JPH11145956A - 地域コミュニケーションシステム装置 - Google Patents

地域コミュニケーションシステム装置

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JPH11145956A
JPH11145956A JP9312409A JP31240997A JPH11145956A JP H11145956 A JPH11145956 A JP H11145956A JP 9312409 A JP9312409 A JP 9312409A JP 31240997 A JP31240997 A JP 31240997A JP H11145956 A JPH11145956 A JP H11145956A
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JP
Japan
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information
local
button
communication system
transmission
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Application number
JP9312409A
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English (en)
Inventor
Minoru Kobayashi
小林  実
Masahiro Sato
政博 佐藤
Hiroyasu Kato
弘安 加藤
Kiminori Kuramitsu
公紀 倉光
Hirotaka Momohara
広孝 桃原
Takuro Ichihara
卓郎 市原
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Toshiba Engineering Corp
ES Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
ES Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで且つ簡単な構成で地域情報の伝達
を地域住人全てに確実に且つ迅速に伝達することができ
るとともに、地域住人に緊急を要する異常が発生した場
合でも、それを即座に認識させること。 【解決手段】 送信拠点6のホストコンピュータ7は、
一般通信網5を介して地域住人家庭毎に設けられた情報
端末装置3にネットワーク接続される。ホストコンピュ
ータ7は地域情報を一般通信網5を介して送信する。A
家庭1の地域住人が電源オン/オフボタン20を押下す
ると、該ボタンは点灯し、CPU10はテレビ2及び情
報端末装置3の電源をオンさせるとともに、地域情報で
ある文字図形情報の復号を制御することで、テレビ2の
画面上には地域情報に基づく文字図形映像が表示され
る。これにより、地域住人全てに地域情報を確実且つ迅
速に伝えることが可能となり、また低コストで実施でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、地域住民の生活を円滑
に行うのに必要な生活情報等を通常のテレビジョン受像
機を介して任意に表示可能とするとともに、送信側と受
信側とで双方向にその生活情報等を伝送することのでき
る地域コミュニケーションシステム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアのディジタル化に
伴い、通信分野についても急速に進歩している。中で
も、パソコン通信や、インターネット通信については、
双方向に情報を伝送することが可能であり、また、簡単
な操作で情報通信を行うことができることから、その普
及がめざましく、家庭電化製品と同様にその活用が期待
されている。
【0003】しかしながら、このような通信方法では、
パソコン等の機器や周辺機器等が必要であるため、コス
ト的に高価である。このため、該通信方法を用いて、例
えば団地やマンション、あるいは町内等の限定する地域
において、情報交換を行おうとすると、該地域に住む全
世帯が前述した通信機器を保持しなければならず、該通
信方法を実施することは非常に困難である。
【0004】このため、このような限定された地域内で
の地域情報等のコミュニケーションは、周知のように、
既に古くから実施されている回覧板等を用いて各家庭、
世帯毎に回覧することで、地域情報等を入手するように
している。また、地域新聞等の具体的な配布物等を作成
するとともに、該配布物を各家庭に配布することによ
り、地域内での情報を得るようにしている。このように
従来から実施されている回覧板等の情報伝達手段を用い
ることにより、隣人や地域住民と接触することで、その
地域内でのコミュニケーションを図ることができ、すな
わち人と人との触れ合いの点で大きな利点があることか
ら、きわめて最適な情報伝達方法といえる。
【0005】一般に、地域内での情報伝達方法において
は、その地域内で重要となる地域情報を確実に伝達する
とともに、時間的にも迅速に情報伝達することが望まれ
ている。ところが、上述した情報伝達手段では、夫婦共
稼ぎ世帯や不規則時間就労の人口が増加している近年の
生活環境においては、このような要求を満足することが
できないという不都合がある。
【0006】例えば、地域情報の伝達が急を要するもの
であるにも拘わらず、情報伝達する隣人が、夫婦共稼ぎ
や不規則時間就労等の理由により不在である場合には、
そこで情報伝達が中断されてしまい、あるいはその人に
は情報伝達されずに飛び越して情報伝達が行われしま
う。つまり、情報伝達の確実性及び迅速性にかけてしま
う。また、最近の高年齢化に伴い、増加している一人暮
らしの老人や体の不自由な人たちが住む環境を考える
