JPH11164510A - モータの潤滑油漏れ防止構造 - Google Patents

モータの潤滑油漏れ防止構造

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JPH11164510A
JPH11164510A JP32642897A JP32642897A JPH11164510A JP H11164510 A JPH11164510 A JP H11164510A JP 32642897 A JP32642897 A JP 32642897A JP 32642897 A JP32642897 A JP 32642897A JP H11164510 A JPH11164510 A JP H11164510A
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JP
Japan
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lubricating oil
commutator
rotating shaft
bearing
motor
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JP32642897A
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Kazuyoshi Kurahashi
一嘉 倉橋
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】潤滑油が飛散してコンミテータ等に付着するの
を確実に防止することができるモータの潤滑油漏れ防止
構造を提供する。 【解決手段】回転軸9はコンミテータ11を有してい
る。回転軸9はすべり軸受5にて回転可能に支持されて
いる。すべり軸受5とコンミテータ11の間の回転軸9
上には、すべり軸受5の潤滑油が該回転軸9の回転に基
づいて飛散するのを防止するためのカップワッシャ15
が圧入固定されている。コンミテータ11は、すべり軸
受5側の端面に凹部12aを備えている。カップワッシ
ャ15の回転軸9に圧入される端部15bは、凹部12
a内に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの軸受から
漏れる潤滑油がコンミテータ等に付着するのを防止する
ための潤滑油漏れ防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータは、図8に示すように、ハ
ウジング51及びエンドフレーム52内に一対のすべり
軸受53,54が配設されている。すべり軸受53,5
4はロータ55の回転軸56の両端を回転可能に支持し
ている。ロータ55は、中央部に電機子(アーマチャ)
57を備え、エンドフレーム52側の回転軸56上にコ
ンミテータ58が備えている。
【0003】図9に示すように、エンドフレーム52側
のすべり軸受53は、潤滑油が漏れないように取着され
ている。詳述すると、すべり軸受53は、その一端に球
面状当接面53aが形成され、その他端に球面状当接面
53bが形成されている。そして、すべり軸受53は、
球面状当接面53aがエンドフレーム52に形成された
軸受収容部52aと当接され、球面状当接面53bがエ
ンドフレーム52に固定されたロックワッシャ59の球
面状の当接部59aに当接されて支持されている。尚、
すべり軸受53は、給油パッキン60により給油される
多孔質焼結合金よりなる含油軸受である。給油パッキン
60はすべり軸受53の外周側面で、エンドフレーム5
2とロックワッシャ59とにより密閉されて配設されて
いる。又、すべり軸受53は、その他端に形成された平
面状端面53cがスラストワッシャ61を介してカップ
ワッシャ62により支持されている。前記カップワッシ
ャ62は、前記回転軸56に圧入固定されることによっ
て回転軸56に対して回転不能に支持されている。尚、
前記カップワッシャ62は、すべり軸受53の他端側を
覆うように外周部がロックワッシャ59側に延出して形
成されている。
【0004】このように構成されたモータでは、回転軸
56が回転すると、スラストワッシャ61の摺動により
生じるすべり軸受53とスラストワッシャ61との間の
表面張力(毛細管)作用及びスラストワッシャ61の遠
心力の作用によって、潤滑油がスラストワッシャ61を
介してコンミテータ58側へ流出してしまうことがあ
る。しかし、そのコンミテータ58側にはカップワッシ
ャ62が配設されているため、該潤滑油が飛散してコン
ミテータ58に付着することは防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カップ
ワッシャ62は回転軸56に圧入固定されているため、
その圧入隙間から潤滑油が漏れることがある。漏れた潤
滑油は回転軸56の回転により飛散してコンミテータ5
8に付着することがある。このことは、コンミテータ5
8に摺接するブラシの異常摩耗や、コンミ目詰まりによ
る過電流等の不具合を起こす原因となる。
【0006】このコンミテータ58への付着を防止する
ために、カップワッシャ62とコンミテータ58の距離
を取ることが提案されているが、このようにするとモー
タの外形が大型化してしまうとともに、確実に付着を防
止できないという問題がある。又、回転軸56にオイル
