JPH11161282A - 吸音装置 - Google Patents

吸音装置

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JPH11161282A
JPH11161282A JP9338225A JP33822597A JPH11161282A JP H11161282 A JPH11161282 A JP H11161282A JP 9338225 A JP9338225 A JP 9338225A JP 33822597 A JP33822597 A JP 33822597A JP H11161282 A JPH11161282 A JP H11161282A
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sound absorbing
sound
absorbing material
substrate
opening
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Yasuhiko Nishimura
靖彦 西村
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最少量の吸音材で高い効果を奏することがで
きる、吸音装置を提供すること。 【解決手段】 吸音装置は、平面形状が実質的に方形を
呈し、4つの辺を有する板材からなる基板(42)と、
この基板の対向する2つの辺(48,49)にわたって
配置され、基板の少なくとも片側に空気層(44)を介
在して位置する吸音材(46)とを備える。この吸音材
は、前記2つの辺のそれぞれからこれら2つの辺間の中
央に向くにつれて基板から次第に離れるように湾曲され
た湾曲形状に形成され、この湾曲形状が残りの2つの辺
(50,51)間に伸びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸音装置に関し、例
えば、自動車のエンジンを囲んでエンジンからの音を吸
音したり、高速道路に沿って配置して走行する自動車騒
音を吸音したり、建物の壁に取り付けて建物の内部に進
入する音又は外部に漏れる音を吸音したりするのに適す
る吸音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの周りを囲む遮蔽板に空隙部を
設けると共に、遮蔽板の内側に凸状に湾曲された吸音材
を取り付けた吸音装置が提案されている(実開平3-1109
59号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記吸音材は充実タイ
プであるため、所定の効果をうるには相当量の吸音材が
必要となり、コスト的に不利である。
【0004】本発明は、最少量の吸音材で高い効果を奏
することができる、吸音装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明に
係る吸音装置は、平面形状が実質的に方形を呈し、4つ
の辺を有する板材からなる基板と、この基板の対向する
2つの辺にわたって配置され、前記基板の少なくとも片
側に空気層を介在して位置する吸音材とを備える。この
吸音材は、前記2つの辺のそれぞれからこれら2つの辺
間の中央に向くにつれて前記基板から次第に離れるよう
に湾曲された湾曲形状に形成され、この湾曲形状が残り
の2つの辺間に伸びている。
【0006】音波が吸音材と交差する方向から吸音材に
達するとき、音波は吸音材を通過し、空気層を経て基板
に達する。その後、基板で反射して再び空気層を経て吸
音材に達し、再び吸音材を通過する。一方、音波が接線
方向から吸音材に入るとき、音波は吸音材の内部を伝播
した後、吸音材から出る。
【0007】基板と吸音材との間に空気層があるため、
吸音材の使用量を少なくすることができる。ところで、
吸音材の吸音効果は、吸音材内を通過する音波の粒子速
度が速いほど高くなり、また吸音材内の通過距離が長い
ほど高くなる。したがって、吸音材の湾曲形状のうち、
基板から最も高くなる部位で音波の粒子速度が最も速く