と、地域情報の伝達について迅速性を要求することは難
しく、さらに、コミュニケーション不足等の理由から、
一人暮らしの老人あるいは体の不自由な人に何らかの緊
急を要する異常が発生した場合には、隣人あるいは地域
住民がそれに対応する救済措置をとることもできないと
いう虞れもある。
【0007】以上の理由から、地域情報をその地域住人
全てに対して確実に且つ迅速に伝達することができると
ともに、地域住人に緊急を要する異常が発生した場合で
も即座にそれを認識することができるような低コストで
実施可能な地域コミュニケーションにおける地域情報伝
達手段が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の地
域情報伝達方法では、夫婦共稼ぎ家族や不規則時間就労
の人口が増加している近年の生活環境、及び最近の高年
齢化に伴い、増加している一人暮らしの老人や体の不自
由な人たちが住む生活環境においては、地域情報が隣人
や地域住人に対して確実に且つ迅速に伝達することがで
きないという問題点があり、また、コミュニケーション
不足等の理由から、一人暮らしの老人あるいは体の不自
由な人に何らかの緊急を要する異常が発生した場合に
は、隣人あるいは地域住民がそれを認識することができ
ず、対応する救済措置を行うことができないという虞れ
もあった。
【0009】そこで、本発明では上記問題点に鑑みてな
されたもので、簡単な構成で且つ低コストで地域情報の
伝達を地域住人全てに確実に且つ迅速に伝達することが
できるとともに、地域住人に緊急を要する異常が発生し
た場合でも、それを即座に認識させることのできる地域
コミュニケーションシステム装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る地域コミュニケーションシステム装置は、地域情報を
伝送系を介して送信するとともに、受信側からの通知が
あった場合には、この通知に基づく地域情報を再送信す
るように制御する送信制御手段を備えた送信手段と、前
記送信手段により送信された地域情報を受信するととも
に、受信した地域情報に基づく映像を表示させるための
処理を行う復号手段と、復号した地域情報を表示するた
めの表示手段と、入力操作手段の入力操作に基づいて、
前記復号手段及び表示手段を制御することにより、前記
地域情報に基づく映像を表示させるとともに、前記送信
制御手段に対して実行された入力操作に基づく情報を通
知するように制御する受信制御手段とを備えた受信手段
とを具備したことを特徴とするものである。
【0011】請求項1記載の発明においては、送信手段
は、地域情報を伝送系を介して送信するもので、送信制
御手段は、受信側からの通知があった場合には、この通
知に基づく地域情報を再送信するように制御する。受信
手段に含まれる復号手段は、前記送信手段により送信さ
れた地域情報を受信するとともに、受信した地域情報に
基づく映像を表示させるための処理を行う。表示手段
は、復号した地域情報を表示するためものである。受信
制御手段は、入力操作手段の入力操作に基づいて、前記
復号手段及び表示手段を制御することにより、前記地域
情報に基づく映像を表示させるとともに、前記送信制御
手段に対して実行された入力操作に基づく情報を通知す
るように制御する。これにより、簡単な構成で地域住民
に対して確実に且つ迅速に地域情報を伝達することが可
能となり、低コストで実施可能な地域コミュニケーショ
ンシステムを実現することができる。
【0012】請求項2に記載の発明による地域コミュニ
ケーションシステム装置は、請求項1に記載の地域コミ
ュニケーションシステム装置において、前記受信制御手
段は、入力操作手段の入力操作による電源投入毎に、前
記復号した地域情報に基づく映像を前記表示手段に少な
くとも一日一回表示させることを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明と同様に動作するとともに、前記受信制御手
段は、入力操作手段の入力操作による電源投入毎に、前
記復号した地域情報に基づく映像を前記表示手段に少な
くとも一日一回表示させる。これにより、地域住民全て
の人が確実に地域情報を入手することが可能となる。
【0014】請求項3に記載の発明による地域コミュニ
ケーションシステム装置は、請求項1に記載の地域コミ
ュニケーションシステム装置において、前記送信制御手
段は、送信する地域情報を記憶する記憶手段を備え、前
記受信手段からの通知に基づき、該記憶手段に記憶され
た送信済みの地域情報を更新するとともに、更新した地
域情報を再送信するように制御すること特徴とするもの
である。
【0015】請求項3記載の発明においては、前記送信
制御手段は、送信する地域情報を記憶する記憶手段を備
え、前記受信手段からの通知に基づき、該記憶手段に記
憶された送信済みの地域情報を更新するとともに、更新
した地域情報を再送信するように制御する。これによ
り、受信者は地域住民が地域情報を認識したことを確認
することが可能となり、また、地域住人の存在も確認す
ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明による地域コミュニ
ケーションシステム装置は、請求項1に記載の地域コミ
ュニケーションシステム装置において、前記送信手段
は、送信者の入力によって前記地域情報の作成あるいは
変更が可能であることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明においては、前記送信
手段は、送信者の入力によって前記地域情報の作成ある
いは変更が可能である。これにより、様々な地域情報を
作成して送信することが可能となり、地域住人のコミュ
ニケーションを活性化させることができるという効果を
得る。その他は、上記発明と同様である。
【0018】請求項5に記載の発明による地域コミュニ
ケーションシステム装置は、請求項1に記載の地域コミ
