JPH11159539A - 摩擦クラツチ - Google Patents

摩擦クラツチ

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JPH11159539A
JPH11159539A JP10272420A JP27242098A JPH11159539A JP H11159539 A JPH11159539 A JP H11159539A JP 10272420 A JP10272420 A JP 10272420A JP 27242098 A JP27242098 A JP 27242098A JP H11159539 A JPH11159539 A JP H11159539A
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JP
Japan
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clutch
spring
disc
friction clutch
spring means
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Application number
JP10272420A
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English (en)
Inventor
Hubert Beitler
フーベルト・バイトレル
Ernst Tscheplak
エルンスト・トウシエプラーク
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Daimler Benz AG
Original Assignee
Daimler Benz AG
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/583Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D2013/706Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the axially movable pressure plate is supported by leaf springs

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ばね装置から押圧板へ及ぼされる押圧力の変
化、従つてクラツチ板に付属する当接面の間のクラツチ
板締付け力の変動を、クラツチ板の摩耗する場合にもそ
の動作範囲にわたつて少なくとも大幅に防止する。 【構成】 摩擦クラツチ2は、2つの当接面9,10の
間に締付け可能で厚さが摩耗に関係するクラツチ板6
と、一方の当接面10に付属しかつ軸線方向に移動可能
でクラツチハウジング7内に相対回転しないように設け
られる押圧板8とを持ち、クラツチハウジング7に対し
て支持されるばね装置を介して押圧板8が作用を受ける
ことができ、ばね装置が、クラツチ2の係合解除装置1
7を介して作用を受けることができる皿ばね12と付加
的なばね手段26とを含み、設計により規定されるクラ
ツチ2の伝達能力に相当する押圧板8の押圧力が、ばね
装置を介して決定される。本発明によれば、クラツチ2
の動作範囲にわたつて、皿ばね12,37により発生さ
れる押圧力の部分が、少なくとも部分的に、クラツチの
設計に相当する押圧力より小さく、不足する力成分が付
加的なばね手段26,27,38を介して発生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の自動車用摩擦クラツチに関する。
【0002】
【従来の技術】公知のこのような摩擦クラツチ(ドイツ
連邦共和国特許出願公開第4239289号明細書)で
は、クラツチの操作行程内にある皿ばねと付加的な板ば
ね素子とを含むばね装置を介して押圧板が作用を受け、
これらの板ばね素子を介して押圧板がクラツチハウジン
グに対して回転方向に固定されている。板ばね素子は周
方向に即ち押圧板に対して接線をなして延び、押圧板を
クラツチ板から離すため軸線方向に予荷重をかけられ、
従つて皿ばねから押圧板へ及ぼされる押圧力とは逆向き
に予荷重をかけられているので、クラツチの係合解除の
ために発生すべき操作力が板ばね素子を介して減少され
る。この処置に関連する再調節装置により、押圧板への
皿ばねの半径方向外側当接部と係合解除軸受への半径方
向内側支持部との間にある皿ばねの重心は、摩耗に応じ
て軸線方向へ即ちクラツチの軸線方向へ移動されて、皿
ばねのばね特性が大幅に維持されるようにしている。な
