JPH11155165A - 移動通信システム、基地局装置および制御局装置 - Google Patents
移動通信システム、基地局装置および制御局装置Info
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- JPH11155165A JPH11155165A JP9321195A JP32119597A JPH11155165A JP H11155165 A JPH11155165 A JP H11155165A JP 9321195 A JP9321195 A JP 9321195A JP 32119597 A JP32119597 A JP 32119597A JP H11155165 A JPH11155165 A JP H11155165A
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- station
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W16/00—Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
- H04W16/02—Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
- H04W16/06—Hybrid resource partitioning, e.g. channel borrowing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】基地局設備の増大や、制御の複雑化、煩雑化を
招くことなしにトラヒックの分散を図ることができ、こ
れにより、安定的な通信サービスの提供を行うことを可
能とする。 【解決手段】 制御局2は、各基地局1の空きチャネル
数を管理しておき、必要に応じて基地局1に通知する。
各基地局1は、自己と無線パスを張っての通信中である
移動局での各基地局1に関するパイロット受信強度値
に、制御局2から通知される空きチャネル数を加算して
得られる各基地局1の優先度値を比較し、この優先度値
が最も大きい基地局1に前記移動局との無線パスを張り
替えるようにハンドオフ処理を行わせる。
招くことなしにトラヒックの分散を図ることができ、こ
れにより、安定的な通信サービスの提供を行うことを可
能とする。 【解決手段】 制御局2は、各基地局1の空きチャネル
数を管理しておき、必要に応じて基地局1に通知する。
各基地局1は、自己と無線パスを張っての通信中である
移動局での各基地局1に関するパイロット受信強度値
に、制御局2から通知される空きチャネル数を加算して
得られる各基地局1の優先度値を比較し、この優先度値
が最も大きい基地局1に前記移動局との無線パスを張り
替えるようにハンドオフ処理を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車・携帯電
話システム等のセルラ方式の移動通信システムとこのよ
うな移動通信システムで用いられる基地局装置や制御局
装置に関する。
話システム等のセルラ方式の移動通信システムとこのよ
うな移動通信システムで用いられる基地局装置や制御局
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線で発射された電波は、発射
された無線局からの距離のベき乗に比例して減衰するこ
とが知られている。このためセルラ方式では、無数の基
地局を分散配置してセルと呼ばれるカバーエリアを構成
し、カバーエリア内の移動局を各基地局に担当させてい
る。
された無線局からの距離のベき乗に比例して減衰するこ
とが知られている。このためセルラ方式では、無数の基
地局を分散配置してセルと呼ばれるカバーエリアを構成
し、カバーエリア内の移動局を各基地局に担当させてい
る。
【0003】このようなセルラ方式では、移動局が通信
中にセル間を移動する場合、その移動局を担当する基地
局が変わる。そこで移動通信システムでは、移動局と無
線パスを張る基地局を変更するためのハンドオフ処理を
行っている。
中にセル間を移動する場合、その移動局を担当する基地
局が変わる。そこで移動通信システムでは、移動局と無
線パスを張る基地局を変更するためのハンドオフ処理を
行っている。
【0004】一般にハンドオフ処理は、移動局での各基
地局からの送信信号の受信強度に基き、より受信強度が
大きい基地局と移動局との間に無線パスを張るように行
われる。具体的には、符号分割多元接続(CDMA:Co
de Division Multiple Access )方式を採用した移動通
信システムの場合、各基地局がパイロットチャネルを送
信している。移動局では、受信可能なパイロットチャネ
ルの受信電界強度をそれぞれ測定し、無線パスを張って
いる基地局に対して通知する。基地局では、担当中の移
動局から通知された各パイロット受信強度を比較し、自
己が送信するパイロットチャネルの受信電界強度よりも
パイロット受信強度が大きい他の基地局が存在する場合
に、その基地局に前記移動局の担当を移すべくハンドオ
フ処理を実施する。
地局からの送信信号の受信強度に基き、より受信強度が
大きい基地局と移動局との間に無線パスを張るように行
われる。具体的には、符号分割多元接続(CDMA:Co
de Division Multiple Access )方式を採用した移動通
信システムの場合、各基地局がパイロットチャネルを送
信している。移動局では、受信可能なパイロットチャネ
ルの受信電界強度をそれぞれ測定し、無線パスを張って
いる基地局に対して通知する。基地局では、担当中の移
動局から通知された各パイロット受信強度を比較し、自
己が送信するパイロットチャネルの受信電界強度よりも
パイロット受信強度が大きい他の基地局が存在する場合
に、その基地局に前記移動局の担当を移すべくハンドオ
フ処理を実施する。
【0005】さて、互いに同一の送信パワーでパイロッ
トチャネルを送信し、かつ隣接している基地局Aと基地
局Bとの間における各基地局に関するパイロット受信強
度は、図13のような分布となる。
トチャネルを送信し、かつ隣接している基地局Aと基地
局Bとの間における各基地局に関するパイロット受信強
度は、図13のような分布となる。
【0006】この図から分かるように、基地局Aと基地
局Bとの中間地点であるC地点において基地局Aのパイ
ロット受信強度と基地局Bのパイロット受信強度とが同
一となる。そしてこのC地点に対して、基地局A寄りの
地点では基地局Aのパイロット受信強度が、また基地局
B寄りの地点では基地局Bのパイロット受信強度がそれ
ぞれ大きくなる。この結果、基地局Aと基地局Bとの間
でのハンドオフ実行境界はC地点、すなわち基地局Aと
基地局Bとの中間地点となる。
局Bとの中間地点であるC地点において基地局Aのパイ
ロット受信強度と基地局Bのパイロット受信強度とが同
一となる。そしてこのC地点に対して、基地局A寄りの
地点では基地局Aのパイロット受信強度が、また基地局
B寄りの地点では基地局Bのパイロット受信強度がそれ
ぞれ大きくなる。この結果、基地局Aと基地局Bとの間
でのハンドオフ実行境界はC地点、すなわち基地局Aと
基地局Bとの中間地点となる。
【0007】この結果、図14に示すように基地局を配
置した場合、各基地局の通信可能範囲が図中に破線で示
す円内であるとするならば、各基地局のセルは図中に実
線で示す六角形の範囲となる。
置した場合、各基地局の通信可能範囲が図中に破線で示
す円内であるとするならば、各基地局のセルは図中に実
線で示す六角形の範囲となる。
【0008】ところで、各基地局の送信パワーはほぼ固
定されているから、セルは図14に示す状態で固定であ
る。このため、特定のセルにおけるトラヒックが隣接す
るセルに比べて大きい場合であっても、その隣接するセ
ルに位置していた移動局が、その基地局よりも上記特定
のセルを管理する基地局に近付いたならば、この基地局
側にハンドオフせざるを得ない。この結果、特定のセル
にトラヒックが集中してしまう恐れがある。
定されているから、セルは図14に示す状態で固定であ
る。このため、特定のセルにおけるトラヒックが隣接す
るセルに比べて大きい場合であっても、その隣接するセ
ルに位置していた移動局が、その基地局よりも上記特定
のセルを管理する基地局に近付いたならば、この基地局
側にハンドオフせざるを得ない。この結果、特定のセル
にトラヒックが集中してしまう恐れがある。
【0009】そこで、セル内のトラヒックが混み合う部
分に局所的に小さなセル(マイクロセル)を形成してト
ラヒック集中に対処する方法など考えられているが、基
地局に対して大幅に設備の追加を行わなければならない
とともに、元々あるセル(マクロセル)とマイクロセル
との共存による制御の複雑化、煩雑化などの不具合が発
生する。
分に局所的に小さなセル(マイクロセル)を形成してト
ラヒック集中に対処する方法など考えられているが、基
地局に対して大幅に設備の追加を行わなければならない
とともに、元々あるセル(マクロセル)とマイクロセル
との共存による制御の複雑化、煩雑化などの不具合が発
生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
セルのサイズを固定としていたため、特定のセルへのト
ラヒックの集中を避けることができないという不具合が
あった。そして、このようなトラヒック集中に対処する
ために、マイクロセルを形成可能とすると、基地局設備
の増大や、制御の複雑化、煩雑化を招くという不具合が
あった。
セルのサイズを固定としていたため、特定のセルへのト
ラヒックの集中を避けることができないという不具合が
あった。そして、このようなトラヒック集中に対処する
ために、マイクロセルを形成可能とすると、基地局設備
の増大や、制御の複雑化、煩雑化を招くという不具合が
あった。
【0011】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、基地局設備の
増大や、制御の複雑化、煩雑化を招くことなしにトラヒ
ックの分散を図ることができ、これにより、安定的な通
信サービスの提供を行うことを可能とする移動通信シス
テムと、この移動通信システムを実現するための基地局
装置および制御局装置を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、基地局設備の
増大や、制御の複雑化、煩雑化を招くことなしにトラヒ
ックの分散を図ることができ、これにより、安定的な通
