JPH11152914A - 共同住宅 - Google Patents

共同住宅

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JPH11152914A
JPH11152914A JP31801497A JP31801497A JPH11152914A JP H11152914 A JPH11152914 A JP H11152914A JP 31801497 A JP31801497 A JP 31801497A JP 31801497 A JP31801497 A JP 31801497A JP H11152914 A JPH11152914 A JP H11152914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
entrance
floor
walls
common entrance
Prior art date
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Pending
Application number
JP31801497A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takeuchi
弘 竹内
Atsushi Mikuriya
淳 御厨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅本体内に掃除道具、スキー板などの大きい
もの、レジャー用品、住居内収納スペースで納まりきら
ないものなどを入れる収納庫を組み込んだ共同住宅を提
供する。 【解決手段】共用玄関の出入口1における左右両側の外
壁2から袖壁4,4を外向きに突出して形成し、袖壁の
外端を互いの方向に折り曲げて前壁7,7を形成し、前
壁の内端を建物本体の方へ折り曲げて内壁58,58を
形成し、これら外壁2と袖壁4と前壁7と内壁58によ
り閉じた断面形状の角筒体40を形成し、角筒体40を
共用玄関の出入口の左右両側が膨らむように一階から二
階の屋根部にまで立ち上げ、共用玄関の出入口における
左右両側で、角筒体40の内部を収納庫8とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経済的にも豊かな
共働き夫婦からニューファミリーまでを対象にした高級
アパートとしての共同住宅に関するもので、特に共同住
宅本体に収納庫を組み込んだ共同住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の共同住宅では、掃除道具やスキー
板などの大きいもの、レジャー用品などの外で使うも
の、住居内収納スペースで収まりきらないものなどを収
容する収納庫を住宅本体に組み込んだものはなかった。
それで、掃除道具などの備品は、専用の外部ストッカー
を別途準備し、外部ストッカー内に掃除道具などを収容
し、この外部ストッカーを廊下や踊り場、その他玄関ホ
ールの隅などに設置していた。もしくは、外部ストッカ
ーがない場合は、各戸の玄関先に表出させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の共同住宅は、掃
除道具などを収容する収納庫を住宅本体に組み込んでい
ないため、廊下や踊り場、その他玄関ホールの隅などに
掃除道具などを入れた外部ストッカーを設置することを
余儀なくされていた。この外部ストッカーは、廊下や踊
り場、その他玄関ホールの通路にはみ出して通行の邪魔
になるという問題点があった。また、廊下や踊り場、そ
の他玄関ホールの通路に前記外部ストッカーが露出して
いるため、体裁が悪く、高級アパートとして格が下がる
という問題点があった。
【0004】また、スキー板などの大きいもの、レジャ
ー用品などの日常的に使わないようなものも住居内の収
納スペースに納めなければならないため、収納スペース
が不足するという慢性的な問題点を抱えていた。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものであり、共同住宅本体に収納庫を組み込
み、掃除道具などを体裁よく収容することができ、また
同時により広い収納スペースを確保した共同住宅を提供
することを目的とする。そして、この収納庫を共同住宅
本体の外壁より突出させて組み込むことにより、共同住
宅本体の外部に凹凸部が形成でき、重厚感が増大した共
同住宅を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明の請求項1に記載の発明は、共用玄関の
出入口における両側の外壁から袖壁を外向きに突出し、
この袖壁の外端を互いの方向に折り曲げた前壁を形成
し、前壁の内端を建物本体の方へ折り曲げて外壁と連結
させた内壁を形成し、これら外壁と袖壁と前壁と内壁に
より閉じた断面形状の角筒体を形成し、この角筒体を共
用玄関の出入口の周囲が膨らむように一階から立ち上
げ、共用玄関の出入口の左右で、この角筒体の内部を収
納庫となしたことを特徴とする。
【0007】また請求項2記載の発明は、共用玄関の出
入口における両側の外壁から二階の外壁にわたって袖壁
を外向きに突出し、この袖壁の外端を互いの方向に折り
曲げた前壁を形成し、前壁の内端を建物本体の方へ折り
曲げて外壁と連結させた内壁を形成し、これら外壁と袖
