JPH11152299A - 新規アミリン作動薬ペプチドおよびその使用 - Google Patents

新規アミリン作動薬ペプチドおよびその使用

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JPH11152299A
JPH11152299A JP10277573A JP27757398A JPH11152299A JP H11152299 A JPH11152299 A JP H11152299A JP 10277573 A JP10277573 A JP 10277573A JP 27757398 A JP27757398 A JP 27757398A JP H11152299 A JPH11152299 A JP H11152299A
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asn
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val
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Laura S L Gaeta
ローラ・エス・エル・ゲータ
Howard Jones
ハワード・ジョーンズ
Elisabeth Albrecht
エリザベス・アルブレヒト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インスリン誘導低血糖症を含めた、糖尿病お
よび低血糖症の治療および防止。 【解決手段】 アミリンの作動薬アナログおよびその関
連医薬組成物、および糖尿病および他のインスリン−要
求症状の治療方法、ならびに低血糖症の治療方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ここに参照して一
体化させる、1991年3月8日付け出願の米国特許出
願第07/667040号の一部継続出願である。
【0002】本発明の分野は医療、特に、低血糖症、そ
の他糖尿病のごときインスリン要求性状態を始め、促進
されたアミリンの作用が有益な疾患の治療および防止で
ある。さらに詳しくは、本発明は、ペプチドホルモン・
アミリンの作動薬アナログ類の製造および使用に関す
る。
【0003】
【従来の技術】糖尿病は、血中グルコースの臨床的に上
昇したレベル(高血糖症)の存在によって定義される深
刻な代謝病である。高血糖症のこの状態はペプチドホル
モンであるインスリンの活性の相対的もしくは絶対的欠
乏の結果である。インスリンは膵臓のβ細胞によって産
生され、分泌される。インスリンはグルコースの利用、
蛋白の合成、および中性脂質の形成および貯蔵を促進す
ると報告されている。グルコース、すなわち炭水化物エ
ネルギーの主要源は、身体中でグリコーゲン、すなわ
ち、代謝要件に適合させるべくグルコースに変換され得
る重合したグルコースの形態で貯蔵される。通常の条件
下では、インスリンは基礎速度およびグルコース刺激に
よる促進速度の双方にて分泌されて、グルコースのグリ
コーゲンへの変換によって代謝の恒常性を維持する。
【0004】糖尿病なる語は数個の異なる高血糖症状態
を含む。これらの状態はタイプ1(インスリン−依存性
糖尿病またはIDDM)およびタイプ2(インスリン非
依存性糖尿病またはNIDDM)の糖尿病を包含する。
タイプ1糖尿病を持つ個体に存在する高血糖症は、生理
学的範囲にある血中グルコースレベルを維持するのに不
十分な、インスリンの欠乏した、減少した、または存在
しないレベルと関連している。タイプ1糖尿病の治療
は、一般に、非経口経路による、インスリンの置換用量
の投与を含む。タイプII糖尿病を持つ個体に存在する
高血糖症は、まず、インスリンの通常または上昇したレ
ベルに関連する;しかしながら、これらの個体は、末梢
組織および肝臓におけるインスリン耐性の状態のためお
よび、病気の進行としての、インスリンの分泌の原因と
なる膵臓β細胞の進行性悪化のため、代謝的恒常性を維
持することができない。かくして、タイプ2糖尿病の最
初の治療は、ダイエットや、スルホニル尿素のごとき経
口血糖低下剤での治療によってなされる生活スタイルの
変化に基づくものであり得る。しかしながら、特に、高
血糖症をいくらか制御し、糖尿病合併症を最小化する試
みにおける、糖尿病の後者の段階においては、インスリ
ン療法がしばしば必要である。かくして、多くのタイプ
2糖尿病は生存のためには究極的にインスリンを必要と
する。
【0005】アミロイドは、β−シート蛋白フィラメン
トの細胞外沈積物に与えられた名称である。アミロイド
物質の沈積物はタイプ2糖尿病を持つ患者の膵臓で発見
されたと報告されている。他の研究は、アミロイド沈積
の程度はヒトにおける高血糖症の程度およびタイプ2糖
尿病の重症度に伴い増大することを示している。膵臓ア
ミロイドの化学分析は、ペプチドホルモンアミリンの驚
くべきかつ予期せぬ発見に導いた。クラーク・エイ(Cla
rk,A.)ら、ランセット(Lancet)ii:231−234
(1987)。このペプチドは37個のアミノ酸よりな
ることが発見されており、そのいずれも酸性残基でな
く、2位および7位におけるシステイン残基の間にジス
ルフィド結合を有し、C−末端がアミド化されている。
アミリンは、タイプ2糖尿病を持つ患者の膵臓ランゲル
ハンス島で発見されたアミロイドの主要蛋白構成物であ
ると報告されている。
【0006】合成分子のペプチド構造において、分子内
システイン架橋およびカルボキシル末端アミド基の双方
の存在が、骨格筋でグリコーゲン合成を阻害する最大の
生物学的活性の増大をもたらしたと報告されている。例
えば、クーパー,ジイ・ジェイ・エス(Cooper,G.J.S.)
ら、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミ
ー・オブ・サイエンシズ(Proc.Natl.Acad.Sci.)(US
A)84:8628−8632(1987);クーパー
・ジイ・ジェイ・エスら、ダイアベーテス(Diabete
s)、1988、ラーキンス・アール、ツィメット・ピイ
およびチショルム・ディ(Larkins,R.,Zimmet,P.& Chis
holm,D.)(エルセビエ(Elsevier)、アムステルダム、
496−496頁(1989))。アミリンのアミノ酸
配列(配列番号:5)(図1参照)は、ヒト・カルシト
ニン遺伝子関連ペプチド2(CGRP−2)と46%の
相同性を有する。
【0007】1つの報告は、アミリン分子の限定された
セグメント、残基20−29は、タイプ2糖尿病でのラ
ンゲルハンス島におけるアミロイドフィブリル形成への
可能な寄与体であると述べている。グレナー(Glenner)
ら、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサ
ーチ・コミューニケーションズ(Biochem.Biophys.Res.
Commun.)155:608−614(1988)。また、
ある哺乳動物種からのアミリン間のアミノ酸配列の相違
がこの領域で起こっていると報告されており、さらなる
研究は、アミロイド形成に関連した残基の同定に焦点を
当ててきた。ウェスターマーク(Westermark)ら、プロシ
ーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・
サイエンシズ(Proc.Natl.Acad.Sci.)(USA)87:5
036−5040(1990)。ウェスターマーク(West
ermark)らの研究は、異なる種からのアミリン配列の種
々の20−29アミノ酸セグメントを合成し、続いてア
ミロイドフィブリルを形成するその能力を比較する試み
を報告している。ヒト・アミリンの残基25−29は最
も強力なアミロイド形成性であり、いくつかの囓歯類種
におけるごとく、28位におけるセリンの代わりのプロ
リン置換は研究したデカペプチドにおいてフィブリル形
成を有意に阻害することが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】アミリンは複雑なペプ
チドであり、アミリンの生物活性調製物の合成は骨が折
れる。また、アミリンは溶液中で限定的な溶解度および
限定的な安定性を有することが判明している。本発明者
らは、ラット・アミリンはヒト・アミリンよりも高い溶
液中溶解度および安定性を有することを見い出した。こ
れは知られていなかったにも拘わらず、これは、幾分、
異なる種からのアミリンの異なる凝集特性によるもので
あろう。ヒト、非ヒト霊長類、およびネコ種のアミリン
のみが、invivoにて凝集して島アミロイドを形成すると
報告されている。今回、多数の種から単離されたと報告
されているアミリンの配列を図2に記載する(配列番
号:5−11)。
【0009】タイプI糖尿病において、アミリンのレベ
ルは通常の対照と比較してひどく減少しているか、ある
いは存在しない。タイプI糖尿病の疾患状態において、
インスリンおよびアミリンの生産者であるβ−細胞が自
己免疫プロセスによって破壊されている。アミリンは、
インスリン誘導低血糖症を含めた、糖尿病および低血糖
症の治療で有効であることが提案されている。また、ア
ミリンと一緒でのインスリンの共投与は、インスリン単
独の現行投与よりも優れた療法であり、低血糖症の治療
のためのグルカゴンと一緒でのアミリンの共投与はグル
カゴン単独の現行投与よりも優れた療法であると提案さ
れている。かかる目的やその他の目的で、天然ヒト・ア
ミリンの活性を有するより複雑でない化合物、ならびに
天然ヒト・アミリンよりも促進された溶解度および/ま
たは安定性を示す化合物を提供するのは有用であろう。
かかる化合物を記載し特許請求する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペプチドホル
モン・アミリンの新規アナログに指向される。これらの
化合物はアミリンの効果を模倣しており、アミリン作動
薬またはアミリンの作動薬アナログという。また、本発
明は、本発明の作動薬アナログよりなる医薬組成物、お
よびアミリンの作動薬アナログを(単独でまたはインス
リンもしくはグルカゴンと組み合わせて)動物に投与す
ることを特徴とする、糖尿病のごときインスリン要求性
状態を含めた、促進されたアミリン作用が有益である低
血糖症および他の疾患の治療法および防止法に指向され
る。
【0011】定義 本明細書で用いる以下の用語は、特に断りのない限り以
下の意味を有する:「アルキル」なる語は直鎖および分
岐鎖のアルキル基双方をいう。「低級アルキル」なる語
は合計1〜6個の炭素原子を有する直鎖および分岐鎖の
アルキル基双方をいい、第一級、第二級および第三級ア
ルキル基を包含する。典型的な低級アルキルは、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n
−ヘキシル等を包含する。「アリール」なる語は、フェ
ニルおよびナフチルのごとき6個ないし14個の炭素原
子の炭素環芳香族基、ならびにピリジル、トリアゾロピ
ラジン、ピリミジン等のごとき1個ないし3個のヘテロ
原子(窒素、酸素、硫黄等)を含有する複素環芳香族基
を包含する。「アラルキル」なる語は、1個ないし4個
の炭素原子の「アルキル」基に直接結合した6個〜10
個の炭素原子の「アリール」基をいい、例えば、ベンジ
ル、p−クロロベンジル、p−メチルベンジル、および
2−フェニルエチルを包含する。「シクロアルキル」と
は、5ないし8個の炭素原子の環状アルキル基をいう。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明により、アミリンの新規作
動薬アナログが提供される。これらのアナログは血糖上
昇薬を含めたアミリンの作動薬として有用であり、図3
(配列番号:12)によって示され得る。
【0013】1の態様において、本発明は、配列表の配
列番号1で示されるアミノ酸配列:11-X-Asn-Thr-5Ala-Thr-Y-Ala-Thr-10Gln-
Arg-Leu-B1-Asn-15Phe-Leu-C1-D1-E1-201-
1-Asn-H1-Gly-25Pro-I1-Leu-Pro-J1-30Thr-
1-Val-Gly-Ser-35Asn-Thr-Tyr-Z [式中、A1はLys、Ala、Serまたは水素;B1はAl
a、SerまたはThr;C1はVal、LeuまたはIle;D1
はHisまたはArg;E1はSerまたはThr;F1はSer、
Thr、GlnまたはAsn;G1はAsn、GlnまたはHis;
