JPH11151536A - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JPH11151536A
JPH11151536A JP33251097A JP33251097A JPH11151536A JP H11151536 A JPH11151536 A JP H11151536A JP 33251097 A JP33251097 A JP 33251097A JP 33251097 A JP33251097 A JP 33251097A JP H11151536 A JPH11151536 A JP H11151536A
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JP
Japan
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jig
arm
cylinder
transfer
shortened
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Withdrawn
Application number
JP33251097A
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English (en)
Inventor
Hideto Izuhara
英人 出原
Yonezo Ishida
米三 石田
Katsuhiro Uchino
勝廣 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP33251097A priority Critical patent/JPH11151536A/ja
Publication of JPH11151536A publication Critical patent/JPH11151536A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの加工と治具への移載に要する時間を
短縮すること。 【解決手段】 隣接する治具30へワークWを反転させ
て移載する旋回アーム22の長さを、治具30の配列ピ
ッチよりも短くするとともに、この反転ユニット20を
支持する支持基板10を旋回アーム22の長さの不足分
に相当する距離だけ治具30の配列方向に往復動させる
ようにして、ワークWの移載を支障なく行わすととも
に、刃具の退避距離をその分短くし、加工のサイクルタ
イムを短縮するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一の治具からつぎの
治具へとワークを反転させつつ移載する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コネクティングロッドのような
ワークの加工部署においては、はじめに大端部の加工ス
テーションでその内径加工を行い、ついでその一面と他
面の加工ステーションへ搬送していくような場合に、加
工毎にワークを把持してこれを1つの治具からつぎの治
具へと反転させつつ移載する装置が必要になる。
【0003】この種の装置としては、一般に治具の間に
一端を支点として180°回転する移載用のアームを用
い、その自由端に把持したワークを一方の治具から他方
の治具へ移すようにしているが、この種のアームは、少
くとも治具の配列ピッチの1/2の回転半径を必要とす
る関係上、移載の度毎に刃具をこの回転領域外へ退避さ
せる必要が生じて加工サイクルに多大の時間が浪費する
といった不都合を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
刃具が退避する距離を少くしてサイクルタイムを大巾に
短縮することのできる新たな移載装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、アームを旋回させつつ先
端に把持したワークを加工の都度隣接するつぎの治具に
移載する形式の移載装置において、少くとも治具の配列
ピッチよりも短い長さを有する旋回アームと、これらの
旋回アームの長さの不足分に相当する距離だけ旋回アー
ムを治具の配列方向に往復動させるアーム移動手段と、
からなるものである。
【0006】
【作用】このように構成したことにより、少なくとも旋
回アームの長さに相当する距離だけ刃具後退距離を短く
して、ワークWの移載を支障なく行わすとともに、加工
のサイクルタイムを短縮するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面は、いずれもコネクティングロッド
の移載装置として構成した本発明の一実施例を示したも
のである。
【0008】はじめにこの装置の概要構成について説明
すると、この装置は、等間隔により配列した治具30‥
‥に対して離間接近自在に、かつこれらに平行な向きに
往復動する支持基板10と、この支持基板10上に治具
30と等しい間隔をもって配設したワークWの反転ユニ
ット20‥‥とによって構成されている。
【0009】つぎにこの装置の詳部の構成について説明
すると、基盤1上に設けた治具方向に延びる一対のガイ
ドレール2、2には、基盤1に固定したY軸方向駆動シ
リンダ3に駆動されて治具30に接近、離間するよう往
復動する可動台4が、下面に設けたスライダ5、5を介
して摺動自在に取付けられている。
【0010】この可動台4にはその上面に治具30と平