信サービスの提供を行うことを可能とする移動通信シス
テムと、この移動通信システムを実現するための基地局
装置および制御局装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、ハンドオフ制御の対象となる移動局での
複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信号に関する
受信強度と、前記複数の基地局のそれぞれにおける例え
ば空きチャネル数などのトラヒック量とに基いて、例え
ばハンドオフ制御の対象となる移動局での前記複数の基
地局のそれぞれが出力する所定の信号に関する受信強度
値に各基地局でのトラヒック量に応じた所定の補正値を
加算して得られる優先度値の大きさを比較することで上
記移動局を担当すべき基地局を決定し、この基地局を介
して上記移動局が通信を行うようにハンドオフ制御を行
わせるようにした。
めに本発明は、ハンドオフ制御の対象となる移動局での
複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信号に関する
受信強度と、前記複数の基地局のそれぞれにおける例え
ば空きチャネル数などのトラヒック量とに基いて、例え
ばハンドオフ制御の対象となる移動局での前記複数の基
地局のそれぞれが出力する所定の信号に関する受信強度
値に各基地局でのトラヒック量に応じた所定の補正値を
加算して得られる優先度値の大きさを比較することで上
記移動局を担当すべき基地局を決定し、この基地局を介
して上記移動局が通信を行うようにハンドオフ制御を行
わせるようにした。
【0013】また別の本発明は、上記発明に加えて、ト
ラヒック量が規定値よりも小さい基地局については、そ
の基地局が出力する所定の信号に関する移動局での受信
強度値を優先度値とするようにした。
ラヒック量が規定値よりも小さい基地局については、そ
の基地局が出力する所定の信号に関する移動局での受信
強度値を優先度値とするようにした。
【0014】また別の本発明は、上記2つの発明のいず
れかに加えて、各基地局におけるトラヒック状況の変化
に対して遅延して変化する補正値を発生する補正値発生
手段を備え、この補正値発生手段が発生する補正値を基
地局の選択に用いるようにした。
れかに加えて、各基地局におけるトラヒック状況の変化
に対して遅延して変化する補正値を発生する補正値発生
手段を備え、この補正値発生手段が発生する補正値を基
地局の選択に用いるようにした。
【0015】これらの手段を講じたことにより、移動局
が現在無線パスを張っている基地局よりも受信強度が大
きい別の基地局が存在する場合であっても、その基地局
のトラヒック量が大きければ、その基地局への前記移動
局のハンドオフがしづらくされる。また逆に、移動局が
現在無線パスを張っている基地局よりも受信強度が小さ
い別の基地局が存在する場合、その現在無線パスを張っ
ている基地局のトラヒック量が大きければ、上記受信強
度が小さい別の基地局への前記移動局のハンドオフがし
やすくされる。この結果、トラヒックが大きいセルのサ
イズが他のセルに比較して縮小されることになる。
が現在無線パスを張っている基地局よりも受信強度が大
きい別の基地局が存在する場合であっても、その基地局
のトラヒック量が大きければ、その基地局への前記移動
局のハンドオフがしづらくされる。また逆に、移動局が
現在無線パスを張っている基地局よりも受信強度が小さ
い別の基地局が存在する場合、その現在無線パスを張っ
ている基地局のトラヒック量が大きければ、上記受信強
度が小さい別の基地局への前記移動局のハンドオフがし
やすくされる。この結果、トラヒックが大きいセルのサ
イズが他のセルに比較して縮小されることになる。
【0016】また前記2つ目の発明ではさらに、トラヒ
ック量が規定値以上である基地局、すなわちトラヒック
集中が生じている基地局に関するセルのサイズのみが変
化される。従って、セルのサイズの変化の実行が必要最
小限とされる。
ック量が規定値以上である基地局、すなわちトラヒック
集中が生じている基地局に関するセルのサイズのみが変
化される。従って、セルのサイズの変化の実行が必要最
小限とされる。
【0017】また前記3つ目の発明ではさらに、トラヒ
ック状況の変化に対してセルのサイズの変化が緩やかに
行われる。従って、トラヒック状況の変化に応じてのセ
ルサイズの変化が、新たなトラヒック状況の大きな変化
を来してしまうことがない。
ック状況の変化に対してセルのサイズの変化が緩やかに
行われる。従って、トラヒック状況の変化に応じてのセ
ルサイズの変化が、新たなトラヒック状況の大きな変化
を来してしまうことがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態につき説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施形態に
係る移動通信システムの要部の概略構成を示す図であ
る。
施形態につき説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施形態に
係る移動通信システムの要部の概略構成を示す図であ
る。
【0019】この図に示すように本実施形態の移動通信
システムは、多数の基地局1(1-1〜1-7 )を、その通
信可能範囲Z(Z-1 〜Z-7 )の一部が隣接する他の基地
局1の通信可能範囲Zの一部と互いに重なるように分散
配置されている。なお図1では、多数の基地局1のう
ち、基地局1-1 と、この基地局1-1 に隣接する6つの基
地局1-2 〜1-7 のみを示しており、それぞれの通信可能
範囲はそれぞれZ-1 〜Z-7 として示している。
システムは、多数の基地局1(1-1〜1-7 )を、その通
信可能範囲Z(Z-1 〜Z-7 )の一部が隣接する他の基地
局1の通信可能範囲Zの一部と互いに重なるように分散
配置されている。なお図1では、多数の基地局1のう
ち、基地局1-1 と、この基地局1-1 に隣接する6つの基
地局1-2 〜1-7 のみを示しており、それぞれの通信可能
範囲はそれぞれZ-1 〜Z-7 として示している。
【0020】各基地局1は、制御局2に共通に接続され
ている。また制御局2には、ISDNやPSTNなどの
他通信網3が接続されている。そして各基地局1は、他
の基地局1や他通信網3に制御局2を介して任意に接続
され、自己の通信可能範囲に位置する移動局と他の基地
局1や他通信網3に収容された他の通信端末との通信を
可能とする。
ている。また制御局2には、ISDNやPSTNなどの
他通信網3が接続されている。そして各基地局1は、他
の基地局1や他通信網3に制御局2を介して任意に接続
され、自己の通信可能範囲に位置する移動局と他の基地
局1や他通信網3に収容された他の通信端末との通信を
可能とする。
【0021】図2は基地局1に設置される基地局装置の
構成を示す機能ブロック図である。この図に示すように
基地局装置は、制御局インタフェース部11、i個(ト
ラフィックチャネル数)のトラフィックチャネル用のC
DMA変調部12(12-1〜12-i)、j個(ページングチ
ャネル数)のページングチャネル用のCDMA変調部1
3(13-1〜13-j)、シンクチャネル用のCDMA変調部
14、パイロット信号発生部15、合成器16、アナロ
グフロントエンド17、アンテナ18、i個のトラフィ
ックチャネル用のCDMA復調部19(19-1〜19-i)、
k個(アクセスチャネル数)のアクセスチャネル用のC
DMA復調部20(20-1〜20-k)および基地局制御部2
1を有する。
構成を示す機能ブロック図である。この図に示すように
基地局装置は、制御局インタフェース部11、i個(ト
ラフィックチャネル数)のトラフィックチャネル用のC
DMA変調部12(12-1〜12-i)、j個(ページングチ
ャネル数)のページングチャネル用のCDMA変調部1
3(13-1〜13-j)、シンクチャネル用のCDMA変調部
14、パイロット信号発生部15、合成器16、アナロ
グフロントエンド17、アンテナ18、i個のトラフィ
ックチャネル用のCDMA復調部19(19-1〜19-i)、
k個(アクセスチャネル数)のアクセスチャネル用のC
DMA復調部20(20-1〜20-k)および基地局制御部2
1を有する。
【0022】制御局インタフェース部11は、制御局2
との間で音声データおよび制御データの送受信を行うも
のである。制御局2から例えば時分割多重された状態で
到達した音声データは、この制御局インタフェース部1
1でそれぞれ分離されて、対応するトラフィックチャネ
ル用のCDMA変調部12にそれぞれ入力される。ま
た、CDMA復調部19のそれぞれから出力される音声
データは、基地局制御部21から出力される制御データ
とともにこの制御局インタフェース部11で多重され、
制御局2に向けて送出される。
との間で音声データおよび制御データの送受信を行うも
のである。制御局2から例えば時分割多重された状態で
到達した音声データは、この制御局インタフェース部1
1でそれぞれ分離されて、対応するトラフィックチャネ
ル用のCDMA変調部12にそれぞれ入力される。ま
た、CDMA復調部19のそれぞれから出力される音声
データは、基地局制御部21から出力される制御データ
とともにこの制御局インタフェース部11で多重され、
制御局2に向けて送出される。
【0023】CDMA変調部12はそれぞれ、データ生
成回路、畳み込み符号化器、インタリーブ回路、スペク
トラム拡散器、ディジタルフィルタおよびD−A変換器
などを有した周知の構成のものである。従って音声デー
タは、CDMA変調部12で、誤り検出符号および誤り
訂正符号の付加処理、畳み込み符号化処理、インタリー
ブ処理、スペクトラム拡散処理およびアナログ信号への
変換処理などがそれぞれ施されてアナログ送信信号とさ
れる。なおここで、CDMA変調部12-1〜12-iは、それ
ぞれ対応する下りトラフィックチャネルに応じた互いに
異なるウォルシュ符号をスペクトラム拡散の際に用い
る。
成回路、畳み込み符号化器、インタリーブ回路、スペク
トラム拡散器、ディジタルフィルタおよびD−A変換器
などを有した周知の構成のものである。従って音声デー
タは、CDMA変調部12で、誤り検出符号および誤り
訂正符号の付加処理、畳み込み符号化処理、インタリー
ブ処理、スペクトラム拡散処理およびアナログ信号への
変換処理などがそれぞれ施されてアナログ送信信号とさ
れる。なおここで、CDMA変調部12-1〜12-iは、それ
ぞれ対応する下りトラフィックチャネルに応じた互いに