1はPhe、LeuまたはTyr;I1はIle、Val、Alaま
たはLeu;J1はSer、ProまたはThr;K1はAsn、A
spまたはGln;XおよびYは、独立して、相互に化学結
合して分子内架橋を形成する側鎖を有する残基から選択
され、ここに、該分子内架橋には、ジスルフィド結合、
ラクタムまたはチオエーテル架橋が含まれ;および、Z
はアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロ
アルキルアミノ、アリールアミノ、アラルキルアミノ、
アルキルオキシ、アリールオキシまたはアラルキルオキ
シを意味する;但し、A1がLys、B1がAla、C1がVa
l、D1がArg、E1がSer、F1がSer、G1がAsn、H1
がLeu、I1がVal、J1がProであって、K1がAsnで
ある場合には、A1〜K1のうちいずれかの1またはそれ
以上はD−アミノ酸であって、Zはアルキルアミノ、ジ
アルキルアミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミ
ノ、アラルキルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキ
シ、およびアラルキルオキシよりなる群から選択され
る]を有するアミリンの作動薬アナログ、または、治療
的投与用の形態に混合した、治療学的に有効な量の該ア
ミリンの作動薬アナログと、インスリンもしくはグルカ
ゴンとからなる組成物に指向される。
【0014】XおよびYについての適当な側鎖は、ジス
ルフィド結合を形成し得るアルキルスルフヒドリル;環
状ラクタムを形成し得るアルキル酸およびアルキルアミ
ン;縮合し、還元されてアルキルアミン架橋を形成し得
るアルキルアルデヒドまたはアルキルハライドおよびア
ルキルアミン;または連結してアルキル、アルケニル、
エーテルまたはチオエーテル結合を形成し得る側鎖;か
ら由来する基を包含する。好ましいアルキル鎖は約1個
〜約6個の炭素原子を有する低級アルキル基を包含す
る。
【0015】本発明の別の態様は、配列表の配列番号2
で示されるアミノ酸配列:11-X-Asn-Thr-5Ala-Thr-Y-Ala-Thr-10Gln-
Arg-Leu-B1-Asn-15Phe-Leu-C1-D1-E1-201-
1-Asn-H1-Gly-25Pro-I1-Leu-J1-Pro-30Thr-
1-Val-Gly-Ser-35Asn-Thr-Tyr-Z [式中、A1はLys、Ala、Serまたは水素;B1はAl
a、SerまたはThr;C1はVal、LeuまたはIle;D1
はHisまたはArg;E1はSerまたはThr;F1はSer、
Thr、GlnまたはAsn;G1はAsn、GlnまたはHis;
1はPhe、LeuまたはTyr;I1はIle、Val、Alaま
たはLeu;J1はSer、Pro、Leu、IleまたはThr;
1はAsn、AspまたはGln;XおよびYは、独立し
て、相互に化学結合して分子内架橋を形成する側鎖を有
する残基から選択され、ここに、該分子内架橋には、ジ
スルフィド結合、ラクタムまたはチオエーテル架橋が含
まれ;およびZはアミノ、アルキルアミノ、ジアルキル
アミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラ
ルキルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシまたは
アラルキルオキシを意味する;但し、(a)A1がLys、
1がAla、C1がVal、D1がArg、E1がSer、F1
Ser、G1がAsn、H1がLeu、I1がVal、J1がProで
あって、K1がAsnである場合;または(b)A1がLys、
1がAla、C1がVal、D1がHis、E1がSer、F1がA
sn、G1がAsn、H1がLeu、I1がVal、J1がSerであ
って、K1がAsnである場合には、A1〜K1のうちいず
れかの1またはそれ以上はD−アミノ酸であって、Zは
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキルア
ミノ、アリールアミノ、アラルキルアミノ、アルキルオ
キシ、アリールオキシ、およびアラルキルオキシよりな
る群から選択される]を有するアミリンの作動薬アナロ
グ、または、治療的投与用の形態に混合した、治療学的
に有効な量の該アミリンの作動薬アナログと、インスリ
ンもしくはグルカゴンとからなる組成物に指向される。
【0016】本発明のさらなる別の態様は、配列表の配
列番号3で示されるアミノ酸配列:11-X-Asn-Thr-5Ala-Thr-Y-Ala-Thr-10Gln-
Arg-Leu-B1-Asn-15Phe-Leu-C1-D1-E1-201-
1-Asn-H1-Gly-251-J1-Leu-Pro-Pro-30Thr-
1-Val-Gly-Ser-35Asn-Thr-Tyr-Z [式中、A1はLys、Ala、Serまたは水素;B1はAl
a、SerまたはThr;C1はVal、LeuまたはIle;D1
はHisまたはArg;E1はSerまたはThr;F1はSer、
Thr、GlnまたはAsn;G1はAsn、GlnまたはHis;
1はPhe、LeuまたはTyr;I1はAlaまたはPro;J
1はIle、Val、AlaまたはLeu;K1はAsn、Aspまた
はGln;XおよびYは、独立して、相互に化学結合して
分子内架橋を形成する側鎖を有する残基から選択され、
ここに、該分子内架橋には、ジスルフィド結合、ラクタ
ムまたはチオエーテル架橋が含まれ;および、Zはアミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキ
ルアミノ、アリールアミノ、アラルキルアミノ、アルキ
ルオキシ、アリールオキシまたはアラルキルオキシを意
味する;但し、A1がLys、B1がAla、C1がVal、D1
がArg、E1がSer、F1がSer、G1がAsn、H1がLe
u、I1がPro、J1がValであって、K1がAsnである場
合には、A1〜K1のうちいずれかの1またはそれ以上は
D−アミノ酸であって、Zはアルキルアミノ、ジアルキ
ルアミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、ア
ラルキルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシ、お
よびアラルキルオキシよりなる群から選択される]を有
するアミリンの作動薬アナログ、または、治療的投与用
の形態に混合した、治療学的に有効な量の該アミリンの
作動薬アナログと、インスリンもしくはグルカゴンとか
らなる組成物に指向される。
【0017】本発明のなおさらなる別の態様は、配列表
の配列番号4で示されるアミノ酸配列:11-X-Asn-Thr-5Ala-Thr-Y-Ala-Thr-10Gln-
Arg-Leu-B1-Asn-15Phe-Leu-C1-D1-E1-201-
1-Asn-H1-Gly-25Pro-I1-Leu-Pro-Pro-30Thr
-J1-Val-Gly-Ser-35Asn-Thr-Tyr-Z [式中、A1はLys、Ala、Serまたは水素;B1はAl
a、SerまたはThr;C1はVal、LeuまたはIle;D1
はHisまたはArg;E1はSerまたはThr;F1はSer、
Thr、GlnまたはAsn;G1はAsn、GlnまたはHis;
1はPhe、LeuまたはTyr;I1はIle、Val、Alaま
たはLeu;J1はAsn、AspまたはGln;XおよびY
は、独立して、相互に化学結合して分子内架橋を形成す
る側鎖を有する残基から選択され、ここに、該分子内架
橋には、ジスルフィド結合、ラクタムまたはチオエーテ
ル架橋が含まれ;およびZはアミノ、アルキルアミノ、
ジアルキルアミノ、シクロアルキルアミノ、アリールア
ミノ、アラルキルアミノ、アルキルオキシ、アリールオ
キシまたはアラルキルオキシを意味する;但し、A
Lys、B1がAla、C1がVal、D1がArg、E1がSe
r、F1がSer、G1がAsn、H1がLeu、I1がValであ
って、J1がAsnである場合には、A1〜K1のうちいず
れかの1またはそれ以上はD−アミノ酸であって、Zは
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキルア
ミノ、アリールアミノ、アラルキルアミノ、アルキルオ
キシ、アリールオキシ、およびアラルキルオキシよりな
る群から選択される]を有するアミリンの作動薬アナロ
グ、または、治療的投与用の形態に混合した、治療学的
に有効な量の該アミリンの作動薬アナログと、インスリ
ンもしくはグルカゴンとからなる組成物に指向される。
また、1またはそれを超える特定部位において個々のア
ミノ酸の立体化学が(L)/Sから(D)/Rに変換さ
れ得る前記図3(配列番号:12)作動薬アナログの生
物学的活性誘導体も本発明範囲内のものである。
【0018】また、Asn、Serおよび/またはTh
r残基のグリコシル化により修飾した作動薬アナログも
本発明範囲内のものである。ペプチド特性をより少なく
含有するアミリンの生物学的活性作動薬アナログも本発
明の範囲内のものである。かかるペプチド模擬体は、例
えば、−CO−NH−アミド結合についての以下の1ま
たはそれを超える置換基:デプシペプチド(−CO−O
−)、イミノメチレン(−CH2−NH−)、トランス
−アルケン(−CH=CH−)、β−エナミンニトリル
(−C(=CH−CN)−NH−)、チオアミド(−C
S−NH−)、チオメチレン(−S−CH2−または−
CH2−S−)、メチレン(−CH2−CH2−)および
レトロ−アミド(−NH−CO−)を包含し得る。
【0019】本発明の化合物は、種々の無機および有機
酸および塩基とで塩を形成する。かかる塩は有機および
無機の酸、例えば、HCl、HBr、H2SO4、H3
4、トリフルオロ酢酸、酢酸、ギ酸、メタンスルホン
酸、トルエンスルホン酸、マレイン酸、フマル酸および
ショウノウスルホン酸とで調製した塩を包含する。塩基
とで調製した塩は、例えば、アンモニウム塩、(ナトリ
ウムおよびカリウム塩のごとき)アルカリ金属塩、(カ
ルシウム塩およびマグネシウム塩のごとき)アルカリ土
類金属塩を包含する。酢酸塩、塩酸塩、およびトリフル
オロ酢酸塩が好ましい。該塩は常法、例えば、生成物の
遊離酸または塩基を、該塩が不溶な溶媒または媒質、あ
るいは次いで凍結乾燥によって真空中でまたは適当なイ
オン交換樹脂上のもう1つのイオンについての存在する
塩のイオンを交換することによって除去される水のごと
き溶媒中で、1またはそれを超える当量の適当な塩基ま
たは酸のと反応させることによって形成し得る。
【0020】本発明の化合物は種々の立体異性体を包含
する。本発明の好ましい化合物において、ペプチド骨格
上のキラル中心はすべてSである。本発明の化合物は、
当該分野で公知のある種の常法カップリング反応を用い
ることによって調製し得る。本発明のアナログは、順
次、所望のアミノ酸を成長するペプチド鎖に付加するこ
とによって調製される。典型的には、α−N−カルバモ
イル保護アミノ酸および樹脂支持体上の成長するペプチ
ド鎖に付加されたアミノ酸を、ジイソプロピルエチルア
ミンのごとき塩基の存在下、ジシクロヘキシルカルボジ
イミド 1−ヒドロキシベンゾトリアゾールのごときカ
ップリング剤の存在において、N−メチルピロリドン、
ジメチルホルムアミドまたは塩化メチレンのごとき不活
性溶媒中、室温で反応させる。該α−N−カルバモイル
保護基は、トリフルオロ酢酸またはピペリジンのごとき
薬剤で得られたペプチドから除去し、カップリング反応
を次の所望のN−保護アミノ酸とで繰り返す。適当なN
−保護基は当該分野で公知であり、t−ブチルオキシカ
ルボナルが好ましい。
【0021】合成のためのある好ましい方法が、通常に
譲渡された同時継続および通常に譲渡された特許出願第
667040号(「アミリンおよびアミリンアナログの
合成的調製(Synthetic Preparation of Amylin and Am
ylin Analogs」、1991年3月8日出願)に記載され
ている。これらの方法は、促進された生物学的活性を有
し、実質的に欠失および他の汚染ペプチドがないアミリ
ンまたはアミリンアナログよりなるペプチドの固相合成
を提供するものであり、該ペプチドは連続的合成サイク
ルを用いて合成され、かかる各サイクルでは、成長する
ペプチドのα−アミノ基と指定されたアミノ酸のα−カ
ルボキシルとの間にペプチド結合を形成することによっ
て、指定されたアミノ酸を不溶性樹脂支持体に連結した
