JPH11143978A - ワークフローシステムにおけるテーブル更新処理方法 - Google Patents

ワークフローシステムにおけるテーブル更新処理方法

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JPH11143978A
JPH11143978A JP31771497A JP31771497A JPH11143978A JP H11143978 A JPH11143978 A JP H11143978A JP 31771497 A JP31771497 A JP 31771497A JP 31771497 A JP31771497 A JP 31771497A JP H11143978 A JPH11143978 A JP H11143978A
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JP31771497A
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Mototsugu Iwasa
元嗣 岩佐
Yoshiyasu Ishiguro
義康 石黒
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム管理者ではない部署の責任者が部下
の状況に応じ、処理案件の振り分け、代行者の指定、処
理案件の新規受付の抑制等を行えるようにする。 【解決手段】 クライアントから、例えば、責任者であ
る課長が更新の問合せをサーバに行うと、課長に属する
部下の未処理案件数がクライアントの画面に表示され、
課長がD氏と未処理案件一覧を指定しサーバに送信する
と、サーバからD氏の案件一覧がクライアントに送信さ
れ、クライアントは未処理案件処理画面を表示し、課長
が案件10と振替を指定しサーバに送信すると、サーバ
から課長に属する部下の振替可能ユーザ一覧がクライア
ントに送信され、クライアントは振替指定画面を表示
し、課長がF氏を指定しサーバに送信すると、サーバは
メモリに登録されている個人情報テーブルにおけるD氏
と案件10をF氏の未処理案件として更新し、案件情報
テーブルにおける案件10の担当者をF氏に更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフローシス
テムに係り、システム管理者以外の特定のユーザが予め
行われたユーザへの処理案件の割り当てを変更可能にす
るワークフローシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークフローシステムではフロー中の各
ノードに種々の部署(部、課等)または個人が割り当て
られている。ノードに部、課が割り当てられている場合
には、その部、課には多くの職員が属しており、これら
各職員にはそれぞれ処理すべき処理案件が事前に割り当
てられており、各職員はこの割り当てにしたがって処理
案件の処理を行っている。そして、一旦行った処理案件
の割り当ての変更は、システム管理者(あるいはシステ
ム管理者と同等の権限を持つ者)しか行うことはできな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ワークフローシステム
においては、ノードに属する或る職員がなんらかの事情
により処理案件の処理ができなくなった場合、あるい
は、各職員間における処理のバラツキとか、或る職員へ
の処理案件の割り当てが多かったりすることにより、各
職員の手持ち処理案件の数に大きなバラツキが生じたよ
うな場合、このバラツキを是正するため処理案件の振り
分けの必要が生ずる。また、部下の職員が急な出張のた
めに不在となった場合、この職員の処理案件を他の職員
に振り分けたり、この職員の処理案件を代行する職員を
指定したり、処理案件の新規受付の抑制等をする必要が
生ずる。さらにまた、人事異動等の組織の変更があった
場合にも、処理案件の振り分け等の必要が生ずる。上記
のようなバラツキの是正などの必要が生じた場合、従来
のワークフローシステムでは、このような是正などの処
理はシステム管理者(あるいはシステム管理者と同等の
権限を持つ者)に依頼しなければならず、部あるいは課
の責任者(部長、課長)による直接の調整はできないと
いう問題があった。本発明の目的は、上記問題を解決す
ることにあり、ワークフローシステムにおいてシステム
管理者ではない部長あるいは課長などの部署の責任者が
部下の状況に応じて、処理案件の振り分け、代行者の指
