JPH11153525A - 排ガスサンプリング装置 - Google Patents
排ガスサンプリング装置Info
- Publication number
- JPH11153525A JPH11153525A JP33780197A JP33780197A JPH11153525A JP H11153525 A JPH11153525 A JP H11153525A JP 33780197 A JP33780197 A JP 33780197A JP 33780197 A JP33780197 A JP 33780197A JP H11153525 A JPH11153525 A JP H11153525A
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- JP
- Japan
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- sampling
- gas
- exhaust gas
- sample
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力変動が激しいサンプリングポイントから
サンプルガスを一定流量供給できるようにした排ガスサ
ンプリング装置を提供する。 【解決手段】 排気の一部を吸気に戻すようにした排気
再循環型エンジンのその吸気口６の近傍にサンプル採取
口１２を設け、そのサンプル採取口１２とガス分析計１
６とを接続するサンプリングライン１３にサンプリング
量を一定にするためのベンチュリ管１４と吸引ポンプ１
５とを設けている。
サンプルガスを一定流量供給できるようにした排ガスサ
ンプリング装置を提供する。 【解決手段】 排気の一部を吸気に戻すようにした排気
再循環型エンジンのその吸気口６の近傍にサンプル採取
口１２を設け、そのサンプル採取口１２とガス分析計１
６とを接続するサンプリングライン１３にサンプリング
量を一定にするためのベンチュリ管１４と吸引ポンプ１
５とを設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の排ガス等の
サンプリングをおこなうための装置に関する。
サンプリングをおこなうための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】圧力変化を伴うサンプルガスをガス分析
計に一定流量導入するようにしたサンプリング装置とし
ては、従来、例えば図３に示されるような構成のものが
ある。同図にて、符号ａはサンプリングライン、ｂはサ
ンプリングポイント、ｃはフィルタ、ｄは圧力調整弁、
ｅは圧力計、ｆはポンプ、ｇはガス分析計であり、その
圧力調整弁ｄと圧力計ｅとによって真空調圧器を構成し
ている。
計に一定流量導入するようにしたサンプリング装置とし
ては、従来、例えば図３に示されるような構成のものが
ある。同図にて、符号ａはサンプリングライン、ｂはサ
ンプリングポイント、ｃはフィルタ、ｄは圧力調整弁、
ｅは圧力計、ｆはポンプ、ｇはガス分析計であり、その
圧力調整弁ｄと圧力計ｅとによって真空調圧器を構成し
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサンプ
リング装置では、その真空調圧器が高値であり、また、
圧力計ｅの指示を確認しつつ圧力の調整をおこなうた
め、その調圧操作が面倒であり、特に、サンプルガスの
圧力変動が激しい場合には、充分に追従できないことも
あり、また、サンプルガス中に含まれているダストによ
って真空調圧器の内部が汚れ調圧精度が低下しやすい等
々の難点があった。
リング装置では、その真空調圧器が高値であり、また、
圧力計ｅの指示を確認しつつ圧力の調整をおこなうた
め、その調圧操作が面倒であり、特に、サンプルガスの
圧力変動が激しい場合には、充分に追従できないことも
あり、また、サンプルガス中に含まれているダストによ
って真空調圧器の内部が汚れ調圧精度が低下しやすい等
々の難点があった。
【０００４】ところで、排気の一部を吸気に戻すように
した排気再循環（Exhaust Gas Recirculation;ＥＧＲ）
型のエンジンでは、そのＥＧＲ量が燃焼温度や燃焼速度
に関係するため、吸気口近傍にサンプリングポイントを
設定してＥＧＲ量の監視をおこなう必要がある。しか
し、上述した理由等により、従来のサンプリング装置を
そのままこのような目的に使用するのは好ましくなく、
その対策が求められていた。
した排気再循環（Exhaust Gas Recirculation;ＥＧＲ）
型のエンジンでは、そのＥＧＲ量が燃焼温度や燃焼速度
に関係するため、吸気口近傍にサンプリングポイントを
設定してＥＧＲ量の監視をおこなう必要がある。しか
し、上述した理由等により、従来のサンプリング装置を
そのままこのような目的に使用するのは好ましくなく、
その対策が求められていた。
【０００５】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