ュニケーションシステム装置において、前記入力操作手
段は、リモコンを用いて入力操作するもので、前記リモ
コンは、少なくとも電源ボタン、地域情報消去ボタン、
地域情報再入力ボタン、地域情報選択ボタン及び緊急連
絡ボタン備え、これらのボタンは、押下の有無が容易に
選別可能で且つ操作がし易い形状に形成したことを特徴
とするものもである。
【0019】請求項5記載の発明においては、前記入力
操作手段は、リモコンを用いて入力操作するもので、前
記リモコンは、少なくとも電源ボタン、地域情報消去ボ
タン、地域情報再入力ボタン、地域情報選択ボタン及び
緊急連絡ボタン備え、これらのボタンは、押下の有無が
容易に選別可能で且つ操作がし易い形状に形成されてい
る。例えば、これらのボタンは、押下すると内装された
ランプが点灯するようになっており、さらにその形状は
人目で認識できように大きく形成されている。これによ
り、お年寄りでも容易にリモコン操作することができ
る。その他は、上記発明と同様である。
【0020】請求項6に記載の発明による地域コミュニ
ケーションシステム装置は、請求項1に記載の地域コミ
ュニケーションシステム装置において、前記受信制御手
段は、前記緊急ボタンを押下した場合には、この緊急を
示す情報を前記送信手段に通知するとともに、この通知
に伴い前記送信手段により更新して送信された緊急情報
に基づく映像を前記表示手段に強制的に表示させること
を特徴とするものである。
【0021】請求項6記載の発明においては、前記受信
制御手段は、前記緊急ボタンを押下した場合には、この
緊急を示す情報を前記送信手段に通知するとともに、こ
の通知に伴い前記送信手段により更新して送信された緊
急情報に基づく映像を前記表示手段に強制的に表示させ
る。これにより、例えば一人暮らしの地域住人が緊急事
態発生を他の地域住人に対して即座に連絡することが可
能となり、救済措置のスピード化に寄与する。その他
は、上記発明と同様である。
【0022】請求項7に記載の発明による地域コミュニ
ケーションシステム装置は、請求項1に記載の地域コミ
ュニケーションシステム装置において、前記送信手段及
び前記受信手段は、インターテキスト放送形態対応に構
成されたものであることを特徴とするものもである。
【0023】請求項7記載の発明においては、前記送信
手段及び前記受信手段は、インターテキスト放送形態対
応に構成されたものである。例えば、送信手段は、地域
情報を受信側で再生するのに必要なスクリプトデータを
テレビジョン信号の垂直帰線期間に重畳して送信する。
一方、受信手段は、受信テレビジョン信号からスクリプ
トデータを抽出し、受信制御手段は、抽出したスクリプ
トデータに基づき地域情報の再生を行う。以降、上記発
明と同様に動作する。これにより、送信者と受信者との
地域情報の伝達をリアルタイムに近い状態で実施するこ
とが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0025】図1は本発明に係る地域コミュニケーショ
ンシステム装置の一実施形態例を示すシステム構成図で
ある。
【0026】図1に示すように、本発明に係る地域コミ
ュニケーションシステムにおいては、地域範囲内でネッ
トワーク接続された家庭毎に情報端末装置3がそれぞれ
配設されるようになっており、この情報端末装置3は、
各家庭に設けられた通常のテレビジョン受像機(以下、
テレビと称す)2にそれぞれ接続されるようになってい
る。
【0027】例えば、該システムネットワーク内のA家
庭1の例を示すと、図中に示すように、前記情報端末装
置3が該A家庭1に設けられた通常のテレビ2に接続さ
れる。この情報端末装置3は、地域情報やあるいは制御
データ等の情報の伝送するための一般の通信網5、例え
ば電話回線に接続される家庭用電話4とに接続されるよ
うになっている。
【0028】上記電話回線等の一般通信網5を介して地
域情報等を伝送する送信拠点6としては、例えば、地域
住人が管理監督を委任した箇所であって、町会長宅ある
いは地域に属する商店、あるいは規模の大きな大型店舗
等である。この送信拠点6には、例えば一般通信網5を
介して地域情報等を送信するためのホストコンピュータ
7を備えており、該ホストコンピュータ7による操作制
御により、該システムネットワーク内に送信するための
地域情報の作成や、該ネットワーク内における該地域情
報の送信及び受信の制御が可能となる。
【0029】また、各家庭には、テレビ2及び情報端末
装置3をリモコン操作するためのリモコン装置8がそれ
ぞれ設けられるようになっており、このリモコン装置8
を操作することによって、テレビ2及び情報端末装置3
における電源のオン/オフ、あるいは地域情報等の情報
の送受信、地域情報の表示や選択等の遠隔操作を行うこ
とができる。
【0030】このように、構成される地域コミュニケー
ションシステムが基本的なシステム構成であり、図中に
示すB家庭9においても同様に一般通信網5を介してネ
ットワーク接続されるようになっている。つまり、地域
住人全ての家庭がこのようにな構成のシステムを採用し
てネットワーク接続することにより、本発明に係る地域
コミュニケーションシステムとして構成することができ
る。
【0031】図2は上記情報端末装置の具体的な構成の
一例を示すブロック図である。
【0032】図2に示すように、情話端末装置3は、例
えば文字図形情報復号部3aと、リモコン受信部3b
と、接続端子15を介して家庭用電話4及び電話回線5
に接続される電話インターフェース部16と、で構成さ
れている。
【0033】文字図形情報復号部3aは、電話回線5を
介して供給された地域情報(文字図形情報ともいう)か
ら文字図形映像に復号するもので、例えば文字図形情報
復号部3aを制御するとともに、テレビ2の各種動作も
制御可能なCPU10と、電話インターフェース部16
を介して取り込んだ地域情報を復号する地域情報デコー
