JPH11157592A - 位相差フィルム貼着体又はその原反の梱包方法及び該巻取り方法 - Google Patents

位相差フィルム貼着体又はその原反の梱包方法及び該巻取り方法

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JPH11157592A
JPH11157592A JP9327308A JP32730897A JPH11157592A JP H11157592 A JPH11157592 A JP H11157592A JP 9327308 A JP9327308 A JP 9327308A JP 32730897 A JP32730897 A JP 32730897A JP H11157592 A JPH11157592 A JP H11157592A
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JP
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film
difference film
core
retardation film
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JP9327308A
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English (en)
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Masanori Koshioka
雅則 越岡
Keigo Taguchi
慶吾 田口
Kazuto Hosono
和登 細野
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相差フィルムの保管又は輸送中に位相差フ
ィルムに歪みや傷が生じないようにする。 【構成】 コア18の両端に固定部材22を取付け、固
定部材22を梱包箱20内に嵌合することによって、コ
ア18に巻き取った位相差フィルム貼着体10を梱包箱
20内に浮かせつつ梱包することとした。また、コア1
8の外周の一部に、位相差フィルム貼着体10の厚さと
同一の高さを有し、コア18の長手方向に延びる段差3
6を設け、位相差フィルム貼着体10の一端を段差36
に突き合わせた後、位相差フィルム貼着体10をコア1
8に巻き取ることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位相差フィルム貼着
体又はその原反の梱包方法及びこれらの巻取り方法に関
し、特に、位相差フィルムを保管又は輸送するとき等に
位相差フィルムを保護するための方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】位相差フィルムを連続
的に製造して出荷するために、その位相差フィルムはコ
アに巻き取られ、梱包されて出荷されている。ここで、
位相差フィルムとは、偏光を高分子の分子鎖に平行に振
動するように入射させた場合と、直角に入射させた場合
とで光の屈折率が異なるフィルムをいい、例えば、黒・
白液晶ディスプレイにおいて光が着色して見えるのを防
止し、液晶を黒・白の表示にするためのフィルムであ
る。この位相差フィルムがポリスルフォン系重合体フィ
ルムなどから製造されたものである場合、フィルム同士
の滑り性が悪いため、コアに巻き取るときに巻き皺が発
生しやすく、また表面に傷が付き易いという問題があっ
た。
【0003】このため、位相差フィルムをコアに巻き取
って保管あるいは輸送するとき、位相差フィルムに所定
の粘着剤を介して保護フィルムを貼着した位相差フィル
ム貼着体の状態で行われている。例えば、図9に示すよ
うに、コア1を回転させて、位相差フィルム貼着体2を
コア1に巻き取り、巻き取った位相差フィルム貼着体2
を、図8に示すように、梱包箱3に箱詰めし、そして箱
詰めした状態で、保管又は輸送等が行われている。
【0004】しかし、このような位相差フィルム貼着体
の梱包方法によれば、図8に示すように、巻き取った位
