JPH11149470A - 情報処理装置、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、及び記録媒体

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JPH11149470A
JPH11149470A JP9316701A JP31670197A JPH11149470A JP H11149470 A JPH11149470 A JP H11149470A JP 9316701 A JP9316701 A JP 9316701A JP 31670197 A JP31670197 A JP 31670197A JP H11149470 A JPH11149470 A JP H11149470A
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JP9316701A
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Inventor
Masahiko Sugawara
雅彦 菅原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は情報処理装置、及び記録媒体に関し、
作成した文書や画像を印刷用紙に印刷して出力する場合
に必要な書式設定の変更が簡単、かつ短時間で行えるよ
うにする。 【解決手段】ディスプレイ装置2と、プリンタ5と、画
面上で文書を扱い、作成した文書と一緒に頁境界線15
を表示する文書処理手段とを備え、装置本体1には、作
成した文書をプリンタ5で印刷する際の書式設定を利用
者の指示に基づいて簡易に変更して設定する簡易書式設
定手段と、表示画面に簡易書式設定キーを表示するキー
表示手段とを備え、簡易書式設定手段は簡易書式設定キ
ーの操作で起動され、利用者により頁境界線の移動指示
が出された場合、指示に基づいて頁境界線15を移動さ
せ、それに合わせて行間設定を含む書式の変更処理を自
動的に行う機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書作成機能、イ
メージデータ等の画像処理機能、文書や画像の編集機能
などを有し、作成した文書や画像を画面に表示すると共
に、プリンタにより印刷することが可能なワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例について説明する。従来、
文書作成機能、イメージデータ等の画像処理機能、文書
や画像の編集機能などを有し、作成した文書や画像を画
面に表示すると共に、プリンタにより印刷することが可
能な情報処理装置として、ワードプロセッサ、或いはパ
ーソナルコンピュータ等が知られていた。
【0003】このようなワードプロセッサ、或いはパー
ソナルコンピュータにおいては、作成した文書、或いは
画像を印刷して出力するには、印刷用紙のサイズに対し
て詳細な書式設定が必要であった。そのため、一度設定
した書式に対して数行追加、削除等の変更をする場合に
は、改めて書式設定をし直す必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。前記のよう
に、ワードプロセッサ、或いはパーソナルコンピュータ
においては、作成した文書、或いは画像を印刷して出力
するには、印刷用紙のサイズに対して詳細な書式設定が
必要であった。そのため、一度設定した書式に対して数
行追加、削除等の変更をする場合には、書式設定の詳細
な知識が必要であり、面倒な書式の変更処理が必要であ
った。
【0005】従って、文書や画像を印刷するまでに時間
がかかっていた。また、書式設定の変更が面倒であるた
めに、前記設定を諦めることを余儀なくされることもあ
った。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決
し、作成した文書や画像を印刷用紙に印刷して出力する
場合に必要な書式設定、或いは書式設定の変更が簡単、
かつ短時間で行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、次のように構成した。なお、以下に説明す