成長するペプチドに付加し;各合成サクイルは(a)α
−アミノ基を除去するためのα−アミノ脱保護条件下で
成長するペプチドを処理し;(b)α−アミノ保護され
た指定アミノ酸のα−カルボキシル基を活性化し;
(c)カップリング条件下で成長するペプチド鎖と指定
アミノ酸を接触させて、ペプチド鎖についての遊離α−
アミノと指定アミノ酸の活性化されたα−カルボキシル
との間にペプチド結合を形成させ;(d)工程(c)の
カップリング効率が約97%未満であると工程(b)お
よび(c)を反復することよりなる。カップリング効率
が約99%未満であるときに工程(b)および(c)を
反復するのが好ましい。もう1つの好ましい態様におい
て、工程(b)および(c)を各合成サイクル中で反復
する。所望により、カップリング効率を各カップリング
工程後に測定する。
【0022】適当なカップリング条件は、合成サイクル
間において、固体支持体の膨潤を最大とし、ペプチド鎖
の第2の構造要素を最小とし、かつペプチド内およびペ
プチド間の水素結合を最小とする溶媒系の使用を包含す
る。好ましくは、該合成サイクルはカップリング工程後
のキャッピング工程を包含し、そこでは、ペプチド鎖の
反応しなかったα−アミノ基を非反応性とする。適当な
保護α−アミノ酸を用いて合成サイクルを順次反復して
特定配列のアミリンまたはアミリンアナログを得る。順
次の合成サイクルの完了後、該アミリンまたはアミリン
アナログを固体支持体から切断する。ペプチド鎖のシス
テイン残基を選択的に脱保護し、ペプチド結合を固体支
持体から切断する前に分子内ジスルフィド結合を形成さ
せるのが好ましい。
【0023】適当なα−アミノ保護基は−ブトキシカル
ボニルおよび9−フルオレニルメトキシカルボニルを包
含する。1つの好ましい態様において、t−ブトキシカ
ルボナルをα−アミノ保護基として用いる場合、α−カ
ルボキシル基はジシクロヘキシルカルボジイミドおよび
1−ヒドロキシベンゾトリアゾールを用いて活性化し、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステルを形成させ
る。特に好ましい溶媒系はN−メチルピロリドンよりな
る。
【0024】本発明の範囲内のある種の作動薬アナログ
の調製を実施例1ないし17に記載する。加えて、前記
手法に従って調製され得る他の作動薬アナログを表IIに
記載する。本発明の化合物は組換えDNA技術を用い、
当該分野で今日知られている方法を用いて調製すること
もできる。例えば、サムブルック(Sambrook)ら、モレキ
ュラー・クローニング:ア・ラボラトリー・マニュアル
(Molecular Cloning:A Laboratory Manual)、第2版、
コールド・スプリンギ・ハーバー(Cold SpringHarbor)
(1989)参照。
【0025】本発明の化合物の命名法を用いて、ヒト・
アミリンのごときいずれもの基本的ペプチドアミリン配
列およびそれになされた修飾に配列が基づく双方のペプ
チドを示すことができる。添数字が先行するアミノ酸
は、命名されたアミノ酸が基本的アミノ酸配列における
添字のアミノ酸部分に通常存在するアミノ酸を置き換え
ることを示す。例えば、「18Arg25,28Pro−h−
アミリン」とは、以下の置換:残基18におけるHis
を置換するArg、残基25におけるAlaを置換する
Proおよび残基28においてSerを置換するPro
を有する「h−アミリン」または「ヒト−アミリン」の
配列に基づいたペプチドをいう。「デス−1Lys−h
−アミリン」なる語は、第1の、またはN−末端アミノ
酸が欠失したヒト・アミリンの配列に基づいたペプチド
をいう。
【0026】本発明のアミリンの作動薬アナログはその
薬理学的特性の観点より有用である。特に、本発明の化
合物は、各々、実施例18および19に記載されたレセ
プター結合アッセイおよびヒラメ筋アッセイにおける活
性から明らかなごとく、アミリン作動剤としての活性を
有する。また、化合物のアミリン作動薬活性は、哺乳動
物における高乳酸血症および/または高血糖症を誘導す
る能力によっても評価され得る。図3(配列番号:1
2)の化合物の記載に加えて、ある種の好ましい化合物
を表Iに記載する。好ましい化合物デス−1Lys−h−
アミリン、28Pro−h−アミリン、25,28,29Pro−
h−アミリン、18Arg25,28Pro−h−アミリン、
およびデス−1Lys18Arg25,28−h−アミリンはす
べて処理したテスト動物でin vivoのアミリン活性、誘
因する顕著な高乳酸血症、続いて高血糖症を示す。アミ
リンに特徴的な活性を有するに加え、本発明のある種の
好ましい化合物は、ヒト・アミリンと比較した場合、よ
り望ましい溶解度および安定性を有する。これらの好ま
しい化合物は25Pro26Val28,29−h−アミリン、
25,28,29Pro−h−アミリン、および18Arg25,28
−h−アミリンを包含する。
【0027】特に好ましいものである本明細書に記載の
化合物は18Arg25,28−h−アミリン、デス−1Lys
18Arg25,28Pro−h−アミリン、18Arg
25,28,29Pro−h−アミリン、デス−1Lys18Ar
25,28,29Pro−h−アミリン、25,28,29Pro−h
−アミリン、デス−1Lys−25,28,29Pro−h−ア
ミリン、および25Pro26Val25,28Pro−h−ア
ミリンを包含する。さらに好ましい作動薬ペプチド化合
物は表IIにリストする。それらは、23Leu25Pro26
Val28,29Pro−h−アミリン;25Leu25Pro
26Val28Pro−h−アミリン;デス−1Lys23
eu25Pro26Val28Pro−h−アミリン;18Ar
23Leu25Pro26Val28Pro−h−アミリン、
18Arg23Leu25,28,29Pro−h−アミリン;18
rg23Leu25,28−Pro−h−アミリン;17Ile
23Leu25,28,29Pro−h−アミリン;17Ile
25,28,29Pro−h−アミリン;デス−1Lys17Il
23Leu25,28,29Pro−h−アミリン;17Ile18
Arg23Leu−h−アミリン;17Ile18Arg23
eu26Val29Peo−h−アミリン;17Ile18Ar
23Leu25Pro26Val28,29Peo−h−アミリ
ン;13Thr21His23Leu26Ala28Leu29Pr
31Asp−h−アミリン;13Thr21His23Leu
26Ala29Pro31Asp−h−アミリン;デス−1
ys13Thr21His23Leu26Ala28Pro31As
p−h−アミリン;13Thr18Arg21His23Leu
26Ala29Pro31Asp−h−アミリン;13Thr18
Arg21His23Leu26Ala28,29Pro31Asp
−h−アミリン;13Thr18Arg21His23Leu25
Pro26Ala28,29Pro31Asp−h−アミリンを
包含する。
【0028】本発明の化合物は医薬上許容される賦形剤
と組み合わせて、非経口投与に適した医薬形態を調製す
ることができる。化合物の実験的応答は、糖尿病および
他のインスリン−要求性状態の治療、ならびに低血糖症
の偶発の防止および治療におけるかかる医薬組成物の臨
床的適用を支持する。本発明の化合物は糖尿病および他
のインスリン−要求性状態の治療につきインスリンと組
み合わせることもできる。「インスリン」とは、血中グ
ルコースレベルの調節に有用なポリペプチドまたはその
同等物を意味する。かかるインスリンの一般的記載は、
グッドマンおよびギルマン(Goodman and Gillman)のザ
・ファルマコロジカル・ベイシス・オブ・セラピューテ
ィックス(The Pharmacological Basis of Therapeutic
s)、第8版、ペルガモン(Pergamon Press)(199
0)に提供されている。かかるインスリンは速効性、中
間作用性、または遅効性であり得る。インスリンの種々
の誘導体が存在し、本発明で有用である。例えば、米国
特許第5049547号、第5028587号、および
第5016643号参照。インスリンペプチドもまた有
用であり(例えば、米国特許第5008241号参
照)、アナログも同様である(例えば、米国特許第49
92417号および4992418号参照)。かかる組
成物は、鼻孔内投与(例えば、米国特許第498851
2号および第4985242号、ならびに2バイオワー
ルド・トゥデイ(BioWorld Today)、125号(199
1)参照)を含めたいずれの標準的経路によっても投与
できる。また、本発明の化合物は低血糖症の防止および
治療用にグルカゴンと組み合わせても有用である。ヤン
グ(Young)ら、ここに参照して一体化させる、「血糖
上昇剤組成物(Hyperglycemic Compposition)なる発明
の名称の、1991年1月10日付け出願の米国特許出
願第07/640478号参照。
【0029】本発明の組成物または生成物は、便宜に
は、(静脈内、筋肉内および皮下を含めた)非経口投与
または鼻孔内あるいは経口投与に適当した液剤の形態で
提供する。多くの場合、一緒に投与するための単一の組
成物または液剤中のアミリンの作動薬アナログおよびイ
ンスリンまたはグルカゴンにて提供するのが便宜であ
る。他の場合、該作動薬アナログとは別にしたインスリ
ンまたはグルカゴンを投与するのがより便宜である。適
当な投与フォーマットは、個々に、各患者の医療実施者
によって決定されるのが最良である。適当な医薬上許容
される賦形剤およびその処方は標準的な処方論文、例え
ば、イー・ダブリュー・マーチン(E.W.Martin)による
レミントンズ・ファルマシューティカル・サイエンシズ
(Remington'sPharmaceutical Sciences)に記載されて
いる。また、ワング,ワイ・ジェイおよびハンソン・エ
ム・エイ(Wang,Y.J. and Hanson,M.A.)、「蛋白および
ペプチドの非経口処方:安定性および安定剤(Parenter
al Formulations of Proteinsand Peptides:Stability
and Stabilizers)、ジャーナル・オブ・パレンテラル・
サイエンス・アンド・テクノロジー(Journal of Paren
teral Science and Technology)、テクニカル・レポー
ト(Technical Report)10号、補選42:2S(19
88)参照。インスリンまたはグルカゴンを包含する適
当な処方は当該分野で公知である。
【0030】本発明の作動薬調製物は中性のpHで安定
化され得る。本発明の生成物は両親媒性であるので、遊
離塩基、酸付加塩または金属塩として利用され得る。勿
論、該塩は医薬上許容される塩でなければならず、これ
らは、金属塩、特にアルカリおよびアルカリ土類金属
塩、例えば、カリウムまたはナトリウム塩を包含する。
前記したごとく、広範囲の医薬上許容される酸付加塩が
利用可能である。これらは、有機および無機酸、好まし
くは鉱酸から調製したものである。例示し得る典型的な
酸はクエン酸、コハク酸、乳酸、塩酸および臭化水素酸
を包含する。かかる生成物は当該分野でよく知られた手
法によって容易に調製される。
【0031】本発明の生成物は通常注射または注入用の
非経口組成物として提供される。それらは、例えば、不
活性油、適当には、ゴマ油、落花生油、またはオリーブ
油のごとき植物油に懸濁させる。別法として、それら
は、pH約5.6ないし7.4の水性等張緩衝液に懸濁さ
せることができる。有用な緩衝液はクエン酸ナトリウム
−クエン酸およびリン酸ナトリウム−リン酸を包含す
る。容器または「貯蔵器(depot)」遅延放出調製物は、
調製物の治療上有効量を、経皮注射に続き長い時間また
は日にわたって血流に送達させるように使用され得る。
所望の等張性は、塩化ナトリウムまたはデキストロー
ス、ホウ酸、酒石酸ナトリウム、プロピレングリコー
ル、(マンニトールおよびソルビトールのごとき)ポリ
オール、または他の無機もしくは有機溶質のごとき他の
試薬上許容される剤を用いる達成され得る。塩化ナトリ
ウムはナトリウムイオンを含有する緩衝液で特に好まし
い。所望ならば、前記組成物の溶液はメチルセルロース
のごとき濃厚剤で濃厚とすることもできる。それらは、
エマルジョン化形態、油中水、水中油の形態で調製でき
る。広範囲の医薬上許容される乳化剤のいずれも使用す
ることができ、例えば、アカシア粉末、(ツイーン(Tw
een)のごとき)非イオン性界面活性剤、または(アルカ
リポリエーテルアルコールサルフェートまたはスルホネ