定、処理案件の新規受付の抑制等を行えるようにするこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ワークフローサーバとワークフロークラ
イアントをネットワークで接続したワークフローシステ
ムにおけるテーブル更新処理方法であって、該ワークフ
ローサーバは組織情報テーブルと個人情報テーブルと案
件情報テーブルを登録したメモリを備え、該ワークフロ
ーサーバは、ワークフロークライアントからの部署の責
任者のテーブル更新の問合せを受信して、前記組織情報
テーブルを参照して該部署の責任者を確認し、該部署の
責任者の属する部署の構成員を取得し、前記個人情報テ
ーブルを参照して該取得した各構成員の未処理案件数を
取得して、該各構成員と該各構成員の未処理案件からな
るユーザのリストを作成し前記ワークフロークライアン
トに送信し、前記ワークフロークライアントは受信した
前記ユーザのリストに基づきワークフロー監視画面を表
示し、該ユーザのリスト上のユーザの指定と要求するテ
ーブル更新処理種別の指定がされたとき該指定されたユ
ーザとテーブル更新処理種別をワークフローサーバに送
信し、前記ワークフローサーバは受信した該指定された
ユーザとテーブル更新処理種別に基づき前記各テーブル
を参照して前記テーブル更新処理種別対応に前記指定さ
れたユーザのデータを生成し、前記ワークフロークライ
アントに送信し、前記ワークフロークライアントは受信
した前記指定されたユーザのデータに基づく画面を表示
し、該データ中の項目が指定されたとき、該指定された
項目をワークフローサーバに送信し、前記ワークフロー
サーバは受信した該項目に基づき前記個人情報テーブル
および/または案件情報テーブルに対して前記指定され
た種別のテーブル更新処理を行うようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、ワークフローシステムの構成を示す
ブロック図である。図1において、ワークフローサーバ
は、ワークフロー制御部とメモリに登録格納された組織
情報、個人情報、案件情報からなり、図示はしていない
が、ワークフローサーバはネットワーク接続装置を備
え、ワークフロー制御部は処理装置とメモリを備え、該
メモリに処理プログラムを格納している。複数のワーク
フロークライアントは、ワークフロー監視制御部と画面
制御部を備え、図示はしていないが、ワークフロークラ
イアントはネットワーク接続装置と処理装置とメモリを
備え、該メモリに処理プログラムを格納しており、実施
例ではワークフロー監視制御部と画面制御部は該処理プ
ログラムに含まれている。上記ワークフローサーバとワ
ークフロークライアントはネットワークを介して接続さ
れている。
【0006】図2は、本発明の実施例における振替処理
の概要を説明するための図面である。(a)は組織階層
図であり、一例として、X部の下に第1課と第2課があ
り、各課に複数の課員が属していることを示している。
(b)はワークフローシステムにおける振替処理の概要
を示し、○印はワークフローシステムにおけるノードを
示し、ノードbはX部2課のノードであり、ノードcは
X部1課のノードである。X部1課のD氏には未処理案
件として案件01,02,……,10の10件があり、
F氏には未処理案件として案件15,16,……,19
の5件がある。X部1課の責任者である第1課長は、D
氏の未処理案件のうちの何件かをF氏の未処理案件とし
て振替することができる。同様にX部2課の責任者であ
る第2課長は、第2課課員間での未処理案件の振替をす
ることができ、また、第1課と第2課の上長であるX部
の部長は、第1課の課員間での未処理案件の振替および
第2課の課員間での未処理案件の振替の両方をすること
ができる。
【0007】図3は、ワークフローサーバのメモリにシ
ステム管理者により登録された組織情報のテーブルであ
る。階層には、X部、第1課、第2課等が登録され、責
任者には、X部は部長のA氏、第1課は第1課長のB
氏、第2課は第2課長のC氏が登録され、構成員には、
X部は、第1課と第2課、第1課はD氏、E氏、F氏、
第2課はG氏、H氏が登録され、上位階層には、第1
課、第2課ともX部が登録されている。
【0008】図4は、ワークフローサーバのメモリにシ
ステム管理者により登録された個人情報のテーブルであ
る。ユーザ名には、A氏〜H氏が登録され、受付状態に
は、E氏に対して受付禁止が、それ以外の人には受付可
能が登録され、代行者には、G氏にのみ代行者としてH
氏が登録され、所属には、各ユーザ毎にその所属する
部、課が登録され、未処理案件リストには、D氏、E
