JPH11151655A - 固定砥粒付エンドレスワイヤソー - Google Patents

固定砥粒付エンドレスワイヤソー

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JPH11151655A
JPH11151655A JP31734897A JP31734897A JPH11151655A JP H11151655 A JPH11151655 A JP H11151655A JP 31734897 A JP31734897 A JP 31734897A JP 31734897 A JP31734897 A JP 31734897A JP H11151655 A JPH11151655 A JP H11151655A
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JP
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tension
wire
rollers
wire row
fixed abrasive
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Application number
JP31734897A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tago
一弘 田子
Shuichi Tsukada
修一 塚田
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被加工物を精度よく切断することができる固定
砥粒付エンドレスワイヤソーの提供。 【解決手段】ワイヤ列28の下部にインゴットInを挟
んで一対の溝付テンションローラ46、46を配置す
る。この一対の溝付テンションローラ46、46をワイ
ヤ列28に押圧当接させることにより、ワイヤ列28に
張力を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定砥粒付エンド
レスワイヤソーに係り、特にシリコン、ガラス、セラミ
ック等の硬脆性材料を切断する固定砥粒付エンドレスワ
イヤソーに関する。
【0002】
【従来の技術】固定砥粒付エンドレスワイヤソーは、1
本の無端状に形成された固定砥粒付ワイヤを複数個のグ
ルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形成するワイヤソ
ーである。この固定砥粒付エンドレスワイヤソーで高精
度なウェーハを切断するためには、ワイヤ列を高い張力
で張り上げた状態でインゴットを切断する必要がある。
そして、従来の固定砥粒付エンドレスワイヤソーでは、
ダンサローラに所定荷重のデッドウェイトを付加するこ
とにより、固定砥粒付ワイヤに張力を付与していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法で固定砥粒付ワイヤに張力を付与すると、実際にイ
ンゴットの切断に寄与するワイヤ列を構成する固定砥粒
付ワイヤの張力が十分に得られず、精度の高い切断を行
うことができないという欠点があった。本発明は、この
ような事情に鑑みてなされたもので、被加工物を精度よ
く切断することができる固定砥粒付エンドレスワイヤソ
ーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
前記目的を達成するために、複数本のグルーブローラに
巻き掛けられて形成されるワイヤ列を一本の無端状の固
定砥粒付ワイヤで形成し、前記グルーブローラを回転駆
動して前記ワイヤ列を走行させるとともに、その走行す
るワイヤ列に被加工物を押し当てることにより、該被加
工物を多数枚のウェーハに同時に切断する固定砥粒付エ
ンドレスワイヤソーにおいて、前記被加工物を挟んで対
称位置に配置され、周面に前記ワイヤ列と同一ピッチの
溝が形成された一対の溝付テンションローラと、前記一
対の溝付テンションローラを前記ワイヤ列に向けて移動
させ、該ワイヤ列に押圧当接させる押圧手段と、を備
え、前記一対の溝付テンションローラを前記押圧手段に
よって前記ワイヤ列に押圧当接させることによって、前
記ワイヤ列に張力を付加することを特徴とする。
【0005】本発明によれば、一対の溝付テンションロ
ーラをワイヤ列に押圧当接させることにより、ワイヤ列
に張力を付加する。また、請求項3に係る発明は、前記
目的を達成するために、複数本のグルーブローラに巻き
掛けられて形成されるワイヤ列を一本の無端状の固定砥
粒付ワイヤで形成し、前記グルーブローラを回転駆動し
て前記ワイヤ列を走行させるとともに、その走行するワ