ぜならば、皿ばねの重心と押圧板との間の軸線方向間隔
は、クラツチ板の万一の摩耗にもかかわらずほぼ同じだ
からである。重心の摩耗に関係する再調節の際皿ばねの
重心と係合解除軸受への皿ばねの当接部との間の軸線方
向間隔に生じる比較的小さい変化は、板ばね素子を介し
て相殺することができ、皿ばねの押圧力とは逆向きの板
ばね素子の力作用は、クラツチの機能を低下することが
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は同じテーマに
関し、ばね装置から押圧板へ及ぼされる押圧力の変化、
従つてクラツチ板に付属する当接面の間のクラツチ板締
付け力の変動を、クラツチ板の摩耗する場合にもその動
作範囲にわたつて少なくとも大幅に防止することを目的
としており、これはクラツチ板の摩耗に応じて動作する
再調節装置の使用なしでも有効なので、簡単化されるク
ラツチ構造が得られる。
【0004】
【課題を解決するための手段】これは請求項1の特徴に
より達せられ、このために使用されるばね装置は、クラ
ツチの操作行程内にある皿ばね及び付加的なばね手段か
ら成り、ばね装置を形成するばね素子は次のように設計
されている。即ち皿ばねにより発生される押圧力の部分
は、動作範囲にわたつて、クラツチ設計に相当する押圧
力より小さいので、皿ばねの押圧力を動作範囲にわたつ
て力成分を介して補充して、クラツチ設計に相当する押
圧力を大体得なければならない。この不足する力成分は
付加的なばね手段により発生され、その際この付加的な
ばね手段と皿ばねはクラツチの動作範囲にわたつてその
力−行程推移を互いに合わされて、共通な力−行程推移
に補完され、それにより動作範囲にわたつてほぼ不変な
押圧板の押圧力が得られる。この動作範囲は、クラツチ
の新しい状態、従つてクラツチ板が摩耗していないクラ
ツチから始まつて、クラツチ板が許容程度に摩耗するま
でクラツチ板の増大する摩耗が起こり、従つてクラツチ
板の又はクラツチの交換が必要になる状況も、クラツチ
の経歴中に含んでいる。
【0005】本発明の範囲内で使用される皿ばねは、例
えばドイツ連邦共和国特許出願第4239289号明細
書の図8に示されているように、皿ばねを介して操作さ
れる公知の摩擦クラツチにおいて普通の力−行程推移を
持つことができ、従つてばね力従つてクラツチ板へ作用
する押圧力が摩耗の増大と共に動作範囲にわたつて増大
するような力−行程推移を持つている。本発明による解
決策では、付加的なばね手段により発生される力成分が
適当に小さくなるようにすることによつて、この増大を
相殺することができる。換言すれば、皿ばね及び付加的
なばね手段の力−行程推移の変化が互いに合わされて、
皿ばねの力−行程推移における偏差が、付加的なばね手
段を介して少なくとも傾向上ただしなるべく大幅に相殺
され、その際設計により生じる押圧力より小さい押圧力
の皿ばねによつて発生される部分を押圧力の設計に相当
するレベルへ持上げる力成分を、付加的なばね手段が更
に発生せねばならない。
【0006】付加的なばね手段は直接にクラツチ板に、
ただし間接にもクラツチ板に従つて例えば皿ばねに支持
されることができる。
【0007】押圧板に対する支持点の位置の摩耗による
変化及びそれによる皿ばねの力−行程推移の変化をでき
るだけ補償するため、皿ばねのクラツチハウジング側支
持都のために再調節装置が設けられている摩擦クラツチ
に本発明が使用されると、付加的なばね手段をクラツチ
ハウジングで再調節装置に支持して、付加的なばね手段
がそのクラツチハウジング側支持点に関して皿ばねの支
持点と共に移動されるようにするのがよく、それにより
皿ばね及び付加的なばね手段の力−行程推移が、クラツ
チ板の万一の摩耗の際にもほぼ不変である。本発明によ
る解決策の範囲内で、付加的なばね手段は直接にクラツ
チハウジングに支持されることができ、付加的なばね手
段が皿ばねに支持され、付加的なばね手段のばね力が皿
ばねを介して押圧板へ伝達される場合、付加的なばね手
段がクラツチの構造条件に合わせて押圧板とクラツチハ
ウジングとの間及び押圧板と皿ばねとの間で異なる位置
をとることができる。
【0008】付加的なばね手段は引張りばね又は圧縮ば
ねとして構成されることができ、好ましい構成では1つ
又は複数の皿ばね特に1つの皿ばねにより形成されてい
る。なぜならば、付加的なばね手段としての付加皿ばね
の使用は特に簡単な構造を可能にするからである。
【0009】全体として本発明は、クラツチの摩耗に大
幅に無関係な操作特性を持つ簡単なクラツチ構造を得る
のを可能にする。
【0010】本発明のそれ以外の詳細及び特徴は、従属
請求項からわかる。更に本発明は図面に基いて以下に説
明される。
【0011】
【実施例】図1は、著しく概略化して、自動車の動力伝
