JPH11160576A - 光コネクタの収容ケース - Google Patents

光コネクタの収容ケース

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JPH11160576A
JPH11160576A JP34421797A JP34421797A JPH11160576A JP H11160576 A JPH11160576 A JP H11160576A JP 34421797 A JP34421797 A JP 34421797A JP 34421797 A JP34421797 A JP 34421797A JP H11160576 A JPH11160576 A JP H11160576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical connector
ferrule
tip
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP34421797A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamaguchi
透 山口
Noriaki Iida
徳明 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11160576A publication Critical patent/JPH11160576A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェルール先端を常時塞ぐとともに、光ファ
イバ先端とフェルール先端を同一面に容易に設定できる
光ファイバ位置決め機能を設けた収容ケースを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバ3が挿通されたフェルール2
を保持し、光ファイバ3を互いに端面を突き合わせた状
態に接合させる光コネクタを収容する収容ケースであっ
て、光コネクタ20はナット部材42と光ファイバ保持
部22が互い近づく力が付勢され、収容ケース60の下
蓋6Aにフェルール2の先端面が当接する係止壁61A
を立設するとともに、収容ケース60の下蓋6Aにナッ
ト部材42の段軸42Aを挟持する立設腕62を形成
し、立設腕62に光コネクタ20を保持した状態で収容
ケース60の上蓋6Bを閉じ、光コネクタ20を収納す
るとともに、収容ケース60の上蓋6Bを開き、立設腕
62に光コネクタ20を保持した状態で、光ファイバ3
の心線3Aの先端を係止壁61Aに当接させることによ
り、光ファイバ3の心線3Aの先端とフェルール2の端
面2Aとを一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光コネクタの収
容ケースについてのものである。特に、光コネクタ先端
のフェルールを防塵するとともに、光コネクタ先端のフ
ェルールに対して光ファイバを挿入後、フェルール先端
面と光ファイバの心線の先端とを同一面にするための光
ファイバ位置決め機能を備えた光コネクタの収容ケース
についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来の光コネクタの光ファイバ位
置決め方法及び光ファイバ保持方法を図5〜図7により
説明する。図5〜図7は位置決め方法、図8は光ファイ
バ保持方法を示している。
【0003】図5〜図7において、1は光コネクタ、2
はフェルール、3は光ファイバ、3Aは光ファイバ心線
である。
【0004】図5〜図8により、従来の光ファイバ位置
決めの一例を説明する。光ファイバ3を図5に示される
ように光コネクタ1に挿入すると、図6のように光ファ
イバ心線3Aがフェルール2から飛び出す。
【0005】そして、図8に示されるように、光コネク
タ1の回動軸13を支点としたファイバ押え11とねじ
りコイルバネ12により光ファイバ3をファイバ押さえ
面11Aにて光コネクタ1の本体接触面1Aに押さえつ
け保持する。
【0006】この状態で、図7に示されるように光ファ
イバ3を挿入方向と逆方向に徐々に引っ張り、光ファイ
バ心線3Aの端面とフェルール端面2Aとを合わせる。
【0007】図8は、光コネクタ1の先端にあるフェル
ール2の先端面と光ファイバ3の先端面を同一面に設定
する従来装置の断面図を示している。また、4はプラ
グ、5はスリーブ、6は保持具、7と8はアダプタ、9
と10はナット部材、11はファイバ押え、12はねじ
りコイルばねである。図8に示すように、突き合わされ
たプラグ4とフェルール2にはスリーブ5が外挿されて
いる。さらに、スリーブ5を保持する保持具6には一対
のアダプタ7・8が嵌合している。そして、アダプタ7
には光コネクタ1のナット部材9がねじ込まれており、
フェルール2とアダプタ7とを固定している。
【0008】同様に、アダプタ8にはプラグ4側に設け