イヤ列に被加工物を押し当てることにより、該被加工物
を多数枚のウェーハに同時に切断する固定砥粒付エンド
レスワイヤソーにおいて、前記グルーブローラのうち少
なくとも1本を移動可能に支持し、前記グルーブローラ
間の軸間距離を可変させることにより、前記ワイヤ列に
張力を付加することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、グルーブローラの軸間距
離を可変させることにより、ワイヤ列に張力を付加す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る固定砥粒付エンドレスワイヤソーの実施の形態につい
て詳説する。図1、図2、図3は、それぞれ本発明に係
る固定砥粒付エンドレスワイヤソーの第1の実施の形態
の正面図、側面図、平面図である(図3は切断ユニット
のみの平面図)。
【0008】同図に示すように、固定砥粒付エンドレス
ワイヤソー10は、主として、インゴットInの切断を
行う切断ユニット12と、インゴットInに送りを与え
るワーク送りユニット14とから構成されている。ま
ず、切断ユニット12の構成から説明する。防振台1
6、16、…を介して水平に設置された架台18上に
は、一対のスピンドルブラケット20A、20Bが2
組、所定の間隔をもって垂直に立設されている。このス
ピンドルブラケット20A、20Bには、それぞれ一対
のスピンドルユニット22A、22Bが、互いに対向す
るように配設されている。
【0009】前記一対のスピンドルユニット22A、2
2Bには、それぞれ外周に螺旋状の溝が形成されたグル
ーブローラ24A、24Bが回動自在に支持されてい
る。切断するワイヤ列28は、このグルーブローラ24
A、24Bの溝に固定砥粒付ワイヤ26を順次巻き掛け
てゆくことにより形成される。前記グルーブローラ24
A、24Bの前方(図2中左側)には、グルーブローラ
24A、24Bに巻き掛けられた固定砥粒付ワイヤ26
をグルーブローラ24A、24Bの一方端から他方端に
向けてガイドするガイドローラ30L、30L、30
R、30Rが設置されている。このガイドローラ30
L、30L、30R、30Rは、前記グルーブローラ2
4A、24Bの両端部にそれぞれ一組ずつ配設されてお
り、前記架台18上に設置された図示しないフレームに
回転自在に支持されている。前記グルーブローラ24
A、24Bの一方端から繰り出された固定砥粒付ワイヤ
26は、このガイドローラ30L、30L、30R、3
0Rに順次巻きかけられることにより、グルーブローラ
24A、24Bの他方端にガイドされる。そして、他方
端にガイドされた固定砥粒付ワイヤ26は、その両端部
をレーザー溶接等でつなぎ合わされて無端状に形成され
る。
【0010】前記グルーブローラ24A、24B間に
は、ワイヤ列28に所定の張力を付与するためのテンシ
ョンユニット44が設置されている。このテンションユ
ニット44は、周面に前記ワイヤ列28と同一ピッチの
平行溝が多数形成された一対の溝付テンションローラ4
6、46を有しており、この溝付テンションローラ4
6、46をワイヤ列28に押圧当接させることにより、
ワイヤ列28に張力を付与する。具体的には、以下の構
成である。
【0011】前記一対の溝付テンションローラ46、4
6は、前記ワイヤ列28の下部に設けられており、イン
ゴットInを挟んで左右対称位置に配設されている。こ
の溝付テンションローラ46、46の両端部は、一対の
軸受ブラケット48、48に回動自在に支持されてお
り、該軸受ブラケット48、48は、支持フレーム5
0、50上に敷設された一対のガイドレール52、52
上を摺動自在に支持されている。
【0012】前記支持フレーム50、50は、前記架台
18上に垂直に立設されており、うち一方の支持フレー
ム50中央には、図4に示すように、ガイドレール5
2、52に沿ってネジ棒54が配設されている。このネ
ジ棒54は、両端部を軸受部材56、56によって回動
自在に支持されており、上端部には押圧用モータ58の
出力軸が連結されている。また、前記軸受ブラケット4
8、48のうち一方には、このネジ棒54に螺合するナ
ット部48a(図3参照)が形成されており、この結
果、前記押圧用モータ58を駆動することにより、前記
ネジ棒54が回転して軸受ブラケット48、48が上下
動する。
【0013】以上のように構成されたテンションユニッ
ト44は、押圧用モータ58を駆動して軸受ブラケット
48、48を上昇させることにより、溝付テンションロ
ーラ46、46がワイヤ列28に押圧されてワイヤ列2
8に張力が付与される。なお、このときワイヤ列28を
構成する各固定砥粒付ワイヤ26は、溝付テンションロ
