JPH11154547A - ケーブル接続装置 - Google Patents

ケーブル接続装置

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JPH11154547A
JPH11154547A JP9319452A JP31945297A JPH11154547A JP H11154547 A JPH11154547 A JP H11154547A JP 9319452 A JP9319452 A JP 9319452A JP 31945297 A JP31945297 A JP 31945297A JP H11154547 A JPH11154547 A JP H11154547A
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Yukio Tateno
幸男 舘野
Toshiaki Inamasu
利彬 稲益
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納架内の通信装置等に配線される内線ケー
ブルと、装置架外の装置に配線される外線ケーブルと
を、相互に接続するケーブル接続装置に関し、装置架内
の装置の実装効率を従来に比べ大幅に向上することがで
き、作業性良くケーブルを接続することができるケーブ
ル接続装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 装置架に近接して配置される収納ケース
内に、接続板本体を収納するとともに、接続板本体に、
装置架内の装置に配線される内線ケーブルと、外部の装
置に配線される外線ケーブルとを、相互に接続するケー
ブル接続部を形成してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納架内の通信装
置等に配線される内線ケーブルと、装置架外の装置に配
線される外線ケーブルとを、相互に接続するケーブル接
続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装置架に収納される通信装置等
と、装置架外の装置との接続は、図10に示すように、
一般に、装置架内のターミナル部により行われている。
図において、装置架1には、複数の通信装置3が収納さ
れており、装置架1の上部には、ターミナル部5が形成
されている。
【0003】ターミナル部5には所定間隔をおいて支柱
5aが配置され、この支柱5aには、複数のラッピング
端子7およびラッピング端子板9からなるケーブル接続
具11が固定されている。ラッピング端子7の装置架1
の背面1a側には、通信装置3から配線される内線ケー
ブル13が巻回されている。
【0004】ラッピング端子7の装置架1の前面1b側
には、装置架1の外部から配線される外線ケーブル15
が巻回されている。そして、ターミナル部5に固定され
るケーブル接続具11を介して、通信装置3から配線さ
れる内線ケーブル13と、装置架1の外部から配線され
る外線ケーブル15とが接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置架1内のターミナル部5に固定されたケ
ーブル接続具11では、ターミナル部5により、常に装
置架1内の所定の容積が占領されるため、装置架1内の
通信装置3の設置容積が制限され、通信装置3の実装効
率を向上できないという問題があった。
【0006】また、ターミナル部5が、装置架1の上部
に形成される場合には、ラッピング作業が、高所での作
業となり、危険を伴うという問題があった。そして、高
所でのラッピング作業により、作業者の神経が、脚立等
の足場に集中するため、作業性が悪くなり、誤配線が発
生する虞があった。同様に、ターミナル部5が、装置架
1の下部に形成されている場合には、作業者が身を屈め
てラッピング作業をしなくてはならず、作業性が悪くな
るという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、装置架内の装置の実装効率を従
来に比べ大幅に向上することができるとともに、作業性
良くケーブルを接続することができるケーブル接続装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のケーブル接続
装置は、装置架に近接して配置される収納ケース内に、
接続板本体を収納するとともに、前記接続板本体に、前
記装置架内の装置に配線される内線ケーブルと、外部の
装置に配線される外線ケーブルとを、相互に接続するケ
ーブル接続部を形成してなることを特徴とする。
【0009】請求項2のケーブル接続装置は、請求項1
記載のケーブル接続装置において、前記接続板本体を貫
通して、前記ケーブル接続部にラッピング端子を配置す