圧力変動が激しいサンプリングポイントからサンプルガ
スを一定流量供給できるようにした排ガスサンプリング
装置を提供することを目的としている。
圧力変動が激しいサンプリングポイントからサンプルガ
スを一定流量供給できるようにした排ガスサンプリング
装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、排気の一部を吸気に戻すようにした排気再循環型エ
ンジンのその吸気口近傍にサンプル採取口を設け、その
サンプル採取口とガス分析計との間に設けたサンプリン
グラインにサンプリング量を一定にするためのベンチュ
リ管と吸引ポンプとを設けてなることを特徴としてい
る。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、排気の一部を吸気に戻すようにした排気再循環型エ
ンジンのその吸気口近傍にサンプル採取口を設け、その
サンプル採取口とガス分析計との間に設けたサンプリン
グラインにサンプリング量を一定にするためのベンチュ
リ管と吸引ポンプとを設けてなることを特徴としてい
る。
【０００７】吸引ポンプによってベンチュリ管内でサン
プルガスが音速に達するまで吸引すれば、圧力変動の激
しい吸気口近傍からサンプリングしても、ガス分析計に
常に一定流量のサンプルガスを導入することができる。
プルガスが音速に達するまで吸引すれば、圧力変動の激
しい吸気口近傍からサンプリングしても、ガス分析計に
常に一定流量のサンプルガスを導入することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に本発明の排ガスサンプリン
グ装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
１は排ガスサンプリング装置の基本的な構成を示し、符
号１はＥＧＲ型エンジンのシリンダ、２はピストン、３
は燃焼室、４は点火プラグ、５は吸気管、６は吸気口、
７は吸気バルブ、８は排気導出口、９は排気管、１０は
排気導入口、１１は排気導入口１０と排気導出口８とを
連通する再循環パイプ、１２は吸気口６の近傍に設けた
サンプル採取口、１３はサンプリングライン、１４はベ
ンチュリ管、１５は吸引ポンプ、１６はガス分析計であ
る。
グ装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
１は排ガスサンプリング装置の基本的な構成を示し、符
号１はＥＧＲ型エンジンのシリンダ、２はピストン、３
は燃焼室、４は点火プラグ、５は吸気管、６は吸気口、
７は吸気バルブ、８は排気導出口、９は排気管、１０は
排気導入口、１１は排気導入口１０と排気導出口８とを
連通する再循環パイプ、１２は吸気口６の近傍に設けた
サンプル採取口、１３はサンプリングライン、１４はベ
ンチュリ管、１５は吸引ポンプ、１６はガス分析計であ
る。
【０００９】上述のような構成では、排気の一部が混合
された混合気をサンプルガスとして吸気側でサンプリン
グするためサンプルガスの圧力変動が激しいが、吸引ポ
ンプ１５によりベンチュリ管１４内でサンプルガスが音
速に達するまで吸引することによって、常に一定流量の
サンプルガスをガス分析計１６に導入することができ
る。
された混合気をサンプルガスとして吸気側でサンプリン
グするためサンプルガスの圧力変動が激しいが、吸引ポ
ンプ１５によりベンチュリ管１４内でサンプルガスが音
速に達するまで吸引することによって、常に一定流量の
サンプルガスをガス分析計１６に導入することができ
る。
【００１０】そのベンチュリ管１５は構造が簡易であ
り、異物の堆積が少なく、かつ、圧力損失が小さく、ま
た、耐久性があるため、メンテナンス周期が大幅に伸長
し、高い信頼性を維持することができる。また、調圧部
品が不要で、煩雑な調圧操作も不要となり、部品点数も
少なくなり、コスト安を実現することができる。
り、異物の堆積が少なく、かつ、圧力損失が小さく、ま
た、耐久性があるため、メンテナンス周期が大幅に伸長
し、高い信頼性を維持することができる。また、調圧部
品が不要で、煩雑な調圧操作も不要となり、部品点数も
少なくなり、コスト安を実現することができる。
【００１１】図２はより具体的な実施形態を示し、符号
２１はボールバルブ、２２はオイルキャッチャー、２
３，２４は電磁開閉弁、２５はエアフィルタ、２６はバ
イパス排気ライン、２７はチェックバルブ、２８は排気
口、２９は電子冷却式除湿器、３０はドレン用バイパ
ス、３１はドレン用フィルタ、３２はキャピラリ、３３
は電磁弁ユニット、３４はチェックガス入口、３５はゼ
ロガス入口、３６はスパンガス入口、３７はフィルタ、
３８は電磁開閉弁であり、そのガス分析計１６は非分散
赤外線吸収型（ＮＤＩＲ型）で、測定成分はＣＯ2 、測
定濃度は標準：１〜２０％の１〜４レンジ、再現性はフ
ルスケールの±１％以内、ゼロドリフトはフルスケール
の±１％／８ｈｒである。
２１はボールバルブ、２２はオイルキャッチャー、２
３，２４は電磁開閉弁、２５はエアフィルタ、２６はバ