溜り溝を設けることが提案されているが、このようにし
ても確実に付着を防止できないという問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、潤滑油が飛散してコ
ンミテータ等に付着するのを確実に防止することができ
る潤滑油漏れ防止構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外周面上にコンミテータを有する回転軸と、潤滑油
が含められ又は塗付され、前記回転軸を回転可能に支持
する軸受と、前記軸受と前記コンミテータの間の前記回
転軸上に装着され、該軸受の潤滑油が該回転軸の回転に
基づいて飛散するのを防止するための鍔付きオイルスト
ッパとを備えたモータの潤滑油漏れ防止構造において、
前記コンミテータは、前記軸受側の端面に凹部を備え、
前記鍔付きオイルストッパの前記回転軸に装着される端
部を、前記凹部内に配置したことを要旨としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータの潤滑油漏れ防止構造において、前記凹部に
は、前記回転軸の方向に向かうテーパ面を形成し、前記
テーパ面の前記回転軸に達する深部には、油逃げ溝を形
成したことを要旨としている。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のモータの潤滑油漏れ防止構造において、前記凹
部には、潤滑油が前記回転軸の回転に基づいて該凹部の
外側に飛散するのを防止するための飛散防止部を設けた
ことを要旨としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、鍔付きオ
イルストッパは、軸受の潤滑油が該回転軸の回転に基づ
いて飛散するのを防止する。そして、鍔付きオイルスト
ッパの回転軸に装着される端部は、コンミテータの軸受
側の端面に形成された凹部内に配置されているため、該
端部から潤滑油が漏れた場合でも、該潤滑油は凹部内に
保持され飛散することが防止される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、軸受に対
してコンミテータを下側に配置して使用するとき、請求
項1に記載の発明の効果に加え、凹部内に保持された潤
滑油がテーパ面を伝って更に下部側の油逃げ溝に流れ込
む。従って、該潤滑油が飛散することは確実に防止され
る。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、凹部内に保持された潤滑油
が、回転軸の回転に基づいて凹部の外側に飛散すること
が防止される。従って、該潤滑油が飛散することは確実
に防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をモータに具体化し
た一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
【0015】図1に示すように、モータのハウジング1
は、上端開放の有底筒状に形成されている。ハウジング
1の上端にはハウジング1を密閉するようにエンドフレ
ーム2がボルト3により取り付けられている。
【0016】エンドフレーム2は下端開放の有蓋筒状に
形成され、その頂部には円筒状の保持部2aと、その円
筒状の保持部2aから上方へ折り曲げ延出した球面状の
収容凹部2bとが形成されている。図4に示すように、
前記保持部2aの内周面には環状に突出した保持段差部
2cが形成されている。ロックワッシャ4は、その外側
筒部4aが前記保持部2aに嵌合されるとともに、外側
筒部4aの端部が前記保持段差部2cに支持されてい
る。ロックワッシャ4の内周側にはその中心軸線に向か
うほど下方に延びる球面状の球面皿部4bが形成されて
いる。尚、前記球面皿部4bは最下部が開放している。
【0017】軸受としてのすべり軸受5は、図示しない
多数の空孔を有する多孔質焼結合金よりなる含油軸受で
ある。前記すべり軸受5は、前記収容凹部2b及び前記
球面皿部4bに保持され、エンドフレーム2内に配設さ
れている。詳述すると、すべり軸受5は略円筒状に形成
され、その上側の端部側面に球面状当接面5aが形成さ
れ、下側の端部側面に球面状当接面5bが形成されてい
る。そして、すべり軸受5は、球面状当接面5aがエン
ドフレーム2の前記収容凹部2bと当接され、球面状当
接面5bがロックワッシャ4の前記球面皿部4bに当接
されて保持されている。又、すべり軸受5の両端面5
c,5dは、平面状に形成され、その中央には両端面5
c,5dを貫通する軸受孔5eが形成されている。前記
すべり軸受5に潤滑油を供給するための給油パッキン6
は、すべり軸受5とエンドフレーム2とロックワッシャ
4とにより構成される空間に充填され、前記ロックワッ
シャ4により保持されている。
【0018】前記ハウジング1の底部には、図1に示す
ように、すべり軸受7が前記エンドフレーム2に配設さ
れたすべり軸受5と同様の構成で配設されている。前記
すべり軸受5,7はロータ8の回転軸9を回転可能に支
持している。ロータ8は、中央部に電機子10を備え、
エンドフレーム2側の回転軸9上にコンミテータ11を
備えている。
【0019】コンミテータ11は、図2及び図3に示す
ように、略円筒状に形成された樹脂部12の外周面に周
方向に分割された複数の接触摺動端子13を備えてい
る。尚、前記エンドフレーム2には、前記接触摺動端子
