JPH1115931A - カード識別方式 - Google Patents

カード識別方式

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JPH1115931A
JPH1115931A JP9166759A JP16675997A JPH1115931A JP H1115931 A JPH1115931 A JP H1115931A JP 9166759 A JP9166759 A JP 9166759A JP 16675997 A JP16675997 A JP 16675997A JP H1115931 A JPH1115931 A JP H1115931A
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JP
Japan
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command
card
code
signal
read
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JP9166759A
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Kazuto Ono
一人 小野
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーダライタからのIDコード送信によるカ
ードの識別がリード/ライトの各コマンド毎に行われて
いた為、通信に時間がかかっていた。 【解決手段】 リーダライタ1からの活性化コマンドお
よび付随するIDコードを受信し、活性化コマンド検出
手段14での検出、IDコードの照合一致により活性化
手段16から活性化信号が出力され、以降、非活性化コ
マンドが検出されるまでこれを保持し、その間リード実
行手段6、ライト実行手段8が有効となりリード/ライ
ト各コマンドが実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーダライタとの
間で電磁誘導により電力の供給および通信を行なうカー
ドが複数存在する場合のカード識別方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカード識別方式は、リー
ダライタからのリードコマンドおよびライトコマンドに
IDコードを付随し、カードのメモリーに対するデータ
の読み出しまたは書き込みを行なう際にIDコードを指
定することで、その都度カードにあらかじめ記憶されて
いるID情報との照合を行ない、リード/ライト実行の
是非を判定していた。これは例えば特開平6−1875
15号公報に明示されており、以下図3の機能ブロック
線図を基に説明する。
【0003】図3において、リーダライタ1とカード2
とは、各々のコイルL1、L2を介在して電磁誘導によ
り電力の供給および通信を行なう。このカード2は、リ
ーダライタ1から電力の供給を受けながら、リードもし
くはライトコマンドを受信するとともに、コマンド実行
後にリーダライタ1に対して各コマンドに応じたデータ
の返信を行なうように構成されており、コイルL2を制
御してリーダライタ1との通信を司るとともに、制御手
段4との間で送信信号および受信信号の入出力を行なう
通信手段3、この通信手段3からの受信信号の中からコ
マンドコード、IDコードおよび書き込みデータを識別
すると同時にそれらを受信データとして出力する一方、
送信データから送信信号を生成する制御手段4、コマン
ドコードとしてリードコマンドを検出するリードコマン
ド検出手段5、同様にライトコマンドを検出するライト
コマンド検出手段7、メモリー9のうち特定領域10か
らの読み出し動作を行なうリード実行手段6、同様に書
き込み動作を行なうライト実行手段8、受信したIDコ
ードを一時的に記憶するIDコード一時記憶手12と、
メモリー9のうちID情報を記憶しているID領域11
の各内容を照合する照合手段13から成っている。な
お、リーダライタ1からの電力信号の受信、平滑、各回
路への電圧供給などのカード2内部の電源制御に関する
手段については、本発明に直接関係しないので説明は省
略する。
【0004】まず、リーダライタ1からの送信が行われ
ると、カード2では通信手段4によりこれを受信し受信
信号S1として制御手段4に送られる。制御手段4では
受信信号S1の中からコマンドコードを識別し、コマン
ド識別信号S3を出力すると同時にコマンドコードを受
信データS4として出力する。リードコマンド検出手段
5およびライトコマンド検出手段7では、制御手段4か
らのコマンド識別信号S3を受けることにより受信デー
タS4をコマンドコードとして取り込み、それぞれ所定
のコードと合致している場合には、リード検出信号S6