られたナット部材10がねじ込まれておりプラグ4とア
ダプタ8とを固定している。以上の構成において、フェ
ルール2の先端にあるガイド孔に光ファイバ3を挿入す
る。
【0009】次に、光ファイバ3の先端をプラグ4の先
端面に突き当て、そのときの手の感触から光ファイバ3
の先端とフェルール2の先端とを位置合わせする。そし
て、位置合わせした光ファイバ3を光コネクタ1の光コ
ネクタ1のファイバ押え11によって本体に保持する。
なお、図5〜図8はこの出願人が特願平 9−206916号の
明細書で開示した従来技術の図10〜図13と技術的に
おなじものでる。
【0010】図9は、このような光コネクタ1を収納す
る従来の光コネクタの収容方法を説明する斜視図であ
る。図9に示すように、収容ケース50の下蓋にクッシ
ョン51が埋設されている。収容ケース50の上蓋内に
クッション53が埋設されている。
【0011】クッション51のほぼ中央に凹部52が形
成され、凹部52に光コネクタ1が載置される。そし
て、収容ケース50の上蓋を閉じると、クッション53
が光コネクタ1を押しつけた状態で保持される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図5から図9に示され
た従来の光コネクタと収容ケースは次のような問題点が
ある。 (1)図5から図7による方法では、光ファイバ3とフ
ェルール2の先端位置決めが目視のため、正確性に欠け
る。 (2)図9の収容ケースに光コネクタを収容した場合、
フェルール先端がむき出しになり防塵性に欠けるので、
接続損失を起こしたり、光ファイバの損傷を引き起こす
可能性がある。
【0013】この発明は、フェルール先端を常時塞ぐと
ともに、光ファイバ先端とフェルール先端を同一面に容
易に設定できる光ファイバ位置決め機能を収容ケースに
設けることにより、前述の課題を解消することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に係わる発明は、光ファイバ3が挿通され
たフェルール2を保持し、光ファイバ3を互いに端面を
突き合わせた状態に接合させる光コネクタを収容する収
容ケースであって、光コネクタ20はナット部材42と
光ファイバ保持部22が互い近づく力が付勢され、収容
ケース60の下蓋6Aにフェルール2の先端面が当接す
る係止壁61Aを立設するとともに、収容ケース60の
下蓋6Aにナット部材42の段軸42Aを挟持する立設
腕62を形成し、立設腕62に光コネクタ20を保持し
た状態で収容ケース60の上蓋6Bを閉じ、光コネクタ
20を収納することを特徴とする。
【0015】請求項2に係わる発明は、収容ケース60
の上蓋6Bを開き、立設腕62に光コネクタ20を保持
した状態で、光ファイバ3の心線3Aの先端を係止壁6
1Aに当接させることにより、光ファイバ3の心線3A
の先端とフェルール2の端面2Aとを一致させることを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1から図4はこの発明による
光コネクタの収容ケースの一実施の形態を示す図面であ
る。
【0017】図1は後述する図2の平面図におけるAA
断面図であり、収容ケースの下蓋に載置された光コネク
タの断面図を示している。図1の20は光コネクタ、6
1は光ファイバの位置決め部、62は立設腕である。光
コネクタ20は光ファイバ3を保持する概直方体の光フ
ァイバ保持部22をもっている。光ファイバ保持部22
は本体22A、光ファイバ押さえ22B、ねじりコイル
ばね22C、回転軸22Dで構成されている。
【0018】また、光ファイバ保持部22の内部に孔部
22Eが形成される。フェルール2を保持するブッシュ
27が孔部22Eにはめ込まれている。ブッシュ27に
は挿入孔27Aが形成され、挿入孔27Aに光ファイバ
3が挿通される。
【0019】位置決め部61の端面である係止壁61A
に、光ファイバ3の心線3Aの先端が当接する。立設腕
62はナット部材42の段軸42Aを挟持する。
【0020】図1において、弾性部材となるとなる圧縮
コイルばね30はブッシュ27に巻装されている。ナッ
ト部材42にばね30が内装されている。すなわち、ナ
ット部材42は光ファイバ保持部22に近づく力が付勢
されている。立設腕62の方向に力が付勢され、立設腕
61Cをナット部材42と本体22Aが挟侍し、光コネ
クタ20は係止される。
【0021】図1において、立設腕62には段軸42A
が入るU字状の溝62Aが形成されてる。光コネクタ2
0を溝62Aにはめ込むとフェルール2の先端面が係止
壁61Aに当接する状態となる。
【0022】次に、光ファイバ3の位置決めの方法を図
1により説明する。ブッシュ27の挿入孔27Aに光フ
ァイバ3を挿入すると、フェルール2に挿入された光フ
ァイバ3の心線3Aの先端は係止壁61Aに当接する。
そして、回転軸22Dを支点としたファイバ押さえ22
Bとねじりコイルばね22Cにより光ファイバ3を接触