ート、例えば、トリトン(Triton)のごとき)イオン性
界面活性剤を包含する。本発明の治療上有用な組成物
は、一般的に許容される手法により成分を混合すること
によって調製される。例えば、選択された成分をブレン
ダーまたは他の標準的な装置で単に混合し、濃縮された
混合物が得られ、次いで、水または濃厚剤およびある場
合はpH調整用の緩衝液または等張性を制御するための
付加溶質の添加によって最終濃度および粘度を調整する
ことができる。
【0032】医者による使用には、該組成物は、インス
リンまたはグルカゴンと共にあるいはそれ無しで、選択
されたレベルで血糖を制御しあるいは再確立する単一ま
たは複数投与量にて有効な作動薬化合物の量を含有する
投与単位にて提供される。低血糖症の治療のために記載
するアミリンの作動薬アナログの治療上有効量は、血糖
レベルを好ましくは80mg/dlを超えて増加させる
ものである。糖尿病および他のインスリン−要求性状態
の治療用のかかる作動薬アナログの治療上有効量はイン
スリン過剰用量または望まない低血糖症の減少確率に十
分なものである。当業者に認識されるように、治療剤の
有効量は、患者の年令および体重、患者の身体の状態、
得るべき血糖レベル、および他の因子を含めた多くの因
子で変動する。糖尿病の治療のための典型的な用量単位
は、アミリン作動薬化合物の約0.1ないし5mgおよ
び、所望ならば、インスリンの約0.5ないし約10m
gを含有する。低血糖症の治療のための典型的な用量単
位は、アミリン作動薬化合物の約0.5ないし1.0mg
および、所望ならば、グルカゴンの当該分野で認識され
ている量またはそれ未満を含有する。前記したごとく、
本発明で有用な組成物は標準的な手法によって調製され
る。また、これらの組成物は、標準的な手法によって投
与される。適当な用量は当業者によって容易に決定さ
れ、その例は前記した通りである。
【0033】本発明の理解のために、以下の実施例は一
連の実験の結果を記載するものを含む。本発明に関する
以下の実施例は、勿論、本発明を限定するものと理解さ
れるべきでない。今知られ、あるいは後に開発される、
当業者の意識内にある本発明のかかる変形も、後に特許
請求する本発明の範囲内にあるものと考えられる。
【0034】
【実施例】実施例128 Pro-ヒト-アミリンの製造 このヒト(「h-」)アミリンの類似体の固相合成を、
メチルベンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂およびN
a−Boc/ベンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成
法に従って実施した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保
護システインをタリウム(III)トリフルオロアセター
トと反応させることにより、2'7−[ジスルフィド]アミ
リン−MBHA−樹脂を得た。環化がなされた後、該樹
脂および側鎖保護基を、硫化ジメチルおよびアニソール
の存在下、液体フッ化水素酸(「HF」)で切断した。
28Pro-h-アミリンを分取用HPLCにより精製した。
該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動によっ
て均質であることが判明し、その構造をアミノ酸分析お
よび配列分析により確認した。その生成物は所望の質量
イオンを付与した。FAB質量スペクトル:(M+1)
/e=3914。
【0035】実施例225 Pro26Val28'29Pro-h-アミリンの製造 このアミリン類似体の固相合成を、メチルベンズヒドリ
ルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル側鎖
保護を用い、標準ペプチド合成法に従って実施した。ト
リフルオロ酢酸中、タリウム(III)トリフルオロアセ
タートと反応させることにより、2'7−[ジスルフィド]
アミリン−MBHA−樹脂を得た。環化がなされた後、
該樹脂および側鎖保護基を、硫化ジメチルおよびアニソ
ールの存在下、液体HFを用いて切断した。25Pro26
al28'29Pro-h-アミリンを分取用HPLCにより精製
した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動
によって均質であることが判明し、その構造をアミノ酸
分析および配列分析により確認した。その生成物は所望
の質量イオンを付与した。FAB質量スペクトル:(M
+1)/e=3936。
【0036】実施例32 '7シクロ-[2Asp,7Lys]-h-アミリンの製造 このアミリン類似体の固相合成を、メチルベンズヒドリ
ルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル側鎖
保護を用い、標準ペプチド合成法に従って実施した。2
Aspおよび7Lysを、Boc-2Asp(Fmoc)-OHおよびBo
c-7Lys(Fmoc)-OHを用いて導入した。ピペリジンで
選択的に側鎖を脱保護し、側鎖と側鎖(2Asp-7Lys)
の環化をベンゾトリアゾール-1イル-オキシ-トリス(ジ
メチルアミノ)-ホスホニウムヘキサフルオロホスファー
ト(BOP試薬)を用いて行った。環化は、ジマイオ・
ジェイ(Di Maio,J.)ら、ジャーナル・オブ・メディシ
ナル・ケミストリー(J. Med.Chem.33:661−6
67(1990);フェリックス・エイ・エム(Felix,
A.M.)ら、イント・ジェイ・ペント・プロト・レス(In
t J.Pent.Prot.Res.32:441(1988)の記載
に従った。環化後に得られた2'7シクロ-[2Asp,7Lys]
アミリン-MBHA-樹脂を、硫化ジメチルおよびアニソ
ールの存在下、液体HFで切断した。該2'7シクロ-(2
sp,7Lys)-h-アミリンを分取用HPLCで精製した。
該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動により
均質であることが判明し、その構造をアミノ酸分析およ
び配列分析により確認した。FAB質量スペクトル:
(M+1)/e=3925。
【0037】実施例4 デス-1Lys-h-アミリンの製造 デス-1Lys-h-アミリン(また、2-37h-アミリンと称
される)の固相合成を、メチルベンズヒドリルアミンア
ンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル側鎖保護を用
い、標準ペプチド合成法により実施した。トリフルオロ
酢酸中、Acm−保護システインをタリウム(III)ト
リフルオロアセタートと反応させることにより、2'7-
[ジスルフィド]アミリン-MBHA-樹脂を得た。環化が
なされた後、該樹脂と側鎖保護基を、硫化ジメチルおよ
びアニソールの存在下、液体HFを用いて切断した。デ
ス-1Lys-h-アミリンを分取用逆相HPLCにより精製
した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動
によって均質であることが判明し、その構造をアミノ酸
分析および配列分析により確認した。その生成物は所望
の質量イオンを付与した。FAB質量スペクトル:(M
+H)+=3,775。
【0038】実施例51 Ala-h-アミリンの製造1 Ala-h-アミリンの固相合成を、メチルベンズヒドリ
ルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル側鎖
保護を用い、標準ペプチド合成法により実施した。トリ
フルオロ酢酸中、Acm−保護システインをタリウム
(III)トリフルオロアセタートと反応させることによ
り、2'7-[ジスルフィド]アミリン-MBHA-樹脂を得
た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基を、硫化ジ
メチルおよびアニソールの存在下、液体HFを用いて切
断した。1Ala-h-アミリンを分取用逆相HPLCによ
り精製した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電
気泳動によって均質であることが判明し、その構造をア
ミノ酸分析および配列分析により確認した。その生成物
は所望の質量イオンを付与した。FAB質量スペクト
ル:(M+H)+=3,847。
【0039】実施例61 Ser-h-アミリンの製造1 Ser-h-アミリンの固相合成を、メチルベンズヒドリ
ルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル側鎖
保護を用い、標準ペプチド合成法により実施した。トリ
フルオロ酢酸中、Acm−保護システインをタリウム
(III)トリフルオロアセタートと反応させることによ
り、2'7-[ジスルフィド]アミリン-MBHA-樹脂を得
た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基を、硫化ジ
メチルおよびアニソールの存在下、液体HFを用いて切
断した。1Ser-h-アミリンを分取用逆相HPLCによ
り精製した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電
気泳動によって均質であることが判明し、その構造をア
ミノ酸分析および配列分析により確認した。その生成物
は所望の質量イオンを付与した。FAB質量スペクト
ル:(M+H)+=3,863。
【0040】実施例729 Pro-h-アミリンの製造 このヒトアミリン類似体の固相合成を、メチルベンズヒ
ドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル
側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法に従って実施し
た。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護システインをタ
リウム(III)トリフルオロアセタートと反応させるこ
とにより、2'7-(ジスルフィド)アミリン-MBHA-樹脂
を得た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基を、硫
化ジメチルおよびアニソールの存在下、液体HFを用い
て切断した。29Pro-h-アミリンを分取用HPLCによ
り精製した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電
気泳動によって均質であることが判明し、その構造をア
ミノ酸分析および配列分析により確認した。その生成物
は所望の質量イオンを付与した。FAB質量スペクト
ル:(M+H)+=3916。
【0041】実施例825 '28Pro-h-アミリンの製造25 '28Pro-h-アミリンの固相合成を、メチルベンズヒ
ドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル
側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法により実施した。
トリフルオロ酢酸中、Acm−保護システインをタリウ
ム(III)トリフルオロアセタートと反応させることに
より、2'7-(ジスルフィド)アミリン-MBHA-樹脂を得
た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基を、硫化ジ
メチルおよびアニソールの存在下、液体HFで切断し
た。25'28Pro-h-アミリンを分取用逆相HPLCによ
り精製した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電
気泳動によって均質であることが判明し、その構造をア
ミノ酸分析および配列分析により確認した。その生成物
は所望の質量イオンを付与した。FAB質量スペクト
ル:(M+H)+=3,939。
【0042】実施例9 デス-1Lys25'28Pro-h-アミリンの製造 デス-1Lys25'28Pro-h-アミリンの固相合成を、メチ
ルベンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc
/ベンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法に従っ
て実施した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護システ
インをタリウム(III)トリフルオロアセタートと反応
