JPH11145922A - データ多重化装置、データ多重化方法及びデータ多重化システム - Google Patents

データ多重化装置、データ多重化方法及びデータ多重化システム

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JPH11145922A
JPH11145922A JP9311645A JP31164597A JPH11145922A JP H11145922 A JPH11145922 A JP H11145922A JP 9311645 A JP9311645 A JP 9311645A JP 31164597 A JP31164597 A JP 31164597A JP H11145922 A JPH11145922 A JP H11145922A
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JP
Japan
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data
multiplexing
clip
scheduled data
transport stream
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JP9311645A
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Kouichi Uchide
浩一 打出
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L12/2801Broadband local area networks
    • HELECTRICITY
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】例えばCATV等のディジタル送出システム、
デジタルVODシステムに適用して、この種のシステム
を管理するホストコンピュータの負担を軽減する。 【解決手段】読み出し要求に応じて、時系列により、ク
リップの読み出し、多重化を指示するスケジュールドデ
ータを生成し、このスケジューリングに従ってサーバー
21に保持したクリップを多重化したストリームにより
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ多重化装
置、データ多重化方法及びデータ多重化システムに関
し、例えばCATV等のディジタル送出システム、デジ
タルVOD(Video OnDemand )システムに適用するこ
とができる。本発明は、読み出し要求に応じてスケジュ
ーリングを設定し、このスケジューリングに従ってサー
バーに保持したクリップを多重化したストリームにより
送出することにより、この種のシステムを管理するホス
トコンピュータの負担を軽減する。
【0002】
【従来の技術】従来、CATV等のディジタル送出シス
テムにおいては、ビデオテープレコーダ等を時間管理し
て、これらビデオテープレコーダ等より出力されるビデ
オ信号を符号化処理した後、多重化処理して送出するよ
うになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のシス
テムにおいて、符号化したビデオデータを一旦サーバー
に蓄積して送出するように構成すれば、システムを簡略
化することができ、またタイムシフトした番組等も簡易
に送出することができると考えられる。この場合、図1
5に示すように、既存の機器を組み合わせてシステムを
構成することが考えられる。
【0004】すなわちディジタル送出システム1におい
て、エンコーダ2は、サーバー3に登録したい素材(以
下クリップと呼ぶ)を、例えばMPEG(Moving Pictu
re Experts Group)2に規定のフォーマットにより符号
化処理してトランスポートストリーム(TS)を生成
し、このトランスポートストリームをサーバー3に出力
する。
【0005】サーバー3は、ホストパーソナルコンピュ
ータ(ホストPC)4の制御によりこのエンコーダ2よ
り出力されるトランスポートストリームをパケット単位
で格納し、また所定のタイミングによりパケット単位で
読み出して出力する。このときサーバー3は、このディ
ジタル送出システム1の送出に供する番組に対応して、
トランスポートストリームにより格納した複数番組を選
択的に読み出し、これら番組に対応する複数のトランス
ポートストリームにより読み出したクリップを出力す
る。このときサーバー3は、ホストパーソナルコンピュ
ータ4により指示されたPID(Packet Identficatio
n)等を各トランスポートストリームのパケットに設定
することにより、各トランスポートストリームを再構築
して出力する。
【0006】マルチプレクサ(MUX)5は、サーバー
3より伝送されたトランスポートストリームをトランス
ポートストリームパケット(TSパケット)に分解した
後、時分割多重化する。このときマルチプレクサ5は、
ホストパーソナルコンピュータ4の制御により、周波数
多重化による1の周波数帯域に割り当てる所定チャンネ
ルのトランスポートストリーム(通常4〜6ストリーム
程度)をそれぞれ時分割多重化し、これにより複数のク
リップによる多重化ストリームを出力する。
【0007】インターフェース(I/F)6A〜6N
は、マルチプレクサ5より出力される各多重化ストリー
ムを続くモジュレータ(MOD)7A〜7Nに出力す
る。
【0008】モジュレータ7A〜7Nは、それぞれイン
ターフェース6A〜6Nより入力される多重化ストリー
ムを例えば64QAM(Quadrature Amplitude Modulat
ion)によりディジタル変調し、変調結果でなるRF信
号を出力する。
【0009】ヘッドエンド(HE)8は、各モジュレー