ド部11と、CPU10によって復号された文字図形情
報を記憶するための表示メモリ12と、表示メモリ12
に記憶された文字図形情報をRGB信号に合成するため
の表示処理回路13と、文字図形情報の中に付加音デー
タが含まれる場合にはこの付加音データを処理する付加
音処理回路14と、テレビ2の制御回路、切替回路ある
いは多重回路等に接続され、復号された文字図形映像
(RGB信号)の入出力を行うとともに、テレビ2の制
御回路に対して制御データを出力するデータ入出力イン
ターフェース部17とを具備して構成されている。
【0034】リモコン受信部3bは、リモコン8からの
リモコン信号を受信し、リモコン信号に基づく動作を指
示するリモコン受信回路18と、リモコン受信回路18
からのデータを、文字図形情報復号部3aを制御するC
PU10に伝える制御マイコン19とで構成されてい
る。
【0035】また、電話インターフェイス16は、図示
しないが電話回線5とのデータの送受信を行うモデム回
路を備えており、このモデム回路は、接続端子15を介
して電話回線5とに接続される。
【0036】一方、本実施形態例にて使用されるテレビ
2は、通常のテレビジョン信号と、上記情報端末装置3
からの供給される地域情報(文字図形情報)に基づく映
像信号映像とを切替、あるいは合成して出力するもの
で、その出力信号は図示しない映像増幅回路等で増幅し
てCRTなどの表示部に映像情報として表示されるよう
になっている。また、テレビ2内の制御回路は、情報端
末装置3の入出力インターフェイス部17を介して供給
される制御データに基づいて、テレビ2の各種動作を制
御するようになっている。
【0037】図3は本実施形態例にて使用される地域シ
ステムコミュニケーションシステム用のリモコン装置8
の一例を示す構成図である。
【0038】図3に示すように、操作手段としてのリモ
コン装置8は、上述したように接続されるテレビ2及び
文字図形情報復号部3aの各種動作及び文字図形情報の
選択(地域情報に基づく文字図形映像の選択等)を遠隔
制御を行うものであり、例えば、電源オン/オフボタン
(図中には電源ON/OFFボタンと示す)20、地域
消去ボタン21、地域情報再入力ボタン22、地域情報
選択ボタン23、緊急ボタン24を具備して構成されて
いる。
【0039】これらのボタンは、それぞれが大きく色別
されて構成されているとともに、押下すると、ボタン内
に内装されたランプが点灯するように構成されている。
これにより、老人でも簡単に操作実行ボタンを認識する
ことができる。
【0040】電源オン/オフボタン20は、テレビ2と
情報端末装置3との両方の電源のオン/オフを操作する
ためのボタンである。該電源オン/オフボタン20を押
下すると、該ボタンは点灯し、CPU10は、テレビ2
及び情報端末装置3の電源をオンさせるとともに、地域
情報の復号を制御することで、テレビ2の画面上には地
域情報に基づく文字図形映像が表示される。
【0041】地域情報消去ボタン21は、テレビ2の画
面上に表示された文字図形映像を消去するためのボタン
である。該地域情報消去ボタン21を押下すると、該ボ
タンは点灯し、CPU10は、データ入出力インターフ
ェース部17を介してテレビ2の制御回路にこの実行モ
ードを伝えるとともに切替回路を制御することにより、
通常のテレビジョン信号が出力されて、該テレビジョン
信号に基づく映像のみが画面上に表示される。また、C
PU10は、このときの文字図形映像を表示メモリ12
に記憶するように制御する。
【0042】地域情報再入力ボタン22は、テレビ2に
て通常のテレビジョン放送画面の視聴中に、地域情報を
再度映出させるときに用いるためのボタンである。該ボ
タンを押下すると、同様にランプが点灯し、上記地域消
去ボタン21の押下時とは逆に、CPU10は、データ
入出力インターフェース部17を介してテレビ2の制御
回路にこの実行モードを伝えるとともに切替回路を制御
することにより、表示メモリ12から先に表示した文字
図形情報、あるいは文字図形復号部3aからの文字図形
情報が出力されて、該文字図形情報映像が画面上に表示
される。
【0043】地域情報選択ボタン23は、地域情報に基
づく文字図形映像を切り替えるためのボタンである。該
ボタンを押下すると、該ボタンは点灯し、CPU10
は、データ入出力インターフェース部17を介してテレ
ビ2の制御回路にこの実行モードを伝えるとともに、表
示メモリ12に記憶してある文字図形情報を順次読み出
して出力するように制御する。同時に、テレビ2内の切
替回路を制御することにより、文字図形復号部3aから
の文字図形情報が出力されて、該文字図形情報映像が画
面上に表示される。
【0044】緊急ボタン24は、地域住人が地域内にネ
ットワーク接続された他の住人に対して、緊急を要する
異常が発生したことを示す緊急情報を報知させるための
ボタンである。該ボタンを押下すると、該ボタンは点灯
し、CPU10は、この実行モードを示す情報を電話イ
ンターフェース17を介して送信拠点6のホストコンピ
ュータ7に送信することにより、ホストコンピュータ7
に認識させるように制御する。すると、ホストコンピュ
ータ7は、この緊急モードに基づく緊急情報をネットワ
ーク接続された全ての家庭ーと即座に送信するように制
御する。これにより、ネットワーク接続された全ての家
庭にある情報端末装置3では、この緊急情報が供給され
ると、CPU10による制御によって、強制的にテレビ
2及び情報端末装置3の電源がオンされると同時に、入
力された緊急情報に基づく文字図形映像が表示される。
【0045】ところで、送信拠点6のホストコンピュー
タ7により送信される地域情報としては、従来の地域情
報伝達方法である回覧板等に記載されている地域情報と
ほぼ同様な地域情報の他に、様々な地域情報が考えられ
る。そこで、本実施形態例にて用いられる地域情報の一
例が図4に示されている。
