JPH11163810A - 制御方法更新方法およびその装置および放送受信装置 - Google Patents

制御方法更新方法およびその装置および放送受信装置

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JPH11163810A
JPH11163810A JP32574097A JP32574097A JPH11163810A JP H11163810 A JPH11163810 A JP H11163810A JP 32574097 A JP32574097 A JP 32574097A JP 32574097 A JP32574097 A JP 32574097A JP H11163810 A JPH11163810 A JP H11163810A
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control information
control
electronic device
control method
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JP32574097A
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Takeshi Imanaka
今中  武
Jun Ozawa
順 小澤
Yasushi Miura
康史 三浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、送信側で受信機器の機種などを考
慮せずに制御方法を含む制御情報を送信し、機種に依存
する部分は受信側で変換して利用するための制御方法更
新方法、および装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 1は、放送を介して少なくとも機器の種
類を含む識別子と制御方法を制御情報として受信する制
御方法受信手段、2は、予め電子機器の仕様を記憶する
装置仕様記憶手段、3は、この電子機器の仕様に基づい
て前記受信した制御情報を利用できるか否かを判断する
利用判断手段、4は、この判断が利用できるという判断
である場合に前記電子機器の仕様に基づいて前記電子機
器に合わせた制御情報に変換する制御情報変換手段、5
は、制御情報変換手段で変換された制御情報にしたがっ
て機器を制御する制御手段である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信を用いた制御情
報受信、利用技術に関し、各種の受信機器に限定されな
い共通の制御情報を受信し、受信した後に機器に応じて
情報を変換、利用するための制御方法更新方法、および
装置、および放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、文字放送、Adams(地上波データ
放送)など放送を用いて文字情報を初めとする各種デー
タを放送する技術が発展してきている。また、今後数多
くの衛星放送においてデータ放送が行われる可能性が高
まっている。データ放送の内容は、通常の放送のように
映像番組が主な内容となるのではなく、ゲームプログラ
ム、株価データ、競馬情報など送られてくる内容、およ
び形式が多様になってくる。その際には、年々高度化す
る電子機器が販売される中、機器の不具合の調整、機器
の機能向上などを機器の販売後であっても電子機器の制
御プログラムを放送することにより行うことが期待され
る。これにより、一度購入した電子機器であっても、放
送により新規の制御プログラムを入手し、さらに高機能
の機器として利用することもできる。
【0003】このような状況の中、放送ではなくインタ
ーネット、電話線を用いた双方向通信において、機器の
診断、調整、機能アップなどを行う技術が発展してきて
いる。例えば、近年家庭においても利用されるようにな
ってきたインターネットでは、WWWの閲覧ソフト(ブ
ラウザ)にプラグインソフトと呼ばれるプログラムを通
信線を介して追加すれば、従来閲覧することのできなか
ったタイプの情報を閲覧することができるようになるな
どの方式が実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術ではユーザが個別にプログラムを指定し、自ら
の操作で新たなプログラムを入手(ダウンロード)する
必要があった。また、個別の双方向通信を行うため、必
要とするユーザが個別に必要なプログラムだけを通信を
介して入手するという合理的な構成になっているもの
の、多数のユーザにいっせいにプログラムを提供する場
合には、不向きであった。さらに、一般にインターネッ
トなどの通信回線を用いた場合には、ユーザが負担する
通信料金が高くなるという問題があった。
【0005】これに対し、放送を使うことにより、制御
プログラムは利用者が特に意識しなくても受信され、利
用者は自らの操作で必要となるプログラムを入手すると
いった面倒な操作を行う必要がない上に、大量のユーザ
にいっせいに情報を提供することができる。また、一般
にユーザが負担しなければならない通信料金は安くなる
傾向にある。従来より、このような考え方として、特定
ゲーム機に対してゲームソフトを放送により提供する方
式が提案されている。
【0006】しかしながら、この方式を単純に一般の電
子機器の診断、調整、機能アップなどに用いようとする
と、すべての電子機器がゲーム機のように同じ機種でな
ければならない。実際には、複数のメーカから、それぞ
れの特徴を持つ複数の機種が発売され、これらの機種を
共通にするのは非常に困難である。したがって、このよ
うな多様な機種に対しても制御プログラムを放送によっ
て提供するための技術が必要である。また、同じメーカ
の同じシリーズの機器であっても時間の経過とともに電
子機器に用いられるプロセッサが発展、変化しており同
じ制御方式、制御プログラムでは対処できない。一方、
多様な機種それぞれに対する制御プログラムをすべて準
備し、提供するのは現実的でない。したがって、機種に
依存しない制御プログラムを放送で提供し、機種に依存
する部分は、受信側で変換して利用する技術が必要であ
る。
【0007】また、このような技術は複数の機器が接続
されている環境では、さらに有用であり、接続されてい
る機器のうち、放送を受信できる機器が接続されている
別の機器の制御プログラムも受信することができる。し
たがって、複数の機器が接続されている場合を考慮した
上述の技術が必要である。
【0008】また、制御方法には必ずしも最適な方法が
存在するとは限らないために、複数の制御方法を放送を
介して提供し、その中からユーザが使用目的に合わせて
選択する必要がある。したがって、複数の制御方法を放
送で提供し、受信後にユーザが選択できるようにする技
術が必要である。
【0009】また、上記の技術は複数の機器が接続され
ている環境でも有用であり、接続されている機器のう
ち、放送を受信できる機器が接続されている別の機器の
制御プログラムを受信、変換するための技術が必要であ
る。
【0010】また、よりきめ細かな制御を行う際には、
制御情報を受信後であっても各種のセンサー情報により
制御方法を動的に選択して実行しなければならない。し
たがって、放送によって提供した複数の制御方法をセン
サー情報により選択して利用できるようにする技術が必
要である。
【0011】また、上記の技術は複数の機器が接続され
ている環境でも有用であり、接続されている機器のう
ち、放送を受信できる機器が接続されている別の機器の
制御プログラムをも受信、変換するための技術が必要で
ある。
【0012】また、放送によって制御方法を提供する際
には、頻繁に新しい制御方法を提供することができ、常
に最新の制御方法を提供することが可能になる。しか
し、次々に最新の制御方法が提供されてもユーザが使い
こなせないという可能性がある。したがって、制御方法
と同時に、アドバイスなど制御時に表示する情報を提供
し、機器側では制御時に表示することによりユーザが最
新の制御方法をより有効に利用できるようにするための
技術が必要になる。
【0013】また、上記の技術は複数の機器が接続され
ている環境でも有用であり、接続されている機器のう
ち、放送を受信できる機器が接続されている別の機器の
制御プログラムをも受信、変換するための技術が必要で
ある。
【0014】また、放送によって提供された制御方法を
機器に応じて変換するだけでは、機器毎には制御方法が