またはライト検出信号S8としてどちらか一方の信号が
出力されることになる。この時、受信信号S1はコマン
ドコードにつづきIDコードが入力されており、制御手
段4では受信データS4としてIDコードを出力するこ
とになる。一般的に、受信データS4および後述する送
信データS5はデータバスであり、個々に異なったデー
タが時分割で入出力されるものである。IDコード一時
記憶手段12では、リード検出信号S6またはライト検
出信号S8のいずれかが入力されると、受信データS4
を取り込みIDコードとして記憶する。同時に、照合手
段13では、IDコード一時記憶手段12からのIDコ
ード信号S10を受けて、メモリー9の中のID領域1
1にあらかじめ記憶されている内容をID情報信号S1
1として読み出し、このID情報信号S11と前述のI
Dコード信号S10との比較照合を行ない、両者が一致
している場合には一致信号S12を出力する。
【0005】一致信号S12が出力状態にある場合、す
なわちリーダライタ1からの各コマンドに付随して送信
されてきたIDコードと、あらかじめ記憶されている自
身のID情報とが一致している場合、リード検出信号S
6またはライト検出信号S8の出力に応じて、リード実
行手段6またはライト実行手段8が動作を開始する。例
えば、ライト検出信号S8が出力された場合には、ライ
ト実行手段8は書き込み制御信号S9を出力して書き込
み動作を実行し、メモリー9の特定領域10に受信デー
タS4を入力して内容を記憶するように制御する。な
お、受信信号S1はIDコードにつづき書き込みデータ
が入力されており、受信データS4として書き込みデー
タが出力されているものとする。一方、リード検出信号
S6が出力された場合には、リード実行手段6は読み出
し制御信号S7を出力して読み出し動作を実行し、メモ
リー9の特定領域10の記憶内容を送信データS5とし
て出力させるように制御する。送信データS5は、制御
手段4により送信信号S2として出力され、通信手段3
を通してリーダライタ1に返信される。
【0006】ここで、前述の一致信号S12が出力され
なかった場合、すなわちリーダライタ1からの各コマン
ドに付随して送信されてきたIDコードと、あらかじめ
記憶されている自身のID情報とが不一致である場合、
リード実行手段6およびライト実行手段8はいずれも動
作することなく、メモリー9の特定領域10に対するデ
ータの読み出しおよび書き込みは実行されない。このよ
うに、リードコマンドあるいはライトコマンドが送信さ
れる毎にIDコードの照合が行なわれ、あらかじめ記憶
されている自身のID情報とが一致した場合にのみ、各
コマンドに応じた読み出しあるいは書き込みの動作が実
行されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で説明
したように、カード2のメモリー9に対するデータの読
み出しまたは書き込みを実行する際には、その都度ID
コードを受信して照合が行なわれるように構成されてお
り、リーダライタ1からのリードコマンドあるいはライ
トコマンド毎にIDコードを付随して送信する必要があ
った。アプリケーションにもよるが、通常読み出しまた
は書き込みを行なうべきデータの種類は複数あり、それ
ぞれがメモリー9の中に分類されて記憶していることが
多く、それら点在しているデータ毎に所定のアドレスを
指定して読み出しもしくは書き込みを行なう必要がある
ため、リードコマンドもしくはライトコマンドを何度も
実行することになる。また、メモリー9のID領域11
にあらかじめ記憶されているID情報としては、個々の
カード毎に全て異なった内容とする必要があるために容
量が大きく、照合の際にリーダライタ1から送られてく
るIDコードの長さも必然的に長いものとなる。そのた
め、リーダライタ1からは長いIDコードを何度も送信
することになり、カード2との通信に時間がかかってい
た。
【0008】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、従来と同レベルのカード識別機能を有しながら
も、すばやく通信を行なうことが可能なカード識別方式
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、電磁誘導により電力の供給および通
信を行なうリーダライタとカードから成り、該カードと
しては、メモリーを内蔵するとともに、前記リーダライ
タからのリードコマンドおよびライトコマンドにより前
記メモリーの特定領域に対してデータの読み出しおよび
書き込みを行なうリード実行手段およびライト実行手段
と、前記リーダライタからのコマンドにはIDコードが
付随され、該IDコードとあらかじめ記憶されている自
身のID情報との照合を行なう照合手段とを有するカー
ド識別方式において、前記リーダライタからの活性化コ