行に延びる一対のガイドレール6、6が一体的に固定さ
れていて、ここには、可動台4の一端下面に固定したX
軸方向駆動シリンダ7に駆動されて治具30の配列ピッ
チに対し旋回アーム22の長さの不足分に相当する距離
だけ往復動する支持基板10が、下面に設けたスライダ
8を介して摺動自在に取付けられている。
【0011】この支持基板10には、その上面両側に上
記した各反転ユニット20‥‥の軸を支える一対の軸受
基体12‥‥が治具30の配列ピッチと等しい間隔をお
いて列設され、さらに治具30の対側に設けた一方の軸
受け基体12‥‥には、各反転ユニット20‥‥上のピ
ニオン25と噛合う共通のラック杆13が長手方向に摺
動自在に支承されている。
【0012】このラック杆13は、ピニオンを介して旋
回アームを45°と、135°の2度にわたって旋回動
させるもので、このため、支持基板10の一端には45
°旋回用のシリンダ14が長手方向に向けて取付けら
れ、また、このシリンダ14の上に固定した長手方向に
延びるガイドレール15には、この45°旋回用シリン
ダ14のロッド14a端にブラケット16を介して結合
した135°旋回用のシリンダ17が下面のスライダ1
8を介して摺動自在に取付けられていて、このシリンダ
17のロッド17aと一端で結合したラック杆13は、
これら2つのシリンダ14、17に順に駆動されて支持
基板10上を長手方向に往復動するように構成されてい
る。
【0013】なお、図中符号9は可動台4のX軸方向の
移動を検出するセンサ、19はラック杆13のX軸方向
の移動を検出するセンサをそれぞれ示している。
【0014】他方、支持基板10上に配設されたワーク
反転ユニット20には、一対の軸受基体12に可回動的
に支持された軸21に、治具30からコネクティングロ
ッドWを外すのに必要なだけの短い旋回アーム22が固
定されていて、これらの旋回アーム22の自由端には、
コネクティングロッドWの小端部を把持するチャック2
3と、このチャック23を開閉操作するチャック操作用
シリンダ24が設けられており、またこの軸21の他端
には、上述したラック杆13と噛合うピニオン25が一
体的に固定されている。
【0015】つぎに、このように構成された装置による
コネクティングロッドWの移載動作を図4及び図5によ
って説明する。
【0016】この装置は、はじめ可動台4に作用するY
軸方向シリンダ3によって支持基板10を治具30‥‥
に接近させる方向に変位させており、この状態で45°
旋回アーム14のロッド14aを縮動させ、135°旋
回用シリンダ17のロッド17aを伸長させてラック杆
13を図の左方へと変位させ、その下縁に設けたラック
歯13aと噛合う各ピニオン25を介して旋回アーム2
2を図中時計方向に180°に回動させ、さらにこの状
態で、各アーム22端のチャック操作用シリンダ24に
よりチャック23を挟縮してそれぞれの加工を終えた各
コネクティングロッドWの小端部を把持しており、他
方、加工を終えた刃具40は、図2、図4に2点鎖線で
示したように、コネクティングロッドWの直近上部に退
避している。
【0017】この状態から各コネクティングロッドWを
隣接するつぎの治具30へ移載するには、図5に示した
ように、はじめ第1のステップで45°旋回用シリンダ
14のロッド14aを伸長させ、135°旋回用シリン
ダ17を介してラック杆17を図の左方へ変位させ、そ
の下縁のラック歯17aと噛合うピニオン25を介して
旋回アーム22を図2の反時計方向へ45°旋回させ
て、その自由端に把持したコネクティングロッドWを刃
具40に接触させない程度の高さをもって治具30から
離間させる。
【0018】そして、つぎにステップ2でX軸方向駆動
シリンダ7を作動させて支持基板10とその上面に固定
した各反転ユニット20をつぎの治具30のもとへ図中
左方へ1ピッチ変位させ、ついで、ステップ3で135
°旋回用シリンダ17のロッド17aを縮動させラック
杆13を図中左方へ移動させて、その下縁のラック歯1
7aと噛合うピニオン25により刃具40から外された
この位置で旋回アーム22をさらに135°旋回させ
て、把持したコネクティングロッドWをつぎの治具30
に載置する。
【0019】そして、ステップ4でチャック操作用シリ
ンダ24によりチャック23を開いてコネクティングロ
ッドWを治具30上に完全に移載し終ったら、つぎに、
反転させたこのコネクティングロッドWの他面の上に刃
具40を下降させてその面取り加工を施こす一方、ステ
ップ5で、この加工と平行してY軸方向移動シリンダ3
を作動させ、可動台4を介して支持基板10を後退させ
るとともに、ステップ6で、135°旋回用シリンダ1
7を作動させ旋回アーム22をさきと逆に図中時計方向
に135°旋回させ、さらにステップ7で、X軸方向駆
動シリンダ7を作動させて支持基板10をもとの位置へ
と図中右方へ移動させる。
【0020】そしてつぎに、ステップ8で45°旋回シ
リンダ14を作動させ、旋回アーム22の先端をもとの
治具30に対向させたら、ステップ9で、Y軸方向移動
シリンダ3を作動させて旋回アーム22の先端をこの治
具30上に載置したつぎのコネクティングロッドWに合
わせた上、ステップ10で、チャック操作用シリンダ2
4によりチャック23を閉止し、このコネクティングロ
ッドWを把持した状態となしてつぎの移載に備える。
【0021】この実施例では、上述した操作により刃具
40の後退距離を短くし、これによって1加工サイクル
に要する時間を可能な限り短縮することができる。1つ