る「文書」は「文書データ」のことであり、「画像」は
「画像データ」、或いは「画像を含むデータ」のことで
ある。また、「ドラッギング」(dragging)という用語
は、一つ以上のセグメントを、位置入力装置に追従して
表示画面上で平行移動させることを言う。
【0008】(1) :文書の表示を行うディスプレイ装置
と、前記文書を印刷する印刷装置を備えると共に、前記
ディスプレイ装置の表示画面上で文書を扱い、前記作成
した文書と一緒に頁境界線を表示する文書処理手段と、
前記作成した文書を前記印刷装置で印刷させる印刷処理
手段を備えた情報処理装置において、前記作成した文書
を前記印刷装置で印刷する際の書式設定を、利用者の指
示に基づき変更して設定する簡易書式設定手段と、前記
表示画面に、前記簡易書式設定手段を起動させるための
簡易書式設定キーを表示するキー表示手段とを備え、前
記簡易書式設定手段は、前記簡易書式設定キーの操作で
起動され、利用者により前記頁境界線の移動指示が出さ
れた場合、前記指示に基づいて前記頁境界線を移動さ
せ、それに合わせて、行間設定を含む書式の変更処理を
自動的に行う機能を備えている。
【0009】(2) :画像の表示を行うディスプレイ装置
と、前記画像を印刷する印刷装置を備えると共に、前記
ディスプレイ装置の表示画面上で画像を扱い、前記画像
と一緒に頁境界線を表示する画像データ処理手段と、前
記画像を前記印刷装置で印刷させる印刷処理手段を備え
た情報処理装置において、前記画像を前記印刷装置で印
刷する際の書式設定を、利用者の指示に基づき変更して
設定する簡易書式設定手段と、前記表示画面に、前記簡
易書式設定手段を起動させるための簡易書式設定キーを
表示するキー表示手段とを備え、前記簡易書式設定手段
は、前記簡易書式設定キーの操作で起動され、利用者に
より前記頁境界線の移動指示が出された場合、前記指示
に基づいて前記頁境界線を移動させ、それに合わせて、
画像の中央寄せ、間引き、拡大を含む変更処理を自動的
に行う機能を備えている。
【0010】(3) :ディスプレイ装置と印刷装置を備え
ると共に、前記ディスプレイ装置の表示画面上で文書を
扱い、作成した文書と一緒に頁境界線を表示する文書処
理手段と、前記作成した文書を前記印刷装置で印刷させ
る印刷処理手段を備えた情報処理装置に、前記表示画面
に簡易書式設定キーを表示する第1の手順と、前記簡易
書式設定キーの操作で起動され、利用者により前記頁境
界線の移動指示が出された場合、前記指示に基づいて前
記頁境界線を移動させ、それに合わせて、行間設定を含
む書式の変更処理を自動的に行う第2の手順と、を実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。
【0011】(作用)前記構成に基づく本発明の作用を
説明する。 (1) :前記(1) の作用 ディスプレイ装置の表示画面上で文書を扱い、前記文書
を印刷する際、利用者は作成した文書(印刷対象の文
書)が頁より溢れているか、不足しているかを判断し、
頁より溢れているか、或いは不足している場合には、画
面に表示された簡易書式設定キーを操作して(タッチパ
ネルの場合は指でタッチして)、簡易書式設定手段を起
動する。この状態で利用者は、画面に表示された頁境界
線をドラッギングして移動させ、印刷対象の文書が頁内
に納まるようにする。
【0012】この時、簡易書式設定手段は、前記移動先
の頁境界線に合わせて行間設定を含む書式の変更処理を
自動的に行う。例えば、作成した文書が1頁より溢れて
いた場合には、頁境界線を下方向(頁内の領域が増える
方向)へ移動し、文書の末尾が1頁内に納まるようにす
る。また、作成した文書が1頁より不足していた場合に
は、頁境界線を上方向(頁内の領域が減る方向)へ移動
し、文書の末尾が1頁内に納まるようにする。
【0013】前記のようにして頁境界線が移動すると、
簡易書式設定手段はこの状態を検出し、それに合わせて
行間等の書式を変更して設定する。その後、利用者が変
更後の書式を確認したら、変更後の書式で印刷を行う。
【0014】このようにすれば、利用者は画面に表示さ