タ7A〜7Nより出力されるRF信号を周波数多重化
し、例えば同軸ケーブルでなる伝送路に送出する。
【0010】各端末において、セットトップボック(S
TB)9は、このヘッドエンド8より送出された周波数
多重化信号を受け、ユーザーの選局操作に応動して、こ
の周波数多重化信号より所望のRF信号を選択的に受信
する。さらにセットトップボック9は、受信したRF信
号を復調して所望のトランスポートストリームを選択
し、このトランスポートストリームより元のビデオ信号
等を復調する。これによりこの種のシステム1において
は、モニタ10により所望の番組を視聴できるようにな
され、サーバー3を介してこれらの番組を送出すること
により、簡易な構成で使い勝手を向上できると考えられ
る。
【0011】ところがこのように既存の機器を組み合わ
せてサーバー3とマルチプレクサ5とを独立して構成す
る場合、サーバー3からの出力チャンネル数が増大する
と、このチャンネル数に比例してマルチプレクサ5の処
理も増大し、これによりサーバー3及びマルチプレクサ
5を管理するホストパーソナルコンピュータ4の負担が
増大する。またシステム全体としても構成機器が増大す
ることにより、その分システムの構成が煩雑になる。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ホストコンピュータの負担を軽減することができる
データ多重化装置、データ多重化方法及びデータ多重化
システムを提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、データ多重化装置、データ多重化
方法に適用して、要求に応じて、時系列により、クリッ
プの読み出し及び多重化を指示するスケジュールドデー
タを発生し、このスケジュールドデータに従って、蓄積
手段から対応するクリップのトランスポートストリーム
パケットを順次読み出し、またこのスケジュールドデー
タに従って、読み出したトランスポートストリームパケ
ットを時分割多重化して送出する。
【0014】またデータ多重化システムにおいて、送信
装置を同様に構成する。
【0015】要求に応じて、時系列により、クリップの
読み出し及び多重化を指示するスケジュールドデータを
発生し、このスケジュールドデータに従って、蓄積手段
から対応するクリップのトランスポートストリームパケ
ットを順次読み出し、またこのスケジュールドデータに
従って、読み出したトランスポートストリームパケット
を時分割多重化して送出すれば、1のスケジュールドデ
ータの管理により、クリップを読み出し、この読み出し
たクリップを多重化して送出することができ、その分シ
ステムを管理するホストの負担を軽減することができ
る。また読み出したクリップのトランスポートストリー
ムパケットを直接多重化することにより、全体構成を簡
略化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0017】(1)第1の実施の形態 (1−1)全体構成 図1は、本発明の第1の実施の形態に係るディジタル送
出システムを示すブロック図である。このディジタル送
出システム20では、サーバー21よりトランスポート
ストリームを多重化してなる多重化ストリームTTSA
〜TTSNを送出する。なおこの図1に示す構成におい
て、図15について上述した構成と同一の構成は、対応
する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0018】すなわちサーバー21は、ホストパーソナ
ルコンピュータ22の制御により、エンコーダ2より出
力されるトランスポートストリームをパケット単位で蓄
積することにより、オペレータの所望するクリップを登
録する。またサーバー21は、ホストパーソナルコンピ
ュータ22からの送出要求により、蓄積したクリップを
パケット単位で読み出して多重化ストリームTTSA〜
TTSNを構築し、これら多重化ストリームTTSA〜
TTSNをそれぞれモジュレータ7A〜7Nに送出す
る。これによりこのディジタル送出システム1では、こ
の多重化ストリームTTSA〜TTSNを64QAMに
より変調した後、周波数多重化して送出する。
【0019】(1−2)サーバー21 図2は、サーバー21を詳細に示すブロック図である。
このサーバー21において、再多重スケジューリング部
31は、ホストパーソナルコンピュータ22との通信に
よりこのサーバー21全体の動作を制御する。この制御
において、再多重スケジューリング部31は、ホストパ
ーソナルコンピュータ22からの送出要求に応じてクリ
ップ送出の手順をスケジューリングし、スケジュールド
データを生成する。
【0020】ここで再多重スケジューリング部31に対
してホストパーソナルコンピュータ22から図3に示す
ようなフォーマットにより、種々のコマンドが入力され
る。すなわち制御コマンドは、制御コマンドの内容を示
すコマンドIDと、このコマンドIDの実行に必要なコ
マンドデータとにより構成される(図3(A))。
【0021】このうち各クリップの送出を指示するノー
マル情報は(図3(B))、ノーマル情報のコマンドI
Dに続いて、クリップID、ディスクリプション、スタ
ートタイム、デュレーション、指定出力チャンネル、指
定PID等がコマンドデータに順次割り当てられる。
【0022】ここでクリップIDは、このサーバー21
に登録されているクリップのIDである。またディスク
リプションは、クリップの内容を示すフィールドであ
り、スタートタイムは、クリップの送出を開始する時間
を設定するフィールドである。このスタートタイムに設
定された時間に、指定されたクリップIDのクリップを
送出するためのスケジュールドデータが、この再多重ス
ケジューリング部31で生成される。
【0023】デュレーションは、クリップの長さを示す