変えられるものの同じ機種の機器を持っているユーザに
対しては同じ制御方法が提供されてしまう。したがっ
て、ユーザの細かな好みに応じられない場合があり、ユ
ーザが予め設定した項目に基づいて、きめ細かな制御方
法に変換するための技術が必要である。
【0015】また、上記の技術は複数の機器が接続され
ている環境でも有用であり、接続されている機器のう
ち、放送を受信できる機器が接続されている別の機器の
制御プログラムをも受信、変換するための技術が必要で
ある。
【0016】また、放送によって制御方法を提供する場
合には、提供相手となるユーザの居住する範囲が広範囲
に至る。したがって、機器の設置環境や普段の使用環境
が大きく異なる場合が考えられ、設置環境によってきめ
細かに制御方法を変換するための技術が必要である。
【0017】また、上記の技術は複数の機器が接続され
ている環境でも有用であり、接続されている機器のう
ち、放送を受信できる機器が接続されている別の機器の
制御プログラムをも受信、変換するための技術が必要で
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、放送を
介して少なくとも機器の種類を含む識別子と制御方法を
制御情報として受信する電子機器において、予め前記電
子機器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、この電子
機器の仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用でき
るか否かを判断する利用判断手段と、この判断が利用で
きるという判断である場合に前記電子機器の仕様に基づ
いて前記電子機器に合わせた制御情報に変換する制御情
報変換手段を備えたことを特徴とする。
【0019】第2の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と制御方法を制御情報として受
信する制御方法受信手段と、他の機器を接続する接続手
段と、接続されている機器の仕様を記憶する装置仕様記
憶手段と、この仕様に基づいて前記制御方法受信手段で
受信した制御情報を利用できるか否かを判断する利用判
断手段と、この判断が利用できるという判断である場合
に前記装置仕様記憶手段に記憶されている仕様に基づい
て前記制御情報を変換する制御情報変換手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0020】第3の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と機能仕様と制御方法を組み合
わせたものを制御情報として複数受信する電子機器にお
いて、予め装置仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、こ
の装置仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用する
か否かを判断する利用判断手段と、この判断が利用する
という判断である場合に前記装置仕様に基づいて前記電
子機器に合わせた制御情報に変換して記憶する機能仕様
付制御情報変換記憶手段と、前記機能仕様に基づいてユ
ーザに選択肢を提示する提示手段と、この提示に対する
ユーザからの指定を受け付ける指定受け付け手段と、こ
の指定に基づいて前記機能仕様付制御情報変換記憶手段
で記憶した制御情報から選択する制御方法選択手段を備
えたことを特徴とする。
【0021】第4の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と機能仕様と制御方法を制御情
報として複数受信する制御方法受信手段と、他の機器を
接続する接続手段と、接続されている機器の仕様を記憶
する装置仕様記憶手段と、この仕様に基づいて前記受信
した制御情報を利用するか否かを判断する利用判断手段
と、この判断が利用するという判断である場合に前記装
置仕様に基づいて前記電子機器に合わせた制御情報に変
換して記憶する機能仕様付制御情報変換記憶手段と、前
記機能仕様に基づいてユーザに選択肢を提示する提示手
段と、この提示に対するユーザからの指定を受け付ける
指定受け付け手段と、この指定に基づいて前記機能仕様
付制御情報変換記憶手段で記憶した制御情報から選択す
る制御方法選択手段を備えたことを特徴とする。
【0022】第5の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と機能仕様と制御方法を組み合
わせたものを制御情報として複数受信する電子機器にお
いて、予め装置仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、こ
の装置仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用する
か否かを判断する利用判断手段と、この判断が利用する
という判断である場合に前記装置仕様に基づいて前記電
子機器に合わせた制御情報に変換して記憶する機能仕様
付制御情報変換記憶手段と、前記機能仕様とセンサーか
ら得た情報の両方に基づいて前記記憶した制御情報から
選択する制御方法選択手段を備えたことを特徴とする。
【0023】第6の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と機能仕様と制御方法を制御情
報として複数受信する制御方法受信手段と、他の機器を
接続する接続手段と、接続されている機器の仕様を記憶
する装置仕様記憶手段と、この仕様に基づいて前記受信
した制御情報を利用するか否かを判断する利用判断手段
と、この判断が利用するという判断である場合に前記装
置仕様に基づいて前記電子機器に合わせた制御情報に変
換して記憶する機能仕様付制御情報変換記憶手段と、前
記機能仕様とセンサーから得た情報の両方に基づいて前
記記憶した制御情報から選択する制御方法選択手段を備
えたことを特徴とする。
【0024】第7の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と制御方法と制御時に表示する
表示情報を組み合わせて制御情報として受信する電子機
器において、予め前記電子機器の仕様を記憶する装置仕
様記憶手段と、この電子機器の仕様に基づいて前記受信
した制御情報を利用できるか否かを判断する利用判断手
段と、この判断が利用できるという判断である場合に前
記電子機器の仕様に基づいて前記電子機器に合わせた制
御情報に変換する制御情報変換手段と、前記変換された
制御情報に基づいて制御を行うと同時に制御情報に含ま
れる表示情報を表示する表示情報制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0025】第8の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と制御方法と制御時に表示する
表示情報を組み合わせて制御情報として受信する制御方
法受信手段と、他の機器を接続する接続手段と、接続さ
れている機器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、こ
の仕様に基づいて前記制御方法受信手段で受信した制御
情報を利用できるか否かを判断する利用判断手段と、こ
の判断が利用できるという判断である場合に前記装置仕
様記憶手段に記憶されている仕様に基づいて前記制御情
報を変換する制御情報変換手段と、前記変換された制御
情報に基づいて制御を行うと同時に制御情報に含まれる
表示情報を表示する表示情報制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0026】第9の発明では、放送を介して少なくとも
機器の種類を含む識別子と制御方法を制御情報として受
信する電子機器において、予め前記電子機器の仕様を記
憶する装置仕様記憶手段と、この電子機器の仕様に基づ
いて前記受信した制御情報を利用できるか否かを判断す
る利用判断手段と、ユーザからの機器設定を受け付ける
設定手段と、前記利用判断手段での判断が利用できると
いう判断である場合に前記電子機器の仕様と前記設定手
段で受け付けたユーザの機器設定の両方に基づいてに基
づいて前記制御情報を変換する設定付制御情報変換手段
を備えたことを特徴とする。
【0027】第10の発明では、放送を介して少なくと
も機器の種類を含む識別子と制御方法を制御情報として