13と対応した位置に電源供給用ブラシ14が該接触摺
動端子13と摺接するように配設されている。
【0020】樹脂部12は、前記エンドフレーム2側の
端面に凹部12aが形成されている。凹部12aは、開
口面が円形に形成され、開口面から垂直方向にくり貫か
れた内周側面12bと、内周側面12bから電機子10
側に向かうほど樹脂部12の中心軸線方向に向かうテー
パ面12cとを形成し、その中央には貫通孔12eが形
成されている。前記貫通孔12eには前記回転軸9が該
コンミテータ11に対して回転不能に嵌挿されている。
【0021】前記樹脂部12の凹部12a内において、
前記回転軸9の外周面には、図4に示すように、鍔付き
オイルストッパとしてのカップワッシャ15が圧入固定
されている。詳述すると、前記回転軸9には、前記内周
側面12bと相対向する位置に、カップワッシャ15の
内側に形成された圧入筒部15aの端部15bが位置す
るように、カップワッシャ15が圧入固定されている。
前記カップワッシャ15には、前記圧入筒部15aから
外周方向に延びる受部15cが形成され、受部15cの
外周部には更に前記ロックワッシャ4側に延出する保持
部15dが形成されている。カップワッシャ15の受部
15cの上面には、スラストワッシャ16を介して前記
すべり軸受5の下端面5dが圧接支持されている。
【0022】このように構成されたモータでは、回転軸
9が回転すると、スラストワッシャ16の摺動により生
じるすべり軸受5とスラストワッシャ16との間の表面
張力(毛細管)作用及びスラストワッシャ16の回転遠
心力の作用によって、潤滑油がスラストワッシャ16を
介してコンミテータ11側へ流出してしまうことがあ
る。すると、その潤滑油はカップワッシャ15にて飛散
しないように保持される。しかし、カップワッシャ15
は回転軸9に圧入固定されているため、該潤滑油はその
圧入隙間、即ちカップワッシャ15の内側の端部15b
からにじみ出て、漏れることがある。すると、その潤滑
油は回転軸9の回転による遠心力にて周方向に飛散する
が、その潤滑油はコンミテータ11の樹脂部12に形成
された凹部12a内に付着し保持される。従って、潤滑
油がコンミテータ11の接触摺動端子13に付着するこ
とは防止される。
【0023】次に、上記のように構成されたモータの特
徴的な作用効果を以下に記載する。 (1)本実施の形態では、カップワッシャ15の内側の
端部15b、即ち潤滑油が漏れる圧入隙間が生じる部分
は、コンミテータ11の樹脂部12に形成された凹部1
2a内に配置されている。従って、潤滑油は、カップワ
ッシャ15の内側の端部15bからにじみ出て、回転軸
9の回転による遠心力にて周方向に飛散しても、凹部1
2a内に付着し保持される。その結果、このモータでは
コンミテータ11の接触摺動端子13に潤滑油が付着し
てしまうことが防止される。
【0024】(2)本実施の形態では、凹部12aは、
コンミテータ11を構成する樹脂部12の端面に凹設し
て設けた。従って、接触摺動端子13に潤滑油が付着す
るのを防止するために、そのコストが増大してしまうこ
とはない。
【0025】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ○上記実施の形態のコンミテータ11を図5に示すよう
なコンミテータ21に変更してもよい。コンミテータ2
1は、前記実施の形態のコンミテータ11と同様に凹部
21aが形成され、そのテーパ面21bの回転軸9に達
する深部には、油逃げ溝21cが形成されている。油逃
げ溝21cは周方向に等間隔に3つ形成されている。油
逃げ溝21cは回転軸9に沿って所定の位置まで形成さ
れている。このようにすると、すべり軸受5に対してコ
ンミテータ21を下側に配置して使用するとき、凹部2
1a内に保持される潤滑油がテーパ面21bを伝って更
に油逃げ溝21cに流れ込み保持される。従って、該潤
滑油が飛散してコンミテータ21の接触摺動端子13に
付着することは確実に防止される。尚、油逃げ溝21c
は、いくつ形成してもよい。又、等間隔でなくてもよ
い。
【0026】○上記実施の形態のコンミテータ11を図
6に示すようなコンミテータ22に変更してもよい。コ
ンミテータ22は、前記実施の形態のコンミテータ11
と同様に凹部22aが形成され、その開口端に飛散防止
部としての環状の凸部22bが形成されている。尚、こ
の凸部22bの下方の端部は、前記カップワッシャ15
の端部15bより上方に配置されている。このようにす
ると、カップワッシャ15の端部15bからにじみ出て
凹部22a内に保持された潤滑油は、回転軸9の回転に
よる遠心力にて凹部22a内の内面をかけ上がっても、
凹部22a内の環状の凸部22bにて確実に保持される
ため、外方に飛散することはない。
【0027】○上記実施の形態のコンミテータ11を図
7に示すようなコンミテータ23に変更してもよい。コ
ンミテータ23は、前記実施の形態のコンミテータ11
と同様に凹部23aが形成され、その内周面に飛散防止
部としての環状の溝部23bが形成されている。この溝
部23bの上方の端部は、前記カップワッシャ15の端
部15bより上方に配置されている。このようにする
と、カップワッシャ15の端部15bからにじみ出て凹
部23a内に保持された潤滑油は、回転軸9の回転によ
る遠心力にて凹部23a内の内面をかけ上がっても、凹
部23a内の環状の溝部23bにて確実に保持されるた
め、外方に飛散することはない。