面22Fに押さえつけ光ファイバ3を保持する。
【0023】図2は収容ケースに光コネクタ20が保持
された状態図であり、収容ケースの下蓋を上面から見た
平面図である。
【0024】図3はこの発明による収容ケース下蓋の構
成図である。図3アは平面図、図3イは正面図、図3ウ
は左側面図、図3エは右側面図である。図3に示される
様に、下蓋に基板63が取り付けられ、位置決め部61
と立設腕62が固定されている。
【0025】図4はこの発明による収容ケースに光コネ
クタ20が取り付けられた状態の斜視図である。
【0026】
【発明の効果】この発明は、収容ケースの下蓋にフェル
ールの先端面が当接する係止壁を立設するとともに、収
容ケースの下蓋にナット部材の段軸を挟持する立設椀を
形成し、立設椀に光コネクタを保持するため、光ファイ
バの位置決めを光コネクタを収容ケースに納めたまま光
ファイバの位置決めができる。また、位置決めが正確に
でき光ファイバの保持力が安定するという効果がある。
【0027】また、この発明は、立設椀に光りコネクタ
を保持した状態で、光ファイバの心線の先端を係止壁に
当接させるため、光ファイバ端面の汚損を防ぐという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による光コネクタ収容ケ
ースの構成図である。
【図2】この発明による収容ケースと光コネクタの保持
状態を説明する平面図である。
【図3】この発明による光コネクタの収容ケースの構成
図である。
【図4】この発明による収容ケースの斜視図である。
【図5】従来の光コネクタにおける光ファイバの装着及
びフェルールへの位置決め方法を説明する斜視図であ
る。
【図6】従来の光コネクタにおける光ファイバの装着及
びフェルールへの位置決め方法を説明する斜視図であ
る。
【図7】従来の光コネクタにおける光ファイバの装着及
びフェルールへの位置決め方法を説明する斜視図であ
る。
【図8】従来の光コネクタを用いた光ファイバの位置決
め装置の構成及び構造を説明する断面図である。
【図9】従来の光コネクタの収容方法を説明する斜視図
である。
【符号の説明】
2 フェルール 3 光ファイバ 3A 心線 20 光コネクタ 22 光ファイバ保持部 22A 本体 22B 光ファイバ押さえ 22C ねじりコイルばね 22D 回転軸 22E 孔部 22F 接触面 27 ブッシュ 27A 挿入孔 30 弾性部材 42 ナット部材 42A 段軸 61 位置決め部 61A 係止壁 62 立設腕 62A 溝 63 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバが挿通されたフェルールを保
    持し、前記光ファイバを互いに端面を突き合わせた状態
    に接合させる光コネクタを収容する収容ケースであっ
    て、 光コネクタはナット部材と光ファイバ保持部が互い近づ
    く力が付勢され、 収容ケースの下蓋に前記フェルールの先端面が当接する
    係止壁を立設するとともに、収容ケースの下蓋に前記ナ
    ット部材の段軸を挟持する立設腕を形成し、 前記立設腕に前記光コネクタを保持した状態で収容ケー
    スの上蓋を閉じ、前記光コネクタを収納することを特徴
    とする光コネクタの収容ケース。
  2. 【請求項2】 前記収容ケースの上蓋を開き、前記立設
    腕に前記光コネクタを保持した状態で、光ファイバの心
    線の先端を前記係止壁に当接させることにより、前記光
    ファイバの心線の先端と前記フェルールの端面とが一致
    することを特徴とする光コネクタの収容ケース。
JP34421797A 1997-11-28 1997-11-28 光コネクタの収容ケース Pending JPH11160576A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103364874A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤处理设备及光纤现地组装方法
CN103364881A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤端面处理装置及其光纤定位结构

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JP2013218329A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi 光ファイバ端面処理装置及び光ファイバ位置決め構造
CN103364881B (zh) * 2012-04-09 2015-04-15 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤端面处理装置及其光纤定位结构

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