JPH11141722A - 電磁弁駆動方法及び装置 - Google Patents

電磁弁駆動方法及び装置

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JPH11141722A
JPH11141722A JP9322010A JP32201097A JPH11141722A JP H11141722 A JPH11141722 A JP H11141722A JP 9322010 A JP9322010 A JP 9322010A JP 32201097 A JP32201097 A JP 32201097A JP H11141722 A JPH11141722 A JP H11141722A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁の高速駆動のために必要な大電流を流
した後の保持動作のための電流を電磁弁コイルに安定に
流す。 【解決手段】 電磁弁2のコイル2Aのハイサイドに第
1及び第2FET5、6とフライホイールダイオード7
とを設け、駆動開始後の所定期間TA〜TCだけ第1F
ET5を閉じてコイル2Aに大電流を流した後、逆起電
圧によるフライホイール電流をコイル2Aに流し、次い
で第2FET6のオン、オフ動作により動作保持電流を
コイル2Aに流すようにした電磁弁駆動方法において、
コイル2Aのローサイドに第3FET9を設け、フライ
ホイール電流によるコイル2Aの駆動期間中においてフ
ライホイール電流が所定レベルIF以下の場合にのみ第
3FET9を閉じることによりフライホイール電流の過
度の上昇を抑えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁コイルに、
通電初期は大電流を所定期間に亘り通電して電磁弁を高
速で作動させ、大電流通電終了後はより小さい電流を通
電させて電磁弁の所要の動作を保持させるようにした電
磁弁駆動方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、車両用燃料噴射システムに燃
料噴射制御弁として用いられる電磁弁の動作を制御する
従来技術として、特開昭63−55345号公報に記載
されている車両用燃料噴射装置が知られている。これ
は、駆動ループの閉成により電磁弁コイルを流れる電流
が第1の基準値を超えると比較制御手段からの指令によ
って電磁弁の駆動ループが遮断され、電磁弁コイルを流
れる電流値が低下してその電流が第2の基準値以下にな
ると、比較制御手段からの指令によってフライホイール
回路が作動状態となり、電磁弁コイルに蓄積された電力
の出力の伝送回路が形成されるように構成されたもので
ある。この駆動方法によると、電磁弁を開弁するための
開弁電流から電磁弁の開弁状態を保持しておくための保
持電流への移行期間が短縮されると共に、電磁弁コイル
への電流遮断時の電流立ち下がりが早くなり、使用でき
る有効燃料噴射期間を拡大することができる。
【0003】ところが、この構成では、電磁弁駆動電流
のレベルが一度第2の基準値を下回ると、その後電磁弁
駆動中に駆動電流のレベルが第2の基準値を上回ったと
してもフライホイール回路が不作動となる構成となって
いる。このため、図3に示すように、最初にフライホイ
ール駆動信号がオフからオンになったとき、電磁弁の渦
電流によって引き起される電磁弁電流の上昇をフライホ
イール回路によって防止することができず、電磁弁の閉
弁時間が予定のタイミングより遅れたり、バラついたり
するという不具合を生じることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の構
成では、電磁弁の高速駆動のための初期大電流が一度基
準値を下回って保持動作に入った後は、電磁弁の駆動電
流がこの基準値を上回ったとしてもフライホイール回路
が作動しない構成となっているため、最初のフライホイ
ール駆動信号がオフからオンになったとき、電磁弁に生
じる渦電流によって引き起される駆動電流の上昇を防止
することができない。この結果、電磁弁の閉弁タイミン
グが遅れたり、閉弁タイミングにバラツキ等が生じるた
め、電磁弁を応答性よく駆動することができないという
問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、電磁弁の高速駆動のため
に必要な大電流を流した後の保持動作のための電流を電
磁弁コイルに安定に流すことができるようにした、電磁
