JPH11149352A - データ転送制御装置および録画装置 - Google Patents

データ転送制御装置および録画装置

Info

Publication number
JPH11149352A
JPH11149352A JP31538797A JP31538797A JPH11149352A JP H11149352 A JPH11149352 A JP H11149352A JP 31538797 A JP31538797 A JP 31538797A JP 31538797 A JP31538797 A JP 31538797A JP H11149352 A JPH11149352 A JP H11149352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
storage device
data storage
writing
data transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31538797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kousuke Inudou
浩介 犬童
Naoya Isada
尚哉 諫田
Kazuhisa Nishimoto
和久 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31538797A priority Critical patent/JPH11149352A/ja
Publication of JPH11149352A publication Critical patent/JPH11149352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】周辺装置とデータ記憶装置との間に介在し、周
辺装置から転送されてくるデータを入力してデータ記憶
装置に書き込むデータ転送制御装置において、内部のバ
ッファがオーバーフローを起こすことなく、一定の速度
でデータ記憶装置にデータの書き込みを行うことを可能
とする。 【解決手段】データ転送制御装置1において、転送速度
調停部3は、データ記憶部8に格納されている書き込み
時間測定用データをメイン制御部6がデータ記憶装置1
0に書き込む際の書き込み時間を測定し、測定した書き
込み時間を基に、周辺装置12のデータ転送速度を指定
する転送速度指定データを生成し、生成した転送速度指
定データをメイン制御部6に出力する。メイン制御部6
は、転送速度調停部3から出力された転送速度指定デー
タを、入出力I/F部7を介して周辺装置12に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺装置とデータ
記憶装置との間に介在し、周辺装置から転送されてくる
データ(特に、周辺装置から連続的に転送されてくるデ
ータ)を入力してデータ記憶装置に書き込むデータ転送
制御装置において、内部のバッファがオーバーフローを
起こすことなく、一定の速度でデータ記憶装置にデータ
の書き込みを行うことを可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】データ記憶装置にデータを書き込む動作
の例として、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)
が、ハードディスクやフロッピーディスク等の周辺装置
に格納されているデータを、ICカードやコンパクトフ
ラッシュに代表されるメモリカードに書き込む動作につ
いて、図19を用いて説明する。
【0003】図19において、2はPC、4はバッフ
ァ、6はメイン制御部、5はI/F名声生成部、7は入
出力I/F部、11はメモリカード、12は周辺装置で
ある。
【0004】まず、PC2において、メイン制御部6
は、メモリカード11に対する書き込み命令をI/F命
令生成部5から取得し、取得した書き込み命令を、入出
力I/F部7を介してメモリカード11に転送する。
【0005】メモリカード11は、PC2から書き込み
命令を受け取ると、書き込み命令要求信号であるRDY
(READY)信号をインアクティブにし、命令内容を判断
した後、書き込みデータ転送要求をPC2に転送する。
【0006】PC2において、メイン制御部6は、メモ
リカード11から書き込みデータ転送要求を受け取る
と、メモリカード11に書き込むべきデータを、周辺装
置12から取得してバッファ4に格納し、バッファ4に
格納した書き込みデータを、入出力I/F部7を介して
メモリカード11に転送する。
【0007】メモリカード11は、PC2から書き込み
データを受け取ると、受け取った書き込みデータを、命
令内容に従ってアドレスに書き込み。そして、メモリカ
ード11は、書き込みが終了すると、RDY信号をアク
ティブにすることで、書き込み終了を通知する。
【0008】なお、データ記憶装置(上述した例では、
メモリカード11である。)のデータ書き込み速度は、
特に規定がないので、データ記憶装置の種類によって異
なることとなる。
【0009】ところで、近年、カメラが取り込んだ静止
画像を画像データに変換し、メモリカードに書き込む画
像記録装置の開発が行われるようになっている。
【0010】この種の画像記録装置においては、メモリ
カードに画像データを書き込む際に、画像データがエラ
ーを起こし、誤った画像データがメモリカードに書き込
まれてしまう恐れがあり、これを解決するための技術と
して、例えば、特開平5−183860号公報に記載さ
れている技術がある。
【0011】この技術は、カメラが取り込んだ静止画像
を画像データに変換して、第1の記録媒体に格納した
後、この第1の記録媒体から、第2の記録媒体であるメ
モリカードに画像データを転送するようにしており、第
1の記録媒体から第2の記録媒体への画像データの転送
時に、画像データがエラーを起こしたことを検出した場
合に、転送速度を低速化するようにしたものである。
【0012】また、この種の画像記録装置においては、
メモリカードに画像データを書き込む代わりに、外部に
接続されたディジタルオーディオテープ装置等の専用機
器に転送することができるが、PC等の汎用機器に画像
データを転送するための技術として、例えば、特開平8
−223341号公報に記載されている技術がある。
【0013】この技術は、画像記録装置が、画像データ
の転送に先立って、画像データを受信する汎用機器との
間でやり取りを行うことで、転送速度を決定するように
したものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デー
タ記憶装置のデータ書き込み速度は、データ記憶装置の
種類によって異なるので、図19を用いて説明したPC
2による書き込み動作のように、PC2が、メモリカー
ド11の書き込み準備が整った後に、周辺装置12から
書き込みデータを能動的に取得するような場合には、問
題はないが、周辺装置から連続的に転送されてくるデー
タを入力してデータ記憶装置に書き込む必要があるよう
な場合には、データ記憶装置の種類によっては、以下に
述べるような問題点が生じる。
【0015】すなわち、周辺装置から連続的に転送され
てくるデータを入力してデータ記憶装置に書き込むデー
タ転送制御装置において、周辺装置から単位時間当たり
に転送されてくるデータ量より、データ記憶装置が該単
位時間当たりに書き込めるデータ量が少ないようなデー
タ記憶装置を使用する場合には、内部のバッファがオー
バーフローを起こしてしまい、書き込み途中で書き込み
ができなくなるという恐れがある。
【0016】この問題点は、上述した特開平5−183
860号公報に記載されている技術には関係はない。な
ぜならば、この技術では、転送すべきデータは、静止画
像が変換された画像データであり、第1の記録媒体に既
に格納済であるので、転送すべきデータが連続的に発生
するという事態を想定していないからである。
【0017】また、上述した特開平8−223341号
公報に記載されている技術にも関係はない。なぜなら
ば、この技術では、転送先の装置が、転送速度を決定す
るためのやり取りを行うことが可能な汎用機器であり、
メモリカードのようなデータ記憶装置を想定していない
からである。
【0018】本発明の目的は、周辺装置とデータ記憶装
置との間に介在し、周辺装置から転送されてくるデータ