【0046】図4は送信拠点6により送信される地域情
報の一例を示すものであり、図4(a)はゴミ当番日記
載の回覧板に基づく表示画面を示し、図4(b)は地域
情報受信確認に基づく表示画面を示し、図4(c)は緊
急連絡情報に基づく表示画面を示している。
【0047】送信拠点6のホストコンピュータ7は、送
信する地域情報が格納された大容量の記憶手段を備え、
送信する地域情報を、例えば記憶手段に記憶された地域
情報から送信者による操作によって選択し、選択した地
域情報をネットワーク接続された各家庭へと送信する。
ここで、例えば送信者がゴミ当番日を記載した回覧板を
示す地域情報を選択して送信したとすると、ネットワー
ク接続された各家庭のテレビ2の画面上には、図4
(a)に示すゴミ当番記載の回覧板映像25が表示され
る。つまり、この表示画面では、例えば平成8年12月
各日のゴミ当番が各家庭A,B,C等毎に割り振られて
映出されており、各家庭が容易に自分の当番日が認識で
きようになっている。
【0048】また、地域情報受信確認を示す地域情報を
選択し送信したとすると、ネットワーク接続された各家
庭のテレビ2の画面上には、図4(b)に示す地域情報
受信確認映像26が表示される。つまり、この表示画面
では、例えば平成8年12月各日のゴミ当番日を平成8
年12月1日に確認した状況が示されており、未確認に
は白丸印で、確認済みには黒丸印で表示されることによ
り、各家庭がお互いに容易に地域情報を受信したことを
確認することができるようになっている。
【0049】さらに、図3に示す緊急ボタンの押下によ
り、送信拠点6に対して緊急通報がなされると、送信拠
点6のホストコンピュータ7は、この救急通報がなされ
た通報先を認識するとともに、自ら記憶手段から緊急情
報を読み出すと同時に、緊急通報発信者に基づく緊急情
報を生成してネットワーク接続された全家庭へと送信す
る。すると、ネットワーク接続された各家庭のテレビ2
の画面上には、図4(c)に示す緊急連絡情報に基づく
映像27が表示される。この表示画面では、例えばA家
庭1が緊急ボタン24(図3参照)を押下し、助けを求
めている状況が文字映像として映出されており、各家庭
が容易に緊急連絡先を認識することができるようになっ
ている。
【0050】次に、図1の地域コミュニケーションシス
テム装置の動作について図2乃至図4を参照しながら詳
細に説明する。
【0051】いま、図1に示すA家庭1において、ユー
ザがリモコン装置8の電源オン/オフボタン20を押下
したものとする。すると、情報端末装置3のCPU10
は、まず、リモコン受信回路18、制御マイコン19を
介して供給される電源オンを意味するリモコン指示に基
づきテレビ2及び情報端末装置3の電源をオンさせると
ともに、電話インターフェイス部16を制御して、該装
置と接続される家庭用電話4及び一般通信網の電話回線
5を介して送信拠点6のホストコンピュータ7との接続
を完了させた後に、地域情報送出モードが実行されたこ
とをホストコンピュータ7に通知する。これを受けてホ
ストコンピュータ7は、地域情報を記憶手段からの読み
出すとともに、これを送信するように制御する。
【0052】こうして、一般通信網である電話回線5を
介して伝送された地域情報は、再び接続端子15を介し
て情報端末装置3の電話インターフェース部16によっ
て受信される。
【0053】すると、情報端末装置3のCPU10は、
文字図形情報復号部3aを制御することにより、受信さ
れた地域情報が文字図形情報に復号され、この復号され
た文字図形情報は、テレビ2の切替回路を介してCRT
に出力されることで、テレビ2の画面上には、その地域
情報に基づく文字図形映像、例えば図4(a)に示すゴ
ミ当番日記載の回覧板を示す映像25が表示される。
【0054】このとき、送信拠点6のホストコンピュー
タ7は、A家庭1にてゴミ当番日記載の回覧板映像25
が映出されたことを、A家庭1の情報端末装置3のCP
U10からの通知により、これを認識し、その後、図4
(b)に示す地域受信確認映像に示すようにA家庭1が
受信確認済みとなるように記憶手段に格納している地域
受信確認情報の更新を行う。
【0055】これにより、他の地域住民が上記と同様に
地域情報(ゴミ当番記載の回覧板表示25)を表示し、
その後、地域情報選択ボタン23の押下により、地域情
報受信確認映像26を表示させることにより、該地域地
域住人が確実に地域情報を確認することが可能となり、
結果として、地域住人全ての人が地域情報を確認したか
否かを確実に認識することができる。
【0056】また、図4(a)あるいは図4(b)に示
す地域情報映像の視聴中に、地域情報消去ボタン21を
押下したとすると、情報端末装置3のCPU10は、デ
ータ入出力インターフェース部17を介してテレビ2の
制御回路にこの実行モードを伝えるとともに切替回路を
制御することにより、通常のテレビジョン信号が出力さ
れて、該テレビジョン信号に基づく映像のみを画面上に
表示する。
【0057】また、通常のテレビ放送画面の視聴中に、
再度地域情報を見たい場合には、地域情報再入力ボタン
22を押下する。すると、CPU10は、データ入出力
インターフェース部17を介してテレビ2の制御回路に
この実行モードを伝えるとともに切替回路を制御するこ
とにより、表示メモリ12から先に表示した文字図形情
報、あるいは文字図形復号部3aからの文字図形情報が
出力されて、該文字図形情報映像を画面上に表示する。
【0058】このように動作することにより、簡単な操
作で地域情報に基づく表示画面とテレビ放送表示画面と
を切り替えることが可能となり、老人にとっても容易に
操作することが可能となる。
【0059】本実施形態例においては、地域情報とし
て、図4(a)に示すゴミ当番日記載の回覧板映像29
の他に、例えば町内回覧板、町・市・県の議会便り等の
情報を扱うことも可能である。つまり、送信拠点6のホ
ストコンピュータ7は、このような地域情報を記憶手段