れた簡易書式設定キーを操作し、頁境界線をドラッギン
グして希望する位置まで移動させるだけで、指定の用紙
に適したフォーマットで印刷することができる。従っ
て、従来例に比べて、印刷時に行う書式設定のための作
業が軽減され、印刷迄に要する時間が短縮できる。
【0015】(2) :前記(2) の作用 ディスプレイ装置の表示画面上で画像を扱い、前記画像
を印刷する際、利用者は画像(印刷対象のデータ)が頁
より溢れているか、不足しているかを判断し、頁より溢
れているか、或いは不足している場合には、画面に表示
された簡易書式設定キーを操作して(タッチパネルの場
合は指でタッチして)、簡易書式設定手段を起動する。
この状態で利用者は、画面に表示された頁境界線をドラ
ッギングして移動させ、印刷対象の画像が頁内に納まる
ようにする。
【0016】この時、簡易書式設定手段は、前記移動先
の頁境界線に合わせて画像の中央寄せ、間引き、拡大を
含む変更処理を自動的に行う。例えば、画像が1頁より
溢れていた場合には、頁境界線を下方向(頁内の領域が
増える方向)へ移動し、画像の末尾が1頁内に納まるよ
うにする。また、画像が1頁より不足していた場合に
は、頁境界線を上方向(頁内の領域が減る方向)へ移動
し、画像の末尾が1頁内に納まるようにする。
【0017】前記のようにして頁境界線が移動すると、
簡易書式設定手段はこの状態を検出し、それに合わせて
画像の中央寄せ、間引き、拡大を含む変更処理を自動的
に行う。このようにすれば、利用者は画面に表示された
簡易書式設定キーを操作し、頁境界線をドラッギングし
て希望する位置まで移動させるだけで、指定の用紙に合
ったフォーマットで印刷することができる。従って、従
来例に比べて、印刷時に行う書式設定のための作業が軽
減され、印刷迄に要する時間が短縮できる。
【0018】(3) :前記(3) の作用 前記記録媒体のプログラムを読み出して実行することに
より、表示画面に、簡易書式設定手段を起動させるため
の簡易書式設定キーを表示する手順と、前記簡易書式設
定キーの操作で起動され、利用者により前記頁境界線の
移動指示が出された場合、前記指示に基づいて前記頁境
界線を移動させ、それに合わせて、行間設定を含む書式
の変更処理を自動的に行う手順とを実行する。
【0019】このようにすれば、利用者は画面に表示さ
れた簡易書式設定キーを操作し、頁境界線をドラッギン
グして希望する位置まで移動させるだけで、指定の用紙
に適したフォーマットで印刷することができる。従っ
て、従来例に比べて、印刷時に行う書式設定のための作
業が軽減され、印刷迄に要する時間が短縮できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。以下、本発明をワードプロセ
ッサに適用した例について説明する。 §1:ワードプロセッサの構成の説明・・・図1参照 図1は装置構成図である。図1に示したように、ワード
プロセッサには、装置本体1を備え、該装置本体1に
は、各種データを表示するためのディスプレイ装置2
と、キーボード3と、フレキシブルディスクドライブ
(フロッピィディスクドライブ:FDD)4と、印刷用
紙にデータを印刷するためのプリンタ5と、文字等の記
入済み用紙から文字や図形等を光学的に読み取るスキャ
ナ装置6等が接続されている。
【0021】また、前記装置本体1には、装置内の各種
制御を行うCPU(中央処理装置)10と、プログラム
等のデータを予め格納したROM11と、前記スキャナ
装置6から入力したイメージデータを格納するためのイ
メージメモリ12と、CPU10がワーク用として使用
するワークメモリ13等が設けてある。
【0022】前記構成において、ディスプレイ装置2の
表示画面はタッチパネルで構成され、利用者が指でタッ
チすれば、タッチした位置の情報が入力できるようにな
っている。従って、画面に表示された機能については、
キーボード3を操作することなく、印刷指示等の操作を
行えるように構成されている。
【0023】 §2:表示画面と印刷時の説明・・・図2参照 図2は表示画面例である。前記ディスプレイ装置2の表
示画面には、作成した文書や画像等を表示するが、この
場合、各頁毎の区切りを示す頁境界線15(図示の例で