受信する電子機器において、他の機器を接続する接続手
段と、接続されている機器の仕様を記憶する装置仕様記
憶手段と、この仕様に基づいて前記受信した制御情報を
利用できるか否かを判断する利用判断手段と、ユーザか
らの機器設定を受け付ける設定手段と、前記利用判断手
段での判断が利用できるという判断である場合に前記電
子機器の仕様と前記設定手段で受け付けたユーザの機器
設定の両方に基づいてに基づいて前記制御情報を変換す
る設定付制御情報変換手段を備えたことを特徴とする。
【0028】第11の発明では、放送を介して少なくと
も機器の種類を含む識別子と制御方法を制御情報として
受信する電子機器において、予め前記電子機器の仕様を
記憶する装置仕様記憶手段と、この電子機器の仕様に基
づいて前記受信した制御情報を利用できるか否かを判断
する利用判断手段と、周囲の環境を検知する環境センサ
ー手段と、この判断が利用できるという判断である場合
に前記電子機器の仕様と、前記環境センサー手段からの
情報の両方に基づいて前記電子機器に合わせた制御情報
に変換するセンサー付制御情報変換手段を備えたことを
特徴とする制御方法更新装置。
【0029】第12の発明では、放送を介して少なくと
も機器の種類を含む識別子と制御方法を制御情報として
受信する制御方法受信手段と、他の機器を接続する接続
手段と、接続されている機器の仕様を記憶する装置仕様
記憶手段と、この仕様に基づいて前記制御方法受信手段
で受信した制御情報を利用できるか否かを判断する利用
判断手段と、周囲の環境を検知する環境センサー手段
と、この判断が利用できるという判断である場合に前記
装置仕様記憶手段に記憶されている仕様と、前記環境セ
ンサー手段からの情報の両方に基づいて前記制御情報を
変換するセンサー付制御情報変換手段を備えたことを特
徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、第1の発明の実
施の一形態である制御方法更新方法、および装置のシス
テム構成図である。図1において、1は、放送を介して
少なくとも機器の種類を含む識別子と制御方法を制御情
報として受信する制御方法受信手段、2は、予め電子機
器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段、3は、この電子
機器の仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用でき
るか否かを判断する利用判断手段、4は、この判断が利
用できるという判断である場合に前記電子機器の仕様に
基づいて前記電子機器に合わせた制御情報に変換する制
御情報変換手段、5は、制御情報変換手段で変換された
制御情報にしたがって機器を制御する制御手段である。
【0032】以上のように構成されたシステムが実行さ
れるハードウェア構成を図2に示す。図2は基本的に汎
用の計算機システムの構成と同じである。また、図1で
示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいる
ために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略
する。図2において、11は表示、出力されるデータを
記憶するVRAM、12はプログラムを記憶する揮発性
のメモリである主記憶装置、13はプログラムやデータ
を記憶しておく不揮発性のメモリである補助記憶装置、
14は主記憶装置12に記憶されているプログラムを実
行するCPUである。先にも述べたように本ハードウェ
ア構成は基本的に汎用の計算機システムと同じであり、
補助記憶装置13に記憶されているプログラムは主記憶
装置12にロードされてからCPU14によって実行さ
れる。
【0033】以上のように構成された制御方法更新方
法、および装置の動作を図3のフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0034】ステップa1では、制御方法受信手段1にお
いて、放送を通して少なくとも機器の種類を含む識別子
と制御方法を制御情報として受信したか否かを判断す
る。受信したと判断された場合には、ステップa2へ進
み、そうでない場合にはステップa6へ進む。受信したか
どうかの判断方法としては、まず従来の文字放送内臓T
Vのように主電源を切っていてもスタンバイの状態であ
れば、チューナに電源を供給し、情報を常に受信してお
く。次に、受信した情報の内容を常にチェックし、制御
情報であれば受信したと判断し、制御情報以外の情報が
受信されている間は無視する。制御情報であるか否かの
判断は情報の形式による判断でも、制御情報特有の識別
子を予め定めておき、その識別子によって判断しても構
わない。本実施の一形態における制御情報の例を、図4
に示す。図4では、制御方法を示す制御情報の固まりが
2つある。1つ目は、受信した装置の機種がクーラーで
ある場合に有効であることを表し、冷房を50指数以
下、エネルギー300指数以下で運転するように制御す
ることをあらわしている。装置の機種がクーラーのよう
に機器の種類になっているのは、放送を受信する機器と
して、例えば炊飯器や電子レンジやテレビなど多様なも
のが考えられるからである。なお、この機種識別子のと
ころは、さらに細かくクーラーの中でもメーカーが○×
で、96年上期発売のものであるといった識別子になっ
ていても構わない。この場合には、例えば機種識別子
を”クーラー○×96上”のようにすることもできる。
【0035】図4は、例えば地域全体で、あるいは国全
体でエネルギー管理する場合に、電力供給側から放送に
よってこのような制御方法を放送することによって総エ
ネルギー消費量をある程度コントロールすることを想定
た例である。制御方法で用いている指数とは、エアコン
やクーラーの性能や機種に関係なく汎用的な指数であ
り、各機器では機器ごとの性能や能力によってその指数
に対応する出力などが判明する。2つ目は、同様にエア
コンに対して、除湿20指数以下、冷房30指数以下、
エネルギー1000指数以下で運転する制御方法を表し
ている。また、エネルギーの消費量のコントロール以外
に、機器の性能向上や不具合の調整などにも用いられる
ことは言うまでもない。
【0036】なお、本実施の形態では放送としか表現し
ていないが、地上波放送、衛星放送、有線放送、電話線
を使った一斉同報通信などいずれの方式であっても構わ
ない。
【0037】ステップa2では、ステップa1で受信した制
御情報の中から機種識別子のみを取り出す。たとえば、
図4の制御情報の1つ目がステップa1で受信された場合
には機種識別子の”クーラー”が取り出される。
【0038】ステップa3では、利用判断手段3におい
て、ステップa2で取り出した機種識別子と装置仕様記憶
手段2に予め記憶されている装置の仕様の中の機種識別
子を比較する。装置仕様記憶手段2に記憶される装置仕
様の例を図5に示す。図5では、機種識別子はエアコ
ン、仕様として除湿、冷房、エネルギーの3項目が記憶
されている。除湿の項目には、”X→200×X/3 レベルs
ec/h”と記載されており、この機種の除湿の強さ調節
が1〜5レベルで調整可能であるとして、除湿の指数が
Xの場合、1時間に200×X/3 レベルsecの除湿を行うこ
とを表している。例えば、レベル調節3で除湿すれば、
200×3/3=200になり、1時間に200秒間以下の除湿をす
ることを表している。
【0039】ステップa4では、ステップa3での比較の結
果、一致すればステップa5へ進み、そうでなければステ
ップa6へ進む。
【0040】ステップa5では、制御情報変換手段4にお
いて、装置仕様記憶手段2に記憶されいる仕様に基づい
て制御方法受信手段1で受信された制御方法を変換す
る。変換の方法としては、本実施の一形態では、指数で
表された制御方法を機種の仕様に合わせて機種に特有の
制御方法に変換する。たとえば、図4の2つ目の制御情
報を受信し、図5の装置仕様が装置仕様記憶手段2に記
憶されている場合には、制御情報の中にある”除湿20
以下”を、”X→200×X/3レベルsec/h”のXを20にし
て、”除湿4000/3レベルsec以下”に変換する。同様に
して、”冷房30以下”を、”冷房10000レベルsec以
下”に変換する。また、エネルギーについては、装置仕
様として記憶されているエネルギーの式の値が1000以下
になるように制御する。この制御情報を受信した機器
