JPH11163620A - 周波数切替式アンテナ - Google Patents

周波数切替式アンテナ

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JPH11163620A
JPH11163620A JP9326029A JP32602997A JPH11163620A JP H11163620 A JPH11163620 A JP H11163620A JP 9326029 A JP9326029 A JP 9326029A JP 32602997 A JP32602997 A JP 32602997A JP H11163620 A JPH11163620 A JP H11163620A
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JP
Japan
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frequency
switching
feeding
power supply
switching means
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JP9326029A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takebe
裕幸 武部
Keijiro Azuma
啓二朗 東
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの周波数帯を切替えて使用するアンテナ
において、2つの共振点での整合状態を同一にし、ま
た、離れた2つの周波数帯でも両周波数での整合状態を
良好にする。 【解決手段】 インピーダンス制御切替部で第1又は第
2の給電点を切替え、共振周波数を変化させるアンテナ
を構成する一方で、それぞれの使用周波数帯で不要な第
1の給電点又は、第2の給電点、第2の放射導体を電気
的に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯の移
動体通信に用いられるアンテナに関し、特に2つの周波
数帯を切替えて使用するアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の発達と共に移動体通
信、衛星通信が盛んになるに従い、異なる周波数帯を利
用したシステムを1個の移動体端末で実現する、端末の
融合化が実用化されている。これらの端末に搭載される
アンテナとしては、複数の周波数帯を切替えることによ
ってカバーする周波数切替式アンテナが考えられる。
【0003】図19に実公平4−8517号公報記載の
従来の周波数切替式アンテナを示す。図19の周波数切
替式アンテナは、直列に接続された第1、第2の放射導
体131、132と、第1、第2の放射導体131、1
32の結合点133にアノード端子が接続されたPIN
ダイオード135と、第2の放射導体132下端部13
4とPINダイオード135のカソード端子間に接続さ
れたDCカット用コンデンサ136と、カソード端子と
グランド間に接続された抵抗137を有する。
【0004】周波数切替は、給電線路138に重畳され
たバイアスによって行い、バイアスがかけられていない
場合は、第1、第2の放射導体131、132のトータ
ルの電気的長さで決定される第1の周波数で共振する。
HIGHバイアスが与えられた場合、PINダイオード
135はONとなり、第2の放射導体132の第1、第
2の端部133、134はPINダイオード135、コ
ンデンサ136を介して短絡され、ほぼ第1の放射導体
131で決定される第2の周波数で共振する。この際、
抵抗137はバイアス電流の制御に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、アンテ
ナエレメントの途中でエレメントを短絡することでアン
テナの電気的長さを変化させ、その共振周波数を変化さ
せることはできるが、短絡されたエレメントがオープン
スタブとして働き、短絡する前後の2つの共振点でのイ
ンピーダンスにずれを生じ、両周波数で良好に整合を取
ることが困難である。また、大きく離れた2つの周波数
を切替えるためには、短絡するエレメント長を大きくと
る必要があり、上記オープンスタブの影響が大きくな
り、両周波数帯で整合状態が著しく変化し、使用できな
い場合があった。
【0006】そこで、本発明はかかる課題を解決するた
めになされたものであり、2つの共振点での整合状態を
同一にし、また、離れた2つの周波数帯でも両周波数で
の整合状態を良好にする周波数切替式アンテナを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による請求項1記載の周波数切替式アンテナ
は、第1の放射導体と、該第1の放射導体に直列に接続
された第2の放射導体と、前記第1、第2の放射導体の
下端部に配置された第1、第2の給電点を有する周波数
切替式アンテナにおいて、RF信号を前記第1、第2の
給電点に切替えて接続し、かつ前記第1、第2の給電点
のうち非接続状態の給電点に接続するインピーダンスを
制御するインピーダンス制御切替手段を有することを特
徴とする。
【0008】該インピーダンス制御切替手段は、RF信
号が第1の給電点に接続している場合は、第1の給電点
から第2の放射導体側をみたインピーダンスをハイイン
ピーダンスに、また、RF信号が第2の給電点が接続し
ている場合は、該第1の給電点から該インピーダンス制
御切替手段側をみたインピーダンスをハイインピーダン
スに変換する。
【0009】また、請求項2記載の周波数切替式アンテ
ナは、前記インピーダンス制御切替手段は、RF信号を
前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切替手段
と、前記第1、第2の給電点と前記切替手段間に接続さ
れた第1、第2の給電線路とで構成され、前記第1の給
電線路の電気長及び、前記第2の放射導体と該第2の給
電線路のトータルの電気長を使用周波数に対しnλ/2
(n=0、1、2・・)とし、前記切替手段は、非接続
端子が開放されることを特徴とする。
【0010】このように切替手段によって第1の給電点
が接続されている場合、該第2の放射導体と該第2の給
電線路が1/2波長オープンスタブとなり該第1の給電
点から該第2の放射導体側をみたインピーダンスは開放
となる。同様に該切替手段によって第2の給電点に接続
された場合は、該第1の給電線路が1/2波長オープン
スタブとなり該第1の給電点から該切替回路側をみたイ
ンピーダンスが開放となる。
