JPH1115482A - 楽音再生装置 - Google Patents

楽音再生装置

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JPH1115482A
JPH1115482A JP9167083A JP16708397A JPH1115482A JP H1115482 A JPH1115482 A JP H1115482A JP 9167083 A JP9167083 A JP 9167083A JP 16708397 A JP16708397 A JP 16708397A JP H1115482 A JPH1115482 A JP H1115482A
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JP
Japan
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music selection
music
selection condition
user
musical sound
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JP9167083A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Mizutani
哲也 水谷
Shinichi Kawamura
真一 河村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より臨場感を高めて楽しむことができる楽音
再生装置を提供する。 【解決手段】 CPU2fは、リモコン装置1を介して
入力されたカラオケ曲データ10中の特徴データ10b
と、RAM2hにあらかじめロードされた特徴データと
が一致しているか否かを判断し、一致していれば、カラ
オケ曲データ10中の楽音データ10aを音声出力装置
2dへ送信し、再生させ、一方、一致していなければ、
選曲エラーメッセージを表示装置2cに表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カラオケ
装置等に利用される楽音再生装置に関し、特に所定の選
曲条件を満たした楽音のみを再生させる楽音再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、カラオケ装置をはじめと
する楽音再生装置は、利用者が、所定の使用料さえ支払
い、選曲のための操作さえすれば、無条件に再生可能な
全ての楽音を再生することができる。
【0003】そして、そのように、カラオケ装置等とし
て使用可能である楽音再生装置を複数人が利用する場
合、特に、その楽音再生装置に採点機能を付属させて点
数を競い合う場合、例えば、その複数人を2組以上の複
数組にそれぞれ分かれ、分けられたそれぞれの組の歌い
手が順次、再生される楽音に合わせて歌唱し、それらの
歌唱力を、前述の採点機能により採点させることによっ
て、それぞれの組毎に採点結果を集計し、組毎の勝ち負
けを競い合っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな楽音再生装置では、利用者が選曲さえすれば、無条
件でその選曲された楽音の再生が可能となるために、最
初に分けた組の間で、歌唱力に差が付いてしまうと、歌
えば歌うほど採点結果に差がついてしまうことになる。
そうなると、各組別に総合した点を競う会うというゲー
ム性が失われてしまいかねない。
【0005】それを防ぐために、点差がつく前に組み替
えを行うことが考えられるが、その都度、組み替えをす
ると、組み替えに時間がかかってしまい、例えば、楽音
再生装置の使用可能時間に限りがある場合には、せっか
くの採点機能の活用頻度が少なくなってしまうことにな
る。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、例えば、採点機能を活用する場
合においても、より臨場感を高めて楽しむことができる
楽音再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の楽音再生装置は、楽音情
報と前記楽音情報に関する特徴情報とを対応付けて記憶
した楽音情報記憶手段と、前記特徴情報に基づいて選曲
条件を設定する選曲条件設定手段と、前記選曲条件設定
手段により設定された条件を満たした楽音情報のみを再
生する再生制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】このように構成された楽音再生装置は、利
用者が選曲した曲を無条件に再生するのではなく、所定
の条件に従った曲のみを再生するのである。そして、そ
の所定の条件とは、再生対象となる楽音情報に、その楽
音情報に関する特徴情報に基づいて設定される。
【0009】すなわち、再生制御手段は、前記選曲条件
設定手段により設定された条件を満たさなければ、その
楽音情報は再生されないので、利用者にとっては、無条
件に所望の楽音の再生をすることはできないことにな
り、この制御を活用して種々のゲーム性を持たせること
が出来る。
【0010】例えば、その楽音再生装置をカラオケ装置
として利用した場合には、歌い手である利用者は、特
に、選曲条件設定手段によって設定された条件を前もっ
て知ることができない場合には、歌う際の臨場感をより
高めることが出来る。
【0011】この場合、選曲条件設定手段としては、例
えば、「ジャンル別」、「歌手名別」、「作曲者別」等
の制限を設けることが考えられる。
【0012】また、請求項2に記載の楽音再生装置は、
請求項1に記載の楽音再生装置を対象としており、特
に、前記選曲条件設定手段により設定される条件には利
用者の条件も含まれていることを特徴とする。