ーラ46、46の溝に沿って走行する。
【0014】ワイヤ列28には、以上のようにして張力
が付与される。そして、その走行は、一方のグルーブロ
ーラ24Aを高速回転させることにより行う。すなわ
ち、一方のグルーブローラ24Aを駆動モータ60で高
速回転させることにより走行させる。なお、図2に示す
ように、駆動モータ60からグルーブローラ24Aへの
回転力の伝達はベルト62で行い、グルーブローラ24
Aの一方端に連結されたスピンドルプーリ64と、駆動
モータ60の出力軸に連結されたモータプーリ66とを
ベルト62で連結することにより、駆動モータ60の回
転をグルーブローラ24Aに伝達する。
【0015】切断ユニット12は以上のように構成され
る。次に、切断送りユニット14の構成について説明す
る。図1及び図2に示すように、前記架台18上には、
コラム68が垂直に立設されている。このコラム68に
は一対のガイドレール70、70が前記ワイヤ列28に
対して垂直に敷設されている。そして、このガイドレー
ル70、70上をワークフィードテーブル72がスライ
ダ74、74を介して摺動自在に支持されている。
【0016】また、前記コラム68には、前記ガイドレ
ール70、70に沿ってネジ棒76が配設されており、
該ネジ棒76は、その両端部をコラム68に一体形成さ
れた軸受に回動自在に支持されている。そして、このネ
ジ棒76の上端部には、前記コラム68の頂部に設置さ
れたワーク送りモータ78の出力軸が連結されており、
このワーク送りモータ78を駆動することにより、ネジ
棒76が回動する。前記ワークフィードテーブル72に
は、このネジ棒76と螺合するナット部材72aが固着
されており、この結果、前記ネジ棒76を前記ワーク送
りモータ78で回動させることにより、前記ワークフィ
ードテーブル72が昇降移動する。
【0017】前記ワークフィードテーブル72の先端下
部には、チルチングユニット80が設けられており、被
加工物であるインゴットInは、このチルチングユニッ
ト80のワーク保持部に装着される。なお、このチルチ
ングユニット64は、装着されたインゴットInをワイ
ヤ列28に対して水平、垂直方向に所定角度傾斜させて
保持することができ、装着されたインゴットは、このチ
ルチングユニット64によって結晶方位合わせがなされ
る。
【0018】また、このチルチングユニット64へのイ
ンゴットInの装着は、マウンティングブロックMを介
して行われ、該マウンティングブロックMにスライスベ
ースSを介して接着したインゴットInをチルチングユ
ニット64のワーク保持部にネジ等で固定して装着す
る。前記のごとく構成された第1の実施の形態の固定砥
粒付エンドレスワイヤソー10の作用は次の通りであ
る。
【0019】まず、オペレータは、グルーブローラ24
A、24B間に張設されているワイヤ列28の張力をテ
ンションゲージで測定する。そして、その測定値から、
切断に必要とされる張力で張設されているか否かを判断
し、以下の操作を行う。テンションゲージの測定値が必
要とされている張力と一致している場合は、そのまま次
の作業に移る。
【0020】テンションゲージの測定値が必要とされて
いる張力よりも低いの場合は、テンションユニット44
の押圧用モータ58を駆動して溝付テンションローラ4
6、46を上昇させて、ワイヤ列28に押圧させる。そ
して、必要な張力が得られたところで溝付テンションロ
ーラ46、46の上昇を止める。これにより、ワイヤ列
28には切断に必要な張力が付加される。
【0021】一方、テンションゲージの測定値が必要と
されている張力よりも高い場合は、テンションユニット
44の押圧用モータ58を駆動して溝付テンションロー
ラ46、46を下降させる。そして、必要な張力が得ら
れたところで溝付テンションローラ46、46の下降を
止める。これにより、ワイヤ列28には切断に最適な張
力が付加される。
【0022】以上のようにしてワイヤ列28に最適な張
力を付加した後、オペレータは、ワークフィードテーブ
ル72のチルチングユニット80にインゴットInを装
着する。すなわち、まず、マウンティングブロックMに
スライスベースSを介してインゴットInを接着し、そ
のマウンティングブロックMに接着されたインゴットI
nをチルチングユニット64のワーク装着部に装着す
る。装着後、インゴットInが所定の結晶方位で切断さ
れるように、チルチングユニット80によってインゴッ
トInをワイヤ列28に対して所定角度傾斜させる。
【0023】次に、駆動モータ60を駆動して、グルー
ブローラ24Aを高速回転させ、ワイヤ列28を高速走
行させる。なお、この際、固定砥粒付ワイヤWは無端状
に形成されているので、一定の走行路を周回することに