壁と前壁と内壁により閉じた断面形状の角筒体を形成
し、この角筒体を共用玄関の出入口の左右および共用玄
関の出入口の上方に設けた踊り場の周囲が膨らむように
一階から二階の屋根部にまで立ち上げ、共用玄関の出入
口の左右および踊り場の左右で、それぞれこの角筒体の
内部を収納庫となしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面に基づき本発明
の共同住宅の実施形態の一例について詳細に説明する。
【0009】図1は、共同住宅の共用玄関方向より見た
斜視図である。この共同住宅は、二階建て内階段タイプ
の高級アパートである。この共同住宅は、共用玄関の左
右を膨らむように角筒体となし、この角筒体を一階から
二階の屋根部にまで立ち上げたものである。共用玄関の
出入口1は、一階の外壁2に設け、図3に示すよう共用
玄関の出入口1の周囲が膨らむように突出させている。
つまり、共用玄関の出入口1の左右の外壁2から袖壁
4,4を外向きに突出して形成し、この袖壁4,4の外
端を互いの方向に折り曲げて前壁7,7を形成し、前壁
7,7の内端をそれぞれ建物本体の方へ折り曲げて外壁
2に連結させた内壁58,58を形成している。袖壁
4,4は二階の外壁2から突出させた袖壁41,41と
連続させて、軒下までの高さとしてもよく、図2に示す
ように踊り場5の上方までの高さにしてもよい。また、
本実施形態では二階の袖壁41,41と一階の袖壁4,
4とを連続させたが、見切り縁や胴縁などを介在させて
連続させてもよい。
【0010】このように、外壁2と袖壁4と前壁7と内
壁58により、共用玄関の出入口1の左右に、閉じた断
面形状の角筒体40が形成される。この角筒体40の内
部が掃除道具の他にスキー板などの大きいもの、レジャ
ー用品などの外で使うものなど、住居内収納スペースで
収まりきらないものなどを収容する収納庫8とされる。
角筒体40の内壁58の一部を切り欠き、収納庫8に掃
除道具などを出し入れする開口81を形成している。開
口81には開閉扉82を設けている。開閉扉82は片開
き式でも両開き式でもよい。
【0011】前記した踊り場5は、共用玄関の出入口1
に続く玄関ホール51の一階と二階の階段の途中に設け
た平らな場所である。この踊り場5は、玄関ホール51
の上方に設けられている。例えば、図3に示すように、
玄関ホール51の正面より見た右隅の後方における一階
の床52から図4に示す踊り場5への階段53が設けら
れている。また、玄関ホール51の正面より見た左隅上
方に踊り場5から二階の床54への階段55が設けられ
ている。
【0012】このように、玄関ホール51の上方に踊り
場5を設け、角筒体40を二階の屋根6の軒下まで延設
したものが図1および図4に示すものである。つまり、
踊り場5の左右にも前記収納庫8と同様の収納庫80を
設けることができるのである。なお、屋根6の軒下まで
延設した角筒体40の上には屋根6から直角に突出した
切り妻屋根61を載せてもよいし、軒下奥の外壁2から
角筒体40上に片流れ屋根を突出させてもよい。
【0013】なお、角筒体40を軒下まで延設した場
合、左右の角筒体40,40の間には二階の前壁71が
設けられる。この前壁71には踊り場5に採光するため
のくりぬき73を形成する。74はこのくりぬき73を
複数個に分割する化粧柱である。また、これらくりぬき
73に化粧柱74を設けずに、窓が設けられてもよい。
【0014】また、一階の共用玄関の出入口1の上部に
は角筒体40,40の間に庇56を設けている。72は
庇56の下部の出入口を示す。
【0015】さらに、角筒体40を図2に示すように踊
り場5の上方までの高さとした場合には、前記同様に左
右の角筒体40,40の間には二階の前壁71が設けら
れている。この角筒体40,40および前壁71の踊り
場5からの高さは、人が転落するおそれのない120〜
130cm程度とされている。それで、二階の収納庫80
の高さも、120〜130cm程度となるため、背の高い
掃除道具などを収納することはできないので、120〜
130cm程度以下の高さの物品用収納庫として利用して
もよい。
【0016】また、本実施形態では、一階と二階の両方
にそれぞれ収納庫8、80を設けているが、一階か二階
のどちらか一方にのみ設けることもできる。また、共用
玄関の出入口1及び踊り場5の左右に収納庫8、80を
設けているが、共用玄関の出入口1及び踊り場5の左右
のいずれか一方にのみ設けることもできる。
【0017】さらに、玄関ホール51および二階の床5
4における内壁57,57に設けた開口9、91は、共
同住宅の各戸への玄関であり、片開き式の玄関ドアー9
2、93が設けられている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、共用玄関における出入
口の左右両側と踊り場における左右両側に閉じた断面形
状の角筒体を外部に突出させて収納庫を設けた。よっ
て、掃除道具などの他にスキー板などの大きいもの、レ
ジャー用品などの外で使うものなど、住居内収納スペー
スで収まりきらないものなどを体裁よく、収納庫内に収
容することができる。そのため、廊下や踊り場、その他
玄関ホールの隅などに掃除道具などがそのまま置かれた
り、あるいはそれらを入れた外部ストッカーが置かれた
り、また外部ストッカーが無造作に敷地内に設置された
