JPH11154614A - 路上用油入変圧器装置 - Google Patents
路上用油入変圧器装置Info
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- JPH11154614A JPH11154614A JP9334839A JP33483997A JPH11154614A JP H11154614 A JPH11154614 A JP H11154614A JP 9334839 A JP9334839 A JP 9334839A JP 33483997 A JP33483997 A JP 33483997A JP H11154614 A JPH11154614 A JP H11154614A
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- Pending
Links
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 4
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Landscapes
- Transformer Cooling (AREA)
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 路上用油入変圧器装置は油入変圧器と開閉器
が個々の収納箱に収納されるため気密箇所が多く、開閉
器の操作機構はメンテナンス時のグリスアップが不可欠
である。 【解決手段】 路上用油入変圧器装置１の引込み用開閉
器を真空開閉器３、４、保護装置を真空遮断器５とし、
油入変圧器２と真空開閉器３、４及び真空遮断器５を一
つの収納箱７に収納し、油入変圧器２の絶縁油９の中に
真空開閉器３、４及び真空遮断器５を没するように設置
する。
が個々の収納箱に収納されるため気密箇所が多く、開閉
器の操作機構はメンテナンス時のグリスアップが不可欠
である。 【解決手段】 路上用油入変圧器装置１の引込み用開閉
器を真空開閉器３、４、保護装置を真空遮断器５とし、
油入変圧器２と真空開閉器３、４及び真空遮断器５を一
つの収納箱７に収納し、油入変圧器２の絶縁油９の中に
真空開閉器３、４及び真空遮断器５を没するように設置
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器の一次側に
幹線引き込み用の開閉器と、変圧器保護用の保護開閉装
置とを設けた路上用油入変圧器装置に関する。
幹線引き込み用の開閉器と、変圧器保護用の保護開閉装
置とを設けた路上用油入変圧器装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図３において説明する。路
上用油入変圧器装置２０１は、幹線引込み用の開閉器と
しての気中開閉器２０３、２０４と、変圧器保護用の保
護開閉装置として高圧限流ヒューズ内蔵の高圧カットア
ウト２０５とを油入変圧器２０２の一次側に設けてい
る。前記気中開閉器２０３、２０４の二次側端子２０３
２、２０４２と前記高圧カットアウト２０５の一次側端
子２０５１とを絶縁母線２０６により接続し、高圧カッ
トアウト２０５の二次側端子２０５２を油入変圧器２０
２の一次側端子２０２１と接続している。
上用油入変圧器装置２０１は、幹線引込み用の開閉器と
しての気中開閉器２０３、２０４と、変圧器保護用の保
護開閉装置として高圧限流ヒューズ内蔵の高圧カットア
ウト２０５とを油入変圧器２０２の一次側に設けてい
る。前記気中開閉器２０３、２０４の二次側端子２０３
２、２０４２と前記高圧カットアウト２０５の一次側端
子２０５１とを絶縁母線２０６により接続し、高圧カッ
トアウト２０５の二次側端子２０５２を油入変圧器２０
２の一次側端子２０２１と接続している。
【０００３】幹線引込みにおいて、気中開閉器２０３、
２０４の一次側端子２０３１、２０４１にはケーブルが
接続され、気中開閉器２台のうちいずれか１台から供給
される電力は他方の気中開閉器を介して送り出される。
また、同時に高圧カットアウト２０５を通じて油入変圧
器２０２へ電力が供給される。油入変圧器２０２は、絶
縁油の劣化および水の浸入を防ぐため、気密構造の収納
箱２０７に収納し、気中開閉器２０３、２０４は、絶縁
物の劣化、水の浸入、小動物の侵入を防ぐため、密閉構
造の開閉器箱２０８に収納する。
２０４の一次側端子２０３１、２０４１にはケーブルが
接続され、気中開閉器２台のうちいずれか１台から供給
される電力は他方の気中開閉器を介して送り出される。
また、同時に高圧カットアウト２０５を通じて油入変圧
器２０２へ電力が供給される。油入変圧器２０２は、絶
縁油の劣化および水の浸入を防ぐため、気密構造の収納
箱２０７に収納し、気中開閉器２０３、２０４は、絶縁
物の劣化、水の浸入、小動物の侵入を防ぐため、密閉構
造の開閉器箱２０８に収納する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述のような路上用油
入変圧器装置においては、気中開閉器の電流遮断時に発
生するアークが変圧器の収納箱内の絶縁油の劣化および
引火を引き起こす可能性があるため、気中開閉器と油入
変圧器を同一収納箱内に収納できない。このため、気密
構造の変圧器の収納箱と密閉構造の開閉器箱との２箱構
造となり、気密箇所の増加がさけられず、信頼性向上の
妨げになっている。また、気中開閉器の操作機構は、摺
動、揺動を行うことから焼付防止のグリスが必要とな
り、メンテナンス時にグリス注油が必要である。また、
変圧器の地絡短絡保護に用いる高圧限流ヒューズは交換
が必要であり、一相のみが溶断した場合は欠相状態とな