相差フィルム貼着体2の外周が梱包箱3の内壁に接触し
ているため、梱包箱3の内壁からの圧力や衝撃が位相差
フィルムに負荷される恐れがあった。位相差フィルムに
圧力や衝撃が加わると、位相差フィルムが歪み、又は破
損することにより、位相差フィルムに色むらが生じ、位
相差フィルムの品質を損ねる恐れがあった。また、図9
に示すように位相差フィルム貼着体2を巻き取った場合
には、位相差フィルム貼着体2の端部4との接触部に段
差が数巻きから数十巻きにわたって生じ、位相差フィル
ムの品質を損ねる恐れがあった。
【0005】そこで、本発明者はこのような課題を解決
するべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る位相差フィ
ルム貼着体又はその原反の梱包方法の要旨とするところ
は、位相差フィルムの少なくとも片面に保護フィルムが
ラミネートされた位相差フィルム貼着体又はその原反を
略円柱形状のコアに巻き取り、該巻き取られた位相差フ
ィルム貼着体等を梱包箱内に箱詰めする位相差フィルム
貼着体又はその原反の梱包方法において、前記位相差フ
ィルム貼着体等が巻き取られたコアの両端を梱包箱内で
支持して、該位相差フィルム貼着体等の最外表面が該梱
包箱の内面と接触しないようにしたことにある。
【0007】この本発明の位相差フィルム貼着体又はそ
の原反の梱包方法は、まず位相差フィルム貼着体等がコ
アに巻き取られる。ここで、少なくともコアの長手方向
両端には固定部材が取り付けられるため、位相差フィル
ム貼着体等はこれら固定部材が取り付けられるコアの両
端部の間に巻き取られることとなる。次いで、位相差フ
ィルム貼着体等が巻き取られたコアの両端には、その直
径よりも大きな固定部材が取り付けられ、梱包箱の中に
収納され蓋が閉じられて、保管又は輸送に供される。そ
の結果、コアの外周に巻き取られた位相差フィルム貼着
体等は梱包箱内に浮かされ、梱包箱の内面と接触するこ
とはなく、フィルム表面に傷が付くことはない。また、
梱包箱の外部から外力が加わっても、箱内のフィルム貼
着体に直接外力が作用することはなく、フィルムに打ち
傷などが付くことはなくなる。
【0008】次に、本発明に係る位相差フィルム貼着体
又はその原反の巻取り方法の要旨とするところは、位相
差フィルムの少なくとも片面に保護フィルムがラミネー
トされた位相差フィルム貼着体又はその原反を略円柱形
状のコアに巻き取る位相差フィルム貼着体又はその原反
の巻取り方法において、前記コアの外周の一部に、位相
差フィルム貼着体等の厚さと同一の高さを有し、該コア
の長手方向に延びる段差を設け、該位相差フィルム貼着
体等の一端を該段差に突き合わせた後、該位相差フィル
ム貼着体等を該コアに巻き取ることにある。
【0009】この本発明の位相差フィルム貼着体又はそ
の原反の巻取り方法は、コアの段差に位相差フィルム貼
着体等の一端を合わせて位相差フィルム貼着体等を巻き
取る方法である。ここで、段差の高さが位相差フィルム
貼着体等の厚さと同一又は若干低く形成されているた
め、位相差フィルム貼着体等外周の端部付近と段差形成
部材とが連続した面を形成することとなる。位相差フィ
ルム貼着体等の端部付近と段差形成部材とが連続した平
坦面を形成するため、位相差フィルム貼着体等の端部が
2巻目以降の貼着体の裏面に食い込んで段差ができるこ
とがない。
【0010】また、本発明に係る位相差フィルム貼着体
又はその原反の巻取り方法の他の要旨とするところは、
位相差フィルムの少なくとも片面に保護フィルムがラミ
ネートされた位相差フィルム貼着体又はその原反を略円
柱形状のコアに巻き取る位相差フィルム貼着体又はその
原反の巻取り方法において、前記コアの位相差フィルム
貼着体等が巻き取られる長手方向両端付近外周に当該円
周方向の凸条を設け、該位相差フィルム貼着体等の両端
を該凸条の周りに巻き付け、位相差フィルム貼着体等の
中間部分をコアから浮かせて巻き取ることにある。
【0011】このような本発明の位相差フィルム貼着体
又はその原反の巻取り方法は、予め、コアの長手方向両
端付近外周に、その円周方向に延びる帯状部材を巻き付