なる。次に、ワーク送りモータ78を駆動して、ワーク
フィードテーブル72をワイヤ列28に向けて一定の送
り量で送る。この結果、インゴットInが高速走行する
ワイヤ列28に押し当てられる。
【0024】ワイヤ列28に押し当てられたインゴット
Inは、そのワイヤ列28との接触部を固定砥粒付ワイ
ヤWの周面に固着された固定砥粒に研削され、この結
果、多数枚のウェーハに切断される。なお、この切断に
際して、インゴットInとワイヤ列28の接触部には、
図示しないノズルからクーラントが供給される。供給さ
れたクーラントは、ワイヤ列28の下方に設置された図
示しないドレンパンで回収され、廃棄される。
【0025】このように、本実施の形態のエンドレスワ
イヤソー10では、切断に必要とされる張力を任意に設
定することができるので、精度の高いウェーハを切断す
ることができる。また、ワイヤ列28を構成する固定砥
粒付ワイヤ12は、溝付テンションローラ46、46に
形成された溝内を走行するため、縦方向の振動だけでな
く、横方向の振動も防止することができる。このため、
たとえ固定砥粒付ワイヤ26に目詰まり等が生じても、
固定砥粒付ワイヤ26が暴れることはなく、精度の高い
ウェーハを切断することができる。
【0026】なお、本実施の形態では、溝付テンション
ローラ46、46をワイヤ列28に押圧する手段として
溝付テンションローラ46、46が設けられた軸受ブラ
ケット48、48を送りネジで上下動させる方法を採用
しているが、押圧方法はこれに限定されるものではな
く、例えば、図5に示すような機構で溝付テンションロ
ーラ46、46をワイヤ列28に押圧させてもよい(な
お、同図では、便宜上一方側の溝付テンションローラの
みを図示している。)。
【0027】すなわち、揺動自在なアーム84の先端に
溝付テンションローラ46を回動自在に支持し、このア
ーム84を上下方向に揺動させることにより、溝付テン
ションローラ46をワイヤ列28に押圧させる。アーム
84を揺動させる手段は、アーム84の基端部に固着さ
れた回転軸86に駆動アーム88を固着するとともに、
この駆動アーム88の先端部に油圧シリンダ90のロッ
ドをピンで連結し、この油圧シリンダ90のロッドを進
退させることにより揺動させる。
【0028】ワイヤ列20は、この溝付テンションロー
ラ46を上方に揺動させることにより押圧され、下方に
揺動させることにより押圧力が解除される。また、溝付
テンションローラ46、46は高い荷重を受けるので移
動しないようにするため、これを固定する手段を設ける
ことも有効である。たとえば、位置設定後、軸受ブラケ
ット48を支持フレーム50にディスクブレーキやネジ
等で固定することが有効である。
【0029】また、本実施の形態の固定砥粒付エンドレ
スワイヤソー10では、固定砥粒付ワイヤ26の形状に
ついては、特に限定していないが、固定砥粒付ワイヤ2
6には高い張力がかけられるので、これに耐え得る構造
とするため異形線ワイヤを用いることが有効である。こ
の異形線ワイヤWは、図6に示すように、両側部に溝付
テンションローラ46の溝46aに嵌合するテーパ面T
が形成されていた断面扇形形状をしており、その上面
(円弧面)にのみ砥粒Gが固着されている。
【0030】このような構成の固定砥粒付ワイヤWにあ
っては、同じ横幅Dを有する円形断面の固定砥粒付ワイ
ヤW1 と比べて断面積を大きく取ることができるので、
ワイヤ剛性が向上する。そして、ワイヤ剛性が向上する
ことにより、ワイヤに高い張力を付与することができる
ようになり、この結果、同じカーフロスでも高精度な切
断が可能になる。
【0031】また、このような構成の固定砥粒付ワイヤ
Wにあっては、固定砥粒付ワイヤWが溝付テンションロ
ーラ46の溝に46aに嵌合するため、ワイヤの振れを
効果的に防止することができる。さらに、ワイヤの上面
にのみ砥粒Gが固着されているため、溝付テンションロ
ーラやグルーブローラ、ガイドローラ等の溝の磨耗も抑
制することができる。なお、この点については、同図に
示すように、断面円形の固定砥粒付ワイヤWの場合、ワ
イヤの上面にのみ砥粒を固着すれば同様の効果を得るこ
とができる。
【0032】次に、本発明に係る固定砥粒付エンドレス
ワイヤソーの第2の実施の形態について説明する。上述
した第1の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイヤソ
ー10では、一対の溝付テンションローラ46、46の
間隔は、常に一定に保たれていた。しかし、ワイヤ列2
8に与えられる張力は、溝付テンションローラ46、4
6の間隔と相関するため、切断部の張力をより高いもの
とするためには、常に溝付テンションローラ46、46