の実験によれば、この装置によって刃具40の退避距離
を30mm短縮することができ、これにより1サイクルに
要する時間をさらに0.6秒短くすることができた。
【0022】図6は、この装置を用いてさらにサイクル
タイムを短くするようにしたもので、ステップ1では、
X軸方向駆動シリンダ7を135°旋回用シリンダ17
よりも若干遅らせつつ同時に作動させて、刃具40をく
ぐり抜けるように旋回アーム22を135°旋回させ、
ついで、45°旋回シリンダ14を後続させることによ
りさきのステップの1から3までの動作を1つのステッ
プで完成させる。そして、ステップ4の加工の後半で
は、135°旋回用シリンダ17とX軸方向駆動用シリ
ンダ7を再び同時に逆動作させるとともに、Y軸方向駆
動シリンダ3により支持基板10を後退させることによ
り、さきの1サイクルに要する時間を6.4秒からさら
に3.9秒にまで短縮させるようにしたものである。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、治具
の配列ピッチよりも短い旋回アームを、その長さの不足
分に相当する距離だけ治具の配列に沿わせるように移動
させながら順にワークをつぎの治具に移載させるように
したので、加工後の刃具の退避距離を少くとも旋回アー
ムを短くした分短くすることを可能となして、その往復
動に必要な時間を節減しつつワークの加工速度をより高
めることができる。
【0024】しかも、この旋回アームを、移載に必要な
最少角度の旋回と、反転に必要な残りの角度の旋回に分
け、かつ、アーム移動手段の動きに対応させて旋回させ
るようにしたので、刃具の配設位置から外れた部分で旋
回アームを旋回させることをも可能となし、刃具の退避
距離をさらに縮めて、加工に要するサイクルタイムをさ
らに大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の上面図である。
【図2】同上装置の側面図である。
【図3】同上装置の要部の正面図である。
【図4】同じく同上装置の要部の正面図である。
【図5】同上装置の動作を示すタイミング図である。
【図6】他の動作のタイミングを示した図である。
【符号の説明】 1 基台 4 可動台 10 支持基板 13 ラック杆 20 反転ユニット 22 アーム 23 チャック 25 ピニオン 30 治具 40 刃具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームを旋回させつつ先端に把持したワ
    ークを加工の都度隣接するつぎの治具に移載する形式の
    移載装置において、 少くとも上記治具の配列ピッチよりも短い長さを有する
    旋回アームと、上記旋回アームの長さの不足分に相当す
    る距離だけ上記旋回アームを上記治具の配列方向に往復
    動させるアーム移動手段と、を備えたことを特徴とする
    移載装置。
  2. 【請求項2】 上記旋回アームに、上記治具に移載動作
    を行わせるのに必要な最少の旋回動作と、反転動作に必
    要な残りの角度の旋回動作とを上記アーム移動手段の動
    きに対応させて行わせる駆動手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の移載装置。
JP33251097A 1997-11-17 1997-11-17 移載装置 Withdrawn JPH11151536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33251097A JPH11151536A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 移載装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33251097A JPH11151536A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 移載装置

Publications (1)

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JPH11151536A true JPH11151536A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18255746

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33251097A Withdrawn JPH11151536A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 移載装置

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JP (1) JPH11151536A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112238192A (zh) * 2019-07-17 2021-01-19 会田工程技术有限公司 多工位压力机的工件搬送***
CN114558633A (zh) * 2022-01-27 2022-05-31 南京航空航天大学 一种用于喷雾实验的自动化平台

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201