(特に、周辺装置から連続的に転送されてくるデータ)
を入力してデータ記憶装置に書き込むデータ転送制御装
置において、内部のバッファがオーバーフローを起こす
ことなく、一定の速度でデータ記憶装置にデータの書き
込みを行うことを可能とする技術に関する。
【0019】従って、本発明の目的が達成されると、例
えば、常に一定の速度でデータ記憶装置にデータの書き
込みを行う必要がある録画装置(ビデオカメラ)のよう
な装置において、特に、データ記憶装置としてメモリカ
ードを使用した場合でも、メモリカードの書き込み速度
によって、録画途中で録画データの書き込みができなく
なるという恐れがなくなる。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の態様として、周辺装置から転送さ
れてくるデータを入力してデータ記憶装置に書き込むデ
ータ転送制御装置であって、上記周辺装置から転送され
てくるデータを入力する入力手段と、上記入力手段が入
力したデータを上記データ記憶装置に書き込む書込手段
と、上記データ記憶装置の書き込み速度を測定する測定
手段と、上記測定手段が測定した書き込み速度に基づい
て、上記周辺装置のデータ転送速度を決定する決定手段
と、上記決定手段が決定したデータ転送速度を上記周辺
装置に設定する設定手段とを備えたことを特徴としたデ
ータ転送制御装置を提供している。
【0021】また、上記目的を達成するために、本発明
は、第2の態様として、周辺装置から転送されてくるデ
ータを入力してデータ記憶装置に書き込むデータ転送制
御装置であって、上記周辺装置から転送されてくるデー
タを入力する入力手段と、上記入力手段が入力したデー
タを上記データ記憶装置に書き込む書込手段と、上記デ
ータ記憶装置の書き込み速度を測定する測定手段と、上
記測定手段が測定した書き込み速度に基づいて、予め定
めた複数種類のデータ転送速度のうちから、上記周辺装
置のデータ転送速度として設定可能なデータ転送速度を
決定する決定手段と、上記決定手段が決定したデータ転
送速度を提示する提示手段と、上記提示手段が提示した
データ転送速度のうちのいずれかの指定を受け付ける受
付手段と、上記受付手段が受け付けたデータ転送速度を
上記周辺装置に設定する設定手段とを備えたことを特徴
としたデータ転送制御装置を提供している。
【0022】なお、上述した第1の態様および第2の態
様のいずれにおいても、上記測定手段は、予め定めた測
定用データを書き込むための書き込み命令を上記データ
記憶装置に発した時刻から、上記データ記憶装置から書
き込み終了が通知された時刻までに要した時間を測定す
ることで、上記データ記憶装置の書き込み速度を測定す
るようにすることができる。
【0023】このようにした場合に、上記データ記憶装
置への測定用データの1つ以上の書き込みアドレスを含
む、上記測定手段の測定条件を格納している書き込み条
件指定手段をさらに備えるようにし、上記測定手段は、
上記書き込み条件指定手段が格納している測定条件に従
った測定を行うようにすることができる。
【0024】さらに、上記データ記憶装置の未使用領域
を検出する未使用領域検出手段をさらに備えるように
し、上記測定手段は、上記未使用領域検出手段が検出し
た未使用領域を用いて測定を行うようにすることができ
る。
【0025】また、上述した第1の実施形態および第2
の実施形態のいずれにおいても、上記測定手段は、上記
データ記憶装置から任意のアドレスに格納されているデ
ータを読み込み、読み込んだデータを再び元のアドレス
に書き込むための書き込み命令を上記データ記憶装置に
発した時刻から、上記データ記憶装置から書き込み終了
が通知された時刻までに要した時間を測定することで、
上記データ記憶装置の書き込み速度を測定するようにす
ることができる。
【0026】また、上述した第1の態様および第2の態
様のいずれにおいても、上記測定手段は、上記データ記
憶装置から任意のアドレスに格納されているデータを読
み込み、読み込んだデータを退避させた後、読み込んだ
データが格納されていたアドレスに予め定めた測定用デ
ータを書き込むための書き込み命令を上記データ記憶装
置に発した時刻から、上記データ記憶装置から書き込み
終了が通知された時刻までに要した時間を測定すること
で、上記データ記憶装置の書き込み速度を測定し、書き
込み速度の測定終了後、退避させておいたデータを元の
アドレスに書き込むようにすることができる。
【0027】また、上述した第1の態様および第2の態
様のいずれにおいても、上記測定手段は、上記データ記
憶装置から任意のアドレスに格納されているデータを読
み込み、読み込んだデータが未使用データである場合に
は、読み込んだ未使用データが格納されていたアドレス
に予め定めた測定用データを書き込むための書き込み命
令を上記データ記憶装置に発した時刻から、上記データ
記憶装置から書き込み終了が通知された時刻までに要し
た時間を測定することで、上記データ記憶装置の書き込
み速度を測定し、また、読み込んだデータが未使用デー
タでない場合には、読み込んだデータを退避させた後、
読み込んだデータが格納されていたアドレスに上記測定
用データを書き込むための書き込み命令を上記データ記
憶装置に発した時刻から、上記データ記憶装置から書き
込み終了が通知された時刻までに要した時間を測定する
ことで、上記データ記憶装置の書き込み速度を測定し、
書き込み速度の測定終了後、退避させておいたデータを
元のアドレスに書き込むようにすることができる。
【0028】さらに、上述した第1の態様および第2の
態様のいずれにおいても、上記測定手段は、データ転送
制御装置の電源が投入されたときに、測定を行うように
することができる。
【0029】また、上述した第1の態様および第2の態
様のいずれにおいても、上記データ記憶装置の装着を検
出する検出手段をさらに備えるようにし、上記測定手段
は、上記検出手段が上記データ記憶装置の装着を検出し
たときに、測定を行うようにすることができる。
【0030】また、本発明は、第3の態様として、上述
した第1の態様および第2の態様のいずれかにおいて、
上記データ記憶装置への書き込みを行う書き込みモー
ド、および、上記データ記憶装置からの読み出しを行う
読み出しモードのいずれか一方のモードに切り替える書
込/読出切替手段をさらに備えるようにし、上記測定手
段は、上記書込/読出切替手段が書き込みモードに切り
替えているときに、測定を行うようにすることができ
る。
【0031】従って、本発明によれば、周辺装置とデー
タ記憶装置との間に介在し、周辺装置から転送されてく
るデータ(特に、周辺装置から連続的に転送されてくる
データ)を入力してデータ記憶装置に書き込むデータ転
送制御装置において、内部のバッファがオーバーフロー
を起こすことなく、一定の速度でデータ記憶装置にデー
タの書き込みを行うことが可能となる。
【0032】そこで、本発明によれば、データ記憶装置
の書き込み速度に関わらず、常に一定の速度でデータ記
憶装置にデータの書き込みを行うことが可能な録画装置
を実現することができる。
【0033】すなわち、本発明によれば、上述した第1
の態様〜第3の態様のいずれかのデータ転送制御装置
と、映像信号を取り込む映像入力手段と、音声信号を取
り込む音声入力手段と、上記映像入力手段が取り込んだ
映像信号、および、上記音声入力手段が取り込んだ音声
信号をディジタル変換し、映像データおよび音声データ
を生成するA/D変換手段と、上記A/D変換手段が生
成した映像データおよび音声データを圧縮符号化し、映
像符号および音声符号を生成するエンコード手段と、上
記エンコード手段が生成した映像符号および音声符号を
結合し、結合データを生成する結合手段と、上記結合手
段が生成した結合データを上記データ転送制御装置に転
送する転送手段と、上記データ転送制御装置から設定さ
れるデータ転送速度を格納する格納手段とを備え、上記
エンコード手段は、上記格納手段に格納されているデー
タ転送速度に基づいて圧縮符号化を行うことを特徴とし
た録画装置を提供することができる。
【0034】また、本発明によれば、データ記憶装置の
書き込み時間を測定することが可能な書き込み時間測定
装置を実現することができる。
【0035】すなわち、本発明によれば、データ記憶装
置の書き込み時間を測定する書き込み時間測定装置であ
って、予め定めた測定用データの書き込み命令を上記デ
ータ記憶装置に発した時刻から、上記データ記憶装置か
