JPH11154841A - 車内音場制御装置 - Google Patents

車内音場制御装置

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Publication number
JPH11154841A
JPH11154841A JP31937397A JP31937397A JPH11154841A JP H11154841 A JPH11154841 A JP H11154841A JP 31937397 A JP31937397 A JP 31937397A JP 31937397 A JP31937397 A JP 31937397A JP H11154841 A JPH11154841 A JP H11154841A
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JP
Japan
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volume
sound
frequency
unit
sound field
Prior art date
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Pending
Application number
JP31937397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Ishiyama
裕子 石山
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーオーディオ装置の音場レベルを上げてい
ても緊急自動車等の警報音が運転者に聞こえるようにす
る。 【解決手段】 自動車の外面のマイク1で緊急自動車の
警報音等を入力し、A/D変換部2でディジタル変換
し、判別部4に入力し、記憶部3より読出した特定音と
比較し、一致し、所要の基準値より大きい場合、音量調
整部8によりカーオーディオ装置の音場レベルを下げ
る。警報音のレベルが下がったとき音場レベルを元に戻
す。元の音場レベルはメモリ部5に記憶しておく。な
お、周波数分析部7で車外音の周波数を分析し、この周
波数が予め記憶部に記憶した周波数と一致した場合に特
定音であると判別してもよい。また、分析した周波数が
連続的に徐々に上昇した場合に音場レベルを下げ、下降
を開始したら元の音場レベルに戻すようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車内音場制御装置に
係り、緊急自動車の警報音、後続の自動車のクラクショ
ン音、あるいは鉄道の踏切の警報音等を感知してカーオ
ーディオ装置の音量を下げるものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車内に設置するカーオーディオ装置
の性能が向上しており、音量を上げることにより高い臨
場感が得られるようになっている。しかし、音量を上げ
るため車外の音が運転者に聞こえにくくなり、例えば、
警報音を鳴らしながら緊急自動車が近づいているのに気
付かなかったり、信号が赤から青に変わったのに気付か
ず、後続の自動車からクラクションで発進を促された
り、あるいは踏切で警報機が鳴りはじめたのに気付かな
かったりし、周囲に迷惑をかけたり運転者の安全が守れ
なくなる等の問題が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、自動車内でカーオーディオ装置の音量を上げて
聴いていても必要な車外音が運転者に聞こえるようにす
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の車内音場制御装置においては、自動車の外
部に設けられたマイクロホン(以降、マイクと略す)
と、マイクよりの特定音の大きさを判別する判別部と、
判別部よりの信号に基づいて自動車内に設置されたカー
オーディオ装置の音量を調整する音量調整部とを設け、
前記特定音の大きさが所要値以上の場合にカーオーディ
オ装置の音量を下げるようにする。
【0005】そして、マイクよりの特定音の大きさが所
要値以下になったとき音量調整部によりカーオーディオ
装置の音量を元に戻すようにする。
【0006】なお、カーオーディオ装置の音量を下げる
前の値を記憶するメモリ部を設け、特定音の大きさが所
要値以下になったとき音量調整部によりメモリ部より読
出したデータに基づきカーオーディオ装置の音量を元に
戻すようにしてもよい。
【0007】あるいは、音量の基準値を記憶する記憶部
を設け、前記判別部にて特定音の大きさを記憶部より読
出したデータと比較するようにし、特定音が基準値より
大きい場合に前記音量調整部によりカーオーディオ装置
の音量を下げ、基準値より小さくなったとき元の音量に
戻すようにする。
【0008】また、前記判別部よりの前記特定音の大き
さが所要値以上になったときの信号に基づき計時を開始
し、所要時間の経過にて信号を出力する時計部を設け、
時計部よりの信号に基づき前記音量調整部によりカーオ
ーディオ装置の音量を元に戻すようにしてもよい。
【0009】または、前記マイクよりの信号の周波数を
分析する周波数分析部を設けると共に前記記憶部に前記
特定音の周波数を記憶するようにし、周波数分析部で分
析された周波数が記憶部より読出した周波数と一致した
場合に前記音量調整部によりカーオーディオ装置の音量
を下げるようにしてもよい。
【0010】あるいは、前記周波数分析部で分析された