弁駆動方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電磁弁の駆動開始直後の所定期間だけ前記電磁弁コイル
に大電流を流し、前記所定期間経過後、前記コイルに流
れる前記大電流を遮断したことにより前記コイルに生じ
る逆起電圧を利用してフライホイール電流を前記コイル
に動作保持電流として流した後、前記コイルに所要期間
だけ前記大電流よりも小さい所定の動作保持電流を電源
から供給するようにした電磁弁駆動方法において、前記
コイルのローサイドに通電制御手段を設け、前記フライ
ホイール電流による前記コイルの駆動期間中、前記コイ
ルに流れる電流のレベルの検出結果に応答し、検出され
たレベルが所定レベル以下の場合にのみ前記通電制御手
段をオンとすることにより前記フライホイール電流の過
度の上昇を抑えるようにしたことを特徴とする。
【0007】この発明では、電磁弁の駆動初期の段階に
おいて電磁弁のコイルに流されている電流を遮断するこ
とによりコイルに生じた逆起電圧を用いて電磁弁のコイ
ルにフライホイール電流を動作保持電流として流すよう
にした方法において、フライホイール電流が所定レベル
を超えた場合には通電制御手段がオフとなり、フライホ
イール電流のレベルを低下させ、フライホイール電流が
所定レベル以下の場合には通電制御手段がオンとなって
フライホイール電流の通電を妨げないようにしている。
この結果、電磁弁の駆動初期段階直後に電磁弁に渦電流
が生じても、コイルに流れるフライホイール電流のレベ
ルが過度に上昇するのを有効に防止することができる。
【0008】請求項2の発明は、電磁弁のコイルのハイ
サイドに第1及び第2スイッチング手段とフライホイー
ルダイオードとを設け、前記電磁弁の駆動開始後の所定
期間だけ前記第1スイッチング手段を閉じることにより
前記コイルに電源部から大電流を流し、前記所定期間経
過後、前記コイルに生じる逆起電圧によるフライホイー
ル電流を前記フライホイールダイオードを介して前記コ
イルに流し、前記フライホイール電流が前記大電流より
も小さい所定の動作保持電流のレベル以下になった場
合、所要期間だけ前記第2スイッチング手段のオン、オ
フ動作により所定の動作保持電流を電源部から前記コイ
ルに流すようにした電磁弁駆動方法において、前記コイ
ルのローサイドに第3スイッチング手段を設け、前記フ
ライホイール電流による前記コイルの駆動期間中におい
て前記フライホイール電流が所定レベル以下の場合にの
み前記第3スイッチング手段を閉じることにより前記フ
ライホイール電流の過度の上昇を抑えるようにしたこと
を特徴とする。
【0009】この発明では、電磁弁の駆動初期段階にお
いて第1スイッチング手段をオンからオフに切り換える
ことにより電磁弁のコイルに生じた逆起電圧をフライホ
イールダイオードを介して電磁弁のコイルにフライホイ
ール電流として流すようにした方法において、フライホ
イール電流が所定レベルを超えた場合には第3スイッチ
ング手段がオフとなり、フライホイール電流のレベルを
低下させ、フライホイール電流が所定レベル以下の場合
には第3スイッチング手段がオンとなってフライホイー
ル電流の通電を妨げないようにしている。この結果、コ
イルに流れるフライホイール電流のレベルが過度に上昇
するのを有効に防止できるので、電磁弁の駆動初期段階
直後に電磁弁に生じる渦電流の影響を抑えることができ
る。
【0010】請求項3の発明は、電磁弁のコイルのハイ
サイドと電源部との間に設けられた第1スイッチング手
段及び第2スイッチング手段と、前記コイルに接続され
たフライホイールダイオードと、電磁弁駆動信号に応答
し前記電磁弁の駆動開始直後の所定期間だけ前記コイル
に大電流を流すよう前記第1スイッチング手段のオン、
オフ制御を行うための第1制御信号を発生する第1信号
発生手段と、前記電磁弁駆動信号に応答し前記所定期間
経過後に前記コイルに前記大電流よりは小さいレベルの
動作保持電流を流すよう前記第2スイッチング手段のオ
ン、オフ制御を行うための第2制御信号を発生する第2
信号発生手段とを備え、前記所定期間経過直後に前記コ
イルに生じた逆起電圧によるフライホイール電流を前記
フライホイールダイオードを介して前記コイルに流した
後、前記第2制御信号により前記第2スイッチング手段
をオン、オフ動作させて前記コイルに動作保持電流を供
給するようにした電磁弁駆動装置において、前記コイル
のローサイドに設けられた第3スイッチング手段と、前
