JP4366038B2 - テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法 - Google Patents

テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4366038B2
JP4366038B2 JP2002012935A JP2002012935A JP4366038B2 JP 4366038 B2 JP4366038 B2 JP 4366038B2 JP 2002012935 A JP2002012935 A JP 2002012935A JP 2002012935 A JP2002012935 A JP 2002012935A JP 4366038 B2 JP4366038 B2 JP 4366038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
television broadcast
broadcast data
channel
program
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002012935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003219340A (ja
JP2003219340A5 (ja
Inventor
和巳 須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002012935A priority Critical patent/JP4366038B2/ja
Priority to US10/339,287 priority patent/US7907220B2/en
Priority to DE60317385T priority patent/DE60317385T2/de
Priority to EP03250350A priority patent/EP1330122B1/en
Publication of JP2003219340A publication Critical patent/JP2003219340A/ja
Publication of JP2003219340A5 publication Critical patent/JP2003219340A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4366038B2 publication Critical patent/JP4366038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法に関し、例えば、テレビジョン放送を受信して蓄積し(録画)、これを再生するために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年では、ディジタル技術の進展に伴い、テレビジョン放送方式についても、これまでのアナログ方式であるNTSC方式や、PAL方式、或いはSECAM方式から、ディジタル方式に移行しつつある。
例えば、米国や欧州では、既に地上波ディジタル放送が開始されており、日本においても、2000年12月からBSディジタル放送が開始され、2003年からは、地上波ディジタル放送が開始される予定になっている。
【0003】
また、上述のようなテレビジョン放送のディジタル化に伴い、その受信側の録画装置についても、これまでのアナログビデオテープレコーダーから、ディジタルビデオテープレコーダー等に移行しつつある。
【0004】
また、これまで主にコンピュータ用の蓄積手段として用いられてきたハードディスクを、テレビジョン放送データを記録(録画)するための蓄積手段として用いる方式や装置或いはシステム等が提案されている。
例えば、特開平7−264529号等には、ビデオテープレコーダーにおいて、シーケンシャルレコーディングを行う記録媒体の換わりに、ランダムアクセス可能な半導体メモリ又はディスク等を用いることで、ある番組のテレビジョン放送データの記録(録画)中に、所望するタイミングで録画番組の再生を開始するタイムシフトや、番組録画がある程度進んだ段階で、録画番組を最初から現在録画中の位置まで早送り再生する遅延再生等の特殊再生を可能とする装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような再生機能を有する従来のテレビジョン放送の処理装置では、実際の番組放送のペースを超えて再生することはできなかった。
このため、例えば、深夜11時30分から2時間に渡り、その日に開催された自動車レースの番組が放送される場合、当該番組のテレビジョン放送データを受信して録画しながら、これを早送り再生することで、当該番組を30分で観終わる、ということは不可能であった。
【0006】
したがって、従来では、番組の編集に要する時間や、番組編成プランの制約等から、深夜の時間帯に放送される番組や、その結果のみを早く知りたい番組等の視聴、或いはユーザ(視聴者)が何らかの事情で早く見終わってしまいたい等のユーザからの要求を満たすことができなかった。
【0007】
そこで、本発明は、通常の速度で送信されたテレビジョン放送データと、当該通常の速度よりも高速で送信されたテレビジョン放送データとを、可及的に適切に処理できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的下において、本発明のテレビジョン放送処理装置は、通常のテレビジョン放送データと、通常のテレビジョン放送データとして送信されるよりも速い速度で送信される高速テレビジョン放送データとをそれぞれ受信可能なテレビジョン放送処理装置であって、送信装置から送信されるテレビジョン放送データを受信する受信手段と、ユーザによって選択されたチャンネルを選局する選局手段と、前記選局手段によって選局されたチャンネルのテレビジョン放送データであって、前記受信手段で受信されたテレビジョン放送データを取得し、当該チャンネルのテレビジョン放送データが、前記高速テレビジョン放送データであるか、それとも前記通常のテレビジョン放送データであるかを当該テレビジョン放送データに含まれる識別情報に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記受信されたテレビジョン放送データが、高速テレビジョン放送データである場合には、当該高速テレビジョン放送データを記憶部に保存し当該記憶部に保存された高速テレビジョン放送データを所望の速度で読み出して復号する制御を行い、前記受信されたテレビジョン放送データが、通常のテレビジョン放送データである場合には、当該通常のテレビジョン放送データを前記記憶部に保存せずに