JPH11151127A - 棚の引出し過ぎ防止装置 - Google Patents

棚の引出し過ぎ防止装置

Info

Publication number
JPH11151127A
JPH11151127A JP33797497A JP33797497A JPH11151127A JP H11151127 A JPH11151127 A JP H11151127A JP 33797497 A JP33797497 A JP 33797497A JP 33797497 A JP33797497 A JP 33797497A JP H11151127 A JPH11151127 A JP H11151127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
stopper member
rear end
locking projection
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33797497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Osato
邦雄 大里
Toshiaki Sato
敏明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Heater Kiki KK
Original Assignee
Nippon Heater Kiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Heater Kiki KK filed Critical Nippon Heater Kiki KK
Priority to JP33797497A priority Critical patent/JPH11151127A/ja
Publication of JPH11151127A publication Critical patent/JPH11151127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】引き出し時の棚の引き抜きを防止する。 【解決手段】棚3の受け側に、棚両側端部4を摺動自在
に支持する案内部材7を設ける一方、棚両側端部の前方
端近傍にストッパ部材6を突設してある。案内部材7の
後方端近傍にはストッパ部材6と係合する係止突部7g
を設けてある。ストッパ部材6と係止突部7gとは、棚
両側端部4を案内部材7に支持案内させて棚3が引出さ
れた時にストッパ部材6が係止突部7gに係合して棚3
の引出しを一時停止させ、棚3の後方端を持ち上げつつ
更に引いたときにストッパ部材6が係止突部7gを乗上
げて両者の係合状態を解き、案内部材7から棚両側端が
完全に引出される、関係にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚の引出し過ぎを
防止する装置に関するものでる。
【0002】
【従来技術】コンビニエンスストアなどで用いられる例
えば饅頭蒸し器は、ショーケース内に棚板が前後方向に
挿脱自在に取付けられている。具体的には、ケースの両
側壁内面に受け溝を設け、この受け溝に棚板の両側端部
を摺動自在に支持させてある。棚板は、必要に応じて後
方に引出され、饅頭等の商品を載置するなどして元の位
置に押し戻される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした棚板の引出し
構造は、清掃などのために棚板を受け溝から完全に引き
抜くことができるようになっている。したがって、従来
の構造では、レール部材から棚板を引き出すときに、加
減しないと棚板がそのまま受け溝から引き抜かれ、棚板
上の商品を床などに散逸してしまうことがある。このた
めに販売員は、商品を販売する度に引出し過ぎに気をつ
けなければならない。
【0004】本発明の目的は、棚をある程度引き出す
と、一旦、それ以上の引き出しが阻止され、棚の後端を
持ち上げることで棚の引き抜きが可能となる、棚の引出
し過ぎ防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために次の構成を備える。すなわち、本発明装
置は、棚の受け側に、棚両側端部を摺動自在に支持する
案内部材を設ける一方、棚両側端部の前方端近傍に、ス
トッパ部材を突設してある。また、案内部材の後方端近
傍に、このストッパ部材と係合する係止突部を設けてあ
る。そして、上記ストッパ部材と係止突部とは、棚両側
端部を案内部材に支持案内させて棚が引出された時にス
トッパ部材が係止突部に係合して棚の引出しを一時停止
させ、棚の後方端を持ち上げつつ更に引いたときにスト
ッパ部材が係止突部を乗上げて両者の係合状態を解き、
案内部材から棚両側端が完全に引出される、関係にあ
る。
【0006】案内部材は前記棚両側端部に設けられた突
条片を摺動自在に支持するレール部材にすると良い。レ
ール部材は、前記突条片を案内する上下のガイド片から
成る。上ガイド片は、その後端部に下ガイド片よりも長
さを短くする切欠き部を有する。下ガイド片の延びた後
端部下方には係止突部が形成されていて、前記したスト
ッパ部材が係止突部に係止された状態で、上記切欠き部
を介して棚の後方端を持ち上げ可能になっている。
【0007】ストッパ部材は突条片の下方に形成された
ストッパ片とし、その後端を係止突部に係止させるよう
にすると良い。、また、案内部材は棚を前方にやや傾斜
して支持するものでも良い。この場合には、棚が引出さ
れて前記ストッパ部材が前記係止突部に係止されたとき
に、棚両側端部の前方端は案内部材の後方端内で棚がほ
ぼ水平に位置するよう支持され、棚の後方端を持ち上げ
たときに上記ストッパ部材が上記係止突部から離脱して
棚を更に引出し可能とする。更に、係止突部は、一旦、
引抜かれた棚を元に戻す際にストッパ部材が係止突部を
容易に乗り越えられるように、衝突端と反対側に傾斜面
を設けると良い。
【0008】
【実施の最良の形態】以下本発明を図示した実施例に基
づいて詳説する。図1は、本発明の一実施例に係る装置
を備えた饅頭蒸かし器を背面から見た斜視図である。
【0009】図中符号1はショーケース、2は扉、3は
棚板である。棚板3は、図3と図4にその側部前方端あ
るいは後方端を拡大して示したように、両側に前後方向
に沿って延びる突条片4を有する。突条片4は、断面L