【0013】このように構成された楽音再生装置は、そ
の楽音再生装置を、例えば、複数人によって利用する場
合において、前述したように、選曲条件設定手段によっ
て設定される選曲条件には、利用者の条件も含まれるこ
とになるので、選曲条件を設定することにより、その複
数の利用者の中からその条件を満たした利用者のみしか
選曲することができないことになる。
【0014】従って、このような楽音再生装置が、例え
ば、カラオケ装置として利用される時に、複数人の利用
者にとっては、自己が歌わなければならないカラオケ曲
が、例えば、「ジャンル」や、「歌手名」等に基づいて
条件付けられることになり、より制約された条件でのカ
ラオケ曲の歌唱を強いられることになり、その分、更
に、ゲーム性が高まる。また、例えば、いつ自分の歌唱
する順番が回ってくるのか分からない構成とすれば、歌
うときの臨場感を更に高めることができる。
【0015】言い換えると、選曲条件設定手段により設
定された選曲条件を満たした歌い手が、その設定された
条件以外のカラオケ曲の選曲をすることが出来なくなる
ことにより、カラオケサービスにおいて、より臨場感に
あふれたサービスを提供することができる。
【0016】更に、請求項3に記載の楽音再生装置は、
請求項1または請求項2に記載の楽音再生装置を対象と
しており、前記選曲条件設定手段は、利用者が任意に選
曲条件の入力設定が、可能であるように構成されている
ことを特徴とする。
【0017】このように構成された楽音再生装置であれ
ば、前述した選曲条件の設定を、利用者が任意に設定す
ることができるので、利用者にとっては、自分の好みに
合せたり、あるいはその場の状況に合せたりすること
で、より柔軟な形でゲーム性を持たせた利用ができる。
【0018】また、請求項4に記載の楽音再生装置は、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の楽音再生装
置を対象としており、特に、選曲条件を設定するための
選曲条件設定情報を記憶する設定情報記憶手段を備え、
前記選曲条件設定手段は、前記設定情報記憶手段に記憶
された選曲条件設定情報に基づいて自動的に選曲条件を
設定するように構成されていることを特徴とする。
【0019】このように構成された楽音再生装置は、あ
らかじめ設定情報記憶手段に記憶させた選曲条件設定情
報に基づいて、選曲条件設定手段が、自動的に選曲条件
を設定するので、利用者にとって、あらかじめ選曲条件
設定手段によって選曲条件を設定しておけば、設定情報
記憶手段が、その選曲条件を記憶しておくので、その都
度選曲条件を入力する必要がなくなるという意味で、よ
り簡易な操作によって、ゲーム性を持たせた楽音再生装
置の使用が可能となる。
【0020】更に、請求項5に記載の楽音再生装置は、
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の楽音再生装
置を対象としており、特に、入力した利用者の音声を検
出する検出手段と、前記検出手段により検出した音声信
号と楽音の採点基準信号とを比較することにより採点を
実行する採点手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】このように構成された楽音再生装置は、検
出手段が、入力した利用者の音声を検出し、採点手段
が、前記検出手段により検出した音声信号と楽音の採点
基準信号とを比較することにより、採点を実行するので
ある。
【0022】ゆえに、例えば、その楽音再生装置をカラ
オケ装置として利用することにおいて、前述したよう
に、選曲条件設定手段を操作することにより設定された
選曲条件に従って選曲された楽音に合わせて、利用者が
歌唱し、その歌唱力を採点手段が採点することにより、
その楽音再生装置によりいっそうゲーム性を持たせた上
で使用することができる。すなわち、歌い手である利用
者にとっては、選曲条件設定手段によって設定された選
曲条件で歌わざるをえない楽音に対して、その歌唱力が
採点手段により採点されるので、非常に臨場性にあふれ
たカラオケ採点の楽しみかたを実現することができる。
【0023】また、請求項6に記載の楽音再生装置は、
請求項5に記載の楽音再生装置を対象としており、特
に、採点手段により採点された結果を、あらかじめ分け
られた複数の組毎に集計する集計手段を備えたことを特
徴とする。
【0024】このように構成された楽音再生装置は、集
計手段が、前記採点手段により採点された結果を、あら
かじめ分けられた複数の組毎に集計する。
【0025】ゆえに、例えば、楽音再生装置をカラオケ
装置として使用する場合において、複数人の利用者が、
それぞれ複数の組毎に分かれて、楽音の再生に合せて歌
唱する歌唱力の採点を競い合うゲームをする場合に、集
計手段が、採点手段により採点された個々の結果を、そ
のあらかじめ分けられた複数の組毎に集計するので、そ
の集計結果に対して、それぞれの組の利用者がより臨場
感を高めて一喜一憂することになり、よりいっそう楽し
むことができる。
【0026】言い換えると、最初に分けられたグループ
もしくは同じ組別において、選曲条件設定手段により設
定された条件に従って楽音情報を選曲しなければならな
いので、各組の歌唱力の違いによる点数の開きが出るこ
とを防ぐことができ、特に組み替えする必要もなく、何
回でも前記採点機能を利用することができる。そして、
より臨場感にあふれた採点サービスを利用者に提供する
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生装置を具
体化した実施の形態について、図面を参照して説明す
る。
【0028】図1は、本発明の楽音再生装置の一実施の
形態であるカラオケ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0029】図1に示すように、本実施の形態のカラオ
