JPH09293570A - 情報ネットワーク用ソケット - Google Patents
情報ネットワーク用ソケットInfo
- Publication number
- JPH09293570A JPH09293570A JP8264794A JP26479496A JPH09293570A JP H09293570 A JPH09293570 A JP H09293570A JP 8264794 A JP8264794 A JP 8264794A JP 26479496 A JP26479496 A JP 26479496A JP H09293570 A JPH09293570 A JP H09293570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information network
- housing
- information
- network socket
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/22—Bases, e.g. strip, block, panel
- H01R9/24—Terminal blocks
- H01R9/2458—Electrical interconnections between terminal blocks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/16—Connectors or connections adapted for particular applications for telephony
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】迅速に整然と簡単に組み立てられる情報ネット
ワーク用ソケットを提供する。 【解決手段】情報ネットワーク用ソケットは金属製筐体
下部１１と回路基板１２と金属製筐体上部１３からな
る。まず筐体下部１１が壁に取り付けられ、次に情報ケ
ーブル３６の端部３７が筐体下部１１の支持面２７に抑
え付けられる。露出されたストランド５９は何等問題な
く上方に曲げることができる。続いて、回路基板１２が
組み込まれ、それぞれのストランド５９は切り欠き６１
を通して基板上面に導かれ、ワイヤーターミナル１４に
電気的に接続される。最後に、筐体上部１３が筐体下部
１１の上にかぶせられ、ねじ止めされる。通常のプラス
チックキャップはシールする。複数の情報ケーブルが何
等問題なく異なる向きで取り付け可能である。
ワーク用ソケットを提供する。 【解決手段】情報ネットワーク用ソケットは金属製筐体
下部１１と回路基板１２と金属製筐体上部１３からな
る。まず筐体下部１１が壁に取り付けられ、次に情報ケ
ーブル３６の端部３７が筐体下部１１の支持面２７に抑
え付けられる。露出されたストランド５９は何等問題な
く上方に曲げることができる。続いて、回路基板１２が
組み込まれ、それぞれのストランド５９は切り欠き６１
を通して基板上面に導かれ、ワイヤーターミナル１４に
電気的に接続される。最後に、筐体上部１３が筐体下部
１１の上にかぶせられ、ねじ止めされる。通常のプラス
チックキャップはシールする。複数の情報ケーブルが何
等問題なく異なる向きで取り付け可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製筐体下部
と、金属製筐体上部と、筐体下部と筐体上部の間に組み
込まれる回路基板とを有する情報ネットワーク用ソケッ
トに関する。
と、金属製筐体上部と、筐体下部と筐体上部の間に組み
込まれる回路基板とを有する情報ネットワーク用ソケッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】このようなソケットは壁に横たえて取り
付けられる。ここでいう壁とは、建物壁とケーブルダク
トの外壁のいずれであってもよい。マルチストランド
（複撚線）情報ケーブルは、壁またはケーブルダクトの
内部に組み込まれ、あるいは壁の外側に横たえて取り付
けられる（表面配線）。ソケットを組み付けるには、被
覆を剥いた線をワイヤーターミナルに電気的に接続する
とともに、また情報ケーブルのシールドを回路基板のフ
レームターミナルに電気的に接続する必要がある。その