マンドにのみ前記IDコードが付随され、前記カードに
あらかじめ記憶されている自身のID情報とが照合一致
した場合には活性化状態に移行して、前記メモリーの特
定領域に対するアクセスを可能とし、アクセス完了後は
前記リーダライタからの非活性化コマンドにより活性化
状態が解除され、再度前記活性化コマンドにより前記I
Dコードと前記カードにあらかじめ記憶されている自身
のID情報とが照合一致するまで、非活性化状態として
前記メモリーの特定領域に対するアクセスを不可能とす
るような活性化手段を有することを特徴とする。
【0010】カードの前記活性化手段は、活性化状態に
あって前記リーダライタからの活性化コマンドを受信し
た際、付随されたIDコードとあらかじめ記憶されてい
る自身のID情報との照合が不一致であった場合には、
活性化状態を解除して非活性化状態となり、前記メモリ
ーの特定領域に対するアクセスを不可能とすることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を表す機能ブロッ
ク線図である。図1の中の機能ブロックおよび信号線に
付けられた番号のうち、図3と同じ番号のものは従来の
技術で説明したものと同一の機能を有している。カード
2として、活性化コマンド検出手段14、非活性化コマ
ンド検出手段15を設け、リーダライタ1から送信され
るコマンドとして、活性化コマンドおよび非活性化コマ
ンドの両コマンドコードを検出する機能が加えられてい
る。また、これら両コマンドとIDコードの照合結果に
応じて、読み出しおよび書き込み動作の実行を制御する
活性化手段16が設けられている。
【0012】まず、リーダライタ1は、リードコマンド
もしくはライトコマンドの送信に先立ち、活性化コマン
ドにIDコードを付随して送信する。カード2の通信手
段3はこれを受信し、受信信号S1を出力すると、制御
手段4からはコマンド識別信号S3が出力され、同時に
受信データS4としてコマンドコードの出力を行なう。
コマンド識別信号S3を受け、リードコマンド検出手段
5、ライトコマンド検出手段7、活性化コマンド検出手
段14および非活性化コマンド検出手段15の各コマン
ド検出手段は、受信データS4としてコマンドコードを
取り込み、それぞれ所定のコードと合致しているかどう
かを判定する。現時点では活性化コマンドを受信してい
ることから、活性化コマンド検出手段14のみが検出し
活性化検出信号S14を出力する。この時、受信信号S
1はコマンドコードにつづきIDコードが入力されてお
り、制御手段4では受信データS4として、このIDコ
ードを出力することになる。IDコード一時記憶手段1
2では、活性化検出信号S14が入力されると、受信デ
ータS4を取り込みIDコードとして記憶する。同時
に、照合手段13では、IDコード一時記憶手段12か
らのIDコード信号S10を受けて、メモリー9の中の
ID領域11にあらかじめ記憶されている内容をID情
報信号S11として読み出し、このID情報信号S11
と前述のIDコード信号S10との比較照合を行ない、
その結果両者が一致している場合には一致信号S12を
出力する。一致信号S12が出力状態であり、かつ活性
化検出信号S14が出力された時、活性化手段16は活
性化信号S13を出力する。この活性化信号S13の出
力は、後述の非活性化検出信号S15が入力されるまで
保持されるとともに、この間、リード実行手段6および
ライト実行手段8に入力され続ける。
【0013】次に、リーダライタ1は、リードコマンド
もしくはライトコマンドの送信を行なうが、これらコマ
ンドによる動作のうちメモリー9の特定領域10に対す
るデータの読み出しもしくは書き込みの動作に関する部
分については、従来の技術で説明した内容と同じであ
る。前述の従来の技術と異なるのは、リードおよびライ
トの各コマンドに対してIDコードを付随しておらず、
その都度照合動作を行なわないということである。すな
わち、リーダライタ1からリードまたはライトのコマン
ドが送信され、これをカード2の通信手段4で受けた
後、制御手段4よりコマンド識別信号S3とコマンドコ
ードとしての受信データS4の出力、リードコマンド検
出手段5またはライトコマンド検出手段7での取り込み
およびリード検出信号S6またはライト検出信号S8の
出力までは、従来の技術で説明した動作と同じである
が、このあとリーダライタ1からはIDコードの送信は
行われない。この時点で、リード実行手段6およびライ
ト実行手段8には活性化信号S13が入力されているた
め、リード検出信号S6またはライト検出信号S8の入
力に合わせて、それぞれ読み出し制御信号S7または書
き込み制御信号S9を出力して、メモリー9の特定領域
10に対するデータの読み出しまたは書き込みを制御す
ることになる。この読み出しまたは書き込みの制御、読