ら書き込み終了が通知された時刻までに要した時間を測
定する測定手段と、上記測定手段の測定結果を表示する
表示手段とを備えたことを特徴とした書き込み時間測定
装置を提供することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0037】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について、図1〜図7を用いて説明する。
【0038】図1は第1の実施形態のデータ転送制御装
置の概略構成図である。
【0039】図中、1はデータ転送制御装置、3は転送
速度調停部、4はバッファ、5はI/F命令生成部、6
はメイン制御部、7は入出力I/F部、8はデータ記憶
部、10はデータ記憶装置、12は周辺装置である。
【0040】図1において、図15に示したPC2の構
成要素と同じ構成要素には、図15に示した符号と同じ
符号を付与してある。
【0041】第1の実施形態のデータ転送制御装置1
は、周辺装置12とデータ記憶装置10との間に介在
し、周辺装置12から連続的に転送されてくるデータ
を、順次、入出力I/F部7を介して入力しバッファ4
に格納する動作と、バッファ4に格納されたデータを、
入出力I/F部7を介してデータ記憶装置10に書き込
む動作とを並行して行うための装置である。
【0042】データ記憶装置10への書き込み動作につ
いて具体的に説明すると、まず、データ転送制御装置1
において、メイン制御部6は、データ記憶装置10に対
する書き込み命令をI/F命令生成部5から取得し、取
得した書き込み命令を、入出力I/F部7を介してデー
タ記憶装置10に転送する。
【0043】データ記憶装置10は、データ転送制御装
置1から書き込み命令を受け取ると、書き込み命令要求
信号であるRDY(READY)信号をインアクティブに
し、命令内容を判断した後、書き込みデータ転送要求を
データ転送制御装置1に転送する。
【0044】データ転送制御装置1において、メイン制
御部6は、データ記憶装置10から書き込みデータ転送
要求を受け取ると、データ記憶装置10に書き込むべき
データをバッファ4または周辺装置12から取得し、取
得した書き込みデータを、入出力I/F部7を介してデ
ータ記憶装置10に転送する。
【0045】データ記憶装置10は、データ転送制御装
置1から書き込みデータを受け取ると、受け取った書き
込みデータを、命令内容に従ったアドレスに書き込む。
そして、データ記憶装置10は、書き込みが終了する
と、RDY信号をアクティブにすることで、書き込み終
了を通知する。
【0046】しかしながら、上述したように、周辺装置
12からデータが連続的に転送されてくるので、データ
記憶装置10の書き込み速度によっては、バッファ4が
オーバーフローを起こしてしまう場合がある。そこで、
第1の実施形態は、これに対処するために、データ記憶
装置10の書き込み速度に応じて、周辺装置12のデー
タ転送速度を制御するようにする点を特徴としている。
【0047】そのために、第1の実施形態のデータ転送
制御装置1は、転送速度調停部3が、データ記憶装置1
0の書き込み速度を測定し、測定した書き込み速度に応
じて、周辺装置12のデータ転送速度を制御するための
データを生成するようにしており、以下、第1の実施形
態の特徴に係る動作ついて説明する。
【0048】なお、第1の実施形態では、転送速度調停
部3は、データ記憶装置10の書き込み速度そのものを
測定するのではなく、データ記憶装置10の1回の書き
込み時間を測定するようにしている。この書き込み時間
は、書き込み速度を特定する値であるので、書き込み時
間を測定することは、書き込み速度を測定することと等
価である。
【0049】図2は転送速度調停部3の構成例を示す図
である。
【0050】図中、21は時間測定部、22は転送速度
設定部である。
【0051】データ転送制御装置1において、データ記
憶部8には、予め定めた値のデータが、書き込み時間測
定用データとして格納されており、メイン制御部6は、
書き込み時間測定用データをデータ記憶部8から取得
し、取得した書き込み時間測定用データを、データ記憶
装置10に書き込むようにする。
【0052】書き込み時間測定用データをデータ記憶装
置10に書き込む動作は、上述した動作と同様である
が、第1の実施形態では、メイン制御部6が、データ記
憶装置10に書き込み命令を転送するときに、時間測定
部21に対して、スタート信号を供給するようにする。
また、データ記憶装置10は、書き込みが終了すると、
上述したように、RDY信号をアクティブにするが、こ
のとき、RDY信号を、ストップ信号として、時間測定
部21に供給するようにする。
【0053】そこで、転送速度調停部3において、時間
測定部21は、このスタート信号とストップ信号との時
間差を測定し、測定結果である時間差データ(書き込み
時間に相当する。)を転送速度データ設定部22に出力
する。そして、転送速度データ設定部22は、時間測定
部21から時間差データを受け取ると、受け取った時間
差データを基に、周辺装置12のデータ転送速度を指定
する転送速度指定データを生成し、生成した転送速度指
定データをメイン制御部6に出力する。
【0054】メイン制御部6は、転送速度設定部22か
ら出力された転送速度指定データを受け取ると、受け取
った転送速度指定データを、入出力I/F部7を介して
周辺装置12に設定する。
【0055】これにより、周辺装置12は、データ転送
制御装置1が設定した転送速度指定データによって指定
されたデータ転送速度で、データ転送制御装置1に対す
るデータ転送を行うことが可能となるので、データ転送
制御装置1において、バッファ4がオーバフローを起こ
すことなく、一定の速度でデータ記憶装置10にデータ
の書き込みを行うことができるようになる。
【0056】なお、転送速度指定データの周辺装置12
への設定は、周辺装置12から入力したデータのデータ
記憶装置10への書き込みを開始する前に行う必要があ
り、第1の実施形態においては、データ転送制御装置1
の電源投入時に行うようにしている。
【0057】図3は、データ転送制御装置1の電源投入
時に転送速度指定データの周辺装置12への設定を行う
ようにした場合の、データ転送制御装置1の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【0058】図3に示すように、データ転送制御装置1
は、電源が投入されると、内部/外部のレジスタ設定等
の装置の初期化を行ってから(ステップ301)、デー
タ記憶装置10の書き込み時間を測定し(ステップ30
2)、測定した書き込み時間を基に生成した転送速度指
定データを、入出力I/F部7を介して周辺装置12に
設定する(ステップ303)。
【0059】また、上述した第1の実施形態の説明で
は、データ記憶部8に格納されている時間測定用データ
の書き込み時間を測定するようにしているが、データ記
憶装置10に既に書き込まれているデータに時間測定用
データが上書きされてしまうことを防止するために、ま
ず、データ記憶装置10から任意のデータを読み出し、
その後、読み出したデータを、時間測定用データの代わ
りに、元のアドレスに再び書き込むようにし、この際の
書き込み時間を測定するようにしてもよい。
【0060】ここで注意しなければならない点は、デー
タ記憶装置10によっては、書き込みデータを書き込む
べきアドレスに既に書き込まれているデータが、該書き
込みデータと一致する場合には、実際に書き込みを行わ
ず、書き込みを終了したとみなして、RDY信号をアク
ティブにするようなデータ記憶装置10があるという点
である。
【0061】このようなデータ記憶装置10を用いた場
合に、読み出したデータを、時間測定用データの代わり
に元のアドレスに再び書き込むと、時間測定用データが
書き込まれるときよりも早くRDY信号がアクティブに
なってしまうので、正確な書き込み時間を測定できず、
このとき測定した書き込み時間を基に生成した転送速度
指定データを周辺装置12に設定すると、バッファ4が
オーバーフローを起こしてしまうという問題点がある。
【0062】そこで、この問題点を解決するためには、
まず、データ記憶装置10から任意のデータを読み出し
て退避させておき、読み出したデータのアドレスに時間
測定用データを書き込むことで書き込み時間を測定し、
その後、退避させておいた読み出しデータを、元のアド
レスに再び書き込むようにすればよい。