【0011】さらに、請求項3記載の周波数切替式アン
テナは、前記インピーダンス制御切替手段は、RF信号
を前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切替手段
と、前記第1、第2の給電点と前記切替手段間に接続さ
れた第1、第2の給電線路とで構成され、前記第1の給
電線路の電気長及び、前記第2の放射導体と該第2の給
電線路のトータルの電気長を使用周波数に対し(2n+
1)λ/4(n=0、1、2、・・)とし、前記切替手
段は、非接続端子が短絡されることを特徴とする。
【0012】このように切替手段によって第1の給電点
が接続されている場合、該第2の放射導体と該第2の給
電線路が1/4波長ショートスタブとなり該第1の給電
点から該第2の放射導体側をみたインピーダンスは開放
となる。同様に該切替手段によって第2の給電点に接続
された場合は、該第1の給電線路が1/4波長ショート
スタブとなり該第1の給電点から該切替回路側をみたイ
ンピーダンスが開放となる。
【0013】請求項4記載の周波数切替式アンテナは、
前記インピーダンス制御切替手段は、RF信号を前記第
1、第2の給電点に切替えて接続する切替手段と、前記
第1、第2の給電点と前記切替手段間に接続された第
1、第2の給電線路とで構成され、前記第1の給電線路
の電気長が使用周波数に対しnλ/2(n=0、1、2
・・)とし、前記第2の放射導体と前記第2の給電線路
のトータルの電気長を使用周波数に対し(2n+1)λ
/4(n=0、1、2、・・)とし、前記切替手段は、
非接続状態のとき、前記第1の給電線路側に接続されて
る端子は開放され、前記第2の給電線路側に接続されて
いる端子は短絡されることを特徴とする。
【0014】このように切替手段によって第1の給電点
が接続されている場合、該第2の放射導体と該第2の給
電線路が1/4波長ショートスタブとなり該第1の給電
点から該第2の放射導体側をみたインピーダンスは開放
となる。同様に該切替手段によって第2の給電点に接続
された場合は、該第1の給電線路が1/2波長オープン
スタブとなり該第1の給電点から該切替回路側をみたイ
ンピーダンスが開放となる。
【0015】請求項5記載の周波数切替式アンテナは、
前記インピーダンス制御切替手段は、RF信号を前記第
1、第2の給電点に切替えて接続する切替手段と、前記
第1、第2の給電点と前記切替手段間に接続された第
1、第2の給電線路とで構成され、前記第1の給電線路
の電気長が使用周波数に対し(2n+1)λ/4(n=
0、1、2、・・)とし、前記第2の放射導体と前記第
2の給電線路のトータルの電気長を使用周波数に対しn
λ/2(n=0、1、2・・)とし、前記切替手段は、
非接続状態のとき、前記第1の給電線路側に接続されて
る端子は短絡され、前記第2の給電線路側に接続されて
いる端子は開放されることを特徴とする。
【0016】このように切替手段によって第1の給電点
が接続されている場合、該第2の放射導体と該第2の給
電線路が1/2波長オープンスタブとなり該第1の給電
点から該第2の放射導体側をみたインピーダンスは開放
となる。同様に該切替手段によって第2の給電点に接続
された場合は、該第1の給電線路が1/4波長ショート
スタブとなり該第1の給電点から該切替回路側をみたイ
ンピーダンスが開放となる。
【0017】請求項6記載の周波数切替式アンテナは、
前記インピーダンス制御切替手段は、RF信号を前記第
1、第2の給電点に切替えて接続する切替手段と、前記
第1、第2の給電点に接続されている任意の長さの第
1、第2の給電線路とリアクタンス部とで構成され、前
記切替手段の非接続側の前記第1又は第2の給電線路が
前記リアクタンス部に接続されることを特徴とする。
【0018】このように切替手段によって前記第1の給
電点が接続されている場合、該第2の放射導体と該第2
の給電線路が該リアクタンスに接続され、該第1の給電
点から該第2の放射導体側をみたインピーダンスがハイ
インピーダンスとなる。同様に該切替手段によって第2
の給電点に接続された場合は、該第1の給電線路が該リ
アクタンス部に接続され、該第1の給電点から該第1の
給電線路側をみたインピーダンスがハイインピーダンス
となる。
【0019】請求項7記載の周波数切替式アンテナは、
前記切替手段の切替信号によって前記リアクタンス部の
リアクタンス値を可変することを特徴とする。このよう
に切替手段によって前記第1の給電点が接続されている
場合、前記第2の放射導体と前記第2の給電線路が第2
のリアクタンス値を有する該リアクタンス部に接続さ
れ、該第1の給電点から該第2の放射導体側をみたイン
ピーダンスがほぼ開放となる。同様に該切替手段によっ
て第2の給電点に接続された場合は、該第1の給電線路
が第1のリアクタンス値を有する該リアクタンス部に接
続され、該第1の給電点から該第1の給電線路側をみた
インピーダンスがほぼ開放となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明周波数切替式アンテナ
の第1の実施形態を示す図である。図1の周波数切替式
アンテナは、それぞれ直列に接続された第1、第2の放
射導体10、11と、第1、第2の放射導体10、11
の下端部に設けられた第1、第2の給電点12、13
と、第1、第2の給電点12、13にRF信号を切替え
て接続し、非接続給電点のインピーダンスを制御するイ
ンピーダンス制御切替部14と、使用周波数の切替制御
信号を発生する切替制御部15を有する。
【0021】第1の放射導体10、第2の放射導体11
は、それぞれ波長短縮のため螺旋状導電性金属で構成さ
れ、第1の放射導体10は、第1の周波数で共振する電
気長に設定される。また、第1、第2の放射導体10、
11のトータルの電気長が第2の周波数で共振するよう
第2の放射導体11の電気長は決定されている。
【0022】本実施形態に示す周波数切替式アンテナを
前記第1の周波数で使用する場合、切替制御部の制御信
号によって、無線機(図示せず)からのRF信号は第1
の給電線16を介して、インピーダンス制御切替部14
によって第1の給電点12に接続される。一方、非接続
端子である第2の給電点13に接続されるインピーダン
スは、インピーダンス制御切替部14によって、第1の
給電点12から第2の放射導体11側をみたインピーダ
ンスがほぼ開放となるようなインピーダンスが与えられ
る。同様に前記第2の周波数で使用する場合、無線機か
らのRF信号は、インピーダンス制御切替部14によっ
て第2の給電点13に接続され、非接続端子である第1
の給電点12には、インピーダンス制御切替部14によ
ってほぼ開放となるインピーダンスが接続される。