準備として、最初に情報ケーブルの端部の外側の絶縁材
を取り除き、シールドを露出させる。続いて、シールド
の一部を取り除き、それぞれのストランドを広げられる
ようにする。通常のソケットでは、露出されたシールド
は回路基板の接地面に直接接続される。接続点の位置と
それぞれの導体をワイヤーターミナルに導く経路のため
に、電気的な接続の作業の一部の間は少なくとも回路基
板を手に持っていなければならない。ソケットは、電気
的な接続をとり金属製ボックスを組み立てた後で初め
て、壁に取り付けることができる。通常、最後にプラス
チックキャップがソケットの金属部品にかぶせられる。
迅速に組み立てた場合にも情報ケーブルを整然と整列さ
せることは難しい。さらに、情報ケーブルがソケットに
導かれる方向によって、情報ケーブルはしばしばプラス
チックキャップの内側で数回にわたり非常にきつく曲げ
られる。情報ケーブルをその先に延びてい別の情報ケー
ブルに接続する必要があるとき、組み立ては特に不都合
である。
付けられる。ここでいう壁とは、建物壁とケーブルダク
トの外壁のいずれであってもよい。マルチストランド
（複撚線）情報ケーブルは、壁またはケーブルダクトの
内部に組み込まれ、あるいは壁の外側に横たえて取り付
けられる（表面配線）。ソケットを組み付けるには、被
覆を剥いた線をワイヤーターミナルに電気的に接続する
とともに、また情報ケーブルのシールドを回路基板のフ
レームターミナルに電気的に接続する必要がある。その
準備として、最初に情報ケーブルの端部の外側の絶縁材
を取り除き、シールドを露出させる。続いて、シールド
の一部を取り除き、それぞれのストランドを広げられる
ようにする。通常のソケットでは、露出されたシールド
は回路基板の接地面に直接接続される。接続点の位置と
それぞれの導体をワイヤーターミナルに導く経路のため
に、電気的な接続の作業の一部の間は少なくとも回路基
板を手に持っていなければならない。ソケットは、電気
的な接続をとり金属製ボックスを組み立てた後で初め
て、壁に取り付けることができる。通常、最後にプラス
チックキャップがソケットの金属部品にかぶせられる。
迅速に組み立てた場合にも情報ケーブルを整然と整列さ
せることは難しい。さらに、情報ケーブルがソケットに
導かれる方向によって、情報ケーブルはしばしばプラス
チックキャップの内側で数回にわたり非常にきつく曲げ
られる。情報ケーブルをその先に延びてい別の情報ケー
ブルに接続する必要があるとき、組み立ては特に不都合
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、迅速
に整然と簡単に組み立てることができるとともに信号伝
達にとって許容できる状況を確実に作り出す一般的なソ
ケットを提供することである。
に整然と簡単に組み立てることができるとともに信号伝
達にとって許容できる状況を確実に作り出す一般的なソ
ケットを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的は請求項１の
装置によって達成される。
装置によって達成される。
【０００５】露出されたシールドを有する端部は筐体下
部の支持基部に締め付けられることにより電気的に接続
される。その際、筐体下部は壁に取り付けておくことが
できる。まず端部が筐体下部の正しい位置に固定される
ため、後の処置に影響されることなく情報ケーブルを整
然と横たえることができる。抑付部の後で広げられたそ
れぞれのストランドは問題なく上方に曲げることがで
き、それらは、回路基板が筐体下部に取り付けられたと
き、回路基板の切り欠きを通る。それぞれのストランド
の端部は両手でワイヤーターミナルに接続できる。この
場合、被覆されていないそれぞれのストランドの長さは
非常に短く、これは伝送損失と伝送歪みを最小にする。
最後に、金属製筐体上部それから通常通りプラスチック
キャップが取り付けられる。
部の支持基部に締め付けられることにより電気的に接続
される。その際、筐体下部は壁に取り付けておくことが
できる。まず端部が筐体下部の正しい位置に固定される
ため、後の処置に影響されることなく情報ケーブルを整
然と横たえることができる。抑付部の後で広げられたそ
れぞれのストランドは問題なく上方に曲げることがで
き、それらは、回路基板が筐体下部に取り付けられたと