記コイルに流れる電流のレベルを検出するための検出手
段と、前記電磁弁駆動信号と前記第1制御信号と該検出
手段とに応答し前記フライホイール電流による前記電磁
弁の駆動期間中において前記検出手段によって検出され
た電流のレベルが所定レベル以下の場合にのみ前記第3
スイッチング手段を閉じるように制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0011】この発明では、第1スイッチング手段を介
してコイルへ大電流が供給されるのが停止されてから第
2スイッチング手段によるコイルへの動作保持電流の供
給が開始されるまでの間のフライホイール電流による駆
動期間中、検出手段の検出結果に応答して第3スイッチ
ング手段がオン、オフ制御され、コイルに過度の電流が
流れるのを防止することができる。したがって、第1ス
イッチング手段がオンからオフに切り換えられた直後に
電磁弁に生じる渦電流の影響を有効に抑えることができ
る。
【0012】請求項4の発明は、電磁弁のコイルのハイ
サイドと電源部との間に設けられたハイサイドスイッチ
ング手段と、前記コイルに接続されたフライホイールダ
イオードと、電磁弁駆動信号に応答し前記電磁弁の駆動
開始直後の所定期間だけ前記コイルに大電流を流すと共
に、前記所定期間経過後に前記コイルに前記大電流より
は小さいレベルの動作保持電流を流すように前記ハイサ
イドスイッチング手段のオン、オフ制御を行うハイサイ
ド制御信号を発生する手段とを備え、前記所定期間経過
直後においては前記コイルに生じた逆起電圧によるフラ
イホイール電流を前記フライホイールダイオードを介し
て前記コイルに流すようにした電磁弁駆動装置におい
て、前記コイルのローサイドに設けられたローサイドス
イッチング手段と、前記コイルに流れる電流のレベルを
検出するための検出手段と、前記電磁弁駆動信号と該検
出手段とに応答し前記フライホイール電流による前記コ
イルの駆動期間中において前記検出手段によって検出さ
れた前記コイルに流れる電流のレベルが所定レベル以下
の場合にのみ前記ローサイドスイッチング手段を閉じる
ように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】この発明は、電磁弁を高速動作させるため
の初期駆動用の大電流とその後の動作保持電流が共にハ
イサイドスイッチング手段を介してコイルに供給される
点で請求項3の発明と異なっている。
【0014】ハイサイドスイッチング手段によりコイル
への大電流の供給が停止された直後のフライホイール電
流による駆動期間中、検出手段の検出結果に応答してロ
ーサイドスイッチング手段がオン、オフ制御され、コイ
ルに所定レベルより過度に大きい電流が流れるのを防止
することができる。したがって、コイルへの大電流の供
給が停止された直後に電磁弁に生じる渦電流の影響を有
効に抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面を参照して説明する。図1は、本発明の電磁弁駆
動装置の一実施の形態に係る電磁弁駆動装置を示すもの
である。図1に示されている電磁弁駆動装置1は、車両
用燃料噴射装置の燃料噴射弁として用いられる電磁弁2
を開閉駆動するためのものであり、たとえば12Vのバ
ッテリ3と、このバッテリ3のバッテリ電圧VBをたと
えば160Vまで昇圧して高圧出力HVを出力する昇圧
回路4とを備えている。
【0016】昇圧回路4は、図2に示すように、昇圧用
スイッチングFET素子4Aのオン/オフ動作に伴い昇
圧用コイル4Bにバッテリ電圧VBを印加し、これによ
り生じた高電圧をダイオード4Cを通してコンデンサ4
Dに蓄積する公知の構成とされている。
【0017】図1に戻ると、電磁弁2のコイル2Aのハ
イサイドには、高圧出力HVを電磁弁2のコイル2Aに
与えるのをオン、オフするための第1電界効果トランジ
スタ(FET)5と、バッテリ電圧VBをコイル2Aに
与えるのをオン、オフするための第2FET6と、フラ
イホイールダイオード7とが設けられている。本実施の
形態では、第2FET6とコイル2Aとの間にダイオー
ド8が図示の如く直列に接続されており、高圧出力HV
による電流がバッテリ3に流れ込むのを防止している。
【0018】コイル2Aのローサイドには、第3FET
9が設けられている。本実施の形態では、第3FET9
のドレインがコイル2Aのローサイド端に接続され、第
3FET9のソースが検出抵抗器10を介してアースさ