フィールドであり、指定出力チャンネルは、指定された
クリップの出力チャンネルを設定するフィールドであ
る。このディジタル送出システム1では、このフィール
ドにより指定されたチャンネルから対応するクリップが
出力される。
【0024】指定PIDは、クリップを構成するトラン
スポートストリームのパケットID(PID)を設定す
るフィールドである。ここでこの実施の形態では、エン
コーダ2よりトランスポートストリームを入力して登録
する際に、エンコーダ2により各トランスポートストリ
ームのパケットID(PID)が仮設定され、この仮設
定されたパケットID(PID)がこのフィールドに設
定された値に再設定され、これによりクリップ送出時に
パケットID(PID)の重複を避け、各トランスポー
トストリームをホストパーソナルコンピュータ22によ
り管理できるようになされている。
【0025】これに対して各クリップの送出時に付加す
る各種情報を設定するエキストラ情報の場合(図3
(C))、このエキストラ情報のコマンドIDに続い
て、割当時間、PAT(Program Association Table
)、PMT(Program Map Table )、NIT(Network
Information Table )、CAT(Conditional Access
Table)等のARIB(Association of Radio Industri
es and Businesses:電波産業会)の運用基準に基づく
各種コマンドデータが伝送される。
【0026】ここでPATは、各プログラム番号毎に、
各プログラムを構成するパケットの情報を伝送するPM
TのパケットID(PID)を示し、これにより1の周
波数帯域に割り当てられた番組を検索できるようにす
る。またPMTは、各プログラム番号毎に、各プログラ
ムを構成する映像、音声、付加データ等の各パケットI
D(PID)を示す。
【0027】NITは、伝送に供する周波数帯域等の、
伝送路に関する物理的な情報を示し、CATは、スクラ
ンブルの情報を伝送するパケットID(PID)を示
す。
【0028】これに対して各種初期設定情報でなるコン
フィグ情報は、コンフィグ情報であることを示すコマン
ドIDに続いてコンフィグ情報がコマンドデータに割り
当てられて伝送される(図3(D))。
【0029】再多重スケジューリング部31は、任意の
タイミングで、このように各クリップ毎にホストパーソ
ナルコンピュータ22より入力される送出要求より、図
4に示すように、時系列により送出するクリップ、各ク
リップの送出に必要な情報を配列してなるスケジュール
ドデータを生成する。これによりスケジュールドデータ
は、保持したクリップの読み出し、多重化、出力チャン
ネルを時系列により指示することになる。なお同一時間
に複数のクリップを送出する場合、再多重スケジューリ
ング部31は、それらのスケジュールドデータを纏めて
一つのスケジュールドデータとして取り扱う。さらに再
多重スケジューリング部31は、このようにして生成し
たスケジュールドデータを各送出開始の時点でスケジュ
ールドデータバスSBUSに出力する。
【0030】因みに、この図4に示すスケジュールドデ
ータは、図5に示すように、4つのクリップ300、3
01、250、330及びエキストラ情報としてのPA
Tの送出要求が入力された場合のデータ配列である。な
おこのスケジュールドデータにおいて、MUX CH
は、多重化チャンネルであり、ノーマル情報において指
定された指定出力チャンネルに対応する。またPID
は、ノーマル情報において指定されたクリップIDに対
応する。
【0031】またPATは、エキストラ情報に割り当て
られたPATがそのまま割り当てらる。またPTS/D
TSは、後述するPTS/DTS再設定部によるPTS
(Presentation Time Stamp )又はDTS(Decoding T
ime Stamp )の設定に対応するように設定される。
【0032】RAID(Redundant Arrey of Inexpensi
ve Disks)32は(図2)、エンコーダ2より出力され
る各クリップのトランスポートストリームをパケット単
位で格納し、また読み出し制御部33の制御により格納
したトランスポートストリームをパケット単位で読み出
して出力する。
【0033】読み出し制御部33は、スケジュールドデ
ータに従って、RAID32よりトランスポートストリ
ームを読み出し、この読み出したトランスポートストリ
ームをストリームハイウエイHWに出力する。
【0034】ストリーム再多重部34A〜34Nは、そ
れぞれスケジュールドデータに従って、ストリームハイ
ウエイHWから対応するトランスポートストリームを入
力し、またこの入力したトランスポートストリームを多
重化して出力する。
【0035】出力インターフェース(I/F)35A〜
35Nは、それぞれストリーム再多重部34A〜34N
より出力される多重化データTTSA〜TTSNをモジ
ュレータ7A〜7Nに直接出力する。
【0036】(1−3)読み出し制御部33 読み出し制御部33において、SCSI(Small comput
er System Interface)コントローラ37A〜37M
は、コントロールバスに出力される制御コマンドに従っ
てRAID32の動作を制御し、RAID32に記録さ
れたトランスポートストリームをパケット単位で読み出
してデータバスに出力する。
【0037】ハイウエイインターフェース(I/F)3
8は、データバスに出力されるトランスポートストリー
ムを取り込んでストリームハイウエイHWに出力する。
【0038】スケジュールドデータインターフェース
(I/F)39は、再多重スケジューリング部31から
スケジュールドデータバスSBUSに出力されるスケジ
ュールドデータを取り込み、この取り込んだスケジュー
ルドデータを中央処理ユニット(CPU)40に出力す