氏、F氏には夫々が持つ未処理案件が登録され、A氏、
B氏、C氏、G氏、H氏には「なし」が登録されてい
る。
【0009】図5は、ワークフローサーバのメモリにシ
ステム管理者により登録された案件情報のテーブルであ
る。案件名には、各未処理案件名が登録され、ユーザ名
には、各案件を割り当てられたユーザ名が登録され、遷
移ユーザリストには、案件についてワークフロー上での
前の段階において処理を担当したユーザのユーザ名が登
録される。例えば、案件03の場合は、現在処理を担当
しているユーザがD氏であり、ワークフロー上での最初
の段階での処理を担当したユーザがG氏であり、次の段
階での処理を担当したユーザがC氏であり、C氏の次の
段階での処理を担当するのが現在のD氏であることを示
している。
【0010】図6は、参照するユーザのリストであり、
部、課等の部署の責任者からの問い合わせ要求に応じ
て、ワークフローサーバのワークフロー制御部が作成す
るリストであり、問い合わせをした責任者のワークフロ
ークライアントに転送、表示されるリストである。図の
例は、第1課長B氏の問い合わせに応じて作成されたリ
ストであり、ユーザ名とそのユーザの持つ未処理案件数
からなる。
【0011】次に、部、課等の部署の責任者からの問い
合わせ要求がワークフロークライアントからワークフロ
ーサーバに転送された場合に、ワークフロークライアン
トとワークフローサーバで行われる処理について、図7
〜図12を参照して説明する。
【0012】図9は、ワークフロークライアントから
部、課等の部署の責任者であるユーザから問い合わせ要
求がワークフローサーバに出されたときのワークフロー
サーバにおける処理と、その処理結果を受け取ったワー
クフロークライアントにおける処理を示すフローチャー
トである。図9に示す処理を以下に説明する。以下の説
明では、問い合わせ要求を出す部、課等の部署の責任者
であるユーザを第1課長のB氏であるとして説明する。 ステップ1(91) ログイン ワークフローシステムにログインする。 ステップ2(92〜96) 前処理(参照するユーザのリスト
の作成) ワークフローサーバのワークフロー制御部は、まず、ユ
ーザ名(B氏)と登録されている図4の個人情報からB
氏の未処理案件数を算出し、図6に示す参照するユーザ
のリストにユーザ名(B氏)とB氏の未処理案件数を登
録する(92)。次に、ユーザ名(B氏)と図4の個人情報
(列ユーザ名と列所属)を用いてB氏の所属する組織名
を取得する。取得して組織名称と図4の組織情報を用い
てその階層の責任者名を取得する。ユーザ名と取得した
責任者名が一致しない場合、このステップを終了する。
一方、取得した責任者名とユーザ名が一致した場合以下
の処理を行なう(93、94)。ユーザ名と責任者名が一致し
た場合には、責任者であるユーザ(B氏)の部下の各ユ
ーザ名と各ユーザの未処理案件を図6の参照するユーザ
のリストに追加するために以下の処理を行なう(95、9
6)。
【0013】まず、取得した組織名称と図3の組織情報
を用いて構成員の一覧を取得する。取得した構成員の一
覧情報は階層とユーザ名で構成されているため(階層が
X部の場合は、構成員が第1課と第2課となる)、それ
ぞれについて、ユーザ名であるか階層名であるか図3と
図4を用いて確認する。ユーザ名である場合には、その
ユーザ名(課員のユーザ名)と図4の個人情報を用いて
現在参照している課員である各ユーザの未処理案件数を
算出する。課員の各ユーザ名と各ユーザの未処理案件数
を図6の参照するユーザのリストに追加する。また、階
層であった場合には、その階層名と図3の組織情報を用
いて、再度、構成員の一覧を取得する。この処理を再起
的に行ない責任者の階層に所属する各ユーザのユーザ名
と各ユーザの未処理案件数を図6の参照するユーザのリ
ストに追加する。これにより前処理は終了し、作成され
た図6の参照するユーザのリストをワークフロークライ
アントに送信する。また、作成された図6の参照するユ
ーザのリストをメモリに格納する。
【0014】ステップ3 ユーザの選択(97) ワークフロークライアントが図6の参照するユーザのリ
ストを受信すると、ワークフロー監視制御部は該ユーザ
のリストを用いて図7に示すワークフロー監視画面情報
を作成して画面制御部に渡し、画面制御部は画面上にワ
ークフロー監視画面を表示する。ユーザ一覧には図6の
ユーザ名を表示し、未処理案件数にはそのユーザの未処
理案件数を表示する。ユーザ(B氏)がユーザ一覧から
操作対象のユーザ名(図の場合、D氏)を選択する。