はP1の頁境界が示されている)が表示される。このよ
うな文書や画像等の表示された画面上で印刷指示を行う
ために次の機能を追加する。
【0024】(1) :ディスプレイ装置2の表示画面上で
文書を扱い、印刷する際、画面上の頁境界線15を移動
することによって、書式設定を自動的に変更し、指定の
印刷用紙に合ったフォーマットで印刷できる文書印刷機
能。
【0025】この文書印刷機能では、予め設定されてい
る書式、用紙サイズの文書に対して、行数が増えた場
合、或いは不足した場合に、画面上で頁境界線15を移
動することで、指定した印刷用紙に入る範囲に応じた行
間、余白などを自動的に設定する。そのため、視覚的に
設定でき、複雑な設定の作業を省いた。それによって、
書式変更時の数値入力の手間を削減し、容易に用紙に適
したフォーマットの文書を作成できるようにした。
【0026】前記文書印刷機能を使用すれば、例えば、
次のように処理を行うことができる。すなわち、ディス
プレイ装置2の表示画面上で文書を扱い、前記文書を印
刷する際、利用者は作成した文書(印刷対象の文書)が
頁より溢れているか、不足しているかを判断し、頁より
溢れているか、或いは不足している場合には、画面に表
示されたお手軽書式設定キー(簡易書式設定キー)を操
作して(タッチパネルの場合は指でタッチして)、前記
簡易書式設定手段を実現するプログラムを起動する。こ
の状態で利用者は、画面に表示された頁境界線をドラッ
ギングして移動させ、印刷対象の文書が頁内に納まるよ
うにする。
【0027】この時、前記簡易書式設定手段を実現する
プログラムは、前記移動先の頁境界線15に合わせて行
間設定を含む書式の変更処理を自動的に行う。例えば、
作成した文書が1頁より溢れていた場合には、頁境界線
15を下方向(頁内の領域が増える方向)へ移動し、文
書の末尾が1頁内に納まるようにする。また、作成した
文書が1頁より不足していた場合には、頁境界線15を
上方向(頁内の領域が減る方向)へ移動し、文書の末尾
が1頁内に納まるようにする。
【0028】前記のようにして頁境界線15が移動する
と、簡易書式設定手段を実現するプログラムはこの状態
を検出し、それに合わせて行間等の書式を変更して設定
する。その後、利用者が変更後の書式を確認したら、変
更後の書式で印刷を行う。
【0029】このようにすれば、利用者は画面に表示さ
れたお手軽書式設定キー(簡易書式設定キー)を操作
し、頁境界線15をドラッギングして希望する位置まで
移動させるだけで、指定の用紙に適したフォーマットで
印刷することができる。従って、従来例に比べて、印刷
時に行う書式設定のための作業が軽減され、印刷迄に要
する時間が短縮できる。
【0030】(2) :ディスプレイ装置2の表示画面上で
画像(スキャナ装置6から入力した画像、ビデオカメラ
等から入力した画像等)を扱い、印刷する際、表示画面
上の頁境界線15を移動することによって、画像データ
の中央寄せ、間引き(画像の縮小)、拡大などの処理を
自動的に行い、指定の印刷用紙に合ったフォーマットで
印刷できる画像印刷機能。
【0031】この画像印刷機能では、前記文書印刷機能
での頁境界線15の移動と、画像の拡大/縮小、中央寄
せ表示の有無を指定するのみで、自動的に画像データの
加工を行い、印刷できるようにした。それによって、画
像の加工処理を削減し、容易に指定の印刷用紙に合った
フォーマットで印刷できるようにした。
【0032】前記画像印刷機能を使用すれば、例えば、
次のように処理を行うことができる。すなわち、ディス
プレイ装置2の表示画面上で画像を扱い、前記画像印刷
する際、利用者は画像(印刷対象のデータ)が頁より溢
れているか、不足しているかを判断し、頁より溢れてい
るか、或いは不足している場合には、画面に表示された
お手軽書式設定キー(簡易書式設定キー)を操作して
(タッチパネルの場合は指でタッチして)、簡易書式設
定手段を実現するプログラムを起動する。この状態で利
用者は、画面に表示された頁境界線15をドラッギング
して移動させ、印刷対象の画像が頁内に納まるようにす
る。
【0033】この時、前記簡易書式設定手段を実現する