は、除湿、冷房を上記の変換後の範囲で制御し、かつそ
の結果消費するエネルギーが1000以下になるように制御
する。このエネルギーの式の中に用いられている12、
18などの定数は、機器の効率によって定まる。また、
除湿、冷房の式の中で用いられている定数は、機器の除
湿能力、冷房能力によって定まる。したがって、機器の
仕様として予め装置仕様記憶手段2に記憶する。
【0041】ステップa6では、制御手段5においてステ
ップa5で変換した制御情報にしたがって機器制御を行
う。上記の例では、除湿4000/3レベルsec以下、冷房10
000レベルsec以下で制御し、消費エネルギーは1000以下
になるように制御する。
【0042】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0043】(実施の形態2)図6は、第2の発明の実
施の一形態である放送受信装置のシステム構成図であ
る。図6は、第1の発明の実施の一形態のシステム構成
と同一構成部分を含んでいるので、その部分には同一番
号を付し、説明は省略する。21は、他の機器を接続す
る接続手段である。
【0044】以上のように構成された放送受信装置の動
作を図7のフローチャートを参照しながら説明する。
【0045】ステップb1では、第1の発明における実施
の一形態のフローチャートにあるステップa1と同様の処
理を行う。
【0046】ステップb2では、後述のステップb3におい
て装置仕様記憶手段2に記憶されている複数機器の仕様
を順に取り出す際に、記憶されている機器すべての仕様
を順に取り出したか否かを判断し、すべてを取り出した
場合にはステップb8へ進む。そうでない場合にはステッ
プb3へ進む。初めてこのステップを実行する際には、そ
のままステップb3へ進む。
【0047】ステップb3では、装置仕様記憶手段2に記
憶されている複数の機器の仕様を順に取り出す。本実施
の一形態では、複数の機器が互いに接続され、接続線を
通して他の機器を制御することができる。このため、装
置仕様記憶手段2に記憶する仕様は、接続されている複
数の機器の仕様をすべて記憶している。例えば、図8に
示すように多数の機器の仕様を記憶している。この例で
は、エアコン、冷蔵庫、暖房便座が接続されており、こ
れらの機器の仕様が記憶されている。図8の仕様が装置
仕様記憶手段2に記憶されている場合、このステップが
実行されるたびに順にエアコン、冷蔵庫、暖房便座の仕
様が取り出される。
【0048】ステップb4では、ステップb3で取り出した
機器の仕様の機種識別子を取り出す。例えば、ステップ
b3で図8の1つ目の機器の仕様が取り出された場合に
は、機種識別子として”エアコン”が取り出される。
【0049】ステップb5〜ステップb7では、ステップa3
〜ステップa5と同様の処理を行う。ステップb8では、ス
テップb7で変換した制御方法にしたがって制御を行う。
この実施の一形態では複数機器が接続されているため、
制御を実行する際には接続線を通してリモート制御を行
う。なお、この場合のリモート制御の方法は、制御情報
を接続先に送った後に制御を実行しても、接続線を利用
してリモート制御しても構わない。
【0050】(実施の形態3)図9は、第3の発明の実
施の一形態である制御方法更新方法、および装置のシス
テム構成を示す。図9は、第1の発明の実施の一形態の
システム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部
分には同一番号を付し、説明は省略する。31は、装置
仕様に基づいて制御情報を変換して記憶する機能仕様付
制御情報変換記憶手段、32は、機能仕様に基づいてユ
ーザに選択肢を提示する提示手段、33は、この提示に
対するユーザからの指定を受け付ける指定受け付け手
段、34は、この指定に基づいて機能仕様付制御情報変
換記憶手段31に記憶されている制御情報から選択する
制御方法選択手段である。以上のように構成されたシス
テムが実行されるハードウェア構成を図10に示す。図
10は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じであ
る。また、各構成部分は図2で示した制御方法更新方
法、および装置のハードウェア構成と、図9で示したシ
ステム構成で説明した構成部分と同一のものであり、同
一構成部分に同一番号を付して説明を省略する。
【0051】以上のように構成された制御方法更新方
法、および装置の動作を図11、図12のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0052】ステップc1〜ステップc5は、第1の発明の
実施の一形態における図3に示したフローチャートのス
テップa1〜ステップa5と同様の処理を行う。ただし、フ
ローチャート中の条件などによってかわる処理の流れは
図11に従う。
【0053】ステップc6では、機能仕様付制御情報変換
記憶手段31において、まず第1の発明における実施の
一形態と同様に制御方法を変換する。ただし、本実施の
一形態においては、制御情報の内容が図4に示す第1の
発明の実施の一形態とは異なり、機種識別子と制御方法
に加えて機能仕様がつけられている。具体的な例を図1
3に示す。図13では、機能仕様として制御方法を用い
て制御を行った場合の利点を表している。例えば、1つ
目の制御情報の機能仕様”節約エコロジーコース”の場
合、この制御情報にある制御方法はクーラーの運転が電
気代を節約するものであることを表している。
【0054】ステップc7以降は、ユーザが例えばリモコ
ンで特定のボタンを指定した際に、図11のフローチャ
ートに対して割り込み処理で実行される。したがって、
図12のフローチャートの各ステップを実行終了した際
には、割り込みが発生した時点の状態に戻し、図11の
フローチャートに処理を戻す。
【0055】ステップc7では、ステップc6で変換後記憶
した制御情報の中の機能仕様を提示手段32によってユ
ーザに表示する。表示例としては、例えば図14のよう
になる。
【0056】ステップc8では、ステップc7で表示された
機能仕様に対してユーザからの指定を指定受け付け手段
33において受け付ける。例えば、図14のような提示
に対しては、ユーザが好ましいと思った機能仕様を数字
で指定する。
【0057】ステップc9では、機能仕様付制御情報変換
記憶手段31に記憶されている制御情報の中から、ステ
ップc8でユーザが指定した機能仕様と組み合わされてい
る制御方法を制御方法選択手段34において選択し、制
御手段5において実行する。
【0058】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0059】(実施の形態4)図15は、第4の発明の
実施の一形態である放送受信装置のシステム構成図であ
る。図15は、すでに説明した発明の実施の一形態のシ
ステム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部分
には同一番号を付し、説明は省略する。
【0060】以上のように構成された情報受信装置の動
作を図16、図17のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0061】ステップd1〜ステップd7は、第2の発明の
実施の一形態における図7に示したフローチャートのス
テップb1〜ステップb7と同様の処理を行う。ただし、フ
ローチャート中の条件などによってかわる処理の流れは
図16に従う。
【0062】ステップd8は、第3の発明の実施の一形態
における図11に示したフローチャートのステップc6と
同様の処理を行う。
【0063】ステップd9〜ステップd10は、第3の発明
の実施の一形態における図11に示したフローチャート
のステップc7〜ステップc8と同様の処理を行う。
【0064】ステップd11は、第2の発明の実施の一形
態における図7に示したフローチャートのステップb8と
同様の処理を行う。
【0065】(実施の形態5)図18は、第5の発明の
実施の一形態である制御方法更新方法、および装置のシ
ステム構成を示す。図18は、すでに説明した発明の実
施の一形態のシステム構成と同一構成部分を含んでいる
ので、その部分には同一番号を付し、説明は省略する。
41は、各種情報を検知するセンサー手段である。以上
のように構成されたシステムが実行されるハードウェア
構成を図19に示す。図19は基本的に汎用の計算機シ
ステムの構成と同じである。また、各構成部分は図2で