【0023】以上のように、インピーダンス制御切替部
14で第1又は第2の給電点12、13を切替え、共振
周波数を変化させるアンテナを構成する一方で、それぞ
れの使用周波数帯で不要な第1の給電点12からインピ
ーダンス制御切替部14又は第2の放射導体11をみた
インピーダンスを開放とし電気的に切断する。よって、
2つの共振点での整合状態を同一にし、また、離れた2
つの周波数帯でも両周波数での整合状態を良好にするこ
とが可能となる。尚、本実施形態においては、アンテナ
装置全体の小型化のため第1、第2の放射導体10、1
1を螺旋状としたが、第1、第2の放射導体10、11
は第1、第2の共振を与える手段であればなんでもよ
い。
【0024】図2にインピーダンス制御切替部14の第
1の実施形態を示す。図1と共通するものに対しては同
一の番号を付する。図2のインピーダンス制御切替部1
4は、第1、第2の給電点12、13に接続された第
2、第3の給電線路21、22と、切替制御部15から
の制御信号によって第2、第3の給電線路21、22に
RF信号を切替えて接続するダイオード、FET等で構
成されたSPDT(Single-pole double-throw)スイッ
チ23を有する。
【0025】第2、第3の給電線路21、22は小型化
のためにジグザグに構成され、第2の給電線路21の長
さは、その電気長が前記第2の周波数でほぼ1/2波長
に設定され、第3の給電線路22の長さは、第2の放射
導体11と第3の給電線路22のトータルの電気長が前
記第1の周波数でほぼ1/2波長となるよう設定され
る。
【0026】図3(a)、(b)にSPDTスイッチ2
3の動作図を示す。図3(a)、(b)のSPDTスイ
ッチ23は、入力端子24と、第1、第2の出力端子2
5、26を有する。入力端子24は、無線機(図示せ
ず)に接続されている第1の給電線16に接続され、第
1、第2の出力端子25、26は、それぞれ第2、第3
の給電線路21、22に接続される。入力端子24が第
1の出力端子25に接続されているときは、図3(a)
の様に第2の出力端子26はSPDTスイッチ23内で
開放となる。また、入力端子24が第2の出力端子26
に接続されているときは図3(b)の様に、第1の出力
端子25はSPDTスイッチ23内で開放となる。
【0027】切替制御部15からの制御信号により、第
1の給電線路16から入力されたRF信号は、SPDT
スイッチ23、第2の給電線路21を介し第1の給電点
12に接続される。このとき、第3の給電線路22はS
PDTスイッチ23内で開放であり、第2の放射導体1
1と第3の給電線路22のトータルの電気長が前記第1
の周波数でほぼ1/2波長であるため、第1の給電点1
2から第2の放射導体11側をみたインピーダンスが該
第1の周波数でほぼ開放となる。従って、第2の放射導
体11、第3の給電線路22は前記第1の周波数で第1
の放射導体10から電気的に切断され、第1の給電点1
2からの信号は、第1の放射導体11のみに供給され、
第1の放射導体11のみが前記第1の周波数で共振しア
ンテナとして動作する。
【0028】また、切替制御部15からの制御信号によ
り、第1の給電線路16から入力されたRF信号は、S
PDTスイッチ23、第3の給電線路22を介し第2の
給電点13に接続される。このとき、第2の給電線路2
1はSPDTスイッチ23内で開放となり、第2の給電
線路21の電気長が前記第2の周波数でほぼ1/2波長
であるため、第1の給電点12から第2の給電線路21
側をみたインピーダンスがほぼ開放となる。
【0029】従って、第2の給電線路21は前記第2の
周波数で第1、第2の放射導体10、11から第1の給
電点12で電気的に切断され、第2の給電点13からの
信号は、第1、第2の放射導体10、11のみに供給さ
れ、第1、第2の放射導体10、11が前記第2の周波
数で共振する。
【0030】以上のように、SPDTスイッチ23で給
電点を切替え、共振周波数を変化させるアンテナを構成
する場合、それぞれの周波数帯で不要な第2の給電線路
21又は、第3の給電線路22、第2の放射導体11を
電気的に切断することによって、2つの共振点での整合
状態を同一にし、また、離れた2つの周波数帯でも両周
波数での整合状態を良好にすることが可能となる。尚、
本実施形態においては、第2の給電線路21、第2の放
射導体11と第3の給電線路22のトータルの電気長は
それぞれ使用周波数においてほぼ1/2波長としたが、
ほぼnλ/2(n=0、1、2・・)であれば良い。
【0031】また、本実施形態においてはアンテナ装置
全体の小型化のため第2、第3の給電線路21、22を
ジグザグ状としたが、第2、第3の給電線路21、22
は、上記電気長を与える構成であればなんでもよい。
【0032】図4にインピーダンス制御切替部14の第
2の実施形態を示す。図1と共通するものに対しては同
一の番号を付する。図4のインピーダンス制御切替部1
4は、第1、第2の給電点12、13に接続された第
2、第3の給電線路31、32と、切替制御部15から
の制御信号によって第2、第3の給電線路31、32に
RF信号を切替えて接続するダイオード、FET等で構
成されたSPDTスイッチ33を有する。
【0033】第1、第2の給電線路31、32は小型化
のためにジグザグに構成され、第2の給電線路31の長
さは、その電気長が前記第2の周波数でほぼ1/4波長
に設定され、第3の給電線路32の長さは、第2の放射
導体11と第3の給電線路32のトータルの電気長が前
記第1の周波数でほぼ1/4波長となるよう設定され
る。
【0034】図5(a)、(b)にSPDTスイッチ3
3の動作図を示す。図5(a)、(b)のSPDTスイ
ッチ33は、入力端子34と、第1、第2の出力端子3
5、36を有する。入力端子34は、無線機(図示せ
ず)に接続されている第1の給電線16に接続され、第
1、第2の出力端子35、36は、それぞれ第2、第3
の給電線路31、32に接続される。入力端子34が第
1の出力端子35に接続されているときは、図5(a)
の様に第2の出力端子36は短絡される。また、入力端
子34が第2の出力端子36に接続されているときは図
5(b)の様に第1の出力端子35は短絡される。
【0035】本実施形態に従う周波数切替式アンテナを
前記第1の周波数で使用する場合は、第3の給電線路3
2は、SPDTスイッチ33を介しアースされ、第2の
放射導体11と第3の給電線路32のトータルの電気長
が該第1の周波数でほぼ1/4波長であるため、第1の
給電点12から第2の放射導体11側をみたインピーダ
ンスが該第1の周波数でほぼ開放となる。また同様に、