なるように湾曲形状を定め、音源からの音波が吸音材の
最も高くなる部位に実質的に法線方向から入るように吸
音装置を設置することによって最も高い吸音効果をうる
ことができる。また、接線方向から吸音材に入る音波が
可及的に長く吸音材内を伝播するように吸音材を滑らか
に湾曲することによっても高い吸音効果をうることがで
きる。
【0008】吸音材が2つの辺のそれぞれからこれら2
つの辺間の中央に向くにつれて基板から次第に離れるよ
うに湾曲されているため、滑らかな湾曲とすることがで
きる。これによって、吸音材を通過して基板で反射した
音波が基板から再び吸音材に達するまでの距離を、音波
の粒子速度が最も速くなる距離に近づけ易いことと、湾
曲形状が基板の残る2つの辺間に伸びていることから、
広い範囲にわたって良好な吸音効果をうることができ
る。
【0009】本発明に係る吸音装置はまた、平面形状が
実質的に方形を呈し、4つの辺を有する板材からなる基
板と、この基板の対向する2つの辺の1つから他の辺の
上方又は下方に向けて配置され、前記基板の少なくとも
片側に空気層を介在して位置する吸音材とを備える。こ
の吸音材は、前記2つの辺の1つから他の辺に向くにつ
れて前記基板から次第に離れるように湾曲された湾曲形
状に形成され、この湾曲形状が残りの2つの辺間に伸び
ている。
【0010】吸音材が2つの辺にわたっている吸音装置
と実質的に同じ作用及び効果を奏するが、この発明では
さらに、音源が一個所に定まっている場合に吸音材の無
駄を排して効果的に吸音できる。
【0011】本発明に係る吸音装置はまた、板材からな
る基板と、この基板の周縁から盛り上げられ、前記基板
の少なくとも片側に空気層を介在して位置する吸音材と
を備える。この吸音材は、前記周縁から中央に向くにつ
れて前記基板から次第に離れるように湾曲されている。
【0012】基板が方形、円形又は楕円形その他の形状
であり、比較的小さい場合には、基板の周縁から吸音材
を盛り上げて吸音装置を作り、このような独立した吸音
装置を単独で又は複数並べて吸音する。
【0013】独立した複数の吸音装置を使用する場合、
その配列を任意に選定できることから、音源に応じた吸
音がし易くなる。また、個々の吸音装置の吸音材は前記
発明と同様に、吸音材を通過する音波に対しても、また
吸音材を伝播する音波に対しても有効であり、良好に吸
音することができる。
【0014】本発明に係る吸音装置はまた、周囲部及び
底部に板材を配置し、頂部を開口として形成された複数
のセルと、各セルの前記開口に配置された吸音材とを備
える。この吸音材は、この吸音材によって吸収すべき音
の波長の実質的に4分の1に相当する距離だけ前記底部
から離され、前記開口は前記波長と比べて小さくなるよ
うに形成されている。
【0015】波長と比べて小さい断面のセル中を通過す
る音波は周囲部で反射を起こすことなく直進し、平面波
となる。したがって、吸音材を通過してセル中の空気層
を経て底部に達した音波は、底部のみで反射して再び空
気層を経て吸音材に達し、ここを通過する。
【0016】吸音材は、この吸音材が吸収すべき音の波
長の実質的に4分の1に相当する距離だけ底部から離れ
ているが、この距離は音波が腹となって振動する個所で
あり、底部で反射した音波の粒子速度が最も速くなる個
所であって、音波のエネルギが最も高いところである。
吸音材はその最も高いエネルギを効果的に減衰すること
となり、良好に吸音することができる。また、吸音材は
空気層を介在して位置するため、その量を少なくするこ
とができる。
【0017】本発明に係る吸音装置はまた、周囲部に板
材を配置し、頂部及び底部を開口として形成された複数
のセルと、各セルの前記開口にそれぞれ配置された吸音
材とを備える。前記頂部の吸音材と前記底部の吸音材と
は、これら吸音材によって吸収すべき音の波長の実質的
に2分の1に相当する距離だけ離され、前記開口は前記
波長と比べて小さくなるように形成されている。
【0018】音波はセルの周囲部で反射を起こすことな
く直進し、平面波となる。したがって、頂部の吸音材を
通過してセル中の空気層を経て底部の吸音材に達した音