【0015】ステップ4 コマンドの選択(98) ユーザが選択されると、ワークフロー監視制御部は図7
の未処理案件一覧、属性変更、代行者指定の各ボタンが
活性化する。そこで、ユーザ(B氏)がこれらのボタン
を選択すると、ワークフロー監視制御部は、選択された
ユーザ名と選択された処理の実行要求をワークフローサ
ーバに送信する。
【0016】図10は、図9に示す処理のステップ4に
おいて未処理案件一覧が選択された場合のワークフロー
サーバにおける処理と、その処理結果を受け取ったワー
クフロークライアントにおける処理を示すフローチャー
トである。なお、図9に示す処理のステップ3おいて選
択されたユーザ名をD氏として説明する。
【0017】ステップ1 未処理案件の取得(101) ワークフロー監視制御部から、選択された未処理案件一
覧処理の実行要求がワークフローサーバに送信され、ワ
ークフローサーバが選択された処理である未処理案件一
覧を受信すると、ワークフロー制御部は選択されたユー
ザ名(D氏)と図4の個人情報に基づき、ユーザ(D
氏)の未処理案件のリストを取得する。そして、取得し
たユーザ(D氏)の未処理案件のリストをワークフロー
クライアントに送信する。
【0018】ステップ2 振替案件の選択(102) ワークフロークライアントがユーザ(D氏)の未処理案
件のリストを受信すると、ワークフロー監視制御部は該
ユーザ(D氏)の未処理案件のリストを用いて図7に示
す未処理案件処理画面情報を作成して画面制御部に渡
し、画面制御部は画面上に未処理案件処理画面を表示す
る。表示された未処理案件処理画面から振替える案件
(図の場合、案件10)を選択し、振替ボタンを選択す
る。ワークフロー監視制御部は、選択された案件と選択
された振替処理の実行要求をワークフローサーバに送信
する。
【0019】ステップ3 ユーザの所属組織の取得(10
3) ワークフローサーバが、選択された案件と選択された処
理である振替を受信すると、ワークフロー制御部は、選
択されているユーザ名(D氏)と図4の個人情報から、
ユーザの所属する組織を取得する。
【0020】ステップ4 振替可能ユーザリストの作成
(104) ステップ3で取得したユーザの所属と図3の組織情報を
用いて振替可能ユーザのリストを作成する。図3の責任
者が選択されたユーザ名と一致しなければユーザ(責任
者)の受付状態によって以下の処理を行なう。もしユー
ザ(責任者)の受付状態が受付可能であるならば振替可
能ユーザリストに該ユーザ名を追加する。一方、ユーザ
(責任者)の受付状態が受付禁止であるならば振替可能
ユーザリストに追加しない。責任者が選択されたユーザ
名と一致した場合は、振替可能ユーザリストにユーザ
(責任者)の受付状態によらず追加しない。次に、構成
員について以下の処理を行なう。取得した構成員の一覧
情報は階層とユーザ名で構成されているため、それぞれ
について、ユーザ名であるか階層名であるか図3と図4
を用いて確認する。ユーザ名である場合には、そのユー
ザ名と現在選択されているユーザ名(D氏)が一致する
場合には、次の構成員について処理に移り、ユーザの受
付状態によらず振替可能ユーザリストにユーザを追加し
ない。ユーザ名と現在選択されているユーザ名(D氏)
が一致しない場合には図4の個人情報を用いてユーザの
受付状態を確認する。もしユーザの受付状態が受付可能
であるならば振替可能ユーザリストに追加する。一方ユ
ーザの受付状態が受付禁止であるならば振替可能ユーザ
リストに追加しない。構成員が階層であった場合には、
その階層名と図3の組織情報を用いて、再度、責任者と
構成員の一覧を取得する。この処理を再帰的に行ない振
替可能ユーザリストを作成する。作成されたを振替可能
ユーザリストをワークフロークライアントに送信する。
【0021】ステップ5 振替ユーザの選択(105) ワークフロークライアントが振替可能ユーザリストを受
信すると、ワークフロー監視制御部は該振替可能ユーザ
リストを用いて図7に示す振替指定画面情報を作成して
画面制御部に渡し、画面制御部は画面上に振替指定画面
を表示する。画面に表示された振替可能ユーザ一覧から
振替先ユーザが選択され(図の場合、F氏)、振替が選
択されると、ワークフロー監視制御部は、選択された振
替先ユーザ名(F氏)と選択された振替処理の実行要求
をワークフローサーバに送信する。
【0022】ステップ6 個人情報、案件情報、参照す
るユーザのリストの更新(106)ワークフローサーバが、
上記選択された振替先ユーザ名(F氏)と選択された振
替処理の実行要求を受信すると、ワークフロー制御部