ケ装置は、リモコン装置1とカラオケ装置2とで構成さ
れている。
【0030】リモコン装置1は、カラオケ装置2に対し
てリクエスト信号等を送信し、カラオケ装置2は、その
リクエスト信号に応じてカラオケ演奏を実行する。
【0031】最初に、リモコン装置1の構成について説
明する。
【0032】図1に示すように、リモコン装置1には、
利用者が選曲番号を入力するための番号キー1aが設け
られている。
【0033】また、これら図1に示す番号キー1aの下
方部には、カラオケ装置2に対して、入力された選曲番
号に対応した選曲データを送信するための送信装置1b
が設けられている。送信装置1bは、選曲データを、例
えば、赤外線信号に変換してカラオケ装置2に対して送
信する。
【0034】このように構成されたリモコン装置1は、
選曲のみではなく、例えば、後述するカラオケ装置2に
おける表示装置2cに表示された選曲条件入力画面に従
って、その画面における選曲条件に対応した番号を選択
することによって、選曲条件を選択することができる。
この意味で、リモコン装置1は、本発明における選曲条
件設定手段に相当する。
【0035】続いて、カラオケ装置2の構成について説
明する。
【0036】図1に示すように、カラオケ装置2には、
CPU2fが設けられており、このCPU2fは、カラ
オケ装置2の動作全体を制御する。また、このCPU2
fは、後述するように、本発明における再生制御手段、
検出手段、採点手段及び集計手段としての機能も有す
る。
【0037】なお、これらの機能を全てCPU2fの制
御で行う必要はなく、それぞれの機能を専用プロセッサ
ーを使用することによって実現しても構わない。
【0038】そして、このCPU2fには、利用者が、
リモコン装置1を入力操作することにより送信装置1b
から発せられる選曲信号や、選曲条件設定信号を受信す
るための受信装置2aが接続されている。
【0039】また、CPU2fには、楽音情報名やその
選曲番号、選曲条件入力画面等を表示するための、例え
ばCRT等で構成されている表示装置2cが接続されて
いる。
【0040】また、CPU2fには、カラオケ演奏音を
出力するための音声出力装置2dが接続されている。な
お、この音声出力装置2dは、図示はしないが、例え
ば、MIDI音源、アンプ、スピーカとで構成されてい
る。従って、図1に示すカラオケ装置2は、各構成要素
の全てが一体成形されているのではなく、その構成要素
に対応する複数の装置が組み合わされることによって構
成されているのである。また、CPU2fには、利用者
の歌唱音声を入力するための音声入力装置2eが接続さ
れている。この音声入力装置2eは、例えば、マイクロ
ホンで構成されていてもよい。
【0041】また、CPU2fには、楽音情報と前記楽
音情報に関する特徴情報とで構成されるカラオケ曲デー
タを記憶可能な、例えば、ハードディスク等で構成され
ている記憶装置2bが接続されている。ゆえに、この記
憶装置2bは、本発明における楽音情報記憶手段に相当
する。
【0042】そして、この記憶装置2bは、後述するよ
うに、各種の選曲条件プログラムを記憶しており、その
意味で、この記憶装置2bは、本発明における設定情報
記憶手段にも相当する。
【0043】CPU2fには、ワークエリアとしてのR
AM2hが接続されている。そして、このRAM2h
は、リモコン装置1によって入力された、前述の記憶装
置2bに記憶された各種の選曲条件プログラムのうちの
特定の選曲条件プログラムを起動させるための選曲条件
も記憶する。その意味で、このRAM2hも、本発明に
おける設定情報記憶手段に相当する。
【0044】つまり、選曲条件の設定には、リモコン装
置1による選曲条件の設定入力をし、その入力によっ
て、あらかじめ記憶されている各種の選曲条件プログラ
ムのうち特定のプログラムを起動させることによって実
現されるのである。
【0045】ここで、図2を参照して、記憶装置2b内
に記憶された楽音情報及び特徴情報で構成されるカラオ
ケ曲データの構成及び選曲条件設定プログラムの内容に
ついて説明する。
【0046】図2(a)に示すように、記憶装置2b内
には、n曲分のカラオケ曲データ10が記憶されてお
り、各カラオケ曲データ10は、楽音情報としての楽音
データ10aと、特徴情報としての特徴データ10bと
で構成されている。そして、楽音データ10aは、MI
DIで構成される演奏データと、表示装置2cに歌詞を
表示させるための歌詞データとで構成され、一方、特徴
データ10bには、例えば、ジャンルデータ、歌手デー
タ、作曲者データ、作詞者データ及び年代データが含ま
れている。そして、これらカラオケ曲データ10は、楽
音データ10aと、特徴データ10bとが対応付けられ
ているのであるが、それらが1ファイルとして構成され
ている必要はなく、それぞれ別ファイルとして構成され
ていてもよい。
【0047】すなわち、本実施の形態においては、1曲
分のカラオケ曲データ10には、それぞれ1つの楽音デ
ータ10aと1つの特徴データ10bとが対になって構
成されているが、例えば、同じ歌手のアルバムに収めら
れている複数の曲の楽音データのように、複数の楽音デ
ータ10aに1つの特徴データ10bを割り当てること
もできる。従って、特徴データ10bを複数の楽音デー
タ10aに共用させることによって、記憶装置2b内に
記憶させるカラオケ曲データ全体のデータ量の増加を抑
えることが出来る。
【0048】また、1曲分のカラオケ曲データ10にお
ける楽音データ10aと特徴データ10bとはそれぞれ
別ファイルとして記憶装置2bに記憶させるように構成
すれば、例えば、本発明を通信カラオケ装置に適用した
場合には、一度に配信すべきカラオケ曲データ10のデ