異なるウォルシュ符号をスペクトラム拡散の際に用い
る。
【0024】CDMA変調部13はそれぞれ、畳み込み
符号化器、インタリーブ回路、スペクトラム拡散器、デ
ィジタルフィルタおよびD−A変換器などを有した周知
の構成のものである。このCDMA変調部13には、基
地局制御部21で生成される周知のページングデータが
それぞれ与えられている。従ってページングデータはC
DMA変調部13で、畳み込み符号化処理、インタリー
ブ処理、スペクトラム拡散処理およびアナログ信号への
変換処理などがそれぞれ施されてアナログ送信信号とさ
れる。なおここで、CDMA変調部13-1〜13-jは、それ
ぞれ対応するページングチャネルに応じた互いに異なる
ウォルシュ符号をスペクトラム拡散の際に用いる。
符号化器、インタリーブ回路、スペクトラム拡散器、デ
ィジタルフィルタおよびD−A変換器などを有した周知
の構成のものである。このCDMA変調部13には、基
地局制御部21で生成される周知のページングデータが
それぞれ与えられている。従ってページングデータはC
DMA変調部13で、畳み込み符号化処理、インタリー
ブ処理、スペクトラム拡散処理およびアナログ信号への
変換処理などがそれぞれ施されてアナログ送信信号とさ
れる。なおここで、CDMA変調部13-1〜13-jは、それ
ぞれ対応するページングチャネルに応じた互いに異なる
ウォルシュ符号をスペクトラム拡散の際に用いる。
【0025】CDMA変調部14は、畳み込み符号化
器、インタリーブ回路、スペクトラム拡散器、ディジタ
ルフィルタおよびD−A変換器などを有した周知の構成
のものである。このCDMA変調部14には、基地局制
御部21で生成される周知のシンクデータが与えられて
いる。従ってシンクデータはCDMA変調部14で、畳
み込み符号化処理、インタリーブ処理、スペクトラム拡
散処理およびアナログ信号への変換処理などが施されて
アナログ送信信号とされる。なおここで、CDMA変調
部14は、シンクチャネル用のウォルシュ符号をスペク
トラム拡散の際に用いる。
器、インタリーブ回路、スペクトラム拡散器、ディジタ
ルフィルタおよびD−A変換器などを有した周知の構成
のものである。このCDMA変調部14には、基地局制
御部21で生成される周知のシンクデータが与えられて
いる。従ってシンクデータはCDMA変調部14で、畳
み込み符号化処理、インタリーブ処理、スペクトラム拡
散処理およびアナログ信号への変換処理などが施されて
アナログ送信信号とされる。なおここで、CDMA変調
部14は、シンクチャネル用のウォルシュ符号をスペク
トラム拡散の際に用いる。
【0026】パイロット信号発生部15は、CDMA変
調部12,13,14がスペクトラム拡散の際に共通に
用いるPN符号を含む周知のパイロットデータをパイロ
ットチャネル用のウォルシュ符号でスペクトラム拡散
し、さらにアナログ信号化されてなるパイロット信号を
発生する。
調部12,13,14がスペクトラム拡散の際に共通に
用いるPN符号を含む周知のパイロットデータをパイロ
ットチャネル用のウォルシュ符号でスペクトラム拡散
し、さらにアナログ信号化されてなるパイロット信号を
発生する。
【0027】そして、各CDMA変調部12,13,1
4で得られたアナログ送信信号およびパイロット信号
は、合成器16にて互いに合成される。合成器16の出
力信号は、アナログフロントエンド17に入力され、所
定の無線周波数にアップコンバートされるとともに、所
定の送信電力レベルに電力増幅されたのち、アンテナ1
8から移動局に向け送信される。
4で得られたアナログ送信信号およびパイロット信号
は、合成器16にて互いに合成される。合成器16の出
力信号は、アナログフロントエンド17に入力され、所
定の無線周波数にアップコンバートされるとともに、所
定の送信電力レベルに電力増幅されたのち、アンテナ1
8から移動局に向け送信される。
【0028】一方、アンテナ18で受信された無線信号
は、アナログフロントエンド17において低雑音増幅さ
れたのちに当該基地局1に割り当てられた無線周波数の
それぞれでの帯域の信号がそれぞれ抽出されるとともに
中間周波数またはベースバンド周波数にダウンコンバー
トされる。
は、アナログフロントエンド17において低雑音増幅さ
れたのちに当該基地局1に割り当てられた無線周波数の
それぞれでの帯域の信号がそれぞれ抽出されるとともに
中間周波数またはベースバンド周波数にダウンコンバー
トされる。
【0029】そして、このアナログフロントエンド17
から出力された受信信号は、CDMA復調部19-1〜19-i
およびCDMA復調部20-1〜20-kのそれぞれに分岐入力
される。
から出力された受信信号は、CDMA復調部19-1〜19-i
およびCDMA復調部20-1〜20-kのそれぞれに分岐入力
される。
【0030】CDMA復調部19はそれぞれ、A−D変
換器、サーチャー、自動利得制御回路、フィンガ回路、
シンボル合成器、デインタリーブ回路、ビタビ復号化器
および誤り訂正回路などを有した周知の構成のものであ
る。従って受信信号はCDMA復調部19で、ディジタ
ル信号への変換処理、スペクトラム逆拡散処理、1シン
ボル期間にわたっての積分処理、シンボル合成処理、デ
インタリーブ処理、ビタビ復号処理および誤り訂正復号
処理などがそれぞれ施されて受信データとされ、制御局
インタフェース部11に並列的に入力される。なおここ
で、CDMA復調部19-1〜19-iは、それぞれ対応する上
りトラフィックチャネルに応じた互いに異なるウォルシ
ュ符号をスペクトラム逆拡散の際に用いる。この結果、
CDMA復調部19のそれぞれでは、おのおの対応する
上りトラフィックチャネルで到来した受信データが抽出
される。
換器、サーチャー、自動利得制御回路、フィンガ回路、
シンボル合成器、デインタリーブ回路、ビタビ復号化器
および誤り訂正回路などを有した周知の構成のものであ
る。従って受信信号はCDMA復調部19で、ディジタ
ル信号への変換処理、スペクトラム逆拡散処理、1シン
ボル期間にわたっての積分処理、シンボル合成処理、デ
インタリーブ処理、ビタビ復号処理および誤り訂正復号
処理などがそれぞれ施されて受信データとされ、制御局
インタフェース部11に並列的に入力される。なおここ
で、CDMA復調部19-1〜19-iは、それぞれ対応する上
りトラフィックチャネルに応じた互いに異なるウォルシ
ュ符号をスペクトラム逆拡散の際に用いる。この結果、
CDMA復調部19のそれぞれでは、おのおの対応する
上りトラフィックチャネルで到来した受信データが抽出
される。
【0031】CDMA復調部20はそれぞれ、A−D変
換器、サーチャー、自動利得制御回路、フィンガ回路、
シンボル合成器、デインタリーブ回路、ビタビ復号化器
および誤り訂正回路などを有した周知の構成のものであ
る。従って受信信号はCDMA復調部20で、ディジタ
ル信号への変換処理、スペクトラム逆拡散処理、1シン
ボル期間にわたっての積分処理、シンボル合成処理、デ
インタリーブ処理、ビタビ復号処理および誤り訂正復号
処理などがそれぞれ施されて受信データとされ、基地局
制御部21に並列的に入力される。なおここで、CDM
A復調部20-1〜20-kは、それぞれ対応するアクセスチャ
ネルに応じた互いに異なるウォルシュ符号をスペクトラ
ム逆拡散の際に用いる。この結果、CDMA復調部20
のそれぞれでは、おのおの対応するアクセスチャネルで
到来した受信データが抽出される。
換器、サーチャー、自動利得制御回路、フィンガ回路、
シンボル合成器、デインタリーブ回路、ビタビ復号化器
および誤り訂正回路などを有した周知の構成のものであ
る。従って受信信号はCDMA復調部20で、ディジタ
ル信号への変換処理、スペクトラム逆拡散処理、1シン
ボル期間にわたっての積分処理、シンボル合成処理、デ
インタリーブ処理、ビタビ復号処理および誤り訂正復号
処理などがそれぞれ施されて受信データとされ、基地局
制御部21に並列的に入力される。なおここで、CDM
A復調部20-1〜20-kは、それぞれ対応するアクセスチャ
ネルに応じた互いに異なるウォルシュ符号をスペクトラ
ム逆拡散の際に用いる。この結果、CDMA復調部20
のそれぞれでは、おのおの対応するアクセスチャネルで
到来した受信データが抽出される。
【0032】基地局制御部21は、ページングチャネル
およびアクセスチャネルを介して移動局と通信しなが
ら、制御局2と協働して下りトラフィックチャネルおよ
び上りトラフィックチャネルを用いたパスを確立し、移
動局による通信を可能とする。
およびアクセスチャネルを介して移動局と通信しなが
ら、制御局2と協働して下りトラフィックチャネルおよ
び上りトラフィックチャネルを用いたパスを確立し、移
動局による通信を可能とする。
【0033】この基地局制御部21は、例えばマイクロ
プロセッサを主体としてなるものであり、上記のような
基地局装置の動作に係わる通常の種々の制御手段に加え
て、ハンドオフ制御手段21aを有している。このハン
ドオフ制御手段21aは、各移動局から通知される、そ
の移動局での各基地局1からのパイロット信号の受信電
界強度値(パイロット受信強度値)に加えて、各基地局
1でのトラヒックチャネルの空きチャネル数をを考慮
し、ハンドオフのしやすさを動的に変化させる制御処理
を行う。
プロセッサを主体としてなるものであり、上記のような
基地局装置の動作に係わる通常の種々の制御手段に加え
て、ハンドオフ制御手段21aを有している。このハン
ドオフ制御手段21aは、各移動局から通知される、そ
の移動局での各基地局1からのパイロット信号の受信電
界強度値(パイロット受信強度値)に加えて、各基地局
1でのトラヒックチャネルの空きチャネル数をを考慮
し、ハンドオフのしやすさを動的に変化させる制御処理
を行う。
【0034】図3は制御局2に設置される制御局装置の
構成を示す機能ブロック図である。この図に示すように
制御局装置は、m個の基地局インタフェース部31(31
-1〜31-m)、n個の他通信網インタフェース部32(32
-1〜32-n)、n個のボコーダ33(33-1〜33-n)、交換
部34および制御局制御部35を有している。
構成を示す機能ブロック図である。この図に示すように
制御局装置は、m個の基地局インタフェース部31(31
-1〜31-m)、n個の他通信網インタフェース部32(32
-1〜32-n)、n個のボコーダ33(33-1〜33-n)、交換
部34および制御局制御部35を有している。
【0035】基地局インタフェース部31はそれぞれ、