プログラムは、前記移動先の頁境界線15に合わせて画
像の中央寄せ、間引き、拡大を含む変更処理を自動的に
行う。例えば、画像が1頁より溢れていた場合には、頁
境界線15を下方向(頁内の領域が増える方向)へ移動
し、画像の末尾が1頁内に納まるようにする。また、画
像が1頁より不足していた場合には、頁境界線15を上
方向(頁内の領域が減る方向)へ移動し、画像の末尾が
1頁内に納まるようにする。
【0034】前記のようにして頁境界線15が移動する
と、簡易書式設定手段を実現するプログラムはこの状態
を検出し、それに合わせて画像の中央寄せ、間引き、拡
大を含む変更処理を自動的に行う。
【0035】このようにすれば、利用者は画面に表示さ
れたお手軽書式設定キー(簡易書式設定キー)を操作
し、頁境界線15をドラッギングして希望する位置まで
移動させるだけで、指定の用紙に適したフォーマットで
印刷することができる。従って、従来例に比べて、印刷
時に行う書式設定のための作業が軽減され、印刷迄に要
する時間が短縮できる。
【0036】 §3:具体例による印刷処理の説明・・・図3参照 図3は文書印刷時の処理フローチャートである。以下、
図3に基づいて文書印刷時の処理を説明する。なお、S
1〜S5は各処理ステップを示す。この例は、図1に示
した構成のワードプロセッサ(文書作成装置)におい
て、作成した文書を印刷する場合の処理である。
【0037】この場合、ワードプロセッサには、前記文
書印刷機能と画像印刷機能を追加すると共に、前記機能
を実現すために、以下に説明する「お手軽書式設定」機
能を追加する。なお、前記文書印刷機能、及び画像印刷
機能はそれぞれ、装置本体1内のCPU10がROM1
1内のプログラムを読み出して実行することにより実現
する機能である。
【0038】例えば、図2に示した表示画面例のよう
に、ディスプレイ装置2には作成済みの文書が表示され
るが、この場合、頁境界線15が1文書の中にある。す
なわち、1文書が1頁に納まらず、2頁に渡って表示さ
れており、2頁目には5行分のデータ(−以上−の上の
行には1行分の空白が存在する)がはみ出ている。この
ような状態で印刷を行うと、この1文書は2頁の文書と
なる。
【0039】しかし、この1文書を1頁に収めたい場
合、従来では面倒な書式設定の変更処理を行う必要があ
ったが、本発明では前記「お手軽書式設定」機能を利用
して前記1文書を1頁に納まるようにする。このため、
図2に示したように、画面には「お手軽書式設定」の表
示を行い、この表示位置を指でタッチすることで、「お
手軽書式設定」の機能(プログラム)を起動できるよう
にした。
【0040】作成した文書を印刷用紙に印刷する場合に
は、先ず、文書の作成により文字が溢れた場合(S
1)、表示画面上に表示された「お手軽書式設定」の表
示位置に指でタッチし、お手軽書式設定機能を起動する
(S2)。そして、利用者が頁境界線15の位置に指で
タッチし、前記タッチにより頁境界線15をドラッギン
グで移動し、確定する(S3)。
【0041】例えば、図2の例では、頁1の境界線15
をドラッギングし、表示された「−以上−」の下の行ま
で移動させた状態で確定(指のタッチを離す)する。こ
のようにすれば、CPU10の処理により、前記確定し
た頁境界線15に対応させて自動的に書式設定し、印刷
結果表示後、画面表示により確認要求を行う(S4)。
すなわち、画面に「印刷結果表示」の文字を表示し、利
用者に確認操作を行わせる。
【0042】このようにして利用者が確認を行うと、C
PU10による印刷機能呼び出し(プリンタ5の起動)
により、設定用紙1枚に前記1文書を印刷して終了す
る。なお、前記S1の処理で頁より不足した場合も、前
記と同様にして処理を行うことができる。また、文書の
印刷だけでなく、画像の印刷にも同様に適用可能であ
る。但し、画像の場合には、画像の拡大、縮小、中央寄
せ等の処理を行うことで、印刷時の画像が1頁に納まる
ようにする。
【0043】§4:お手軽書式設定処理の説明(文書の
場合)・・・図4参照 図4はお手軽書式設定処理フローチャート(文書)であ
る。以下、図4に基づいて文書印刷時のお手軽書式設定
処理を説明する。なお、S11〜S19は各処理ステッ