ータ量を抑えることができ、更に、最初に楽音データ1
0aを配信したのち、特徴データ10bのみを配信する
といった柔軟な配信システムが可能となる。また、特徴
データ10bのみの更新も可能となる。
【0049】一方、図2(b)に示すように、記憶装置
2bには、各種の選曲条件設定プログラム11が記憶さ
れており、それは、ジャンル別選曲条件プログラム11
a、歌手別選曲条件プログラム11b、作曲者別選曲条
件プログラム11c、作詞者別選曲条件プログラム11
d及び年代別選曲条件プログラム11eによって構成さ
れている。
【0050】ジャンル別選曲条件プログラム11aは、
更に、ポップスバージョン用選曲条件プログラム11
f、演歌バージョン用選曲条件プログラム11g及びミ
ックスバージョン用選曲プログラム11hで構成されて
いる。
【0051】同様に、歌手別選曲条件プログラム11
b、作曲者別選曲条件プログラム11c、作詞者別選曲
条件プログラム11d、年代別選曲条件プログラム11
eも、それぞれ、複数の条件に細分化されているが、こ
こでは省略する。
【0052】そして、それらの選曲条件プログラムは、
後述するように、利用者によるリモコン装置1の入力操
作による選曲条件信号をCPU2fが受信することによ
って、読み出され、起動される。
【0053】次に、このように構成されたカラオケ装置
2の動作について、図3及び図4のフローチャートを参
照して説明する。
【0054】カラオケ装置2内のCPU2fは、利用者
によってリモコン装置2を介して、モードの選択入力が
あったか否か、常に待機している(ステップ1。以下、
ステップをSTと記す)。ここで言う「モード選択」と
は、採点機能を使用するか否かを選択するための操作を
言う。
【0055】そして、この操作としては、例えば、リモ
コン装置1における番号キー1aの「*(アスタリスク
キー)」を所定数回(例えば、2回)押下し、続けて送
信装置1bを押下することによって、モード選択信号が
カラオケ装置2に送信されることによって、採点モード
に設定することができるようにすればよい。利用者は、
「*」キーを押下しなければ、CPU2fは、採点モー
ドが選択された旨の信号を受信することなく(S1:N
O)、そのまま、利用者の選曲操作により、採点機能な
しの選曲処理に移行する(S2)。
【0056】一方、CPU2fは、受信装置2aを介し
てモード選択信号を受信することによってモードの選択
入力があったこと、すなわち、採点モードが選択された
旨の信号を受信したことを検出すると(S1:YE
S)、次に、選曲条件設定処理に移行する(S3)。
【0057】ここで、図4のフローチャート及び図6の
画面表示を示す図を参照して、採点機能の使用を前提と
した選曲条件設定処理について説明する。
【0058】カラオケ装置2内のCPU2fは、まず、
表示装置2cに対して、例えば、図6(a)に示す表示
画面を表示させ、利用者に、通常の採点機能を使って歌
唱を楽しむのか、それとも条件付き採点機能を使って歌
唱を楽しむのかについて、選択を促す(S:17)。こ
の選択画面は、通常の採点機能を選択したい場合には、
番号キー1aにおける「1」を押下し、条件付き採点機
能を選択したい場合には、「2」を押下すれば、それぞ
れ選択することができる構成となっている。
【0059】そして、CPU2fは、利用者がリモコン
装置1における番号キー1aの「2」を押下したことに
より、条件付き採点付機能を選択したと判断すると(S
19:YES)、表示装置2cに、例えば、図6(b)
に示す選曲条件選択画面を表示させる。この選択画面
は、選曲条件をジャンル別に設定したい場合には、番号
キー1aにおける「1」を押下し、歌手別に設定したい
場合には、「2」を押下し、作曲者別に設定したい場合
には、「3」を押下し、作詞者別に設定したい場合に
は、「4」を押下し、年代別に設定したい場合には、
「5」を押下すれば選択することができる構成となって
いる。
【0060】そして、CPU2fは、利用者がリモコン
装置1における番号キー1aの「1」を押下したことに
より、選曲条件をジャンル別に設定したと判断すると
(S23:YES)、第2の選曲条件選択画面として、
表示装置2cに対して、例えば、図6(c)に示すよう
に、ジャンルの選択を促す画面を表示させる(S2
5)。
【0061】なお、後述するが、本実施の形態において
は、利用者が、リモコン装置1における番号キー1aの
うちの「1」を押下するとポップスバージョン、「2」
を押下すると演歌バージョン、「3」を押下するとポッ
プスと演歌のミックスバージョンの3種類のジャンルの
選択が可能である。
【0062】それら各ジャンル別の具体的な選曲条件と
しては、ポップスバージョンの場合、1組目は、冬に関
連した曲しか選曲することができず、2組目は、夏に関
連した曲しか選曲することができず、3組目は、クリス
マスに関連した曲しか選曲することができないことにな
る。
【0063】そして、CPU2fは、利用者がリモコン
装置1における番号キー1aの「1」を押下したことに
より、ポップスを選択したと判断すると(S43:YE
S)、後述する選曲条件の判断動作のために、RAM2
hに、図2(b)に示すジャンル別選曲条件プログラム
11a中のポップスバージョン用選曲条件プログラム1
1fを記憶装置2bから読み出し、RAM2hにロード
させることよって、ポップスバージョンの選曲条件を設
定する(S53)。その後、メインルーチンに戻る。
【0064】一方、S43において、利用者が、ポップ
スを選択せずに(S:43:NO)、番号キー1aにお
ける「2」を押下することにより、演歌を選択した場合
には(S55:YES)、RAM2hに、ジャンル別選
曲条件プログラム11a中の演歌バージョン用選曲条件
プログラム11gを記憶装置2bから読み出し、RAM
2hにロードさせることよって、演歌バージョンの選曲