【0063】すなわち、データ転送制御装置1の概略構
成図を、図4に示す通りとし、図3のフローチャートに
示したデータ転送制御装置1の動作のうち、ステップ3
02の詳細を、図5に示す通りとすればよい。
【0064】図4に示すように、本データ転送制御装置
1が、図1に示したデータ転送制御装置1と異なる点
は、読み出しデータを退避させるためのデータ退避部2
3を設けるようにした点である。
【0065】その他の構成要素は、図1に示したデータ
転送制御装置1の構成要素と同じである。そこで、その
他の構成要素については、図1に示した符号と同じ符号
を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0066】また、図5に示すように、データ転送制御
装置1は、図3のステップ302において、まず、時間
測定用データの書き込みアドレスからデータを読み出し
(ステップ501)、読み出したデータが未使用データ
であるか否かを判定する(ステップ502)。未使用デ
ータでない場合、すなわち、既にデータが書き込まれて
いる場合には、読み出したデータをデータ退避部23に
退避させてから(ステップ503)、上述したように、
データ記憶装置10の書き込み時間を測定するようにす
る(ステップ504)。そして、書き込み時間の測定
後、データ退避部23に退避させている読み出しデータ
がある場合には(ステップ505)、その読み出しデー
タを、元のアドレスに再び書き込む(ステップ50
6)。
【0067】なお、データ転送制御装置1は、読み出し
たデータが未使用データである場合は、データの退避を
行わずに、書き込み時間の測定を行う。
【0068】さらに、データ記憶装置10の全ての領域
にデータが書き込まれていない場合(未使用領域が存在
する場合)もあるので、書き込み時間を測定する際に、
まず、未使用領域を検出し、検出した未使用領域に時間
測定用データを書き込むようにしてもよい。
【0069】すなわち、データ転送制御装置1の概略構
成図を、図6に示す通りとしてもよい。
【0070】図6に示すように、本データ転送制御装置
1が、図1に示したデータ転送制御装置1と異なる点
は、データ記憶装置10の未使用領域を検出する未使用
領域検出部24を設けるようにした点である。
【0071】その他の構成要素は、図1に示したデータ
転送制御装置1の構成要素と同じである。そこで、その
他の構成要素については、図1に示した符号と同じ符号
を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0072】図6に示すように、データ記憶装置10
は、その詳細を図7に示すようなルートディレクトリお
よびFATを有しており、未使用領域検出部24は、ル
ートディレクトリによって開始クラスタ番号を判断し、
FATによって、使用クラスタを知ることができるの
で、データ記憶装置10の未使用領域を検出することが
可能となる。
【0073】なお、このようにした場合、さらに、未使
用領域に書き込んだ時間測定用データを、書き込み時間
の測定後に削除するようにしてもよい。
【0074】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、図8〜図9を用いて説明する。
【0075】図8は第2の実施形態のデータ転送制御装
置の概略構成図である。
【0076】図8に示すように、第2の実施形態のデー
タ転送制御装置1が、図1に示したデータ転送制御装置
1と異なる点は、書込/読出切替部25を設けるように
した点である。
【0077】その他の構成要素は、図1に示したデータ
転送制御装置1の構成要素と同じである。そこで、その
他の構成要素については、図1に示した符号と同じ符号
を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0078】書込/読出切替部25は、データ記憶装置
10への書き込みを行う書き込みモード、および、デー
タ記憶装置10からの読み出しを行う読み出しモードの
いずれか一方のモードに切り替えると共に、切り替えた
モードをメイン制御部6に通知する。
【0079】そこで、メイン制御部6は、書き込みモー
ドである旨が書込/読出切替部25から通知された場合
にのみ、書き込み時間測定用データをデータ記憶部8か
ら取得し、取得した書き込み時間測定用データを、デー
タ記憶装置10に書き込むようにする。
【0080】以下、第2の実施形態のデータ転送制御装
置1の動作について説明する。
【0081】図9は第2の実施形態のデータ転送制御装
置1の動作を示すフローチャートである。
【0082】図9に示すように、第2の実施形態のデー
タ転送制御装置1の動作が、図3に示したデータ転送制
御装置1の動作と異なる点は、書き込みモードであるか
否かを、書込/読出切替部25からの通知内容から判断
する処理を追加した点である。
【0083】すなわち、データ転送制御装置1は、電源
が投入されると、内部/外部のレジスタ設定等の装置の
初期化を行うが(ステップ301)、このとき、書き込
みモードであるか否かを判断し(ステップ901)、書
き込みモードである場合にのみ、データ記憶装置10の
書き込み時間を測定し(ステップ302)、測定した書
き込み時間を基に生成した転送速度指定データを、入出
力I/F部7を介して周辺装置12に設定する(ステッ
プ303)。
【0084】第2の実施形態のデータ転送制御装置1に
よれば、読み出し目的で使用する際に、電源投入から使
用可能な状態になるまでの時間短縮を図ることが可能と
なる。
【0085】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、図10〜図11を用いて説明する。
【0086】図10は第3の実施形態のデータ転送制御
装置の概略構成図である。
【0087】図10に示すように、第3の実施形態のデ
ータ転送制御装置1が、図1に示したデータ転送制御装
置1と異なる点は、データ記憶装置検出部26を設ける
ようにした点である。
【0088】その他の構成要素は、図1に示したデータ
転送制御装置1の構成要素と同じである。そこで、その
他の構成要素については、図1に示した符号と同じ符号
を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0089】データ記憶装置検出部26は、データ記憶
装置10が新たに装着された場合に、これを検知し、検
知結果をメイン制御部6に通知する。
【0090】そこで、メイン制御部6は、データ記憶装
置10が新たに装着された旨がデータ記憶装置検出部2
6から通知された場合にのみ、書き込み時間測定用デー
タをデータ記憶部8から取得し、取得した書き込み時間
測定用データを、データ記憶装置10に書き込むように
する。
【0091】以下、第3の実施形態のデータ転送制御装
置1の動作について説明する。
【0092】図11は第3の実施形態のデータ転送制御
装置1の動作を示すフローチャートである。
【0093】図11に示すように、第3の実施形態のデ
ータ転送制御装置1の動作が、図3に示したデータ転送
制御装置1の動作と異なる点は、データ記憶装置10が
新たに装着されたか否かを、データ記憶装置検出部26
が判断する処理を追加した点である。
【0094】すなわち、データ転送制御装置1は、デー
タ記憶装置10が新たに装着されたことを検知した場合
に(ステップ1101)、データ記憶装置10の書き込
み時間を測定し(ステップ302)、測定した書き込み
時間を基に生成した転送速度指定データを、入出力I/
F部7を介して周辺装置12に設定する(ステップ30
3)。
【0095】第3の実施形態のデータ転送制御装置1に
よれば、電源を再投入することなく、電源を投入したま
ま、データ記憶装置10を交換したときでも、転送速度
指定データの周辺装置12への設定を実現することが可
能となる。
【0096】なお、第3の実施形態は、上述した第2の
実施形態と組み合わせることで、両者の効果を得ること
が可能である。
【0097】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について、図12〜図14を用いて説明する。
【0098】図12は第4の実施形態のデータ転送制御
装置の概略構成図である。
【0099】図12に示すように、第4の実施形態のデ
ータ転送制御装置1が、図1に示したデータ転送制御装
置1と異なる点は、メニュー画面表示部27および入力