は、現在選択されているユーザ(D氏)、案件(案件1
0)と図4の個人情報を用いて図4のユーザ(D氏)の
未処理案件リストから振替られた案件(案件10)を削
除する。一方、上記振替可能ユーザ一覧から選択された
ユーザ名称(F氏)と、ステップ2で選択された案件
(案件10)と、図4の個人情報を用いて振替可能ユー
ザ一覧から選択されたユーザ(F氏)の未処理案件リス
トに振替られた案件(案件10)を追加する。そして、
ステップ2で選択された案件名称(案件10)と、図5
の案件情報に基づき、図5の案件情報におけるステップ
2で選択された案件名称(案件10)の案件のユーザ名
称を上記振替可能ユーザ一覧から選択されたユーザ名称
(F氏)に変更する。未処理案件の削除・追加が行なわ
れたユーザ名と図6の参照するユーザのリストを用い
て、図6におけるユーザの未処理案件数を更新する。
【0023】図11は、図9に示す処理のステップ4に
おいて属性変更が選択された場合のワークフローサーバ
における処理と、その処理結果を受け取ったワークフロ
ークライアントにおける処理を示すフローチャートであ
る。なお、図9に示す処理のステップ3おいて選択され
たユーザ名をD氏として説明する。
【0024】ステップ1 ユーザの受付状態の取得(11
1) ワークフロー監視制御部から、選択されたユーザ名と選
択された属性変更処理の実行要求がワークフローサーバ
に送信され、ワークフローサーバが選択された処理であ
る属性変更を受信すると、ワークフロー制御部は現在選
択されているユーザ名(D氏)と図4の個人情報に基づ
きユーザ(D氏)の受付状態を取得し、そして、取得し
たユーザ(D氏)の受付状態をワークフロークライアン
トに送信する。
【0025】ステップ2 ユーザの受付状態の変更(11
2) ワークフロークライアントがユーザ(D氏)の受付状態
を受信すると、ワークフロー監視制御部は該ユーザ(D
氏)の受付状態を用いて図8に示す属性変更画面情報を
作成して画面制御部に渡し、画面制御部は画面上に属性
変更画面を表示する。表示された属性変更画面から変更
先の受付状態(図の場合、受付禁止)のボタンが選択さ
れると、ワークフロー監視制御部は変更先の受付状態
(図の場合、受付禁止)をワークフローサーバに送信す
る。ワークフローサーバが変更先の受付状態(図の場
合、受付禁止)を受信すると、ワークフロー制御部は、
現在選択されているユーザ名(D氏)と図4の個人情報
に基づき、図4の個人情報における選択されたユーザ
(D氏)の受付状態を変更する(図の場合、受付禁止に
変更される)。
【0026】図12は、図9に示す処理のステップ4に
おいて代行者指定が選択された場合のワークフローサー
バにおける処理と、その処理結果を受け取ったワークフ
ロークライアントにおける処理を示すフローチャートで
ある。なお、図9に示す処理のステップ3おいて選択さ
れたユーザ名をD氏として説明する。
【0027】ステップ1 ユーザの所属組織の取得(12
1) ワークフロー監視制御部から、選択された代行者指定処
理の実行要求がワークフローサーバに送信され、ワーク
フローサーバが選択された処理である代行者指定を受信
すると、ワークフロー制御部は、選択されているユーザ
名(D氏)と図4の個人情報から、ユーザの所属する組
織を取得する。
【0028】ステップ2 ユーザの受付状態の変更(12
2) ステップ1で取得したユーザの所属と図3の組織情報を
用いて代行可能ユーザのリストを作成する。図3の責任
者が選択されたユーザ名と一致しなければユーザ(責任
者)の受付状態によって以下の処理を行なう。もしユー
ザ(責任者)の受付状態が受付可能であるならば代行可
能ユーザリストに該ユーザ名を追加する。一方、ユーザ
(責任者)の受付状態が受付禁止であるならば代行可能
ユーザリストに追加しない。責任者が選択されたユーザ
名と一致した場合は、代行可能ユーザリストにユーザ
(責任者)の受付状態によらず追加しない。次に、構成
員について以下の処理を行なう。取得した構成員の一覧
情報は階層とユーザ名で構成されているため、それぞれ
について、ユーザ名であるか階層名であるか図3と図4
を用いて確認する。ユーザ名である場合には、そのユー
ザ名と現在選択されているユーザ名(D氏)が一致する
場合には、次の構成員について処理に移り、ユーザの受
付状態によらず代行可能ユーザリストにユーザを追加し
ない。ユーザ名と現在選択されているユーザ名(D氏)
が一致しない場合には図4の個人情報を用いてユーザの
受付状態を確認する。もしユーザの受付状態が受付可能
であるならば代行可能ユーザリストに追加する。一方ユ