基地局1が1つずつ接続されており、対応する基地局1
との間で音声データおよび制御データの送受信を行う。
基地局1から例えば時分割多重された状態で到達したi
チャネル分の音声データおよび制御データは、この基地
局インタフェース部31でそれぞれ分離されて、各音声
データは交換部34にそれぞれ入力され、また制御デー
タは制御局制御部35に入力される。また、交換部34
からそれぞれ出力される各音声データは、制御局制御部
35から出力される制御データとともに基地局インタフ
ェース部31で多重され、各基地局1に向けて送出され
る。
基地局1が1つずつ接続されており、対応する基地局1
との間で音声データおよび制御データの送受信を行う。
基地局1から例えば時分割多重された状態で到達したi
チャネル分の音声データおよび制御データは、この基地
局インタフェース部31でそれぞれ分離されて、各音声
データは交換部34にそれぞれ入力され、また制御デー
タは制御局制御部35に入力される。また、交換部34
からそれぞれ出力される各音声データは、制御局制御部
35から出力される制御データとともに基地局インタフ
ェース部31で多重され、各基地局1に向けて送出され
る。
【0036】他通信網インタフェース部32はそれぞ
れ、他通信網3に収容された通信回線を介して他通信網
3に接続されるとともに、ボコーダ33が接続されてお
り、他通信網3を介して到来する音声信号の取り込み
や、他通信網3への音声信号の送出、あるいは網制御処
理などを行うものである。他通信網3を介して到来する
音声信号は、この他通信網インタフェース部32により
取込まれ、対応するボコーダ33に与えられる。また対
応するボコーダ33より出力された音声信号は、この他
通信網インタフェース部32により、他通信網3へと送
出される。
れ、他通信網3に収容された通信回線を介して他通信網
3に接続されるとともに、ボコーダ33が接続されてお
り、他通信網3を介して到来する音声信号の取り込み
や、他通信網3への音声信号の送出、あるいは網制御処
理などを行うものである。他通信網3を介して到来する
音声信号は、この他通信網インタフェース部32により
取込まれ、対応するボコーダ33に与えられる。また対
応するボコーダ33より出力された音声信号は、この他
通信網インタフェース部32により、他通信網3へと送
出される。
【0037】ボコーダ33はそれぞれ、他通信網インタ
フェース部32と対になっており、対応する他通信網イ
ンタフェース部32から出力された音声信号を符号化し
て音声データに変換した上で、交換部34に与える。ま
たボコーダ33は、対応する他通信網インタフェース部
32に向けて交換部34から出力される音声データを復
号して音声信号に変換した上で、対応する他通信網イン
タフェース部32へと与える。
フェース部32と対になっており、対応する他通信網イ
ンタフェース部32から出力された音声信号を符号化し
て音声データに変換した上で、交換部34に与える。ま
たボコーダ33は、対応する他通信網インタフェース部
32に向けて交換部34から出力される音声データを復
号して音声信号に変換した上で、対応する他通信網イン
タフェース部32へと与える。
【0038】交換部34は、基地局インタフェース部3
1のそれぞれが扱う各チャネルおよび他通信網インタフ
ェース部32のうちの任意の2つずつを制御局制御部3
5の制御のもとに交換接続することでパスの設定を行
う。
1のそれぞれが扱う各チャネルおよび他通信網インタフ
ェース部32のうちの任意の2つずつを制御局制御部3
5の制御のもとに交換接続することでパスの設定を行
う。
【0039】制御局制御部35は、上記したような制御
局装置の各部を総括制御することで任意のパスの設定機
能を実現したり、基地局1に対して制御データを与えて
の基地局1の制御処理を行うものである。
局装置の各部を総括制御することで任意のパスの設定機
能を実現したり、基地局1に対して制御データを与えて
の基地局1の制御処理を行うものである。
【0040】この制御局制御部35は、例えばマイクロ
プロセッサを主体としてなるものであり、上記のような
制御局装置の動作に係わる通常の種々の制御手段に加え
て、空きチャネル数通知手段35aを有している。この
空きチャネル数通知手段35aは、各基地局1で空きと
なっているトラヒックチャネルの数(空きチャネル数)
を管理し、これを必要に応じて基地局1に対して通知す
るものである。
プロセッサを主体としてなるものであり、上記のような
制御局装置の動作に係わる通常の種々の制御手段に加え
て、空きチャネル数通知手段35aを有している。この
空きチャネル数通知手段35aは、各基地局1で空きと
なっているトラヒックチャネルの数(空きチャネル数)
を管理し、これを必要に応じて基地局1に対して通知す
るものである。
【0041】次に、以上のように構成された移動通信シ
ステムの動作につき説明する。まず、CDMA方式の移
動通信システムの場合、通信中の移動局は、所定のタイ
ミングでパイロット受信強度の測定を行い、測定したパ
イロット受信強度値を、無線パスを張っている基地局1
に対して通知するものとなっている。なお、この通知す
るパイロット受信強度値は、無線パスを張っている基地
局1に関するもののみではなく、他の基地局1のパイロ
ットチャネルも受信可能であれば、この基地局1に関す
るパイロット受信強度値をも併せて通知される。
ステムの動作につき説明する。まず、CDMA方式の移
動通信システムの場合、通信中の移動局は、所定のタイ
ミングでパイロット受信強度の測定を行い、測定したパ
イロット受信強度値を、無線パスを張っている基地局1
に対して通知するものとなっている。なお、この通知す
るパイロット受信強度値は、無線パスを張っている基地
局1に関するもののみではなく、他の基地局1のパイロ
ットチャネルも受信可能であれば、この基地局1に関す
るパイロット受信強度値をも併せて通知される。
【0042】そこで基地局1においては、このようなパ
イロット受信強度値の通知がなされたことに応じて、基
地局装置の基地局制御部21がハンドオフ制御手段21
aにより図4に示すようなハンドオフ要否判定処理を実
行する。
イロット受信強度値の通知がなされたことに応じて、基
地局装置の基地局制御部21がハンドオフ制御手段21
aにより図4に示すようなハンドオフ要否判定処理を実
行する。
【0043】すなわち基地局制御部21はまず、通知さ
れた自局に関するパイロット受信強度値と自局のトラヒ
ックチャネルの空き数(以下、空きチャネル数と称す
る)との和を算出し、これを自局優先度値とする(ステ
ップST1)。
れた自局に関するパイロット受信強度値と自局のトラヒ
ックチャネルの空き数(以下、空きチャネル数と称す
る)との和を算出し、これを自局優先度値とする(ステ
ップST1)。
【0044】続いて基地局制御部21は、通知されたパ
イロット受信強度値に対応する自局以外の基地局1をハ
ンドオフ先の候補局とし、この候補局の空きチャネル数
を判定する(ステップST2)。
イロット受信強度値に対応する自局以外の基地局1をハ
ンドオフ先の候補局とし、この候補局の空きチャネル数
を判定する(ステップST2)。
【0045】この候補局の空きチャネル数の判定は、例
えば次のようにして行われる。すなわち、基地局制御部
21は、候補局の空きチャネル数の通知を要求する制御
データを制御局インタフェース部11を介して制御局2
に送る。制御局2において制御局制御部35は、各基地
局1における空きチャネル数を周期的に各基地局1に確
認し、最新の空きチャネル数を各基地局1毎に管理して
おく。そして制御局制御部35は、上記のように基地局
1から送られた制御データをその基地局1に対応した基
地局インタフェース部31を介して受けると、そこで指
定された基地局1の空きチャネル数を通知する制御デー
タを空きチャネル数通知手段35aにより生成し、要求
元の基地局1に対応した基地局インタフェース部31を
介して要求元の基地局1に送る。そこで基地局制御部2
1は、この空きチャネル数を通知する制御データを制御
局インタフェース部11を介して受け、この制御データ
を認識することで、候補局の空きチャネル数を判定す
る。
えば次のようにして行われる。すなわち、基地局制御部
21は、候補局の空きチャネル数の通知を要求する制御
データを制御局インタフェース部11を介して制御局2
に送る。制御局2において制御局制御部35は、各基地
局1における空きチャネル数を周期的に各基地局1に確
認し、最新の空きチャネル数を各基地局1毎に管理して
おく。そして制御局制御部35は、上記のように基地局
1から送られた制御データをその基地局1に対応した基
地局インタフェース部31を介して受けると、そこで指
定された基地局1の空きチャネル数を通知する制御デー
タを空きチャネル数通知手段35aにより生成し、要求
元の基地局1に対応した基地局インタフェース部31を
介して要求元の基地局1に送る。そこで基地局制御部2
1は、この空きチャネル数を通知する制御データを制御
局インタフェース部11を介して受け、この制御データ
を認識することで、候補局の空きチャネル数を判定す
る。
【0046】そして基地局制御部21は、通知された候
補局に関するパイロット受信強度値とステップST2で
判定した候補局の空きチャネル数との和を算出し、これ
を候補局優先度値とする(ステップST3)。
補局に関するパイロット受信強度値とステップST2で
判定した候補局の空きチャネル数との和を算出し、これ
を候補局優先度値とする(ステップST3)。
【0047】次に基地局制御部21は、ステップST1
で算出した自局優先度値とステップST3で算出した候
補局優先度値とを比較し、候補局優先度値よりも自局優
先度値が小さくなっているか否かの判断を行う(ステッ
プST4)。
で算出した自局優先度値とステップST3で算出した候
補局優先度値とを比較し、候補局優先度値よりも自局優
先度値が小さくなっているか否かの判断を行う(ステッ
プST4)。
【0048】そして、ここで自局優先度値が候補局優先
度値以上であるならば、基地局制御部21はハンドオフ
は不要であると判定し(ステップST5)、また候補局
優先度値よりも自局優先度値が小さくなっている場合に
のみハンドオフが必要であると判定する(ステップST
6)。
度値以上であるならば、基地局制御部21はハンドオフ
は不要であると判定し(ステップST5)、また候補局
優先度値よりも自局優先度値が小さくなっている場合に
のみハンドオフが必要であると判定する(ステップST
6)。
【0049】基地局制御部21は、ステップST5また