に備えている。例えば、A家庭1の地域住人が地域情報
に基づく映像を視聴中に、他の地域情報を見たい場合に
は、地域情報選択ボタン23を押下する。これにより、
所望する地域情報を選択し、且つ視聴することが可能と
なる。
【0060】いま、一人暮らしの地域住人に緊急自体が
発生し、他の地域住人に助けを求めたい場合には、上述
したようにリモコン装置8の緊急ボタン24を押下す
る。これにより、ネットワーク接続された全ての家庭に
ある情報端末装置3のCPU10による制御によって、
強制的にテレビ2及び情報端末装置3の電源がオンし
て、入力された緊急情報に基づく文字図形映像を表示す
る。これにより、緊急事態の発生内容を即座に得て確認
することが可能となり、救済処置を迅速に行うことが可
能となる。
【0061】したがって、本実施形態例によれば、簡単
なリモコン操作により、テレビ2の電源投入毎に必ず地
域情報に基づく文字図形映像を表示させることが可能と
なり、ネットワーク接続内の各家庭において、確実に地
域情報を得ることが可能となる。また、地域情報受信確
認映像表示により、各家庭が地域情報を入手したことを
地域住人が相互に確認できるため、少なくとも地域住人
の存在をも容易に確認することができる。また、万一、
地域住人に緊急事態が発生した場合でも、即座にネット
ワーク接続された地域住人に報知し且つ認識させること
が可能となるため、緊急時の助け合いにも有効である。
これにより、低コストで且つ簡単な構成で、高齢化を迎
える生活環境に最適で有効な情報伝達方法を、提供する
ことが可能となる。
【0062】尚、本実施形態例においては、ホストコン
ピュータ7が設置されている送信拠点6は、商店、ある
いは大規模の店舗が主となって設置されていることか
ら、地域情報として、上記商店、あるいは大型店舗等で
扱う商品紹介情報を用いるように構成しても良く、この
場合、商品紹介情報が地域情報としてテレビ2画面上に
映出されることから、宣伝効果も期待することができ、
また、これに応じて得られた宣伝費用を利用すること
で、本発明に係る地域コミュニケーションシステムの運
営費の軽減化を図ることもできるという効果を得る。
【0063】また、本実施形態例においては、情報端末
装置3の構成例として、図2に示すような構成例として
説明したが、これに限定されることはなく、例えば、R
AM、ROM,文字発生器,データ受信用メモリ及びデ
ータ記憶用メモリ等を付加して文字図形情報復号部を構
成するとともに、ホストコンピュータによって、地域情
報を作成するのに必要な制御データのみを送信し、受信
側において上記回路群を用いて制御データに基づいて地
域情報を復号するようにしても良い。
【0064】さらに、本実施形態例においては、地域情
報に付加音声が多重されている場合でも、それに対応し
た処理を行うことも可能である。つまり、CPU10の
制御により、付加音処理回路14を用いて多重された地
域情報から付加音声を抽出し、データ入出力インターフ
ェース部17を介してテレビ2の音声回路に出力させ、
地域情報の映出と同時にこの付加音声を再生するように
制御する。よって、地域情報が緊急連絡情報である場合
には、特に有効である。
【0065】次に、他の実施形態例について説明する。
【0066】図5及び図6は本発明に係る地域コミュニ
ケーションシステム装置の他の実施形態例を示し、図5
はシステム構成図、図6は図5のシステムに用いられた
情報端末装置の一例を示すブロック図である。尚、図5
及び図6は、図1及び図2に示す装置と同様の構成用件
については、同一符号を付して説明を省略し、異なる部
分のみを説明する。
【0067】テレビジョン多重放送の一つとして、テレ
ビ放送番組の内容に合わせて、字幕や番組の詳細情報な
どのテレビ放送番組の付加的な内容を表示させるための
データや、視聴者参加のインタラクティブ番組に必要な
内容を表示させるためのデータを、テレビジョン放送の
垂直帰線期間に多重して送るインターテキスト放送(ア
イティービジョン放送)がある。インターテキスト放送
においては、放送局側からテレビジョン信号の垂直帰線
期間に重畳してコンピュータプログラムデータ(スクリ
プトデータともいう)を伝送し、受信機にはこのコンピ
ュータプログラム実行手段を設け、これに基づいて受信
機では、画面に獲文字の表示を行ったり、視聴者が操作
入力を与えたときに、プログラム実行手段が通信制御手
段を介して自動的に電話機のダイヤリングを行い、視聴
者の入力データを自動的に伝送するようにしている。こ
れにより、間違って電話をかけることもなく、また、送
信局に対する応答時間もリアルタイムに近くなる。
【0068】そこで、本実施形態例では、地域情報を伝
送する地域情報伝送方法に、インターテキスト放送形態
を採用し、送信拠点6には地域情報を受信側で生成する
のに必要なスクリプトデータをテレビジョン信号の垂直
帰線期間に重畳してインターテキスト放送信号として放
送するための送信部40を設け、一方、地域住民の各家
庭に設けられた情報端末装置30内には、この放送信号
を受信するとともに、受信信号から重畳されたスクリプ
トデータを抽出するための受信回路部43と、このスク
リプトデータに基づき地域情報を復号する文字図形情報
復号部30aと設けてシステムを構成したことが、前記
実施形態例と異なる点である。
【0069】図5に示すように、送信拠点6の送信部4
0は、ホストコンピュータ7aによって制御されるもの
で、送信する地域情報を受信機側で再生するのに必要な
スクリプトデータとしてテレビジョン信号の垂直帰線期
間に重畳し、得られたインターテキスト放送信号を送信
アンテナ41を介して送信する。
【0070】一方、文字図形情報復号部30aは、図6
に示すように、電話回線5を介して供給された地域情報
(文字図形情報ともいう)から文字図形映像に復号する
もので、例えば文字図形情報復号部30aを制御すると