き、回路基板の切り欠きを通る。それぞれのストランド
の端部は両手でワイヤーターミナルに接続できる。この
場合、被覆されていないそれぞれのストランドの長さは
非常に短く、これは伝送損失と伝送歪みを最小にする。
最後に、金属製筐体上部それから通常通りプラスチック
キャップが取り付けられる。
【０００６】請求項２の装置によれば、情報ケーブルを
より優しく横たえることができ、これは特に情報ケーブ
ルが壁から現れるときに有用である。
より優しく横たえることができ、これは特に情報ケーブ
ルが壁から現れるときに有用である。
【０００７】請求項３の装置によれば、一つの主方向か
ら来る二本の情報ケーブルを何等問題なく組み込むこと
ができる。
ら来る二本の情報ケーブルを何等問題なく組み込むこと
ができる。
【０００８】請求項４の装置によれば、逆向きの二つの
主方向から来る二本の情報ケーブルを何等問題なく組み
込むことができる。
主方向から来る二本の情報ケーブルを何等問題なく組み
込むことができる。
【０００９】請求項５または請求項６の装置によれば、
情報ケーブルの端部をきれいに並べて優しく抑え付ける
ことができる。
情報ケーブルの端部をきれいに並べて優しく抑え付ける
ことができる。
【００１０】請求項７の装置によれば、非常に便利に堅
固に締付ねじを固定することができる。
固に締付ねじを固定することができる。
【００１１】請求項８の装置によれば、非常に短く確実
な接地接続が行なえる。
な接地接続が行なえる。
【００１２】請求項９の装置によれば、二本の情報ケー
ブルを短い経路で接続できる。
ブルを短い経路で接続できる。
【００１３】請求項１０の装置によれば、適用可能な範
囲が広がる。
囲が広がる。
【００１４】請求項１１の装置によれば、組み付け時間
の短縮が促進される。
の短縮が促進される。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１に示すように、ソケットは、
金属製筐体下部１１と、回路基板１２と、金属製筐体上
部１３とを備えている。これらの部品を覆うプラスチッ
クキャップは、良く知られているので、ここではその詳
細については述べない。回路基板１２は多層構造で、フ
レーム電位にある二つの外側導体面と、それらの間を延
びる互いに絶縁された導体路とを有し、導体路はそれぞ
れのワイヤーターミナル１４とモジュラーソケット１５
とを公知の方法により電気的に接続している。ここで述
べたモジュラーソケット１５の代わりに他のタイプの情
報ソケット接続部を設けても一向に構わない。
金属製筐体下部１１と、回路基板１２と、金属製筐体上
部１３とを備えている。これらの部品を覆うプラスチッ
クキャップは、良く知られているので、ここではその詳
細については述べない。回路基板１２は多層構造で、フ
レーム電位にある二つの外側導体面と、それらの間を延
びる互いに絶縁された導体路とを有し、導体路はそれぞ
れのワイヤーターミナル１４とモジュラーソケット１５
とを公知の方法により電気的に接続している。ここで述
べたモジュラーソケット１５の代わりに他のタイプの情
報ソケット接続部を設けても一向に構わない。
【００１６】図２と図３に示すように、筐体下部１１は
底壁２６と二つの側壁２１と２２を有しており、底壁１
６は平坦な基面１７とその反対側の底上面１８を有し、
二つの側壁２１と２２は対称面１９に対して互いに反対
側に位置している。上面図から分かるように、筐体下部
１１はＴ字形状をしている。その理由は、そこに組み込
まれる回路基板１２は、ワイヤーターミナル１４の部分
がモジュラーソケット１５の部分よりもわずかに広いた
めである。図２と図３において、底壁１６は側壁２１と
２２よりも右側に延出している。その理由は、取付ねじ
（図示せず）による壁（特に示さない）への取り付けに
使用される二つの穴２３と２４は標準間隔を有してお
り、それが筐体下部の長さよりも長いからである。
底壁２６と二つの側壁２１と２２を有しており、底壁１
６は平坦な基面１７とその反対側の底上面１８を有し、
二つの側壁２１と２２は対称面１９に対して互いに反対
側に位置している。上面図から分かるように、筐体下部
１１はＴ字形状をしている。その理由は、そこに組み込
まれる回路基板１２は、ワイヤーターミナル１４の部分
がモジュラーソケット１５の部分よりもわずかに広いた