表示部に出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明のテレビジョン放送処理装置の制御方法は、通常のテレビジョン放送データと、通常のテレビジョン放送データとして送信されるよりも速い速度で送信される高速テレビジョン放送データとをそれぞれ受信可能なテレビジョン放送処理装置の制御方法であって、送信装置から送信されるテレビジョン放送データを受信する受信ステップと、ユーザによって選択されたチャンネルを選局する選局ステップと、前記選局ステップによって選局されたチャンネルのテレビジョン放送データであって、前記受信ステップで受信されたテレビジョン放送データを取得し、当該チャンネルのテレビジョン放送データが、前記高速テレビジョン放送データであるか、それとも前記通常のテレビジョン放送データであるかを当該テレビジョン放送データに含まれる識別情報に基づいて判定する判定ステップと、前記判定ステップでの判定の結果、前記受信されたテレビジョン放送データが、高速テレビジョン放送データである場合には、当該高速テレビジョン放送データを記憶部に保存し当該記憶部に保存された高速テレビジョン放送データを所望の速度で読み出して復号する制御を行い、前記受信されたテレビジョン放送データが、通常のテレビジョン放送データである場合には、当該通常のテレビジョン放送データを前記記憶部に保存せずに表示部に出力する制御を行う制御ステップと、を有することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0038】
[第1の実施の形態]
本発明は、例えば、図1に示すようなテレビジョン放送送受信システム100に適用される。
尚、上記図1において、実線はデータ線を表し、破線は制御線を表している。
【0039】
<テレビジョン放送送受信システム100の全体構成>
テレビジョン放送送受信システム100は、上記図1に示すように、送信装置200と受信装置300を含む構成としている。
【0040】
送信装置200は、HD(高精細)放送用の信号とSD(標準精細度)放送用の信号をそれぞれ20Mbpsと6Mbps前後のビットレートに圧縮符号化し、これらの伝送用の帯域としてそれぞれ24スロット、6スロット(1スロットは1.08Mbpsの伝送容量)が割り当てられていることから、HD放送用の帯域を使用して、SD放送用に符号化された特定のチャンネル或いは番組のテレビジョン放送信号をN(例えば、“4”)倍で高速送信する。
【0041】
特に、送信装置200は、テレビジョン放送信号に多重化されるPSI(番組サービス情報)に対して、特定の放送チャンネル若しくは番組が早送り再生可能であること(高速送信により早送り再生可能であること)をユーザ(視聴者)に知らしめることが可能な情報を付加し、符号化時のビットレートよりも広帯域のスロットを割り当てて高速に送信する。
【0042】
一方、受信装置300は、送信装置200からのテレビジョン放送信号を受信して、そのPSIから得られる情報から、受信したテレビジョン放送に含まれる特定の放送チャンネル若しくは番組が早送り再生可能であるか否かを判別し、この判別結果をユーザ(視聴者)に対して知らしめると共に、当該特定チャンネル若しくは番組をユーザが視聴するものとして選択した場合に、当該特定チャンネル若しくは番組のデータを、ランダムアクセス可能な記憶部306に格納しながら高速に再生する。
【0043】
すなわち、本実施の形態では、送信装置200は、高速送信する特定チャンネル若しくは番組に対応するPSI(番組サービス情報)に対して、当該特定チャンネル若しくは番組が高速送信されることを示す情報を付加して(盛り込んで)送信する。
受信装置300は、送信装置200から受信したテレビジョン放送信号をデマルチプレクスして取得したPSIから、ユーザから選択されたチャンネル若しくは番組(特定チャンネル若しくは番組)が高速送信されたか否かを判断し、この判断結果に基づいて、当該特定チャンネル若しくは番組のデータを、ハードディスク等のランダムアクセス可能な記憶部306に記憶する。
【0044】
尚、受信装置300において、通常のテレビジョン放送のチャンネル若しくは番組の受信の場合、当該チャンネル若しくは番組のデータは、ハードディスク等の記憶部306には記憶させず、バッファ305へ一旦格納後、直ちに復号化して送信する。また、EPG(電子プログラムガイド)等を構成する場合にも、ユーザ(視聴者)が通常のテレビジョン放送と区別できるようにする。
【0045】
上述のような構成により、ユーザ(視聴者)は、送信装置200から高速配信されたテレビジョン放送の番組を録画しながら、これを早送り再生して視聴することが可能となる。また、受信テレビジョン放送の番組のデータが、一旦ランダムアクセス可能な記憶部306に記憶されるため、ユーザ(視聴者)は、録画番組を早送りしながら視聴した後に、再度通常の速度で再生することも可能となる。
【0046】
<送信装置200の構成及び動作>
送信装置200は、上記図1に示すように、符号化処理部201、データグループ化処理部202、パケット化処理部203、PSIパケット生成処理部204、マルチプレクサ処理部205、エラー訂正符号挿入処理部206、変調処理部207、及びアンテナ208を含んでいる。
【0047】
送信装置200において、まず、符号化処理部201、データグループ化処理部202、及びパケット化処理部203について、図2を用いて説明すると、符号化処理部202は、処理対象のビデオ信号(原映像信号)に対して、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2に従った圧縮符号化処理を施し、例えば、SD(標準精細度)放送用であれば4〜6Mbps程度の、HD(高精細度)放送用であれば18〜24Mbps程度のビットレートの符号化データを生成する。
【0048】
具体的には、上記図2(a)及び(b)に示すように、符号化処理部201、符号化前の1フレーム単位の原映像信号20a,20b,20c,・・・を、可変長のES(Elementary Stream)21a,21b,21c,・・・に符号化する。
【0049】
尚、オーディオデータの符号化の場合、CS(通信衛星)ディジタル放送用であるのか、或いはBS(放送衛星)ディジタル放送用であるかによって、それぞれ符号化方式が異なる。したがって、CS(通信衛星)ディジタル放送用の場合、オーディオデータをMPEG−1Layer−3方式に従って48Kbps程度のビットレートに符号化し、一方、BS(放送衛星)ディジタル放送用である場合、オーディオデータをAAC(Advanced Audio Coding)方式に従って48Kbps程度のビットレートに符号化する。
【0050】