本実施形態に従う周波数切替式アンテナを前記第2の周
波数で使用する場合は、第2の給電線路31はSPDT
スイッチ33を介しアースされ、第2の給電線路31の
電気長が該第2の周波数でほぼ1/4波長であるため、
第1の給電点12から第2の給電線路31側をみたイン
ピーダンスが該第2の周波数でほぼ開放となる。
【0036】従って、上述のインピーダンス制御切替部
14の第1の実施形態と同様に、それぞれの周波数帯で
不要な第2給電線路31又は、第3の給電線路32、第
2の放射導体11を電気的に切断することによって、2
つの共振点での整合状態を同一にし、また、離れた2つ
の周波数帯でも両周波数での整合状態を良好にすること
が可能となる。
【0037】さらに、本実施形態に従うインピーダンス
制御切替部14は、上述のインピーダンス制御切替部1
4の第1の実施形態に比べ第1、第2の給電線路31、
32の長さが短縮されるため、アンテナ系の更なる小型
化が可能である。尚、本実施形態においては、第2の給
電線路31、第2の放射導体11と第3の給電線路32
のトータルの電気長はそれぞれ使用周波数においてほぼ
1/4波長としたが、ほぼ(2n−1)λ/4(n=
1、2・・)であれば良い。また、本実施形態において
はアンテナ装置全体の小型化のため第2、第3の給電線
路31、32をジグザグ状としたが、第2、第3の給電
線路31、32は、上記電気長を与える構成であればな
んでもよい。
【0038】図6にインピーダンス制御切替部14の第
3の実施形態を示す。図1と共通するものに対しては同
一の番号を付する。図6のインピーダンス制御切替部1
4は、第1、第2の給電点12、13に接続された第
2、第3の給電線路41、42と、切替制御部15から
の制御信号によって第2、第3の給電線路41、42に
RF信号を切替えて接続するダイオード、FET等で構
成されたSPDTスイッチ43を有する。
【0039】第1、第2の給電線路41、42は小型化
のためにジグザグに構成され、第2の給電線路41の長
さは、その電気長が前記第2の周波数でほぼ1/2波長
に設定され、第3の給電線路42の長さは、第2の放射
導体11と第3の給電線路42のトータルの電気長が前
記第1の周波数でほぼ1/4波長となるよう設定され
る。
【0040】図7(a)、(b)にSPDTスイッチ4
3の動作図を示す。図7(a)、(b)のSPDTスイ
ッチ43は、入力端子44と、第1、第2の出力端子4
5、46を有する。入力端子44は、無線機(図示せ
ず)に接続されている第1の給電線16に接続され、第
1、第2の出力端子45、46は、それぞれ第2、第3
の給電線路41、42に接続される。入力端子44が第
1の出力端子45に接続されているときは図7(a)の
様に第2の出力端子46は短絡される。また、入力端子
44が第2の出力端子46に接続されているときは図7
(b)の様に第1の出力端子45はSPDTスイッチ4
3内で開放となる。
【0041】本実施形態に従う周波数切替式アンテナを
前記第1の周波数で使用する場合は、第3の給電線路4
2は、SPDTスイッチ43を介しアースされ、第2の
放射導体11と第3の給電線路42のトータルの電気長
が該第1の周波数でほぼ1/4波長であるため、第1の
給電点12から第2の放射導体11側をみたインピーダ
ンスが該第1の周波数でほぼ開放となる。また同様に、
本実施形態に従う周波数切替式アンテナを前記第2の周
波数で使用する場合は、第2の給電線路41はSPDT
スイッチ43内で開放となり、第2の給電線路41の電
気長が該第2の周波数でほぼ1/2波長であるため、第
1の給電点12から第2の給電線路41側をみたインピ
ーダンスが該第2の周波数でほぼ開放となる。
【0042】従って、上述のインピーダンス制御切替部
14の第1の実施形態と同様に、それぞれの周波数帯で
不要な第2給電線路41又は、第3の給電線路42、第
2の放射導体11を電気的に切断することによって、2
つの共振点での整合状態を同一にし、また、離れた2つ
の周波数帯でも両周波数での整合状態を良好にすること
が可能となる。尚、本実施形態においては、第2の給電
線路41の電気長は使用周波数において1/2波長とし
たがほぼnλ/2(n=0、1、2・・)でも良く、ま
た、第2の放射導体11と第3の給電線路42のトータ
ルの電気長はそれぞれ使用周波数においてほぼ1/4波
長としたが、ほぼ(2n−1)λ/4(n=1、2・
・)であれば良い。また、本実施形態においては、アン
テナ装置全体の小型化のため第2、第3の給電線路4
1、42をジグザグ状としたが、第2、第3の給電線路
41、42は、上記電気長を与える構成であればなんで
もよい。
【0043】図8にインピーダンス制御切替部14の第
4の実施形態を示す。図1と共通するものに対しては同
一の番号を付する。図9のインピーダンス制御切替部1
4は、第1、第2の給電点12、13に接続された第
2、第3の給電線路51、52と、切替制御部15から
の制御信号によって第2、第3の給電線路51、52に
RF信号を切替えて接続するダイオード、FET等で構
成されたSPDTスイッチ53を有する。
【0044】第1、第2の給電線路51、52は小型化
のためにジグザグに構成され、第2の給電線路51の長
さは、その電気長が前記第2の周波数でほぼ1/4波長
に設定され、第3の給電線路52の長さは、第2の放射
導体11と第3の給電線路52のトータルの電気長が前
記第1の周波数でほぼ1/2波長となるよう設定され
る。
【0045】図9(a)、(b)にSPDTスイッチ5
3の動作図を示す。図9(a)、(b)のSPDTスイ
ッチ53は、入力端子54と、第1、第2の出力端子5
5、56を有する。入力端子54は、無線機(図示せ
ず)に接続されている第1の給電線16に接続され、第
1、第2の出力端子55、56は、それぞれ第2、第3
の給電線路51、52に接続される。入力端子54が第
1の出力端子55に接続されているときは図9(a)の
様に第2の出力端子56はSPDTスイッチ53内で開
放となる。また、入力端子54が第2の出力端子56に
接続されているときは図9(b)の様に第1の出力端子
55は短絡される。
【0046】本実施形態に従う周波数切替式アンテナを
前記第1の周波数で使用する場合は、第3の給電線路5
2は、SPDTスイッチ53内で開放され、第2の放射
導体11と第3の給電線路52のトータルの電気長が該
第1の周波数でほぼ1/2波長であるため、第1の給電
点12から第2の放射導体11側をみたインピーダンス
が該第1の周波数でほぼ開放となる。また同様に、本実
施形態に従う周波数切替式アンテナを前記第2の周波数
で使用する場合は、第2の給電線路51はSPDTスイ
ッチ53を介し短絡され、第2の給電線路51の電気長