達系列の主要部分、即ち機関1及び機関1にクラツチ2
を介して連結される伝動装置3を示し、この伝動装置3
から図示してない駆動力が自動車の車輪へ導かれる。
【0012】機関1のクランク軸は4で示され、1質量
又は2質量はずみ車として構成可能で同時にクラツチ2
の構成部分を形成するはずみ車5に相対回転しないよう
に結合され、クラツチのクラツチ板6ははずみ車5とク
ラツチハウジング7に相対回転しないように結合される
押圧板8との間にある。はずみ車5及び押圧板8は、伝
動装置3へ至る軸11大抵は伝動装置入力軸上に中心で
相対回転しないように取付けられているクラツチ板6用
の当接面9,10を形成している。押圧板8は、支持部
としての環状区域13でクラツチハウジング7に揺動可
能に支持される皿ばね12を介して作用を受けることが
できる。環状区域13は、皿ばね12と押圧板8との間
の環状支持部14より半径方向において小さい直径上に
あり、皿ばね12は、支持部13と14との間の環状範
囲16で、その円錐形の変化により、クラツチ板6への
押圧力を変化可能である。これについては図2について
更に説明する。クラツチハウジング7に対して環状区域
13で行われる皿ばね12の揺動支持の半径方向内側に
ある皿ばね12の半径方向内側環状範囲15は、通常の
ように半径方向に延びるフインガにより形成され、これ
らのフインガの半径方向内側端部範囲は、係合解除装置
17を介して係合解除軸受18の作用を受けることがで
きる。係合解除装置17は図示してないやり方で伝動装
置3に対して相対回転しないように支持され、クランク
軸4と共に回転するクラツチ2と静止している係合解除
装置17との間の移行は、係合解除軸受18を介して行
われる。
【0013】更に図1において、矢印19により示され
る力により、クラツチ板6が当接面9と10との間に締
付けられる。更にクラツチ2を介して機関1と伝動装置
3とを互いに分離するため、係合解除装置17の係合解
除軸受18を介して皿ばね12を揺動させて、押圧板8
へ及ぼされる押圧力を解消し、押圧板8をクラツチ板6
から離そうとする時、車両の操作者、一般に運転者の側
からクラツチペダルへ加えられねばならない押圧力が、
矢印20により示されている。
【0014】図1に示すようにクラツチの係合状態で、
クラツチ板6ははずみ車5及び押圧板8の当接面9,1
0の間に締付けられ、その際押圧板8から出る押圧力は
皿ばね12を介して発生される。皿ばね12により発生
されるこの押圧力は、図2の力−行程線図に概略的に示
され、対応する曲線が21で示されている。はずみ車5
と押圧板8との間にあり摩擦素子としてのクラツチ板6
は適当な摩擦ライニングを持ち、従つてある程度の摩耗
を受け、実際の使用中この摩耗によりクラツチ板6の厚
さが減少する。図示してないが実施例では、クラツチ板
6が通常軸線方向にも弾性的に構成され、これは被覆ば
ね素子によつて得られる。これらの被覆ばね素子は、広
げるためクラツチ板6の摩擦ライニングを互いに押し離
し、クラツチの係合状態では、皿ばねの押圧力を介して
塊状に圧縮されない限り、図2に連続線21により示さ
れる押圧力と平衡している。広げ力としての被覆ばね力
は、図2に連続線22により示されている。
【0015】押圧力21と広げ力22とが互いに平衡す
る動作点、従つて一般にクラツチが完全に係合して全ク
ラツチを伝達できる点が、図2に23で示されている。
この動作点は、まだ摩耗してない新しいクラツチにおい
て生じる。この動作点から始まつて、クラツチの操作の
ために、運転者により加えられるか又は適当な操作素子
を介して加えられる操作力の推移が、連続線24に従つ
て得られる。
【0016】図2による力−行程線図からわかるよう
に、動作点の位置は、皿ばね力に相当する連続線21の
力が、クラツチ板6の厚さの減少と共に従つて摩耗に応
じて増大するように操作特性を変化し、それが快適さの
点から既に望ましくないので、特に望ましくない。
【0017】これに対し本発明の範囲内で、図2に鎖線
25で示すように、押圧力の推移、従つて押圧力が行程
にわたつてほぼ一定であるような推移が得られるように
するので、摩耗に応じて操作力の変化は生じず、従つて
操作者のクラツチ感覚は摩耗に関係なく、従つて不変で
ある。
【0018】これが図3及び4に示すような本発明の解
決策により達せられ、図1に示されている公知の構造に
従つて、一致している限り同じ符号が使用される。
【0019】図1には係合解除装置17と押圧板8との
間のクラツチの操作部にあるばね装置は皿ばね12しか
含んでいないが、図3及び4による実施例では、皿ばね
12のほかに付加ばね26(図3)又は27(図4)の
形の付加的なばね手段を含むばね装置が設けられてい
る。