【0028】○上記実施の形態では、凹部12aはコン
ミテータ11を構成する樹脂部12の端面に凹設して設
けたが、凹部12aは別体で構成して設けてもよい。こ
のようにしても、上記実施の形態の効果(1)と同様の
効果を得ることができる。
【0029】○上記実施の形態のすべり軸受5は、潤滑
油が含められる又は塗付される軸受であれば、他の軸受
に変更してもよい。上記実施の形態から把握できる請求
項記載以外の技術的思想について、以下にその効果とと
もに記載する。
【0030】(イ)請求項3に記載のモータの潤滑油漏
れ防止構造において、前記飛散防止部(22b)は、前
記凹部(22a)の内周面に形成された環状の凸部(2
2b)であることを特徴とするモータの潤滑油漏れ防止
構造。このようにすると、該潤滑油が飛散することは確
実に防止される。
【0031】(ロ)請求項3に記載のモータの潤滑油漏
れ防止構造において、前記飛散防止部(23b)は、前
記凹部(23a)の内周面に形成された環状の溝部(2
3b)であることを特徴とするモータの潤滑油漏れ防止
構造。このようにすると、該潤滑油が飛散することは確
実に防止される。
【0032】(ハ)請求項1乃至3及び上記イ、ロのい
ずれか1つに記載のモータの潤滑油漏れ防止構造におい
て、前記凹部(12a,21a〜23a)は、前記コン
ミテータ(11,21〜23)の樹脂部(12)に凹設
したことを特徴とするモータの潤滑油漏れ防止構造。こ
のようにすると、低コストで潤滑油の飛散を防止するこ
とができる。
【0033】(ニ)請求項1乃至3及び上記イ〜ハのい
ずれか1つに記載のモータの潤滑油漏れ防止構造におい
て、前記軸受(5)は、すべり軸受(5)であり、前記
すべり軸受(5)は、ロックワッシャ(4)により前記
コンミテータ(11,21〜23)側の端部側面(5
b)が支持されるとともに、前記鍔付きオイルストッパ
(15)により前記コンミテータ側の端面(5d)がス
ラストワッシャ(16)を介して支持され、前記ロック
ワッシャ(4)により仕切られて形成される空間には、
前記すべり軸受の側面に潤滑油を供給するための給油パ
ッキン(6)を配設したモータの潤滑油漏れ防止構造。
このようにすると、請求項1に記載の発明の効果と同様
の効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
潤滑油が飛散してコンミテータ等に付着するのを確実に
防止することができる潤滑油漏れ防止構造を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるモータを説明するための要
部断面図。
【図2】本実施形態におけるコンミテータを示す側面
図。
【図3】本実施形態におけるコンミテータを示す平面
図。
【図4】本実施形態におけるすべり軸受周辺を説明する
ための説明図。
【図5】別例におけるコンミテータを示す平面図。
【図6】別例におけるコンミテータを示す要部断面図。
【図7】別例におけるコンミテータを示す要部断面図。
【図8】従来技術におけるモータを説明するための要部
断面図。
【図9】従来技術におけるモータすべり軸受周辺を説明
するための説明図。
【符号の説明】
5…すべり軸受、9…回転軸、11,21〜23…コン
ミテータ、15…カップワッシャ、12a,21a〜2
3a…凹部、15b…端部、21b…テーパ面、21c
…油逃げ溝、22b…環状の凸部、23b…環状の溝
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面上にコンミテータ(11,21〜
    23)を有する回転軸(9)と、 潤滑油が含められ又は塗付され、前記回転軸(9)を回
    転可能に支持する軸受(5)と、 前記軸受(5)と前記コンミテータ(11,21〜2
    3)の間の前記回転軸(9)上に装着され、該軸受
    (5)の潤滑油が該回転軸(9)の回転に基づいて飛散
    するのを防止するための鍔付きオイルストッパ(15)
    とを備えたモータの潤滑油漏れ防止構造において、 前記コンミテータ(11,21〜23)は、前記軸受
    (5)側の端面に凹部(12a,21a〜)を備え、 前記鍔付きオイルストッパ(15)の前記回転軸(9)
    に装着される端部(15b)を、前記凹部(12a,2
    1a〜23a)内に配置したことを特徴とするモータの
    潤滑油漏れ防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータの潤滑油漏れ防
    止構造において、 前記凹部(21a)には、前記回転軸(9)の方向に向
    かうテーパ面(21b)を形成し、 前記テーパ面(21b)の前記回転軸(9)に達する深
    部には、油逃げ溝(21c)を形成したことを特徴とす
    るモータの潤滑油漏れ防止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のモータの潤滑油
    漏れ防止構造において、 前記凹部(22a,23a)には、潤滑油が前記回転軸
    (9)の回転に基づいて該凹部(22a,23a)の外
    側に飛散するのを防止するための飛散防止部(22b,
    23b)を設けたことを特徴とするモータの潤滑油漏れ
    防止構造。
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