ともに、テレビ2の各種動作も制御可能なCPU10a
と、CPU10aの作業領域として使用するRAM28
と、CPU10aを制御するプログラムを格納するRO
M29と、文字図形情報を文字図形映像に復号するとき
に使用する文字発生器31と、CPU10aによって復
号された文字図形情報を記憶するための表示メモリ12
と、表示メモリ12に記憶された文字図形情報をRGB
信号に合成するための表示処理回路13と、文字図形情
報の中に含まれる付加音データを処理する付加音処理回
路14と、受信したデータを蓄積するデータ受信用メモ
リ32と、受信したデータを記憶しておくためのデータ
記憶用メモリ33と、テレビ2の制御回路、切替回路あ
るいは多重回路等に接続され、復号された文字図形映像
(RGB信号)の入出力を行うとともに、テレビ2の制
御回路に対して制御データを出力するデータ入出力イン
ターフェース部17aとを具備して構成されている。
【0071】情報端末装置30の受信回路部43は、受
信アンテナ42からの受信信号を入力とし、この受信信
号の所定帯域のチャンネルを選局する選局部、選局され
たチャンネルのテレビジョン信号を増幅する増幅部、さ
らに、テレビジョン信号に重畳されたスクリプトデータ
を抽出する抽出部等の回路群で構成されており、抽出さ
れたスクリプトデータを、CPU10aに供給するとと
もに、映像信号については、データ入出力インターフェ
ース部17aを介してテレビ2の処理回路へと出力す
る。
【0072】文字図形情報復号部30aのCPU10a
は、RAM28,ROM29,文字発生器31,データ
受信用メモリ32及びデータ記憶用メモリ33を用い
て、供給されたスクリプトデータに基づき地域情報を再
生し、前記実施形態例と同様にデータ入出力インターフ
ェース部17aを介してテレビ2の切替回路へと供給す
るように制御する。これにより、受信機側にて地域情報
を再現することができ、ネットワーク接続された各家庭
のテレビ画面に再生した地域情報を映出させることが可
能となる。
【0073】本実施形態例においては、前記実施形態例
と同様に、各操作モードに基づく通知が電話回線5を介
してホストコンピュータ7aに送信されるとともに、こ
れを受けてホストコンピュータ7aは地域情報に基づく
スクリプトデータの更新を行う。
【0074】また、地域情報を情報端末装置側で再生す
る動作以外の動作については、前記実施形態例と同様で
あり、CPU10aによって、テレビ2の各種動作及び
文字図形情報復号部30aの各処理が制御される。これ
により、前記実施形態例と同様に、簡単なリモコン操作
により、テレビ2の電源投入毎に必ず、再生された地域
情報に基づく文字図形映像を表示させることが可能とな
り、ネットワーク接続内の各家庭において、確実に地域
情報を得ることが可能となる。また、インターテキスト
放送形態を採用しているため、ホストコンピュータ7a
との双方向通信をリアルタイムに近い状態で実現でき
る。
【0075】以上、説明したように本実施形態例によれ
ば、上記実施形態例と同様に効果を得る他に、送信拠点
6の送信部40の設置によりコストが高くなるが、地域
住民と送信拠点との双方向通信をリアルタイムに近い状
態で実現することができることから、地域情報の伝達に
かかる時間の短縮化に大きく寄与する。また、インター
テキスト放送形態を採用していることから、受信エリア
を大幅に拡大することが可能となり、現行の民法テレビ
放送とともに活用させることも可能となる。
【0076】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、簡
単なリモコン操作により、テレビ2の電源投入毎に必ず
地域情報に基づく文字図形映像を表示させることが可能
となり、ネットワーク接続内の各家庭において、確実に
地域情報を得ることが可能となる。また、地域情報受信
確認映像表示により、各家庭が地域情報を入手したこと
を地域住人が相互に確認できるため、少なくとも地域住
人の存在をも容易に確認することができる。また、万
一、地域住人に緊急事態が発生した場合でも、即座にネ
ットワーク接続された地域住人に報知し且つ認識させる
ことが可能となるため、緊急時の助け合いにも有効であ
る。これにより、低コストで且つ簡単な構成で、高齢化
を迎える生活環境に最適で有効な情報伝達方法を、提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地域コミュニケーションシステム装置
の一実施形態例を示すシステム構成図。
【図2】図1の情報端末装置の一例を示すブロック図。
【図3】図1の装置の操作を行うためのリモコン装置の
概略構成図。
【図4】図1の装置の動作を説明するための画面表示
図。
【図5】他の実施形態例を示すシステム構成図。
【図6】図5の情報端末装置の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…A家庭、 2…テレビジョン受像機、 3,30…情報端末装置、 3a,30a…文字図形情報復号部、 4…家庭用電話機、 5…一般通信網、 6…送信拠点、 7,7a…ホストコンピュータ、 8…リモコン装置、 9…B家庭、 10,10a…CPU、 11…地域情報デコード部、 12…表示メモリ、 13…表示処理回路、 14…付加音処理回路、 15…接続端子、 16…電話インターフェース部、 17,17a…データ入出力インターフェース部、 18…リモコン受信部、 19…制御マイコン、 20…電源ON/OFFボタン、 21…地域情報消去ボタン、 22…地域情報再入力ボタン、 23…地域情報選択ボタン、 24…緊急ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 政博 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 加藤 弘安 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 倉光 公紀 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 桃原 広孝 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 市原 卓郎 神奈川県横浜市中区不老町1丁目1番地の 5 イーエス東芝エンジニアリング株式会 社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地域情報を伝送系を介して送信するとと