けるなどの手法により凸条を形成しておく。次に、位相
差フィルム貼着体等をその一対の凸条の外周面に巻き取
る。その結果、位相差フィルム貼着体等のうち、一対の
凸条の外周面に接触しない部分すなわち中間部分はコア
から浮かせられることになり、その中間部分においてフ
ィルム同士が強く擦れ合うことはなく、フィルム表面に
傷が付くことはない。
【0012】また、本発明に係る位相差フィルム貼着体
又はその原反の巻取り方法の他の要旨とするところは、
位相差フィルムの少なくとも片面に保護フィルムがラミ
ネートされた位相差フィルム貼着体等を略円柱形状のコ
アに巻き取る位相差フィルム貼着体等の巻取り方法にお
いて、前記保護フィルムを外側にして該位相差フィルム
貼着体等をコアに巻き取ることにある。
【0013】この位相差フィルム貼着体又はその原反の
巻取り方法は、位相差フィルム側をコア側にし、保護フ
ィルム側を外側にして、位相差フィルム貼着体等をコア
に巻き取るものであるため、巻き取られた位相差フィル
ム貼着体等の最外周面が保護フィルムによって覆われる
ことになる。
【0014】更に、本発明に係る位相差フィルム貼着体
又はその原反の巻取り方法の他の要旨とするところは、
位相差フィルムの少なくとも片面に保護フィルムがラミ
ネートされた位相差フィルム貼着体等を略円柱形状のコ
アに巻き取る位相差フィルム貼着体等の巻取り方法にお
いて、前記保護フィルムの硬度が位相差フィルムの硬度
より低いことにある。
【0015】この位相差フィルム貼着体又はその原反の
巻取り方法によれば、コアに巻き取られた位相差フィル
ム貼着体等における位相差フィルムと保護フィルムとは
接触して強く擦れ合うことになる。その結果、位相差フ
ィルムと保護フィルムとの間に大きな摩擦力などが作用
したとしても、保護フィルムの表面に傷が付いても、位
相差フィルムの表面に傷が付くことはない。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る位相差フィル
ム貼着体又はその原反の梱包方法及びこれらの巻取り方
法の実施形態について、図面に基づき詳しく説明する。
【0017】図1は、本発明に係る梱包方法によって梱
包された位相差フィルム貼着体10を示す図である。こ
の位相差フィルム貼着体の梱包方法は、位相差フィルム
12に粘着剤14を介して保護フィルム16が貼着され
た位相差フィルム貼着体10を、円柱形状のコア18に
巻き取り、巻き取られた位相差フィルム貼着体10を梱
包箱20内に箱詰めする方法であり、コア18の長手方
向両端に4角形状の固定部材22を取付け、固定部材2
2を梱包箱20内に接触させつつ固定することによっ
て、巻き取られた位相差フィルム貼着体10を梱包箱2
0内に浮かせて収納するように構成している。
【0018】位相差フィルムの材質は、固有複屈折率と
光透過性が比較的高い樹脂であれば用いることができ、
たとえばポリカーボネート系樹脂、セルロース系樹脂、
ポリアリレート系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリルニ
トリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリフェニレンオキサ
イド系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂等を挙げることができるが、
特に限定はされない。また、粘着剤14は、EVA等を
用いることができ、その成分や配合は特に限定されな
い。また、保護フィルム16は、アクリル系フィルム、
ポリオレフィン系樹脂フィルム、ポリスチレン系フィル
ム、ポリエステル系樹脂フィルム、セルローストリアセ
テート系フィルム、ポリカーボネート系フィルム、ポリ
エーテルエーテルケトン系フィルム等を用いることがで
きるが、その材質は特に限定されない。
【0019】この位相差フィルム貼着体の梱包方法を詳
細に説明すると、まず従来装置により、コア18に位相
差フィルム貼着体10が所定の長さで巻き取られる。次
に、巻き取られた位相差フィルム貼着体10の外径より