るとともに、前記ラッピング端子に、前記内線ケーブル
および前記外線ケーブルを接続してなることを特徴とす
る。請求項3のケーブル接続装置は、請求項2記載のケ
ーブル接続装置において、前記接続板本体の前記ケーブ
ル接続部に、所定の前記内線ケーブルと前記外線ケーブ
ルとを、開放・短絡自在に接続する切り分け機能付きコ
ネクタを配置してなることを特徴とする。
【0010】請求項4のケーブル接続装置は、請求項1
ないし請求項3のいずれか1項記載のケーブル接続装置
において、前記収納ケースに、前記接続板本体の一面側
に対向して開口部を形成するとともに、前記収納ケース
に前記接続板本体の両端を支持する案内部を形成し、前
記開口部に対応する形状の蓋部材を、前記収納ケースに
着脱自在に固定してなることを特徴とする。
【0011】請求項5のケーブル接続装置は、請求項4
記載のケーブル接続装置において、前記蓋部材および前
記収納ケースの外面に、相互に対向する平坦部を形成し
てなることを特徴とする。
【0012】(作用)請求項1のケーブル接続装置で
は、装置架に近接して接続板本体を収納する収納ケース
が配置され、この接続板本体に形成されるケーブル接続
部により、装置架の装置に配線される内線ケーブルと、
外部の装置に配線される外線ケーブルとが相互に接続さ
れるため、従来、装置架内に配置されていたターミナル
部等のケーブル接続部が、装置架の外に配置され、装置
架内の装置の実装効率が、大幅に向上可能にされる。
【0013】請求項2のケーブル接続装置では、接続板
本体を貫通して、ケーブル接続部にラッピング端子が配
置されるため、従来、作業性の悪かったラッピング作業
を容易に行うことが可能にされる。また、ラッピング作
業が容易にされるため、誤配線の発生が低減される。請
求項3のケーブル接続装置では、接続板本体のケーブル
接続部に、所定の内線ケーブルと外線ケーブルとを開放
・短絡自在に接続する切り分け機能付きコネクタが配置
されるため、従来、装置のプリント配線板等に固定され
ていた切り分け機能付きコネクタが装置からケーブル接
続装置内に移設可能にされ、従来に比べ、装置に搭載さ
れる部品の実装効率が向上される。
【0014】請求項4のケーブル接続装置では、収納ケ
ースに開口部が形成され、この開口部に蓋部材が着脱自
在に固定されるため、蓋部材を収納ケースから取り外す
だけで、容易に、内線ケーブルあるいは外線ケーブルの
接続が行われる。また、収納ケースに接続板本体の両端
を支持する案内部が形成されるため、接続板本体の収納
ケースへの出し入れが容易に行われ、接続板本体を収納
ケースに収納した後には、接続板本体が、確実に収納ケ
ースに支持される。
【0015】請求項5のケーブル接続装置では、収納ケ
ースおよび蓋部材の外面に、平坦部が形成されるため、
複数のケーブル接続装置が積層して配置可能にされ、限
られた空間内に、複数のケーブル接続装置が整然と配置
される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0017】図1ないし図3は、本発明のケーブル接続
装置の第1の実施形態(請求項1,請求項2,請求項4
に対応する)を示している。図において、天井空間ある
いは床下空間等の装置架21に近接する位置には、例え
ば、ABS樹脂等からなる収納ケース23が配置されて
いる。この収納ケース23は、扁平形状の円筒を軸長方
向Aに沿って切断した形状の半円筒部23aを有してお
り、この半円筒部23aにより開口部23bが形成され
ている。
【0018】半円筒部23aの装置架21側の端には、
漏斗状のケーブル取出口23cが、大径側を半円筒部2
3aに向けて形成されている。また、半円筒部23aの
横断面方向の両端には、軸長方向Aに沿って相互に対向
する案内溝23d,23dが形成されている。半円筒部
23aの案内溝23dの反対面には、案内溝23dと同
一方向に延在する係止凹溝23e,23eが形成されて
いる。
【0019】ケーブル取出口23cの大径側には、外周
に沿って薄肉部23fが形成され、この薄肉部23f上
に、係止凹部23gが形成されている。収納ケース23
の開口部23b側には、収納ケース23と同一材料から
なり、扁平形状の円筒を軸長方向Aに沿って切断した形
状の半円筒部25aを有する蓋部材25が配置されてい
る。
【0020】この半円筒部25aは、収納ケース23の
開口部23bに対応した形状に形成されている。蓋部材
25の装置架21と反対側には、漏斗状のケーブル取出
口25bが、大径側を半円筒部25aに向けて形成され
ている。
【0021】蓋部材25の半円筒部25aの横断面方向
の両端には、収納ケース23の係止凹溝23eに対応す
る係止凸溝25cが形成されている。また、半円筒部2
5aのケーブル取出口25bと反対側の端には、収納ケ
ース23の薄肉部23fに対応する薄肉部25dが形成