み出しの場合には送信データS5を通して制御手段4、
さらには通信手段3からの返信の動作もまた、前述の従
来の技術の項で説明した内容と同じである。
【0014】以降、所定のデータ毎にリードコマンドあ
るいはライトコマンドの上記動作が繰り返され、メモリ
ー9の特定領域10に対するデータの読み出しまたは書
き込みが全て終了した後、リーダライタ1からは非活性
化コマンドが送信される。この非活性化コマンドもいま
まで述べてきた他のコマンドと同様に考え、非活性化コ
マンド検出手段15での検出および非活性化検出信号S
15の出力をみる。この非活性化検出信号S15によ
り、活性化手段16はこれを入力すると、今まで出力状
態となっていた活性化信号S13を解除する。そのた
め、これ以降、次に活性化コマンドが送信され、IDコ
ードの照合一致による活性化信号S13の再出力が行わ
れるまで、リード実行手段6およびライト実行手段8は
動作を行なわず、その結果としてリードコマンドおよび
ライトコマンドによるメモリー9に対する読み出しおよ
び書き込みは行なえないことになる。
【0015】ここで、カード2が非活性化コマンドを正
常に受信できなかった場合を考えてみる。例えばカード
2がリーダライタ1との通信可能領域の境界近傍に位置
しているような時には、リーダライタ1からの受信信号
レベルが小さくなり、コマンドを正常認識できなくなる
可能性がある。カード2は、非活性化コマンドを正常に
受信できない場合には活性化状態のままである。この状
態でリーダライタ1が、他のカードに対して活性化コマ
ンドを送信したとする。他のカードは活性化状態とな
り、今までのカード2も活性化状態のままであるため、
同時に2枚のカードが活性化状態となっており、以降の
リーダライタからのリードコマンドもしくはライトコマ
ンドに対して両カードが動作してしまうことになる。特
にライトコマンドが誤って実行されてしまうと、メモリ
9の内容が書き換わってしまいデータが破壊されること
になる。そこで、活性化手段16として、リーダライタ
1から活性化コマンドを受信した際、それに付随するI
Dコードとカード2自身のID情報との照合が不一致で
あった場合には、活性化信号S13が解除されるように
構成する。前述のとおり、ID情報は個々のカード毎に
全て異なった内容であるため、他のカードに対する活性
化コマンドを受信した際、付随するIDコードはカード
2自身のID情報とは異なっており、活性化信号S13
が解除され非活性化状態となってリード実行手段6およ
びライト実行手段8は動作せず、リードコマンドおよび
ライトコマンドによる誤動作は行なわれない。なお、リ
ーダライタ1からのコマンドを正常に受信できない場合
として非活性化コマンドのみを取り上げたが、これは他
のコマンドの場合には、あえて対応する機能を有する必
要がないためである。即ち、活性化コマンドを正常に受
信できなかった場合には、活性化状態にはならないため
リードおよびライトコマンドは実行されず、またリード
もしくはライトコマンドを正常に受信できない場合に
は、当然それらのコマンドを実行してしまうことはない
ため、メモリ9のデータが破壊されるような致命的な問
題を生じることはない。
【0016】以上の動作を、フローチャートを用いて分
かりやすく説明する。図2は図1の機能ブロック線図の
動作の流れを示すものであり、おもにカード1の側の動
作を中心として表わしている。まず、ステップ100に
おいてリーダライタ1から送信される活性化コマンドの
受信を行なう。次にステップ101で受信した活性化コ
マンドに付随して受信したIDコードの照合を行ない、
カード2自身のあらかじめ記憶されているID情報と一
致した場合にはステップ102へ、不一致の場合にはス
テップ120へと進む。ステップ102で、活性化信号
S13が出力されている状態、すなわち活性化状態に移
行するため、その後のステップ103でのリードコマン
ドの受信によるステップ104でのメモリー9からの読
み出しや、続くステップ105での読み出しデータの返
信が行われ、あるいはステップ106でのライトコマン
ドの受信によるステップ107でのメモリー9への書き
込みが行われる。なお、これらステップ103〜107
は、使用されるアプリケーションによって実行順序が異
なり、場合によっては何回も繰り返し実行されることも
あるが、図2では分かりやすく単純化してある。さて、
データの読み出しおよび書き込みの一連の動作が完了す
ると、ステップ108において、非活性化コマンドの受
信を行なう。正常に受信した場合にはステップ109へ
と進み、活性化信号S13の出力が解除された状態、す
なわち非活性化状態へと移行し、ステップ100に戻っ
て、次の活性化コマンドを受信するまで待機するが、非
活性化コマンドを正常に受信できなかった場合には、活
性化状態のままステップ100に戻る。
【0017】一方、ステップ101においてIDコード