れている。第3FET9のゲート回路には、定電圧ダイ
オード11、ダイオード12、及び抵抗器13が図示の
如く接続され、これにより、コイル2Aに生じる逆起電
力によって第3FET9が破壊するのが防止される回路
構成となっている。第3FET9がオンとなった場合、
コイル2Aに流れる電磁弁駆動電流IVは同時に検出抵
抗器10にも流れ、したがって、検出抵抗器10の両端
にはコイル2Aに流れる電磁弁駆動電流IVのレベルに
応じた検出電圧VDが生じる。
【0019】電磁弁2の開弁期間を定める電磁弁駆動信
号Sは信号入力部14で雑音除去処理されてから第1信
号発生部15及び第2信号発生部16に入力される。
【0020】電磁弁駆動信号Sは図3の(A)に示され
るように電磁弁2の開弁開始タイミングTAにおいて立
ち上がり、電磁弁2の閉弁タイミングTBにおいて立ち
下がるパルス信号であり、タイミングTA〜TBの電磁
弁駆動信号Sが高レベルとなる期間において電磁弁2が
開弁状態となる。
【0021】第1信号発生部15は電磁弁駆動信号Sに
応答し開弁開始タイミングTAから駆動初期段階終了タ
イミングTCまでの所定期間だけ第1FET5をオンと
し、これにより高圧出力HVをコイル2Aに印加してコ
イル2Aに大電流を流し、電磁弁2を可及的速やかに開
弁状態とするための第1制御信号C1(図3の(B)参
照)を出力する回路である。第1制御信号C1は第1駆
動部17に入力され、第1駆動部17は第1制御信号C
1が高レベルとなっている場合に第1FET5を導通状
態にする。
【0022】一方、第2信号発生部16は、信号入力部
14からの電磁弁駆動信号Sと検出電圧VDとに応答
し、検出電圧VDが、後述する電磁弁2の開弁動作を保
持するのに必要な電磁弁駆動電流IVのレベルであるホ
ールドしきい値IH以下となった場合に、電磁弁駆動電
流IVにおいてこのホールドしきい値IHが保持される
ように第2FET6をオン、オフするための第2制御信
号C2(図3の(C)参照)を出力する回路である。第
2制御信号C2は第2駆動部18に入力され、第2駆動
部18は第2制御信号C2が高レベルとなっている場合
に第1FET6を導通状態にする。
【0023】第3信号発生部19は、電磁弁駆動信号
S、第1制御信号C1及び検出電圧VDに応答し、以下
に示す、(1)及び(2)の場合に第3FET9をオン
とするための第3制御信号C3を出力する。 (1) 第1FET5がオンとなっている場合。 (2) 電磁弁駆動信号Sが高レベルであり、且つ電磁
弁駆動電流IVがホールドしきい値IHよりも高レベル
のフライホイールしきい値IFよりも小さい場合。 第3制御信号C3は第3駆動部20に入力され、第3駆
動部20は第3制御信号C3が高レベルの場合に第3F
ET9をオンとする。
【0024】図4には、第2信号発生部16及び第3信
号発生部19の具体的な回路構成が示されている。
【0025】第3信号発生部19において、30は、オ
ペアンプ31及び抵抗器32〜34から成る増幅回路で
あり、検出電圧VDを増幅して成る増幅検出電圧VAを
出力する。40は、コンパレータ41と抵抗器42〜4
6及びバッファ増幅器47から成るレベル弁別回路であ
り、増幅検出電圧VAのレベルが所定電圧Vrのレベル
以上となっている場合にその出力が低レベル状態とな
る。この所定電圧Vrの値は、コイル2Aにフライホイ
ールしきい値IFに相当するレベルの電磁弁駆動電流I
Vが流れたときの増幅検出電圧VAの値に等しく設定さ
れている。このフライホイールしきい値IFのレベルは
図3の(E)に示されている。レベル弁別回路40の出
力は論理回路50に入力されている。
【0026】論理回路50は、アンド回路51とオア回
路52とから成り、一方の入力端子に電磁弁駆動信号S
が入力されているアンド回路51の他方の入力端子にレ
ベル弁別回路40の出力が入力されている。そして、論
理回路50の出力は、第1制御信号C1が一方の入力端
子に印加されているオア回路52の他方の入力端子に印
加されており、オア回路52からの出力が第3制御信号
C3として出力される。
【0027】したがって、第3制御信号C3は、図3の
(D)に示されるように、電磁弁駆動信号Sが高レベル
となるTA〜TBまでの期間中において、第1制御信号
C1が高レベルとなるTA〜TCの期間には高レベルと
なり、TC〜TBの期間中であって、電磁弁駆動電流I
Vのレベルがフライホイールしきい値IFよりも小さく
なる場合にのみ高レベルとなる。
【0028】第2信号発生部16は、コンパレータ61