キー部28を設けるようにした点である。
【0100】その他の構成要素は、図1に示したデータ
転送制御装置1の構成要素と同じである。そこで、その
他の構成要素については、図1に示した符号と同じ符号
を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0101】メニュー画面表示部27は、予め定めた複
数種類のデータ転送速度をメニュー形式でユーザに表示
し、入力キー部28は、メニュー形式で表示されたデー
タ転送速度のうちの所望のデータ転送速度のユーザ指定
を受け付ける。
【0102】ただし、第4の実施形態では、メニュー画
面表示部27の表示に先立って、データ記憶装置10の
書き込み時間を測定することで、予め定めた複数種類の
データ転送速度のうちの、データ記憶装置10がサポー
ト可能なデータ転送速度を求め、求めたデータ転送速度
をユーザに提示するようにしている。
【0103】具体的には、メイン制御部6は、データ記
憶装置10の書き込み時間を転送速度調整部3から取得
すると、予め定めた複数種類のデータ転送速度のうち
の、データ記憶装置10がサポート可能なデータ転送速
度を求め、求めた結果をメニュー画面表示部27に通知
する。
【0104】メニュー画面表示部27は、通知された結
果に従って、例えば、図13に示すような表示を行う。
【0105】図13の例では、予め定めた複数種類のデ
ータ転送速度に対応する、「高品質」,「ノーマル」,
「2倍速」,「3倍速」,「静止画」というメニュー項
目を表示すると共に、「高品質」以外の書き込みにサポ
ート可能である旨を表示している。また、図13の例で
は、入力キー部28は、メニュー画面表示部27の画面
に積層されたタッチパネルとして実現され、ユーザが
「ノーマル」を指定した状態を示している。
【0106】入力キー部28は、ユーザが指定したデー
タ転送速度を受け付けると、その内容をメイン制御部6
に通知し、メイン制御部6は、入力キー部28から通知
された内容に従った転送速度指定データを、入出力I/
F部7を介して周辺装置12に設定する。
【0107】なお、データ記憶装置10がサポートでき
ないデータ転送速度(図13の例では、「高品質」であ
る。)については、ユーザ指定を受け付けないようにす
ることが好ましい。
【0108】以下、第4の実施形態のデータ転送制御装
置1の動作について説明する。
【0109】図14は第4の実施形態のデータ転送制御
装置1の動作を示すフローチャートである。
【0110】図14に示すように、第4の実施形態のデ
ータ転送制御装置1の動作が、図3に示したデータ転送
制御装置1の動作と異なる点は、データ転送速度をメニ
ュー形式でメニュー画面表示部27が表示する処理と、
ユーザが指定したデータ転送速度を入力キー部28が受
け付ける処理とを追加した点である。
【0111】すなわち、データ転送制御装置1は、電源
が投入されると、内部/外部のレジスタ設定等の装置の
初期化を行ってから(ステップ301)、データ記憶装
置10の書き込み時間を測定するが(ステップ30
2)、このとき、データ記憶装置10がサポート可能な
データ転送速度を、メニュー形式で表示する(ステップ
1401)。
【0112】そして、ユーザからのキー入力があると
(ステップ1402)、キー入力の内容を受け付け(ス
テップ1403)、受け付けた内容に従った転送速度指
定データを、入出力I/F部7を介して周辺装置12に
設定する(ステップ303)。
【0113】第4の実施形態のデータ転送制御装置1に
よれば、所望のデータ転送速度をユーザが指定すること
が可能となる。
【0114】なお、第4の実施形態は、上述した第2の
実施形態および第3の実施形態のいずれかと組み合わせ
ることで、両者の効果を得ることが可能である。
【0115】また、第4の実施形態は、上述した第2の
実施形態および第3の実施形態と組み合わせることで、
三者の効果を得ることが可能である。
【0116】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態について、図15を用いて説明する。
【0117】図15は第5の実施形態のデータ転送制御
装置の概略構成図である。
【0118】図15に示すように、第5の実施形態のデ
ータ転送制御装置1が、図1に示したデータ転送制御装
置1と異なる点は、書き込み条件指定部29を設けるよ
うにした点である。
【0119】その他の構成要素は、図1に示したデータ
転送制御装置1の構成要素と同じである。そこで、その
他の構成要素については、図1に示した符号と同じ符号
を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0120】書き込み条件指定部29は、データ記憶装
置10への書き込み時間測定用データの書き込み回数お
よび書き込みアドレス等の、書き込み時間を測定する際
の条件を格納している。
【0121】そこで、メイン制御部6は、書き込み時間
測定用データの書き込み時に、まず、書き込み条件指定
部29から測定条件を取得してから、取得した測定条件
に従って、書き込み時間測定用データを書き込むように
する。
【0122】データ記憶装置10の記憶媒体が、図15
の1501に示すように、複数個の半導体素子(チッ
プ)から構成されている場合に、これらのチップの書き
込み時間にバラツキが大きいことがある。第5の実施形
態によれば、例えば、予め定めた一部のチップについて
書き込み時間を測定するように定めた測定条件や、全て
のチップについて書き込み時間を測定するように定めた
測定条件を、書き込み条件指定部27が格納するように
することで、様々な種類のデータ記憶装置10に適用し
た測定を実現することが可能となる。
【0123】なお、第5の実施形態は、上述した第2の
実施形態,第3の実施形態,第4の実施形態のいずれか
1つと組み合わせることで、両者の効果を得ることが可
能である。
【0124】また、第5の実施形態は、上述した第2の
実施形態,第3の実施形態,第4の実施形態のいずれか
2つと組み合わせることで、三者の効果を得ることが可
能である。
【0125】また、第5の実施形態は、上述した第2の
実施形態,第3の実施形態,第4の実施形態と組み合わ
せることで、四者の効果を得ることが可能である。
【0126】(第6の実施形態)さて、上述した全ての
実施形態のデータ転送制御装置1は、実際には、録画装
置または録画/再生装置の一部として実現することがで
き、以下、データ転送制御装置1を備えた録画装置およ
び録画/再生装置について、第6の実施形態として説明
する。
【0127】図16は第6の実施形態に係る録画装置の
概略構成図である。
【0128】図16に示すように、第6の実施形態に係
る録画装置において、周辺装置12は、映像入力装置
(CCDカメラ)30と、音声入力装置(マイク)と、
A/D変換部32と、エンコード部33と、入出力I/
F部34とを備えた構成となっている。
【0129】A/D変換部32は、ビデオA/D変換部
41と、オーディオA/D変換部42とを備え、エンコ
ード部33は、ビデオエンコード部43と、オーディオ
エンコード部44と、AV結合部45と、データ転送速
度設定部46とを備えている。
【0130】また、図16に示すように、第6の実施形
態に係る録画装置においては、データ記憶装置10とし
てメモリカードを用いた構成となっている。
【0131】第6の実施形態に係る録画装置は、周辺装
置12が、録画データをデータ転送制御装置1に連続的
に転送し、データ転送制御装置1が、周辺装置12から
連続的に転送されてくる録画データをメモリカード10
に格納するという録画動作を行うものである。
【0132】ここで、録画動作について説明すると、ま
ず、CCDカメラ30が取り込んだ映像信号、および、
マイク31が取り込んだ音声信号は、A/D変換部32
において、各々、ビデオA/D変換部41およびオーデ
ィオA/D変換部42でディジタル変換されて、映像デ
ータおよび音声データとなる。
【0133】これらの映像データおよび音声データは、
エンコード部33において、各々、ビデオエンコード部
43およびオーディオエンコード部44で圧縮符号化さ
れた後、AV結合部45でデータ結合されてから、録画
データとして、入出力I/F部34を介して、データ転
送制御装置1に転送される。
【0134】データ転送制御装置1は、周辺装置12か
ら連続的に転送されてきた録画データをメモリカード1