る。
【0039】中央処理ユニット40は、この読み出し制
御部33の動作を制御するコントローラを構成し、スケ
ジュールドデータに従って図6及び図7に示す処理手順
を実行することにより、SCSIコントローラ37A〜
37Mに制御コマンドを発行し、RAID32に記録さ
れたトランスポートストリームをスケジュールドデータ
に従ってストリームハイウエイHWに送出する。
【0040】すなわち中央処理ユニット40は、ステッ
プSP1からステップSP2に移り、読み出すクリップ
の認識に用いる変数kを初期値1に設定する。続いて中
央処理ユニット40は、ステップSP3に移り、スケジ
ュールドデータを受信したか否か判断する。ここで否定
結果が得られると、中央処理ユニット40は、ステップ
SP3を繰り返し、これによりスケジュールドデータを
受信するまで待機する。
【0041】スケジュールドデータを受信すると、中央
処理ユニット40は、ステップSP4に移り、RAID
32より読み出すクリップを示す変数CLPkに、スケ
ジュールドデータ中で示されているクリップIDを設定
する。なおこのクリップIDは、RAID32に保持さ
れているクリップのIDである。
【0042】続いて中央処理ユニット40は、ステップ
SP5に移り、RAID32より読み出すクリップの、
個々のトランスポートストリームパケットの認識に使用
する変数Ckを初期値0に設定する。
【0043】続いて中央処理ユニット40は、ステップ
SP6に移り、スケジュールドデータより、他に読み出
すクリップが存在するか否か判断し、ここで肯定結果が
得られるとステップSP7に移り、読み出しの終了した
クリップが存在するか否か判断する。ここで否定結果が
得られると、中央処理ユニット40は、ステップSP8
に移り、変数kをインクリメントした後、ステップSP
4に戻り、他に読み出すクリップについて、変数CLP
kを設定した後、続くステップSP5において、このク
リップについて変数Ckを初期値0に設定する。
【0044】これにより中央処理ユニット40は、スケ
ジュールドデータにより指定される各クリップについ
て、順次、変数CLPk、Ckを設定する。
【0045】これに対してステップSP7において肯定
結果が得られると、中央処理ユニット40は、ステップ
SP9に移り、読み出しの終了したクリップに設定して
いた変数CLPkを、この読み出しの終了したクリップ
に代えて、新たに読み出すクリップ(CLPm)に割り
当てる。続いて中央処理ユニット40は、ステップSP
10に移り、このクリップについて変数Cmを初期値0
に設定する。
【0046】このようにして順次変数CLP、Cmを設
定してスケジュールドデータにより指定される各クリッ
プに変数の設定を完了すると、中央処理ユニット40
は、ステップSP6において否定結果が得られ、ステッ
プSP11に移る。ここで中央処理ユニット40は、現
在読み出す必要のあるクリップ数を示す変数Nを設定す
る。これにより中央処理ユニット40は、図5について
上述した順序によりクリップを送出する場合、図8に示
すように、変数を順次設定する。
【0047】このようにして受信したスケジュールドデ
ータに基づいて各種変数を設定すると、中央処理ユニッ
ト40は、ステップSP12(図7)に移る。ここで中
央処理ユニット40は、読み出すクリップ数をカウント
する変数nを値1にセットした後、続くステップSP1
3において、変数CLPnにより特定されるクリップに
ついて、すべてのトランスポートストリームパケットP
nの読み出しを終了したか否か判断する。
【0048】ここで否定結果が得られると、中央処理ユ
ニット40は、ステップSP14に移り、変数CLPn
により特定されるクリップについて、未読のトランスポ
ートストリームパケットPn〔Cn〕の格納セクタ(ア
ドレス)をファイルアロケーションテーブル(FAT)
より検索する。
【0049】続いて中央処理ユニット40は、ステップ
SP15に移り、未読のパケットについてこの検索結果
よりSCSIコントローラ37A〜37Mに読み出しコ
マンドを発行した後、ステップSP16に移る。ここで
中央処理ユニット40は、このパケットPn〔Cn〕の
読み出しを終了したか否か判断し、否定結果が得られる
とステップSP16を繰り返す。
【0050】これに対してパケットPn〔Cn〕の読み
出しを終了すると、ステップSP17に移り、この読み
出したパケットPn〔Cn〕をハイウエイインターフェ
ース38に渡す。続いて中央処理ユニット40は、ステ
ップSP18に移り、変数〔Cn〕をインクリメントし
た後、ステップSP19に移る。これに対してステップ
SP13において肯定結果が得られると、直接このステ
ップSP18に移って変数〔Cn〕をインクリメントし
た後、ステップSP19に移る。
【0051】このステップSP19において、中央処理
ユニット40は、変数nが現在読み出すクリップ数N以
上か否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステッ
プSP20に移り、この変数nをインクリメントした
後、ステップSP13に戻る。これにより中央処理ユニ
ット40は、ステップSP13−SP14−SP15−
SP16−SP17−SP18−SP19−SP20の
処理手順を繰り返し、順次スケジュールドデータにより
指定される現在放送すべきトランスポートストリームに
ついて、これらトランスポートストリームを順次巡回し
て、これらトランスポートストリームのパケットを順次
RAID32より読み出して送出する。
【0052】このようにして現在放送すべきトランスポ
ートストリームについて、これらトランスポートストリ
ームを順次巡回してパケットの送出を指示する際に、ト
ランスポートストリームの巡回を一巡すると、中央処理
ユニット40は、ステップSP19において肯定結果が
得られ、ステップSP21に移る。ここで中央処理ユニ