の照合が不一致であった場合には、ステップ120にお
いて、非活性化状態であった場合には引き続きそれを保
持し、活性化状態であった場合には非活性化状態に移行
し、いずれにせよ非活性化状態となって、以降、ステッ
プ121でのリードコマンドの受信やステップ123で
ライトコマンドの受信を行なっても、ステップ122お
よびステップ124に示した通り、メモリー9に対する
データの読み出しおよび書き込みの動作は実行されない
ままステップ108へと移り、非活性化コマンドの受信
は行なうも、ステップ109において非活性化状態へ移
行(本流れでは非活性化状態保持)しステップ100で
活性化コマンドの受信を待つ。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1によれば、IDコードは、活性化コマンドに付
随して1度だけ送信すればよく、その際に自身のID情
報と照合一致したカードだけがリードおよびライトの各
コマンドが有効となって、メモリーの読み出しおよび書
き込みを行なうことが許可されるため、従来のように各
コマンド毎にIDコードを付随して送信を行なう場合に
比べて、リーダライタとカードとの通信を短時間で行な
うことが可能となり、特にメモリーの読み出しおよび書
き込みを頻繁に行なう必要があるがためにリードおよび
ライトの各コマンドの送信を何度も行なうようなアプリ
ケーションにおいては、特に通信時間の短縮効果が顕著
に現れ、さらに本発明の請求項2によれば、リーダライ
タとの通信が不安定となりカードが正常に受信できない
場合が生じてもリードおよびライトコマンドの誤動作に
よるメモリのデータ破壊といった致命的な問題を極力防
止することのできる高性能のカード識別方式を提供する
のに大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を表す機能ブロック
線図である。
【図2】図1で示された構成の動作の流れを表わすフロ
ーチャートである。
【図3】従来の技術の構成を表す機能ブロック線図であ
る。
【符号の説明】
1 リーダライタ 2 カード 9 メモリー 10 特定領域 11 ID領域 12 IDコード一時記憶領域 13 照合手段 14 活性化コマンド検出手段 15 非活性化コマンド検出手段 16 活性化手段 S12 一致信号 S13 活性化信号 S14 活性化検出信号 S15 非活性化検出信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁誘導により電力の供給および通信を
    行なうリーダライタとカードから成り、該カードとして
    は、メモリーを内蔵するとともに、前記リーダライタか
    らのリードコマンドおよびライトコマンドにより前記メ
    モリーの特定領域に対してデータの読み出しおよび書き
    込みを行なうリード実行手段およびライト実行手段と、
    前記リーダライタからのコマンドにはIDコードが付随
    され、該IDコードとあらかじめ記憶されている自身の
    ID情報との照合を行なう照合手段とを有するカード識
    別方式において、前記リーダライタからの活性化コマン
    ドにのみ前記IDコードが付随され、前記カードにあら
    かじめ記憶されている自身のID情報とが照合一致した
    場合には活性化状態に移行して、前記メモリーの特定領
    域に対するアクセスを可能とし、アクセス完了後は前記
    リーダライタからの非活性化コマンドにより活性化状態
    が解除され、再度前記活性化コマンドにより前記IDコ
    ードと前記カードにあらかじめ記憶されている自身のI
    D情報とが照合一致するまで、非活性化状態として前記
    メモリーの特定領域に対するアクセスを不可能とするよ
    うな活性化手段を有することを特徴としたカード識別方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード識別方式におい
    て、カードの前記活性化手段は、活性化状態にあって前
    記リーダライタからの活性化コマンドを受信した際、付
    随されたIDコードとあらかじめ記憶されている自身の
    ID情報との照合が不一致であった場合には、活性化状
    態を解除して非活性化状態となり、前記メモリーの特定
    領域に対するアクセスを不可能とすることを特徴とした
    カード識別方式。
JP9166759A 1997-06-24 1997-06-24 カード識別方式 Pending JPH1115931A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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