示した制御方法更新方法、および装置のハードウェア構
成と、図18で示したシステム構成で説明した構成部分
と同一のものであり、同一構成部分に同一番号を付して
説明を省略する。
【0066】以上のように構成された制御方法更新方
法、および装置の動作を図20に示すフローチャートを
参照しながら説明する。
【0067】ステップe1〜ステップe6は、第3の発明の
実施の形態における図3に示したフローチャートのステ
ップc1〜ステップc6と同様の処理を行う。ただし、フロ
ーチャート中の条件などによってかわる処理の流れは図
20に従う。
【0068】ステップe7では、センサー手段41からの
入力に基づいてステップe6で変換記憶した制御方法を選
択する。選択の基準としては、例えば累計の電力量を検
知するセンサーからの情報に基づいて節約型の機能仕様
を持つ制御方法を選択する。
【0069】ステップe8では、第3の発明の実施の形態
における図12に示したフローチャートのステップc9と
同様の処理を行う。ただし、フローチャート中の処理の
流れは図20に従う。
【0070】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0071】(実施の形態6)図21は、第6の発明の
実施の一形態である放送受信装置のシステム構成図であ
る。図21は、すでに説明した発明の実施の形態のシス
テム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部分に
は同一番号を付し、説明は省略する。
【0072】以上のように構成された情報受信装置の動
作を表すフローチャートは、図7に示した第2の発明の
一実施例の動作を表すフローチャートと類似の部分を多
く含むために異なる部分についてのみ説明する。
【0073】図7のフローチャートに比べて異なる点
は、ステップb7の実行後、ステップb2へ戻る前に第3の
発明の一実施例のフローチャートのステップc6を実行す
る。
【0074】さらに、ステップb8を実行する前に第5の
発明のフローチャートのステップe7と同様の処理を行
う。
【0075】(実施の形態7)図22は、第7の発明の
実施の一形態である制御方法更新方法、および装置のシ
ステム構成を示す。図22は、すでに説明した発明の実
施の形態のシステム構成と同一構成部分を含んでいるの
で、その部分には同一番号を付し、説明は省略する。5
1は、制御情報に基づいて制御を行うと同時に制御情報
に含まれる表示情報を表示する表示情報制御手段であ
る。以上のように構成されたシステムが実行されるハー
ドウェア構成を図23に示す。図23は基本的に汎用の
計算機システムの構成と同じである。また、各構成部分
は図2で示した制御方法更新方法、および装置のハード
ウェア構成と、図22で示したシステム構成で説明した
構成部分と同一のものであり、同一構成部分に同一番号
を付して説明を省略する。
【0076】以上のように構成された制御方法更新方
法、および装置の動作を表すフローチャートは、図3に
示した第1の発明の一実施例の動作を表すフローチャー
トと類似の部分を多く含むために異なる部分についての
み説明する。
【0077】図3のフローチャートに比べて異なる点
は、ステップa5における制御情報の変換時に表示情報の
部分については変換操作を行わないで、表示情報制御手
段51において、ステップa6の替わりに、ステップa1で
受信した制御情報の中の表示情報を表示しながら制御す
る。たとえば、制御方法としてエアコンの温度設定を初
めの2時間、次の2時間、最後の2時間の合計6時間そ
れぞれ変化させて制御する際に、変化させる時点での表
示メッセージを制御方法の中に含ませ「設定温度をそろ
そろ変えます」などのメッセージを表示しながら制御す
る。
【0078】他の例としては、電磁調理機の制御情報の
中で図24に示すようなステーキの焼きかたに関する制
御方法が受信され、調理器具で受信後、変換利用する場
合を考える。この場合、制御情報に時間や加熱の経過と
ともに表示するべきメッセージが付加されており、制御
する際に調理器具の加熱の加減を変えながら「そろそろ
ワインを入れてください」、「お好みで醤油を落として
ください」などの表示をすることができる。図24の制
御方法は、加熱時の強さを表す火力指数と加熱時間(分
の単位で表示)が組み合わされており、順に指数で指定
された火力で指定された時間加熱するように制御するも
のである。
【0079】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0080】(実施の形態8)図25は、第8の発明の
実施の一形態である放送受信装置のシステム構成図であ
る。図25は、すでに説明した発明の実施の一形態のシ
ステム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部分
には同一番号を付し、説明は省略する。
【0081】以上のように構成された情報受信装置の動
作を表すフローチャートは、図7に示した第2の発明の
一実施例の動作を表すフローチャートと類似の部分を多
く含むために異なる部分についてのみ説明する。
【0082】図7のフローチャートに比べて異なる点
は、制御情報の中に表示情報が含まれておりステップb8
の替わりに、制御情報の中の表示情報を表示しながら制
御する処理を行う。たとえば、制御方法としてエアコン
の温度設定を初めの2時間、次の2時間、最後の2時間
の合計6時間それぞれ変化させて制御する際に、変化さ
せる時点での表示メッセージを制御方法の中に含ませ
「設定温度をそろそろ変えます」などのメッセージを表
示しながら制御する。
【0083】(実施の形態9)図26は、第7の発明の
実施の一形態である制御方法更新方法、および装置のシ
ステム構成を示す。図26は、すでに説明した発明の実
施の一形態のシステム構成と同一構成部分を含んでいる
ので、その部分には同一番号を付し、説明は省略する。
61は、ユーザからの機器設定を受け付ける設定手段、
62は、機器の仕様と設定手段61で受け付けたユーザ
の機器設定の両方に基づいて制御情報を変換する設定付
制御情報変換手段である。以上のように構成されたシス
テムが実行されるハードウェア構成を図27に示す。図
27は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じであ
る。また、各構成部分は図2で示した制御方法更新方
法、および装置のハードウェア構成と、図26で示した
システム構成で説明した構成部分と同一のものであり、
同一構成部分に同一番号を付して説明を省略する。
【0084】以上のように構成された制御方法更新方
法、および装置の動作を表すフローチャートは、図1
1、図12に示した第3の発明の一実施例の動作を表す
フローチャートと類似の部分を多く含むために異なる部
分についてのみ説明する。
【0085】図11のフローチャートのステップc5の替
わりに、設定付制御情報変換手段62において、ユーザ
が設定した項目に応じて制御方法の変換を行う。例え
ば、ユーザが設定項目「暑がり度合い」を高い値に設定
した場合には、図4に示した制御方法を図5の仕様によ
って変換する際に、除湿に使うエネルギーを減らして冷
房につかうエネルギーを増やし、全体としてエネルギー
を指定された量に押さえるように制御方法を変換する。
また、ステップc4で一致していないと判断された場合と
ステップc6の実行後に図3のステップa6と同様の制御実
行を行う。
【0086】図12のフローチャートの替わりに、図2
8に示すステップh1〜ステップh2に置き換える。ステッ
プh1では、設定手段61において設定項目を表示する。
設定項目の例としては、「暑がり度合い」、「湿気嫌い
の度合い」、「寒がり度合い」などを表示する。ステッ
プh2では、これらの項目に対してユーザからの設定を受
け付ける。例えば、これらの設定項目に対して、度合い
を表す数値データの入力を受け付ける。
【0087】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0088】(実施の形態10)図29は、第10の発
明の実施の一形態である放送受信装置のシステム構成図
である。図29は、すでに説明した発明の実施の形態の
システム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部
分には同一番号を付し、説明は省略する。
【0089】以上のように構成された情報受信装置の動