ット40は、新たなスケジュールドデータを受信したか
否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップS
P12に移り、続く巡回を再開する。
【0053】これに対して新たなスケジュールドデータ
を受信した場合、ステップSP21において肯定結果が
得られることにより、中央処理ユニット40は、ステッ
プSP7(図6)に戻り、この受信したスケジュールド
データにより各種変数を設定した後、この図7に示す処
理手順に戻って、続く巡回を再開する。
【0054】(1−4)ストリーム再多重部34A〜3
4N 図9は、ストリーム再多重部34Aを詳細に示すブロッ
ク図を示す。なお他のストリーム再多重部34B〜34
Nは、処理対象が異なる以外、このストリーム再多重部
34Aと同一の構成でなることにより、重複した説明は
省略する。
【0055】このストリーム再多重部34Aにおいて、
ハイウエイインターフェース50は、スケジュールドデ
ータに従った中央処理ユニット51の制御により、読み
出し制御部33からストリームハイウエイHWに送出さ
れたトランスポートストリームより、このストリーム再
多重部34Aに割り当てられたトランスポートストリー
ムを取り込む。またストリーム再多重部34Aは、この
トランスポートストリームのデータをPIDリセット部
52に出力する。
【0056】PIDリセット部52は、ハイウエイイン
ターフェース50より出力されるトランスポートストリ
ームのデータを続くPTS/DTS再設定部53に出力
する。このときPIDリセット部52は、中央処理ユニ
ット51の設定により、スケジュールドデータに従っ
て、パケットID(PID)を再設定して出力する。
【0057】PTS/DTS再設定部53は、PIDリ
セット部52から出力されるトランスポートストリーム
のデータをマルチプレクサ54に出力する。このときP
TS/DTS再設定部53は、トランスポートストリー
ムのパケットデータ内にPTS又はDTSが存在する場
合、中央処理ユニット51の設定によりスケジュールド
データに従ってこのPTS又はDTSを再設定する。こ
こでPTS/DTS再設定部53は、スケジュールドデ
ータに記述された初期値と、トランスポートストリーム
のパケットデータ内で最初に出現するPTS又はDTS
とを比較した差分値を、オフセット値として設定する。
【0058】エキストラパケット生成部55は、中央処
理ユニット51の設定によりスケジュールドデータに記
述されたエキストラ情報に従って、エキストラ情報パケ
ットのデータを生成して出力する。
【0059】マルチプレクサ54において、バッファ5
6は、エキストラパケット生成部55より出力されるエ
キストラ情報パケットのデータを一時保持して出力す
る。バッファ57は、PTS/DTS再設定部53より
出力されるトランスポートストリームのデータを一時保
持し、時間軸圧縮して出力する。
【0060】ヌルパケット生成部58は、ヌルパケット
のデータを生成して出力する。マルチプレクサ54は、
中央処理ユニット51の制御により、バッファ56、5
7、ヌルパケット生成部58の出力データを切り換えて
出力する。これによりストリーム再多重部34Aは、ス
ケジュールドデータに従って、トランスポートストリー
ムを多重化する。
【0061】PCR(Program Clock Reference )再設
定部59は、マルチプレクサ54より出力される多重化
データを続く出力インターフェース35A(図2)に出
力する。このときPCR再設定部59は、中央処理ユニ
ット51の設定によりスケジュールドデータに従って内
蔵のカウンタにPCRの初期値をセットし、このセット
した値より順次PCRをカウントすると共に、このカウ
ントしたPCRを各パケットに設定して出力する。
【0062】スケジュールドデータインターフェース6
0は、スケジュールドデータバスSBUSを介して再多
重スケジューリング部31より出力されるスケジュール
ドデータを受け、このスケジュールドデータを中央処理
ユニット51に出力する。
【0063】中央処理ユニット51は、このストリーム
多重部34Aの動作を制御するコントローラを構成し、
スケジュールドデータに従って図10〜図12に示す処
理手順を同時並列的に実行することにより、各部の動作
を設定し、またこの設定した条件によりトランスポート
ストリームを多重化して多重化データを生成する。なお
ここで図10は、ハイウエイインターフェース50、P
IDリセット部52、PTS/DTS再設定部53、P
CR再設定部59の制御手順であり、図11は、エキス
トラパケット生成部55の制御手順であり、図12は、
マルチプレクサ54の制御手順である。
【0064】このうちの図10に示す制御手順におい
て、中央処理ユニット51は、ステップSP30からス
テップSP31に移り、スケジュールドデータを受信し
たか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央
処理ユニット51は、ステップSP31を繰り返し、こ
れによりスケジュールドデータを受信するまで待機す
る。
【0065】スケジュールドデータを受信すると、中央
処理ユニット51は、ステップSP32に移り、スケジ
ュールドデータに記述された多重化チャンネルMUX
CHが、自己のストリーム再多重部34Aに割り当てら
れたチャンネルと一致するか否か判断する。ここで否定
結果が得られると、この場合は、他のストリーム再多重
部34B〜34Nにより多重化する場合でなることによ
り、ステップSP31に戻る。
【0066】これに対してステップSP32において肯
定結果が得られると、中央処理ユニット51は、ステッ
プSP33に移る。ここで中央処理ユニット51は、受
信したスケジュールドデータより、PCRの初期値を検