字状に折曲した板材の水平方向に延びる一片から成る。
同板材の上下方向に延びる他片は棚板側端面3aへの固
定片5になっている(図3参照)。棚板両側端の前方端
近傍であって突条片4の下方には、ストッパ片6が突設
されている。ストッパ片6は、固定片5の長さ方向所定
位置から突条片4と平行に延びている。
【0010】7はショーケース1の両側後部に位置する
支柱板1aの内面に取付けられた左右一対のレール部材
である。レール部材7は、図2に見られるように板材を
折曲して形成してあり、棚板3をやや前方傾斜した状態
で上記突条片4を摺動自在に支持する。具体的には、支
柱柱内面への取付け片7aの上端を一旦水平7bに折曲
した後、取付け片と平行に立ち下げ、この立下り片7c
の先端を更に水平に折曲して下ガイド片7dを形成して
ある。下ガイド片7dの上方には、水平片7bと立下り
片7cの一部を下ガイド片7d側にこれと平行になるよ
うに切起すことにより、上ガイド片7eが形成されてい
る。上ガイド片7eは、下ガイド片7dよりも短く形成
され、後端側に開放部7f(図2参照)を有する。上記
突条片4は両ガイド片7d,7eの間に支持される。両
ガイド片間の間隔は、突条片4の厚みよりも大きい。
【0011】取付け片7aの下部は、下ガイド片よりも
下方に延びており、前後方向後端、すなわち上ガイド片
の開放部7fの下方に、上記ストッパ片6を係止させる
係止片7gが設けられている。係止片7gは、取付け片
7aの後端部の一部を、下ガイド片7dと平行するよう
に折り曲げて形成してある。係止片7fの前方側端は、
突条片4を両ガイド片7d,7eに案内させて棚板3を
引出したときに、ストッパ片6が衝突する位置にある
(図4参照)。この衝突状態において、突条片4は前方
端が両レール片7d,7e間に残っている。係止片7g
の後方側端には外方に向け斜め下方に傾斜した斜面部7
hが連設されている。
【0012】使用状態を図5から図7を参照しつつ説明
する。商品の補給をする必要が生じた場合、棚板3を引
くと、棚板3は両側端の突条片4、4がレール部材7に
案内されて図1中後方に引出される。一定長さ引出され
ると、ストッパ片6の後端が係止片7gの前方側端に当
たって止まる(図5の状態)。この状態で棚板3は、後
端側が前端側よりも重くなるので、ストッパ片6と係止
片7gとの当接部を支点として前端側を沈み込ませるよ
うに自然に回動し、突条片前方端上面が上レール片下面
に当たる位置で平衡を保つ。突条片4の厚みと両レール
片7d,7e間の間隙を調整することにより、棚板3を
水平状態で停止させることができる。更に引き出したい
場合には、棚板3の後端を持ち上げて引くと、図6に見
られるようにストッパ片6が係止片7gの上面に乗り上
げて係止状態を解く。そのまま引き出せば、棚板3はレ
ール部材7から引出される。
【0013】棚板3を戻すときは、ストッパ片6を係止
片7gの斜面部7fに当てがい(図7参照)、押す。ス
トッパ片6が斜面部7fから係止片上面に案内され、同
時に突条片4が上下両レール片7d,7e間に差し込ま
れて自動的に支持される。
【0014】本発明は、レール部材が棚を水平状態に支
持する構造であっても同様に実施できる。レール部材に
支持される棚両側端部は突条片以外に両側端部本体をそ
のまま支持させるようにしても良い。また、ストッパ部
材を係止させる係止突部は、レール部材とは別体によっ
て形成しても良い。更に、饅頭蒸かし器の棚板だけでな
く、スライド自在に支持される種々の棚にも適用できる
ものである。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、棚の受け側と棚両側端
部の摺動自在な支持構造に、ストッパ部材と係止突部と
を加え、両部材が所定の関係になるようにしたので、棚
をある程度引き出すと、それ以上の引き出しを阻止で
き、棚の後端を持ち上げることでその阻止状態を解いて
棚の引き抜きを可能にできる。これにより、棚の引出し
過ぎに伴う商品の落下を防止できる。
【0016】また、本発明によれば、受け側の受け幅と
棚両側端部の厚み、上下受け片の長さ関係、並びにスト
ッパ片と係止突部の衝突位置を適宜設定することによ
り、斜めに支持されている棚を引出し時に上記衝突位置
で自動的に水平状態で停止でき、商品の出し入れを無理
なく行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る装置を備えた饅頭蒸か
し器を背面から見た斜視図。
【図2】図1の装置のレール部材の斜視図。
【図3】図1の装置の棚板側端部の斜視図。
【図4】レール部材に収納支持された棚板後部の側端部
を示す斜視図。
【図5】棚板が引出された状態のレール部材と突条片及
びストッパ片と係止片との関係を示す説明図。
【図6】棚板を引き抜くときのレール部材と突条片及び
ストッパ片と係止片との関係を示す説明図。
【図7】棚板を戻すときのストッパ片と係止片との関係
を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・ショーケース 3・・・・・・・・棚板 4・・・・・・・・係止突条 6・・・・・・・・ストッパ片 7・・・・・・・・レール部材 7d・・・・・・・下レール片 7e・・・・・・・上レール片 7g・・・・・・・係止片 7h・・・・・・・案内斜面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚の受け側に、棚両側端部を摺動自在に支
    持する案内部材を設け、 棚両側端部の前方端近傍に、ストッパ部材を突設し、 また、上記案内部材の後方端近傍に、このストッパ部材
    と係合する係止突部を設けて成り、 上記ストッパ部材と係止突部とは、上記棚両側端部を上
    記案内部に支持案内させて棚が引出された時にストッパ
    部材が係止突部に係合して棚の引出しを一時停止させ、
    棚の後方端を持ち上げつつ更に引いたときにストッパ部
    材が係止突部を乗上げて両者の係合状態を解き、上記案
    内部材から棚両側端が完全に引出される、関係にある、 棚の引出し過ぎ防止装置。
  2. 【請求項2】前記案内部材は前記棚両側端部に設けられ
    た突条片を摺動自在に支持するレール部材である、 請求項1記載の棚の引出し過ぎ防止装置。
  3. 【請求項3】前記レール部材は、前記突条片を案内する