波は、その一部が底部の吸音材のみで反射し、残部が底
部の吸音材を通過する。底部の吸音材で反射して再び空
気層を経て頂部の吸音材に達した音波は、ここを通過す
る。
【0019】頂部及び底部の吸音材は、これら吸音材が
吸収すべき音の波長の実質的に2分の1に相当する距離
だけ互いに離れているが、この場合、音波は頂部及び底
部で腹となる振動をし、粒子速度がその腹で最も速くな
る。その結果、頂部及び底部の吸音材は、音波の最も高
いエネルギを効果的に減衰することとなり、良好に吸音
することができる。また、吸音材は空気層を介在して位
置するため、その量を少なくすることができる。
【0020】本発明に係る吸音装置はまた、周囲部と底
部とに板材を配置すると共に、頂部に開口を有する板材
を配置して断面形状が実質的に円形を呈するように形成
されたセルであって前記頂部の開口の近傍で前記頂部か
ら垂下し、かつ、前記周囲部から半径方向へ中心まで伸
びる仕切材を有し、前記開口から入った音が円周方向へ
伝播して前記仕切材で反射し、前記開口に戻るように形
成された複数のセルと、各セルの前記開口に配置された
吸音材とを備える。前記セルの前記開口と前記仕切材と
は、前記吸音材によって吸収すべき音の波長の実質的に
4分の1に相当する距離だけ離され、前記開口は前記波
長と比べて小さくなるように形成されている。
【0021】波長と比べて小さい開口を有する円形のセ
ル中を通過する音波は周囲部で反射を起こすことなく直
進し、平面波となることが期待できる。したがって、吸
音材を通過してセル中の空気層を経て仕切材に達した音
波は、仕切材のみで反射して再び空気層を経て吸音材に
達し、ここを通過する。
【0022】吸音材は、この吸音材が吸収すべき音の波
長の実質的に4分の1に相当する距離だけ仕切材から離
れているが、この距離は音波が腹となって振動する個所
であり、仕切材で反射した音波の粒子速度が最も速くな
る個所であって、音波のエネルギが最も高いところであ
る。吸音材はその最も高いエネルギを効果的に減衰する
こととなり、良好に吸音することができる。また、吸音
材は空気層を介在して位置するため、その量を少なくす
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理を模式的な図
1及び図2を参照して説明する。A方向に進行している
音波の入射波Bが吸音材30に達すると、入射波Bは吸
音材30を通過し、空気層32を経て基板34に達す
る。その後、入射波Bは基板34で反射して反射波Cと
なり、再び空気層32を経て吸音材30に達し、吸音材
30を通過する。音波が基板34で反射するとき、その
音波は、基板34から波長λの4分の1に相当する個所
に振動の腹がくるように振動し、腹における音波の粒子
速度は最も速くなる。これは音波が大きなエネルギを持
っていることであるから、ここで音波を吸音材30に通
過させれば、音波に大きな減衰をさせることができる。
【0024】次に、D方向に進行している音波が吸音材
30に接線方向から入射すると、音波は、吸音材30が
滑らかに湾曲しているならば、吸音材30内を伝播す
る。したがって、音波が吸音材30内を可及的長く進行
するように吸音材30の湾曲形状を定めれば、音波に大
きな減衰をさせることができる。通常、円弧がこれに適
する。
【0025】図2に示すように、A方向へ進行している
音波の入射波Bが吸音材36を通過し、さらに音波の波
長と比べて小さい断面のセル37中を通過するとき、入
射波はセル37の周囲部で反射を起こすことなく直進
し、平面波となる。したがって、吸音材36を通過して
セル中の空気層39を経て底部38に達した入射波B
は、底部38のみで反射して反射波Cとなり、再び空気
層39を経て吸音材36に達する。音波が底部38で反
射するとき、その音波は、前述したように、底部38か
ら波長λの4分の1に相当する個所に振動の腹がくるよ
うに振動し、腹における音波の粒子速度は最も速くな
る。これは音波が大きなエネルギを持っていることであ
るから、ここで音波を吸音材36に通過させれば、A方