をインゴットInの近傍に位置させておくことが望まし
い。
【0033】そこで、第2の実施の形態の固定砥粒付エ
ンドレスワイヤソー100では、テンションユニット4
4の溝付テンションローラ46、46の間隔をインゴッ
トInの切断長に応じて可変できるように構成されてい
る。具体的には、以下の構成である。なお、上述した第
1の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイヤソー10
と同一部材には、同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0034】図7及び図8に示すように、一対の溝付テ
ンションローラ46、46は、それぞれその両端部を一
対の軸受ユニット102、102に回動自在に支持され
ている。この軸受ユニット102、102は、ワイヤ列
28の両側部に沿って設置された一対のガイドレール1
04、104上をスライド自在に支持されている。前記
一対のガイドレール104、104は、前記ワイヤ列2
8に沿って配設された昇降台106、106上に敷設さ
れており、該昇降台106、106は、ワイヤ列28に
対して垂直に昇降移動する。なお、この昇降台106を
昇降させる機構は、上述した第1の実施の形態の軸受ブ
ラケット48、48を昇降させる機構と同じである。し
たがって、その機構の説明は省略する。
【0035】前記昇降台106、106の中央部には、
支柱108、108が垂直に立設されている。この支柱
108の両側部にはスプリング110、110が固定さ
れており、該スプリング110、110の他方端は、そ
れぞれ前記軸受ユニット102、102に固定されてい
る。前記一対の溝付テンションローラ46、46は、こ
のスプリング110、110によって互いに近づく方向
に付勢されており、このスプリング110、110の付
勢力に抗して互いに離れる方向に押圧することによっ
て、その間隔が拡がる。そして、その間隔調整は、次の
機構により行われる。
【0036】インゴットInが装着されるチルチングユ
ニット80には、円盤状に形成された一対のガイドプレ
ート112、112が一定の間隔をもって着脱自在に取
り付けられている。このガイドプレート112は、前記
インゴットInよりもやや大径に形成されており、イン
ゴットInは、この一対のガイドプレート112、11
2の間に取り付けられる。そして、取り付けられたイン
ゴットInは、ガイドプレート112、112と同軸上
に配置される。
【0037】前記溝付テンションローラ46、46の両
端部には、前記ガイドプレート112、112と同一の
間隔でガイドローラ114、114が配置されている。
ガイドプレート112、112は、このガイドローラ1
14、114の間を上下動する。ここで、前記一対の溝
付テンションローラ46、46は、それぞれスプリング
110、110によって互いに近づく方向に付勢されて
いるので、ガイドプレート112、112はガイドロー
ラ114、114に挟持された状態で上下動する。そし
て、このガイドプレート112、112が、前記ガイド
ローラ114、114に挟持されながら上下動すること
により、溝付テンションローラ46、46は、その間隔
を次のように調整される。
【0038】すなわち、前記ガイドプレート112、1
12は、円盤状に形成されているので、接触当初から中
央部までは、ガイドプレート112、112に押し広げ
られて間隔が広がり、中央部を越えると逆にスプリング
110、110の付勢力によって間隔が狭まる。この溝
付テンションローラ46、46の間隔の拡縮は、インゴ
ットInとワイヤ列28との切断長に対応しており、切
断長が長くなるとその間隔が広がり、短くなるとその間
隔が狭まる。したがって、溝付テンションローラ46、
46を常にインゴットInの近傍に位置させることがで
きる。
【0039】以上のように構成された本発明に係る固定
砥粒付エンドレスワイヤソーの第2の実施の形態の作用
は次の通りである。まず、オペレータは、グルーブロー
ラ24A、24B間に張設されているワイヤ列28の張
力をテンションゲージで測定する。そして、その測定値
から、切断に必要とされる張力で張設されているか否か
を判断し、以下の操作を行う。
【0040】テンションゲージの測定値が必要とされて
いる張力と一致している場合は、そのまま次の作業に移
る。テンションゲージの測定値が必要とされている張力
よりも低い場合は、昇降台106を上昇させることによ
って溝付テンションローラ46、46を上昇させ、溝付
テンションローラ46、46をワイヤ列28に押圧させ
る。そして、必要な張力が得られたところで昇降台10
6の上昇を止める。これにより、ワイヤ列28には切断