    上下のガイド片を有し、 上ガイド片は、その後端部に下ガイド片よりも長さを短
    くする切欠き部を有し、 下ガイド片の延びた後端部下方には前記係止突部が形成
    されており、 前記ストッパ部材が上記係止突部に係止された状態で、
    上記切欠き部を介して棚の後方端を持ち上げ可能になっ
    ている、 請求項2記載の棚の引出し過ぎ防止装置。
  4. 【請求項4】前記ストッパ部材は前記突条片の下方に形
    成されたストッパ片で、その後端が前記係止突部に係止
    される、 請求項2もしくは3記載の棚の引出し過ぎ防止装置。
  5. 【請求項5】前記係止突部は、ストッパ部材との衝突側
    端部と前後方向反対側の端部にストッパ部材を乗り上げ
    案内する傾斜面が設けられている、 請求項1から請求項4のいずれかに記載の棚の引出し過
    ぎ防止装置。
  6. 【請求項6】前記案内部材は前記棚を前方にやや傾斜し
    て支持し、 棚が引出されて前記ストッパ部材が前記係止突部に係止
    されたときに、棚両側端部の前方端は案内部材の後方端
    内で棚がほぼ水平に位置するよう支持され、 棚の後方端を持ち上げたときに上記ストッパ部材が上記
    係止突部から離脱して棚を更に引出し可能とされてい
    る、 請求項1記載の棚の引出し過ぎ防止装置。
JP33797497A 1997-11-21 1997-11-21 棚の引出し過ぎ防止装置 Pending JPH11151127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33797497A JPH11151127A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 棚の引出し過ぎ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33797497A JPH11151127A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 棚の引出し過ぎ防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11151127A true JPH11151127A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18313757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33797497A Pending JPH11151127A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 棚の引出し過ぎ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11151127A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144509A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 Dic株式会社 棚システム、棚板、脱落防止部材、及び棚システムの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144509A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 Dic株式会社 棚システム、棚板、脱落防止部材、及び棚システムの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7093546B2 (en) Product management display system
US8662319B2 (en) Product management display system
US5154304A (en) Display panel assembly
EP0398500A1 (en) Expandable tray assembly
US6036291A (en) Drawer
CA2245001C (en) Removable bottom standing divider unit
GB2290077A (en) Latch for pusher on a merchandising shelf
WO2001043598A1 (en) Product pusher
US20060278596A1 (en) Shelf divider system
JPH11151127A (ja) 棚の引出し過ぎ防止装置
US5222790A (en) File cabinet
JP4189978B2 (ja) 商品陳列具
US3469570A (en) Fireplace screen with removable decorative trim members
KR960007452B1 (ko) 쇼케이스의 선반장치
JP2655581B2 (ja) 引出し装置
JP2001070108A (ja) 商品陳列具
JP2748098B2 (ja) 棚における引出し式棚板の固定装置
JPH0444126Y2 (ja)
US5084923A (en) Crib with stabilizer bar and hidden connector for stabilizer bar
JP2537065Y2 (ja) 引出し用サスペンションレール
JPS5911640Y2 (ja) 書架における書藉落下防止装置
JP2007029323A (ja) ショーケース
AU644711B2 (en) Pile cabinet
JP2002336057A (ja) 天板スライド式机
JPS6034182Y2 (ja) 薬品庫における引出棚ロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040824

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060403

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060516

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926