0に書き込む動作を行い、これにより、録画データがメ
モリカード10に格納されることとなる。
【0135】なお、データ転送速度設定部46には、転
送速度指定データが設定されるようになっており、ビデ
オエンコード部43およびオーディオエンコード部44
は、データ転送速度設定部46に設定されている転送速
度指定データによって指定されたデータ転送速度に基づ
いて、圧縮符号化を行うようになっている。
【0136】第6の実施形態では、上述した録画動作に
先立って、データ転送制御装置1が、上述したように、
メモリカード10の書き込み時間を測定し、測定結果を
基に生成した転送速度指定データを転送速度設定部36
に設定するようにし、転送速度指定データの設定が終了
してから、録画動作に入るようにしている。
【0137】ここで、録画動作に入ることが可能となる
までの間、すなわち、転送速度指定データを転送速度設
定部36に設定し終わるまでの間は、その旨をユーザが
分かるようにするために、例えば、「メモリチェック中」
や「録画準備中」といったメッセージを、図示していない
表示部に表示するようにすることが好ましい。
【0138】なお、第6の実施形態において、データ転
送制御装置1は、上述した第1の実施形態〜第5の実施
形態のいずれのデータ転送制御装置1であってもよい。
【0139】以上説明したように、第6の実施形態によ
れば、周辺装置12から連続的に転送されてくる録画デ
ータを、データ転送制御装置1において、バッファ4が
オーバーフローを起こすことなく、一定の速度でメモリ
カード10に書き込むことが可能となる。従って、メモ
リカード10の書き込み時間に応じたデータ転送速度で
録画動作を行う録画装置を実現することができるように
なる。
【0140】なお、図16は、データ転送制御装置1を
備えた録画装置の概略構成図であるが、データ転送制御
装置1を備えた録画/再生装置の概略構成図は、図17
に示す通りになる。
【0141】すなわち、図17に示すように、第6の実
施形態に係る録画/再生装置において、周辺装置12
は、図16に示した構成要素に加えて、映像出力装置
(表示部)35と、音声出力装置(スピーカ)36と、
D/A変換部37と、デコード部38とを備えた構成と
なっている。
【0142】D/A変換部37は、ビデオD/A変換部
51と、オーディオD/A変換部52とを備え、デコー
ド部38は、ビデオデコード部53と、オーディオデコ
ード部54と、AV分離部55とを備えている。
【0143】なお、第6の実施形態に係る録画/再生装
置は、上述した録画動作に加えて、データ転送制御装置
1が、メモリカード10から読み出した録画データを周
辺装置12に連続的に転送し、周辺装置12が、データ
転送制御装置1から連続的に転送されてくる録画データ
を出力するという再生動作を行うものであるが、再生動
作は、従来の再生動作と同様であり、データ転送制御装
置1が行う転送速度指定データの設定には関連しないの
で、その詳細な説明は省略する。
【0144】また、図16および図17に示したAV結
合部45、および、図17に示したAV分離部55は、
データ転送制御装置1において、メイン制御部6が、そ
れらの動作を代行するようにしてもよい。
【0145】(第7の実施形態)ところで、上述した第
1の実施形態のデータ転送制御装置1を応用して、デー
タ記憶装置10の書き込み時間を測定する書き込み時間
測定装置を実現することができ、以下、書き込み時間測
定装置について、第7の実施形態として説明する。
【0146】図18は第7の実施形態の書き込み時間測
定装置の概略構成図である。
【0147】図中、60は書き込み時間測定装置、61
はデータ表示部、21は時間測定部、5はI/F命令生
成部、6はメイン制御部、7は入出力I/F部、8はデ
ータ記憶部である。
【0148】図18において、図1および図2に示した
データ転送制御装置1の構成要素と同じ構成要素には、
図1および図2に示した符号と同じ符号を付与してあ
る。
【0149】第7の実施形態の書き込み時間測定装置6
0は、例えば、データ記憶装置10の試験を行う場合な
どに用いられ、データ記憶装置10の書き込み時間を測
定し、測定結果を表示するための装置である。
【0150】そのために、第7の実施形態の書き込み時
間測定装置60は、時間測定部21が、データ記憶装置
10の書き込み時間を測定し、データ表示部61が、測
定結果を表示するようにしており、以下、第7の実施形
態の書き込み時間測定装置60の動作ついて説明する。
【0151】書き込み時間測定装置60において、メイ
ン制御部6は、データ記憶装置10に対する書き込み命
令をI/F命令生成部5から取得し、取得した書き込み
命令を、入出力I/F部7を介してデータ記憶装置10
に転送する。このとき、メイン制御部6は、時間測定部
21に対して、スタート信号を供給する。
【0152】データ記憶装置10は、書き込み時間測定
装置60から書き込み命令を受け取ると、書き込み命令
要求信号であるRDY信号をインアクティブにし、命令
内容を判断した後、書き込みデータ転送要求を書き込み
時間測定装置60に転送する。
【0153】書き込み時間測定装置60において、デー
タ記憶部8には、予め定めた値のデータが、書き込み時
間測定用データとして格納されており、メイン制御部6
は、データ記憶装置10から書き込みデータ転送要求を
受け取ると、書き込み時間測定用データをデータ記憶部
8から取得し、取得した書き込み時間測定用データを、
入出力I/F部7を介してデータ記憶装置10に転送す
る。
【0154】データ記憶装置10は、書き込み時間測定
装置60から書き込み時間測定用データを受け取ると、
受け取った書き込み時間測定用データを、命令内容に従
ったアドレスに書き込む。そして、データ記憶装置10
は、書き込みが終了すると、RDY信号をアクティブに
することで、書き込み終了を通知する。このとき、デー
タ記憶装置10は、アクティブにしたRDY信号を、ス
トップ信号として、時間測定部21に供給する。
【0155】そこで、時間測定部21は、このスタート
信号とストップ信号との時間差を測定し、測定結果であ
る時間差データ(書き込み時間に相当する。)をデータ
表示部61に出力する。そして、データ表示部61は、
時間測定部21から時間差データを受け取ると、受け取
った時間差データを表示する。
【0156】なお、第7の実施形態の書き込み時間測定
装置60は、上述した第3の実施形態のデータ転送制御
装置1と同様に、データ記憶装置検出部24をさらに設
けるようにすることが好ましく、このようにすれば、次
々とデータ記憶装置10が装着される度に、新たに装着
されたデータ記憶装置10の書き込み時間を測定するこ
とが可能となる。
【0157】また、第7の実施形態の書き込み時間測定
装置60は、上述した第5の実施形態のデータ転送制御
装置1と同様に、書き込み条件指定部27をさらに設け
るようにしてもよく、このようにすれば、様々な種類の
データ記憶装置10に適用した測定を実現することが可
能となる。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周辺装置とデータ記憶装置との間に介在し、周辺装置か
ら転送されてくるデータ(特に、周辺装置から連続的に
転送されてくるデータ)を入力してデータ記憶装置に書
き込むデータ転送制御装置において、内部のバッファが
オーバーフローを起こすことなく、一定の速度でデータ
記憶装置にデータの書き込みを行うことができるという
効果がある。
【0159】そこで、例えば、常に一定の速度でデータ
記憶装置にデータの書き込みを行う必要があるビデオカ
メラのような装置において、本発明のデータ転送制御装
置を備えるようにすることで、データ記憶装置の書き込
み速度によって、録画途中で録画データの書き込みがで
きなくなるという恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のデータ転送制御装置の概略構
成図。
【図2】第1の実施形態のデータ転送制御装置における
転送速度調停部の概略機能ブロック図。
【図3】第1の実施形態のデータ転送制御装置の動作を
示すフローチャート。
【図4】第1の実施形態のデータ転送制御装置の別の概
略構成図。
【図5】第1の実施形態のデータ転送制御装置の別の動
作を示すフローチャート。
【図6】第1の実施形態のデータ転送制御装置のさらに
別の概略構成図。
【図7】データ記憶装置が有するルートディレクトリお