データグループ化処理部202は、上記図2(c)に示すように、符号化処理部201により得られたES21a,21b,21c,・・・を、可変長のPES(Packetized Elementary Stream)22a/23a,22b/23b,22c/23c,・・・にパケット化する。
【0051】
PES22a/23a,22b/23b,22c/23c,・・・を構成するパケット22x/23x(x:a,b,c,・・・)はそれぞれ、ヘッダ22xとペイロード23xを含み、ヘッダ22xには、PTS(Presentation Time Stamp)等のコンポーネントの属性を示す情報が含まれる。
【0052】
パケット化処理部203は、上記図2(d)に示すように、データグループ化処理部202により得られたPES22a/23a,22b/23b,22c/23c,・・・を、伝送用パケットであるTS(Transport Stream)24a/25a,24b/25b,・・・に変換する。
【0053】
TS24a/25a,24b/25b,・・・を構成するパケット24x/25x(x:a,b,c,・・・)はそれぞれ、上記図2(d)に示すように、188バイトの固定長のものであり、4バイトの固定長のヘッダ24xと、ビデオデータやオーディオデータであるペイロード25xとから構成される。
【0054】
ヘッダ24xは、上記図2(e)に示すように、周期バイト26、トランスポート誤りインディケータ27、ペイロードユニットスタートインディケータ28、トランスポート優先度29、PID(パケットID)30、トランスポートスクランブリング制御31、アダプテーションフィールドコントロール32、連続性カウンター33、及び可変長のアダプテーションフィールド34を含んでいる。
ヘッダ24xにおいて、PID30は、パケットの識別のための13ビットの番号であり、TS24a/25a,24b/25b,・・・全体から必要なパケットを特定する際に用いられる。
【0055】
PSIパケット生成処理部204は、以下に説明するようなPSIをTSパケット化したものを、マルチプレクサ処理部205に対して出力する。
【0056】
PSIは、番組配列情報に相当するものであり、例えば、図3に示すような各種テーブルが規定されている。
尚、PSIについては、「ARIB(電波産業界)STD−B10 第2部 第5章」等に詳述されているため、ここではその詳細な説明は省略する。
【0057】
PSIの信号は、セクションと呼ばれる信号構成に従って、TSパケット中のペイロードに配置して伝送される。
【0058】
PSIで規定されているテーブルのうち(上記図3参照)、PAT(Program Association Table)は、番組配列に関連するPMT(Program Map Table)を伝送するTSパケットのPID(Packet ID)を指定し、PMTは、放送番組を構成する各符号化データを伝送するTSパケットのPIDを指定する。
【0059】
また、NIT(Network Infomation Table)は、複数のTSを含むネットワークの情報を提供し、ネットワーク全体で行われている様々なサービス及び伝送路の緒元を示している。
【0060】
図4は、NITのデータ構造を示したものである。
上記図4では、NITのセクションに対して、2つの記述子(ディスクリプタ)が存在し、これらのディスクリプタのうち、同図下線に示すディスクリプタ(記述子)は、サービスリスト記述子であり、サービス識別及びサービス形式種別によるサービスの一覧を提供する。
【0061】
図5は、サービスリスト記述子の構造を示したものである。
上記図5におけるサービスIDは、TS内の情報サービスをユニークに識別し、また、対応するPMT内の放送番組番号識別(Program_number)に等しい。さらに、サービスタイプについては、例えば、図6に示すようなサービスの種類(ディジタルTVサービスやデータサービス等)を表す。
【0062】
本実施の形態では、特定のチャンネル若しくは番組が早送り再生可能であることを示す情報をPSIに盛り込むが、例えば、上述したNITのサービスリスト記述子内のサービスタイプとして新たなサービス(例えば、ディジタルTVサービスであり、且つ早送り再生可能なサービス)として、現在未定義となっている部分、若しくは事業者定義の部分に定義することを想定している。もちろん、当該特定のチャンネル若しくは番組が早送り再生可能であることを示す情報は、受信装置300が、その格納場所を認識している(対応させている)限り、PSIの他の部分に盛りこんでもよい。例えば、EIT(Event Information Table)の矩形イベント記述子の番組説明の部分に設定してもよいし、その他の任意の部分に設定することも可能である。
【0063】
マルチプレクサ処理部205に対しては、上述のようにして、パケット化処理部203により得られたTS(Transport Stream)24a/25a,24b/25b,・・・(上記図2(d)参照、TSパケット化されたビデオデータ及びオーディオデータ)、及びPSIパケット生成処理部204により得られたTS(PSIに対して、特定のチャンネル若しくは番組が早送り再生可能であることを示す情報が設定されたTS)が供給される。
マルチプレクサ処理部205は、これらの供給されたTSをパケット多重する。
【0064】
エラー訂正符号挿入処理部206は、マルチプレクサ処理部205により得られた多重化データに対して、エラー訂正用の符号を付加する。
変調処理部207は、エラー訂正符号挿入処理部206の処理後データを、アンテナ208を介した伝送路に対して適した方式に変調及び増幅した後、これをテレビジョン放送データとして、アンテナ208から送出する。
【0065】
<受信装置300の構成及び動作>
受信装置300は、上記図1に示すように、アンテナ301、復調処理部302、エラー訂正処理部303、デマルチプレクサ処理部304、バッファ305、記憶部306、復号処理部307、リモートコントローラ(以下、単に「リモコン」と言う)308、及び制御処理部309を含んでいる。
【0066】
受信装置300において、まず、アンテナ301は、送信装置200から送信されたテレビジョン放送を受信する。
このとき、制御処理部309は、アンテナ301で受信すべきチャンネルの情報(周波数やTS_ID等)を取得し、この取得情報に基づき、チューナ(不図示)を介して、アンテナ301での受信周波数の切り替えを制御する。
【0067】
復調処理部303は、アンテナ301で受信された目的とするチャンネルのデータを復調する。
エラー訂正処理部304は、復調処理部303による処理後のデータに対して、エラー訂正処理を施す。
【0068】
デマルチプレクサ処理部304は、エラー訂正処理部304による処理後のデータ、すなわちビデオデータ、オーディオデータ、及びPSI等が多重化されたTSのデマルチプレックスを行う。