出し、このPCRの初期値をPCR再設定部59に設定
する。これにより中央処理ユニット51は、スケジュー
ルドデータに従ってPCR再設定部59によりPCRを
順次再設定できるようにする。
【0067】続いて中央処理ユニット51は、ステップ
SP34に移り、ここで受信したスケジュールドデータ
に基づいてPTS/DTSのオフセット値をPTS/D
TS再設定部53に設定する。これにより中央処理ユニ
ット51は、スケジュールドデータに従ってPTS/D
TS再設定部53によりPTS又はDTSを再設定でき
るようにする。
【0068】続いて中央処理ユニット51は、ステップ
SP35に移り、受信したスケジュールドデータより、
このスケジュールドデータに記述されたCLPをハイウ
エイインターフェース50にセットし、これによりこの
CLPによるクリップを選択的に取り込むことができる
ようにする。
【0069】続いて中央処理ユニット51は、ステップ
SP36に移り、受信したスケジュールドデータに記述
されたPIDの値を、PIDリセット部52に設定し、
これにより対応するクリップのトランスポートストリー
ムパケットについて、スケジュールドデータに従ってP
IDを再設定できるようにする。
【0070】このようにしてスケジュールドデータに記
述された1のCLPについて、PCR再設定部59等の
動作設定すると、中央処理ユニット51は、続いてステ
ップSP37に移り、受信したスケジュールドデータに
他のCLPが記述されているか否か判断することによ
り、このスケジュールドデータに記述された全てのCL
PについてPIDリセット部52等の設定が完了したか
否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処理
ユニット51は、ステップSP35に戻り、残りのCL
Pについて、PIDリセット部52等を設定するのに対
し、否定結果が得られると、ステップSP31に戻る。
【0071】これに対して図11に示す制御手順におい
て、中央処理ユニット51は、ステップSP40からス
テップSP41に移り、スケジュールドデータを受信し
たか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央
処理ユニット51は、ステップSP41を繰り返し、こ
れによりスケジュールドデータを受信するまで待機す
る。
【0072】スケジュールドデータを受信すると、中央
処理ユニット51は、ステップSP42に移り、受信し
たスケジュールドデータにエキストラ情報の記述が存在
するか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中
央処理ユニット51は、ステップSP41に移り、続く
スケジュールドデータの入力を待機する。
【0073】これに対してステップSP42において肯
定結果が得られると、中央処理ユニット51は、ステッ
プSP43に移る。ここで中央処理ユニット51は、受
信したスケジュールドデータからエキストラ情報、CL
P情報及び再設定PID情報を抜き出し、エキストラパ
ケット生成部55にセットする。これにより中央処理ユ
ニット51は、スケジュールドデータに従ってエキスト
ラ情報によるエキストラパケットを生成できるように設
定した後、ステップSP41に戻る。
【0074】これに対して図12に示す制御手順におい
て、中央処理ユニット51は、ステップSP50からス
テップSP51に移り、バッファ57にトランスポート
ストリームパケットが1パケット分以上蓄積されている
か否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処
理ユニット51は、ステップSP52に移り、ヌルパケ
ット生成部58で生成されたヌルパケットの送出をマル
チプレクサ54に指示した後、ステップSP53に移
る。これに対してステップSP51において肯定結果が
得られると、中央処理ユニット51は、ステップSP5
4に移り、バッファ57に蓄積されたトランスポートス
トリームパケットの送出をマルチプレクサ54に指示し
た後、ステップSP53に移る。
【0075】このステップSP53において、中央処理
ユニット51は、バッファ57にエキストラパケットが
蓄積されているか否か判断する。ここで肯定結果が得ら
れると、中央処理ユニット51は、ステップSP55に
移り、このエキストラパケットの送出をマルチプレクサ
54に指示した後、ステップSP51に戻る。これに対
してステップSP53において否定結果が得られると、
直接ステップSP51に戻る。
【0076】これにより図13に示すように、それぞれ
多重化チャンネルMUX CH1、MUX CH2に割
り当てられたストリーム再多重部において、対応するト
ランスポートストリームパケットを取り込むと共に(図
13(A)及び(B))、エキストラパケットを生成
し、これらトランスポートストリームパケット、エキス
トラパケットにヌルパケットを介挿して時分割多重化ス
トリームを生成するようになされている(図13(C)
及び(D))。
【0077】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、このディジタル送出システム20
においては(図1)、MPEG2によるトランスポート
ストリームがエンコーダ2より出力され、このトランス
ポートストリームがRAID32にパケット単位で蓄積
される。これによりこのディジタル送出システム20に
おいて伝送に供するクリップがこのRAID32に蓄積
される(図2)。
【0078】またこの作業と共に、ホストパーソナルコ
ンピュータ22により、各クリップの送出時間、エキス
トラ情報等を記述してなる送出要求が発行され(図
3)、再多重化スケジューリング部31において、時系
列により、クリップの読み出し、多重化、出力を指示す
るスケジュールドデータが生成される(図4)。これに