周波数が連続的に上昇した場合に前記音量調整部により
カーオーディオ装置の音量を下げ、周波数が連続的に下
降し始めた場合に音量を元に戻すようにする。
【0011】なお、前記マイクを指向性を有するものと
し、自動車の背面に後方に向けて取付け、後ろの自動車
よりの特定音(クラクション音)を入力し、この特定音
の大きさが所要値以上の場合に音量調整部によりカーオ
ーディオ装置の音量を下げるようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明による車内音
場制御装置の一実施例の要部ブロック図である。図の1
はマイクで、自動車の外部に取付ける。2はA/D変換
部で、マイク1よりの信号をディジタル信号に変換す
る。3は記憶部で、自動車のクラクション音、鉄道の踏
切の警報機の音、救急車の警報音、警察のパトロールカ
ーの警報音等の特定音、および車外音量の判別基準値等
を記憶する。4は判別部で、A/D変換部2よりの特定
音の判別、車外音量の判別、周波数の判別等を行う。5
はメモリ部で、自動車内に設置されたカーオーディオ装
置の音量を下げる前の値を記憶する。6は時計部で、判
別部4よりの信号にて計時を開始し、所要時間の経過に
て信号を出力する。7は周波数分析部で、A/D変換部
2よりの信号(車外音)の周波数を分析する。8は音量
調整部で、カーオーディオ装置の音量(音場レベル)を
調整する。9は出力部で、カーオーディオ装置の音響出
力部である。10は制御部で、装置の各部を制御する。
【0013】次に、本発明による車内音場制御装置の動
作を説明する。マイク1は自動車の背面および前面等に
設ける。警報音を鳴らしながら救急車あるいはパトロー
ルカー等の緊急自動車が近づいた場合、この警報音はマ
イク1に入力し、マイク1よりの信号はA/D変換部2
でディジタル信号に変換され、制御部10を介し判別部4
に入力する。そして、記憶部3より読出した特定音と比
較し、一致により救急車あるいはパトロールカー等の警
報音であることを判別し、さらに、この警報音の大きさ
が所要のレベル、すなわち記憶部3より読出した基準値
より大きいと判別した場合、制御部10より音量調整部8
に信号を出力し、カーオーディオ装置の音声信号のレベ
ルを、例えば、約70%乃至50%に絞り、車内の音場レベ
ル(出力部9の音声出力レベル)を下げ、近くに緊急自
動車が居ることを運転者に気付かせ、車外音に注意が向
けられるようにする。緊急自動車が遠ざかり、警報音が
前記基準値より小さくなる、または警報音が停止した場
合、判別部4よりの信号に基づき音量調整部8により音
声出力レベルを元に戻す。
【0014】また、マイク1で自車の周囲の自動車のク
ラクション音を拾い、あるいは、鉄道の踏切の警報機の
音を拾い、上記同様に判別を行い、これらの音量が基準
値より大きい場合、車内の音場レベルを下げるようにす
る。この場合、マイクを指向性を有するものを用い、自
動車の背面に後方に向けて取付け、気付きにくい自車の
後方の自動車のクラクション音を感知するようにしても
よい。なお、メモリ部5に音量調整部8が作動する(音
場レベルを下げる)直前の音場レベルを記憶しておき、
車外音の低下または停止にてメモリ部5のデータを読出
し、このデータに基づいて音量調整部8により音場レベ
ルを元に戻すようにしてもよい。
【0015】あるいは、上記判別部4よりの信号にて時
計部6で計時を開始し、所要時間、例えば、30秒が経過
したとき信号を出力し、この信号で音量調整部8により
音場レベルを元に戻すようにしてもよい。このように、
車内の音場レベルを一時的に下げることで運転者に車外
の状況に変化があることに気付かせ、手動操作でカーオ
ーディオ装置の音量を下げる等、適宜に対応できるよう
にする。
【0016】上述の車外の特定音の判別の方法につい
て、周波数分析により判別するようにしてもよい。すな
わち、マイク1よりA/D変換部2を介し入力される車
外音の信号を制御部10を介し周波数分析部7に入力し、
周波数分析を行い、このデータを判別部4に入力する。
そして、制御部10を介し記憶部3より予め設定し記憶し
てある特定音の周波数データを読出し、周波数分析部7
よりのデータと照合し、救急車の警報音であるか、パト
ロールカーの警報音であるか、自動車のクラクション音
であるか、鉄道の踏切の警報音であるか等を判別するよ
うにする。
【0017】また、警報音を発しながら緊急自動車が近
づくとき音場レベルを下げ、遠ざかるとき音場レベルを
元に戻すようにもできる。すなわち、制御部10を介し周
波数分析部7でマイク1よりの信号を周波数分析し、判
別部4でこの周波数を判別し、周波数が連続的に上昇す
る場合は判別部4よりの信号で音量調整部8により音場
レベルを下げ、周波数が連続的に下降し始めたら音場レ
ベルを元に戻すようにする。これは、緊急自動車が近づ
けば音源からの距離が徐々に縮まるため音の到達に要す
る時間が徐々に短くなり、ドップラー効果で見かけの周
波数が徐々に高くなり、緊急自動車が遠ざかれば音源か
らの距離が徐々に長くなるため音の到達に要する時間が
徐々に長くなり、見かけの周波数が徐々に下がるからで
ある。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による車
内音場制御装置によれば、緊急自動車の警報音、周囲の
自動車のクラクション音、あるいは鉄道の踏切の警報機
の音等を検出してカーオーディオ装置の出力レベルを下
げ、運転者が車外音に気付きやすくするものであるか
ら、カーオーディオ装置の音場レベルを上げていたため
に聞こえなかったこれらの車外音を伴う周囲の状況の変