と抵抗器62〜66とから成り、増幅回路30からの増
幅検出電圧VAをレベル弁別するレベル弁別回路60を
備えている。レベル弁別回路60は、コンパレータ61
と抵抗器62〜66とから成り、増幅検出電圧VAのレ
ベルが所定電圧Vs以上となっている場合にはその出力
が低レベル状態となる。この所定電圧Vsのレベルは、
コイル2Aにホールドしきい値IHのレベルの電流が流
れたときの増幅検出電圧VAの値に等しく設定されてい
る。レベル弁別回路60からの出力は、一方の入力端子
に電磁弁駆動信号Sが入力されているアンド回路70の
他方の入力端子に入力されており、アンド回路70から
の出力が第2制御信号C2として出力される。したがっ
て、第2制御信号C2は、図3の(C)に示されるよう
にレベル変化することになる。
【0029】次に、図1に示した電磁弁駆動装置1の動
作について図3を参照しながら説明する。タイミングT
Aにおいて電磁弁駆動信号Sのレベルが立ち上がると、
第1信号発生部15から第1制御信号C1が出力され、
第1FET5がオンとなる。これと同時に、第3信号発
生部19から出力される第3制御信号C3により第3F
ETもオンとなるので、コイル2Aには昇圧回路4から
出力される高圧出力HVが印加され、電磁弁駆動電流I
Vのレベルは急速に上昇する。このように、電磁弁2の
駆動初期段階においてコイル2Aに大電流が供給され、
電磁弁2の開弁動作が迅速に行われる。
【0030】なお、タイミングTA直後において電磁弁
駆動電流IVのレベルがフライホイールしきい値IFを
超えるまでは第2制御信号C2が短時間の間高レベルと
なり第2FET6がオンとなるが、高圧出力HVの印加
による電磁弁2の高速作動に何ら影響を与えるものでは
ない。
【0031】タイミングTBにおいて第1制御信号C1
が高レベルから低レベルに変化すると、第1FET5が
オフとなり、コイル2Aに大きな逆起電圧が発生する。
この逆起電圧により、第1FET5及び第2FET6が
オフとなった後も、コイル2Aにフライホイールダイオ
ード7を介してフライホイール電流が電磁弁駆動電流I
Vとして流れる。ここで、コイル2Aのローサイドに
は、定電圧ダイオード11、ダイオード12及び抵抗器
13から成る直列回路がアースとの間に設けられている
ので、逆起電力の値は定電圧ダイオード11によって制
限される。定電圧ダイオード11の値は例えば58Vに
選ぶことができ、これによりコイル2Aの両端に生じる
逆起電圧の値を最大60V程度に抑えることができる。
【0032】第1FET5がタイミングTCにてオフと
なることにより、上記逆起電圧のほか、電磁弁2には渦
電流が生じ、これにより電磁弁駆動電流IVのレベルが
図3の(E)に点線で示されるように上昇する。渦電流
によるこのような電磁弁駆動電流IVのレベル上昇は、
電磁弁2の駆動初期段階終了後に所定の一定レベルの動
作保持電流をコイル2Aに流すという予定の動作を実現
することができなくなり、この結果、電磁弁2の閉弁タ
イミングが予定したタイミングよりも遅れてしまい、電
磁弁2の開弁時間のバラツキを生じさせることになる。
この不具合は、電磁弁2を車両用燃料噴射弁に適用した
場合、シリンダ内へ供給すべき燃料噴射量のバラツキを
生じさせることになり、エンジンを良好に制御すること
ができないという問題を生じる。
【0033】この不具合を生じさせないようにするた
め、検出抵抗器10に生じる検出電圧VDが第3信号発
生部19に入力されており、ここで、電磁弁駆動電流I
Vのレベルがフライホイールしきい値IFを超えた場合
に第3FET9をオフとし、電磁弁駆動電流IVがフラ
イホイールしきい値IFより小さくなった場合に第3F
ET9を再びオンとするというオン、オフ制御を行わせ
るための第3制御信号C3が出力される。この結果、タ
イミングTC以後、電磁弁2に渦電流が生じても、電磁
弁駆動電流IVのレベルが略フライホイールしきい値I
Fに抑えられる。
【0034】タイミングTC以後、逆起電圧及び渦電流
の影響が小さくなると電磁弁駆動電流IVのレベルがフ
ライホイールしきい値IFを超えることがなくなるの
で、第3FET9がオン状態に維持されつづける。そし
て、電磁弁駆動電流IVのレベルが漸次低下してホール
ドしきい値IHより小さくなると、第2制御信号C2が
高レベル状態となって第2FET6をオンとし、バッテ
リ3からコイル2Aに電磁弁2の動作保持のために電磁
弁駆動電流IVが供給される。これにより、電磁弁駆動
電流IVのレベルが上昇してホールドしきい値IH以上