よりこのディジタル送出システム20では、このスケジ
ュールドデータにより、RAID32に蓄積されたクリ
ップの読み出し、この読み出したクリップの多重化、多
重化したストリームの出力が一元的に管理され、ホスト
パーソナルコンピュータ22の負担が軽減される。
【0079】かくするにつきこのようにして予備的な処
理が完了した状態で、スケジュールドデータに記述され
た時点になると、対応するスケジュールドデータが再多
重スケジューリング部31よりスケジュールドデータバ
スSBUSに出力される。
【0080】このスケジュールドデータに基づいて、読
み出し制御部33においては、SCSIコントローラ3
7A〜37MによりRAID32がアクセスされ、送出
対象となったクリップのトランスポートストリームが、
パケット単位で順次読み出され、この読み出されたパケ
ットがストリームハイウエイHWに送出される(図5〜
図8)。
【0081】またストリームハイウエイHWに送出され
たトランスポートストリームパケットが、スケジュール
ドデータに基づいて、対応するストリーム再多重部34
A〜34Nに取り込まれ(図9)、ここでエキストラパ
ケット、ヌルパケットと共に時分割多重化されて多重化
ストリームTTSA〜TTSNに変換され、この多重化
ストリームTTSA〜TTSNがディジタル変調処理、
周波数多重化処理されて送出される。このときスケジュ
ールドデータに基づいて、PID、PTS、DTS、P
CR等が再設定されて送出される。
【0082】これにより図14に示すように、この実施
の形態に係るディジタル送出システム20では、RAI
D32より読み出したパケットを直接多重化処理して伝
送に供するストリームを構成することになる。これに対
して図15について上述した構成においては、サーバー
3から出力する際に、トランスポートストリームパケッ
トが一旦多重化されてトランスポートストリームが生成
されることになる。またマルチプレクサにおいて、この
トランスポートストリームよりパケットが分解された
後、他のトランスポートストリームと多重化されて伝送
に供するストリームが形成されることになる。これによ
り既存の汎用装置を組み合わせてシステムを構成する場
合に比して全体構成が簡略化される。
【0083】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、ホストパーソナルコンピュータ2
2からの送出要求に応じて、時系列により、クリップの
読み出し、多重化、出力を指示するスケジュールドデー
タを生成し、このスケジュールドデータにより、RAI
D32に蓄積されたクリップの読み出し、この読み出し
たクリップの多重化、多重化したストリームの出力を実
行することにより、これら各部の動作を一元的に管理す
ることができ、その分ホストパーソナルコンピュータ2
2の負担を軽減することができる。
【0084】また読み出したトランスポートストリーム
パケットを対応するクリップ間で直接多重化することに
より、全体として簡易な構成によりシステムを構築する
ことができる。
【0085】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、RAID32よりト
ランスポートストリームパケット単位でクリップを読み
出して処理する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、複数パケットを単位にして読み出すようにして
もよい。このようにすれば、サーバー全体としてのスト
リーム送出能力を向上することができる。なおこの場
合、ストリーム再多重部34A〜34N側にバッファを
配置して、又はバッファ57の制御を切り換えて、1ト
ランスポートストリームパケット単位で時間軸多重化す
ることが必要になる。またこれに代えて、複数パケット
を単位にして時分割多重化して伝送してもよい。
【0086】また上述の実施の形態においては、RAI
D32にクリップを蓄積する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、通常のハードディスク装置等、種
々のデータ蓄積手段を広く適用することができる。
【0087】さらに上述の実施の形態においては、複数
チャンネルの多重化ストリームを生成する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、1チャンネルの多重
化ストリームを生成する場合にも広く適用することがで
きる。なおこの場合、スケジュールドデータにおいて
は、時系列により、クリップの読み出し、多重化を指示
することになる。
【0088】また上述の実施の形態においては、MPE
G2によるトランスポートストリームを多重化して伝送
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種
々のフォーマットによるトランスポートストリームを多
重化して伝送する場合に広く適用することができる。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、64
QAMによるディジタル変調により多重化ストリームを
伝送する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、PSK等、種々のディジタル変調方式により多重化
ストリームを伝送する場合に広く適用することができ
る。
【0090】また上述の実施の形態においては、周波数
多重化したRF信号を同軸ケーブルにより伝送する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、衛星放送
等、種々のディジタル送信システム、通信システムに広
く適用することができる。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送出要求