りすることがなく、通行の邪魔にならず、外部ストッカ
ーや掃除道具などが露出しないため、高級アパートとし
ての体裁がよくなる。
【0019】また、本発明によれば、共用玄関の出入口
の左右両側を角筒体として、一階から二階の屋根部にま
で、あるいは一階から踊り場の上方にまで立ち上げ、左
右両側の角筒体間には前壁を設けた。これにより、共用
玄関の出入口及び踊り場における左右は、一階から二階
の屋根部あるいは一階から踊り場の上方にわたって外壁
より突出し、建物表面に凹凸が生じ、重厚感が増し、高
級アパートとしての高級感をより一層強調することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二階建ての内階段タイプのもので、角筒体を一
階から二階の屋根部にまで立ち上げたものの共用玄関方
向より見た斜視図である。
【図2】二階建ての内階段タイプのもので、角筒体を一
階から踊り場上方にまで立ち上げたものの共用玄関方向
より見た正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 共用玄関の出入口 2 外壁 21 二階の外壁 4 袖壁 40 角筒体 41 二階の袖壁 5 踊り場 58 内壁 6 屋根 7 前壁 71 二階の前壁 8 収納庫 80 二階の収納庫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共用玄関の出入口における両側の外壁か
    ら袖壁を外向きに突出し、この袖壁の外端を互いの方向
    に折り曲げた前壁を形成し、前壁の内端を建物本体の方
    へ折り曲げて外壁と連結された内壁を形成し、これら外
    壁と袖壁と前壁と内壁により閉じた断面形状の角筒体を
    形成し、この角筒体を共用玄関の出入口の周囲が膨らむ
    ように一階から立ち上げ、共用玄関の出入口の左右で、
    この角筒体の内部を収納庫となしたことを特徴とする共
    同住宅。
  2. 【請求項2】 共用玄関の出入口における両側の外壁か
    ら二階の外壁にわたって袖壁を外向きに突出し、この袖
    壁の外端を互いの方向に折り曲げた前壁を形成し、前壁
    の内端を建物本体の方へ折り曲げて外壁と連結させた内
    壁を形成し、これら外壁と袖壁と前壁と内壁により閉じ
    た断面形状の角筒体を形成し、この角筒体を共用玄関の
    出入口の左右および共用玄関の出入口の上方に設けた踊
    り場の周囲が膨らむように一階から二階の屋根部にまで
    立ち上げ、共用玄関の出入口の左右および踊り場の左右
    で、それぞれこの角筒体の内部を収納庫となしたことを
    特徴とする共同住宅。
JP31801497A 1997-11-19 1997-11-19 共同住宅 Pending JPH11152914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31801497A JPH11152914A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 共同住宅

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31801497A JPH11152914A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 共同住宅

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Publication Number Publication Date
JPH11152914A true JPH11152914A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18094538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31801497A Pending JPH11152914A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 共同住宅

Country Status (1)

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JP (1) JPH11152914A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204324A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toyota Home Kk 集合住宅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204324A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toyota Home Kk 集合住宅

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Effective date: 20040706

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Effective date: 20041130