作を表すフローチャートは、図16、図17に示したフ
ローチャートと類似の部分を多く含むために異なる部分
についてのみ説明する。
【0090】図16のフローチャートのステップd7の替
わりに、設定付制御情報変換手段62において、ユーザ
が設定した項目に応じて制御方法の変換を行う。変換の
具体的方法については第9の発明の実施の一形態の所で
説明したのと同様である。また、ステップd6で一致して
いないと判断された場合と、ステップd8の実行後に図7
のステップb8と同様の制御を行う。
【0091】さらに、図17のフローチャートの替わり
に、図28のフローチャートを実行する。
【0092】(実施の形態11)図30は、第11の発
明の実施の一形態である制御方法更新方法、および装置
のシステム構成を示す。図30は、すでに説明した発明
の実施の形態のシステム構成と同一構成部分を含んでい
るので、その部分には同一番号を付し、説明は省略す
る。71は、周囲の環境を検知する環境センサー手段、
72は、環境センサー手段71からの情報に基づいて制
御情報を変換するセンサー付制御情報変換手段である。
以上のように構成されたシステムが実行されるハードウ
ェア構成を図31に示す。図31は基本的に汎用の計算
機システムの構成と同じである。また、各構成部分は図
2で示した制御方法更新方法、および装置のハードウェ
ア構成と、図30で示したシステム構成で説明した構成
部分と同一のものであり、同一構成部分に同一番号を付
して説明を省略する。
【0093】以上のように構成された制御方法更新方
法、および装置の動作を表すフローチャートは、図3に
示した第1の発明の一実施例の動作を表すフローチャー
トと類似の部分を多く含むために異なる部分についての
み説明する。
【0094】図3のフローチャートのステップa5の替わ
りに、センサー付制御情報変換手段72において、環境
センサー手段71からの情報に基づいて制御情報の変換
を行う。例えば、環境センサー手段71において過去1
週間の平均気温を検知して記憶し、制御情報変換の際に
は、この平均気温に基づいて制御方法を変化させる。例
えば、図4に示した制御方法を図5の仕様によって変換
する際に、平均気温が非常に高い場合、除湿に使うエネ
ルギーを減らして冷房につかうエネルギーを増やし、全
体としてエネルギーを指定された量に押さえるように制
御の方法を変換する。また、環境センサー手段71で湿
度を検知している場合、湿度が非常に高ければ、除湿に
使うエネルギーを増やして冷房につかうエネルギーを減
らし、全体としてエネルギーを指定された量に押さえる
ように制御の方法を変換する。
【0095】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0096】(実施の形態12)図32は、第12の発
明の実施の一形態である放送受信装置のシステム構成図
である。図32は、すでに説明した発明の実施の一形態
のシステム構成と同一構成部分を含んでいるので、その
部分には同一番号を付し、説明は省略する。
【0097】以上のように構成された情報受信装置の動
作を表すフローチャートは、図7に示した第2の発明の
一実施例の動作を表すフローチャートと類似の部分を多
く含むために異なる部分についてのみ説明する。
【0098】図7のフローチャートのステップb7の替わ
りに、センサー付制御情報変換手段72において、環境
センサー手段71からの情報に基づいて制御情報の変換
を行う。この処理は、第11の発明の一実施例において
説明したのと同様の処理を行う。
【0099】
【発明の効果】第1の発明によれば、機種に依存する部
分は、受信側で変換して利用するために送信側は機種に
依存せずに制御情報を送信することができ、送信側で受
信機器の機種などを考慮する煩わしさが少なくなり、よ
り高品質の情報を提供できるようになる。また、受信側
は各機器の仕様に合わせて制御方法を変換するためによ
り決め細かな制御が可能になる。
【0100】第2の発明によれば、複数の機器が接続さ
れている環境において、機種に依存する部分は、受信側
で変換して利用するために送信側は機種に依存せずに、
複数の機器の制御情報を送信することができ、送信側で
受信機器の機種や、接続されている機器などを考慮する
煩わしさが少なくなり、より高品質の情報を提供できる
ようになる。また、受信側は各機器の仕様に合わせて制
御方法を変換するためにより決め細かな制御が可能にな
る。
【0101】第3の発明によれば、送信側は複数の制御
方法を放送を介して提供するため、その中からユーザが
使用目的に合わせて選択することが可能になり、ユーザ
の要求により適切に対応可能な多様な制御情報の提供が
可能になり、ユーザはより自分の使用目的に合致した制
御情報を選択、利用することができる。
【0102】第4の発明によれば、複数の機器が接続さ
れている環境において、送信側は複数の制御方法を放送
を介して提供するため、受信側は、その中からユーザが
使用目的に合わせて選択することが可能になる。この結
果、ユーザの多様な要求により適切に対応した複数の制
御情報の提供が可能になり、ユーザはより自分の使用目
的に合致した制御情報を選択、利用することができる。
【0103】第5の発明によれば、制御情報の受信後で
あっても各種のセンサー情報により制御方法を動的に選
択して実行することができ、よりきめ細かな制御を行う
ことができる。この結果、ユーザにとっては、実際の利
用時のセンサー情報に合わせて制御方法が変化し、より
高品質の制御が行われる。
【0104】第6の発明によれば、複数の機器が接続さ
れている環境において、制御情報の受信後に各種のセン
サー情報により制御方法を動的に選択して実行し、より
きめ細かな制御を行うことができる。この結果、ユーザ
にとっては、実際の利用時のセンサー情報に合わせて制
御方法が変化し、より高品質の制御が行われる。
【0105】第7の発明によれば、次々に最新の制御方
法が提供されても、制御方法と同時にアドバイスなど制
御時に表示する情報が提供されるため、ユーザが最新の
制御方法を利用する際に簡単に利用することができ、制
御情報の有効利用が可能になる。
【0106】第8の発明によれば、複数の機器が接続さ
れている環境において、次々に提供される最新の制御方
法と同時にアドバイスなど制御時に表示する情報が提供
されるため、ユーザが最新の制御方法を利用する際に簡
単に利用することができ、制御情報の有効利用が可能に
なる。
【0107】第9の発明によれば、ユーザが予め設定し
た項目に基づいて、制御方法の変換を変化させるため、
同じ機種の機器を持っているユーザであっても、ユーザ
毎に設定した内容により、細かな好みに応じた変換を行
うことができる。この結果、よりユーザの好みに正確に
対応した制御が可能になる。
【0108】第10の発明によれば、複数の機器が接続
されている環境において、ユーザの設定項目に応じて制
御方法の変換を変化させるため、同じ機種の機器を持っ
ているユーザであっても、ユーザ毎に設定した内容によ
り、細かな好みに応じた変換を行うことができる。この
結果、よりユーザの好みに正確に対応した制御が可能に
なる。
【0109】第11の発明によれば、ユーザの居住する
範囲が広範囲に至る場合でも、機器の設置環境や普段の
使用環境、設置環境によってきめ細かに制御方法を変換
するため、ユーザの要求により正確に対応することがで
きる。
【0110】第12の発明によれば、複数の機器が接続
されている環境で、かつユーザの居住する範囲が広範囲
に至る場合でも、機器の設置環境や普段の使用環境、設
置環境によってきめ細かに制御方法を変換するため、ユ
ーザの要求により正確に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の一形態における制御方法更
新方法、および装置のシステム構成を示すブロック図
【図2】同実施の一形態におけるハードウェア構成例を
示す図
【図3】第1の発明の実施の一形態における制御方法更
新方法、および装置の動作手順を示すフローチャート
【図4】同実施の一形態における制御情報のデータ例を
示す図
【図5】同実施の一形態における装置仕様のデータ例を
示す図
【図6】第2の発明の実施の一形態における放送受信装
置のシステム構成を示すブロック図
【図7】第2発明の実施の一形態における放送受信装置
の動作手順を示すフローチャート
【図8】同実施の一形態における装置仕様のデータ例を
示す図
【図9】第3の発明の実施の一形態における制御方法更