に応じて、時系列により、クリップの読み出し、多重化
を指示するスケジュールドデータを生成し、このスケジ
ュールドデータにより蓄積したクリップを読み出し、こ
の読み出したクリップを多重化することにより、これら
各部の動作を一元的に管理することができ、その分ホス
トの負担を軽減することができる。また読み出したトラ
ンスポートストリームパケットを対応するクリップ間で
直接多重化することができ、全体として簡易な構成によ
りシステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタル送出シス
テムを示すブロック図である。
【図2】図1のサーバーを示すブロック図である。
【図3】ホストパーソナルコンピュータからのコマンド
を示す図表である。
【図4】スケジュールドデータを示す図表である。
【図5】図4のスケジュールドデータに対応するクリッ
プの読み出しを示すタイムチャートである。
【図6】読み出し制御部における中央処理ユニットの処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】図6の続きを示すフローチャートである。
【図8】図6の処理における変数設定の説明に供する図
表である。
【図9】ストリーム再多重部を詳細に示すブロック図で
ある。
【図10】ストリーム再多重部における中央処理ユニッ
トの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】ストリーム再多重部における中央処理ユニッ
トが、図10の処理手順と同時並列的に実行する処理手
順を示すフローチャートである。
【図12】ストリーム再多重部における中央処理ユニッ
トが、図11及び図12の処理手順と同時並列的に実行
する処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図10〜図12の処理により実行される多重
化処理の説明に供するタイムチャートである。
【図14】汎用の装置を組み合わせた場合との対比によ
り、図2のサーバーにおけるパケットの処理の説明に供
するブロック図である。
【図15】汎用の装置を組み合わせた場合に考えられる
ディジタル送出システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20……ディジタル送出システム、2……エンコー
ダ、3、21……サーバー、4、22……ホストパーソ
ナルコンピュータ、7A〜7N……モジュレータ、8…
…ヘッドエンド、31……再多重スケジューリング部、
32……RAID、33……読み出し制御部、34A〜
34N……ストリーム再多重部、40、51……中央処
理ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要求に応じて、時系列により、クリップの
    読み出し及び多重化を指示するスケジュールドデータを
    発生するスケジューリング手段と、 前記スケジュールドデータに従って、前記クリップの蓄
    積手段から対応するクリップによるトランスポートスト
    リームパケットを順次読み出して出力する読み出し手段
    と、 前記スケジュールドデータに従って、前記読み出し手段
    より出力されるトランスポートストリームパケットを時
    分割多重化する多重化手段と、 前記多重化手段の出力データを送出するデータ送出手段
    とを備えることを特徴とするデータ多重化装置。
  2. 【請求項2】前記スケジューリング手段は、 所定の時点で入力される要求に応じて、前記スケジュー
    ルドデータを更新することを特徴とする請求項1に記載
    のデータ多重化装置。
  3. 【請求項3】前記データ送出手段は、 前記多重化手段の出力データをディジタル変調して送出
    するディジタル変調手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のデータ多重化装置。
  4. 【請求項4】要求に応じて、時系列により、クリップの
    読み出し及び多重化を指示するスケジュールドデータを
    発生し、 前記スケジュールドデータに従って、前記クリップの蓄
    積手段から対応するクリップのトランスポートストリー
    ムパケットを順次読み出し、 前記スケジュールドデータに従って、前記読み出したト
    ランスポートストリームパケットを時分割多重化して送
    出することを特徴とするデータ多重化方法。
  5. 【請求項5】所定の時点で入力される要求に応じて、前
    記スケジュールドデータを更新することを特徴とする請
    求項4に記載のデータ多重化方法。
  6. 【請求項6】所定の多重化データを送信する送信装置
    と、前記多重化データを選択的に受信する複数の端末装
    置とを有するデータ多重化システムにおいて、 前記送信装置は、 要求に応じて、時系列により、クリップの読み出し及び
    多重化を指示するスケジュールドデータを発生するスケ
    ジューリング手段と、 前記スケジュールドデータに従って、前記クリップの蓄
    積手段から対応するクリップのトランスポートストリー
    ムパケットを順次読み出して出力する読み出し手段と、 前記スケジュールドデータに従って、前記読み出し手段
    より出力されるトランスポートストリームパケットを時
    分割多重化して前記多重化データを出力する多重化手段
    とを有することを特徴とするデータ多重化システム。
JP9311645A 1997-11-13 1997-11-13 データ多重化装置、データ多重化方法及びデータ多重化システム Pending JPH11145922A (ja)

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