はステップST6の判定が終了したならば、今回のハン
ドオフ要否判定処理を終了するが、ここでハンドオフが
必要であると判定したならば、パイロット受信強度値を
通知してきた移動局が無線パスを張る基地局1を自局か
ら候補局に変更するためのハンドオフ処理を周知の手順
により実行する。
はステップST6の判定が終了したならば、今回のハン
ドオフ要否判定処理を終了するが、ここでハンドオフが
必要であると判定したならば、パイロット受信強度値を
通知してきた移動局が無線パスを張る基地局1を自局か
ら候補局に変更するためのハンドオフ処理を周知の手順
により実行する。
【0050】以上のような処理により、例えばある移動
局が基地局Aと基地局Bとの間に位置しており、基地局
Aに関するパイロット受信強度値として“100”を、
また基地局Bに関するパイロット受信強度値として“7
0”をそれぞれ測定していたとすると、従来ならば移動
局が無線パスを設定する対象となるのは基地局Aである
が、本実施形態の場合には、基地局Aの空きチャネル数
と基地局Bの空きチャネル数との関係によっては、移動
局が無線パスを設定する対象が基地局Bとなる。
局が基地局Aと基地局Bとの間に位置しており、基地局
Aに関するパイロット受信強度値として“100”を、
また基地局Bに関するパイロット受信強度値として“7
0”をそれぞれ測定していたとすると、従来ならば移動
局が無線パスを設定する対象となるのは基地局Aである
が、本実施形態の場合には、基地局Aの空きチャネル数
と基地局Bの空きチャネル数との関係によっては、移動
局が無線パスを設定する対象が基地局Bとなる。
【0051】すなわち、基地局Aの空きチャネル数が
“10”で、かつ基地局Bの空きチャネル数が“40”
であるとするならば、例えば基地局Aに関するパイロッ
ト受信強度値として“100”が、また基地局Bに関す
るパイロット受信強度値として“70”がそれぞれ測定
されていた場合に基地局Aに関する優先度値と基地局B
に関する優先度値が図5に示すように“110”で等し
くなる。
“10”で、かつ基地局Bの空きチャネル数が“40”
であるとするならば、例えば基地局Aに関するパイロッ
ト受信強度値として“100”が、また基地局Bに関す
るパイロット受信強度値として“70”がそれぞれ測定
されていた場合に基地局Aに関する優先度値と基地局B
に関する優先度値が図5に示すように“110”で等し
くなる。
【0052】この状態から、基地局Aに関するパイロッ
ト受信強度値または空きチャネル数が減少すれば、基地
局Aに関する優先度値に対して基地局Bに関する優先度
値が大きくなるので、移動局が無線パスを設定する対象
が基地局Bとなる。
ト受信強度値または空きチャネル数が減少すれば、基地
局Aに関する優先度値に対して基地局Bに関する優先度
値が大きくなるので、移動局が無線パスを設定する対象
が基地局Bとなる。
【0053】逆に、基地局Bに関するパイロット受信強
度値または空きチャネル数が減少すれば、基地局Bに関
する優先度値に対して基地局Aに関する優先度値が大き
くなるので、移動局が無線パスを設定する対象が基地局
Aとなる。
度値または空きチャネル数が減少すれば、基地局Bに関
する優先度値に対して基地局Aに関する優先度値が大き
くなるので、移動局が無線パスを設定する対象が基地局
Aとなる。
【0054】従って、このように基地局Aの空きチャネ
ル数が“10”で、かつ基地局Bの空きチャネル数が
“40”である状態においては、図6に示すように基地
局Aに関するパイロット受信強度値が“100”で、ま
た基地局Bに関するパイロット受信強度値が“70”と
なるD地点がハンドオフ境界となり、基地局Aと基地局
Bとの中間地点から基地局Aに寄った位置となる。すな
わち、移動局が基地局Bとの間に無線パスを張っての通
信中であるならば、当該移動局が基地局A側に移動して
いたとしても、空きチャネル数が少ない基地局Aにはハ
ンドオフしづらくなっている。また、移動局が基地局A
との間に無線パスを張っての通信中であるならば、当該
移動局が基地局B側に移動していたならば、空きチャネ
ル数が多い基地局Bにハンドオフしやすくなっている。
ル数が“10”で、かつ基地局Bの空きチャネル数が
“40”である状態においては、図6に示すように基地
局Aに関するパイロット受信強度値が“100”で、ま
た基地局Bに関するパイロット受信強度値が“70”と
なるD地点がハンドオフ境界となり、基地局Aと基地局
Bとの中間地点から基地局Aに寄った位置となる。すな
わち、移動局が基地局Bとの間に無線パスを張っての通
信中であるならば、当該移動局が基地局A側に移動して
いたとしても、空きチャネル数が少ない基地局Aにはハ
ンドオフしづらくなっている。また、移動局が基地局A
との間に無線パスを張っての通信中であるならば、当該
移動局が基地局B側に移動していたならば、空きチャネ
ル数が多い基地局Bにハンドオフしやすくなっている。
【0055】この結果、例えば図1における基地局1-1
〜1-7 のそれぞれの空きチャネル数がいずれも同等であ
るならば、図14に示した従来のセルは位置と同様に各
基地局1のセルは同等となるが、例えば図1における基
地局1-1 の空きチャネル数が隣接する基地局1-2 〜1-7
の空きチャネル数に比べて減少している状態、すなわち
トラヒックが基地局1-1 に集中している状態では、図7
に示すように基地局1-1 〜1-7 のそれぞれのセルS-2 〜
S-7 が基地局1-1 側にそれぞれ広がり、基地局1-1 のセ
ルS-1 が縮小されることになる。
〜1-7 のそれぞれの空きチャネル数がいずれも同等であ
るならば、図14に示した従来のセルは位置と同様に各
基地局1のセルは同等となるが、例えば図1における基
地局1-1 の空きチャネル数が隣接する基地局1-2 〜1-7
の空きチャネル数に比べて減少している状態、すなわち
トラヒックが基地局1-1 に集中している状態では、図7
に示すように基地局1-1 〜1-7 のそれぞれのセルS-2 〜
S-7 が基地局1-1 側にそれぞれ広がり、基地局1-1 のセ
ルS-1 が縮小されることになる。
【0056】従って、基地局1-1 に集中していたトラヒ
ックが周囲の基地局1-2 〜1-7 に分散されることにな
り、トラヒックの集中が解消される。しかも本実施形態
では、以上のようなセルのサイズの変更を、ハンドオフ
を行うか否かの判定条件を変更することで実現するか
ら、ソフトウエア処理を若干変更するのみで達成するこ
とができ、設備の増大や処理の複雑化、煩雑化は最小限
に抑えることが可能である。
ックが周囲の基地局1-2 〜1-7 に分散されることにな
り、トラヒックの集中が解消される。しかも本実施形態
では、以上のようなセルのサイズの変更を、ハンドオフ
を行うか否かの判定条件を変更することで実現するか
ら、ソフトウエア処理を若干変更するのみで達成するこ
とができ、設備の増大や処理の複雑化、煩雑化は最小限
に抑えることが可能である。
【0057】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
実施形態につき説明する。本実施形態に係る移動通信シ
ステムの構成は前述した第1実施形態と同様である。そ
してその動作も前述した第1実施形態の場合とほぼ同様
であるが、ハンドオフ要否判定処理の内容が以下に説明
するように変更されている。
実施形態につき説明する。本実施形態に係る移動通信シ
ステムの構成は前述した第1実施形態と同様である。そ
してその動作も前述した第1実施形態の場合とほぼ同様
であるが、ハンドオフ要否判定処理の内容が以下に説明
するように変更されている。
【0058】すなわち本実施形態において基地局制御部
21は、パイロット受信強度値の通知がなされたことに
応じて、図8に示すようなハンドオフ要否判定処理をハ
ンドオフ制御手段21aにより実行する。
21は、パイロット受信強度値の通知がなされたことに
応じて、図8に示すようなハンドオフ要否判定処理をハ
ンドオフ制御手段21aにより実行する。
【0059】このハンドオフ要否判定処理において基地
局制御部21はまず、自局の空きチャネル数が規定値よ
りも小さくなっているか否かの判断を行う(ステップS
T11)。
局制御部21はまず、自局の空きチャネル数が規定値よ
りも小さくなっているか否かの判断を行う(ステップS
T11)。
【0060】ここで、自局の空きチャネル数が規定値以
上であるならば、基地局制御部21は前述した第1実施
形態の場合と同様に、通知された自局に関するパイロッ
ト受信強度値と自局の空きチャネル数との和を算出し、
これを自局優先度値とする(ステップST12)。しか
し、自局の空きチャネル数が規定値よりも小さくなって
いるならば、基地局制御部21は通知された自局に関す
るパイロット受信強度値をそのまま自局優先度値とする
(ステップST13)。
上であるならば、基地局制御部21は前述した第1実施
形態の場合と同様に、通知された自局に関するパイロッ
ト受信強度値と自局の空きチャネル数との和を算出し、
これを自局優先度値とする(ステップST12)。しか
し、自局の空きチャネル数が規定値よりも小さくなって
いるならば、基地局制御部21は通知された自局に関す
るパイロット受信強度値をそのまま自局優先度値とする
(ステップST13)。
【0061】続いて基地局制御部21は前述した第1実
施形態の場合と同様に候補局の空きチャネル数を判定し
(ステップST14)、この候補局の空きチャネル数が
規定値よりも小さくなっているか否かの判断を行う(ス
テップST15)。
施形態の場合と同様に候補局の空きチャネル数を判定し
(ステップST14)、この候補局の空きチャネル数が
規定値よりも小さくなっているか否かの判断を行う(ス
テップST15)。
【0062】ここで、候補局の空きチャネル数が規定値
以上であるならば、基地局制御部21は前述した第1実
施形態の場合と同様に、通知された候補局に関するパイ
ロット受信強度値と候補局の空きチャネル数との和を算
出し、これを候補局優先度値とする(ステップST1
6)。しかし、候補局の空きチャネル数が規定値よりも
小さくなっているならば、基地局制御部21は通知され
た候補局に関するパイロット受信強度値をそのまま候補
局優先度値とする(ステップST17)。
以上であるならば、基地局制御部21は前述した第1実
施形態の場合と同様に、通知された候補局に関するパイ
ロット受信強度値と候補局の空きチャネル数との和を算
出し、これを候補局優先度値とする(ステップST1
6)。しかし、候補局の空きチャネル数が規定値よりも