も充分大きい外径から成る固定部材22がコア18の両
端に取り付けられる。その後、巻き取られた位相差フィ
ルム貼着体10は、図1に示すように、梱包箱20内へ
入れられる。ここで、コア18の長手方向両端に取り付
けられている固定部材22が4角形状を成しているた
め、固定部材22が梱包箱20の正面板24、側板26
及び底板28の内側に接触し嵌合される。固定部材22
が梱包箱20の正面板24、側板26及び底板28の内
側に嵌合されることにより、位相差フィルム貼着体10
が梱包箱20内に浮かされる。
【0020】位相差フィルム貼着体10が梱包箱20内
に浮かされた状態で梱包箱20内に入れられた後、蓋3
0が閉じられる。なお、固定部材22を安定して梱包箱
20内に固定するためには、蓋30が閉じられた時、固
定部材22が蓋30にも接触することが望ましい。この
ようにして、位相差フィルム貼着体10が梱包箱20の
正面板24、側板26、底板28及び蓋30に接触し、
梱包箱20内に嵌合された状態で、保管又は輸送され
る。
【0021】このような位相差フィルム貼着体の梱包方
法によれば、位相差フィルム貼着体10を梱包箱20内
に浮かした状態で、保管又は輸送できるため、保管又は
輸送時に、梱包箱20の内壁からの圧力や衝撃が位相差
フィルム貼着体10に加えられることがない。このた
め、位相差フィルム12の歪み又は破損を防止すること
ができ、位相差フィルムの品質を維持することができ
る。また、コア18に巻き取られた位相差フィルム貼着
体10は、固定部材22によって、梱包箱20内に固定
されるため、保管又は輸送中に位相差フィルム貼着体1
0が梱包箱20内で転動又は摺動することがない。この
ため、巻き取られた位相差フィルム貼着体10の外面に
傷が付くことはなく、位相差フィルム12の品質が損な
われることを防止できる。
【0022】以上、本発明の位相差フィルム貼着体の梱
包方法の実施の形態について説明したが、本発明は上述
の実施の形態に限定されるものではない。
【0023】例えば、本発明の位相差フィルム貼着体の
梱包方法は、図2に示すような梱包方法であっても良
い。この梱包方法は、コア18の両端が固定部材32よ
りも僅かに突き出し、固定部材32を側板26、底板2
8及び蓋30に接触させ、コア18の両端を正面板24
に接触させることにより、位相差フィルム貼着体10を
梱包箱20内に浮かせるようにしてもよい。また、固定
部材32を8角形状に構成し、8角形状の4辺を梱包箱
20内に接触させるようにしてよい。さらに、固定部材
32によって支持された位相差フィルム貼着体10の中
間部分に、位相差フィルム貼着体10と接触しない程度
の孔が開けられた固定部材33を配設することも可能で
ある。
【0024】このような位相差フィルム貼着体の梱包方
法によっても、固定部材32により、位相差フィルム貼
着体34を梱包箱20内に浮かせた状態で、梱包箱20
内に固定することができる。また、一対の固定部材32
の他に、1又は複数の固定部材33を位相差フィルム貼
着体10の中間部分に配設することによって、梱包箱2
0の強度が増し、保管あるいは輸送するとき、振動や衝
撃、外力により梱包箱20が壊れることがなくなる。
【0025】次に、本発明の位相差フィルム貼着体の巻
取り方法について、実施の形態を説明する。
【0026】図3は、本発明に係る位相差フィルム貼着
体の巻取り方法を示す。この位相差フィルム貼着体の巻
取り方法は、位相差フィルム12に粘着剤14を介して
保護フィルム16が貼着された位相差フィルム貼着体1
0を円柱形状のコア18へ巻き取る方法であり、コア1
8の外周の一部に、位相差フィルム貼着体10の厚さと
同一の高さを有し、コア18の長手方向に延びる段差3
6を設けておき、位相差フィルム貼着体10の一端を段
差36に突き合わせた後、位相差フィルム貼着体10を
コア18へ巻き取っていく方法である。
【0027】この位相差フィルム貼着体の巻き取り方法
を詳細に説明すると、予めコア18の外周には段差形成
部材38が固定されていて、その段差形成部材38の外
周方向一端が段差36を成すとともに、他端はコア18