条件を設定する(S59)。その後、メインルーチンに
戻る。
【0065】また、S55において、利用者が、ポップ
スを選択せずに(S:55:NO)、番号キー1aにお
ける「3」を押下することにより、ミックスを選択した
場合には(S57:YES)、RAM2hに、ジャンル
別選曲条件プログラム11a中のミックスバージョン用
選曲条件プログラム11hを記憶装置2bから読み出
し、RAM2hにロードさせることよって、ミックスバ
ージョンの選曲条件を設定する(S61)。その後、メ
インルーチンに戻る。
【0066】なお、S23において、利用者が、選曲条
件をジャンル別に設定せずに(S23:NO)、リモコ
ン装置1における番号キー1aの「2」を押下したこと
により、選曲条件を歌手別に設定したと判断すると(S
27:YES)、CPU2fは、第2の選曲条件選択画
面として、表示装置2cに対して、歌手別の選択を促す
画面を表示させる(S29)。この画面表示の内容につ
いては省略する。
【0067】そして、CPU2fは、利用者がリモコン
装置1の入力操作をしたことにより表示装置2dにおけ
る画面に表示された所定の歌手を選択したことを検知す
ると(S45:YES)、記憶装置2bに記憶された選
曲条件プログラム11のうち、歌手別選曲条件プログラ
ム11bを読み出し、RAM2hにロードさせることに
よって、所定の歌手の選曲条件を設定させる(S6
3)。その後、メインルーチンに戻る。
【0068】また、S27において、利用者が、選曲条
件をジャンル別に設定せずに(S27:NO)、リモコ
ン装置1における番号キー1aの「3」を押下したこと
により、選曲条件を作曲者別に設定したと判断すると
(S31:YES)、CPU2fは、第2の選曲条件選
択画面として、表示装置2cに対して、作曲者別の選択
を促す画面を表示させる(S33)。この画面表示の内
容については省略する。そして、CPU2fは、利用者
がリモコン装置1の入力操作をしたことにより表示装置
2dにおける画面に表示された所定の作曲者を選択した
ことを検知すると(S47:YES)、記憶装置2bに
記憶された選曲条件プログラム11のうち、作曲者別選
曲条件プログラム11cを読み出し、RAM2hにロー
ドさせることによって所定の作曲者の条件を設定させる
(S65)。その後、メインルーチンに戻る。
【0069】また、S31において、利用者が、選曲条
件をジャンル別に設定せずに(S31:NO)、リモコ
ン装置1における番号キー1aの「4」を押下したこと
により、選曲条件を作詞者別に設定したと判断すると
(S35:YES)、CPU2fは、第2の選曲条件選
択画面として、表示装置2cに対して、作詞者別の選択
を促す画面を表示させる(S37)。この画面表示の内
容については省略する。そして、CPU2fは、利用者
がリモコン装置1の入力操作をしたことにより表示装置
2dにおける画面に表示された所定の作詞者を選択した
ことを検知すると(S49:YES)、記憶装置2bに
記憶された選曲条件プログラム11のうち、作詞者別選
曲条件プログラム11dを読み出し、RAM2hにロー
ドさせることによって、所定の作詞者の条件を設定させ
る(S67)。その後、メインルーチンに戻る。
【0070】また、S35において、利用者が、選曲条
件をジャンル別に設定せずに(S35:NO)、リモコ
ン装置1における番号キー1aの「4」を押下したこと
により、選曲条件を作詞者別に設定したと判断すると
(S39:YES)、CPU2fは、第2の選曲条件選
択画面として、表示装置2cに対して、年代別の選択を
促す画面を表示させる(S41)。この画面表示の内容
については省略する。
【0071】そして、CPU2fは、利用者がリモコン
装置1の入力操作をしたことにより表示装置2dにおけ
る画面に表示された所定の年代を選択したことを検知す
ると(S51:YES)、記憶装置2bに記憶された選
曲条件プログラム11のうち、年代別選曲条件プログラ
ム11eを読み出し、RAM2hにロードさせることに
よって所定の年代別の条件を設定させる(S69)。そ
の後、メインルーチンに戻る。
【0072】なお、本実施の形態における選曲条件の設
定内容として、複数の利用者が、最大3組に分かれるこ
とによって、歌唱の採点を競うことにしたが、それに限
定されることなく、分かれる組が3組よりも多くなれ
ば、例えば5組、7組等といった組単位で選曲条件を設
定してもよい。
【0073】さて、メインルーチンにおいて、CPU2
fは、利用者がリモコン装置1の番号キー1aを押下す
ることにより選曲されたか否か、待機する(S5)。そ
して、リモコン装置1から選曲信号を受信したことを検
知すると(S5:YES)、選曲条件判断処理に移行す
る(S6)。
【0074】ここで、S6における選曲条件判断処理に
ついて、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0075】CPU2fは、選曲信号に対応するカラオ
ケ曲データを記憶装置2bから読み出す(S101)。
そして、選曲入力した利用者が、1組目の利用者である
のか否かを、判断する(S103)。これは、例えば、
利用者が選曲操作時に、選曲番号を入力する前に、組番
号を入力することによって検出される。従って、利用者
が、1組目であるならば、番号キー1aにおける「1」
を入力した後、選曲番号を押せばよい。同様に、2組目
の利用者は、「2」を、3組目の利用者は、「3」を押
すことによって、それぞれの組を識別させる信号をカラ
オケ装置1に対して送信することができる。
【0076】そこで、CPU2fは、S53においてR
AM2hにロードさせたポップスバージョン用ジャンル
別選曲条件プログラムに従って、選曲信号に対応して読
み出したカラオケ曲データが、冬に関連した曲であるの