向に進行する音波に大きな減衰をさせることができる。
【0026】吸音装置40は、断面状態の図3及び斜視
状態の図4を参照すると、平面形状が実質的に方形を呈
し、4つの辺を有する板材からなる基板42と、基板4
2の対向する2つの辺にわたって配置され、基板42の
少なくとも片側に空気層44を介在して位置する吸音材
46とを備える。
【0027】図示の実施例では、基板42は長方形の硬
質の板材からなり、4つの辺48,49,50,51を
有する。基板42はポリプロピレンのような硬質樹脂又
は鋼板、アルミニウム板のような金属で作ることができ
る。2つの吸音材46が、2つの辺48,49にわたっ
て配置されている。各吸音材46は、2つの辺48,4
9のそれぞれからこれら2つの辺間の中央に向くにつれ
て基板42から次第に離れるように湾曲された湾曲形状
に形成され、この湾曲形状が残りの2つの辺50,51
間に伸びている。すなわち、2つの辺50,51間では
吸音材46はどの部位でも実質的に同じ形状である。2
つの吸音材46は基板42に対して対称形状であり、基
板42を弦とした円弧となっている。吸音材46は、グ
ラスウールのようなそれ自体公知の材料を成形し、適当
に接着して形状を維持できるように形成されたもので、
基板42に接着又はねじ止めされる。吸音材46とし
て、フェルト又はウレタンのようなものを使用すること
もできる。吸音材46の厚みは、例えば10-30mm 程度に
定めることができる。
【0028】吸音材46は、基板42から最も離れた部
位における吸音材の厚みの中央が基板42の表面からλ
/ 4の距離となるように寸法を定めてある。ここで、λ
は吸音材46で吸収すべき音の波長である。吸音材46
と基板42との間の空気層44に複数の仕切板54を、
これら仕切板が2つの辺50,51間に等間隔に配置さ
れるように取り付けることが好ましい。仕切板54は、
硬質樹脂又は金属で作ることができる。これは吸音材4
6の形状維持機能と、音の流れを整える機能とを果た
す。
【0029】図5に断面状態で示した吸音装置60は、
平面形状が実質的に方形を呈し、4つの辺を有する板材
からなる基板62と、この基板の対向する2つの辺6
8,69のうちの1つ68から他の辺69の上方又は下
方に向けて配置され、基板62の少なくとも片側に空気
層64を介在して位置する吸音材66とを備える。基板
62は図4の基板42と同様に長方形のものである。
【0030】図示の実施例では、2つの吸音材66が基
板62の上方及び下方に配置されている。各吸音材66
は、基板62の2つの辺68,69のうちの1つの辺6
8から他の辺69に向くにつれて基板62から次第に離
れるように湾曲された湾曲形状に形成され、この湾曲形
状が残りの2つの辺間、つまり図5の紙面に垂直な方向
に伸びている。辺69側における基板62の表面から吸
音材66の厚みの中央までの距離は、λ/ 4となるよう
に寸法を定めてある。ここで、λは吸音材66で吸収す
べき音の波長である。基板62や吸音材66は、前述し
たものと同様の材料によって形成できる。
【0031】斜視状態で示した図6の吸音装置70は、
板材からなる基板72と、基板72の周縁から盛り上げ
られ、基板72の少なくとも片側に空気層74を介在し
て位置する吸音材76とを備える。吸音材76は、前記
周縁から中央に向くにつれて基板72から次第に離れる
ように湾曲されている。基板72や吸音材76は、前述
したものと同様の材料によって形成できる。
【0032】図示の実施例では、基板72は円盤であ
り、吸音材76は基板72の上方で丸屋根状すなわちド
ーム状となっている。吸音材76が基板72からもっと
も離れた部位において基板72から吸音材76の厚みの
中央までの距離は、λ/ 4となるように寸法を定めてあ
る。ここで、λは吸音材76で吸収すべき音の波長であ
る。基板72は円盤に代えて、方形、楕円形その他の形
状とすることができる。図3ないし図5に示した吸音装
置では、吸音材の湾曲形状がある長さにわたって連なっ
ているのに対し、図6の吸音装置では、そのような連な
りはない。
【0033】吸音装置40は、図7ないし図13に示す