よびFATの内容を示す説明図。
【図8】第2の実施形態のデータ転送制御装置の概略構
成図。
【図9】第2の実施形態のデータ転送制御装置の動作を
示すフローチャート。
【図10】第3の実施形態のデータ転送制御装置の概略
構成図。
【図11】第3の実施形態のデータ転送制御装置の動作
を示すフローチャート。
【図12】第4の実施形態のデータ転送制御装置の概略
構成図。
【図13】第4の実施形態のデータ転送制御装置におけ
るメニュー画面表示部の表示例を示す説明図。
【図14】第4の実施形態のデータ転送制御装置の動作
を示すフローチャート。
【図15】第5の実施形態のデータ転送制御装置の概略
構成図。
【図16】第6の実施形態に係る録画装置の概略構成
図。
【図17】第6の実施形態に係る録画/再生装置の概略
構成図。
【図18】第7の実施形態の書き込み時間測定装置の概
略構成図。
【図19】従来技術に係るパーソナルコンピュータおよ
びメモリカードの概略構成図。
【符号の説明】
1…データ転送制御装置、2…PC(パーソナルコンピ
ュータ)、3…転送速度調停部、4…バッファ、5…I
/F命令生成部、6…メイン制御部、7…入出力I/F
部、8…データ記憶部、10…データ記憶装置、11…
メモリカード、12…周辺装置、21…時間測定部、2
2…転送速度設定部、23…データ退避部、24…未使
用領域検出部、25…書込/読出切替部、26…データ
記憶装置検出部、27…メニュー画面表示部、28…入
力キー部、29…書き込み条件指定部、30…映像入力
装置(CCDカメラ)、31…音声入力装置(マイ
ク)、32…A/D変換部、33…エンコード部、34
…入出力I/F部、35…映像出力装置(表示部)、3
6…音声出力装置(スピーカ)、37…D/A変換部、
38…デコード部、41…ビデオA/D変換部、42…
オーディオA/D変換部、43…ビデオエンコード部、
44…オーディオエンコード部、45…AV結合部、4
6…データ転送速度設定部、51…ビデオD/A変換
部、52…オーディオD/A変換部、53…ビデオデコ
ード部、54…オーディオデコード部、55…AV分離
部、60…書き込み時間測定装置、61…データ表示
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 和久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周辺装置から転送されてくるデータを入力
    してデータ記憶装置に書き込むデータ転送制御装置であ
    って、 上記周辺装置から転送されてくるデータを入力する入力
    手段と、 上記入力手段が入力したデータを上記データ記憶装置に
    書き込む書込手段と、 上記データ記憶装置の書き込み速度を測定する測定手段
    と、 上記測定手段が測定した書き込み速度に基づいて、上記
    周辺装置のデータ転送速度を決定する決定手段と、 上記決定手段が決定したデータ転送速度を上記周辺装置
    に設定する設定手段とを備えたことを特徴とするデータ
    転送制御装置。
  2. 【請求項2】周辺装置から転送されてくるデータを入力
    してデータ記憶装置に書き込むデータ転送制御装置であ
    って、 上記周辺装置から転送されてくるデータを入力する入力
    手段と、 上記入力手段が入力したデータを上記データ記憶装置に
    書き込む書込手段と、 上記データ記憶装置の書き込み速度を測定する測定手段
    と、 上記測定手段が測定した書き込み速度に基づいて、予め
    定めた複数種類のデータ転送速度のうちから、上記周辺
    装置のデータ転送速度として設定可能なデータ転送速度
    を決定する決定手段と、 上記決定手段が決定したデータ転送速度を提示する提示
    手段と、 上記提示手段が提示したデータ転送速度のうちのいずれ
    かの指定を受け付ける受付手段と、 上記受付手段が受け付けたデータ転送速度を上記周辺装
    置に設定する設定手段とを備えたことを特徴とするデー
    タ転送制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータ転送制御装
    置であって、 上記測定手段は、 予め定めた測定用データを書き込むための書き込み命令
    を上記データ記憶装置に発した時刻から、上記データ記
    憶装置から書き込み終了が通知された時刻までに要した
    時間を測定することで、上記データ記憶装置の書き込み
    速度を測定することを特徴とするデータ転送制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のデータ転送制御装置であっ
    て、 上記データ記憶装置への測定用データの1つ以上の書き
    込みアドレスを含む、上記測定手段の測定条件を格納し
    ている書き込み条件指定手段をさらに備え、 上記測定手段は、上記書き込み条件指定手段が格納して
    いる測定条件に従った測定を行うことを特徴とするデー
    タ転送制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載のデータ転送制御装置であっ
    て、 上記データ記憶装置の未使用領域を検出する未使用領域
    検出手段をさらに備え、 上記測定手段は、上記未使用領域検出手段が検出した未
    使用領域を用いて測定を行うことを特徴とするデータ転
    送制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載のデータ転送制御装
    置であって、 上記測定手段は、 上記データ記憶装置から任意のアドレスに格納されてい
    るデータを読み込み、読み込んだデータを再び元のアド
    レスに書き込むための書き込み命令を上記データ記憶装
    置に発した時刻から、上記データ記憶装置から書き込み
    終了が通知された時刻までに要した時間を測定すること
    で、上記データ記憶装置の書き込み速度を測定すること
    を特徴とするデータ転送制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2記載のデータ転送制御装
    置であって、 上記測定手段は、 上記データ記憶装置から任意のアドレスに格納されてい
    るデータを読み込み、読み込んだデータを退避させた
    後、読み込んだデータが格納されていたアドレスに予め
    定めた測定用データを書き込むための書き込み命令を上
    記データ記憶装置に発した時刻から、上記データ記憶装
    置から書き込み終了が通知された時刻までに要した時間
    を測定することで、上記データ記憶装置の書き込み速度
    を測定し、書き込み速度の測定終了後、退避させておい
    たデータを元のアドレスに書き込むことを特徴とするデ
    ータ転送制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1または2記載のデータ転送制御装
    置であって、 上記測定手段は、 上記データ記憶装置から任意のアドレスに格納されてい
    るデータを読み込み、読み込んだデータが未使用データ
    である場合には、読み込んだ未使用データが格納されて
    いたアドレスに予め定めた測定用データを書き込むため
    の書き込み命令を上記データ記憶装置に発した時刻か
    ら、上記データ記憶装置から書き込み終了が通知された
    時刻までに要した時間を測定することで、上記データ記
    憶装置の書き込み速度を測定し、また、読み込んだデー
    タが未使用データでない場合には、読み込んだデータを
    退避させた後、読み込んだデータが格納されていたアド
    レスに上記測定用データを書き込むための書き込み命令
    を上記データ記憶装置に発した時刻から、上記データ記
    憶装置から書き込み終了が通知された時刻までに要した
    時間を測定することで、上記データ記憶装置の書き込み
    速度を測定し、書き込み速度の測定終了後、退避させて
    おいたデータを元のアドレスに書き込むことを特徴とす
    るデータ転送制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8記載のデータ転送制御装置であって、 上記測定手段は、データ転送制御装置の電源が投入され