に必要な張力が付加される。
【0041】一方、テンションゲージの測定値が必要と
されている張力よりも高い場合は、昇降台106を下降
させることによって溝付テンションローラ46、46を
下降させる。そして、必要な張力が得られたところで昇
降台106の下降を止める。これにより、ワイヤ列28
には切断に最適な張力が付加される。次に、オペレータ
は、ワークフィードテーブル72のチルチングユニット
80にインゴットInを装着するとともに、ガイドプレ
ート112、112を装着する。
【0042】次に、駆動モータ60を駆動して、グルー
ブローラ24Aを高速回転させ、ワイヤ列28を高速走
行させる。そして、ワイヤ列28の走行が安定したとこ
ろで、ワーク送りモータ78を駆動して、ワークフィー
ドテーブル72をワイヤ列28に向けて一定の送り量で
送る。これにより、インゴットInの切断が開始される
が、この切断に際して、溝付テンションローラ46、4
6は、次のように間隔調整される。
【0043】図9(a)に示すように、切断開始前、一
対の溝付テンションローラ46、46は、スプリング1
10、110の付勢力によって互いに近づく方向に付勢
され、一定の間隔に保持されている。インゴットInが
下降してくると、図9(b)〜(d)に示すように、ガ
イドプレート112が、一対の溝付テンションローラ4
6、46の間を押し広げ、これによって、溝付テンショ
ンローラ46、46の間隔が拡縮される。
【0044】ここで、同図に示すように、前記ガイドプ
レート112は、インゴットInの切断面と同じ円形状
に形成されているため、一対の溝付テンションローラ4
6、46はインゴットInの切断長に応じて、その間隔
が拡縮される。したがって、溝付テンションローラ4
6、46は、常にインゴットInの近傍に位置すること
ができ、これにより、ワイヤ列28に効果的に張力を付
加することができる。
【0045】このように、本実施の形態の固定砥粒付エ
ンドレスワイヤソー100によれば、一対の溝付テンシ
ョンローラ46、46の間隔をインゴットInの切断長
に応じて可変させることにより、効果的にワイヤ列28
に張力を付与することができる。なお、溝付テンション
ローラ46、46の間隔を可変させる機構は、本実施の
形態で説明した機構に限られるものではなく、例えば、
次のような機構を用いてもよい。
【0046】図10に示すように、一方の昇降台106
上には、ガイドレール104に沿って一対のネジ棒15
0、150が回動自在に支持されている。このネジ棒1
50、150は、それぞれ昇降台106の両端部に配設
された移動用モータ152、152の出力軸に連結され
ており、この移動用モータ152、152を駆動するこ
とにより回転する。前記ネジ棒150、150には、そ
れぞれナット部材154、154が螺合されており、該
ナット部材154、154は軸受ユニット102、10
2に固着されている。したがって、前記溝付テンション
ローラ46、46は、前記移動用モータ152、152
を駆動することにより移動し、これにより間隔が可変す
る。
【0047】なお、この場合、移動用モータ152の駆
動は、図示しない制御装置で制御する。そして、制御装
置は、溝付テンションローラ46、46がインゴットI
nの切断長に応じて拡縮するように移動用モータ15
2、152の駆動を制御する。これにより、上述した第
2の実施の形態と同様に、溝付テンションローラ46、
46を常にインゴットInの側部近傍に位置させること
ができる。
【0048】なお、この実施の形態の場合は、上記の送
りネジに代えてシリンダで溝付テンションローラ46、
46を移動させてもよい。すなわち、ガイドレール10
4に沿って一対のシリンダを配設し、そのロッドの先端
に軸受ユニット102を連結する。そして、そのロッド
を伸縮させることにより、溝付テンションローラ46、
46を移動させる。これによっても同様の効果を得るこ
とができる。
【0049】また、本実施の形態の固定砥粒付エンドレ
スワイヤソー10、100では、溝付テンションローラ
46、46を単に回動自在に支持しているだけである
が、図11に示すようにモータ160、160を連結
し、グルーブローラ24Aの回転に同期させて回転させ
るようにしてもよい。このように、溝付テンションロー
ラ46、46をグルーブローラ24Aの回転に同期させ
て回転させることにより、溝付テンションローラ46、
46の磨耗を防止することができ、長寿命化を図ること
ができる。特に、周囲の砥粒が固着された固定砥粒付ワ
イヤ26をガイドする場合には有効である。
【0050】また、溝付テンションローラ46、46の
磨耗を防止するためには、溝付テンションローラ46、
46の周面を、固定砥粒付ワイヤ26の表面に固着した