させることにより、2'7-(ジスルフィド)アミリン-MB
HA-樹脂を得た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保
護基を、硫化ジメチルおよびアニソールの存在下、液体
HFを用いて切断した。デス-1Lys25'28Pro-h-アミ
リンを分取用HPLCにより精製した。該ペプチドは分
析用HPLCおよび界面電気泳動によって均質であるこ
とが判明し、その構造をアミノ酸分析および配列分析に
より確認した。その生成物は所望の質量イオンを付与し
た。FAB質量スペクトル:(M+H)+=3,811。
【0043】実施例1018 Arg25'28Pro-h-アミリンの製造18 Arg25'28Pro-h-アミリンの固相合成を、メチルベ
ンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベ
ンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法により実施
した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護システインを
タリウム(III)トリフルオロアセタートと反応させる
ことにより、2'7-[ジスルフィド]アミリン-MBHA-樹
脂を得た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基を、
硫化ジメチルおよびアニソールの存在下、液体HFで切
断した。18Arg25'28Pro-h-アミリンを分取用逆相H
PLCにより精製した。該ペプチドは分析用HPLCお
よび界面電気泳動によって均質であることが判明し、そ
の構造をアミノ酸分析および配列分析により確認した。
その生成物は所望の質量イオンを付与した。FAB質量
スペクトル:(M+H)+=3,959。
【0044】実施例11 デス-1Lys18Arg25'28Pro-h-アミリンの製造 デス-1Lys18Arg25'28Pro-h-アミリンの固相合成
を、メチルベンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂とN
a−Boc/ベンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成
法により実施した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護
システインをタリウム(III)トリフルオロアセタート
と反応させることにより、2'7-[ジスルフィド]アミリン
-MBHA-樹脂を得た。環化がなされた後、該樹脂と側
鎖保護基を、硫化ジメチルおよびアニソールの存在下、
液体HFを用いて切断した。デス-1Lys18Arg25'28Pr
o-h-アミリンを分取用逆相HPLCにより精製した。
該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動によっ
て均質であることが判明し、その構造をアミノ酸分析お
よび配列分析により確認した。その生成物は所望の質量
イオンを付与した。FAB質量スペクトル:(M+H)
+=3,832。
【0045】実施例1218 Arg25'28'29Pro-h-アミリンの製造18 Arg25'28'29Pro-h-アミリンの固相合成を、メチル
ベンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/
ベンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法により実
施した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護システイン
をタリウム(III)トリフルオロアセタートと反応させ
ることにより、2'7-[ジスルフィド]アミリン-MBHA-
樹脂を得た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基
を、硫化ジメチルおよびアニソールの存在下、液体HF
で切断した。18Arg25'28'29Pro-h-アミリンを分取用
逆相HPLCにより精製した。該ペプチドは分析用HP
LCおよび界面電気泳動によって均質であることが判明
し、その構造をアミノ酸分析および配列分析により確認
した。その生成物は所望の質量イオンを付与した。FA
B質量スペクトル:(M+H)+=3,971。
【0046】実施例13 デス-1Lys18Arg25'28'29Pro-h-アミリンの製造 デス-1Lys18Arg25'28'29Pro-h-アミリンの固相合成
を、メチルベンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂とN
a−Boc/ベンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成
法により実施した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護
システインをタリウム(III)トリフルオロアセタート
と反応させることにより、2'7-[ジスルフィド]アミリン
-MBHA-樹脂を得た。環化がなされた後、該樹脂と側
鎖保護基を、硫化ジメチルおよびアニソールの存在下、
液体HFを用いて切断した。デス-1Lys18Arg25'28'29
Pro-h-アミリンを分取用逆相HPLCにより精製し
た。該ペプチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動に
よって均質であることが判明し、その構造をアミノ酸分
析および配列分析により確認した。その生成物は所望の
質量イオンを付与した。FAB質量スペクトル:(M+
H)+=3,843。
【0047】実施例1425 '28'29Pro-h-アミリンの製造25 '28'29Pro-h-アミリンの固相合成を、メチルベンズ
ヒドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジ
ル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法により実施し
た。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護システインをタ
リウム(III)トリフルオロアセタートと反応させるこ
とにより、2'7-[ジスルフィド]アミリン-MBHA-樹脂
を得た。環化がなされた後、該樹脂と側鎖保護基を、硫
化ジメチルおよびアニソールの存在下、液体HFで切断
した。25'28'29Pro-h-アミリンを分取用逆相HPLC
により精製した。該ペプチドは分析用HPLCおよび界
面電気泳動によって均質であることが判明し、その構造
をアミノ酸分析および配列分析により確認した。その生
成物は所望の質量イオンを付与した。FAB質量スペク
トル:(M+H)+=3,949。
【0048】実施例15 デス-1Lys25'28'29Pro-h-アミリンの製造 デス-1Lys25'28'29Pro-h-アミリンの固相合成を、メ
チルベンズヒドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Bo
c/ベンジル側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法に従
って実施した。トリフルオロ酢酸中、Acm−保護シス
テインをタリウム(III)トリフルオロアセタートと反
応させることにより、2'7-[ジスルフィド]アミリン-M
BHA-樹脂を得た。環化が得られた後、該樹脂と側鎖
保護基を、硫化ジメチルおよびアニソールの存在下、液
体HFを用いて切断した。デス−1Lys25'28'29Pro-h
-アミリンを分取用逆相HPLCにより精製した。該ペ
プチドは分析用HPLCおよび界面電気泳動によって均
質であることが判明し、その構造をアミノ酸分析および
配列分析により確認した。その生成物は所望の質量イオ
ンを付与した。FAB質量スペクトル:(M+H)+
3,823。
【0049】実施例16 デス-1Lys25Pro26Val28'29Pro-h-アミリンの製造 このh−アミリン類似体の固相合成を、メチルベンズヒ
ドリルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル
側鎖保護を用い、標準ペプチド合成法により実施し、ト
リフルオロ酢酸中、タリウム(III)トリフルオロアセ
タートと反応させることにより、2'7-[ジスルフィド]ア
ミリン-MBHA-樹脂を得る。環化が得られた後、該樹
脂と側鎖保護基を、硫化ジメチルおよびアニソールの存
在下、液体HFを用いて切断する。ついで、デス-1Lys
25Pro26Val28'29Pro-h-アミリンを分取用HPLC
により精製する。
【0050】実施例17 [(D)-11Arg]-アミリンの製造 このアミリン類似体の固相合成を、メチルベンズヒドリ
ルアミンアンカー結合樹脂とNa−Boc/ベンジル側鎖
保護を用い、標準ペプチド合成法により実施する。
(D)-11ArgをBoc-(D)-11Arg(Mtr)-OHを用いて
導入する。トリフルオロ酢酸中、タリウム(III)トリ
フルオロアセタートと反応させることにより得られた2'
7-[ジスルフィド]アミリン-MBHA-樹脂を環化し、該
樹脂と側鎖保護基を、硫化ジメチルおよびアニソールの
存在下、液体HFで切断する。ついで、[(D)-11Arg]
-アミリンを分取用HPLCにより精製する。
【0051】実施例18 受容体結合検定 本発明の化合物のアミリン受容体に対する結合評価を以
下のように行った。125I−ラットのアミリン(N−末
端のリジンで標識化したボルトン−ハンター(Bolton-H
unter))をアメルシャム・コーポレーション(Amersham
Corporation)(アーリントン・ハイツ,イリノイ州(A
rlington Heights,IL))より購入した。使用時間で
の比活性度は1950〜2000Ci/mmolであっ
た。未標識化ペプチドをバチャム・インコーポレイテッ
ド(BACHEM Inc.)(トランス、カリフォルニア州(Torr
ance,CA))およびペニンスラ・ラボラトリース(Peni
nsula Laboratories)(ベルモント、カリフォルニア
州)から入手した。雄のスプラギュー−ダウレイ・ラッ
ト(200−250g)を断頭により殺した。脳を冷却
したリン酸塩−緩衝食塩水(PBS)中に摘出した。腹
部面より、切断部を視床下部までくちばし状にし、嗅索
により側部方向に結合させ、これらの嗅索から中央方向
に45°の角度で伸張させた。その側座核および周辺領
域を含むこの基底前脳組織を秤量し、氷冷した20mM
HEPES緩衝液(20mM HEPES酸、pHを
23℃でNaOHで7.4に調整)中で均質化した。新
たな緩衝液中にて3回、48,000×gで15分間遠
心分離に付すことにより膜を洗浄した。最終の膜ペレッ
トを0.2mMフェニルメチルスルホニルフルオリド
(PMSF)含有の20mM HEPES緩衝液に再度
懸濁させた。
【0052】125I-アミリン結合を測定するのに、4m
gの原型湿式重量の組織からの膜を、バシトラシン0.
5mg/ml、ウシ血清アルブミン0.5mg/mlお
よび0.2mMのPMSFを含有する20mMのHEP
ES緩衝液中、12−16pMで125I-アミリンと一緒
にインキュベートした。溶液を23℃で60分間インキ
ュベートした。ラジオ標識化したペプチドの非特異的結
合を減少させるために、0.3%ポリエチレンイミン中
に4時間予め浸漬したGF/Bガラス繊維フィルターを
通して濾過し、インキュベートを終えた。濾過の直前に
冷PBS5mlを用い、濾過の直後に冷PBS15ml
を用いてフィルターを洗浄した。フィルターを取り外
し、γ−カウンターにて77%の計数効率で放射能を評
定した。10-12〜10-6Mの未標識化試験化合物の存
在下での結合を測定することにより競合曲線を作成し、
4−パラメーターのロジスティック方程式(インプロッ
トプログラム;グラフパッド・ソフトウエア,サンディ
エゴ(Inplot program;GraphPAD Software,San Die
go)を用いる非線状回帰線により解析した。この検定に
おいて、精製したヒトアミリンは約50pMのIC50
定値でその受容体に結合する。本発明の試験化合物につ
いての結果を表Iに示す。その結果は、該化合物が、各
々、有意な受容体結合活性を有することを示す。
【0053】実施例19 ヒラメ筋アッセイ 本発明の化合物のアミリン作動剤活性の評価を以下のヒ