また、これと同時にデマルチプレクサ処理部304は、ユーザ(視聴者)が選択したチャンネル若しくは番組が早送り可能か否かの情報を、制御処理部309から取得し、この取得情報に基づいて、デマルチプレックス後のデータの出力先を記憶部306とバッファ305で切り替える。
【0069】
上記図3に示したPIDで指定される各種PSIセクションが、デマルチプレクサ処理部304によりフィルタリングされることで、EPG(電子プログラムガイド)を構成するために必要な情報、及び本実施の形態に係る早送り再生可能なチャンネル若しくは番組を示す情報が取得され、これらの情報が制御処理部309に対して出力される。
【0070】
したがって、通常の番組受信の場合、デマルチプレクサ処理部304により、当該番組のビデオデータ及びオーディオデータは、バッファ305に対して出力される。
復号化処理部307は、バッファ305へのデータ出力がなされると直ちに、当該データを復号して出力する。
【0071】
一方、本実施の形態に係る早送り可能な番組受信の場合、デマルチプレクサ処理部304により、当該番組のビデオデータ及びオーディオデータは、ランダムアクセス可能な記憶部306に対して出力され保存される。
複号化処理部307は、制御処理部309からの制御に従って、記憶部306に保存されたデータを、所望のスピードで読み出して復号する。
【0072】
ここで、複号化処理部307において実行される復号処理には、通常のスピードで実行される復号処理と、早送りのために復号対象のデータ信号を間引きながら実行する復号処理とがある。
後者のデータを間引きながら実行する復号処理の方法としては、例えば、対象データ(ビデオデータ)に含まれるB(双方向予測)ピクチャを復号しない方法等を適用可能であるが、他の任意の方法をも適用可能である。また、早送りのスピードがさらに高速の場合、例えば、その速度に合わせて、上記Bピクチャに加えてP(前方向予測)ピクチャ及びI(イントラ)ピクチャをも間引くようにしてもよい。
【0073】
尚、復号化処理部307で実行する復号処理方法の切り替えは、制御処理部309により制御される。また、復号化処理部307は、受信装置200の符号化処理部201で用いられた符号化方式に対応する処理(当該符号化方式に従った符号化処理と反対の処理)、すなわちビデオデータの復号であれば、可変長復号化、逆量子化、逆DCT、及び動き補償等のような、MPEG−2に従った復号化処理を実行するものとする。また、送信装置200から高速に送信されてきたチャンネル若しくは番組のデータは、受信装置300において、ランダムアクセス可能な記憶部306に一旦保存されるため、ユーザ(視聴者)は、記憶部306内のデータ(録画データ)を早送りしながら再生した後、再度通常の速度で視聴することが可能である。
【0074】
制御処理部309は、ユーザ(視聴者)からリモコン308を介してEPG表示要求を受けた場合、デマルチプレクサ処理部304から取得したPSI情報に基づいて、EPG画面を構成し、このEPG画面と、復号化処理部307で得られたビデオ信号に従った画面とを切り替えて、表示部310で表示する。
EPG画面の構成の際、制御処理部309は、詳細は後述する早送り再生可能なチャンネル若しくは番組であるか否かの判定結果により、早送り再生可能なチャンネル若しくは番組の場合、詳細は後述するが、通常番組と視聴者が区別できるようなEPG画面を構成する。
【0075】
また、制御処理部309は、視聴者からチャンネル若しくは番組の選択要求を受けた場合、当該チャンネルを受信するために必要な情報(チャンネル周波数、TS_ID、ビデオのPID、及びオーディオのPID等の情報)を、チューナー部(不図示)に供給する。
このとき、例えば、チャンネル番号と、当該チャンネルを受信するために必要な情報とをテーブル化して保持しておき、PAT及びPMTの参照処理をスキップするように構成すれば、チャンネル切替を高速化することができる。
【0076】
また、制御処理部309は、ユーザから選択されたチャンネル若しくは番組が、通常速度で再生するチャンネル若しくは番組であるか、或いは早送り再生可能なチャンネル若しくは番組であるかの判別結果に基づいて、上述したデマルチプレクサ処理部304を制御することで、ビデオデータ及びオーディオデータをバッファ305又は記憶部306に対して出力させ、さらに、復号化処理部307を制御することで、上述したような復号処理を実行せしめる。
【0077】
すなわち、制御処理部309は、視聴者が早送り再生可能なチャンネル若しくは番組を選択した場合、例えば、視聴者が早送り要求をするまでは通常速度で復号して出力し、早送り要求を受け付けると、上述したような方法でデータを間引きながら復号して出力せしめる。
【0078】
ここで、制御処理部309で実行される、通常番組と早送り可能番組の判定方法について具体的に説明する。
制御処理部309は、送信装置200のPSIパケット生成処理部204によりPSIに対して設定された情報、すなわち上述したように、例えば、NITのサービスリスト記述子内のサービスタイプ、若しくはEITの矩形イベント記述子の番組説明部分に反映された情報等の情報をチェックすることで、通常番組と早送り可能番組の判定を行なう。
【0079】
また、早送り可能なチャンネル若しくは番組を、EPG画面上で視聴者に知らしめるための構成例、及びこのときの番組プランの一例について、図7を用いて説明する。
【0080】
例えば、100チャンネル及び101チャンネルは通常放送であり、102チャンネルは早送り可能な放送であるとすると、まず、上記図7(a)に示すEPG画面の一例では、早送り可能な102チャンネルについて、同図に示すように“米印:※”を付加する。
【0081】
また、例えば、1つの102チャンネルの中に早送り可能な番組と通常の番組が混在している場合、上記図7(b)に示すように、102チャンネルの中で、早送り可能な番組「F1グランプリ第5戦」に対して、同図に示すように“米印:※”を付加する。
【0082】
尚、上記図7(a)及び(b)に示したような、早送り可能なチャンネル若しくは番組を識別するための印(“米印:※”等)については、ユーザ(視聴者)は、この印が早送り可能なチャンネル若しくは番組を示す印であることを認識しているものとする。
また、EPG画面上に対して、早送り可能なチャンネル若しくは番組を識別するための印(“米印:※”等)を表示する構成に限られることはなく、例えば、専用のアイコン画像を表示する、或いはビープ音等を出力する構成により、早送り可能なチャンネル若しくは番組をユーザ(視聴者)に対して提示するようにしてもよい。例えば、上記図7(a)の例では、102チャンネルが早送り可能な専用チャンネルとなるため、全ての番組が早送り可能な番組として放送される。
【0083】