    たときに、測定を行うことを特徴とするデータ転送制御
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6,7また
    は8記載のデータ転送制御装置であって、 上記データ記憶装置の装着を検出する検出手段をさらに
    備え、 上記測定手段は、上記検出手段が上記データ記憶装置の
    装着を検出したときに、測定を行うことを特徴とするデ
    ータ転送制御装置。
  11. 【請求項11】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9または10記載のデータ転送制御装置であって、 上記データ記憶装置への書き込みを行う書き込みモー
    ド、および、上記データ記憶装置からの読み出しを行う
    読み出しモードのいずれか一方のモードに切り替える書
    込/読出切替手段をさらに備え、 上記測定手段は、上記書込/読出切替手段が書き込みモ
    ードに切り替えているときに、測定を行うことを特徴と
    するデータ転送制御装置。
  12. 【請求項12】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10または11記載のデータ転送制御装置と、 映像信号を取り込む映像入力手段と、 音声信号を取り込む音声入力手段と、 上記映像入力手段が取り込んだ映像信号、および、上記
    音声入力手段が取り込んだ音声信号をディジタル変換
    し、映像データおよび音声データを生成するA/D変換
    手段と、 上記A/D変換手段が生成した映像データおよび音声デ
    ータを圧縮符号化し、映像符号および音声符号を生成す
    るエンコード手段と、 上記エンコード手段が生成した映像符号および音声符号
    を結合し、結合データを生成する結合手段と、 上記結合手段が生成した結合データを上記データ転送制
    御装置に転送する転送手段と、 上記データ転送制御装置から設定されるデータ転送速度
    を格納する格納手段とを備え、 上記エンコード手段は、上記格納手段に格納されている
    データ転送速度に基づいて圧縮符号化を行うことを特徴
    とする録画装置。
  13. 【請求項13】データ記憶装置の書き込み時間を測定す
    る書き込み時間測定装置であって、 予め定めた測定用データの書き込み命令を上記データ記
    憶装置に発した時刻から、上記データ記憶装置から書き
    込み終了が通知された時刻までに要した時間を測定する
    測定手段と、 上記測定手段の測定結果を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする書き込み時間測定装置。
JP31538797A 1997-11-17 1997-11-17 データ転送制御装置および録画装置 Pending JPH11149352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31538797A JPH11149352A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 データ転送制御装置および録画装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31538797A JPH11149352A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 データ転送制御装置および録画装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11149352A true JPH11149352A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18064794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31538797A Pending JPH11149352A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 データ転送制御装置および録画装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11149352A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250619A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性記憶装置およびその書き換え方法
KR100775885B1 (ko) 2004-05-07 2007-11-15 마쓰시타 덴키 산교 가부시끼 가이샤 데이터 액세스 방법 및 그 방법이 실시되는 장치와 기록매체
US7631140B2 (en) 2004-05-07 2009-12-08 Panasonic Corporation Data accessing method, device in which the data accessing method is executed and recording medium

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250619A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性記憶装置およびその書き換え方法
JP4645043B2 (ja) * 2004-03-02 2011-03-09 パナソニック株式会社 メモリーコントローラ、不揮発性記憶装置および不揮発性メモリシステム
KR100775885B1 (ko) 2004-05-07 2007-11-15 마쓰시타 덴키 산교 가부시끼 가이샤 데이터 액세스 방법 및 그 방법이 실시되는 장치와 기록매체
US7631140B2 (en) 2004-05-07 2009-12-08 Panasonic Corporation Data accessing method, device in which the data accessing method is executed and recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10124689A (ja) 画像記録再生装置
JPH11149352A (ja) データ転送制御装置および録画装置
KR970029620A (ko) 마이크로 제어유닛을 접속하는 외부팽창 버스 인터패이스회로 및 이 외부팽창 버스 인터패이스 회로를 결합하는 디지탈 기록 및 재생장치
JP2000092445A (ja) 画像再生装置及び画像再生方法
KR20040006965A (ko) 재생 영상 선택 장치 및 그 방법
JPS5938930A (ja) 光デイスク制御装置
US6449668B1 (en) AV data input/output device
JP2001223976A (ja) Dvdのスチール機能実現装置及びその方法
JPH06202715A (ja) 状態変化検知記録回路
JP2021111803A (ja) 通信装置および通信装置の処理方法
JP2000010685A (ja) 画像入出力装置およびその画像入出力装置用ケーブル
JP2003091502A (ja) データ通信装置
JP2021125748A (ja) 情報処理装置、撮像装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2968899B2 (ja) 画像伝送装置
JP2001024978A (ja) 記録再生装置
JP2002108570A (ja) データ記憶装置及びデータ記憶方法
KR20070113037A (ko) 효과적인 듀얼 프레임 버퍼 컨트롤 장치 및 그 방법
JP2001215936A (ja) データ再生装置
JP2001054050A (ja) メモリ情報処理装置
JPH05159031A (ja) 静止画処理方式
JPH07191633A (ja) Lcd表示回路
JPH0567983B2 (ja)
JP2001023368A (ja) メモリ情報処理装置
JPS60134688A (ja) デジタルサブトラクシヨンシステム
JP2003108318A (ja) データ転送装置