ように配列して使用することができる。正面状態を示す
図7及び平面状態を示す図8を参照すると、吸音装置4
0は、エンジン80からの音を吸音すべくエンジンルー
ム82内に配置されている。エンジン80の左側及び右
側にそれぞれ上下3列に吸音装置40を配列している
が、左側の配列と右側の配列とは、基板42がエンジン
80に対して上向きとなるように吸音装置40を斜めに
し、対称となっている。さらに、エンジン82の前後に
も吸音装置40を配置してある。
【0034】正面状態を示す図9を参照すると、吸音装
置40は音源84からの音を吸音すべく囲み86内に配
置されている。音源84の左側及び右側にそれぞれ上下
3列に吸音装置40を配列しているが、左側の配列と右
側の配列とは、基板42が水平となるように吸音装置4
0を水平にし、対称となっている。
【0035】正面状態を示す図10を参照すると、吸音
装置40は音源84からの音を吸音すべく囲み86内に
配置されている。音源84の左側及び右側にそれぞれ上
下3列に吸音装置40を配列しているが、左側の配列と
右側の配列とは、基板42が音源84に対して下向きと
なるように吸音装置40を斜めにし、対称となってい
る。
【0036】正面状態を示す図11を参照すると、吸音
装置40は音源88からの音を吸音すべく囲み90内に
配置されている。音源88の左側及び右側にそれぞれ1
列に吸音装置40を配列しているが、左側の配列と右側
の配列とは、基板42が音源88を対して上向きとなる
ように吸音装置40を斜めにし、対称となっている。
【0037】正面状態を示す図12を参照すると、音源
92はエンジンの下側にあるオイルパンであり、吸音装
置40Aはオイルパン92の左右の側部にそれぞれ1列
に配置されている。吸音装置40Aは吸音装置40を変
更した形態であり、基板42Aと、空気層44と、吸音
材46Aとを備える点で吸音装置40と同じであるが、
基板42Aがゴム質材料で形成されている点で異なる。
基板42Aがゴム質材料であることから、吸音装置40
Aは全体にたわみ性を有する。そのため、図示の実施例
では、吸音装置40Aの全体を曲げ、吸音材46Aをオ
イルパン92に接触させて配置してある。吸音装置40
Aの下側にパンチングメタル94を配置して吸音装置4
0Aを保護することが好ましい。
【0038】正面状態を示す図13を参照すると、音源
92はオイルパンであり、吸音装置40はオイルパン9
2の左右の側部にそれぞれ1列に、基板42が水平とな
るように配置されている。吸音装置40の下側にパンチ
ングメタル94を配置することが好ましい。
【0039】吸音装置60は、正面状態を示す図14を
参照すると、音源96に対して対称となるように音源9
6の左右の側部にそれぞれ1列に、基板62が水平とな
るように配置されている。音源96が比較的小さい場合
には、吸音装置60を使用することによって、吸音装置
40を使用する場合と比べて吸音材の量を減らすことが
できる。図14と図13とを比べてみると、吸音装置6
0は吸音装置40のほぼ半分の大きさにしうることが分
かる。
【0040】正面状態を示す図15を参照すると、吸音
装置60Aは吸音装置60を変更した形態であり、基板
62と、空気層64と、吸音材66とを備える点で吸音
装置60と同じであるが、吸音装置60Aでは吸音材6
6は基板62の下方のみに設けられている。吸音装置6
0Aは音源96に対して対称となるように音源96の左
右の側部にそれぞれ1列に、基板62が水平となり、吸
音材66が下側となるように配置されている。
【0041】図14及び図15の配置に代えて、図7及
び図9ないし図11に示した配置にすることが可能であ
り、さらに基板62をゴム質材料で作ることによって図
12の配置とすることもできる。
【0042】吸音装置70は、例えば自動車専用道路沿
いに建てられる防音壁に基板72を防音壁に密接させた
状態で取り付け、このような吸音装置を道路に沿って多
数配列し、さらに防音壁の上下方向へ複数列に配列して
使用することができる。
【0043】斜視状態の図16及び断面状態の図17に
示した吸音装置100は、周囲部及び底部に板材を配置