ーザの受付状態が受付禁止であるならば代行可能ユーザ
リストに追加しない。構成員が階層であった場合には、
その階層名と図3の組織情報を用いて、再度、責任者と
構成員の一覧を取得する。この処理を再帰的に行ない代
行可能ユーザリストを作成する。作成されたを代行可能
ユーザリストをワークフロークライアントに送信する。
【0029】ステップ3 代行可能ユーザの指定(123) ワークフロークライアントが代行可能ユーザリストを受
信すると、ワークフロー監視制御部は該代行可能ユーザ
リストを用いて図8に示す代行指定画面情報を作成して
画面制御部に渡し、画面制御部は画面上に代行指定画面
を表示する。画面に表示された代行可能ユーザ一覧から
代行先ユーザが指定されると(図の場合、E氏)、ワー
クフロー監視制御部は、指定された代行先ユーザ名(E
氏)をワークフローサーバに送信する。ワークフローサ
ーバが指定された代行先ユーザ名(E氏)を受信する
と、ワークフロー制御部は、現在選択されているユーザ
名(D氏)と、代行先ユーザ名(E氏)と、図4の個人
情報に基づいて、図4の個人情報の現在選択されている
ユーザ名(D氏)の行の代行者の項目を代行先ユーザ名
(E氏)に更新、登録する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、システム管理者ではな
い部長あるいは課長などの部署の責任者が部下の仕事量
のアンバランス、急な出張による不在、病気等による休
暇、人事異動等の状況に応じて、処理案件の振り分け、
代行者の指定、処理案件の新規受付の抑制等を行うこと
が可能になり、部署の責任者の権限で業務実行を柔軟に
行えるワークフローシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークフローシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】実施例における振替処理の概要を説明するため
の図である。
【図3】組織情報のテーブルを示す図である。
【図4】個人情報のテーブルを示す図である。
【図5】案件情報のテーブルを示す図である。
【図6】参照するユーザのリストを示す図である。
【図7】ワークフロー監視画面、未処理案件処理画面お
よび振替指定画面を示す図である。
【図8】ワークフロー監視画面、属性変更画面および代
行者指定画面を示す図である。
【図9】問い合わせ要求が出されたときのワークフロー
サーバと、ワークフロークライアントにおける処理を示
すフローチャートである。
【図10】未処理案件一覧が選択された場合のワークフ
ローサーバと、ワークフロークライアントにおける処理
を示すフローチャートである。
【図11】属性変更が選択された場合のワークフローサ
ーバと、ワークフロークライアントにおける処理を示す
フローチャートである。
【図12】代行者指定が選択された場合のワークフロー
サーバと、ワークフロークライアントにおける処理を示
すフローチャートである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークフローサーバとワークフロークラ
    イアントをネットワークで接続したワークフローシステ
    ムにおけるテーブル更新処理方法であって、 該ワークフローサーバは組織情報テーブルと個人情報テ
    ーブルと案件情報テーブルを登録したメモリを備え、 該ワークフローサーバは、ワークフロークライアントか
    らの部署の責任者のテーブル更新の問合せを受信して、
    前記組織情報テーブルを参照して該部署の責任者を確認
    し、該部署の責任者の属する部署の構成員を取得し、前
    記個人情報テーブルを参照して該取得した各構成員の未
    処理案件数を取得して、該各構成員と該各構成員の未処
    理案件からなるユーザのリストを作成し前記ワークフロ
    ークライアントに送信し、 前記ワークフロークライアントは受信した前記ユーザの
    リストに基づきワークフロー監視画面を表示し、該ユー
    ザのリスト上のユーザの指定と要求するテーブル更新処
    理種別の指定がされたとき該指定されたユーザとテーブ
    ル更新処理種別をワークフローサーバに送信し、 前記ワークフローサーバは受信した該指定されたユーザ
    とテーブル更新処理種別に基づき前記各テーブルを参照
    して前記テーブル更新処理種別対応に前記指定されたユ
    ーザのデータを生成し、前記ワークフロークライアント
    に送信し、 前記ワークフロークライアントは受信した前記指定され