上述した本実施の形態によれば、例えば、図8(a)及び(b)に示すように、2時間の番組を最初から最後まで4倍で早送りして30分で観終えたり、或いは同図(c)に示すように、2時間の番組の最初の10分と最後の10分を通常の速度で再生し、その間の100分を4倍で25分で観終えたり、或いは同図(e)に示すように、100分を10倍で10分で観終えることも可能となる。
具体的には例えば、夜中の12時から1時まで放送される番組を、12時15分までに、早送りしながら観終えることができる。
【0084】
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、送信装置200において、PSIに対して、特定のチャンネル若しくは番組が早送り可能である情報を反映させる構成とした。
これに対して本実施の形態では、送信装置200においてPSIには手を加えず、受信装置300のデマルチプレクサ処理部304において、ユーザ(視聴者)が視聴選択したチャンネル若しくは番組のデータが送信装置200から送信されてくる速度により、ユーザ(視聴者)が視聴選択したチャンネル若しくは番組が高速に伝送されてきたことを判別する。
【0085】
尚、ここでは説明の簡単のため、第1の実施の形態と異なる構成及び動作についてのみ、具体的に説明する。
【0086】
<送信装置200の構成及び動作>
送信装置200は、特定のチャンネル若しくは番組のテレビジョン放送データを、符号化時のビットレートよりも広帯域のスロットを割り当てて高速に送信する。
【0087】
尚、送信装置200において、符号化処理部201、データグループ化処理部292、パケット化処理部203、マルチプレクサ処理部205、エラー訂正符号挿入処理部206、変調処理部207、及びアンテナ208の構成及び動作については、第1の実施の形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
【0088】
PSIパケット生成処理部204は、第1の実施の形態とは異なり、通常のチャンネル若しくは番組と同様のPSIを生成してTSパケット化する。
マルチプレクサ処理部205は、PSIパケット生成処理部204で得られた上記のTSと、パケット化処理部203で得られたTSとを多重化する。
【0089】
<受信装置300の構成及び動作>
受信装置300は、送信装置200から送信されてきたテレビジョン放送データを受信し、デマルチプレクサ処理部304により、ユーザ(視聴者)が視聴選択したチャンネル若しくは番組のデータが送信されてくる速度から、当該データが高速に送信されてきたことを認識した場合、ユーザ(視聴者)に対して、当該チャンネル若しくは番組が早送り可能であることを知らしめる共に、当該チャンネル若しくは番組のデータを、ランダムアクセス可能な記憶部306に格納しながら高速に再生する。
【0090】
尚、受信装置300において、通常放送のチャンネル若しくは番組のデータの受信時の場合、当該データは、記憶部306には記憶せずに、バッファ305に一旦蓄積し、直ちに符号化して出力する。
【0091】
したがって、本実施の形態においても、ユーザ(視聴者)に対して、当該チャンネル或いは番組が早送り可能であることを知らしめる情報を、例えば、画面上に表示することで、ユーザ(視聴者)は、当該チャンネル或いは番組を早送り再生しながら視聴することが可能となる。
また、当該チャンネル或いは番組のデータを、一旦ランダムアクセス可能な記憶部306に記憶するため、ユーザは、これを早送りしながら視聴した後に、再度通常の速度で再生して視聴することも可能となる。
【0092】
以下、本実施の形態における受信装置300について具体的に説明する。
尚、受信装置300において、アンテナ301、復調処理部302、及びエラー訂正処理部303については、第1の実施の形態における構成及び動作と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
【0093】
まず、デマルチプレクサ処理部304は、ビデオ、オーディオ、及びPSI等が多重化されたTSのデマルチプレックスを行うと共に、ユーザ(視聴者)から選択されたチャンネル若しくは番組が早送り可能であるか否かについての判定を行い、この判定結果に基づいて、当該チャンネル若しくは番組の出力先を、記憶部306とバッファ305で切り替える。
【0094】
ここで、各種のPSIセクションは、デマルチプレクサ処理部304によりフィルタリングされ、EPGを構成するために必要な情報が取得され、制御処理部309に対して出力される。
【0095】
上述のデマルチプレクサ処理部304により、通常の放送のチャンネル若しくは番組のデータの場合、当該データ(ビデオデータ、オーディオデータ)は、バッファ305に対して出力され、直ちに復号化処理部307により復号されて出力される。
【0096】
一方、本実施の形態にかかる早送り可能なチャンネル或いは番組のデータの場合、当該データ(ビデオデータ、オーディオデータ)は、ランダムアクセス可能な記憶部306に対して出力され保存される。
この場合、復号化処理部307は、制御処理部309からの制御に従って、記憶部306に保存されたデータを該当するスピードで読み出して復号する。
【0097】
復号化処理部307で実行される復号処理には、通常のスピードで実行される復号処理と、早送りのために復号対象のデータを間引きながら実行する復号処理とがある。復号対象のデータを間引きながら実行する復号処理の方法については、第1の実施の形態で説明した通りである。
【0098】
ここで、デマルチプレクサ処理部304で実行される、ユーザ(視聴者)が選択したチャンネル若しくは番組が早送り可能であるか否かの判定処理方法の一例について説明する。
【0099】
例えば、上記図2(e)に示したTSヘッダには、各フレームの先頭毎に、アダプテーションフィールド34が存在し、このアダプテーションフィールド34付きのTSヘッダが入力する頻度、すなわち各フレームの境界が発生するタイミングが速い場合、このチャンネル若しくは番組のデータが通常よりも高速に送信されてきたと判断することができる。
すなわち、デマルチプレクサ処理部304は、処理対象のTSにおいて、アダプテーションフィールド34付きのTSヘッダを検出し、この検出結果(フレームの切れ目が発生する周期)により、ユーザ(視聴者)が選択したチャンネル若しくは番組が早送り再生可能であるか否かの判定を行う。
【0100】
尚、TSを構成するチャンネル或いは番組のデータが、HD或いはSDの何れの解像度によるデータであっても、それぞれの送信帯域(スロット数)が調整されるため、画像によっては圧縮された符号が可変長であることを考慮しても、各フレームの境界が来るタイミングに(N倍というオーダーで)差異は無い。
【0101】
具体的には例えば、図9(a)は通常のTSを示したものであり、同図(b)は本実施の形態に係る高速送信されたTSを示したものである。