小さくなっているならば、基地局制御部21は通知され
た候補局に関するパイロット受信強度値をそのまま候補
局優先度値とする(ステップST17)。
【0063】次に基地局制御部21は、ステップST1
2またはステップST13で算出した自局優先度値とス
テップST16またはステップST17で算出した候補
局優先度値とを比較し、候補局優先度値よりも自局優先
度値が小さくなっているか否かの判断を行う(ステップ
ST18)。
2またはステップST13で算出した自局優先度値とス
テップST16またはステップST17で算出した候補
局優先度値とを比較し、候補局優先度値よりも自局優先
度値が小さくなっているか否かの判断を行う(ステップ
ST18)。
【0064】そして、ここで自局優先度値が候補局優先
度値以上であるならば、基地局制御部21はハンドオフ
は不要であると判定し(ステップST19)、また候補
局優先度値よりも自局優先度値が小さくなっている場合
にのみハンドオフが必要であると判定する(ステップS
T20)。
度値以上であるならば、基地局制御部21はハンドオフ
は不要であると判定し(ステップST19)、また候補
局優先度値よりも自局優先度値が小さくなっている場合
にのみハンドオフが必要であると判定する(ステップS
T20)。
【0065】以上のように本実施形態では、空きチャネ
ル数が規定値を下回るほどに小さくなっている場合にの
み、空きチャネル数による優先度値の補正を行うように
している。このため、特定の基地局1へのある程度のト
ラヒック集中が生じなければ、核基地局1のセルは同一
サイズとされ、図14に示した状態に固定される。
ル数が規定値を下回るほどに小さくなっている場合にの
み、空きチャネル数による優先度値の補正を行うように
している。このため、特定の基地局1へのある程度のト
ラヒック集中が生じなければ、核基地局1のセルは同一
サイズとされ、図14に示した状態に固定される。
【0066】前述の第1実施形態の場合、通信中の移動
局が頻繁に移動する状況にある場合、各基地局の優先度
値が頻繁に変化し、セル境界の位置が頻繁に変化してし
まう場合がある。この場合、2つの基地局の中間位置の
近辺に存在する移動局に関してハンドオフが繰り返し行
われてしまい、安定的な通信が行えなくなってしまう恐
れがある。
局が頻繁に移動する状況にある場合、各基地局の優先度
値が頻繁に変化し、セル境界の位置が頻繁に変化してし
まう場合がある。この場合、2つの基地局の中間位置の
近辺に存在する移動局に関してハンドオフが繰り返し行
われてしまい、安定的な通信が行えなくなってしまう恐
れがある。
【0067】しかし本実施形態であれば、上記のように
特定の基地局1へのある程度のトラヒック集中が生じて
いるときにのみ、すなわちトラヒックの分散を図る必要
がある状況下にある場合にのみセル境界の位置を変化さ
せるため、上記のような不具合が生じる可能性を大幅に
低減することができる。
特定の基地局1へのある程度のトラヒック集中が生じて
いるときにのみ、すなわちトラヒックの分散を図る必要
がある状況下にある場合にのみセル境界の位置を変化さ
せるため、上記のような不具合が生じる可能性を大幅に
低減することができる。
【0068】(第3の実施の形態)続いて本願発明の第
3実施形態につき説明する。本実施形態に係る移動通信
システムの構成は前述した第1実施形態とほぼ同様であ
るが、制御局装置の構成が変更されている。
3実施形態につき説明する。本実施形態に係る移動通信
システムの構成は前述した第1実施形態とほぼ同様であ
るが、制御局装置の構成が変更されている。
【0069】図9は本実施形態における制御局装置の構
成を示す機能ブロック図である。この図に示すように制
御局装置は、m個の基地局インタフェース部31(31-1
〜31-m)、n個の他通信網インタフェース部32(32-1
〜32-n)、n個のボコーダ33(33-1〜33-n)、交換部
34および制御局制御部36を有している。すなわち本
実施形態における制御局装置は、前述した第1実施形態
における制御局装置の制御局制御部35に代えて制御局
制御部36を設けたものとなっている。
成を示す機能ブロック図である。この図に示すように制
御局装置は、m個の基地局インタフェース部31(31-1
〜31-m)、n個の他通信網インタフェース部32(32-1
〜32-n)、n個のボコーダ33(33-1〜33-n)、交換部
34および制御局制御部36を有している。すなわち本
実施形態における制御局装置は、前述した第1実施形態
における制御局装置の制御局制御部35に代えて制御局
制御部36を設けたものとなっている。
【0070】制御局制御部36は、上記したような制御
局装置の各部を総括制御することで任意のパスの設定機
能を実現したり、基地局1に対して制御データを与えて
の基地局1の制御処理を行うものである。
局装置の各部を総括制御することで任意のパスの設定機
能を実現したり、基地局1に対して制御データを与えて
の基地局1の制御処理を行うものである。
【0071】この制御局制御部36は、例えばマイクロ
プロセッサを主体としてなるものであり、上記のような
制御局装置の動作に係わる通常の種々の制御手段に加え
て、補正値発生手段36aを有している。この補正値発
生手段36aは、各基地局1の空きチャネル数に基き、
このチャネル数の変化に対して遅延して変化する補正値
を各基地局1に関して発生し、これを必要に応じて基地
局1に対して通知するものである。
プロセッサを主体としてなるものであり、上記のような
制御局装置の動作に係わる通常の種々の制御手段に加え
て、補正値発生手段36aを有している。この補正値発
生手段36aは、各基地局1の空きチャネル数に基き、
このチャネル数の変化に対して遅延して変化する補正値
を各基地局1に関して発生し、これを必要に応じて基地
局1に対して通知するものである。
【0072】次に以上のように構成された移動通信シス
テムの動作につき説明する。まず制御局2では、制御局
制御部36が補正値発生手段36aにより、所定の時間
間隔(例えば5秒間隔)にて図10に示すような補正値
発生処理が実行される。なお、図10は1つの基地局1
に関する処理を示したものであって、この処理が各基地
局1についてそれぞれなされる。
テムの動作につき説明する。まず制御局2では、制御局
制御部36が補正値発生手段36aにより、所定の時間
間隔(例えば5秒間隔)にて図10に示すような補正値
発生処理が実行される。なお、図10は1つの基地局1
に関する処理を示したものであって、この処理が各基地
局1についてそれぞれなされる。
【0073】この補正値発生処理において制御局制御部
36はまず、補正値発生対象の基地局1に関する現在の
空きチャネル数(現在数)を確認し(ステップST2
1)、この現在数が、現在補正値発生対象の基地局1用
として設定されている補正値と同じであるか否かの判断
を行う(ステップST22)。
36はまず、補正値発生対象の基地局1に関する現在の
空きチャネル数(現在数)を確認し(ステップST2
1)、この現在数が、現在補正値発生対象の基地局1用
として設定されている補正値と同じであるか否かの判断
を行う(ステップST22)。
【0074】ここで、現在数が補正値と同じであるなら
ば、制御局制御部36はそのまま今回の補正値発生処理
を終了し、補正値を現在数と同一値に維持する。しか
し、現在数が補正値と異なっていたならば、制御局制御
部36は続いて、現在数が補正値よりも大きいか否かの
判断を行う(ステップST23)。そして、現在数が補
正値よりも大きいならば、制御局制御部36は補正値を
これまでの値に“1”を加算した値に更新する(ステッ
プST24)。また、現在数が補正値よりも小さいなら
ば、制御局制御部36は補正値をこれまでの値から
“1”を減算した値に更新する(ステップST25)。
ば、制御局制御部36はそのまま今回の補正値発生処理
を終了し、補正値を現在数と同一値に維持する。しか
し、現在数が補正値と異なっていたならば、制御局制御
部36は続いて、現在数が補正値よりも大きいか否かの
判断を行う(ステップST23)。そして、現在数が補
正値よりも大きいならば、制御局制御部36は補正値を
これまでの値に“1”を加算した値に更新する(ステッ
プST24)。また、現在数が補正値よりも小さいなら
ば、制御局制御部36は補正値をこれまでの値から
“1”を減算した値に更新する(ステップST25)。
【0075】かくして以上の補正値発生処理が所定の時
間間隔で繰り返されることにより、補正値が現在数と補
正値とが異なっている場合には、現在数と補正値とが一
致するようになるまで所定時間毎に“1”ずつの割合で
現在数に近付けられて行く。
間間隔で繰り返されることにより、補正値が現在数と補
正値とが異なっている場合には、現在数と補正値とが一
致するようになるまで所定時間毎に“1”ずつの割合で
現在数に近付けられて行く。
【0076】一方基地局制御部21は、パイロット受信
強度値の通知がなされたことに応じて、図11に示すよ
うなハンドオフ要否判定処理をハンドオフ制御手段21
aにより実行する。
強度値の通知がなされたことに応じて、図11に示すよ
うなハンドオフ要否判定処理をハンドオフ制御手段21
aにより実行する。
【0077】このハンドオフ要否判定処理において基地
局制御部21はまず、自局用の補正値および候補局用の
補正値を判定する(ステップST31)。この自局用補
正値および候補局用補正値の判定は、例えば次のように
して行われる。すなわち、基地局制御部21は、自局用
補正値および候補局用補正値の通知を要求する制御デー
タを制御局インタフェース部11を介して制御局2に送
る。制御局2において制御局制御部36は、上記のよう
に基地局1から送られた制御データをその基地局1に対
応した基地局インタフェース部31を介して受けると、
そこで指定された基地局1に関して前述した補正値発生
処理により決定した補正値を通知する制御データを生成
し、要求元の基地局1に対応した基地局インタフェース
部31を介して要求元の基地局1に送る。そこで基地局
制御部21は、この補正値を通知する制御データを制御
局インタフェース部11を介して受け、この制御データ
を認識することで、自局用補正値および候補局用補正値
を判定する。
局制御部21はまず、自局用の補正値および候補局用の
補正値を判定する(ステップST31)。この自局用補
正値および候補局用補正値の判定は、例えば次のように
して行われる。すなわち、基地局制御部21は、自局用
補正値および候補局用補正値の通知を要求する制御デー
タを制御局インタフェース部11を介して制御局2に送