ラメ筋アッセイを用いて行った。ヒラメ筋の質量を40
mg以下に維持するのに、約200gの雄のハーラン・
スプラギュー−ダウレイ(Harlan Sprague-Dawley)ラ
ットを用いた。断頭により殺す前の4時間、動物を絶食
させた。下部の脚より皮膚を除去し、ついでそれをコル
ク板にピンで留めた。アキレス腱を前記のように切断
し、踵骨および腓腹筋(os calcisおよびm. gastrocnemi
us)を脛骨の後部面よりリフレクトさせた。ついで、腓
腹筋の骨面にある、ヒラメ筋、15−20mm長、0.5m
m厚のフラットな筋をきれいに剥がし、細いはさみおよ
び鉗子を用いて筋周膜を除去した。ついで、ヒラメ筋を
ブレードを用い、該筋のベリーを介して前−後方向に突
き通して均等に分配し、各動物より合計4つの筋ストリ
ップを得た。動物から筋を切開した後、短期間、生理食
塩水中に保持した。この筋はラジオグルコースをグリコ
ーゲン中に取り込むことについて明白な効果を有しない
ため、該筋を張力下に保持する必要はなかった。
【0054】以下に詳説するように、1リットル当た
り、NaCl 118.5ミリモル(6.93g)、KCl
5.94ミリモル(443mg)、CaCl2 2.54ミリ
モル(282mg)、MgSO4 1.19ミリモル(14
3mg)、KH2PO4 1.19ミリモル(162m
g)、NaHCO3 25ミリモル(2.1g)、5.5ミ
リモルのグルコース(1g)および組換えヒトインスリ
ン(Humulin-R,Eli Lilly,IN)および試験化合物を
含有する予めガス処理したクレーブス−リンガー(Kreb
s−Ringer)炭酸水素塩緩衝液10mlを含む50ml
のエルレンマイヤー(Erlenmeyer)フラスコに筋を加え
た。37℃でのpHが7.1と7.4の間にあることを確
認した。各動物からの4つの筋片が種々のアッセイ条件
間で均一に分配されるように、筋を異なるフラスコに割
り当てた。振動型水浴中、37℃で連続的に撹拌しなが
ら、カーボゲン(95%O2、5%CO2)をその面全体
に穏やかにブローすることによりインキュベート培地を
ガス処理した。「プレインキュベーション」を半時間行
った後、0.5μCiのU-14C-グルコースを各フラスコ
に加え、それをさらに60分間インキュベートした。つ
いで、各筋片を速やかに取り出し、ブロットし、液体N
2中で凍結させ、秤量し、その後の14C-グリコーゲンの
測定用に貯蔵した。
【0055】14C-グリコーゲン測定は7mlのシンチ
レーションバイアル中で行った。凍結した各筋試験片を
バイアルに入れ、連続撹拌下、70℃で45分間、60
%水酸化カリウム1mlにて消化した。3mlの無水エ
タノールを添加し、−20℃で一夜冷却することにより
溶解したグリコーゲンをバイアル中に沈殿させた。上澄
液をアスピレートし、その沈殿物を真空下で乾燥させ
た。エタノールをすべて蒸発させ、シンチレーション計
数の間のクエンチを回避した。残りのグリコーゲンを水
1mlおよびシンチレーション液4ml中に再度溶か
し、14Cを計数した。グルコースのグリコーゲンへの取
り込み速度(μmol/g/時間で表す)を、5.5m
Mのインキュベート培地における14C−グルコースの特
異活性、および各筋から抽出したグリコーゲン中に残っ
ている合計の14C数より得た。用量/応答曲線を、最小
二乗式繰り返しルーチンを用いる4パラメーター・ロジ
スティック・モデル(ALLFIT,v2.7,NIH,MD)に適合させ
てEC50を得た。EC50は対数が正規的に分布している
ため、それは対数の±標準誤差で表される。SYSTA
T(ウィルキンソン(Wilkinson)、“SYSTAT:
統計のためのシステム”,シスタット・インコーポレイ
テッド(SYSTAT Inc.),Evanston IL(1989))のル
ーチンに基づくt−試験を用いてペアーワイス(pairwi
se)比較を行った。
【0056】用量−応答曲線を、7.1nM(1000
μU/ml)インスリンおよび0、1、3、10、3
0、100、300および1000nMの最終濃度で添
加された各試験化合物を含有する培地に加えた筋で作成
した。各アッセイはまた、単一バッチのラットアミリン
からなる内部陽性対照を含み、凍結乾燥して−70℃で
貯蔵した。ヒトアミリンは公知の血糖上昇ペプチドであ
り、ヒラメ筋アッセイにおけるアミリン調製物のEC50
測定値は、純度が90%以下の市販の調製物では不純物
が存在するため高いEC50を有し、その結果として低い
測定活性を示すが、典型的には、約1〜10nMの範囲
にある。試験化合物の結果を表Iに示す。その結果は各
化合物がアミリン活性を有することを示している。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【発明の効果】インスリン誘導低血糖症を含めた、糖尿
病および低血糖症の治療の目的やその他の目的で、天然
ヒト・アミリンの活性を有するより複雑でない化合物、
ならびに天然ヒト・アミリンよりも促進された溶解度お
よび/または安定性を示す化合物を提供し得る。
【0060】
【配列表】
<110> AMYLIN Pharmaceutials Incorporated <120> Novel Amylin Agonist Peptide and Uses Theref
or <130> 162841 <150> US 07/667,040 <151> 1991-03-08 <150> US 07/794,266 <151> 1991-11-19 <160> 12
【0061】<210> 1 <211> 38 <212> PRT <213> Artificial Sequence <220> <221> UNSURE <222> 1 <223> Lys, Ala, Ser or hydrogen <220> <221> UNSURE <222> 13 <223> Ala, Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 17 <223> Val, Leu or Ile <220> <221> UNSURE <222> 18 <223> His or Arg <220> <221> <222> 19 <223> Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 20 <223> Ser, Thr, Gln or Asn <220> <221> UNSURE <222> 21 <223> Asn, Gln or His <220> <221> <222> 23 <223> Phe, Leu or Tyr <220> <221> UNSURE <222> 26 <223> Ile, Val, Ala or Leu <220> <221> UNSURE <222> 29 <223> Ser, Pro or Thr <220> <221> UNSURE <222> 31 <223> Asn, Asp or Gln <220> <221> UNSURE <222> 38 <223> amino, alkylamino, dialkylamino, cycloalkyla
mino, arylamino,aralkylamino, alkyloxy, aryloxy or
aralkyloxy <220> <221> UNSURE <223> Xaa at positions 2 and Xaa at position 7 are
independentlyselected residues having side chains
which are chemically bondedto each other to form
an intramolecular linkage comprising adisulfide bo
nd, a lactam or a thioether linkage. <400> 1 Xaa Xaa Asn Thr Ala Thr Xaa Ala Thr Gln Arg Leu Xaa Asn Phe Leu 1 5 10 15 Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Asn Xaa Gly Pro Xaa Leu Pro Xaa Thr Xaa Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr Xaa 35
【0062】<210> 2 <211> 38 <212> PRT <213> Artificial Sequence <220> <221> UNSURE <222> 1 <223> Lys, Ala, Ser or hydrogen <220> <221> UNSURE <222> 13 <223> Ala, Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 17 <223> Val, Leu or Ile <220> <221> UNSURE <222> 18 <223> His or Arg <220> <221> UNSURE <222> 19 <223> Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 20 <223> Ser, Thr, Gln or Asn <220> <221> UNSURE <222> 21 <223> Asn, Gln or His <220> <221> UNSURE <222> 23 <223> Phe, Leu or Tyr <220> <221> UNSURE <222> 26 <223> Ile, Val, Ala or Leu <220> <221> UNSURE <222> 28 <223> Ser, Pro, Leu, Ile or Thr <220> <221> UNSURE <222> 31 <223> Asn, Asp or Gln <220> <221> UNSURE <222> 38 <223> amino, alkylamino, dialkylamino, cycloalkyla
mino, arylamino,aralkylamino, alkyloxy, aryloxy or
aralkyloxy <220> <221> UNSURE <223> Xaa at positions 2 and Xaa at position 7 are
independentlyselected residues having side chains
which are chemically bondedto each other to form
an intramolecular linkage comprising adisulfide bo
nd, a lactam or a thioether linkage. <400> 2 Xaa Xaa Asn Thr Ala Thr Xaa Ala Thr Gln Arg Leu Xaa Asn Phe Leu 1 5 10 15 Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Asn Xaa Gly Pro Xaa Leu Xaa Pro Thr Xaa Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr Xaa 35
【0063】<210> 3 <211> 38 <212> PRT <213> Artificial Sequence <220> <221> UNSURE <222> 1 <223> Lys, Ala, Ser or hydrogen <220> <221> UNSURE <222> 13 <223> Ala, Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 17 <223> Val, Leu or Ile <220> <221> UNSURE <222> 18 <223> His or Arg <220> <221> UNSURE <222> 19 <223> Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 20 <223> Ser, Thr, Gln or Asn <220> <221> UNSURE <222> 21 <223> Asn, Gln or His <220> <221> UNSURE <222> 23 <223> Phe, Leu or Tyr <220> <221> UNSURE <222> 25 <223> Ala or Pro <220> <221> UNSURE <222> 26 <223> Ile, Val, Ala or Leu <220> <221> UNSURE <222> 31 <223> Asn, Asp or Gln <220> <221> UNSURE <222> 38 <223> amino, alkylamino, dialkylamino, cycloalkyla