【0020】図3による付加ばね26は、詳細には示し
てないやり方でクラツチ2のクラツチハウジング7に半
径方向外側範囲で支持され、半径方向内方へ延び、そこ
で皿ばね12の半径方向外側の環状範囲に作用し、しか
も矢印19に従つて押圧力を高めるように作用する。両
方のばね即ち皿ばね12及び付加ばね26は、従つてこ
の場合圧縮ばねを形成している。
【0021】図4による解決策でも状況は同じであり、
付加ばね27は、皿ばね12の揺動支持部を形成する環
状区域13の範囲で、クラツチハウジング7又は皿ばね
12のハウジング側揺動支持部28に支持されている。
付加ばね27は、揺動支持部28から皿ばねの形に構成
されて半径方向内方へ延び、なるべく半径方向内側限界
に近い環状範囲15で皿ばね12に作用する。
【0022】図4による構成でも、付加ばね27は圧縮
ばねとして作用し、皿ばね12のてこ腕比に応じて、付
加皿ばね27により発生される力成分が変換される。
【0023】図3及び4による実施例について説明した
ように、皿ばねとして構成される付加ばね26及び27
を介して、押圧板8に関して押圧力が及ぼされ、皿ばね
12により発生される押圧力に重畳される。さて図5に
示すように、皿ばね12及びそれぞれの付加ばね26又
は27の力−行程推移の適当な設計により、図2の力−
行程推移25に相当する押圧力を得ることができる。本
発明による解決策では、これは次のようにすることによ
つて達せられる。即ち図5の連続線25に相当する皿ば
ね例えば図3又は4による皿ばね12の力−行程推移で
は、付加ばね26又は27により形成される付加的なば
ね手段が、図5に連続線30に相当する力−行程推移を
持つているので、力の加算により、クラツチの動作範囲
40にわたつて幅に不変で連続線25にほぼ相当する押
圧力が得られる。力を皿ばねと付加ばねとに分割するこ
とは、理論的には任意であるが、皿ばねが連続線29に
従つて押圧板8へ及ぼされる押圧力の大きい割合を発生
する意味で、実際上好都合である。極端な場合、皿ばね
により発生される最大押圧力は、それが全押圧力の値に
一致するような大きさとすることができ、その場合連続
線29の頂点が連続線25に接することになる。その場
合連続線30により示される付加的なばね手段を介し
て、僅かな力割合が発生可能で、これは付加ばねの適当
な設計により少なくとも理論的に可能である。
【0024】本発明の範囲内でもちろん皿ばねによつて
のみ形成されるのではない付加的なばね手段の別の可能
性が、図6ないし9に示され、クラツチが全体を31で
示され、はずみ車は32で、クラツチハウジングは33
で、クラツチ板は34で、押圧板は35で、ばね装置は
全体を36で示されている。ばね装置36は、ここには
示してない係合解除装置を介して作用可能な皿ばね37
と、付加的なばね手段としての付加ばね38とを含んで
いる。
【0025】図6及び7では、付加ばね38が直接押圧
板35に作用し、図8では皿ばね37が押圧板35に近
い端部の範囲で、また図9では皿ばね37が係合解除装
置に近い端部の範囲で、直接押圧板35に作用してい
る。付加ばね38の支持ハウジング側支持に関しても同
様に種々の変形例が示されており、図6ではハウジング
33への付加ばね38の支持が皿ばね37の揺動支持部
39の範囲で行われるので、付加ばね38はハウジング
33から斜めに半径方向外方へ押圧板35の外縁範囲へ
向かつて延びている。
【0026】図7では、付加ばね38がハウジング31
の周囲に設けられて、斜めに半径方向内方へ押圧板35
へ向かつて延びている。
【0027】図8では、付加ばね38の支持部がハウジ
ング33の蓋範囲に設けられ、この蓋の半径方向外側範
囲から半径方向内方へ押圧板35へ向かつて延びてい
る。図9は図4に類似な変形例を示しているが、ここで
は付加ばね38は、皿ばね37の揺動支持部39の半径
方向内側でハウジング33の蓋範囲に支持され、皿ばね
37の図示しない係合解除装置に隣接する端部へ向かつ
て半径方向内方へ延びている。
【0028】図6ないし9は、図3及び4と同様に、特
に有利なことが実証される可能な枢着形態を示している
が、もちろん本発明の範囲内で別の可能な枢着も当然考
えられる。
【0029】本発明は、引張られるクラツチ及び押され
るクラツチに関連して使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用クラツチの概略図である。
【図2】クラツチへの押圧板の押圧力及び必要な係合解
除力をクラツチ行程に関して示す力−行程線図である。
【図3】係合解除装置の作用を受ける皿ばねを補足する
付加的なばね手段を含みかつ押圧板へ作用するばね装置
を持つクラツチの第1実施例の概略図である。