し、頂部を開口として形成された複数のセル102と、
各セルの前記開口に配置された吸音材104とを備え
る。吸音材104は、この吸音材によって吸収すべき音
の波長の実質的に4分の1に相当する距離だけ底部から
離されている。そして、前記開口は前記波長と比べて小
さくなるように形成されている。
【0044】図示の実施例では、セル102は周囲部1
06を四角筒にして底部107を取り付けた形態であ
る。このようなセル102を水平方向へ2次元的に配列
し、頂部の開口に吸音材104を配置して吸音装置10
0が形成されている。吸音材104は、底部107の表
面から吸音材104の厚みの中央までの距離が波長λの
4分の1となるように位置している。周囲部106と底
部107とは、硬質樹脂を射出成形して得ることができ
る。セル102の周囲部106の1辺の長さは、たとえ
ば音速を340m/ s、吸音材で吸収すべき音の周波数を10
00Hzとした場合、その音の波長が34cmであるから、波長
の5分の1ないし10分の1程度に定めることができ
る。
【0045】吸音材104は、この吸音材によって吸収
すべき音の波長λの実質的に4分の1に相当する距離だ
け底部から離されているが、この寸法は、開口の形状に
応じて次のように定めることができる。図18に示すよ
うに、セル108が斜めの開口を有する場合、吸音材1
10は斜めに配置される。この場合には、吸音材110
の長さの中間点が底部109から前記距離にあればよ
い。同図(c )のように中間セル112がある場合に
は、この中間セル112に設ける吸音材114は前記距
離から外れるが、両側のセル108に取り付ける吸音材
110は前記距離に定める。図19に示すように、セル
116を形成する周囲部118が底部119から傾いて
伸びている場合、吸音材120は、周囲部118の実
長、つまり底部119から吸音材120に至る周囲部1
18の長さが前記距離となるように定める。
【0046】断面状態の図20に示した吸音装置130
は、周囲部132及び底部133に板材を配置し、頂部
を開口として形成された複数のセル134と、各セルの
前記開口に配置された吸音材136とを備える。吸音材
136は、この吸音材によって吸収すべき音の波長の実
質的に4分の1に相当する距離だけ底部133から離さ
れている。そして、前記開口は前記波長と比べて小さく
なるように形成されている。吸音装置130は全体に円
筒状であり、図20の紙面に垂直な方向へ伸びている。
そして、セル134は、同図(a )の周方向だけでな
く、紙面に垂直な方向においても周囲部132によって
区切られている。周囲部132は、断面が三角形状に形
成されており、開口が尖端となっている。
【0047】断面状態の図21に示した吸音装置140
は、周囲部142及び底部143に板材を配置し、頂部
を開口として形成された複数のセル144と、各セルの
前記開口に配置された吸音材146とを備える。吸音材
146は、この吸音材によって吸収すべき音の波長の実
質的に4分の1に相当する距離だけ底部143から離さ
れている。そして、前記開口は前記波長と比べて小さく
なるように形成されている。吸音装置140は全体に円
筒状であり、図21の紙面に垂直な方向へ伸びている。
そして、セル144は、同図(a )の周方向だけでな
く、紙面に垂直な方向においても周囲部142によって
区切られている。周囲部142は、断面が実質的に楕円
形状に形成されている。図20及び図21の吸音装置で
はセルの開口が大きくなっているため、音が吸音装置に
入りやすい。
【0048】断面状態の図22に示した吸音装置150
は、周囲部152に板材を配置し、頂部及び底部を開口
として形成された複数のセル154と、各セルの前記開
口にそれぞれ配置された吸音材156とを備える。頂部
の吸音材156と底部の吸音材156とは、これら吸音
材によって吸収すべき音の波長の実質的に2分の1に相
当する距離だけ離され、前記開口は前記波長と比べて小
さくなるように形成されている。セル154は、図16
に示した吸音装置100のセル102のように平面的に