mino, arylamino,aralkylamino, alkyloxy, aryloxy or
aralkyloxy <220> <221> UNSURE <223> Xaa at positions 2 and Xaa at position 7 are
independentlyselected residues having side chains
which are chemically bondedto each other to form
an intramolecular linkage comprising adisulfide bo
nd, a lactam or a thioether linkage. <400> 3 Xaa Xaa Asn Thr Ala Thr Xaa Ala Thr Gln Arg Leu Xaa Asn Phe Leu 1 5 10 15 Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Asn Xaa Gly Xaa Xaa Leu Pro Pro Thr Xaa Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr Xaa 35
【0064】<210> 4 <211> 38 <212> PRT <213> Artificial Sequence <220> <221> UNSURE <222> 1 <223> Lys, Ala, Ser or hydrogen <220> <221> UNSURE <222> 13 <223> Ala, Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 17 <223> Val, Leu or Ile <220> <221> <222> 18 <223> His or Arg <220> <221> UNSURE <222> 19 <223> Ser or Thr <220> <221> UNSURE <222> 20 <223> Ser, Thr, Gln or Asn <220> <221> UNSURE <222> 21 <223> Asn, Gln or His <220> <221> UNSURE <222> 23 <223> Phe, Leu or Tyr <220> <221> UNSURE <222> 26 <223> Ile, Val, Ala or Leu <220> <221> UNSURE <222> 31 <223> Asn, Asp or Gln <220> <221> UNSURE <222> 38 <223> amino, alkylamino, dialkylamino, cycloalkyla
mino, arylamino,aralkylamino, alkyloxy, aryloxy or
aralkyloxy <220> <221> UNSURE <223> Xaa at positions 2 and Xaa at position 7 are
independentlyselected residues having side chains
which are chemically bondedto each other to form
an intramolecular linkage comprising adisulfide bo
nd, a lactam or a thioether linkage. <400> 4 Xaa Xaa Asn Thr Ala Thr Xaa Ala Thr Gln Arg Leu Xaa Asn Phe Leu 1 5 10 15 Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Asn Xaa Gly Pro Xaa Leu Pro Pro Thr Xaa Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr Xaa 35
【0065】<210> 5 <211> 38 <212> PRT <213> human <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 5 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Ala Asn Phe Leu 1 5 10 15 Val His Ser Ser Asn Asn Phe Gly Ala Ile Leu Ser Ser Thr Asn Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0066】<210> 6 <211> 38 <212> PRT <213> cat <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 6 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Ala Asn Phe Leu 1 5 10 15 Ile Arg Ser Ser Asn Asn Leu Gly Ala Ile Leu Ser Pro Thr Asn Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0067】<210> 7 <211> 38 <212> PRT <213> dog <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 7 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Ala Asn Phe Leu 1 5 10 15 Val Arg Thr Ser Asn Asn Leu Gly Ala Ile Leu Ser Pro Thr Asn Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0068】<210> 8 <211> 38 <212> PRT <213> rat <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 8 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Ala Asn Phe Leu 1 5 10 15 Val Arg Ser Ser Asn Asn Leu Gly Pro Val Leu Pro Pro Thr Asn Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0069】<210> 9 <211> 38 <212> PRT <213> mouse <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 9 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Ala Asn Phe Leu 1 5 10 15 Val Arg Ser Ser Asn Asn Leu Gly Pro Val Leu Pro Pro Thr Asn Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0070】<210> 10 <211> 38 <212> PRT <213> hamster <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 10 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Ala Asn Phe Leu 1 5 10 15 Val His Ser Asn Asn Asn Leu Gly Pro Val Leu Ser Pro Thr Asn Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0071】<210> 11 <211> 38 <212> PRT <213> guinea pig <220> <221> DISULFID <222> (2)...(7) <400> 11 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr Gln Arg Leu Thr Asn Phe Leu 1 5 10 15 Val Arg Ser Ser His Asn Leu Gly Ala Ala Leu Leu Pro Thr Asp Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr NH2 35
【0072】<210> 12 <211> 38 <212> PRT <213> Artificial Sequence <220> <221> UNSURE <222> <223> <400> 12 Xaa Xaa Asn Thr Ala Thr Xaa Ala Thr Gln Arg Leu Xaa Asn Phe Leu 1 5 10 15 Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Asn Xaa Gly Xaa Xaa Leu Xaa Xaa Thr Xaa Val 20 25 30 Gly Ser Asn Thr Tyr Xaa 35
【0073】配列表フリーテキスト 配列番号1 1位 <223> Lys, Ala, Serまたは水素 13位 <223> Ala, SerまたはThr 17位 <223> Val, LeuまたはIle 18位 <223> HisまたはArg 19位 <223> SerまたはThr 20位 <223> Ser, Thr, GlnまたはAsn 21位 <223> Asn, GlnまたはHis 23位 <223> Phe, LeuまたはTyr 26位 <223> Ile, Val, AlaまたはLeu 29位 <223> Ser, ProまたはThr 31位 <223> Asn, AspまたはGln 38位 <223> アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラル
キルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシまたはア
ラルキルオキシ <223> 2位および7位は、独立して、相互に化学結合し
て分子内架橋を形成する側鎖を有する残基から選択さ
れ、ここに該分子内架橋には、ジスルフィド結合、ラク
タムまたはチオエーテル架橋が含まれる。
【0074】配列番号2 1位 <223> Lys, Ala, Serまたは水素 13位 <223> Ala, SerまたはThr 17位 <223> Val, LeuまたはIle 18位 <223> HisまたはArg 19位 <223> SerまたはThr 20位 <223> Ser, Thr, GlnまたはAsn 21位 <223> Asn, GlnまたはHis 23位 <223> Phe, LeuまたはTyr 26位 <223> Ile, Val, AlaまたはLeu 28位 <223> Ser, Pro, Leu, IleまたはThr 31位 <223> Asn, AspまたはGln 38位 <223> アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラル
キルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシまたはア
ラルキルオキシ <223> 2位および7位は、独立して、相互に化学結合し
て分子内架橋を形成する側鎖を有する残基から選択さ
れ、ここに該分子内架橋には、ジスルフィド結合、ラク
タムまたはチオエーテル架橋が含まれる。