となると、第2制御信号C2が低レベル状態となり、第
2FET6がオフとされ、電磁弁駆動電流IVの上昇を
抑える。このように、第2FET6をオン、オフ制御す
ることにより、電磁弁駆動電流IVのレベルが略ホール
ドしきい値IHのレベルに保たれ、コイル2Aに動作保
持電流が供給されることになる。
【0035】そして、タイミングTBにおいて電磁弁駆
動信号Sのレベルが立ち下がることにより、以後、第2
FET6及び第3FET9が共にオフとなり、電磁弁駆
動電流IVは急速に零となる。
【0036】電磁弁駆動装置1は以上のように動作する
ので、電磁弁2の駆動初期段階においてコイル2Aへの
高電圧の印加終了後、電磁弁2に生じる渦電流によりコ
イル2Aに予定されているフライホイール電流よりも大
きな電流が流れるのを有効に防止することができる。こ
の結果、電磁弁2を電磁弁駆動信号Sに従って安定に且
つ精度よく開閉制御することができる。更に、電磁弁駆
動装置1は、コイル2Aのハイサイドとローサイドとに
それぞれスイッチ素子を設けて電磁弁を駆動する構成で
あるから、電磁弁への配線がアースや電源にショートし
ても燃料の連続噴射等の不具合を防止することができ、
極めて安全性に優れた信頼性の高い利点を有している。
【0037】以上、本発明を一実施の形態に基づいて説
明したが、本発明はバッテリ電圧からの低電圧と、昇圧
回路からの高電圧とを用いた2電源方式による場合に限
定されるものではなく、バッテリ電圧からの低電圧のみ
を用いて電磁弁駆動を行うようにした方式の電磁弁駆動
装置にも同様にして適用することができるものである。
【0038】図5は、本発明による電磁弁駆動装置の別
の実施の形態を示すブロック図である。図5に示した電
磁弁駆動装置100において、101はバッテリ、10
2は電磁弁2のコイル2Aのハイサイドに設けられたハ
イサイドFET、103はハイサイドFET102をオ
ン、オフ制御するためのハイサイドFET駆動部、10
4はフライホイールダイオードである。コイル2Aのロ
ーサイドには、ローサイドFET105が設けられてお
り、ローサイドFET105のソース回路に設けられた
検出抵抗器106に生じる検出電圧VDによってコイル
2Aに流れる電磁弁駆動電流IVのレベルを検出する構
成である。ローサイドFET105に接続されている定
電圧ダイオード107、ダイオード108及び抵抗器1
09は、図1の第3FET9に接続されている定電圧ダ
イオード11、ダイオード12及び抵抗器13と同様の
目的で設けられている。110はローサイドFETをオ
ン、オフ駆動するためのローサイドFET駆動部であ
る。
【0039】信号入力部14及び第1信号発生部15は
図1に示したものと同じものである。ハイサイドFET
制御部111は信号入力部14からの出力と、第1制御
信号C1と、検出電圧VDとに応答し、ハイサイドFE
T制御信号CHを出力する。一方、ローサイドFET制
御部112は、電磁弁駆動信号S、第1制御信号C1及
び検出電圧VDに応答し、ローサイドFET105をオ
ン、オフ制御するためのローサイドFET制御信号CL
を出力する。
【0040】図6には、図5に示した各部の信号の波形
図が示されている。
【0041】図6の(A)は、電磁弁駆動信号Sの波形
であり、図1において説明したものと同じである。
【0042】図6の(B)はハイサイドFET制御信号
CHの波形図であり、第1制御信号C1に従いタイミン
グTA〜TCの期間高レベルとなるほか、電磁弁駆動電
流IVのレベルがホールドしきい値IHより小さくなっ
た場合に高レベルとなってハイサイドFET102をオ
ンとし、コイル2Aに所要の動作保持電流を流すことが
できるようにしている。以上の説明から判るように、ハ
イサイドFET制御部111は、図1の第1信号発生部
15及び第2駆動部18との各機能を兼ね備えている。
【0043】図6の(C)は、ローサイドFET制御信
号CLの波形図である。この波形図は図3の(D)に示
したものと同様であり、ローサイドFET駆動部110
は、図1の第3信号発生部19と同様の機能を果たすも
のである。
【0044】電磁弁駆動装置100は以上のように構成
されているため、図6の(D)に示した電磁弁駆動電流
IVの波形から判るように、タイミングTA〜TCの間
においてはハイサイド及びローサイドFET102、1
05が共にオンとなってコイル2Aに大電流が供給さ
れ、これにより電磁弁2を短時間で開弁させることがで