が該第2の周波数でほぼ1/4波長であるため、第1の
給電点12から第2の給電線路51側をみたインピーダ
ンスが該第2の周波数でほぼ開放となる。
【0047】従って、上述のインピーダンス制御切替部
14の第1の実施形態と同様に、それぞれの周波数帯で
不要な第2給電線路51又は、第3の給電線路52、第
2の放射導体11を電気的に切断することによって、2
つの共振点での整合状態を同一にし、また、離れた2つ
の周波数帯でも両周波数での整合状態を良好にすること
が可能となる。尚、本実施形態においては、第2の給電
線路51の電気長は使用周波数においてほぼ1/4波長
としたが、ほぼ(2n−1)λ/4(n=1、2・・)
であれば良く、また、第2の放射導体11と第3の給電
線路52のトータルの電気長は使用周波数においてほぼ
nλ/2(n=0、1、2・・)でも良い。また、本実
施形態においてはアンテナ装置全体の小型化のため第
2、第3の給電線路51、52をジグザグ状としたが、
第2、第3の給電線路51、52は、上記電気長を与え
る構成であればなんでもよい。
【0048】図10にインピーダンス制御切替部14の
第5の実施形態を示す。図1と共通するものに対しては
同一の番号を付する。図10のインピーダンス制御切替
部14は、第1、第2の給電点12、13に接続された
第2、第3の給電線路61、62と、切替制御部15か
らの制御信号によって第2、第3の給電線路61、62
にRF信号を切替えて接続するためのダイオード、FE
T等で構成されたSPDTスイッチ63と、SPDTス
イッチ63に接続されたインピーダンス制御用リアクタ
ンス64を有する。
【0049】図11(a)、(b)にSPDTスイッチ
63の動作図を示す。図11(a)、(b)のSPDT
スイッチ63は、入力端子65と、第1、第2の出力端
子66、67を有する。入力端子65は、無線機(図示
せず)に接続されている第1の給電線16に接続され、
第1、第2の出力端子66、67は、それぞれ第2、第
3の給電線路61、62に接続される。入力端子65が
第1の出力端子66に接続されているときは図9(a)
の様に第2の出力端子67はSPDTスイッチ63を介
してインピーダンス制御用リアクタンス64に接続され
る。また、入力端子65が第2の出力端子67に接続さ
れているときは、図11(b)の様に第1の出力端子6
6はSPDTスイッチ63を介してインピーダンス制御
用リアクタンス64に接続される。
【0050】以下、SPDTスイッチ63によって非接
続になっている場合の第1の給電点12から第2の給電
線路61側及び第2の放射導体11側をみた第1、第2
のインピーダンスについて述べる。
【0051】図12に第1の給電点12から第2の給電
線路61側、第2の放射導体11側をみたそれぞれのイ
ンピーダンスを示す。図中の黒点71、72は、インピ
ーダンス制御用リアクタンス64がない場合、白点7
3、74がインピーダンス制御用リアクタンス64とし
てインダクタンスを用いた場合を示し、四角72、74
が第2の給電線路61側をみた場合、丸71、73が第
2の放射導体11側を見た場合を示す。
【0052】インピーダンス制御用リアクタンス64が
ない場合、第1の給電点12から第2の給電線路61側
をみた前記第1のインピーダンスは、第2の給電線路6
1がオープンスタブとなり、第1の容量性をもち、同図
の黒四角72のインピーダンスを示す。また、第1の給
電点12から第2の放射導体11をみた前記第2のイン
ピーダンスは、第2の放射導体11、第3の給電線路6
2がオープンスタブとなり第2の容量性をもち、同図の
黒丸71のインピーダンスを示す。
【0053】本実施形態に従い、インピーダンス制御用
リアクタンス64として前記第1、第2の容量を打ち消
すようにインダクタンスを挿入した場合、各々前記第
1、第2のインピーダンスが同図の白四角74、白丸7
3のようにほぼ開放となる。
【0054】従って、上記インピーダンス制御切替部1
4の第1の実施形態と同様に、それぞれの周波数帯で不
要な第2の給電線路61又は、第3の給電線路62、第
2の放射導体11を電気的にほぼ切断することができ、
2つの共振点での整合状態を同一にし、また、離れた2
つの周波数帯でも両周波数での整合状態を良好にするこ
とが可能となる。また、第2、第3の給電線路61、6
2長さに制約がないため、設計の自由度の向上、アンテ
ナ装置自体の小型化が実現される。尚、本実施形態で
は、インピーダンス制御用リアクタンス64としてイン
ダクタンスを用いたが、上記第1、第2のインピーダン
スがほぼ開放となるような容量を用いても良い。また、
インピーダンス制御用リアクタンス64は、オープンス
タブ、ショートスタブ等の分布定数線路で構成しても良
い。また、第2、第3の給電線路61、62は任意の長
さで良く、またなくても良い。
【0055】図13にインピーダンス制御切替部14の
第6の実施形態を示す。図1と共通するものに対しては
同一の番号を付する。図13のインピーダンス制御切替
部14は、第1、第2の給電点12、13に接続された
第2、第3の給電線路81、82と、切替制御部15に
からの制御信号によって第2、第3の給電線路81、8
2にRF信号を切替えて接続するためのダイオード、F
ET等で構成されたSPDTスイッチ83と、SPDT
スイッチ83に接続され切替制御部15の信号によりそ
のリアクタンスが変化するインピーダンス制御用可変リ
アクタンス66を有する。
【0056】図14(a)、(b)にSPDTスイッチ
83の動作図を示す。図14(a)、(b)のSPDT
スイッチ83は、入力端子85と、第1、第2の出力端
子86、87を有する。入力端子85は、無線機(図示
せず)に接続されている第1の給電線16に接続され、
第1、第2の出力端子86、87は、それぞれ第2、第
3の給電線路81、82に接続される。入力端子85が
第1の出力端子86に接続されているときは図9(a)
の様に第2の出力端子87はSPDTスイッチ83を介
してインピーダンス制御用可変リアクタンス84に接続
される。また、入力端子85が第2の出力端子87に接
続されているときは図14(b)の様に第1の出力端子
86はSPDTスイッチ83を介してインピーダンス制
御用可変リアクタンス84に接続される。
【0057】インピーダンス制御用可変リアクタンス8
4は、切替制御部15からの信号によって、第1の周波
数で動作する場合は、第1のインダクタンス値を第2の
周波数で動作する場合は、第2のインダクタンス値を示
す。該第1、第2のインダクタンス値は、上述のインピ
ーダンス切替制御部14の第3の実施形態で示した前記
第1、第2の容量を打ち消す値に設定される。