か否かを、判断する(S105)。その結果、選曲され
たカラオケ曲データが、冬に関連した曲であることを検
知すると、メインルーチンにおけるS11へ移行する。
また、選曲番号に対応して読み出したカラオケ曲データ
が、ポップスにおける冬関連以外のジャンルであれば
(S105:NO)、メインルーチンにおけるS9へ移
行する。
【0077】一方、S103において、利用者が選曲操
作時に、選曲番号を入力する前に入力した組番号が
「2」であり、2組目の利用者であることを検出すると
(S107:YES)、CPU2fは、S53において
RAM2hにロードさせたポップスバージョン用ジャン
ル別選曲条件プログラムに従って、選曲信号に対応した
カラオケ曲データが、夏に関連した曲であるのか否か
を、判断する(S105)。その結果、選曲されたカラ
オケ曲データが、夏に関連した曲であることを検知する
と、メインルーチンにおけるS11へ移行する。また、
選曲番号に対応して読み出したカラオケ曲データが、ポ
ップスにおける夏関連以外のジャンルであれば(S10
8:NO)、メインルーチンにおけるS9へ移行する。
【0078】また、S107において、利用者が選曲操
作時に、選曲番号を入力する前に入力した組番号が
「3」であり、3組目の利用者であることを検出すると
(S107:NO)、CPU2fは、S53においてR
AM2hにロードさせたポップスバージョン用ジャンル
別選曲条件プログラムに従って、選曲信号に対応したカ
ラオケ曲データが、クリスマスに関連した曲であるのか
否かを、判断する(S110)。その結果、選曲された
カラオケ曲データが、クリスマスに関連した曲であるこ
とを検知すると、メインルーチンにおけるS11へ移行
する。また、選曲番号に対応して読み出したカラオケ曲
データが、ポップスにおけるクリスマス関連以外のジャ
ンルであれば(S110:NO)、メインルーチンにお
けるS9へ移行する。
【0079】さて、前述した、選曲条件判断処理におい
て、利用者の選曲したカラオケ曲データが、選曲条件に
合致した場合(S105、S108、S110における
YES判断)、CPU2fは、選曲されたカラオケ曲デ
ータ10中の楽音データ10aにおける演奏データを音
声出力装置2dへ送信し、歌詞データを表示装置2cへ
送信し、カラオケ演奏を開始すると共に、音声入力装置
2eから入力された利用者の歌唱音声を検出し、楽音デ
ータの基準値と比較し、採点処理をする(S11)。こ
のS11の処理は、本発明における検出手段、及び採点
手段として機能する。
【0080】そして、演奏終了後、CPU2fは、予約
曲データが残っているかどうか判断し(S13)、まだ
予約曲データがあるために全員が歌い終えていないと判
断した場合には(S13:NO)、再びS5からの動作
を繰り返す。
【0081】一方、CPU2fは、全て予約したカラオ
ケ曲データが再生され終わったと判断したら(S13:
YES)、それぞれの組毎の採点結果を集計し、結果
を、表示装置2cへ表示させる(S15)。このS15
の処理は、CPU2fは、本発明の集計手段として機能
する。
【0082】その後、処理を終了する。
【0083】一方、選曲条件判断処理において、利用者
の選曲したカラオケ曲データが、設定した選曲条件に合
致しなかった場合(S105、S108、S110にお
けるNOの)、CPU2fは、表示装置2cに、例え
ば、「選曲できません」とのエラーメッセージを表示さ
せ(S9)、S5へ戻る。
【0084】そこで、CPU2fは、利用者から、リモ
コン装置1による選曲操作があったか否かについて、待
機する(S5)。本実施の形態においては、利用者は、
それぞれ3組に分かれ、それぞれの組を識別させるため
に、選曲時においては、選曲番号の後に、例えば、
「*」キーを押下し、組番号を入力するように構成され
る。すなわち、1組目の利用者が選曲する場合には、ま
ず、選曲番号を入力するためにリモコン装置1における
番号キーを押下し、続いて、「*」キーを押下し、組番
号である「1」を押下することによって、選曲操作が完
了するのである。
【0085】そのように、利用者から選曲操作がなされ
たことを検出すると、CPU2fは、選曲条件判断処理
に移行する(S6)。
【0086】ここで、S6における選曲条件判断処理に
ついて、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0087】CPU2fは、ます、利用者がリモコン装
置2を介して入力した選曲番号に対応するカラオケ曲デ
ータを記憶装置2bから読み出し、RAM2hにロード
させる(S101)。そして、利用者が選曲番号と共に
入力した組番号が「1」であるか否かを判断する(S1
03)。
【0088】その結果、「1」であると判断した場合
(S103:YES)、CPU2fは、S53において
設定していたポップス選曲条件プログラムに従って、そ
の利用者が選曲したカラオケ曲データ中の特徴データに
おけるジャンル識別データが冬関連曲となっているか否
かを、判断する(S105)。その結果、利用者が選曲
したカラオケ曲データが冬関連曲であったならば(S1
05:YES)、メインルーチンにおけるS11に移行
する。
【0089】一方、CPU2fは、利用者が選曲したカ
ラオケ曲データが冬関連曲でなかったならば(S10
5:NO)、メインルーチンにおけるS9に移行する。
【0090】一方、S103において、選曲操作した利
用者が、1組目ではなく(S103:NO)、2組目で
あった場合(S107:YES)、CPU2fは、その
利用者が選曲したカラオケ曲データ中の特徴データにお
けるジャンル識別データが夏関連曲となっているか否か
を、判断する(S108)。その結果、利用者が選曲し
たカラオケ曲データが夏関連曲であったならば(S10
8:YES)、メインルーチンにおけるS11に移行す
る。