の外周面に連続する面を成して構成されている。次に、
位相差フィルム貼着体の巻き取り時には、このようなコ
ア18の段差36に位相差フィルム貼着体10の一端が
合わされ、コア18が回転させられることにより、位相
差フィルム貼着体10が巻き取られていく。
【0028】ここで、段差36の高さが位相差フィルム
貼着体10の厚さと同一であるため、位相差フィルム貼
着体10外周の端部40付近と段差形成部材38とが連
続した面を形成することとなる。位相差フィルム貼着体
10の端部40付近と段差形成部材38とが連続した面
を形成するため、位相差フィルム貼着体10の端部40
が2巻目の裏面に食い込むことがない。
【0029】このような位相差フィルム貼着体の巻取り
方法によれば、コア18の段差36に位相差フィルム貼
着体10の一端を合わせて、位相差フィルム貼着体10
を巻き取っていくため、位相差フィルム貼着体10の端
部40が2巻目の裏面に食い込むことを防止し、位相差
フィルム貼着体10裏面の端部40との接触面に傷が生
じることを防止できる。このため、位相差フィルム貼着
体10裏面の端部40との接触面に色むらが生じること
はなく、位相差フィルム12の品質を損ねることを防止
できる。
【0030】また、本発明に係る位相差フィルム貼着体
の巻取り方法は、図4に示すような方法であっても良
い。この位相差フィルム貼着体の巻取り方法は、コア4
2自体に段差44を設けておき、この段差44に位相差
フィルム貼着体10の一端を合わせて、位相差フィルム
貼着体10を巻き取っていく方法である。すなわち、コ
ア42と段差形成部材46とを一体的に形成しておく方
法である。このような位相差フィルム貼着体の巻取り方
法によっても、位相差フィルム貼着体10裏面の端部4
0との接触面に色むらが生じることはなく、位相差フィ
ルム12の品質を損ねることを防止できる。
【0031】次に、本発明に係る位相差フィルム貼着体
の巻取り方法は、図5に示すような方法であっても良
い。この位相差フィルム貼着体の巻取り方法は、位相差
フィルム12に粘着剤14を介して保護フィルム16が
貼着された位相差フィルム貼着体10を円柱形状のコア
18へ巻取る方法であり、コア18の長手方向両端付近
外周に円周方向に延びるテープ(帯状部材)48を固定
しておき、位相差フィルム貼着体10をテープ48の外
周面に接触させ、コア18から浮かせつつ、コア18へ
巻き取っていく方法である。
【0032】この位相差フィルム貼着体の巻き取り方法
を詳細に説明すると、予め、コア18の長手方向両端付
近外周に、裏面に粘着剤の塗布されたテープ48を巻き
付けて固定して凸条を形成しておく。ここで、テープ4
8を、コア18の長手方向中央部付近にも巻き付けてお
いても良い。
【0033】テープ48が巻き付けられると、位相差フ
ィルム貼着体10がテープ48の外周面に接触させられ
つつコア18へ巻き取られていく。位相差フィルム貼着
体10がテープ48の外周面に接触させられつつ巻き取
られると、位相差フィルム貼着体10の中、テープ48
の外周面に接触しない部分は、コア18から浮かせられ
ることとなる。すなわち、位相差フィルム貼着体10と
コア18との間に隙間50が生じることとなる。なお、
図5において、テープ48及び隙間50の厚さは誇張し
て示している。位相差フィルム貼着体10がコア18か
ら浮かせられることにより、位相差フィルム貼着体10
がある程度の弾性を有する状態でコア18に巻かれるこ
ととなる。
【0034】このような位相差フィルム貼着体の巻取り
方法によれば、位相差フィルム貼着体10をコア18か
ら浮かせつつ巻き取ることができる。このため、位相差
フィルム貼着体10の保管又は輸送中に、コア18と接
触することがなく、位相差フィルム12が破損すること
がない。また、位相差フィルム貼着体10がある程度の
弾性を有する状態でコア18に巻かれるため、多数回巻
かれた位相差フィルム貼着体10同志が強固に接触する
ことはない。このため、位相差フィルム貼着体10同志
の接触による圧力によって位相差フィルム12の品質が
損なわれるのを防止できる。
【0035】次に、本発明に係る位相差フィルム貼着体