めである。図２と図３において、底壁１６は側壁２１と
２２よりも右側に延出している。その理由は、取付ねじ
（図示せず）による壁（特に示さない）への取り付けに
使用される二つの穴２３と２４は標準間隔を有してお
り、それが筐体下部の長さよりも長いからである。
【００１７】底壁１６の約四分の一のところには屋根形
状の支持基部２５が設けられており、その上端２６は基
面１７に平行で対称面１９に直交して延びている。対称
面１９の一方の側の支持基部２５には、二つのトラフ
（雨樋）形状の支持面２７と２８が形成されており、そ
れらの長手軸は互いに一致し、対称面１９に平行に延び
ている。二つの支持面２７と２８はそれぞれ反対方向に
底上面１８から３０°の傾斜角で共通の上端２６に向か
って上がっている。対称性により、対称面１９の他方の
側には、対応する支持面２９と３０がある。対称面１９
に対して互いに反対側に位置する支持面２７と２９の間
にある平坦中間面３１にはねじ孔３２が設けられてお
り、その軸は中間面３１に直交している。別のねじ孔３
４を有する平坦中間面３３が同様に対称面１９に対して
互いに反対側に位置する支持面２８と３０の間に位置し
ている。それぞれのねじ孔３２と３４にはねじ（図示せ
ず）をねじ込むことができ、このねじを用いて情報ケー
ブル３６の端部を抑える付ける抑付ブラケット３５（図
１に示される）を固定することができる。
状の支持基部２５が設けられており、その上端２６は基
面１７に平行で対称面１９に直交して延びている。対称
面１９の一方の側の支持基部２５には、二つのトラフ
（雨樋）形状の支持面２７と２８が形成されており、そ
れらの長手軸は互いに一致し、対称面１９に平行に延び
ている。二つの支持面２７と２８はそれぞれ反対方向に
底上面１８から３０°の傾斜角で共通の上端２６に向か
って上がっている。対称性により、対称面１９の他方の
側には、対応する支持面２９と３０がある。対称面１９
に対して互いに反対側に位置する支持面２７と２９の間
にある平坦中間面３１にはねじ孔３２が設けられてお
り、その軸は中間面３１に直交している。別のねじ孔３
４を有する平坦中間面３３が同様に対称面１９に対して
互いに反対側に位置する支持面２８と３０の間に位置し
ている。それぞれのねじ孔３２と３４にはねじ（図示せ
ず）をねじ込むことができ、このねじを用いて情報ケー
ブル３６の端部を抑える付ける抑付ブラケット３５（図
１に示される）を固定することができる。
【００１８】情報ケーブル３６の位置は図１に破線で概
略的に示されている。シールド３７に剥かれた端部は抑
付ブラケット３５によって支持面２７に抑え付けられ、
また情報ケーブル３６の別の部分は、特に図示しない
が、一般に入手可能なケーブルバインダーによって、底
上面１８の上にフックの様に突出したケーブル受け台３
８に固定される。底壁１６の別の位置にも同様のケーブ
ル受け台３９と４１と４２が設けられており、全部で四
本の情報ケーブルを同じ方法で筐体下部１１に取り付け
ることができる。しかし、実際に連結される情報ケーブ
ルはせいぜい二本であり、それらは反対向きに横たえる
ことができる。従って、図１に矢印で示されるように、
主方向４３と、これと反対向きの主方向４４とがあり、
これらはいずれも対称面１９に平行である。この場合、
主方向４３に沿って入って来る情報ケーブル（例えば３
６）は対称面１９の一方の側に固定することができ、同
様に主方向４３に沿って入って来る第二の情報ケーブル
（図示せず）を対称面１９の他方の側に、あるいは、主
方向４４に沿って入って来るもの第二の情報ケーブル
（図示せず）を同じく他方の側に固定することができ
る。二つの主方向４３と４４に沿って筐体下部１１に延
びる情報ケーブルは支持基部２５に固定されるまで曲げ
る必要はない。ところが実際には、情報ケーブルはケー
ブル受け台３８と３９と４１と４２のいずれかに固定さ
れた後に随意に横に曲げることができ、十分に大きい曲
げ半径で曲げることも可能とする。
略的に示されている。シールド３７に剥かれた端部は抑
付ブラケット３５によって支持面２７に抑え付けられ、
また情報ケーブル３６の別の部分は、特に図示しない
が、一般に入手可能なケーブルバインダーによって、底
上面１８の上にフックの様に突出したケーブル受け台３
８に固定される。底壁１６の別の位置にも同様のケーブ