多数並べられる。この形態では、一方の吸音材を通過し
た音波は2つの吸音材156に振動の腹がくる振動とな
るため、2つの吸音材156間を前記した距離に定める
ことにより、最も速くなった音波の粒子速度が持つエネ
ルギを有効に吸収できる。
【0049】断面状態の図23に示した吸音装置160
は、周囲部162と底部163とに板材を配置すると共
に、頂部に開口を有する板材164を配置して断面形状
が実質的に円形を呈するように形成された複数のセル1
66と、各セルの開口に配置された吸音材168とを備
える。セル166は、前記板材168の開口の近傍で板
材168から垂下し、かつ、周囲部162から半径方向
へ中心まで伸びる仕切材167を有し、前記開口から入
った音が円周方向へ伝播して仕切材167で反射し、前
記開口に戻るように形成されている。セル166の前記
開口と仕切材167とは、吸音材168によって吸収す
べき音の波長の実質的に4分の1に相当する距離だけ離
され、前記開口は前記波長と比べて小さくなるように形
成されている。この態様では、吸音装置160は全体に
円筒状に形成されている。セル166の断面形状が円形
であり、底部163が円の中心に位置することから、底
部163から周囲部162に至る距離の中間点における
円周方向長さが波長の4分の1となるように定めること
ができる。
【0050】図16に示した吸音装置100は、図24
のように配置して使用できる。同図(a )では、吸音装
置100はエンジン170の各側部でエンジンルーム1
72内に水平に配置され、吸音材104が路面174に
対面するように位置している。同図(b )では、吸音装
置100はエンジン170の各側部でエンジンルーム1
72内に斜めに配置され、吸音材104がエンジン17
0と路面174とに傾いて対面するように位置してい
る。同図(c )では、吸音装置100はエンジン170
の各側部でエンジンルーム172内に鉛直に配置され、
吸音材104がエンジン170に対面するように位置し
ている。
【0051】円筒状吸音装置130,140,160は
図24と同様に配置することができる。この場合、その
軸線が車体の前後方向、車体の幅方向又は鉛直方向とな
るように吸音装置を配置し、このような吸音装置を前後
方向へ複数配列することができる。また、軸線が車体の
前後方向又は幅方向となるように配置する場合、上下方
向又は鉛直方向に複数列に配列することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸音装置の原理を模式的に示した
断面図である。
【図2】本発明に係る吸音装置の別の原理を模式的に示
した断面図である。
【図3】本発明に係る吸音装置の実施例の断面図であ
る。
【図4】図3に示した吸音装置の斜視図である。
【図5】本発明に係る吸音装置の別の実施例を示す断面
図である。
【図6】本発明に係る吸音装置のさらに別の実施例を示
す斜視図である。
【図7】吸音装置の配置例を示す正面図である。
【図8】図7に示した配置例の底面図で、縮小して示し
てある。
【図9】吸音装置の別の配置例を示す正面図である。
【図10】吸音装置のさらに別の配置例を示す正面図で
ある。
【図11】吸音装置のさらに別の配置例を示す正面図で
ある。
【図12】吸音装置のさらに別の配置例を示す正面図で
ある。
【図13】吸音装置のさらに別の配置例を示す正面図で
ある。
【図14】吸音装置のさらに別の配置例を示す正面図で
ある。
【図15】吸音装置のさらに別の配置例を示す正面図で
ある。
【図16】本発明に係る吸音装置のさらに別の実施例を
示す斜視図である。
【図17】図16に示した吸音装置の断面図である。
【図18】図16に示した吸音装置の開口と吸音材との
別の例を示す断面図で、(a )ないし(c)は異なる態
様を示している。
【図19】図16に示した吸音装置の変形例を示す断面
図である。
【図20】本発明に係る吸音装置のさらに別の実施例を
示す断面図で、(a )は直線状に展開して拡大したも
の、(b)は軸線に直交する断面で切断したものであ
る。
【図21】本発明に係る吸音装置のさらに別の実施例を