きる。タイミングTCではハイサイド及びローサイドF
ET102、105が共にオフとなって、コイル2Aに
生じる逆起電圧によってコイル2Aにフライホイール電
流が流れる。この駆動状態においては、図1の電磁弁駆
動装置1の場合と同様に、電磁弁駆動電流IVがフライ
ホイールしきい値IFを超えることがないように、ロー
サイドFET105がローサイドFET制御信号CLに
従ってオン、オフされる。この結果、電磁弁2に生じる
渦電流の存在に拘らず、電磁弁駆動電流IVのレベルの
過度の上昇を図1の装置の場合と同様にして抑えること
ができる。
【0045】そして、電磁弁駆動電流IVのレベルが低
下し、フライホイールしきい値IFより小さくなると、
ハイサイドFET制御信号CHによってハイサイドFE
T102がオン、オフ動作し、バッテリ101からコイ
ル2Aに所要の動作保持電流を供給する。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、電磁弁の
駆動初期段階でコイルに大電流を流すことにより電磁弁
を高速で開弁、又は閉弁動作させた後、電磁弁への電流
供給を遮断し、これにより電磁弁コイルに生じる逆起電
圧によって電磁弁コイルにフライホイール電流を流し、
フライホイール電流のレベルが所要の動作保持電流レベ
ルよりも小さくなった場合に電磁弁コイルに電源から保
持電流を供給するようにして電磁弁を駆動する場合にお
いて、電磁弁コイルに流れる電流のレベルを検出し、駆
動初期段階における電磁弁コイルへの電流遮断後に電流
が予定されたフライホイール電流のレベルを超えること
がないように電磁弁コイルのローサイドに設けられたス
イッチング手段をオン、オフする構成としたので、駆動
初期段階における電磁弁コイルへの電流遮断後に生じる
渦電流の影響による電磁弁駆動電流の過度の増加を有効
に抑え、電磁弁を安定に且つ精度よく駆動することがで
きる。更に、本発明によれば、電磁弁のコイルのハイサ
イドとローサイドとにそれぞれ電磁弁駆動電流のオン、
オフを制御するスイッチ素子を設けて電磁弁を駆動する
構成であるから、電磁弁への配線がアースや電源にショ
ートしても電磁弁の開閉状態が意図しない状態に陥る等
の危険がなく、極めて安全性に優れた信頼性の高い利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁弁駆動装置の一実施の形態を
示すブロック図。
【図2】図1の昇圧回路の詳細回路図。
【図3】図1の電磁弁駆動装置の動作を説明するための
波形図。
【図4】図1の第2信号発生部及び第3信号発生部の詳
細回路図。
【図5】本発明による電磁弁駆動装置の他の実施の形態
を示すブロック図。
【図6】図5の電磁弁駆動装置の動作を説明するための
波形図。
【符号の説明】
1、100 電磁弁駆動装置 2 電磁弁 2A コイル 3 バッテリ 5 第1FET 6 第2FET 7、104 フライホイールダイオード 9 第3FET 10、106 検出抵抗器 15 第1信号発生部 16 第2信号発生部 19 第3信号発生部 102 ハイサイドFET 105 ローサイドFET 111 ハイサイドFET制御部 112 ローサイドFET制御部 C1 第1制御信号 C2 第2制御信号 C3 第3制御信号 CH ハイサイドFET制御信号 CL ローサイドFET制御信号 DV 検出電圧 HV 高圧出力 IF フライホイールしきい値 IH ホールドしきい値 IV 電磁弁駆動電流 S 電磁弁駆動信号 VB バッテリ電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁の駆動開始直後の所定期間だけ前
    記電磁弁コイルに大電流を流し、前記所定期間経過後、
    前記コイルに流れる前記大電流を遮断したことにより前
    記コイルに生じる逆起電圧を利用してフライホイール電
    流を前記コイルに動作保持電流として流した後、前記コ
    イルに所要期間だけ前記大電流よりも小さい所定の動作
    保持電流を電源から供給するようにした電磁弁駆動方法
    において、 前記コイルのローサイドに通電制御手段を設け、前記フ
    ライホイール電流による前記コイルの駆動期間中、前記
    コイルに流れる電流のレベルの検出結果に応答し、検出
    されたレベルが所定レベル以下の場合にのみ前記通電制
    御手段をオンとすることにより前記フライホイール電流
    の過度の上昇を抑えるようにしたことを特徴とする電磁
    弁駆動方法。