の巻取り方法は、図6に示すような方法であっても良
い。この位相差フィルム貼着体の巻取り方法は、位相差
フィルム12に粘着剤14を介して保護フィルム16が
貼着された位相差フィルム貼着体10を円柱形状のコア
18へ巻き取る方法であり、保護フィルム16側を外側
に向けつつ、位相差フィルム貼着体10をコア18へ巻
き取っていく方法である。すなわち、このような位相差
フィルム貼着体の巻取り方法は、保護フィルム16側を
外側に配置して、位相差フィルム貼着体10がコア18
へ巻き取られる方法である。巻き取られた位相差フィル
ム貼着体10は、保護フィルム16側を外側に向けつ
つ、梱包箱20内に収納される。
【0036】このような位相差フィルム貼着体の巻き取
り方法によれば、保護フィルム16側を外側に配置して
巻き取られるため、位相差フィルム貼着体10を梱包箱
20に収納した場合に、内側に向けられた位相差フィル
ム12側が梱包箱20の内壁に接触することがない。こ
のため、位相差フィルム12が梱包箱20の内壁によっ
て損傷することがない。なお、位相差フィルム12側が
内側に向けられているため、コア18によって損傷する
ことも考えられるが、位相差フィルム貼着体10とコア
18との接触面の面積は、梱包箱20との接触面の面積
よりもはるかに少ないため、位相差フィルム12側を外
側に向けて巻き取った場合よりも、その損傷は少なくな
る。
【0037】次に、本発明に係る位相差フィルム貼着体
の巻取り方法は、図7に示すような方法であっても良
い。この位相差フィルム貼着体の巻取り方法は、図3で
示したように、位相差フィルム貼着体10の一端を段差
36に合わせるとともに、図6で示したように、保護フ
ィルム16側を外側に配置して巻き取る方法である。こ
のような位相差フィルム貼着体の巻取り方法によれば、
位相差フィルム貼着体10の端部40が2巻目の裏面に
食い込むことを防止できるとともに、位相差フィルム1
2が梱包箱20の内壁によって損傷するのを防止でき
る。
【0038】また、図示を省略するが、位相差フィルム
12の少なくとも片面に貼着される保護フィルム16の
硬度が位相差フィルム12の硬度より低い材質から成る
ものを選定するのが好ましい。位相差フィルム貼着体1
0をコア18に巻き取ることにより、位相差フィルム1
2と保護フィルム16とが接触し、擦れ合うことになる
ため、接触面に摩擦力などが生じて保護フィルム16の
表面に傷等が付いたとしても、位相差フィルム12の表
面に傷等が付くことはない。
【0039】以上、本発明に係る位相差フィルム貼着体
の梱包方法及び巻取り方法について、図面に基づいて種
々説明したが、本発明は図示したものに限定されること
はない。例えば、位相差フィルム貼着体の梱包方法及び
巻取り方法について上述したが、本発明に係る梱包方法
及び巻取り方法は、位相差フィルム貼着体だけでなく、
位相差フィルム貼着体が製造される前のその原反に使用
しても良い。また、本発明に係る位相差フィルム貼着体
等の梱包方法及び巻取り方法に使用する位相差フィル
ム、コアの寸法は特に限定されることはない。また、本
発明に係る位相差フィルム貼着体等の梱包方法に使用す
る梱包箱の寸法は、固定部材を嵌合できるものであれ
ば、特に限定されることはない。
【0040】また、本発明に係る位相差フィルム貼着体
等の梱包方法は、図1乃至図7に示す梱包方法乃至巻取
り方法を適宜組み合わせたものであっても良い。さら
に、本発明に係る位相差フィルム貼着体等の巻取り方法
は、図3乃至図7に示す巻取り方法を適宜組み合わせた
ものであっても良い。
【0041】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々な
る改良、修正、変形を加えた位相差フィルム貼着体等の
梱包方法及び巻取り方法も含むものである。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る位相差フィルム貼着体又は
その原反の梱包方法によれば、位相差フィルム貼着体等
を梱包箱内に浮かした状態で、保管又は輸送できるた
め、保管又は輸送時に、梱包箱の内壁からの圧力や衝撃