イパス排気ライン、２７はチェックバルブ、２８は排気
口、２９は電子冷却式除湿器、３０はドレン用バイパ
ス、３１はドレン用フィルタ、３２はキャピラリ、３３
は電磁弁ユニット、３４はチェックガス入口、３５はゼ
ロガス入口、３６はスパンガス入口、３７はフィルタ、
３８は電磁開閉弁であり、そのガス分析計１６は非分散
赤外線吸収型（ＮＤＩＲ型）で、測定成分はＣＯ2 、測
定濃度は標準：１〜２０％の１〜４レンジ、再現性はフ
ルスケールの±１％以内、ゼロドリフトはフルスケール
の±１％／８ｈｒである。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排ガスサ
ンプリング装置によれば、排気再循環型エンジンの吸気
口近傍からサンプリングしたサンプルガスをベンチュリ
管を経由させてガス分析計に導入するので、面倒な調圧
操作を要することなく、常に一定流量のサンプルガスを
ガス分析計に導入することができる。そのベンチュリ管
は構造が簡易であり、異物の堆積が少なく、かつ、圧力
損失が小さいため、ランニングコストが安く、また、耐
久性もあり、メンテナンス周期が伸長する。そして、調
圧部品が不要となり、部品点数も少なくなり、コスト安
を実現することができる。
ンプリング装置によれば、排気再循環型エンジンの吸気
口近傍からサンプリングしたサンプルガスをベンチュリ
管を経由させてガス分析計に導入するので、面倒な調圧
操作を要することなく、常に一定流量のサンプルガスを
ガス分析計に導入することができる。そのベンチュリ管
は構造が簡易であり、異物の堆積が少なく、かつ、圧力
損失が小さいため、ランニングコストが安く、また、耐
久性もあり、メンテナンス周期が伸長する。そして、調
圧部品が不要となり、部品点数も少なくなり、コスト安
を実現することができる。
【図１】本発明の排ガスサンプリング装置の一実施形態
を示す基本的な構成図である。
を示す基本的な構成図である。
【図２】同より詳細な実施形態を示す構成図である。
【図３】従来のガスサンプリング装置の一例を示す構成
図である。
図である。
６…吸気口、１２…サンプル採取口、１３…サンプリン
グライン、１４…ベンチュリ管、１５…吸引ポンプ。
グライン、１４…ベンチュリ管、１５…吸引ポンプ。
Claims (1)
- 【請求項１】 排気の一部を吸気に戻すようにした排気
再循環型エンジンのその吸気口近傍にサンプル採取口を
設け、そのサンプル採取口とガス分析計との間に設けた
サンプリングラインにサンプリング量を一定にするため
のベンチュリ管と吸引ポンプとを設けてなることを特徴
とする排ガスサンプリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33780197A JPH11153525A (ja) | 1997-11-22 | 1997-11-22 | 排ガスサンプリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33780197A JPH11153525A (ja) | 1997-11-22 | 1997-11-22 | 排ガスサンプリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11153525A true JPH11153525A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18312103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33780197A Pending JPH11153525A (ja) | 1997-11-22 | 1997-11-22 | 排ガスサンプリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11153525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4925489B1 (ja) * | 2011-08-02 | 2012-04-25 | 株式会社ベスト測器 | ガス分析装置 |
| AT12312U3 (de) * | 2011-11-24 | 2012-09-15 | Avl List Gmbh | Messgas-pumpe |
-
1997
- 1997-11-22 JP JP33780197A patent/JPH11153525A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4925489B1 (ja) * | 2011-08-02 | 2012-04-25 | 株式会社ベスト測器 | ガス分析装置 |
| AT12312U3 (de) * | 2011-11-24 | 2012-09-15 | Avl List Gmbh | Messgas-pumpe |
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