ル受け台３９と４１と４２が設けられており、全部で四
本の情報ケーブルを同じ方法で筐体下部１１に取り付け
ることができる。しかし、実際に連結される情報ケーブ
ルはせいぜい二本であり、それらは反対向きに横たえる
ことができる。従って、図１に矢印で示されるように、
主方向４３と、これと反対向きの主方向４４とがあり、
これらはいずれも対称面１９に平行である。この場合、
主方向４３に沿って入って来る情報ケーブル（例えば３
６）は対称面１９の一方の側に固定することができ、同
様に主方向４３に沿って入って来る第二の情報ケーブル
（図示せず）を対称面１９の他方の側に、あるいは、主
方向４４に沿って入って来るもの第二の情報ケーブル
（図示せず）を同じく他方の側に固定することができ
る。二つの主方向４３と４４に沿って筐体下部１１に延
びる情報ケーブルは支持基部２５に固定されるまで曲げ
る必要はない。ところが実際には、情報ケーブルはケー
ブル受け台３８と３９と４１と４２のいずれかに固定さ
れた後に随意に横に曲げることができ、十分に大きい曲
げ半径で曲げることも可能とする。
【００１９】図２には情報ケーブルを供する別の方法の
可能性が示されている。底壁１６には、つなぎ目を壊す
ことにより除去可能な円形の輪郭の二つの領域４５と４
６が設けられている。従って、特殊工具を用いることな
く、必要に応じて底壁１６に穴を形成することができ、
その穴を通して壁またはケーブルダクトの中を通ってい
る情報ケーブルをボックスの中に導き入れることができ
る。
可能性が示されている。底壁１６には、つなぎ目を壊す
ことにより除去可能な円形の輪郭の二つの領域４５と４
６が設けられている。従って、特殊工具を用いることな
く、必要に応じて底壁１６に穴を形成することができ、
その穴を通して壁またはケーブルダクトの中を通ってい
る情報ケーブルをボックスの中に導き入れることができ
る。
【００２０】回路基板１２は底上面１８の上に、筐体下
部１１に固定される情報ケーブルのために必要な隙間を
確保する第一の間隔をおいて筐体下部１１に固定されな
ければならない。この間隔は、側壁２１と２２の端面４
７と４８および底上面１８から突出したピン５１の環状
面であるスペーサー部材によって定められる。またピン
５１は内側ねじからなるねじ取付部５２を有している。
支持基部２５の中央からは金属製ウェブ５３が上に延び
ており、スペーサー部材による第一の間隔をわずかに越
えて突出している。回路基板１２がスペーサー部材に当
てて固定されると、ウェブ５３の端面５４が回路基板１
２のその部分に露出している接地面を押し、その結果、
回路基板１２は応力を受けて若干上方に曲がる。これに
よって直接的が確実な接地接続が成される。
部１１に固定される情報ケーブルのために必要な隙間を
確保する第一の間隔をおいて筐体下部１１に固定されな
ければならない。この間隔は、側壁２１と２２の端面４
７と４８および底上面１８から突出したピン５１の環状
面であるスペーサー部材によって定められる。またピン
５１は内側ねじからなるねじ取付部５２を有している。
支持基部２５の中央からは金属製ウェブ５３が上に延び
ており、スペーサー部材による第一の間隔をわずかに越
えて突出している。回路基板１２がスペーサー部材に当
てて固定されると、ウェブ５３の端面５４が回路基板１
２のその部分に露出している接地面を押し、その結果、
回路基板１２は応力を受けて若干上方に曲がる。これに
よって直接的が確実な接地接続が成される。
【００２１】側壁２１と２２の端部には案内溝５５と５
６と５７と５８が設けられている。これらには必要に応
じて金属製横断板（図示せず）が差し込まれる。
６と５７と５８が設けられている。これらには必要に応
じて金属製横断板（図示せず）が差し込まれる。
【００２２】図１には情報ケーブル３６の何本かのスト
ランド５９が示されている。それらは回路基板１２に向
かって上方に延び、回路基板１２の二つの切り欠き６１
と６２の一方を通り、切り欠き６１と６２の近くの回路
基板１２の上面にあるワイヤーターミナル１４に電気的
に接続される。従って、それぞれのストランド５９は、
基板を回り込んで曲げられるのではなく、回路基板１２
の中央寄りの部分を横切る。ワイヤーターミナル１４は
上面に設けられているので、既に壁に確実にねじ止めさ