【0058】従って、設計の自由度の向上、アンテナ装
置自体の小型化が実現されると共に、第2、第3の給電
線路81、82の電気長または切替える周波数間隔に依
らず、SPDTスイッチ83によって非接続になってい
る第1の給電点12から第2の給電線路81側及び第2
の放射導体11側をみた第1、第2のインピーダンスを
完全に開放とすることができる。
【0059】尚、本実施形態では、インピーダンス制御
用可変リアクタンス84として可変インダクタンスを用
いたが、前記第1、第2のインピーダンスが開放となる
ような可変容量を用いても良い。また、第2、第3の給
電線路81、82は任意の長さで良く、またなくても良
い。
【0060】図15は、上記インピーダンス制御切替部
の第5の実施形態内のインピーダンス制御用可変リアク
タンス84の第1の実施形態である。図15のインピー
ダンス制御用可変リアクタンス84は、片側がアースさ
れた、第1、第2のリアクタンス92、93と、入力端
子がSPDTスイッチ83に接続された第1、第2のリ
アクタンスを切替えるためにリアクタンス切替スイッチ
91を有する。切替制御部15からの制御信号信号によ
って前記第1の周波数で使用する場合は、リアクタンス
切替スイッチ91は第1のリアクタンス92を接続す
る。同様に第2の周波数で使用する場合は、リアクタン
ス切替スイッチ91は、第2のリアクタンスを接続す
る。従って、切替制御部15からの制御信号によって使
用する周波数に対応してSPDTスイッチに接続される
リアクタンスを変化させることができる。
【0061】図16は、上記インピーダンス制御切替部
の第5の実施形態内のインピーダンス制御用可変リアク
タンス84の第2の実施形態である。図16のインピー
ダンス制御用可変リアクタンス84は、片側がアースさ
れ、もう一方はSPDTスイッチ83に接続され、並列
に接続されたインダクタンス102と、切替制御部から
の制御信号によって容量を可変できる可変容量101を
有する。切替制御部15からの制御信号信号によって可
変容量101の容量を変化させることによってSPDT
スイッチ83に接続されているリアクタンスを変化させ
ることができる。
【0062】尚、本実施形態は、インダクタンス102
と可変容量101を並列に接続したが、直列に接続する
など抵抗等の任意の集中定数回路で形成してもよい。ま
た、オープンスタブ、ショートスタブ等の分布定数線路
で構成しても良い。
【0063】図17は本発明周波数切替式アンテナの第
2の実施形態を示す図である。図17の周波数切替式ア
ンテナは、誘電体基板上にアンテナ部及びインピーダン
ス制御切替部を一体形成した場合であり、誘電体基板1
10表面上にエッチング等でジグザグに形成され、それ
ぞれ直列に接続された第1、第2の放射導体パターン1
11、112と、誘電体基板110裏面の第1、第2の
放射導体パターン111、112と重ならない部分に形
成されたグランドパターン113と、第1、第2の放射
導体パターン111、112下端部にそれぞれ設けられ
た第1、第2の給電点119a、119bと、第1、第
2の給電点119a、119bに接続された第1、第2
のストリップライン114、115と、第1、第2のス
トリップライン114、115にRF信号を切替えて接
続するダイオード、FETで構成されたSPDTスイッ
チ116と、第1、第2のストリップライン114、1
15上に接続された第1、第2の整合用コンデンサ11
8a、118bとSPDTスイッチ116の入力端子に
接続された第3のストリップライン117を有する。
【0064】第1の放射導体パターン111は、第1の
周波数で共振する電気長に設定され、また、第1、第2
の放射導体パターン111、112のトータルの電気長
が第2の周波数で共振するよう設定されている。
【0065】また、第1の整合用コンデンサ118a
は、第1の放射導体パターン111のみで形成されるア
ンテナの整合を、第2の整合用コンデンサ118bは、
第1、第2の放射導体パターン111、112のトータ
ルで形成されるアンテナの整合をとるために挿入され
る。
【0066】本実施形態に従う周波数切替式アンテナを
第1の周波数で使用する場合は、切替制御部(図示せ
ず)からの信号により第2のストリップライン115
は、SPDTスイッチ116を介しアースされ、第2の
放射導体パターン112と第2のストリップライン11
5と第2の整合用コンデンサ118bのトータルの電気
長が前記第1の周波数でほぼ1/4波長となるよう第2
のストリップライン115の電気長が設定され、第1の
給電点119aから第2の放射導パターン112側をみ
たインピーダンスが該第1の周波数でほぼ開放となる。
【0067】一方、第3のストリップライン117から
のRF信号はSPDTスイッチ116、第1のストリッ
プライン114、第1の整合用コンデンサ118aを介
し第1の給電点119aより第1の放射導体パターン1
11に接続され、第1の放射導体パターン111のみが
アンテナとして動作する。また同様に、本実施形態に従
う周波数切替式アンテナを第2の周波数で使用する場合
は、切替制御部(図示せず)からの信号により、第1の
ストリップライン114はSPDTスイッチ116を介
してアースされ、第1のストリップライン114と第1
の整合用コンデンサ118aのトータルの電気長が前記
第2の周波数でほぼ1/4波長となるよう第1のストリ
ップライン114の電気長が設定され、第1の給電点1
19aから第1のストリップライン114側をみたイン
ピーダンスが該第2の周波数でほぼ開放となる。
【0068】一方、第3のストリップライン117から
のRF信号は、SPDTスイッチ116、第2のストリ
ップライン115、第2の整合用コンデンサ118bを
介し第2の給電点119bより第2の放射導体パターン
112に接続され、第1、第2の放射導体パターン11
1、112がアンテナとして動作する。
【0069】従って、上述の第1の実施形態と同様に、
それぞれの周波数帯で不要な第1又は、第2のストリッ
プライン114、115、第2の放射導体パターン11
2、第1、第2の整合用コンデンサ118a、118b
を電気的に切断することによって、2つの共振点での整
合状態を独立に最適化して制御可能となる。また、離れ
た2つの周波数帯でも両周波数での整合状態を良好にす
ることが可能となると共に、誘電体基板110上にアン
テナ部及びインピーダンス制御切替部を一体形成が実現
できる。尚、本実施形態においては、インピーダンス制
御切替部として、上記インピーダンス制御切替部の第2
の実施形態を用いたが、上記インピーダンス制御切替部
の第1、3、4、5、6の実施形態に従っても良い。