【0075】配列番号3 1位 <223> Lys, Ala, Serまたは水素 13位 <223> Ala, SerまたはThr 17位 <223> Val, LeuまたはIle 18位 <223> HisまたはArg 19位 <223> SerまたはThr 20位 <223> Ser, Thr, GlnまたはAsn 21位 <223> Asn, GlnまたはHis 23位 <223> Phe, LeuまたはTyr 25位 <223> AlaまたはPro 26位 <223> Ile, Val, AlaまたはLeu 31位 <223> Asn, AspまたはGln 38位 <223> アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラル
キルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシまたはア
ラルキルオキシ <223> 2位および7位は、独立して、相互に化学結合し
て分子内架橋を形成する側鎖を有する残基から選択さ
れ、ここに該分子内架橋には、ジスルフィド結合、ラク
タムまたはチオエーテル架橋が含まれる。
【0076】配列番号4 1位 <223> Lys, Ala, Serまたは水素 13位 <223> Ala, SerまたはThr 17位 <223> Val, LeuまたはIle 18位 <223> HisまたはArg 19位 <223> SerまたはThr 20位 <223> Ser, Thr, GlnまたはAsn 21位 <223> Asn, GlnまたはHis 23位 <223> Phe, LeuまたはTyr 26位 <223> Ile, Val, AlaまたはLeu 31位 <223> Asn, AspまたはGln 38位 <223> アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラル
キルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシまたはア
ラルキルオキシ <223> 2位および7位は、独立して、相互に化学結合し
て分子内架橋を形成する側鎖を有する残基から選択さ
れ、ここに該分子内架橋には、ジスルフィド結合、ラク
タムまたはチオエーテル架橋が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はヒト・アミリンのアミノ酸配列(配列
番号:5)を示す。
【図2】 図2はいくつかの哺乳動物から単離したアミ
リンのアミノ酸配列を比較したものを示す(配列番号:
5−11)。
【図3】 図3は新規アミリン作動薬ペプチドのアミノ
酸配列(配列番号:12)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハワード・ジョーンズ アメリカ合衆国カリフォルニア州92064、 ポーウェイ、セント・ジェームズ・ドライ ブ16870番 (72)発明者 エリザベス・アルブレヒト アメリカ合衆国カリフォルニア州92126、 サンディエゴ、バニスター・ウェイ10540 番

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号1で示されるアミノ酸
    配列:[但し、1位がLys、13位がAla、17位がV
    al、18位がArg、19位がSer、20位がSer、21
    位がAsn、23位がLeu、26位がVal、29位がPro
    であって、31位がAsnである場合には、上記アミノ酸
    残基のうちいずれかの1またはそれ以上はD−アミノ酸
    であって、38位はアルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラルキ
    ルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシ、およびア
    ラルキルオキシよりなる群から選択される]を有するア
    ミリンの作動薬アナログ。
  2. 【請求項2】 2位および7位が、ジスルフィド結合に
    より架橋したCys残基からなる請求項1記載のアミリン
    の作動薬アナログ。
  3. 【請求項3】 38位がアミノである請求項2記載のア
    ミリンの作動薬アナログ。
  4. 【請求項4】 配列表の配列番号2で示されるアミノ酸
    配列:[但し、 (a)1位がLys、13位がAla、17位がVal、18位
    がArg、19位がSer、20位がSer、21位がAsn、
    23位がLeu、26位がVal、28位がProであって、
    31位がAsnである場合;または(b)1位がLys、13
    位がAla、17位がVal、18位がHis、19位がSe
    r、20位がAsn、21位がAsn、23位がLeu、26
    位がVal、28位がSerであって、31位がAsnである
    場合には、上記アミノ酸残基のうちいずれかの1または
    それ以上はD−アミノ酸であって、38位はアルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキルアミノ、アリ
    ールアミノ、アラルキルアミノ、アルキルオキシ、アリ
    ールオキシ、およびアラルキルオキシよりなる群から選
    択される]を有するアミリンの作動薬アナログ。
  5. 【請求項5】 2位および7位が、ジスルフィド結合に
    より架橋したCys残基よりなる請求項4記載のアミリン
    の作動薬アナログ。
  6. 【請求項6】 38位がアミノである請求項5記載のア
    ミリンの作動薬アナログ。
  7. 【請求項7】 配列表の配列番号3で示されるアミノ酸
    配列:[但し、1位がLys、13位がAla、17位がV
    al、18位がArg、19位がSer、20位がSer、21
    位がAsn、23位がLeu、25位がPro、26位がVal
    であって、31位がAsnである場合には、上記アミノ酸
    残基のうちいずれかの1またはそれ以上はD−アミノ酸
    であって、38位はアルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ、シクロアルキルアミノ、アリールアミノ、アラルキ
    ルアミノ、アルキルオキシ、アリールオキシ、およびア
    ラルキルオキシよりなる群から選択される]を有するア
    ミリンの作動薬アナログ。
  8. 【請求項8】 2位および7位が、ジスルフィド結合に
    より架橋したCys残基からなる請求項7記載のアミリン
    の作動薬アナログ。
  9. 【請求項9】 38位がアミノである請求項8記載のア
    ミリンの作動薬アナログ。
  10. 【請求項10】 配列表の配列番号4で示されるアミノ
    酸配列:[但し、1位がLys、13位がAla、17位が
    Val、18位がArg、19位がSer、20位がSer、2
    1位がAsn、23位がLeu、26位がValであって、3
    1位がAsnである場合には、上記アミノ酸残基のうちい
    ずれかの1またはそれ以上はD−アミノ酸であって、3
    8位はアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアル
    キルアミノ、アリールアミノ、アラルキルアミノ、アル
    キルオキシ、アリールオキシ、およびアラルキルオキシ
    よりなる群から選択される]を有するアミリンの作動薬
    アナログ。
  11. 【請求項11】 2位および7位が、ジスルフィド結合
    により架橋したCys残基からなる請求項10記載のアミ
    リンの作動薬アナログ。
  12. 【請求項12】 38位がアミノである請求項11記載
    のアミリンの作動薬アナログ。
  13. 【請求項13】 18位がArgである請求項1〜12い
    ずれか1項記載のアミリンの作動薬アナログ。
  14. 【請求項14】 26位がValである請求項1〜6また
    は10〜12いずれか1項記載のアミリンの作動薬アナ
    ログ。
  15. 【請求項15】 26位がValである請求項7〜9いず
    れか1項記載のアミリンの作動薬アナログ。
  16. 【請求項16】 1位が水素である請求項1〜12いず
    れか1項記載のアミリンの作動薬アナログ。
  17. 【請求項17】 18Arg25'28Pro-h-アミリン。
  18. 【請求項18】 デス-1Lys18Arg25'28Pro-h-アミ
    リン。
  19. 【請求項19】 25,28,29Pro-h-アミリン。
  20. 【請求項20】 デス-1Lys25'28'29Pro-h-アミリ
    ン。
  21. 【請求項21】 18Arg25'28'29Pro-h-アミリン。
  22. 【請求項22】 デス-1Lys18Arg25'28'29Pro-h-ア
    ミリン。
  23. 【請求項23】 25Pro26Val28'29Pro-h-アミリ
    ン。
  24. 【請求項24】 酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、または
    塩酸塩である請求項1〜16いずれか1項記載のアミリ
    ンの作動薬アナログ。
  25. 【請求項25】 酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、または
    塩酸塩である請求項17〜23いずれか1項記載のアミ
    リンの作動薬アナログ。
  26. 【請求項26】 治療学的に有効な量の請求項3に記載
    のアミリンの作動薬アナログを配合した組成物。
  27. 【請求項27】 治療学的に有効な量の請求項6に記載
    のアミリンの作動薬アナログを配合した組成物。
  28. 【請求項28】 治療学的に有効な量の請求項9に記載
    のアミリンの作動薬アナログを配合した組成物。
  29. 【請求項29】 治療学的に有効な量の請求項12に記
    載のアミリンの作動薬アナログを配合した組成物。
  30. 【請求項30】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項3に記載のアミリンの
    作動薬アナログと、インスリンとからなる組成物。
  31. 【請求項31】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項6に記載のアミリンの
    作動薬アナログと、インスリンとからなる組成物。
  32. 【請求項32】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項9に記載のアミリンの
    作動薬アナログと、インスリンとからなる組成物。
  33. 【請求項33】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項12に記載のアミリン
    の作動薬アナログと、インスリンとからなる組成物。
  34. 【請求項34】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項3に記載のアミリンの
    作動薬アナログと、グルカゴンとからなる組成物。
  35. 【請求項35】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項6に記載のアミリンの
    作動薬アナログと、グルカゴンとからなる組成物。
  36. 【請求項36】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項9に記載のアミリンの
    作動薬アナログと、グルカゴンとからなる組成物。
  37. 【請求項37】 治療的投与用に適した形態に混合し
    た、治療学的に有効な量の請求項12に記載のアミリン
    の作動薬アナログと、グルカゴンとからなる組成物。
  38. 【請求項38】 アミリンの作動薬アナログが25'28'29
    Pro-h-アミリンである請求項26〜37いずれか1項
    記載の組成物。
  39. 【請求項39】 アミリンの作動薬アナログがデス-1
    ys25'28'29Pro-h-アミリンである請求項26〜37い
    ずれか1項記載の組成物。
  40. 【請求項40】 アミリンの作動薬アナログが18Ar
    g25'28Pro-h-アミリンである請求項26〜37いずれ
    か1項記載の組成物。
  41. 【請求項41】 アミリンの作動薬アナログがデス-1
    ys18Arg25'28Pro-h-アミリンである請求項26〜3
    7いずれか1項記載の組成物。
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