【0091】一方、CPU2fは、利用者が選曲したカ
ラオケ曲データが夏関連曲でなかったならば(S10
8:NO)、メインルーチンにおけるS9に移行する。
【0092】一方、S107において、選曲操作した利
用者が、2組めではなかった場合には(S107:N
O)、3組目であると判断し、CPU2fは、その利用
者が選曲したカラオケ曲データ中の特徴データにおける
ジャンル識別データがクリスマス関連曲となっているか
否かを、判断する(S110)。その結果、利用者が選
曲したカラオケ曲データがクリスマス関連曲であったな
らば(S110:YES)、メインルーチンにおけるS
11に移行する。
【0093】一方、CPU2fは、利用者が選曲したカ
ラオケ曲データがクリスマス関連曲でなかったならば
(S110:NO)、メインルーチンにおけるS9に移
行する。
【0094】次に、メインルーチンにおけるS9の処理
について説明する。
【0095】前述したように、選曲条件設定プログラム
におけるジャンル選曲条件と、利用者が選曲したカラオ
ケ曲データ中の特徴データにおけるジャンル識別データ
とが一致しなかった場合(S105、S108及びS1
10のNO)、CPU2fは、表示装置2cに対して、
例えば、「選曲できませんでした。もう一度やり直して
ください」との選曲エラーメッセージを表示させ(S
9)、再び、S5に戻る。
【0096】一方、選曲条件設定プログラムにおけるジ
ャンル選曲条件と、利用者が選曲したカラオケ曲データ
中の特徴データにおけるジャンル識別データとが一致し
た場合には(S105、S108及びS110のYE
S)、CPU2fは、RAM2hにロードさせたカラオ
ケ曲データ10の楽音データ10aにおける演奏データ
を音声出力装置2dへ送り、カラオケ曲データ10の楽
音データ10aにおける歌詞データを表示装置2cを送
り、それぞれ同期させながら出力する。
【0097】それと共に、CPU2fは、音声入力装置
2eから入力された音声と採点基準信号としての基準楽
音信号とを比較しながら、採点する(S11)。
【0098】そして、利用者が全て歌い終えたことを検
出すると(S13:YES)、それぞれ3組に分けられ
た組毎の採点結果を集計し、表示装置2cに表示させ
(S15)、処理を終了する。
【0099】上述したように、本実施の形態における楽
音再生装置は、楽音情報記憶手段としての記憶装置2b
が、楽音情報と前記楽音情報に関する特徴情報とを対応
付けて構成されているカラオケ曲データ10を記憶し、
選曲条件設定手段としてのリモコン装置2を介し、特徴
情報としての特徴データ10bに基づいて選曲条件を設
定し、再生制御手段としてのCPU2fが、前記リモコ
ン装置2を介して設定された条件を満たしたカラオケ曲
データ10のみを再生する。
【0100】そして、そのリモコン装置1の操作を介し
て設定される条件には、複数に分けられた組の指定条件
も含まれているのである。
【0101】更に、リモコン装置1によって、複数の選
曲条件の中から、所望の選曲条件を任意に設定入力する
ことができる。
【0102】また、設定情報記憶手段としての記憶装置
2bは、選曲条件設定情報を記憶し、リモコン装置2か
らの選曲条件設定入力によって、その記憶装置2bに記
憶された、例えば、ジャンル別、歌手別、作曲者別、作
詞者別、あるいは年代別の選曲条件設定情報に基づい
て、自動的に選曲条件を設定するようにすることができ
る。
【0103】また、検出手段としてのCPU2fは、音
声入力装置2eを介して入力した利用者の歌唱音声を検
出し、採点手段としてのCPU2fは、検出した利用者
の歌唱音声信号と楽音の採点基準信号とを比較すること
により、採点を実行する。
【0104】そして、集計手段としてのCPU2fは、
その採点された結果を、あらかじめ分けられた複数の組
毎に集計する。
【0105】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の応用が可能である。
【0106】例えば、リモコン1によって入力された選
曲情報が、記憶装置2b内に記憶された選曲条件に合致
しなかった場合には、例えば、表示装置2cに選曲条件
に合致していないために再生できない旨を表示するよう
にしてもよい。
【0107】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の楽音再生装置によれば、再生
制御手段が、利用者が選曲した楽音情報について、選曲
条件設定手段により設定された条件を満たさなければ、
その楽音情報は再生されないので、利用者にとっては、
無条件に所望の楽音情報の再生をすることはできないこ
とになり、この制御を活用して種々のゲーム性を持たせ
ることが出来る。
【0108】例えば、その楽音再生装置をカラオケ装置
として利用した場合には、歌い手である利用者は、特
に、選曲条件設定手段によって設定された条件を前もっ
て知ることができない場合には、歌う際の臨場感をより
高めることが出来る。
【0109】また、請求項2に記載の楽音再生装置によ
れば、選曲条件設定手段によって設定される選曲条件に
は、利用者の条件も含まれることになるので、選曲条件
を設定することにより、その複数の利用者の中からその
条件を満たした利用者のみしか選曲することができない
ことになる。
【0110】従って、このような楽音再生装置が、例え
ば、カラオケ装置として利用される時に、複数人の利用
者にとっては、自己が歌わなければならないカラオケ曲
が、例えば、「ジャンル」や、「歌手名」等に基づいて
条件付けられることになり、より制約された条件でのカ
ラオケ曲の歌唱を強いられることになり、その分、更
に、ゲーム性が高まる。また、例えば、いつ自分の歌唱
する順番が回ってくるのか分からない構成とすれば、歌
うときの臨場感を更に高めることができる。