【0070】図18は本発明周波数切替式アンテナの第
3の実施形態を示す図である。図18の周波数切替式ア
ンテナは、誘電体基板上にアンテナ部及びインピーダン
ス制御切替部を一体形成した場合であって、比較的近接
している2つの周波数を切替えて使用する場合の実施形
態であり、誘電体基板120表面上にエッチング等でジ
グザグに形成され、それぞれ直列に接続された第1、第
2の放射導体パターン121、122と、誘電体基板1
20裏面の第1、第2の放射導体パターン121、12
2と重ならない部分に形成されたグランドパターン12
3と、第1、第2の放射導体パターン121、122下
端部にそれぞれ設けられた第1、第2の給電点129
a、129bと、第1、第2の給電点129a、129
bに接続された第1、第2のストリップライン124、
125と、第1、第2のストリップライン124、12
5にRF信号を切替えて接続するダイオード、FETで
構成されたSPDTスイッチ126と、SPDTスイッ
チ126の入力端子に接続された第3のストリップライ
ン127と、第3のストリップライン127上に接続さ
れた整合用コンデンサ128と、SPDTスイッチ12
6に接続されたインピーダンス制御用リアクタンス13
0を有する。
【0071】第1の放射導体121は、第1の周波数で
共振する電気長に設定され、また、第1、第2の放射導
体121、122のトータルの電気長が第2の周波数で
共振するよう設定されている。また、整合用コンデンサ
128は、第1の放射導体パターン121のみで形成さ
れるアンテナのインピーダンスと、第1、第2の放射導
体パターン121、122のトータルで形成されるアン
テナのインピーダンスが、比較的近接しているため共通
で使用される。
【0072】上述のインピーダンス制御切替部の第3の
実施形態と同様に、SPDTスイッチ126によって非
接続となった第1のストリップライン124又は、第2
の放射導体パターン122、第2のストリップライン1
25は、第1の給電点129aからみて、前者が第1の
容量、後者が第2の容量を有し、インピーダンス制御用
リアクタンス130は該第1の容量、第2の容量を打ち
消すインダクタンスが挿入される。
【0073】従って、上述の第2の実施形態と同様に、
誘電体基板120上に一体形成すると共に、それぞれの
周波数帯で不要な第1又は、第2のストリップライン1
24、125、第2の放射導体パターン122を電気的
に切断することによって、2つの共振点での整合状態を
同一にし、また離れた2つの周波数帯でも両周波数での
整合状態を良好にすることが可能となる。尚、本実施形
態においては、インピーダンス制御切替部として、上記
インピーダンス制御切替部の第5の実施形態を用いた
が、上記インピーダンス制御切替部の第6の実施形態に
従っても良い。
【0074】
【発明の効果】以上の様に本発明の周波数切替式アンテ
ナは、インピーダンス制御切替部で第1又は第2の給電
点を切替え、共振周波数を変化させるアンテナを構成す
る一方で、それぞれの使用周波数帯で不要な第1の給電
点又は、第2の給電点、第2の放射導体を電気的に切断
することによって、2つの共振点での整合状態を同一に
し、また、離れた2つの周波数帯でも両周波数での整合
状態を良好にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数切替式アンテナの第1の実施形
態を示す図である。
【図2】周波数切替式アンテナにおけるインピーダンス
制御切替部の第1の実施形態を示す図である。
【図3】(a)は本発明の周波数切替式アンテナにおけ
るインピーダンス制御切替部の第1の実施形態のSPD
Tスイッチの動作図であり、(b)は周波数切替式アン
テナにおけるインピーダンス制御切替部の第1の実施形
態のSPDTスイッチの動作図である。
【図4】周波数切替式アンテナにおけるインピーダンス
制御切替部の第2の実施形態を示す図である。
【図5】(a)は本発明の周波数切替式アンテナにおけ
るインピーダンス制御切替部の第2の実施形態のSPD
Tスイッチの動作図であり、(b)は周波数切替式アン
テナにおけるインピーダンス制御切替部の第2の実施形
態のSPDTスイッチの動作図である。
【図6】周波数切替式アンテナにおけるインピーダンス
制御切替部の第3の実施形態を示す図である。
【図7】(a)は本発明の周波数切替式アンテナにおけ
るインピーダンス制御切替部の第3の実施形態のSPD
Tスイッチの動作図であり、(b)は周波数切替式アン
テナにおけるインピーダンス制御切替部の第3の実施形
態のSPDTスイッチの動作図である。
【図8】周波数切替式アンテナにおけるインピーダンス
制御切替部の第4の実施形態を示す図である。
【図9】(a)は本発明の周波数切替式アンテナにおけ
るインピーダンス制御切替部の第4の実施形態のSPD
Tスイッチの動作図であり、(b)は周波数切替式アン
テナにおけるインピーダンス制御切替部の第4の実施形
態のSPDTスイッチの動作図である。
【図10】周波数切替式アンテナにおけるインピーダン
ス制御切替部の第5の実施形態を示す図である。
【図11】(a)は本発明の周波数切替式アンテナにお
けるインピーダンス制御切替部の第5の実施形態のSP
DTスイッチの動作図であり、(b)は周波数切替式ア
ンテナにおけるインピーダンス制御切替部の第5の実施
形態のSPDTスイッチの動作図である。
【図12】インピーダンス制御切替部の第5の実施形態
における第1の給電点から見たインピーダンス特性を示
す特性図である。
【図13】周波数切替式アンテナにおけるインピーダン
ス制御切替部の第6の実施形態を示す図である。
【図14】(a)は本発明の周波数切替式アンテナにお
けるインピーダンス制御切替部の第6の実施形態のSP
DTスイッチの動作図であり、(b)は周波数切替式ア
ンテナにおけるインピーダンス制御切替部の第6の実施
形態のSPDTスイッチの動作図である。
【図15】周波数切替式アンテナにおけるインピーダン
ス制御切替部の第6の実施形態のリアクタンス可変手段
の第1の実施形態を示す図である。
【図16】周波数切替式アンテナにおけるインピーダン
ス制御切替部の第6の実施形態のリアクタンス可変手段
の第2の実施形態を示す図である。
【図17】本発明の周波数切替式アンテナの第2の実施
形態を示す図である。
【図18】本発明の周波数切替式アンテナの第3の実施
形態を示す図である。
【図19】従来の周波数切替式アンテナを示す図であ
る。
【符号の説明】