が位相差フィルム貼着体等に加えられることがない。こ
のため、位相差フィルムの歪み又は破損を防止すること
ができ、位相差フィルムの品質を維持することができ
る。また、コアに巻き取られた位相差フィルム貼着体等
は、固定部材によって、梱包箱内に固定されるため、保
管又は輸送中に位相差フィルム貼着体等が梱包箱内で転
動又は摺動することがない。このため、巻き取られた位
相差フィルム貼着体等の外面に傷が付くことはなく、位
相差フィルムの品質が損なわれることを防止できる。
【0043】また、コアの長手方向に延びる段差を設け
ておき、位相差フィルム貼着体等の一端を段差に合わせ
た後、位相差フィルム貼着体等をコアへ巻き取っていく
ことを特徴とする本発明に係る位相差フィルム貼着体等
の巻取り方法によれば、コアの段差に位相差フィルム貼
着体等の一端を合わせて、位相差フィルム貼着体等を巻
き取っていくため、位相差フィルム貼着体等の端部が2
巻目の裏面に食い込むことを防止し、位相差フィルム貼
着体等裏面の端部との接触面に傷が生じることを防止で
きる。このため、位相差フィルム貼着体等裏面の端部と
の接触面に色むらが生じることはなく、位相差フィルム
の品質を損ねることを防止できる。
【0044】また、少なくともコアの長手方向両端付近
外周に円周方向に延びる帯状部材を固定しておき、位相
差フィルム貼着体等を帯状部材の外周面に接触させ、コ
アから浮かせつつ、コアへ巻き取っていくことを特徴と
する本発明に係る位相差フィルム貼着体等の巻取り方法
によれば、位相差フィルム貼着体等をコアから浮かせつ
つ巻き取ることができる。このため、位相差フィルム貼
着体等の保管又は輸送中に、コアと接触することがな
く、位相差フィルムが破損することがない。また、位相
差フィルム貼着体等がある程度の弾性を有する状態でコ
アに巻かれるため、多数回巻かれた位相差フィルム貼着
体等同志が強固に接触することはない。このため、位相
差フィルム貼着体等同志の接触による圧力によって位相
差フィルムの品質が損なわれるのを防止できる。
【0045】また、保護フィルム側を外側に向けつつ、
位相差フィルム貼着体等をコアへ巻き取っていくことを
特徴とする本発明に係る位相差フィルム貼着体等の巻取
り方法によれば、保護フィルム側を外側に向けつつ巻き
取られるため、位相差フィルム貼着体等を梱包箱に収納
した場合に、内側に向けられた位相差フィルム側が梱包
箱の内壁に接触することがない。このため、位相差フィ
ルムが梱包箱の内壁によって損傷することがない。
【0046】さらに、位相差フィルムの少なくとも片面
に貼着される保護フィルムの硬度が位相差フィルムの硬
度より低いものとすることにより、位相差フィルムと保
護フィルムとの接触面に摩擦力などが生じて、保護フィ
ルムの表面に傷等が付いたとしても、位相差フィルムの
表面に傷等が付くことはない。
【0047】また、本発明に係る位相差フィルム貼着体
等の梱包方法及び巻取り方法によれば、位相差フィルム
に歪みや傷が生じて色むらが生じるのを防止する方法で
あるため、特に、位相差値を均一にすることが重要とな
る位相差フィルムについて利用することにより、その効
果は顕著なものとなる。例えば、位相差フィルムの許容
される位相差値のバラツキは、±1%程度と言われてい
るため、加工、製造時において高度な製造技術が必要と
なるが、保管又は輸送時においても位相差値のバラツキ
を防止するという点で、本発明は優れた効果を奏ずるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位相差フィルム貼着体の梱包方法
を説明するための図であり、同図(a)は側面断面図、
同図(b)はA−A線断面図、同図(c)は位相差フィ
ルム貼着体の要部拡大断面図である。
【図2】本発明に係る位相差フィルム貼着体の梱包方法
の他の実施形態を説明するための図であり、同図(a)
は側面断面図、同図(b)はB−B線断面図である。
【図3】本発明に係る位相差フィルム貼着体の巻き取り
方法を説明するための正面断面図である。
【図4】本発明に係る位相差フィルム貼着体の巻き取り