    たユーザのデータに基づく画面を表示し、該データ中の
    項目が指定されたとき、該指定された項目をワークフロ
    ーサーバに送信し、 前記ワークフローサーバは受信した該項目に基づき前記
    個人情報テーブルおよび/または案件情報テーブルに対
    して前記指定された種別のテーブル更新処理を行うこと
    を特徴とするワークフローシステムにおけるテーブル更
    新処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワークフローシステムに
    おけるテーブル更新処理方法において、 前記指定されたテーブル更新処理種別が未処理一覧であ
    る場合、 ワークフローサーバは未処理案件一覧を受信すると、前
    記指定されたユーザ名と個人情報テーブルに基づき、該
    ユーザの未処理案件のリストを取得し、ワークフローク
    ライアントに送信し、 前記ワークフロークライアントは前記指定されたユーザ
    のデータとして受信した未処理案件のリストを含む画面
    を表示し、該画面から未処理案件の指定と振替処理の指
    定がされたとき、該指定結果を前記ワークフローサーバ
    に送信し、該ワークフローサーバは受信した該指定結果
    に基づき振替可能ユーザリストを作成して前記ワークフ
    ロークライアントに送信し、該ワークフロークライアン
    トは受信した振替可能ユーザリストを含む画面を表示
    し、該画面から振替先ユーザが指定されたとき、該指定
    結果を前記ワークフローサーバに送信し、 前記ワークフローサーバは、受信した前記指定されたユ
    ーザ名と指定された未処理案件と振替先ユーザ名に基づ
    き前記個人情報テーブルにおける該指定されたユーザの
    指定された未処理案件を該振替先ユーザに振替更新し、
    前記案件情報テーブルにおける前記指定された未処理案
    件の担当ユーザを前記振替先ユーザに振替更新すること
    を特徴とするワークフローシステムにおけるテーブル更
    新処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のワークフローシステムに
    おけるテーブル更新処理方法において、 前記指定されたテーブル更新処理種別が属性変更である
    場合、 ワークフローサーバは属性変更を受信すると、前記指定
    されたユーザ名と個人情報テーブルに基づき、指定され
    たユーザの受け付け状態を取得し、ワークフロークライ
    アントに送信し、 前記ワークフロークライアントは前記指定されたユーザ
    のデータとして受信した前記指定されたユーザの受け付
    け状態を含む画面を表示し、該画面から変更先の受付状
    態が指定されると、該指定された変更先の受付状態を前
    記ワークフローサーバに送信し、 該ワークフローサーバは受信した該変更先の受付状態に
    基づき前記個人情報テーブルにおける前記指定されたユ
    ーザの受付状態を更新することを特徴とするワークフロ
    ーシステムにおけるテーブル更新処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のワークフローシステムに
    おけるテーブル更新処理方法において、 前記指定されたテーブル更新処理種別が代行者指定であ
    る場合、 ワークフローサーバは代行者指定を受信すると、前記指
    定されたユーザ名と組織情報テーブルに基づき、指定さ
    れたユーザの属する組織における代行可能ユーザのリス
    トを取得し、ワークフロークライアントに送信し、 前記ワークフロークライアントは前記指定されたユーザ
    のデータとして受信した前記代行可能ユーザのリストを
    含む画面を表示し、該画面から代行先ユーザ名が指定さ
    れると、該指定された代行先ユーザ名を前記ワークフロ
    ーサーバに送信し、 該ワークフローサーバは受信した前記指定されたユーザ
    名と指定された代行先ユーザ名に基づき前記個人情報テ
    ーブルにおける該指定されたユーザの代行者を前記指定
    された代行先ユーザに更新することを特徴とするワーク
    フローシステムにおけるテーブル更新処理方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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