砥粒と同質、同硬度な物質でコーティングすることも有
効である。例えば、固定砥粒付ワイヤ26の周面に固着
する砥粒にダイヤモンドを用いた場合は、ダイヤモンド
で溝付テンションローラ46、46の表面をコーティン
グし、GC砥粒(炭化ケイ素質研削剤)を用いた場合
は、SiCで溝付テンションローラ46、46の表面を
コーティングする。
【0051】次に、本発明に係る固定砥粒付エンドレス
ワイヤソーの第3の実施の形態について説明する。第3
の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイヤソー200
は、グルーブローラの軸間距離を可変することにより、
ワイヤ列に付加する張力を調整する。具体的には、以下
の構成である。なお、上述した第1の実施の形態の固定
砥粒付エンドレスワイヤソー10と同一部材には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0052】図12に示すように、架台18上に立設さ
れた一組のスピンドルブラケット202A、202Bの
うち一方のスピンドルブラケット202Bは図中X方向
に摺動自在に支持されている。すなわち、一方のスピン
ドルブラケット202Bの下部にはスライダ204が固
着されており、該スライダ204は架台18上に敷設さ
れたガイドレール206上を摺動自在に支持されてい
る。
【0053】前記スピンドルブラケット202Bには、
間隔調整用ボルト208が回動自在に支持されている。
この間隔調整用ボルト208には、ナット部材210が
螺合されており、該ナット部材210は前記架台18上
に立設されたブラケット212に固着されている。前記
スピンドルブラケット202は、この間隔調整用ボルト
208を回すことにより図中X方向に移動する。
【0054】前記のごとく構成された第3の実施の形態
の固定砥粒付エンドレスワイヤソー200の作用は次の
通りである。まず、オペレータは、グルーブローラ24
A、24B間に張設されているワイヤ列28の張力をテ
ンションゲージで測定する。そして、その測定値から、
切断に必要とされる張力で張設されているか否かを判断
し、以下の操作を行う。
【0055】テンションゲージの測定値が必要とされて
いる張力と一致している場合は、そのまま次の作業に移
る。テンションゲージの測定値が必要とされている張力
よりも低い場合は、グルーブローラ24A、24B間の
軸間距離Xを拡げる。すなわち、間隔調整用ボルト20
8を回してスピンドルブラケット202Bを図中右方向
に移動させる。そして、必要な張力が得られたところで
間隔調整用ボルト208の回転を止める。これにより、
ワイヤ列28には切断に必要な張力が付加される。
【0056】一方、テンションゲージの測定値が必要と
されている張力よりも高い場合は、グルーブローラ24
A、24B間の軸間距離Xを狭める。すなわち、間隔調
整用ボルト208を回してスピンドルブラケット202
Bを図中左方向に移動させる。そして、必要な張力とな
ったところで間隔調整用ボルト208の回転を止める。
これにより、ワイヤ列28には切断に最適な張力が付加
される。
【0057】以上のようにしてワイヤ列28に最適な張
力を付加した後、オペレータは、ワークフィードテーブ
ル72のチルチングユニット80にインゴットInを装
着し、切断を開始する。このように、本実施の形態のエ
ンドレスワイヤソー200では、切断に必要とされる張
力を任意に設定することができるので、精度の高いウェ
ーハを切断することができる。
【0058】なお、本実施の形態では、間隔調整用ボル
ト208をオペレータが手動で回転させることにより、
スピンドルブラケット202Bを移動させる構成として
いるが、モータ等で自動で回転させるようにしてもよ
い。また、スピンドルブラケット208Bを移動させる
機構は、上述した送りネジに限らず、油圧シリンダ等を
用いてもよい。
【0059】さらに、本実施の形態では、一方のスピン
ドルブラケット208Bのみを移動させることにより、
両グルーブローラ24A、24Bの間隔を可変させてい
るが、両方のスピンドルブラケット208Bを移動させ
ることにより、グルーブローラ24A、24Bの間隔を
可変させるように構成してもよい。また、上述した第1
及び第2の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイヤソ
ーでは、2本のグルーブローラ24A、24Bに固定砥
粒付ワイヤ26を巻き掛けることによりワイヤ列28を
形成するようにしているが、ワイヤ列28を形成するグ
ルーブローラの本数はこれに限定されるものではなく、
例えば三角形をなすように配置した3本のグルーブロー