り、例えばモータのような三相動力機器を焼損させる等
の課題があった。
入変圧器装置においては、気中開閉器の電流遮断時に発
生するアークが変圧器の収納箱内の絶縁油の劣化および
引火を引き起こす可能性があるため、気中開閉器と油入
変圧器を同一収納箱内に収納できない。このため、気密
構造の変圧器の収納箱と密閉構造の開閉器箱との２箱構
造となり、気密箇所の増加がさけられず、信頼性向上の
妨げになっている。また、気中開閉器の操作機構は、摺
動、揺動を行うことから焼付防止のグリスが必要とな
り、メンテナンス時にグリス注油が必要である。また、
変圧器の地絡短絡保護に用いる高圧限流ヒューズは交換
が必要であり、一相のみが溶断した場合は欠相状態とな
り、例えばモータのような三相動力機器を焼損させる等
の課題があった。
【０００５】本発明においては、気密箇所を低減し、メ
ンテナンス時のグリス注油が無く、地絡事故時に１相欠
相状態となることがない路上用油入変圧器装置を提供す
ることを目的としている。
ンテナンス時のグリス注油が無く、地絡事故時に１相欠
相状態となることがない路上用油入変圧器装置を提供す
ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、変圧器の収納箱中に、幹線引込み用の真
空開閉器と、変圧器保護開閉用の高圧カットアウトまた
は真空遮断器を設け、絶縁油に前記真空開閉器と真空遮
断器が没するようにしたことを特徴とする。
決するために、変圧器の収納箱中に、幹線引込み用の真
空開閉器と、変圧器保護開閉用の高圧カットアウトまた
は真空遮断器を設け、絶縁油に前記真空開閉器と真空遮
断器が没するようにしたことを特徴とする。
【０００７】このようにすると、気密構造の筺体が変圧
器の収納箱と共用となり、操作機構部も絶縁油中にあ
り、焼付防止のための、グリス注油の必要がなくなる。
また、請求項２の路上用油入変圧器装置においては、真
空遮断器が三相一括動作のため、一線地絡時に欠相する
ことがなくなる。
器の収納箱と共用となり、操作機構部も絶縁油中にあ
り、焼付防止のための、グリス注油の必要がなくなる。
また、請求項２の路上用油入変圧器装置においては、真
空遮断器が三相一括動作のため、一線地絡時に欠相する
ことがなくなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図１、
図２にもとづいて説明する。図１において、請求項１の
路上用油入変圧器装置１の油入変圧器２の中身２３の一
次側には引込み用の２つの真空開閉器３、４と変圧器保
護開閉用で高圧限流ヒューズを内蔵した高圧カットアウ
ト６を設けている。収納箱７の中に前記油入変圧器２の
中身２３を収納し、中身２３の一次側端子２１に高圧カ
ットアウト６の二次側端子６２を電気的に接続し、かつ
高圧カットアウト６を収納箱７の中に収納する。高圧カ
ットアウト６の一次側端子６１に真空開閉器３、４の二
次側端子３２、４２を電気的に接続し、かつ真空開閉器
３、４を収納箱７の中に収納する。真空開閉器３、４の
一次側端子３１、４１は幹線引込みケーブルが接続可能
な貫通形ブッシング８に接続されている。収納箱７の中
に、前記中身２３および真空開閉器３、４が没するよう
に絶縁油９を入れる。真空開閉器３、４の動作は、収納
箱７の壁面に貫通する操作軸１０を回動することにより
操作機構１１を動作せしめることにより行う。
図２にもとづいて説明する。図１において、請求項１の
路上用油入変圧器装置１の油入変圧器２の中身２３の一
次側には引込み用の２つの真空開閉器３、４と変圧器保
護開閉用で高圧限流ヒューズを内蔵した高圧カットアウ
ト６を設けている。収納箱７の中に前記油入変圧器２の
中身２３を収納し、中身２３の一次側端子２１に高圧カ
ットアウト６の二次側端子６２を電気的に接続し、かつ
高圧カットアウト６を収納箱７の中に収納する。高圧カ
ットアウト６の一次側端子６１に真空開閉器３、４の二
次側端子３２、４２を電気的に接続し、かつ真空開閉器
３、４を収納箱７の中に収納する。真空開閉器３、４の
一次側端子３１、４１は幹線引込みケーブルが接続可能
な貫通形ブッシング８に接続されている。収納箱７の中
に、前記中身２３および真空開閉器３、４が没するよう
に絶縁油９を入れる。真空開閉器３、４の動作は、収納
箱７の壁面に貫通する操作軸１０を回動することにより
操作機構１１を動作せしめることにより行う。
【０００９】図２において、請求項２の路上用油入変圧
器装置の一実施例の説明を行う。路上用油入変圧器装置
１０１の油入変圧器２の中身２３の一次側には、引込み
用の真空開閉器３、４と変圧器保護開閉用の真空遮断器
５を設けている。収納箱７の中に前記油入変圧器２の中
身２３を収納し、中身２３の一次側端子２１に真空遮断
器５の二次側端子５２を電気的に接続し、かつ真空しゃ
断器５を収納箱７の中に収納する。真空遮断器５の一次
側端子５１に真空開閉器３、４の二次側端子３２、４２
を電気的に接続し、かつ真空開閉器３、４を収納箱７の
中に収納する。真空開閉器３、４の一次側端子は、幹線
引込みケーブルが接続可能な貫通形ブッシング８に接続
されている。収納箱７の中に、前記中身２３および真空
開閉器３、４、さらに真空遮断器５が没するように絶縁
油９を入れる。真空開閉器３、４および真空遮断器５の
動作は、収納箱７の壁面に貫通する操作軸１０を回動す
ることにより操作機構１１を動作せしめることにより行
う。
器装置の一実施例の説明を行う。路上用油入変圧器装置
１０１の油入変圧器２の中身２３の一次側には、引込み
用の真空開閉器３、４と変圧器保護開閉用の真空遮断器
５を設けている。収納箱７の中に前記油入変圧器２の中
身２３を収納し、中身２３の一次側端子２１に真空遮断