されている。この薄肉部25dの内側には、収納ケース
23の係止凹部23gに係止可能な形状の係止爪25e
が形成されている。
【0022】また、収納ケース23内には、接続板本体
27が、この接続板本体27の両端を案内溝23dに支
持して、摺動自在に配置されている。接続板本体27に
は、この接続板本体27を貫通して複数のラッピング端
子29が固定されており、これ等ラッピング端子29に
より、ケーブル接続部31が形成されている。
【0023】収納ケース23の半円筒部23a側に位置
するラッピング端子29には、装置架21内の通信装置
33に配線される内線ケーブル35が巻回されている。
収納ケース23の開口部23b側に位置するラッピング
端子29には、装置架21外の装置に配線される外線ケ
ーブル37が巻回されている。接続板本体27の収納ケ
ース23の軸長方向Aの両端には、内線ケーブル35お
よび外線ケーブル37を束縛状態で支持する支持金具3
9,39が取り付けられている。
【0024】上述したケーブル接続装置では、以下示す
ように、内線ケーブル35および外線ケーブル37の接
続作業が行われる。ここで、接続作業は、天井空間ある
いは床下空間のうち、作業者が作業を行いやすい場所で
行われる。接続作業では、先ず、蓋部材25が収納ケー
ス23から取り外され、収納ケース23のケーブル取出
口23cを挿通して、内線ケーブル35が収納ケース2
3内に導入される。
【0025】また、蓋部材25のケーブル取出口25b
を挿通して、外線ケーブル37が蓋部材25内に導入さ
れる。次に、内線ケーブル35が所定のラッピング端子
29に巻回される。この後に、内線ケーブル35が支持
金具39により束縛状態で支持される。次に、接続板本
体27の両端が収納ケース23の案内溝23dに沿って
摺動され、接続板本体27が収納ケース23に収納され
る。
【0026】次に、外線ケーブル37が所定のラッピン
グ端子29に巻回される。この後に、外線ケーブル37
が支持金具39により束縛状態で支持される。次に、蓋
部材25の係止凸溝25cが収納ケース23の係止凹溝
23eに沿って摺動され、収納ケース23の開口部23
bが蓋部材25により覆われる。そして、蓋部材25の
係止爪25eが収納ケース23の係止凹部23gに係止
され、蓋部材25が収納ケース23に着脱自在に固定さ
れ、内線ケーブル35および外線ケーブル37の接続作
業が完了する。
【0027】以上のように構成されたケーブル接続装置
では、装置架21に近接した位置に接続板本体27を収
納する収納ケース23を配置し、この接続板本体27に
形成されるケーブル接続部31により、装置架21の通
信装置33に配線される内線ケーブル35と、外部の装
置に配線される外線ケーブル37とを相互に接続したの
で、従来、装置架21内に配置していたターミナル部等
のケーブル接続部を、装置架の外に配置することがで
き、装置架21内の通信装置33の実装効率を、大幅に
向上することができる。
【0028】また、接続板本体27を貫通して、ケーブ
ル接続部31にラッピング端子29を配置したので、従
来、高所作業等により作業性の悪かったラッピング作業
を容易に行うことできる。
【0029】さらに、ラッピング作業を容易に行うこと
ができるため、誤配線の発生を防止することができる。
そして、収納ケース23に開口部23bを形成し、この
開口部23bに蓋部材25を着脱自在に固定したので、
蓋部材25を収納ケース23から取り外すだけで、容易
に、内線ケーブル35あるいは外線ケーブル37の接続
を行うことができる。
【0030】また、収納ケース23に接続板本体27の
両端を支持する案内溝23dを形成したので、接続板本
体27の収納ケース23への出し入れを容易に行うこと
ができ、接続板本体27を収納ケース23に収納した後
には、収納ケース23により、確実に支持することがで
きる。図4は、本発明のケーブル接続装置の第2の実施
形態(請求項3に対応する)を示している。
【0031】この実施形態では、接続板本体27の軸長
方向Aの両端側に、内線ケーブル35を巻回するラッピ
ング端子29と、外線ケーブル37を巻回するラッピン
グ端子29とが固定され、内線側ケーブル接続部31a
と外線側ケーブル接続部31bとが形成されている。内
線側ケーブル接続部31aと外線側ケーブル接続部31
bとの間には、内線ケーブル35と外線ケーブル37と
を開放・短絡自在に接続する切り分け機能付きコネクタ
41が配置されている。
【0032】切り分け機能付きコネクタ41の端子挿入
部41aには、内線ケーブル35と外線ケーブル37と
を接続するための短絡プラグ43の端子43aが、着脱
自在に固定されている。この短絡プラグ43には、接続
された配線の状態を調べるためのチェック端子43bが
形成されている。
【0033】図5は、切り分け機能付きコネクタ41,