【0111】更に、請求項3に記載の楽音再生装置によ
れば、選曲条件の設定を、利用者が任意に設定すること
ができるので、利用者にとっては、自分の好みに合せた
り、あるいはその場の状況に合せたりすることで、より
柔軟な形でゲーム性を持たせた利用ができる。
【0112】また、請求項4に記載の楽音再生装置によ
れば、あらかじめ設定情報記憶手段に記憶させた選曲条
件設定情報に基づいて、選曲条件設定手段が、自動的に
選曲条件を設定するので、利用者にとって、あらかじめ
選曲条件設定手段によって選曲条件を設定しておけば、
設定情報記憶手段が、その選曲条件を記憶しておくの
で、その都度選曲条件を入力する必要がなくなるという
意味で、より簡易な操作によって、ゲーム性を持たせた
楽音再生装置の使用が可能となる。
【0113】更に、請求項5に記載の楽音再生装置によ
れば、選曲条件設定手段を操作することにより設定され
た選曲条件に従って選曲された楽音に合わせて、利用者
が歌唱し、その歌唱力を採点手段が採点することによ
り、その楽音再生装置によりいっそうゲーム性を持たせ
た上で使用することができる。すなわち、歌い手である
利用者にとっては、選曲条件設定手段によって設定され
た選曲条件で歌わざるをえない楽音に対して、その歌唱
力を採点手段により採点されるので、非常に臨場性にあ
ふれたカラオケ採点の楽しみかたを実現することができ
る。
【0114】更に、請求項6に記載の楽音再生装置によ
れば、例えば、楽音再生装置をカラオケ装置として使用
する場合において、複数人の利用者が、それぞれ複数の
組毎に分かれて、楽音の再生に合せて歌唱する歌唱力の
採点を競い合うゲームをする場合に、集計手段が、採点
手段により採点された個々の結果を、そのあらかじめ分
けられた複数の組毎に集計するので、その集計結果に対
して、それぞれの組の利用者がより臨場感を高めて一喜
一憂することになり、よりいっそう楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカラオケ装置の基本的構造
を例示するブロック図である。
【図2】カラオケ装置における記憶装置内のデータの構
成を示す図である。
【図3】本実施の形態に係るカラオケ装置の内部動作を
示すフローチャートである。
【図4】本実施の形態に係るカラオケ装置の内部動作を
示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態に係るカラオケ装置の内部動作を
示すフローチャートである。
【図6】カラオケ装置における表示装置の表示内容の一
例を示す図である。
【符号の説明】
2b 記憶装置 2c 表示装置 2f CPU 2h RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音情報と前記楽音情報に関する特徴情
    報とを対応付けて記憶した楽音情報記憶手段と、 前記特徴情報に基づいて選曲条件を設定する選曲条件設
    定手段と、 前記選曲条件設定手段により設定された条件を満たした
    楽音情報のみを再生する再生制御手段とを備えたことを
    特徴とする楽音再生装置。
  2. 【請求項2】 前記選曲条件設定手段により設定される
    条件には利用者の条件も含まれていることを特徴とする
    請求項1に記載の楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 前記選曲条件設定手段は、利用者が任意
    に入力設定可能であるように構成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 前記選曲条件を設定するための選曲条件
    設定情報を記憶する設定情報記憶手段を備え、 前記選曲条件設定手段は、前記設定情報記憶手段に記憶
    された選曲条件設定情報に基づいて自動的に選曲条件を
    設定するように構成されていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の楽音再生装置。
  5. 【請求項5】 入力した利用者の音声を検出する検出手
    段と、 前記検出手段により検出した音声信号と楽音の採点基準
    信号とを比較することにより採点を実行する採点手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれかに記載の楽音再生装置。
  6. 【請求項6】 前記採点手段により採点された結果を、
    あらかじめ分けられた複数の組毎に集計する集計手段を
    備えたことを特徴とする請求項5に記載の楽音再生装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202082A (ja) * 2000-01-17 2001-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号編集装置および方法
US7019205B1 (en) 1999-10-14 2006-03-28 Sony Computer Entertainment Inc. Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
US7058462B1 (en) 1999-10-14 2006-06-06 Sony Computer Entertainment Inc. Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
CN105321510A (zh) * 2014-08-05 2016-02-10 乐视致新电子科技(天津)有限公司 一种调节卡拉ok状态参数的方法和装置

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