れた筐体下部１１の所定の絶縁位置に回路基板１２が支
持されたとき、それぞれのストランド５９を接続でき
る。電気的な接続をとった後、筐体下部１１に筐体上部
１３が取り付けられ、締め付けねじ（特に図示せず）に
より固定される。その際、ねじの軸部はピン５１のねじ
取付部５２にねじ込まれ、ねじの頭部は筐体上部１３の
支持面６３上に支持される。筐体下部１１と筐体上部１
３が一体に締め付けられたとき、その間に挟まれた回路
基板１２も同時に固定され、応力によりウェブ５３を押
す。筐体上部１３がモジュラーソケット１５のプラグ差
し込み口が通る切り欠き６４と６５を有している。筐体
上部１３の上面にはねじスリーブ６６が設けられてお
り、これにはプラスチックキャップ（図示せず）を取り
付けるための締め付けねじが係合される。
ランド５９が示されている。それらは回路基板１２に向
かって上方に延び、回路基板１２の二つの切り欠き６１
と６２の一方を通り、切り欠き６１と６２の近くの回路
基板１２の上面にあるワイヤーターミナル１４に電気的
に接続される。従って、それぞれのストランド５９は、
基板を回り込んで曲げられるのではなく、回路基板１２
の中央寄りの部分を横切る。ワイヤーターミナル１４は
上面に設けられているので、既に壁に確実にねじ止めさ
れた筐体下部１１の所定の絶縁位置に回路基板１２が支
持されたとき、それぞれのストランド５９を接続でき
る。電気的な接続をとった後、筐体下部１１に筐体上部
１３が取り付けられ、締め付けねじ（特に図示せず）に
より固定される。その際、ねじの軸部はピン５１のねじ
取付部５２にねじ込まれ、ねじの頭部は筐体上部１３の
支持面６３上に支持される。筐体下部１１と筐体上部１
３が一体に締め付けられたとき、その間に挟まれた回路
基板１２も同時に固定され、応力によりウェブ５３を押
す。筐体上部１３がモジュラーソケット１５のプラグ差
し込み口が通る切り欠き６４と６５を有している。筐体
上部１３の上面にはねじスリーブ６６が設けられてお
り、これにはプラスチックキャップ（図示せず）を取り
付けるための締め付けねじが係合される。
【００２３】本発明は上述の実施形態に限定されること
なく様々な変形が可能である。例えば、支持面２７と２
８と２９と３０は平面としてもよい。この場合、平面は
屋根状に傾斜させても、基面１７に平行にしてもよい。
（実施形態の様に）屋根状に傾斜させると、ねじ孔３２
と３４の軸が基面１７に対して傾くという利点がある。
このように締め付けねじを壁に対して傾けると、壁に当
たることのない調整範囲が広くなり、その結果、その径
が大きく異なる情報ケーブルを同じ締め付けねじで抑え
付けることができる。
なく様々な変形が可能である。例えば、支持面２７と２
８と２９と３０は平面としてもよい。この場合、平面は
屋根状に傾斜させても、基面１７に平行にしてもよい。
（実施形態の様に）屋根状に傾斜させると、ねじ孔３２
と３４の軸が基面１７に対して傾くという利点がある。
このように締め付けねじを壁に対して傾けると、壁に当
たることのない調整範囲が広くなり、その結果、その径
が大きく異なる情報ケーブルを同じ締め付けねじで抑え
付けることができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、迅速に整然と簡単に組
み立てられる情報ネットワーク用ソケットが提供され
る。
み立てられる情報ネットワーク用ソケットが提供され
る。
【図１】本発明の実施の形態の情報ネットワーク用ソケ
ットの分解斜視図である。
ットの分解斜視図である。
【図２】図１に示される筐体下部の上面図である。
【図３】図２の筐体下部の３−３面による断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １１ 筐体下部 １２ 回路基板 １３ 筐体上部 １４ ワイヤーターミナル １５ モジュラーソケット １７ 基面 １８ 底上面 ２５ 支持基部 ６１，６２ 切り欠き
Claims (11)
- 【請求項１】壁に横たえて取り付けるための基面（１
７）を有する金属製筐体下部（１１）と、金属製筐体上
部（１３）と、筐体下部と筐体上部の間に組み込まれる
回路基板（１２）とを有する情報ネットワーク用ソケッ
トであって、回路基板（１２）が、少なくとも一つの情
報ソケット接続部（１５）と、マルチストランド（複撚