短絡プラグ43および接続板本体27の接続状態を示し
ている。切り分け機能付きコネクタ41の端子挿入部4
1aには、接続板本体27側に向けて突出する4本のリ
ード端子41bが接続されている。また、短絡プラグ4
3の端子43aのうち、収納ケース23の軸長方向Aと
直角方向に位置する端子43aは、短絡プラグ43内で
相互に接続されている。
【0034】また、相互に接続された端子43aは、チ
ェック端子43bに接続されている。ここで、切り分け
機能付きコネクタ41のリード端子41bは、接続板本
体27に形成されるスルーホール27aにはんだ付けさ
れている。そして、リード端子41bは、各スルーホー
ル27aを介して、配線パターン27bに接続されてい
る。
【0035】各配線パターン27bは、図4に示したよ
うに、内線ケーブル35あるいは外線ケーブル37が巻
回されるラッピング端子29に接続されている。そし
て、短絡プラグ43を切り分け機能付きコネクタ41に
差し込むことにより、所定の内線ケーブル35と外線ケ
ーブル37とが相互に接続される。この実施形態のケー
ブル接続装置においても、第1の実施形態と同様の効果
を得ることができるが、この実施形態では、接続板本体
27のケーブル接続部31に、所定の内線ケーブル35
と外線ケーブル37とを開放・短絡自在に接続する切り
分け機能付きコネクタ41を配置したので、従来、通信
装置33のプリント配線板等に固定されていた切り分け
機能付きコネクタ41を通信装置33からケーブル接続
装置内に移設することができ、従来に比べ、通信装置3
3に搭載される部品の実装効率を向上することができ
る。
【0036】図6は、本発明のケーブル接続装置の第3
の実施形態(請求項5に対応する)を示している。この
実施形態では、収納ケース23の半円筒部23aおよび
蓋部材25の半円筒部25aが、横断面コ字状に形成さ
れ、収納ケース23および蓋部材25に、相互に対向す
る平坦部23h,25fが形成されている。
【0037】この実施形態のケーブル接続装置において
も、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる
が、この実施形態では、収納ケース23および蓋部材2
5の外面に、相互に対向する平坦部23h,25fを形
成したので、天井空間あるいは床下空間等に、複数のケ
ーブル接続装置を積層して配置することができ、限られ
た空間内に、ケーブル接続装置を整然と配置することが
できる。
【0038】なお、上述した第1の実施形態では、ラッ
ピング端子29に内線ケーブル35および外線ケーブル
37を巻回することにより、内線ケーブル35と外線ケ
ーブル37とを相互に接続した例について述べたが、本
発明はかかる実施形態に限定されるものでなく、例え
ば、図7に示すように、ラッピング端子29の収納ケー
ス23側を短く形成して内線ケーブル35をはんだ付け
45しても良く、この場合には、収納ケース23を平坦
化することができるため、ケーブル接続装置を薄型に
し、体積を小さくすることができる。
【0039】また、上述した第1の実施形態では、蓋部
材25に漏斗状のケーブル取出口25bを形成した例に
ついて述べたが、本発明はかかる実施形態に限定される
ものでなく、例えば、図8に示すように、ケーブル取出
口を軸長方向Aに沿って二分して、収納ケース23およ
び蓋部材25にケーブル取出口23j,25gを形成し
ても良く、この場合には、外線ケーブル37を接続する
際に、蓋部材25に挿通する必要がなくなるため、より
容易に、外線ケーブル37を、接続板本体27に接続す
ることができる。
【0040】そして、上述した第1の実施形態では、蓋
部材25の係止凸溝25cを収納ケース23の係止凹溝
23eに摺動して、蓋部材25を収納ケース23に取り
付けた例について述べたが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものでなく、例えば、図9に示すように、蓋
部材25および収納ケース23に、係止凸部25hおよ
び係止凹部23kを形成して、蓋部材25を収納ケース
23に取り付けても良い。
【0041】
【発明の効果】請求項1のケーブル接続装置では、装置
架に近接して接続板本体を収納する収納ケースを配置
し、この接続板本体に形成されるケーブル接続部によ
り、装置架の装置に配線される内線ケーブルと、外部の
装置に配線される外線ケーブルとを相互に接続したの
で、従来、装置架内に配置していたターミナル部等のケ
ーブル接続部を、装置架の外に配置することができ、装
置架内の装置の実装効率を、大幅に向上することができ
る。
【0042】請求項2のケーブル接続装置では、接続板
本体を貫通して、ケーブル接続部にラッピング端子を配
置したので、従来、高所作業等により作業性の悪かった