    もに、受信側からの通知があった場合には、この通知に
    基づく地域情報を再送信するように制御する送信制御手
    段を備えた送信手段と、 前記送信手段により送信された地域情報を受信するとと
    もに、受信した地域情報に基づく映像を表示させるため
    の処理を行う復号手段と、復号した地域情報を表示する
    ための表示手段と、入力操作手段の入力操作に基づい
    て、前記復号手段及び表示手段を制御することにより、
    前記地域情報に基づく映像を表示させるとともに、前記
    送信制御手段に対して実行された入力操作に基づく情報
    を通知するように制御する受信制御手段とを備えた受信
    手段と、を具備したことを特徴とする地域コミュニケー
    ションシステム装置。
  2. 【請求項2】 前記受信制御手段は、前記入力操作手段
    の入力操作による電源投入毎に、前記復号した地域情報
    に基づく映像を前記表示手段に少なくとも一日一回表示
    させることを特徴とする請求項1に記載の地域コミュニ
    ケーションシステム装置。
  3. 【請求項3】 前記送信制御手段は、送信する地域情報
    を記憶する記憶手段を備え、前記受信手段からの通知に
    基づき、該記憶手段に記憶された送信済みの地域情報を
    更新するとともに、更新した地域情報を再送信するよう
    に制御すること特徴とする請求項1に記載の地域コミュ
    ニケーションシステム装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、送信者の入力によって
    前記地域情報の作成あるいは変更が可能であることを特
    徴とする請求項1に記載の地域コミュニケーションシス
    テム装置。
  5. 【請求項5】 前記入力操作手段は、リモコンを用いて
    入力操作するもので、前記リモコンは、少なくとも電源
    ボタン、地域情報消去ボタン、地域情報再入力ボタン、
    地域情報選択ボタン及び緊急連絡ボタン備え、これらの
    ボタンは、押下の有無が容易に選別可能で且つ操作がし
    易い形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    地域コミュニケーションシステム装置。
  6. 【請求項6】 前記受信制御手段は、前記緊急ボタンを
    押下した場合には、この緊急を示す情報を前記送信手段
    に通知するとともに、この通知に伴い前記送信手段によ
    り更新して送信された緊急情報に基づく映像を前記表示
    手段に強制的に表示させることを特徴とする請求項1に
    記載の地域コミュニケーションシステム装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段及び前記受信手段は、イン
    ターテキスト放送形態対応に構成されたものであること
    を特徴とする請求項1に記載の地域コミュニケーション
    システム装置。
JP9312409A 1997-11-13 1997-11-13 地域コミュニケーションシステム装置 Pending JPH11145956A (ja)

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JP9312409A JPH11145956A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 地域コミュニケーションシステム装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083384A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Sanyo Electric Co Ltd セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法及び記録媒体
JP2002215938A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Nec Corp 地域密着型サービスネットワークシステム及びそれを利用するサービスの提供方法
KR100870124B1 (ko) * 2001-12-29 2008-11-25 엘지전자 주식회사 디지털 티브이의 부가정보 수신 장치

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JP2002083384A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Sanyo Electric Co Ltd セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法及び記録媒体
JP2002215938A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Nec Corp 地域密着型サービスネットワークシステム及びそれを利用するサービスの提供方法
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