る。制御局2において制御局制御部36は、上記のよう
に基地局1から送られた制御データをその基地局1に対
応した基地局インタフェース部31を介して受けると、
そこで指定された基地局1に関して前述した補正値発生
処理により決定した補正値を通知する制御データを生成
し、要求元の基地局1に対応した基地局インタフェース
部31を介して要求元の基地局1に送る。そこで基地局
制御部21は、この補正値を通知する制御データを制御
局インタフェース部11を介して受け、この制御データ
を認識することで、自局用補正値および候補局用補正値
を判定する。
【0078】続いて基地局制御部21は、通知された自
局に関するパイロット受信強度値とステップST31で
判定した自局用補正値との和を算出し、これを自局優先
度値とする(ステップST32)。また基地局制御部2
1は、通知された候補局に関するパイロット受信強度値
とステップST31で判定した候補局用補正値との和を
算出し、これを候補局優先度値とする(ステップST3
3)。
局に関するパイロット受信強度値とステップST31で
判定した自局用補正値との和を算出し、これを自局優先
度値とする(ステップST32)。また基地局制御部2
1は、通知された候補局に関するパイロット受信強度値
とステップST31で判定した候補局用補正値との和を
算出し、これを候補局優先度値とする(ステップST3
3)。
【0079】次に基地局制御部21は、ステップST3
2で算出した自局優先度値とステップST33で算出し
た候補局優先度値とを比較し、候補局優先度値よりも自
局優先度値が小さくなっているか否かの判断を行う(ス
テップST34)。
2で算出した自局優先度値とステップST33で算出し
た候補局優先度値とを比較し、候補局優先度値よりも自
局優先度値が小さくなっているか否かの判断を行う(ス
テップST34)。
【0080】そして、ここで自局優先度値が候補局優先
度値以上であるならば、基地局制御部21はハンドオフ
は不要であると判定し(ステップST35)、また候補
局優先度値よりも自局優先度値が小さくなっている場合
にのみハンドオフが必要であると判定する(ステップS
T36)。
度値以上であるならば、基地局制御部21はハンドオフ
は不要であると判定し(ステップST35)、また候補
局優先度値よりも自局優先度値が小さくなっている場合
にのみハンドオフが必要であると判定する(ステップS
T36)。
【0081】基地局制御部21は、ステップST35ま
たはステップST36の判定が終了したならば、今回の
ハンドオフ要否判定処理を終了するが、ここでハンドオ
フが必要であると判定したならば、パイロット受信強度
値を通知してきた移動局が無線パスを張る基地局1を自
局から候補局に変更するためのハンドオフ処理を周知の
手順により実行する。
たはステップST36の判定が終了したならば、今回の
ハンドオフ要否判定処理を終了するが、ここでハンドオ
フが必要であると判定したならば、パイロット受信強度
値を通知してきた移動局が無線パスを張る基地局1を自
局から候補局に変更するためのハンドオフ処理を周知の
手順により実行する。
【0082】かくして本実施形態によっても、前記第1
実施形態の場合と同様に、セルSのサイズをトラヒック
量に応じて変化させることによってトラヒックの分散を
図ることが可能となる。
実施形態の場合と同様に、セルSのサイズをトラヒック
量に応じて変化させることによってトラヒックの分散を
図ることが可能となる。
【0083】しかも本実施形態によれば、ある基地局1
に関するトラヒック量が急激に変化した場合でも、その
基地局1に関する優先度値は緩やかに変更される。具体
的には、ある基地局A,Bがともに空きチャネル数が3
0チャネルであり、補正値もおのおの“30”である状
態から急激に基地局Bのトラヒックが混み合い、基地局
Bの空きチャネル数が5チャネルになったとしても、そ
の時点においては、基地局Bの補正値は“30”のまま
で変更されない。そして、補正値発生処理の実行周期を
5秒とし、かつ基地局Bの空きチャネル数に変化がない
とするならば、基地局Bの補正値は図12に示すように
徐々に変化され、125秒後に空きチャネル数と同一値
である“5”になる。
に関するトラヒック量が急激に変化した場合でも、その
基地局1に関する優先度値は緩やかに変更される。具体
的には、ある基地局A,Bがともに空きチャネル数が3
0チャネルであり、補正値もおのおの“30”である状
態から急激に基地局Bのトラヒックが混み合い、基地局
Bの空きチャネル数が5チャネルになったとしても、そ
の時点においては、基地局Bの補正値は“30”のまま
で変更されない。そして、補正値発生処理の実行周期を
5秒とし、かつ基地局Bの空きチャネル数に変化がない
とするならば、基地局Bの補正値は図12に示すように
徐々に変化され、125秒後に空きチャネル数と同一値
である“5”になる。
【0084】従って、ある基地局1に関するトラヒック
量が急激に変化した場合でも、セルのサイズは徐々に変
更されることになる。この結果、セル境界の位置が頻繁
に変化してしまい、2つの基地局の中間位置の近辺に存
在する移動局に関してハンドオフが繰り返し行われてし
まうような不安定な状態になってしまうことを防止する
ことが可能である。
量が急激に変化した場合でも、セルのサイズは徐々に変
更されることになる。この結果、セル境界の位置が頻繁
に変化してしまい、2つの基地局の中間位置の近辺に存
在する移動局に関してハンドオフが繰り返し行われてし
まうような不安定な状態になってしまうことを防止する
ことが可能である。
【0085】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば、1つのセルを複数のセクタに
分割している場合には、セクタ単位にトラヒックを反映
させることも可能である。
るものではない。例えば、1つのセルを複数のセクタに
分割している場合には、セクタ単位にトラヒックを反映
させることも可能である。
【0086】前記各実施形態では、トラヒック量として
空きチャネル数を用いているが、使用チャネル数やチャ
ネル使用率などのような他の情報を用いることもでき
る。前記各実施形態では、説明を簡単にするために空き
チャネル数をそのままパイロット受信強度値に加算する
ことで優先度値を求めるようにしている。しかしなが
ら、空きチャネル数とパイロット受信強度値は次元の異
なる値であるため、単純に加算するのみでは適切な優先
度値が得られない場合もある。そこで、空きチャネル数
およびパイロット受信強度値の少なくともいずれかに、
優先度値が適切になるように設定した係数をかけること
により、優先度値に対する空きチャネル数およびパイロ
ット受信強度値の影響度をそれぞれ適正化するようにし
ても良い。
空きチャネル数を用いているが、使用チャネル数やチャ
ネル使用率などのような他の情報を用いることもでき
る。前記各実施形態では、説明を簡単にするために空き
チャネル数をそのままパイロット受信強度値に加算する
ことで優先度値を求めるようにしている。しかしなが
ら、空きチャネル数とパイロット受信強度値は次元の異
なる値であるため、単純に加算するのみでは適切な優先
度値が得られない場合もある。そこで、空きチャネル数
およびパイロット受信強度値の少なくともいずれかに、
優先度値が適切になるように設定した係数をかけること
により、優先度値に対する空きチャネル数およびパイロ
ット受信強度値の影響度をそれぞれ適正化するようにし
ても良い。
【0087】前記各実施形態では、ハンドオフ制御手段
を各基地局1に設けるようにしているが、制御局2に設
けるようにしても良いし、あるいは基地局1および制御
局2とは独立した装置として実現するようにしても良
い。
を各基地局1に設けるようにしているが、制御局2に設
けるようにしても良いし、あるいは基地局1および制御
局2とは独立した装置として実現するようにしても良
い。
【0088】前記各実施形態では、CDMA方式の移動
通信システムに本発明を適用した例を挙げているが、T
DMA(Time Division Multiple Access )方式やFD
MA(Frequency Division Multiple Access)方式の移
動通信システムにも本発明を適用することが可能であ
る。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形実施が可能である。
通信システムに本発明を適用した例を挙げているが、T
DMA(Time Division Multiple Access )方式やFD
MA(Frequency Division Multiple Access)方式の移
動通信システムにも本発明を適用することが可能であ
る。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形実施が可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明は、ハンドオフ制御の対象となる
移動局での複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信
号に関する受信強度と、前記複数の基地局のそれぞれに
おける例えば空きチャネル数などのトラヒック量とに基
いて、例えばハンドオフ制御の対象となる移動局での前
記複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信号に関す
る受信強度値に各基地局でのトラヒック量に応じた所定
の補正値を加算して得られる優先度値の大きさを比較す
ることで上記移動局を担当すべき基地局を決定し、この
基地局を介して上記移動局が通信を行うようにハンドオ
フ制御を行わせるようにした。
移動局での複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信
号に関する受信強度と、前記複数の基地局のそれぞれに
おける例えば空きチャネル数などのトラヒック量とに基
いて、例えばハンドオフ制御の対象となる移動局での前
記複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信号に関す
る受信強度値に各基地局でのトラヒック量に応じた所定
の補正値を加算して得られる優先度値の大きさを比較す
ることで上記移動局を担当すべき基地局を決定し、この
基地局を介して上記移動局が通信を行うようにハンドオ
フ制御を行わせるようにした。
【0090】また別の本発明は、上記発明に加えて、ト