【図4】図3とは異なる第2実施例の概略図である。
【図5】皿ばね及び付加的なばね手段により押圧板へ及
ぼされる押圧力を当接面行程に関して示す力−行程線図
である。
【図6】付加的なばね手段の配置が異なる当接面の実施
例の概略図である。
【図7】付加的なばね手段の配置が異なる別の実施例の
概略図である。
【図8】付加的なばね手段の配置が異なる更に別の実施
例の概略図である。
【図9】付加的なばね手段の配置が異なる更に別の実施
例の概略図である。
【符号の説明】
2,31 摩擦クラツチ 6,34 クラツチ板 7,33 クラツチハウジング 8,35 押圧板 9,10 当接面 12,37 皿ばね 17 係合解除装置 26,27,38 付加的なばね手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦クラツチが、2つの当接面の間に締
    付け可能で厚さが摩耗に関係するクラツチ板と、一方の
    当接面に付属しかつ軸線方向に移動可能でクラツチハウ
    ジング内に相対回転しないように設けられる押圧板とを
    持ち、クラツチハウジングに対して支持されるばね装置
    を介して押圧板が作用を受けることができ、ばね装置
    が、クラツチの係合解除装置を介して作用を受けること
    ができる皿ばねと付加的なばね手段とを含み、設計によ
    り規定されるクラツチの伝達能力に相当する押圧板の押
    圧力が、ばね装置を介して決定されるものにおいて、ク
    ラツチ(2)の動作範囲にわたつて、皿ばね(12,3
    7)により発生される押圧力の部分が、少なくとも部分
    的に、クラツチの設計に相当する押圧力より小さく、不
    足する力成分が付加的なばね手段(26,27,38)
    を介して発生されることを特徴とする、摩擦クラツチ。
  2. 【請求項2】 皿ばね(12,37)により発生される
    押圧力の部分が、クラツチの設計に相当する押圧力より
    小さいことを特徴とする、請求項1に記載の摩擦クラツ
    チ。
  3. 【請求項3】 付加的なばね手段(28)が押圧板(3
    5)に直接支持されていることを特徴とする、請求項1
    又は2に記載の摩擦クラツチ。
  4. 【請求項4】 付加的なばね手段(26,27,38)
    が押圧板(8,35)に間接に支持されていることを特
    徴とする、請求項1又は2に記載の摩擦クラツチ。
  5. 【請求項5】 付加的なばね手段(26,27,38)
    が皿ばね(12,37)に支持されていることを特徴と
    する、請求項4に記載の摩擦クラツチ。
  6. 【請求項6】 付加的なばね手段(26)が、押圧板
    (8)とクラツチハウジング(7)への皿ばね(12)
    の支持部(13)との間にある皿ばね(12)の腕(1
    6)に支持されていることを特徴とする、請求項5に記
    載の摩擦クラツチ。
  7. 【請求項7】 付加的なばね手段(27)が、クラツチ
    ハウジング(7)への皿ばね(12)の支持部(13)
    とクラツチ(2)の係合解除装置(17)との間にある
    皿ばね(12)の腕(15)に支持されていることを特
    徴とする、請求項5に記載の摩擦クラツチ。
  8. 【請求項8】 付加的なばね手段が引張りばねとして構
    成されていることを特徴とする、請求項1ないし7の1
    つに記載の摩擦クラツチ。
  9. 【請求項9】 付加的なばね手段が圧縮ばねとして構成
    されていることを特徴とする、請求項1ないし7の1つ
    に記載の摩擦クラツチ。
  10. 【請求項10】 付加的なばね手段が皿ばねとして構成
    されていることを特徴とする、請求項8又は9に記載の
    摩擦クラツチ。
  11. 【請求項11】 付加的なばね手段(26)がクラツチ
    ハウジング(7)に直接に支持されていることを特徴と
    する、請求項1ないし10の1つに記載の摩擦クラツ
    チ。
  12. 【請求項12】 付加的なばね手段(27)がクラツチ
    ハウジング(7)に間接に支持されていることを特徴と
    する、請求項1ないし10の1つに記載の摩擦クラツ
    チ。
  13. 【請求項13】 付加的なばね手段がクラツチ板の摩耗
    に応じて動作する再調節装置に支持されていることを特
    徴とする、請求項12に記載の摩擦クラツチ。
  14. 【請求項14】 再調節装置がクラツチハウジングへの
    皿ばねの支持部に設けられていることを特徴とする、請
    求項13に記載の摩擦クラツチ。
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