10、131 第1の放射導体 11、132 第2の放射導体 12、119a、129a、133 第1の給電点 13、119b、129b、134 第2の給電点 14 インピーダンス制御切替部 15 切替制御部 16 第1の給電線路 21、31、41、51、61、81 第2の給電線路 22、32、42、52、62、82 第3の給電線路 23、33、43、53、63、83、116 SPD
Tスイッチ 24、34、44、54、65、85 SPDTスイッ
チの入力端子 25、35、45、55、66、86 SPDTスイッ
チの第1の出力端子 26、36、46、56、67、87 SPDTスイッ
チの第2の出力端子 64、130 インピーダンス制御用リアクタンス 71 インピーダンス制御用リアクタンスがない場合の
第1の給電点から第2の放射導体側をみたインピーダン
ス 72 インピーダンス制御用リアクタンスがない場合の
第1の給電点から第2の給電線路側をみたインピーダン
ス 73 インピーダンス制御用リアクタンスがある場合の
第1の給電点から第2の放射導体側をみたインピーダン
ス 74 インピーダンス制御用リアクタンスがある場合の
第1の給電点から第2の給電線路側をみたインピーダン
ス 84 インピーダンス制御用可変リアクタンス 91 リアクタンス切替スイッチ 92 第1のリアクタンス 93 第2のリアクタンス 101 可変容量 102 インダクタンス 110、120 誘電体基板 111、121 第1の放射導体パターン 112、122 第2の放射導体パターン 113、123 グランドパターン 114、124 第1のストリップライン 115、125 第2のストリップライン 117、127 第3のストリップライン 118a 第1の整合用コンデンサ 118b 第2の整合用コンデンサ 128 整合用コンデンサ 135 PINダイオード 136 DCカット用コンデンサ 137 抵抗 138 給電線路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の放射導体と、該第1の放射導体に
    直列に接続された第2の放射導体と、前記第1、第2の
    放射導体の下端部に配置された第1、第2の給電点を有
    する周波数切替式アンテナにおいて、RF信号を前記第
    1、第2の給電点に切替えて接続し、かつ前記第1、第
    2の給電点のうち非接続状態の給電点に接続するインピ
    ーダンスを制御するインピーダンス制御切替手段を有す
    ることを特徴とする周波数切替式アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス制御切替手段は、R
    F信号を前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切
    替手段と、前記第1、第2の給電点と前記切替手段間に
    接続された第1、第2の給電線路とで構成され、前記第
    1の給電線路の電気長及び、前記第2の放射導体と該第
    2の給電線路のトータルの電気長を使用周波数に対しn
    λ/2(n=0、1、2・・)とし、前記切替手段は、
    非接続端子が開放されることを特徴とする請求項1記載
    の周波数切替式アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス制御切替手段は、R
    F信号を前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切
    替手段と、前記第1、第2の給電点と前記切替手段間に
    接続された第1、第2の給電線路とで構成され、前記第
    1の給電線路の電気長及び、前記第2の放射導体と該第
    2の給電線路のトータルの電気長を使用周波数に対し
    (2n+1)λ/4(n=0、1、2、・・)とし、前
    記切替手段は、非接続端子が短絡されることを特徴とす
    る請求項1記載の周波数切替式アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス制御切替手段は、R
    F信号を前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切
    替手段と、前記第1、第2の給電点と前記切替手段間に
    接続された第1、第2の給電線路とで構成され、前記第
    1の給電線路の電気長が使用周波数に対しnλ/2(n
    =0、1、2・・)とし、前記第2の放射導体と前記第
    2の給電線路のトータルの電気長を使用周波数に対し
    (2n+1)λ/4(n=0、1、2、・・)とし、前
    記切替手段は、非接続状態のとき、前記第1の給電線路
    側に接続されてる端子は開放され、前記第2の給電線路
    側に接続されている端子は短絡されることを特徴とする
    請求項1記載の周波数切替式アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記インピーダンス制御切替手段は、R
    F信号を前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切
    替手段と、前記第1、第2の給電点と前記切替手段間に
    接続された第1、第2の給電線路とで構成され、前記第
    1の給電線路の電気長が使用周波数に対し(2n+1)
    λ/4(n=0、1、2、・・)とし、前記第2の放射
    導体と前記第2の給電線路のトータルの電気長を使用周
    波数に対しnλ/2(n=0、1、2・・)とし、前記
    切替手段は、非接続状態のとき、前記第1の給電線路側
    に接続されてる端子は短絡され、前記第2の給電線路側
    に接続されている端子は開放されることを特徴とする請
    求項1記載の周波数切替式アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記インピーダンス制御切替手段は、R
    F信号を前記第1、第2の給電点に切替えて接続する切
    替手段と、前記第1、第2の給電点に接続されている任
    意の長さの第1、第2の給電線路とリアクタンス部とで
    構成され、前記切替手段の非接続側の前記第1又は第2
    の給電線路が前記リアクタンス部に接続されることを特
    徴とする請求項1記載の周波数切替式アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記切替手段の切替信号によって前記リ
    アクタンス部のリアクタンス値を可変することを特徴と
    する請求項6記載の周波数切替式アンテナ。
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