方法の他の実施形態を説明するための正面断面図であ
る。
【図5】本発明に係る位相差フィルム貼着体の巻き取り
方法の更に他の実施形態を説明するための図であり、同
図(a)は正面図、同図(b)は側面断面図である。
【図6】本発明に係る位相差フィルム貼着体の巻き取り
方法の更に他の実施形態を説明するための正面断面図で
ある。
【図7】本発明に係る位相差フィルム貼着体の巻き取り
方法の更に他の実施形態を説明するための正面断面図で
ある。
【図8】従来の位相差フィルム貼着体の梱包方法を説明
するための図であり、同図(a)は側面断面図、同図
(b)はC−C線断面図である。
【図9】従来の位相差フィルム貼着体の巻き取り方法を
説明するための正面断面図である。
【符号の説明】
10,34;位相差フィルム貼着体 12;位相差フィルム 14;粘着剤 16;保護フィルム 18;コア 20;梱包箱 22,32;固定部材 48;テープ(帯状部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02F 1/1335 510 G02F 1/1335 510

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相差フィルムの少なくとも片面に保護
    フィルムがラミネートされた位相差フィルム貼着体又は
    その原反を略円柱形状のコアに巻き取り、該巻き取られ
    た位相差フィルム貼着体等を梱包箱内に箱詰めする位相
    差フィルム貼着体又はその原反の梱包方法において、前
    記位相差フィルム貼着体等が巻き取られたコアの両端を
    梱包箱内で支持して、該位相差フィルム貼着体等の最外
    表面が該梱包箱の内面と接触しないようにしたことを特
    徴とする位相差フィルム貼着体又はその原反の梱包方
    法。
  2. 【請求項2】 位相差フィルムの少なくとも片面に保護
    フィルムがラミネートされた位相差フィルム貼着体又は
    その原反を略円柱形状のコアに巻き取る位相差フィルム
    貼着体又はその原反の巻取り方法において、前記コアの
    外周の一部に、位相差フィルム貼着体等の厚さと同一の
    高さを有し、該コアの長手方向に延びる段差を設け、該
    位相差フィルム貼着体等の一端を該段差に突き合わせた
    後、該位相差フィルム貼着体等を該コアに巻き取ること
    を特徴とする位相差フィルム貼着体又はその原反の巻取
    り方法。
  3. 【請求項3】 位相差フィルムの少なくとも片面に保護
    フィルムがラミネートされた位相差フィルム貼着体又は
    その原反を略円柱形状のコアに巻き取る位相差フィルム
    貼着体又はその原反の巻取り方法において、前記コアの
    位相差フィルム貼着体等が巻き取られる長手方向両端付
    近外周に当該円周方向の凸条を設け、該位相差フィルム
    貼着体等の両端を該凸条の周りに巻き付け、位相差フィ
    ルム貼着体等の中間部分をコアから浮かせて巻き取るこ
    とを特徴とする位相差フィルム貼着体又はその原反の巻
    取り方法。
  4. 【請求項4】 位相差フィルムの少なくとも片面に保護
    フィルムがラミネートされた位相差フィルム貼着体又は
    その原反を略円柱形状のコアに巻き取る位相差フィルム
    貼着体又はその原反の巻取り方法において、前記保護フ
    ィルムを外側にして該位相差フィルム貼着体等をコアに
    巻き取ることを特徴とする位相差フィルム貼着体又はそ
    の原反の巻取り方法。
  5. 【請求項5】 位相差フィルムの少なくとも片面に保護
    フィルムがラミネートされた位相差フィルム貼着体又は
    その原反を略円柱形状のコアに巻き取る位相差フィルム
    貼着体又はその原反の巻取り方法において、前記保護フ
    ィルムの硬度が位相差フィルムの硬度より低いことを特
    徴とする位相差フィルム貼着体又はその原反の巻取り方
    法。
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