けたシール材と、 突き合わせたフランジ部を収容する空間と、該空間の両
    側で両フランジ部の背面と接する内側端面とを有する一
    対の締結部材と、該一対の締結部材の一側を連結する連
    結部と、上記締結部材の外周を覆う保護部材とを有する
    フランジ締結具とを具備し、 フランジ締結具の一対の締結部材が、両フランジ部を半
    径方向両側から抱えるようにして、突き合わせたフラン
    ジ部を締結することを特徴とする配管接続部構造。
  7. 【請求項7】 連結部が弾力性を有し、連結部の弾力に
    より両フランジ部を半径方向両側から抱えるようにした
    ことを特徴とする請求項6記載の配管接続部構造。
  8. 【請求項8】 フランジ締結具にセルフヒンジ部が設け
    られ、該セルフヒンジ部により配管連結部からのフラン
    ジ締結具の脱落が防止されることを特徴とする請求項6
    記載の配管接続部構造。
  9. 【請求項9】 シール材が、一方の配管のフランジ部か
    ら突出し他方の配管内に挿入された嵌合部に設けられた
    ことを特徴とする請求項6記載の配管接続部構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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