化に迅速に対応することが可能となり、交通ルールを尊
重し、同時に自身の安全を守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車内音場制御装置の一実施例の要
部ブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロホン 2 A/D変換部 3 記憶部 4 判別部 5 メモリ部 6 時計部 7 周波数分析部 8 音量調整部 9 出力部 10 制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の外部に設けられたマイクロホン
    と、マイクロホンよりの特定音の大きさを判別する判別
    部と、判別部よりの信号に基づいて自動車内に設置され
    たカーオーディオ装置の音量を調整する音量調整部とか
    らなり、前記特定音の大きさが所要値以上の場合にカー
    オーディオ装置の音量を下げるようにした車内音場制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記特定音の大きさが所要値以下になっ
    たとき前記音量調整部によりカーオーディオ装置の音量
    を元に戻すようにした請求項1記載の車内音場制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カーオーディオ装置の音量を下げる
    前の値を記憶するメモリ部を設け、前記特定音の大きさ
    が所要値以下になったとき前記音量調整部によりメモリ
    部より読出したデータに基づきカーオーディオ装置の音
    量を元に戻すようにした請求項2記載の車内音場制御装
    置。
  4. 【請求項4】 音量の基準値を記憶する記憶部を設け、
    前記判別部にて特定音の大きさを記憶部より読出したデ
    ータと比較するようにし、特定音が基準値より大きい場
    合に前記音量調整部によりカーオーディオ装置の音量を
    下げ、基準値より小さくなったとき元の音量に戻すよう
    にした請求項1、2または3記載の車内音場制御装置。
  5. 【請求項5】 前記判別部よりの前記特定音の大きさが
    所要値以上になったときの信号に基づき計時を開始し、
    所要時間の経過にて信号を出力する時計部を設け、時計
    部よりの信号に基づき前記音量調整部によりカーオーデ
    ィオ装置の音量を元に戻すようにした請求項1または3
    記載の車内音場制御装置。
  6. 【請求項6】 前記マイクロホンよりの信号の周波数を
    分析する周波数分析部を設けると共に前記記憶部に前記
    特定音の周波数を記憶するようにし、周波数分析部で分
    析された周波数が記憶部より読出した周波数と一致した
    場合に前記音量調整部によりカーオーディオ装置の音量
    を下げるようにした請求項1、2、3、4または5記載
    の車内音場制御装置。
  7. 【請求項7】 前記マイクロホンよりの信号の周波数を
    分析する周波数分析部を設け、信号の周波数が連続的に
    上昇した場合に前記音量調整部によりカーオーディオ装
    置の音量を下げるようにした請求項1記載の車内音場制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記マイクロホンよりの信号の周波数が
    連続的に下降を開始した場合に前記周波数分析部よりの
    信号に基づき前記音量調整部によりカーオーディオ装置
    の音量を元に戻すようにした請求項7記載の車内音場制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記マイクロホンを指向性を有するもの
    とし、自動車の背面に後方に向けて取付け、後ろの自動
    車よりの特定音を入力するようにした請求項1、2、
    3、4、5または6記載の車内音場制御装置。
JP31937397A 1997-11-20 1997-11-20 車内音場制御装置 Pending JPH11154841A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31937397A JPH11154841A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 車内音場制御装置

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JPH11154841A true JPH11154841A (ja) 1999-06-08

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ID=18109436

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7526032B2 (en) 1998-08-24 2009-04-28 Sony Corporation Sync signal insertion that breaks a maximum bit-run and has a particular detection distance between two or more sync patterns

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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