プを示す。この処理は、簡易書式設定機能の1つである
前記「お手軽書式設定」機能を適用する対象が文書の場
合に装置本体1内のCPU10が行う処理である。
【0044】ディスプレイ装置2の表示画面上で文書を
扱い、印刷する場合、画面上の頁境界線15をドラッギ
ングして移動させることにより、書式、行間の設定等を
自動的に変更し、指定の印刷用紙に印刷する。先ず、前
記のようにして「お手軽書式設定」機能が起動される
と、CPU10は、前の状態より行が大きいか(1頁に
入りきれないか)、小さいか(1頁に満たないか)を判
断する(S11)。
【0045】その結果、前の状態より行が大きい(1頁
に入りきれない)と判断したら、増えた分の印字ラスタ
数を算出し(S12)、全体のラスタ数より1行あたり
の減らすドットを算出する(S13)。次に、1行当た
りの減らすラスタ数の割合で上部余白と下部余白を算出
して設定し(S14)、設定した上下余白を元に再度1
行当たりの減らすラスタ数を計算し、それぞれの行間よ
り減らし、設定する(S15)。
【0046】また、前記S11の処理において、CPU
10は、前の状態より行が小さい(1頁に満たない)と
判断した場合は、減った分の印字ラスタ数を算出し(S
16)、全体のドット数より1行当たりの増えるラスタ
を算出する(S17)。次に、1行当たりの増えるラス
タ数の割合と同じ割合で上部余白と下部余白を算出して
設定し(S18)、設定した上下余白を元に再度1行当
たりの増えるラスタ数を計算し、それぞれの行間より減
らし、設定する(S19)。以上のようにして「お手軽
書式設定」の内部処理を行う。
【0047】§5:お手軽書式設定処理の説明(画像の
場合)・・・図5参照 図5はお手軽書式設定処理フローチャート(画像)であ
る。以下、図5に基づいて画像印刷時のお手軽書式設定
処理を説明する。なお、S21、S22は各処理ステッ
プを示す。この処理は、簡易書式設定機能の1つである
前記「お手軽書式設定」機能を適用する対象が画像の場
合に、装置本体1内のCPU10が行う処理である。
【0048】前記ディスプレイ装置2の表示画面上で画
像を扱い、印刷する場合、画面上の頁境界線15をドラ
ッギングして移動させることにより、画像の拡大、縮
小、中央寄せ等の処理を行って画像サイズを変更し、指
定の印刷用紙に合ったフォーマットで印刷する。
【0049】この処理では、印刷画像サイズの変更処理
が開始されると、CPU10は、指定された用紙サイズ
のドット、ラスタ数を取り出し、画像イメージのドッ
ト、ラスタ数よりドット(横方向)、ラスタ(縦方向)
の変更割合を算出する(S21)。次に、前記算出した
割合に応じて、横方向と縦方向から、イメージデータを
間引き、補間を行う(S22)。その後、印刷処理機能
を起動してプリンタ5により画像の印刷を行う。
【0050】§6:記録媒体とプログラムの説明 前記CPU10が行う処理は、CPU10がROM11
に格納されたプログラムを実行することにより実現する
が、本発明は、このような例に限らず、次のようにして
も実現可能である。例えば、他のコンピュータ等で作成
したプログラムをフレキシブルディスクに格納してお
き、このフレキシブルディスクを前記ワードプロセッサ
に設けたフレキシブルディスクドライブ4で読み取り、
内部のワークメモリ13に格納する。その後、CPU1
0がワークメモリ13に格納してあるプログラムの内、
必要なプログラムから順次読み出して実行することによ
り、前記処理を行う。
【0051】(他の実施の形態)以上実施の形態につい
て説明したが、本発明は次のようにしても実施可能であ
る。
【0052】(1) :ワードプロセッサに限らず、前記ワ
ードプロセッサと同じような文書作成処理や画像処理を
行う機能を備えたパーソナルコンピュータ等でも実現可
能である。
【0053】(2) :ディスプレイ装置の表示画面がタッ
チパネルでない場合でも、前記と同様にして実施可能で
ある。この場合には、キーボードの操作により、タッチ
パネルの場合と同様に処理を行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :作成した文書や画像を印刷用紙に印刷して出力す