線）情報ケーブルのそれぞれのストランド（撚線）が接
続される複数のワイヤーターミナル（１４）とを有して
いる情報ネットワーク用ソケットにおいて、基面（１
７）の反対側の筐体下部（１１）の底上面（１８）には
情報ケーブル（３６）の端部（３７）が抑え付けられる
支持基部（２５）が設けられており、回路基板（１２）
は第一の間隔をおいて底上面（１８）に平行に配置され
ており、底上面（１８）に対向する面の反対側の回路基
板（１２）の上面にはワイヤーターミナル（１４）が回
路基板（１２）の少なくとも一つの切り欠き（６１，６
２）の近くに設けられており、支持基部（２５）はそこ
に取り付けられた情報ケーブル（３６）の端部から延び
るそれぞれのストランド（５９）がその上に位置する切
り欠き（６１，６２）を通ってワイヤーターミナル（１
４）に達する位置に設けられていることを特徴とする情
報ネットワーク用ソケット。 - 【請求項２】請求項１に記載の情報ネットワーク用ソケ
ットにおいて、支持基部（２５）は情報ケーブル（３
６）の端部（３７）のための支持面（２７）を有し、こ
の支持面は底上面（１８）から回路基板（１２）の方向
に斜めに上がっていることを特徴とする情報ネットワー
ク用ソケット。 - 【請求項３】請求項２に記載の情報ネットワーク用ソケ
ットにおいて、筐体下部（１１）は基面（１７）に直交
する対称面（１９）に対して鏡映対称に作られており、
支持面（２７，２９）は対称面（１９）の両側に一つず
つ配置されていることを特徴とする情報ネットワーク用
ソケット。 - 【請求項４】請求項３に記載の情報ネットワーク用ソケ
ットにおいて、屋根の形状で互いに向き合った二つの支
持面（２７，２８；２９，３０）が対称面（１９）の両
側に一組ずつ設けられていることを特徴とする情報ネッ
トワーク用ソケット。 - 【請求項５】請求項２に記載の情報ネットワーク用ソケ
ットにおいて、支持面（２７）がトラフ（雨樋）形状に
成形されていることを特徴とする情報ネットワーク用ソ
ケット。 - 【請求項６】請求項３または請求項４に記載の情報ネッ
トワーク用ソケットにおいて、支持面（２７，２８，２
９，３０）がトラフ（雨樋）形状に成形されており、ト
ラフの長手軸は対称面（１９）に平行に延びていること
を特徴とする情報ネットワーク用ソケット。 - 【請求項７】請求項３または請求項４に記載の情報ネッ
トワーク用ソケットにおいて、ねじ孔（３２，３４）が
対称面（１９）の両側に位置する二つの支持面（２７，
２９；２８，３０）の間に設けられていることを特徴と
する情報ネットワーク用ソケット。 - 【請求項８】請求項１に記載の情報ネットワーク用ソケ
ットにおいて、支持基部（２５）から回路基板（１２）
の方向に金属製ウェブ（５３）が延びており、これはソ
ケットが組み立てられた状態において回路基板（１２）
の接地面を押し応力を与えることを特徴とする情報ネッ
トワーク用ソケット。 - 【請求項９】請求項３または請求項４に記載の情報ネッ
トワーク用ソケットにおいて、回路基板（１２）は組み
込まれた際に対称面（１９）の両側に位置する二つの切
り欠き（６１，６２）を有していることを特徴とする情
報ネットワーク用ソケット。 - 【請求項１０】請求項１に記載の情報ネットワーク用ソ
ケットにおいて、ケーブルブッシングを追加形成するた
め、つなぎ目を壊すことにより除去可能な少なくとも一
つの領域（４５，４６）が筐体下部（１１）の底壁（１
６）に設けられていることを特徴とする情報ネットワー
ク用ソケット。 - 【請求項１１】上述の請求項のいずれかに記載の情報ネ
ットワーク用ソケットにおいて、筐体下部（１１）の底
壁（１６）は筐体下部（１１）を壁に横たえて取り付け
るねじのための穴（２３，２４）を有しており、筐体下
部（１１）は回路基板（１２）を底上面（１８）から前
述の第一の間隔を置いて横たえるスペーサー部材（４
７，４８，５１）を有しており、筐体下部（１１）はね
じ取付部（５２）を有し、その中には締付ねじの軸部が
ねじ込まれ、締付ねじの頭は筐体上部（１３，６３）に
支持され、筐体下部に筐体上部が固定されると同時に回
路基板が二つの筐体部の間に固定されることを特徴とす
る情報ネットワーク用ソケット。
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