新方法、および装置のシステム構成を示すブロック図
【図10】同実施の一形態におけるハードウェア構成例
を示す図
【図11】第3の発明の実施の一形態における制御方法
更新方法、および装置の動作手順を示すフローチャート
【図12】第3の発明の実施の一形態における制御方法
更新方法、および装置の動作手順を示すフローチャート
【図13】同実施の一形態における制御情報のデータ例
を示す図
【図14】同実施の一形態における機能仕様選択画面例
を示す図
【図15】第4の発明の実施の一形態における放送受信
装置のシステム構成を示すブロック図
【図16】第4発明の実施の一形態における放送受信装
置の動作手順を示すフローチャート
【図17】第4発明の実施の一形態における放送受信装
置の動作手順を示すフローチャート
【図18】第5の発明の実施の一形態における制御方法
更新方法、および装置のシステム構成を示すブロック図
【図19】同実施の一形態におけるハードウェア構成例
を示す図
【図20】第5の発明の実施の一形態における制御方法
更新方法、および装置の動作手順を示すフローチャート
【図21】第6の発明の実施の一形態における放送受信
装置のシステム構成を示すブロック図
【図22】第7の発明の実施の一形態における放送受信
装置のシステム構成を示すブロック図
【図23】同実施の一形態におけるハードウェア構成例
を示す図
【図24】同実施の一形態における制御情報のデータ例
を示す図
【図25】第8の発明の実施の一形態における放送受信
装置のシステム構成を示すブロック図
【図26】第9の発明の実施の一形態における放送受信
装置のシステム構成を示すブロック図
【図27】同実施の一形態におけるハードウェア構成例
を示す図
【図28】第9の発明の実施の一形態における制御方法
更新方法、および装置の動作手順の一部を示すフローチ
ャート
【図29】第10の発明の実施の一形態における放送受
信装置のシステム構成を示すブロック図
【図30】第11の発明の実施の一形態における放送受
信装置のシステム構成を示すブロック図
【図31】同実施の一形態におけるハードウェア構成例
を示す図
【図32】第12の発明の実施の一形態における放送受
信装置のシステム構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 制御方法受信手段 2 装置仕様記憶手段 3 利用判断手段 4 制御情報変換手段 5 制御手段 11 VRAM 12 主記憶装置 13 外部記憶装置 14 CPU 21 接続手段 31 機能仕様付制御情報変換記憶手段 32 提示手段 33 指定受け付け手段 34 制御方法選択手段 41 センサー手段 51 表示情報制御手段 61 設定手段 62 設定付制御情報変換手段 71 環境センサー手段 72 センサー付制御情報変換手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機器
    において、予め与えられた前記電子機器の仕様に基づい
    て前記受信した制御情報が利用できるか否かを判断し、
    この判断が利用できるという判断である場合に前記電子
    機器の仕様に基づいて制御情報を変換することを特徴と
    する制御方法更新方法。
  2. 【請求項2】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機器
    において、予め前記電子機器の仕様を記憶する装置仕様
    記憶手段と、この電子機器の仕様に基づいて前記受信し
    た制御情報を利用できるか否かを判断する利用判断手段
    と、この判断が利用できるという判断である場合に前記
    電子機器の仕様に基づいて前記電子機器に合わせた制御
    情報に変換する制御情報変換手段を備えたことを特徴と
    する制御方法更新装置。
  3. 【請求項3】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と制御方法を制御情報として受信する制御方法
    受信手段と、他の機器を接続する接続手段と、接続され
    ている機器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、この
    仕様に基づいて前記制御方法受信手段で受信した制御情
    報を利用できるか否かを判断する利用判断手段と、この
    判断が利用できるという判断である場合に前記装置仕様
    記憶手段に記憶されている仕様に基づいて前記制御情報
    を変換する制御情報変換手段を備えたことを特徴とする
    放送受信装置。
  4. 【請求項4】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と機能仕様と制御方法を組み合わせたものを制
    御情報として複数受信する電子機器において、予め与え
    られた装置仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用
    するか否かを判断し、この判断が利用するという判断で
    ある場合に前記装置仕様に基づいて前記電子機器に合わ
    せた制御情報に変換して前記機能仕様と組み合わせて記
    憶し、前記機能仕様に基づいてユーザに選択肢を提示
    し、この提示に対するユーザからの指定に基づいて前記
    記憶した制御情報から選択することを特徴とする制御方
    法更新方法。
  5. 【請求項5】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と機能仕様と制御方法を組み合わせたものを制
    御情報として複数受信する電子機器において、予め装置
    仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、この装置仕様に基
    づいて前記受信した制御情報を利用するか否かを判断す
    る利用判断手段と、この判断が利用するという判断であ
    る場合に前記装置仕様に基づいて前記電子機器に合わせ
    た制御情報に変換して記憶する機能仕様付制御情報変換
    記憶手段と、前記機能仕様に基づいてユーザに選択肢を
    提示する提示手段と、この提示に対するユーザからの指
    定を受け付ける指定受け付け手段と、この指定に基づい
    て前記機能仕様付制御情報変換記憶手段で記憶した制御
    情報から選択する制御方法選択手段を備えたことを特徴
    とする制御方法更新装置。
  6. 【請求項6】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と機能仕様と制御方法を制御情報として複数受
    信する制御方法受信手段と、他の機器を接続する接続手
    段と、接続されている機器の仕様を記憶する装置仕様記
    憶手段と、この仕様に基づいて前記受信した制御情報を
    利用するか否かを判断する利用判断手段と、この判断が
    利用するという判断である場合に前記装置仕様に基づい
    て前記電子機器に合わせた制御情報に変換して記憶する
    機能仕様付制御情報変換記憶手段と、前記機能仕様に基
    づいてユーザに選択肢を提示する提示手段と、この提示
    に対するユーザからの指定を受け付ける指定受け付け手
    段と、この指定に基づいて前記機能仕様付制御情報変換
    記憶手段で記憶した制御情報から選択することを特徴と
    する放送受信装置。
  7. 【請求項7】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と機能仕様と制御方法を組み合わせたものを制
    御情報として複数受信する電子機器において、予め与え
    られた装置仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用
    するか否かを判断し、この判断が利用するという判断で
    ある場合に前記装置仕様に基づいて前記電子機器に合わ
    せた制御情報に変換して前記機能仕様と組み合わせて記
    憶し、前記機能仕様とセンサーから得た情報の両方に基
    づいて前記記憶した制御情報から選択することを特徴と
    する制御方法更新方法。
  8. 【請求項8】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と機能仕様と制御方法を組み合わせたものを制