【0102】
まず、上記図9(a)に示すように、通常のTSにおいて、TSヘッダ35がアダプテーションフィールド付きのヘッダである場合、これに続くペイロード36の後には、アダプテーションフィールドの無いTSヘッダ37が続き、次フレームの先頭のTSヘッダ38まで、アダプテーションフィールドの存在するTSヘッダは無い。
【0103】
一方、上記図9(b)に示すように、本実施の形態に係る高速送信されたTSでは、短い周期で次のアダプテーションフィールドの存在するTSヘッダ39が到着(入力)することになる。
例えば、4倍の速さ(帯域)でTSが送信された場合、アダプテーションフィールド付きのTSヘッダの到着周期も4倍になるため、容易に、高速送信されたTSであることを判定できる。
【0104】
また、他の判定方法としては、例えば、TSをPESに変換した後、1フレームを構成単位長とするPESヘッダの到着速度(頻度)を検出し、この検出結果から、高速送信されたTSであることを判定する方法も挙げられる。
【0105】
制御処理部309は、ユーザ(視聴者)からリモコン308を介してEPG表示要求を受けた場合、デマルチプレクサ処理部304から取得したPSI情報に基づいて、EPG画面を構成し、このEPG画面と、復号化処理部307で得られたビデオ信号に従った画面とを切り替えて、表示部310で表示する。
EPG画面の構成の際、制御処理部309は、上述したデマルチプレクサ処理部304による早送り再生可能なチャンネル若しくは番組の判定結果により、早送り再生可能なチャンネル若しくは番組の場合、第1の実施の形態と同様にして、通常番組と視聴者が区別できるようなEPG画面を構成する。
【0106】
また、制御処理部309は、視聴者からチャンネル若しくは番組の選択要求を受けた場合、当該チャンネルを受信するために必要な情報(チャンネル周波数、TS_ID、ビデオのPID、及びオーディオのPID等の情報)を、チューナー部(不図示)に供給する。
【0107】
また、制御処理部309は、ユーザから選択されたチャンネル若しくは番組が、通常速度で再生するチャンネル若しくは番組であるか、或いは早送り再生可能なチャンネル若しくは番組であるかの判別結果に基づいて、上述したデマルチプレクサ処理部304を制御することで、ビデオデータ及びオーディオデータをバッファ305又は記憶部306に対して出力させ、さらに、復号化処理部307を制御することで、上述したような復号処理を実行せしめる。
【0108】
すなわち、制御処理部309は、視聴者が早送り再生可能なチャンネル若しくは番組を選択した場合、例えば、視聴者が早送り要求をするまでは通常速度で復号して出力し、早送り要求を受け付けると、第1の実施の形態で述べたような方法でデータを間引きながら復号して出力せしめる。
【0109】
尚、本発明の目的は、第1及び第2の実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、第1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0110】
図10は、上記コンピュータの機能600を示したものである。
コンピュータ機能600は、上記図10に示すように、CPU601と、ROM602と、RAM603と、キーボード(KB)609のキーボードコントローラ(KBC)605と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)610のCRTコントローラ(CRTC)606と、ハードディスク(HD)611及びフレキシブルディスク(FD)612のディスクコントローラ(DKC)607と、ネットワーク620との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)608とが、システムバス604を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0111】
CPU601は、ROM602或いはHD611に記憶されたソフトウェア、或いはFD612より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス604に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU601は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM602、或いはHD611、或いはFD612から読み出して実行することで、第1及び第2の実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0112】
RAM603は、CPU601の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC605は、KB609や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC606は、CRT610の表示を制御する。
DKC607は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第1及び第2の実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD611及びFD612とのアクセスを制御する。
NIC608は、ネットワーク620上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
【0113】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、通常の速度で送信されたテレビジョン放送データと、当該通常の速度よりも高速で送信されたテレビジョン放送データとを、可及的に適切に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用したテレビジョン放送送受信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記テレビジョン放送送受信システムにおいて、テレビジョン放送信号のパケット化について説明するための図である。
【図3】上記テレビジョン放送送受信システムの送信装置で生成されるPSIについて説明するための図である。
【図4】上記PSIで規定されているNITについて説明するための図である。
【図5】上記NITのサービスリストディスクリプタについて説明するための図である。
【図6】上記NITのサービスタイプについて説明するための図である。
【図7】上記テレビジョン放送送受信システムの受信装置で表示されるEPG画面の一例について説明するための図である。