  2. 【請求項2】 電磁弁のコイルのハイサイドに第1及び
    第2スイッチング手段と前記コイルに接続されたフライ
    ホイールダイオードとを設け、前記電磁弁の駆動開始後
    の所定期間だけ前記第1スイッチング手段を閉じること
    により前記コイルに電源部から大電流を流し、前記所定
    期間経過後、前記コイルに生じる逆起電圧によるフライ
    ホイール電流を前記フライホイールダイオードを介して
    前記コイルに流し、前記フライホイール電流が前記大電
    流よりも小さい所定の動作保持電流のレベル以下になっ
    た場合、所要期間だけ前記第2スイッチング手段のオ
    ン、オフ動作により所定の動作保持電流を電源部から前
    記コイルに流すようにした電磁弁駆動方法において、 前記コイルのローサイドに第3スイッチング手段を設
    け、前記フライホイール電流による前記コイルの駆動期
    間中において前記フライホイール電流が所定レベル以下
    の場合にのみ前記第3スイッチング手段を閉じることに
    より前記フライホイール電流の過度の上昇を抑えるよう
    にしたことを特徴とする電磁弁駆動方法。
  3. 【請求項3】 電磁弁のコイルのハイサイドと電源部と
    の間に設けられた第1スイッチング手段及び第2スイッ
    チング手段と、前記コイルに接続されたフライホイール
    ダイオードと、電磁弁駆動信号に応答し前記電磁弁の駆
    動開始直後の所定期間だけ前記コイルに大電流を流すよ
    う前記第1スイッチング手段のオン、オフ制御を行うた
    めの第1制御信号を発生する第1信号発生手段と、前記
    電磁弁駆動信号に応答し前記所定期間経過後に前記コイ
    ルに前記大電流よりは小さいレベルの動作保持電流を流
    すよう前記第2スイッチング手段のオン、オフ制御を行
    うための第2制御信号を発生する第2信号発生手段とを
    備え、前記所定期間経過直後に前記コイルに生じた逆起
    電圧によるフライホイール電流を前記フライホイールダ
    イオードを介して前記コイルに流した後、前記第2制御
    信号により前記第2スイッチング手段をオン、オフ動作
    させて前記コイルに動作保持電流を供給するようにした
    電磁弁駆動装置において、 前記コイルのローサイドに設けられた第3スイッチング
    手段と、 前記コイルに流れる電流のレベルを検出するための検出
    手段と、 前記電磁弁駆動信号と前記第1制御信号と該検出手段と
    に応答し前記フライホイール電流による前記電磁弁の駆
    動期間中において前記検出手段によって検出された電流
    のレベルが所定レベル以下の場合にのみ前記第3スイッ
    チング手段を閉じるように制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする電磁弁駆動装置。
  4. 【請求項4】 電磁弁のコイルのハイサイドと電源部と
    の間に設けられたハイサイドスイッチング手段と、前記
    コイルに接続されたフライホイールダイオードと、電磁
    弁駆動信号に応答し前記電磁弁の駆動開始直後の所定期
    間だけ前記コイルに大電流を流すと共に、前記所定期間
    経過後に前記コイルに前記大電流よりは小さいレベルの
    動作保持電流を流すように前記ハイサイドスイッチング
    手段のオン、オフ制御を行うハイサイド制御信号を発生
    する手段とを備え、前記所定期間経過直後においては前
    記コイルに生じた逆起電圧によるフライホイール電流を
    前記フライホイールダイオードを介して前記コイルに流
    すようにした電磁弁駆動装置において、 前記コイルのローサイドに設けられたローサイドスイッ
    チング手段と、 前記コイルに流れる電流のレベルを検出するための検出
    手段と、 前記電磁弁駆動信号と該検出手段とに応答し前記フライ
    ホイール電流による前記コイルの駆動期間中において前
    記検出手段によって検出された前記コイルに流れる電流
    のレベルが所定レベル以下の場合にのみ前記ローサイド
    スイッチング手段を閉じるように制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする電磁弁駆動装置。
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