    御情報として複数受信する電子機器において、予め装置
    仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、この装置仕様に基
    づいて前記受信した制御情報を利用するか否かを判断す
    る利用判断手段と、この判断が利用するという判断であ
    る場合に前記装置仕様に基づいて前記電子機器に合わせ
    た制御情報に変換して記憶する機能仕様付制御情報変換
    記憶手段と、前記機能仕様とセンサーから得た情報の両
    方に基づいて前記記憶した制御情報から選択する制御方
    法選択手段を備えたことを特徴とする制御方法更新装
    置。
  9. 【請求項9】 放送を介して少なくとも機器の種類を含
    む識別子と機能仕様と制御方法を制御情報として複数受
    信する制御方法受信手段と、他の機器を接続する接続手
    段と、接続されている機器の仕様を記憶する装置仕様記
    憶手段と、この仕様に基づいて前記受信した制御情報を
    利用するか否かを判断する利用判断手段と、この判断が
    利用するという判断である場合に前記装置仕様に基づい
    て前記電子機器に合わせた制御情報に変換して記憶する
    機能仕様付制御情報変換記憶手段と、前記機能仕様とセ
    ンサーから得た情報の両方に基づいて前記記憶した制御
    情報から選択する制御方法選択手段を備えたことを特徴
    とする放送受信装置。
  10. 【請求項10】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法と制御時に表示する表示情報を組
    み合わせて制御情報として受信する電子機器において、
    予め与えられた前記電子機器の仕様に基づいて前記受信
    した制御情報が利用できるか否かを判断し、この判断が
    利用できるという判断である場合に前記電子機器の仕様
    に基づいて制御情報を変換し、この変換結果に基づいて
    制御と同時に表示情報を表示することを特徴とする制御
    方法更新方法。
  11. 【請求項11】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法と制御時に表示する表示情報を組
    み合わせて制御情報として受信する電子機器において、
    予め前記電子機器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段
    と、この電子機器の仕様に基づいて前記受信した制御情
    報を利用できるか否かを判断する利用判断手段と、この
    判断が利用できるという判断である場合に前記電子機器
    の仕様に基づいて前記電子機器に合わせた制御情報に変
    換する制御情報変換手段と、前記変換された制御情報に
    基づいて制御を行うと同時に制御情報に含まれる表示情
    報を表示する表示情報制御手段とを備えたことを特徴と
    する制御方法更新装置。
  12. 【請求項12】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法と制御時に表示する表示情報を組
    み合わせて制御情報として受信する制御方法受信手段
    と、他の機器を接続する接続手段と、接続されている機
    器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、この仕様に基
    づいて前記制御方法受信手段で受信した制御情報を利用
    できるか否かを判断する利用判断手段と、この判断が利
    用できるという判断である場合に前記装置仕様記憶手段
    に記憶されている仕様に基づいて前記制御情報を変換す
    る制御情報変換手段と、前記変換された制御情報に基づ
    いて制御を行うと同時に制御情報に含まれる表示情報を
    表示する表示情報制御手段とを備えたことを特徴とする
    放送受信装置。
  13. 【請求項13】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機
    器において、予め与えられた前記電子機器の仕様に基づ
    いて前記受信した制御情報が利用できるか否かを判断
    し、この判断が利用できるという判断である場合に前記
    電子機器の仕様と前記電子機器にユーザの設定操作によ
    り設定された機器設定の両方に基づいて制御情報を変換
    することを特徴とする制御方法更新方法。
  14. 【請求項14】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機
    器において、予め前記電子機器の仕様を記憶する装置仕
    様記憶手段と、この電子機器の仕様に基づいて前記受信
    した制御情報を利用できるか否かを判断する利用判断手
    段と、ユーザからの機器設定を受け付ける設定手段と、
    前記利用判断手段での判断が利用できるという判断であ
    る場合に前記電子機器の仕様と前記設定手段で受け付け
    たユーザの機器設定の両方に基づいてに基づいて前記制
    御情報を変換する設定付制御情報変換手段を備えたこと
    を特徴とする制御方法更新装置。
  15. 【請求項15】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機
    器において、他の機器を接続する接続手段と、接続され
    ている機器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、この
    仕様に基づいて前記受信した制御情報を利用できるか否
    かを判断する利用判断手段と、ユーザからの機器設定を
    受け付ける設定手段と、前記利用判断手段での判断が利
    用できるという判断である場合に前記電子機器の仕様と
    前記設定手段で受け付けたユーザの機器設定の両方に基
    づいてに基づいて前記制御情報を変換する設定付制御情
    報変換手段を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  16. 【請求項16】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機
    器において、予め与えられた前記電子機器の仕様に基づ
    いて前記受信した制御情報が利用できるか否かを判断
    し、この判断が利用できるという判断である場合に前記
    電子機器の仕様と、周囲の環境を検知するセンサーから
    の情報の両方に基づいて制御情報を変換することを特徴
    とする制御方法更新方法。
  17. 【請求項17】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法を制御情報として受信する電子機
    器において、予め前記電子機器の仕様を記憶する装置仕
    様記憶手段と、この電子機器の仕様に基づいて前記受信
    した制御情報を利用できるか否かを判断する利用判断手
    段と、周囲の環境を検知する環境センサー手段と、この
    判断が利用できるという判断である場合に前記電子機器
    の仕様と、前記環境センサー手段からの情報の両方に基
    づいて前記電子機器に合わせた制御情報に変換するセン
    サー付制御情報変換手段を備えたことを特徴とする制御
    方法更新装置。
  18. 【請求項18】 放送を介して少なくとも機器の種類を
    含む識別子と制御方法を制御情報として受信する制御方
    法受信手段と、他の機器を接続する接続手段と、接続さ
    れている機器の仕様を記憶する装置仕様記憶手段と、こ
    の仕様に基づいて前記制御方法受信手段で受信した制御
    情報を利用できるか否かを判断する利用判断手段と、周
    囲の環境を検知する環境センサー手段と、この判断が利
    用できるという判断である場合に前記装置仕様記憶手段
    に記憶されている仕様と、前記環境センサー手段からの
    情報の両方に基づいて前記制御情報を変換するセンサー
    付制御情報変換手段を備えたことを特徴とする放送受信
    装置。
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