【図8】上記受信装置で可能となる視聴方法の一例について説明するための図である。
【図9】第2の実施の形態の上記受信装置において、早送り可能なチャンネル或いは番組の判定方法について説明するための図である。
【図10】上記テレビジョン放送送受信システムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 テレビジョン放送送受信システム
200 送信装置
201 符号化処理部
202 データグループ化処理部
203 パケット化処理部
204 PSIパケット生成処理部
205 マルチプレクサ処理部
206 エラー訂正符合挿入処理部
207 変調処理部
208 アンテナ
300 受信装置
301 アンテナ
302 復調処理部
303 エラー訂正処理部
304 デマルチプレクサ処理部
305 バッファ
306 記憶部
307 復号化処理部
308 リモートコントローラ(リモコン)
309 制御処理部
310 表示部

Claims (4)

  1. 通常のテレビジョン放送データと、通常のテレビジョン放送データとして送信されるよりも速い速度で送信される高速テレビジョン放送データとをそれぞれ受信可能なテレビジョン放送処理装置であって、
    送信装置から送信されるテレビジョン放送データを受信する受信手段と、
    ユーザによって選択されたチャンネルを選局する選局手段と、
    前記選局手段によって選局されたチャンネルのテレビジョン放送データであって、前記受信手段で受信されたテレビジョン放送データを取得し、当該チャンネルのテレビジョン放送データが、前記高速テレビジョン放送データであるか、それとも前記通常のテレビジョン放送データであるかを当該テレビジョン放送データに含まれる識別情報に基づいて判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、前記受信されたテレビジョン放送データが、高速テレビジョン放送データである場合には、当該高速テレビジョン放送データを記憶部に保存し当該記憶部に保存された高速テレビジョン放送データを所望の速度で読み出して復号する制御を行い、前記受信されたテレビジョン放送データが、通常のテレビジョン放送データである場合には、当該通常のテレビジョン放送データを前記記憶部に保存せずに表示部に出力する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とするテレビジョン放送処理装置。
  2. 前記識別情報は、テレビジョン放送データに含まれる番組サービス情報として前記テレビジョン放送データに付加された情報であり、
    前記判定手段は、前記選局手段で選局されたチャンネルのテレビジョン放送データであって、前記受信手段で受信されたテレビジョン放送データに付加された番組サービス情報を取得し、当該番組サービス情報に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送処理装置。
  3. 通常のテレビジョン放送データと、通常のテレビジョン放送データとして送信されるよりも速い速度で送信される高速テレビジョン放送データとをそれぞれ受信可能なテレビジョン放送処理装置の制御方法であって、
    送信装置から送信されるテレビジョン放送データを受信する受信ステップと、
    ユーザによって選択されたチャンネルを選局する選局ステップと、
    前記選局ステップによって選局されたチャンネルのテレビジョン放送データであって、前記受信ステップで受信されたテレビジョン放送データを取得し、当該チャンネルのテレビジョン放送データが、前記高速テレビジョン放送データであるか、それとも前記通常のテレビジョン放送データであるかを当該テレビジョン放送データに含まれる識別情報に基づいて判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定の結果、前記受信されたテレビジョン放送データが、高速テレビジョン放送データである場合には、当該高速テレビジョン放送データを記憶部に保存し当該記憶部に保存された高速テレビジョン放送データを所望の速度で読み出して復号する制御を行い、前記受信されたテレビジョン放送データが、通常のテレビジョン放送データである場合には、当該通常のテレビジョン放送データを前記記憶部に保存せずに表示部に出力する制御を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とするテレビジョン放送処理装置の制御方法。
  4. 前記識別情報は、テレビジョン放送データに含まれる番組サービス情報として前記テレビジョン放送データに付加された情報であり、
    前記判定ステップでは、前記選局ステップで選局されたチャンネルのテレビジョン放送データであって、前記受信ステップで受信されたテレビジョン放送データに付加された番組サービス情報を取得し、当該番組サービス情報に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン放送処理装置の制御方法。
JP2002012935A 2002-01-22 2002-01-22 テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法 Expired - Fee Related JP4366038B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002012935A JP4366038B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法
US10/339,287 US7907220B2 (en) 2002-01-22 2003-01-10 Television broadcasting system
DE60317385T DE60317385T2 (de) 2002-01-22 2003-01-21 Fernsehrundfunksystem
EP03250350A EP1330122B1 (en) 2002-01-22 2003-01-21 Television broadcasting system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002012935A JP4366038B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003219340A JP2003219340A (ja) 2003-07-31
JP2003219340A5 JP2003219340A5 (ja) 2005-06-16