器５の二次側端子５２を電気的に接続し、かつ真空しゃ
断器５を収納箱７の中に収納する。真空遮断器５の一次
側端子５１に真空開閉器３、４の二次側端子３２、４２
を電気的に接続し、かつ真空開閉器３、４を収納箱７の
中に収納する。真空開閉器３、４の一次側端子は、幹線
引込みケーブルが接続可能な貫通形ブッシング８に接続
されている。収納箱７の中に、前記中身２３および真空
開閉器３、４、さらに真空遮断器５が没するように絶縁
油９を入れる。真空開閉器３、４および真空遮断器５の
動作は、収納箱７の壁面に貫通する操作軸１０を回動す
ることにより操作機構１１を動作せしめることにより行
う。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油入変圧
器装置は、真空開閉器を油入変圧器の中身と同じ収納箱
に収納しても開閉部で発生するアークは開閉器の真空部
分だけに影響し、絶縁油を劣化させることが無く、収納
箱を一体にすることができ、気密箇所が減り信頼性が向
上する。また、真空開閉器、真空遮断器が絶縁油中に没
していることにより、摺動部と揺動部が潤滑され、注油
等のメンテナンスが不要となる。請求項２の路上用油入
変圧器装置においては、保護開閉装置である真空遮断器
が三相一括動作となることで欠相状態での電力を供給す
ることが無く、例えば、モータのような三相負荷を焼損
することが無くなり、ヒューズの交換も不要となる。
器装置は、真空開閉器を油入変圧器の中身と同じ収納箱
に収納しても開閉部で発生するアークは開閉器の真空部
分だけに影響し、絶縁油を劣化させることが無く、収納
箱を一体にすることができ、気密箇所が減り信頼性が向
上する。また、真空開閉器、真空遮断器が絶縁油中に没
していることにより、摺動部と揺動部が潤滑され、注油
等のメンテナンスが不要となる。請求項２の路上用油入
変圧器装置においては、保護開閉装置である真空遮断器
が三相一括動作となることで欠相状態での電力を供給す
ることが無く、例えば、モータのような三相負荷を焼損
することが無くなり、ヒューズの交換も不要となる。
【図１】本発明の請求項１の実施例の構成図
【図２】本発明の請求項２の実施例の構成図
【図３】従来の路上用油入変圧器装置の構成図
１，１０１，２０１ 路上用油入変圧器装置 ２ 油入変圧器 ２１ 一次側端子 ２３ 中身 ３ 真空開閉器 ３１ 一次側端子 ３２ 二次側端子 ４ 真空開閉器 ４１ 一次側端子 ４２ 二次側端子 ５ 真空遮断器 ５１ 一次側端子 ５２ 二次側端子 ６ 高圧カットアウト ６１ 一次側端子 ６２ 二次側端子 ７ 収納箱 ８ 貫通型ブッシング ９ 絶縁油 １０ 操作軸 １１ 操作機構
Claims (2)
- 【請求項１】 変圧器の一次側に幹線引込み用の開閉器
と、変圧器保護用の保護開閉装置とを設けた路上用油入
変圧器装置において、前記開閉器に真空開閉器を、前記
保護開閉装置に高圧限流ヒューズ内蔵の高圧カットアウ
トを使用し、これらを油入変圧器の収納箱の中に設置
し、該真空開閉器のみが変圧器の絶縁油中に没するよう
にしたことを特徴とする路上用油入変圧器装置。 - 【請求項２】 請求項１の路上用油入変圧器装置におい
て、変圧器保護用の保護開閉装置に真空遮断器を使用
し、該真空遮断器を油入変圧器の収納箱の中の絶縁油中
に没するように設置したことを特徴とする路上用油入変
圧器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9334839A JPH11154614A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 路上用油入変圧器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9334839A JPH11154614A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 路上用油入変圧器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11154614A true JPH11154614A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18281802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9334839A Pending JPH11154614A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 路上用油入変圧器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11154614A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009044906A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Daihen Corp | 路上設置形変圧器装置 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP9334839A patent/JPH11154614A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009044906A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Daihen Corp | 路上設置形変圧器装置 |
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