示す断面図で、(a )は直線状に展開して拡大したも
の、(b)は軸線に直交する面で切断したものである。
【図22】本発明に係る吸音装置のさらに別の実施例を
示す断面図である。
【図23】本発明に係る吸音装置のさらに別の実施例を
示す断面図で、(a )は軸線に沿って切断したもの、
(b)は軸線に直交する面で切断したものである。
【図24】吸音装置の別の配置例を示す正面図で、(a
)ないし(c )は異なる態様を示している。
【符号の説明】
40,40A,60,60A,70,100,130,
140 吸音装置 150,160 吸音装置 44,64,74 空気層 46,46A,66,76,104,110,120,
136 吸音材 146,156,162 吸音材 102,108,116,134,144,154,1
66 セル 106,132,142,152,162 周囲部 107,109,119,133,143,163 底

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面形状が実質的に方形を呈し、4つの
    辺を有する板材からなる基板と、 この基板の対向する2つの辺にわたって配置され、前記
    基板の少なくとも片側に空気層を介在して位置する吸音
    材とを備え、 この吸音材は、前記2つの辺のそれぞれからこれら2つ
    の辺間の中央に向くにつれて前記基板から次第に離れる
    ように湾曲された湾曲形状に形成され、この湾曲形状が
    残りの2つの辺間に伸びている、吸音装置。
  2. 【請求項2】 平面形状が実質的に方形を呈し、4つの
    辺を有する板材からなる基板と、 この基板の対向する2つの辺の1つから他の辺の上方又
    は下方に向けて配置され、前記基板の少なくとも片側に
    空気層を介在して位置する吸音材とを備え、 この吸音材は、前記2つの辺の1つから他の辺に向くに
    つれて前記基板から次第に離れるように湾曲された湾曲
    形状に形成され、この湾曲形状が残りの2つの辺間に伸
    びている、吸音装置。
  3. 【請求項3】 板材からなる基板と、 この基板の周縁から盛り上げられ、前記基板の少なくと
    も片側に空気層を介在して位置する吸音材とを備え、 この吸音材は、前記周縁から中央に向くにつれて前記基
    板から次第に離れるように湾曲された、吸音装置。
  4. 【請求項4】 周囲部及び底部に板材を配置し、頂部を
    開口として形成された複数のセルと、 各セルの前記開口に配置された吸音材とを備え、 この吸音材は、この吸音材によって吸収すべき音の波長
    の実質的に4分の1に相当する距離だけ前記底部から離
    され、前記開口は前記波長と比べて小さくなるように形
    成された、吸音装置。
  5. 【請求項5】 周囲部に板材を配置し、頂部及び底部を
    開口として形成された複数のセルと、 各セルの前記開口にそれぞれ配置された吸音材とを備
    え、 前記頂部の吸音材と前記底部の吸音材とは、これら吸音
    材によって吸収すべき音の波長の実質的に2分の1に相
    当する距離だけ離され、前記開口は前記波長と比べて小
    さくなるように形成された、吸音装置。
  6. 【請求項6】 周囲部と底部とに板材を配置すると共
    に、頂部に開口を有する板材を配置して断面形状が実質
    的に円形を呈するように形成されたセルであって、前記
    頂部の開口の近傍で前記頂部から垂下し、かつ、前記周
    囲部から半径方向へ中心まで伸びる仕切材を有し、前記
    開口から入った音が円周方向へ伝播して前記仕切材で反
    射し、前記開口に戻るように形成された複数のセルと、 各セルの前記開口に配置された吸音材とを備え、 前記セルの前記開口と前記仕切材とは、前記吸音材によ
    って吸収すべき音の波長の実質的に4分の1に相当する
    距離だけ離され、前記開口は前記波長と比べて小さくな
    るように形成された、吸音装置。
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