ラに固定砥粒付ワイヤを巻き掛けワイヤ列を形成しても
よいし、また、四角形をなすように配置した4本のグル
ーブローラに固定砥粒付ワイヤを巻き掛けてワイヤ列を
形成するようにしてもよい。
【0060】また、本実施の形態では、グルーブローラ
24A、24Bを横方向に配置して水平なワイヤ列を形
成するようにしているが、縦方向に配置して垂直なワイ
ヤ列を形成するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワイヤ列に高張力を付与することができるので、被加工
物を精度よく切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーの正面図
【図2】第1の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーの側面図
【図3】第1の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーの一部を示す平面図
【図4】テンションユニットの構成を示す側面断面図
【図5】溝付テンションローラをワイヤ列に押圧する他
の機構の側面断面図
【図6】異形ワイヤの構成を示す断面図
【図7】第2の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーの一部を示す平面図
【図8】テンションユニットの構成を示す側面断面図
【図9】第2の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーの作用の説明図
【図10】溝付テンションローラを移動させる他の機構
の平面図
【図11】他の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーの一部を示す平面図
【図12】第3の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワ
イヤソーの側面図
【符号の説明】
10、100、200…固定砥粒付エンドレスワイヤソ
ー 20A、20B…スピンドルブラケット 24A、24B…グルーブローラ 26…固定砥粒付ワイヤ 28…ワイヤ列 30R、30L…ガイドローラ 44…テンションユニット 46…溝付テンションローラ 68…コラム 72…ワークフィードテーブル 80…チルチングユニット 202A、202B…スピンドルブラケット 204…スライダ 208…間隔調整用ボルト In…インゴット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のグルーブローラに巻き掛けられ
    て形成されるワイヤ列を一本の無端状の固定砥粒付ワイ
    ヤで形成し、前記グルーブローラを回転駆動して前記ワ
    イヤ列を走行させるとともに、その走行するワイヤ列に
    被加工物を押し当てることにより、該被加工物を多数枚
    のウェーハに同時に切断する固定砥粒付エンドレスワイ
    ヤソーにおいて、 前記被加工物を挟んで対称位置に配置され、周面に前記
    ワイヤ列と同一ピッチの溝が形成された一対の溝付テン
    ションローラと、 前記一対の溝付テンションローラを前記ワイヤ列に向け
    て移動させ、該ワイヤ列に押圧当接させる押圧手段と、
    を備え、前記一対の溝付テンションローラを前記押圧手
    段によって前記ワイヤ列に押圧当接させることによっ
    て、前記ワイヤ列に張力を付加することを特徴とする固
    定砥粒付エンドレスワイヤソー。
  2. 【請求項2】 前記一対の溝付テンションローラを前記
    ワイヤ列に沿って移動させる間隔調整手段を備え、該間
    隔調整手段は前記被加工物の切断長に応じて前記一対の
    溝付テンションローラの間隔を可変させることを特徴と
    する請求項1記載の固定砥粒付エンドレスワイヤソー。
  3. 【請求項3】 複数本のグルーブローラに巻き掛けられ
    て形成されるワイヤ列を一本の無端状の固定砥粒付ワイ
    ヤで形成し、前記グルーブローラを回転駆動して前記ワ
    イヤ列を走行させるとともに、その走行するワイヤ列に
    被加工物を押し当てることにより、該被加工物を多数枚
    のウェーハに同時に切断する固定砥粒付エンドレスワイ
    ヤソーにおいて、 前記グルーブローラのうち少なくとも1本を移動可能に
    支持し、前記グルーブローラ間の軸間距離を可変させる
    ことにより、前記ワイヤ列に張力を付加することを特徴
    とする固定砥粒付エンドレスワイヤソー。
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