る場合に、画面上に表示された簡易書式設定キー(例え
ば、お手軽書式設定キー)の操作を行い、頁境界線をド
ラッギングにより移動させるだけの簡単な操作で、必要
な書式設定、及び書式の変更、或いは画像サイズの変更
等が簡単、かつ短時間で行える。
【0055】(2) :文書、或いは画像を印刷する場合
に、簡単な操作を行うだけで、1枚の用紙に納まるよう
に、指定の用紙に合ったフォーマットで印刷することが
できる。
【0056】前記効果の他、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (3) :請求項1では、ディスプレイ装置の表示画面上で
文書を扱い、前記文書を印刷する際、頁より溢れている
か、或いは不足している場合には、画面に表示された簡
易書式設定キーを操作して簡易書式設定手段を起動す
る。この状態で利用者は、画面に表示された頁境界線を
ドラッギングして移動させ、印刷対象の文書が頁内に納
まるようにする。
【0057】この時、簡易書式設定手段は、移動先の頁
境界線に合わせて行間設定を含む書式の変更処理を自動
的に行う。例えば、作成した文書が1頁より溢れていた
場合には、頁境界線を下方向へ移動し、文書の末尾が1
頁内に納まるようにする。また、作成した文書が1頁よ
り不足していた場合には、頁境界線を上方向へ移動し、
文書の末尾が1頁内に納まるようにする。
【0058】前記のようにして頁境界線が移動すると、
簡易書式設定手段はこの状態を検出し、それに合わせて
行間等の書式を変更して設定する。その後、利用者が変
更後の書式を確認したら、変更後の書式で印刷を行う。
このようにすれば、利用者は画面に表示された簡易書式
設定キーを操作し、頁境界線をドラッギングして希望す
る位置まで移動させるだけで、指定の用紙に納まるよう
にして印刷を行うことができる。従って、従来例に比べ
て、印刷時に行う書式設定のための作業が軽減され、印
刷までに要する時間が短縮できる。
【0059】(4) :請求項2では、ディスプレイ装置の
表示画面上で画像を扱い、前記画像印刷する際、頁より
溢れているか、或いは不足している場合には、画面に表
示された簡易書式設定キーを操作して簡易書式設定手段
を起動する。この状態で利用者は、画面に表示された頁
境界線をドラッギングして移動させ、印刷対象の画像が
頁内に納まるようにする。
【0060】この時、簡易書式設定手段は、移動先の頁
境界線に合わせて画像の中央寄せ、間引き、拡大を含む
変更処理を自動的に行う。例えば、画像が1頁より溢れ
ていた場合には、頁境界線を下方向へ移動し、画像の末
尾が1頁内に納まるようにする。また、画像が1頁より
不足していた場合には、頁境界線を上方向へ移動し、画
像の末尾が1頁内に納まるようにする。
【0061】前記のようにして頁境界線が移動すると、
簡易書式設定手段はこの状態を検出し、それに合わせて
画像の中央寄せ、間引き(縮小)、拡大を含む変更処理
を自動的に行う。このようにすれば、利用者は画面に表
示された簡易書式設定キーを操作し、頁境界線をドラッ
ギングして希望する位置まで移動させるだけで、指定の
用紙に納まるようにして印刷を行うことができる。従っ
て、従来例に比べて、印刷時に行う書式設定のための作
業が軽減され、印刷までに要する時間が短縮できる。
【0062】(5) :請求項3では、記録媒体のプログラ
ムを読み出して実行することにより、表示画面に、簡易
書式設定手段を起動させるための簡易書式設定キーを表
示する手順と、前記簡易書式設定キーの操作で起動さ
れ、利用者により前記頁境界線の移動指示が出された場
合、前記指示に基づいて前記頁境界線を移動させ、それ
に合わせて行間設定を含む書式の変更処理を自動的に行
う手順とを実行する。
【0063】このようにすれば、利用者は画面に表示さ
れた簡易書式設定キーを操作し、頁境界線をドラッギン
グして希望する位置まで移動させるだけで、指定の用紙
に納まるようにして印刷を行うことができる。従って、
従来例に比べて、印刷時に行う書式設定のための作業が
軽減され、印刷までに要する時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における装置構成図であ