ラッピング作業を容易に行うことできる。また、ラッピ
ング作業を容易に行うことができるため、誤配線の発生
を防止することができる。
【0043】請求項3のケーブル接続装置では、接続板
本体のケーブル接続部に、所定の内線ケーブルと外線ケ
ーブルとを開放・短絡自在に接続する切り分け機能付き
コネクタを配置したので、従来、装置のプリント配線板
等に固定されていた切り分け機能付きコネクタを装置か
らケーブル接続装置内に移設することができ、従来に比
べ、装置に搭載される部品の実装効率を向上することが
できる。
【0044】請求項4のケーブル接続装置では、収納ケ
ースに開口部を形成し、この開口部に蓋部材を着脱自在
に固定したので、蓋部材を収納ケースから取り外すだけ
で、容易に、内線ケーブルあるいは外線ケーブルの接続
を行うことができる。また、収納ケースに接続板本体の
両端を支持する案内部を形成したので、接続板本体の収
納ケースへの出し入れを容易に行うことができ、接続板
本体を収納ケースに収納した後には、収納ケースによ
り、確実に支持することができる。
【0045】請求項5のケーブル接続装置では、収納ケ
ースおよび蓋部材の外面に、平坦部を形成したので、複
数のケーブル接続装置を積層して配置することができ、
限られた空間内に、ケーブル接続装置を整然と配置する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル接続装置の第1の実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】本発明のケーブル接続装置の第1の実施形態を
示す斜視図である。
【図3】図2の横断面図である。
【図4】本発明のケーブル接続装置の第2の実施形態を
示す分解斜視図である。
【図5】図4のケーブル接続部の配線の詳細を示す説明
図である。
【図6】本発明のケーブル接続装置の第3の実施形態を
示す分解斜視図である。
【図7】収納ケースを平坦化した例を示す横断面図であ
【図8】蓋部材のケーブル取出口を二分し、その一部を
収納ケース側に形成した例を示す側面図である。
【図9】収納ケースおよび蓋部材の係止構造の別の例を
示す側面図である。
【図10】従来のケーブル接続具を装置架のターミナル
部に固定した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 装置架 23 収納ケース 23b 開口部 23d 案内溝(案内部) 23h,25f 平坦部 25 蓋部材 27 接続板本体 29 ラッピング端子 31 ケーブル接続部 33 通信装置(装置) 35 内線ケーブル 37 外線ケーブル 41 切り分け機能付きコネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置架に近接して配置される収納ケース
    内に、接続板本体を収納するとともに、前記接続板本体
    に、前記装置架内の装置に配線される内線ケーブルと、
    外部の装置に配線される外線ケーブルとを、相互に接続
    するケーブル接続部を形成してなることを特徴とするケ
    ーブル接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブル接続装置におい
    て、 前記接続板本体を貫通して、前記ケーブル接続部にラッ
    ピング端子を配置するとともに、前記ラッピング端子
    に、前記内線ケーブルおよび前記外線ケーブルを接続し
    てなることを特徴とするケーブル接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のケーブル接続装置におい
    て、 前記接続板本体の前記ケーブル接続部に、所定の前記内
    線ケーブルと前記外線ケーブルとを、開放・短絡自在に
    接続する切り分け機能付きコネクタを配置してなること
    を特徴とするケーブル接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載のケーブル接続装置において、 前記収納ケースに、前記接続板本体の一面側に対向して
    開口部を形成するとともに、前記収納ケースに前記接続
    板本体の両端を支持する案内部を形成し、前記開口部に
    対応する形状の蓋部材を、前記収納ケースに着脱自在に
    固定してなることを特徴とするケーブル接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のケーブル接続装置におい
    て、 前記蓋部材および前記収納ケースの外面に、相互に対向
    する平坦部を形成してなることを特徴とするケーブル接
    続装置。
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