ラヒック量が規定値よりも小さい基地局については、そ
の基地局が出力する所定の信号に関する移動局での受信
強度値を優先度値とするようにした。
ラヒック量が規定値よりも小さい基地局については、そ
の基地局が出力する所定の信号に関する移動局での受信
強度値を優先度値とするようにした。
【0091】また別の本発明は、上記2つの発明のいず
れかに加えて、各基地局におけるトラヒック状況の変化
に対して遅延して変化する補正値を発生する補正値発生
手段を備え、この補正値発生手段が発生する補正値を基
地局の選択に用いるようにした。
れかに加えて、各基地局におけるトラヒック状況の変化
に対して遅延して変化する補正値を発生する補正値発生
手段を備え、この補正値発生手段が発生する補正値を基
地局の選択に用いるようにした。
【0092】これらにより、基地局設備の増大や、制御
の複雑化、煩雑化を招くことなしにトラヒックの分散を
図ることができ、これにより、安定的な通信サービスの
提供を行うことを可能とすることができる。また、トラ
ヒックの分散により、収容ユーザ数を最大限まで増やす
ことが可能となる。
の複雑化、煩雑化を招くことなしにトラヒックの分散を
図ることができ、これにより、安定的な通信サービスの
提供を行うことを可能とすることができる。また、トラ
ヒックの分散により、収容ユーザ数を最大限まで増やす
ことが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システ
ムの要部の概略構成を示す図。
ムの要部の概略構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施形態における基地局1に設
置される基地局装置の構成を示す機能ブロック図。
置される基地局装置の構成を示す機能ブロック図。
【図3】本発明の第1の実施形態における制御局2に設
置される制御局装置の構成を示す機能ブロック図。
置される制御局装置の構成を示す機能ブロック図。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるハンドオフ要
否判定処理の際の基地局制御部21の処理手順を示すフ
ローチャート。
否判定処理の際の基地局制御部21の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図5】2つの基地局に関する優先度値が同一となる条
件の一例を示す図。
件の一例を示す図。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システ
ムにより設定されるハンドオフ境界の位置の一例を示す
図。
ムにより設定されるハンドオフ境界の位置の一例を示す
図。
【図7】トラヒックが基地局1-1 に集中している状態で
のセル配置の一例を示す図。
のセル配置の一例を示す図。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるハンドオフ要
否判定処理の際の基地局制御部21の処理手順を示すフ
ローチャート。
否判定処理の際の基地局制御部21の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図9】本発明の第3の実施形態における制御局2に設
置される制御局装置の構成を示す機能ブロック図。
置される制御局装置の構成を示す機能ブロック図。
【図10】本発明の第2の実施形態における補正値発生
処理の際の制御局制御部36の処理手順を示すフローチ
ャート。
処理の際の制御局制御部36の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図11】本発明の第3の実施形態におけるハンドオフ
要否判定処理の際の基地局制御部21の処理手順を示す
フローチャート。
要否判定処理の際の基地局制御部21の処理手順を示す
フローチャート。
【図12】本発明の第3の実施形態における補正値の変
化状況の一例を示す図。
化状況の一例を示す図。
【図13】互いに同一の送信パワーでパイロットチャネ
ルを送信し、かつ隣接している2つの基地局の間におけ
る各基地局に関するパイロット受信強度の分布を示す
図。
ルを送信し、かつ隣接している2つの基地局の間におけ
る各基地局に関するパイロット受信強度の分布を示す
図。
【図14】セルラ方式の移動通信システムにおける一般
的なセル配置を示す図。
的なセル配置を示す図。
1(1-1 〜1-7 )…基地局 11…制御局インタフェース部 12(12-1〜12-i)…CDMA変調部 13(13-1〜13-j)…CDMA変調部 14…CDMA変調部 15…パイロット信号発生部 16…合成器 17…アナログフロントエンド 18…アンテナ 19(19-1〜19-i)…CDMA復調部 20(20-1〜20-k)…CDMA復調部 21…基地局制御部 21a…ハンドオフ制御手段 2…制御局 31(31-1〜31-m)…基地局インタフェース部 32(32-1〜32-n)…他通信網インタフェース部 33(33-1〜33-n)…ボコーダ 34…交換部 35,36…制御局制御部 35a…空きチャネル数通知手段 36a…補正値発生手段 3…他通信網
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の基地局を、隣接する他の基地局と
通信範囲の一部が重なるように分散配置してなり、前記
複数の基地局のいずれかを介して通信中である移動局で
の前記複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信号に
関する受信強度に基いて、当該移動局に関するハンドオ
フ制御を行う移動通信システムにおいて、 前記ハンドオフ制御の対象となる移動局での前記複数の
基地局のそれぞれが出力する所定の信号に関する受信強
度と、前記複数の基地局のそれぞれにおけるトラヒック
量とに基いて上記移動局を担当すべき基地局を決定し、
この基地局を介して上記移動局が通信を行うようにハン
ドオフ制御を行わせるハンドオフ制御手段を備えたこと
を特徴とする移動通信システム。 - 【請求項2】 ハンドオフ制御手段は、ハンドオフ制御
の対象となる移動局での前記複数の基地局のそれぞれが
出力する所定の信号に関する受信強度値に、各基地局で
のトラヒック量に応じた所定の補正値を加算して得られ
る優先度値の大きさに基いて基地局を選択することを特
徴とする請求項1に記載の移動通信システム。 - 【請求項3】 ハンドオフ制御手段は、トラヒック量が
規定値よりも小さい基地局については、その基地局が出
力する所定の信号に関する移動局での受信強度値をそに
まま優先度値とすることを特徴とする請求項2に記載の
移動通信システム。 - 【請求項4】 各基地局におけるトラヒック状況の変化
に対して遅延して変化する補正値を発生する補正値発生
手段を備え、 ハンドオフ制御手段は、前記補正値発生手段が発生する
補正値を基地局の選択に用いることを特徴とする請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の移動通信システム。 - 【請求項5】 ハンドオフ制御手段は、複数の基地局の
それぞれに設けられ、その設けられている基地局を介し
て通信を行っている移動局に関するハンドオフ制御を行
うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の移動通信システム。 - 【請求項6】 複数の基地局を統括制御する制御局を有
したものであって、 この制御局に、複数の基地局のそれぞれに他の基地局で
のトラヒック量を通知するトラヒック量通知手段を備え
たことを特徴とする請求項5に記載の移動通信システ
ム。 - 【請求項7】 複数の基地局を、隣接する他の基地局と
通信範囲の一部が重なるように分散配置してなり、前記
複数の基地局のいずれかを介して通信中である移動局で
の前記複数の基地局のそれぞれが出力する所定の信号に
関する受信強度に基いて、当該移動局に関するハンドオ
フ制御を行う移動通信システムの前記基地局にて用いら
れる基地局装置において、 前記ハンドオフ制御の対象となる移動局での前記複数の
基地局のそれぞれが出力する所定の信号に関する受信強
度と、前記複数の基地局のそれぞれにおけるトラヒック
量とに基いて上記移動局を担当すべき基地局を決定し、
この基地局を介して上記移動局が通信を行うようにハン
ドオフ制御を行わせるハンドオフ制御手段を備えたこと
を特徴とする基地局装置。 - 【請求項8】 請求項6に記載の移動通信システムにて
複数の基地局を統括制御する制御局にて用いられる制御
局装置において、 複数の基地局のそれぞれに、他の基地局でのトラヒック
量を通知するトラヒック量通知手段を備えたことを特徴
とする制御局装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9321195A JPH11155165A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 移動通信システム、基地局装置および制御局装置 |
US09/195,613 US6295451B1 (en) | 1997-11-21 | 1998-11-19 | Mobile communication system, base station, and base station controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9321195A JPH11155165A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 移動通信システム、基地局装置および制御局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155165A true JPH11155165A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18129860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9321195A Pending JPH11155165A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 移動通信システム、基地局装置および制御局装置 |
Country Status (2)
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