る。
【図2】実施の形態における表示画面例である。
【図3】実施の形態における文書印刷時の処理フローチ
ャートである。
【図4】実施の形態におけるお手軽書式設定処理フロー
チャート(文書)である。
【図5】実施の形態におけるお手軽書式設定処理フロー
チャート(画像)である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ディスプレイ装置 3 キーボード 4 フレキシブルディスクドライブ 5 プリンタ 6 スキャナ装置 10 CPU(中央処理装置) 11 ROM 12 イメージメモリ 13 ワークメモリ 15 頁境界線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書の表示を行うディスプレイ装置と、前
    記文書を印刷する印刷装置を備えると共に、前記ディス
    プレイ装置の表示画面上で文書を扱い、前記作成した文
    書と一緒に頁境界線を表示する文書処理手段と、前記作
    成した文書を前記印刷装置で印刷させる印刷処理手段を
    備えた情報処理装置において、 前記作成した文書を前記印刷装置で印刷する際の書式設
    定を、利用者の指示に基づき変更して設定する簡易書式
    設定手段と、 前記表示画面に、前記簡易書式設定手段を起動させるた
    めの簡易書式設定キーを表示するキー表示手段とを備
    え、 前記簡易書式設定手段は、前記簡易書式設定キーの操作
    で起動され、利用者により前記頁境界線の移動指示が出
    された場合、前記指示に基づいて前記頁境界線を移動さ
    せ、それに合わせて、行間設定を含む書式の変更処理を
    自動的に行う機能を備えている、 ことを特徴とした情報処理装置。
  2. 【請求項2】画像の表示を行うディスプレイ装置と、前
    記画像を印刷する印刷装置を備えると共に、前記ディス
    プレイ装置の表示画面上で画像を扱い、前記画像と一緒
    に頁境界線を表示する画像データ処理手段と、前記画像
    を前記印刷装置で印刷させる印刷処理手段を備えた情報
    処理装置において、 前記画像を前記印刷装置で印刷する際の書式設定を、利
    用者の指示に基づき変更して設定する簡易書式設定手段
    と、 前記表示画面に、前記簡易書式設定手段を起動させるた
    めの簡易書式設定キーを表示するキー表示手段とを備
    え、 前記簡易書式設定手段は、前記簡易書式設定キーの操作
    で起動され、利用者により前記頁境界線の移動指示が出
    された場合、前記指示に基づいて前記頁境界線を移動さ
    せ、それに合わせて、画像の中央寄せ、間引き、拡大を
    含む変更処理を自動的に行う機能を備えている、 ことを特徴とした情報処理装置。
  3. 【請求項3】ディスプレイ装置と印刷装置を備えると共
    に、前記ディスプレイ装置の表示画面上で文書を扱い、
    作成した文書と一緒に頁境界線を表示する文書処理手段
    と、前記作成した文書を前記印刷装置で印刷させる印刷
    処理手段を備えた情報処理装置に、 前記表示画面に簡易書式設定キーを表示する第1の手順
    と、 前記簡易書式設定キーの操作で起動され、利用者により
    前記頁境界線の移動指示が出された場合、前記指示に基
    づいて前記頁境界線を移動させ、それに合わせて、行間
    設定を含む書式の変更処理を自動的に行う第2の手順
    と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP9316701A 1997-11-18 1997-11-18 情報処理装置、及び記録媒体 Pending JPH11149470A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006086755A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システム

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