JP4366038B2 true JP4366038B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=27650011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002012935A Expired - Fee Related JP4366038B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4366038B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1867068A (zh) 1998-07-14 2006-11-22 联合视频制品公司 交互式电视节目导视***及其方法
CN100397899C (zh) 2000-10-11 2008-06-25 联合视频制品公司 提供数据存储到点播媒体传递***中服务器上的***和方法
US7493646B2 (en) 2003-01-30 2009-02-17 United Video Properties, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
US20090025027A1 (en) 2007-07-20 2009-01-22 Michael Craner Systems & methods for allocating bandwidth in switched digital video systems based on interest
US10063934B2 (en) 2008-11-25 2018-08-28 Rovi Technologies Corporation Reducing unicast session duration with restart TV
KR101533699B1 (ko) * 2009-02-25 2015-07-03 삼성전자 주식회사 EPG를 이용한 Control UI 정보 전송 및 처리 장치 및 방법
US8805418B2 (en) 2011-12-23 2014-08-12 United Video Properties, Inc. Methods and systems for performing actions based on location-based rules

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003219340A (ja) 2003-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7924817B2 (en) Receiving apparatus and control method therefor
USRE47054E1 (en) System for digital time shifting and method thereof
US8457478B2 (en) Method and apparatus for receiving, storing, and presenting multimedia programming without indexing prior to storage
US20030093800A1 (en) Command packets for personal video recorder
US8923688B2 (en) Performing personal video recording (PVR) functions on digital video streams
JP2006345169A (ja) デジタルテレビ受信端末装置
JP2005039308A (ja) デジタル放送プログラムの記録方法,再生方法,及びデジタル放送受信機
US8331763B2 (en) Apparatus and method for synchronizing reproduction time of time-shifted content with reproduction time of real-time content
US20030118322A1 (en) Method for replaying a broadcast program in a digital broadcast receiver
KR100405975B1 (ko) Pvr에서의 스트림 점프 방법
US7298966B2 (en) Recording device, recording method, and computer-readable program
JP4357449B2 (ja) 録画再生装置の制御方法
US20070201819A1 (en) Apparatus and method for variable speed playback of digital broadcasting stream
JP4366038B2 (ja) テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法
US7907220B2 (en) Television broadcasting system
US20080317434A1 (en) Information recording/reproducing apparatus
JP2003219367A (ja) テレビジョン放送処理装置、テレビジョン放送処理システム、テレビジョン放送処理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2004193673A (ja) 受信装置及び方法、再生装置及び方法、並びに記録再生装置及び方法
US20080298781A1 (en) Apparatus for recording audio-video data and method of recording audio-video data
JP4763589B2 (ja) 再生装置、および、その再生方法
JP5016335B2 (ja) 再生装置、および、再生方法
JP2008252832A (ja) 受信装置、データストリーム出力装置、放送システム、受信装置の制御方法、データストリーム出力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
KR100312511B1 (ko) 방송 데이터의 저장 및 재생 장치와 그 방법
JP2009194851A (ja) 録画再生装置
KR20030083215A (ko) 디지털 방송 수신기에서의 트릭 플레이 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040910

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees