JPH11138251A - 窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料及びその製造方法 - Google Patents
窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料及びその製造方法Info
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Abstract
高い熱伝導率と低い線膨張率を有することが要求される
構造体の部分や部品あるいは製品の素材として好適に利
用され得る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料
の製造方法を提供する。 【解決手段】窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料の製造方法においては、溶湯加圧装置内に配設した容
器10内に窒化アルミニウム粉末11を入れ、次いで、
容器10内の窒化アルミニウム粉末11に圧力を加えた
後、溶融アルミニウム系材料13を容器内に流し込み、
その後、容器10内の溶融アルミニウム系材料13を加
圧することによって窒化アルミニウム粉末間にアルミニ
ウム系材料13を充填する。
Description
−アルミニウム系複合材料及びその製造方法に関する。
用い、この多孔質金属焼結体の気孔部分にアルミニウム
系材料を含浸、固化させた複合材料が、例えば、特開平
3−189063号公報あるいは特開平3−18906
4号公報から公知である。このような複合材料は、新規
材料として注目されており、自動車の内燃機関部品を始
めとする各種の産業分野での実用化が期待されている。
密度で除した値である比ヤング率を大きくすることが可
能なことから、大きな固有音速を有し、優れた振動減衰
特性を備えている。従って、このような優れた制震性を
有する複合材料を、例えば、ロボットの高速移動アーム
に応用することが可能である。
特許公開公報に開示された複合材料に、例えば一層優れ
た耐酸化性や耐腐食性を付与する必要がある場合、この
複合材料の表面をAl2O3や窒化アルミニウムといった
セラミックス材料から成る被覆層で被覆する必要があ
る。然るに、このような被覆層で被覆された複合材料の
温度を急変させたとき、複合材料とセラミックス材料と
の線膨張率の相違に起因して、被覆層に亀裂が入るとい
う問題がある。更には、この複合材料は、自動車の内燃
機関部品やロボットのアームの他にも、特性に依っては
各種の応用用途が考えられるが、製造コストを抑制する
ことも重要である。
性、耐腐食性に優れ、しかも、高い熱伝導率と低い線膨
張率を有することが要求される構造体の部分や部品ある
いは製品の素材として好適に利用され得る窒化アルミニ
ウム−アルミニウム系複合材料及びその製造方法を提供
することにある。
めの本発明の第1の態様に係る窒化アルミニウム−アル
ミニウム系複合材料の製造方法は、溶湯加圧装置内に配
設した容器内に窒化アルミニウム粉末を入れ、次いで、
容器内の窒化アルミニウム粉末に圧力を加えた後、溶融
アルミニウム系材料を容器内に流し込み、その後、容器
内の溶融アルミニウム系材料を加圧することによって窒
化アルミニウム粉末間にアルミニウム系材料を充填する
ことを特徴とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料の製造方法は、窒化アルミニウム粉末を焼成して得ら
れたプリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容器内に
収納し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器内に流
し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料を加
圧することによってプリフォームの気孔中にアルミニウ
ム系材料を充填することを特徴とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料の製造方法は、(イ)溶湯加圧装置内に配設した容器
内に窒化アルミニウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒
化アルミニウム粉末に圧力を加えた後、溶融アルミニウ
ム系材料を容器内に流し込み、その後、容器内の溶融ア
ルミニウム系材料を加圧することによって窒化アルミニ
ウム粉末間にアルミニウム系材料を充填することで母材
を作製する工程と、(ロ)該母材の表面をセラミックス
材料から成る被覆層で被覆する工程、から成ることを特
徴とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料の製造方法は、(イ)窒化アルミニウム粉末を焼成し
て得られたプリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容
器内に収納し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器
内に流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材
料を加圧することによってプリフォームの気孔中にアル
ミニウム系材料を充填することで母材を作製する工程
と、(ロ)該母材の表面をセラミックス材料から成る被
覆層で被覆する工程、から成ることを特徴とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料は、溶湯加圧装置内に配設した容器内に窒化アルミニ
ウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒化アルミニウム粉
末に圧力を加えた後、溶融アルミニウム系材料を容器内
に流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料
を加圧することによって窒化アルミニウム粉末間にアル
ミニウム系材料を充填することで製造されることを特徴
とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料は、窒化アルミニウム粉末を焼成して得られたプリフ
ォームを溶湯加圧装置内に配設した容器内に収納し、次
いで、溶融アルミニウム系材料を容器内に流し込み、そ
の後、容器内の溶融アルミニウム系材料を加圧すること
によってプリフォームの気孔中にアルミニウム系材料を
充填することで製造されることを特徴とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料は、(イ)溶湯加圧装置内に配設した容器内に窒化ア
ルミニウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒化アルミニ
ウム粉末に圧力を加えた後、溶融アルミニウム系材料を
容器内に流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム
系材料を加圧することによって窒化アルミニウム粉末間
にアルミニウム系材料を充填することで得られた母材、
及び(ロ)該母材の表面を被覆したセラミックス材料か
ら成る被覆層、から成ることを特徴とする。
の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料は、(イ)窒化アルミニウム粉末を焼成して得られた
プリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容器内に収納
し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器内に流し込
み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料を加圧す
ることによってプリフォームの気孔中にアルミニウム系
材料を充填することで得られた母材、及び、(ロ)該母
材の表面を被覆したセラミックス材料から成る被覆層、
から成ることを特徴とする。
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料及びその製造
方法においては、窒化アルミニウム−アルミニウム系複
合材料の線膨張率を制御するために、また、本発明の第
3若しくは第4の態様に係る窒化アルミニウム−アルミ
ニウム系複合材料及びその製造方法においては、窒化ア
ルミニウム−アルミニウム系材料から成る母材の線膨張
率を制御するために、ケイ素を添加した溶融アルミニウ
ム系材料を容器内に流し込むことが好ましい。この場
合、アルミニウム系材料とケイ素の合計を100重量%
としたとき、ケイ素を10乃至35重量%、好ましくは
16乃至35重量%、一層好ましくは20乃至35重量
%添加することが望ましい。尚、以下、本発明の第1若
しくは第2の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウ
ム系複合材料及びその製造方法における窒化アルミニウ
ム−アルミニウム系複合材料、並びに、本発明の第3若
しくは第4の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウ
ム系複合材料及びその製造方法における窒化アルミニウ
ム−アルミニウム系材料から成る母材を、総称して「複
合材料等」と呼ぶ場合がある。
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料あるいはその
製造方法においては、母材の線膨張率をα1[単位:1
0-6/K]、被覆層を構成するセラミックス材料の線膨
張率をα2[単位:10-6/K]としたとき、(α1−
3)≦α2≦(α1+3)を満足することが、窒化アルミ
ニウム−アルミニウム系複合材料の温度を急変させたと
き、母材と被覆層を構成するセラミックス材料との線膨
張率の相違に起因して被覆層に亀裂が入るという問題の
発生を回避する上で好ましい。尚、被覆層を構成するセ
ラミックス材料としてはアルミニウム系材料が好まし
く、例えば、Al2O3や窒化アルミニウム(AlN)を
挙げることができる。また、被覆層を構成するセラミッ
クス材料の線膨張率や電気特性を制御するために、例え
ばTiO2を添加してもよい。母材の表面をセラミック
ス材料から成る被覆層で被覆するためには、例えば、被
覆層を溶射法にて母材の表面に形成すればよく、あるい
は又、予めシート(板)状に作製された被覆層を、例え
ばロウ付け法にて母材の表面に取り付けてもよい。被覆
層で母材の表面全体を被覆してもよいし、表面の一部分
を被覆してもよい。尚、一般に、線膨張率αは、物体の
長さをL、0゜Cにおける物体の長さをL0、θを温度
としたとき、α=(dL/dθ)/L0で表すことがで
きる。
は、純アルミニウムの他、Si、Mg、Ni、Cu、M
g等を適宜含むアルミニウム合金等を例示することがで
きる。
容積比は、4/6乃至8/2、好ましくは6/4乃至7
/3とすることが望ましい。このような容積比にするこ
とによって、複合材料等の線膨張率の適切な制御が得ら
れるばかりか、複合材料等は、純粋なセラミックスの電
気伝導度や熱伝導度よりも金属に近づいた値を有するよ
うになる。
む際の窒化アルミニウム粉体若しくは窒化アルミニウム
から作製されたプリフォームの温度は、500乃至10
00゜C、好ましくは700乃至800゜Cとすること
が望ましい。また、容器内に流し込む際の溶融アルミニ
ウム系材料(溶湯アルミニウム系材料)の温度は、70
0乃至1000゜C、好ましくは750乃至900゜C
とすることが望ましい。更には、容器内の溶融アルミニ
ウム系材料の加圧は高圧鋳造法にて行うことが好まし
い。この場合の溶融アルミニウム系材料に加える絶対圧
は、200乃至1500kgf/cm2、好ましくは8
00乃至1000kgf/cm2とすることが望まし
い。
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料あるいはその
製造方法においては、窒化アルミニウム粉末の平均粒径
は10乃至100μmであることが望ましい。尚、異な
る平均粒径を有する窒化アルミニウム粉末を混合して窒
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料あるいは母材
の製造に供してもよい。平均粒径の異なる窒化アルミニ
ウム粉末を混合することによって、複合材料等の気孔率
(空隙率)の制御を行うことができる。この場合には、
平均粒径R1を有する窒化アルミニウム粉末と、平均粒
径3R1を〜5R1を有する窒化アルミニウム粉末とを、
前者に対して後者を3〜5倍の体積割合で混合して、窒
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料あるいは母材
の製造に供することが好ましいが、このような値に限定
するものではない。平均粒径の異なる窒化アルミニウム
粉末をこのような条件にて混合することによって、複合
材料等の気孔率の極小値化を図ることができる。尚、窒
化アルミニウム粉末を入れるための容器は、窒化アルミ
ニウムに圧力を加えたとき所望の形状に賦形できるよう
な容器、具体的には鋳型とすることが好ましい。容器内
の窒化アルミニウム粉末に加える絶対圧は、加圧後の窒
化アルミニウム粉末に要求される気孔率に基づき決定す
ればよく、50kgf/cm2乃至3トンf/cm2、好
ましくは100kgf/cm2乃至2.5トンf/cm2
とすることが望ましい。
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料及びその製造
方法においては、窒化アルミニウム粉末を焼成してプリ
フォームを作製するが、かかるプリフォームは、例え
ば、金型プレス成形法、静水圧成形法、鋳込み成形法、
あるいは泥漿鋳込み成形法によって窒化アルミニウム粉
末を成形した後、500乃至1000゜C、好ましくは
800乃至1000゜Cの温度で焼成を行うことによっ
て得ることができる。プリフォームを収納するための容
器も、具体的には鋳型とすることが好ましい。
するが、耐熱性や耐酸化性、耐腐食性に問題があるし、
線膨張率も23×10-6/Kと高い。一方、窒化アルミ
ニウム(AlN)は、周知のように、セラミックスとし
ては高い熱伝導率(0.235cal/cm・秒・K,
98.3W/m・K)、及び、低い線膨張率(5.1×
10-6/K)を有し、また、セラミックスであるが故
に、高い耐熱性や耐酸化性、耐腐食性を有する。本発明
において、窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料
は、窒化アルミニウムとアルミニウム系材料の2成分、
所望に応じて、窒化アルミニウムとアルミニウム系材料
とケイ素の3成分から構成されている。従って、本発明
の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料は、窒化
アルミニウムの有する性質とアルミニウム系材料の有す
る性質の中間的な性質を有する。
ム系材料から構成された複合材料の製造方法として、非
加圧含浸法が知られている。この非加圧含浸法は、セラ
ミックス製のプリフォームを1200゜C前後に加熱し
た状態で、セラミックス材料の濡れ性向上のためにMg
雰囲気(例えば、Mg分圧が5hPa以上の雰囲気)と
し、圧力を加えること無く、溶融アルミニウム系材料を
プリフォームの気孔中に含浸、充填させる。しかしなが
ら、含浸、充填に長時間を要するために、複合材料の製
造コストが上昇するといった問題がある。
法を採用しているので、短時間で複合材料を作製するこ
とができる。
係る窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造
方法においては、予め鋳型を作製しておき、係る鋳型を
使用して窒化アルミニウムから成るプリフォームを作製
すればよいので、複合材料の製造コストの低減を図るこ
とができる。
ム系複合材料の形状にも依るが、場合によっては、容器
内の溶融アルミニウム系材料を加圧したとき、窒化アル
ミニウムから作製されたプリフォームにクラックが発生
し、このクラックの部分にはアルミニウム系材料のみが
存在するといった問題が生じることがある。このような
場合には、本発明の第1若しくは第3の態様に係る窒化
アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法を採
用すればよい。即ち、原材料として窒化アルミニウムの
粉末を使用し、容器内の窒化アルミニウム粉末に圧力を
加えることによって所望の形状に賦形した後、あるいは
窒化アルミニウム粉末を高密度化し固めた後、容器内の
溶融アルミニウム系材料を加圧するので、クラックの発
生を確実に防止することができ、複合材料の製造歩留ま
りの向上を図ることができる。また、容器(例えば鋳
型)内で窒化アルミニウム粉末を所望の形状に賦形する
ことができるので、複合材料の製造コストの低減を図る
ことができる。
イ素を10重量%添加したアルミニウム系材料の線膨張
率は21×10-6/Kであり、純アルミニウムの線膨張
率よりも低くなる。このようにケイ素の添加割合により
複合材料等の線膨張率の制御を行うことができ、或る程
度、所望の線膨張率を有する複合材料等を製造すること
が可能となる。
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
の第1の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系
複合材料及びその製造方法に関する。実施の形態1にお
いては、先ず、図1の(A)に模式図を示す溶湯加圧装
置内に配設した容器(鋳型)10内に窒化アルミニウム
粉末11を入れた(充填した)。窒化アルミニウム粉末
としては、平均粒径10μmの窒化アルミニウム粉末
と、平均粒径40μmの窒化アルミニウム粉末とを、前
者を25体積%、後者を75体積%、混合したものを使
用した。そして、容器10内の窒化アルミニウム粉末を
図示しないヒータで約700゜Cに加熱した状態で、容
器10内の窒化アルミニウム粉末に絶対圧100kgf
/cm2の圧力をプレス機12によって加えた(図1の
(B)の模式図参照)。これによって、窒化アルミニウ
ム粉末11は高密度化され固められ、所望の形状に賦形
された。
ミニウム系材料13(実施の形態1においては、純アル
ミニウムを使用)を容器10内に流し込んだ。尚、溶融
アルミニウム系材料13を容器10内に流し込む際、溶
融アルミニウム系材料13に塊状のケイ素14を添加し
た(図2の(A)の模式図参照)。ケイ素の添加割合
は、純アルミニウム75重量%/ケイ素25重量%とし
た。次いで、高圧鋳造法を実行した。即ち、容器10内
の溶融アルミニウム系材料を絶対圧1トン/cm2にて
プレス機12によって加圧した(図2の(B)の模式図
参照)。これによって、窒化アルミニウム粉末間(気孔
内)にアルミニウム系材料が含浸、充填された窒化アル
ミニウム−アルミニウム系複合材料を得ることができ
た。こうして得られた窒化アルミニウム−アルミニウム
系複合材料の熱伝導率は176W/m・Kであり、線膨
張率は6.7×10-6/Kであった。
の第3の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系
複合材料及びその製造方法に関する。実施の形態2にお
いては、実施の形態1にて作製された窒化アルミニウム
−アルミニウム系複合材料を母材15とし、この母材1
5の表面をセラミックス材料(実施の形態2においては
Al2O3を使用)から成る被覆層16で被覆した。この
ような構造を有する窒化アルミニウム−アルミニウム系
複合材料の模式的な断面図を図3に示す。被覆方法は真
空溶射法とした。具体的には、厚さ約0.2mmのAl
2O3から成る被覆層を、真空溶射法にて母材の表面に形
成した。尚、Al2O3の線膨張率は約8×10-6/Kで
ある。従って、α2は約8である。一方、母材の線膨張
率は6.7×10-6/Kであり、(α1−3)≦α2≦
(α1+3)の関係を満足している。尚、溶射下地層と
して例えばアルミニウムを約5重量%含んだニッケル
(Ni−5重量%Al)を母材表面に溶射しておき、こ
の溶射下地層上にセラミックス材料から成る被覆層を真
空溶射法にて形成してもよい。
の第2の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系
複合材料及びその製造方法に関する。実施の形態3にお
いては、先ず、図4に模式図を示す溶湯加圧装置内に配
設した容器(鋳型)10内に、窒化アルミニウム粉末を
焼成して得られたプリフォーム20を収納した。プリフ
ォームは、平均粒径15μmの窒化アルミニウム粉末を
泥漿鋳込み成形法にて成形した後、約500゜Cの温度
で焼成を行うことによって得た。
図示しないヒータで約800゜Cに加熱した状態で、塊
状のケイ素を16重量%含む約800゜Cの溶融(溶
湯)アルミニウム系材料13(実施の形態3において
も、純アルミニウムを使用)を容器10内に流し込んだ
(図5の(A)の模式図参照)。次いで、高圧鋳造法を
実行した。即ち、容器10内の溶融アルミニウム系材料
を絶対圧1トン/cm2にてプレス機12によって加圧
した(図5の(B)の模式図参照)。これによって、プ
リフォームの気孔中にアルミニウム系材料が含浸、充填
された窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料を得
ることができた。こうして得られた窒化アルミニウム−
アルミニウム系複合材料の熱伝導率は185W/m・K
であり、線膨張率は7.3×10-6/Kであった。
の第4の態様に係る窒化アルミニウム−アルミニウム系
複合材料及びその製造方法に関する。実施の形態4にお
いては、実施の形態3にて作製された窒化アルミニウム
−アルミニウム系複合材料を母材とし、この母材の表面
をセラミックス材料(実施の形態4においてもAl2O3
を使用)から成る被覆層で被覆した。被覆方法は真空溶
射法とした。具体的には、厚さ約0.2mmのAl2O3
から成る被覆層を、真空溶射法にて母材の表面に形成し
た。尚、Al2O3の線膨張率は約8×10-6/Kであ
る。従って、α2は約8である。一方、母材の線膨張率
は7.3×10-6/Kであり、(α1−3)≦α2≦(α
1+3)の関係を満足している。尚、溶射下地層として
例えばアルミニウムを約5重量%含んだニッケル(Ni
−5重量%Al)を母材表面に溶射しておき、この溶射
下地層上にセラミックス材料から成る被覆層を真空溶射
法にて形成してもよい。
ミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法に基づ
き、自動車の内燃機関用のシリンダブロックを作製し
た。得られたシリンダブロックは高い耐摩耗性を有して
いた。また、実施の形態2の窒化アルミニウム−アルミ
ニウム系複合材料の製造方法に基づき、自動車の内燃機
関用のピストン部を作製した。尚、母材の表面を窒化ア
ルミニウム(AlN)から成る被覆層で被覆した。被覆
方法として真空溶射法を採用した。得られたピストン部
は、従来のピストン部に比べて熱負荷に対する耐性が大
幅に向上し、ピストン部の摩耗を防ぐことができた。し
かも、線膨張率α1とα2との差は約2×10-6/Kであ
るが故に、高温下の内燃機関にて使用したときでも、線
膨張率の差に起因したピストン部の損傷発生を防止する
ことができた。
ミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法に基づ
き、自動車の内燃機関用の自動燃料噴射装置の制御用電
子部品を実装するための基板を作製した。得られた基板
は、高い熱伝導率を有し、しかも高い耐久性を有してお
り、基板の信頼性が大幅に向上した。。
き説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。発明の実施の形態にて説明した本発明の窒化アルミ
ニウム−アルミニウム系複合材料や母材の作製条件は例
示であり、適宜変更することができる。また、発明の実
施の形態にて説明した本発明の窒化アルミニウム−アル
ミニウム系複合材料の適用分野も例示であり、制震性を
利用したロボットのアームや、高い熱伝導率と高耐久性
を利用した複写機のトナー定着(現像)ロール、あるい
はロケット用部品等の宇宙科学分野等、広い技術分野へ
の応用が可能である。
食性に優れ、且つ、高い熱伝導率と低い線膨張率を有す
ることが要求される構造体の部分や部品あるいは製品の
素材として好適に利用され得る窒化アルミニウム−アル
ミニウム系複合材料を安価に提供することが可能とな
る。また、本発明の第1若しくは第3の態様に係る窒化
アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法を採
用すれば、複合材料等にクラックが発生することを確実
に防止することができ、複合材料の製造歩留まりの向上
を図ることができる。尚、溶融アルミニウム系材料への
ケイ素の添加割合により複合材料等の線膨張率の制御を
行うことができるが故に、或る程度、所望の線膨張率を
有する複合材料等を製造することが可能である。
アルミニウム系複合材料の製造方法を説明するための容
器等の模式図である。
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法を
説明するための容器等の模式図である。
アルミニウム系複合材料の製造方法によって製造された
窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料の模式的な
断面図である。
アルミニウム系複合材料の製造方法を説明するための容
器等の模式図である。
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法を
説明するための容器等の模式図である。
2・・・プレス機、13・・・溶融(溶湯)アルミニウ
ム系材料、14・・・ケイ素、15・・・母材、16・
・・被覆層、20・・・プリフォーム
Claims (24)
- 【請求項1】溶湯加圧装置内に配設した容器内に窒化ア
ルミニウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒化アルミニ
ウム粉末に圧力を加えた後、溶融アルミニウム系材料を
容器内に流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム
系材料を加圧することによって窒化アルミニウム粉末間
にアルミニウム系材料を充填することを特徴とする窒化
アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法。 - 【請求項2】ケイ素を添加した溶融アルミニウム系材料
を容器内に流し込むことを特徴とする請求項1に記載の
窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方
法。 - 【請求項3】(イ)溶湯加圧装置内に配設した容器内に
窒化アルミニウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒化ア
ルミニウム粉末に圧力を加えた後、溶融アルミニウム系
材料を容器内に流し込み、その後、容器内の溶融アルミ
ニウム系材料を加圧することによって窒化アルミニウム
粉末間にアルミニウム系材料を充填することで母材を作
製する工程と、 (ロ)該母材の表面をセラミックス材料から成る被覆層
で被覆する工程、から成ることを特徴とする窒化アルミ
ニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法。 - 【請求項4】工程(イ)において、ケイ素を添加した溶
融アルミニウム系材料を容器内に流し込むことを特徴と
する請求項3に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム
系複合材料の製造方法。 - 【請求項5】母材の線膨張率をα1[単位:10-6/
K]、被覆層を構成するセラミックス材料の線膨張率を
α2[単位:10-6/K]としたとき、(α1−3)≦α
2≦(α1+3)を満足することを特徴とする請求項3又
は請求項4に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム系
複合材料の製造方法。 - 【請求項6】被覆層を構成するセラミックス材料はAl
2O3又は窒化アルミニウムであることを特徴とする請求
項3に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材
料の製造方法。 - 【請求項7】窒化アルミニウム粉末を焼成して得られた
プリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容器内に収納
し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器内に流し込
み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料を加圧す
ることによってプリフォームの気孔中にアルミニウム系
材料を充填することを特徴とする窒化アルミニウム−ア
ルミニウム系複合材料の製造方法。 - 【請求項8】ケイ素を添加した溶融アルミニウム系材料
を容器内に流し込むことを特徴とする請求項7に記載の
窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料の製造方
法。 - 【請求項9】(イ)窒化アルミニウム粉末を焼成して得
られたプリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容器内
に収納し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器内に
流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料を
加圧することによってプリフォームの気孔中にアルミニ
ウム系材料を充填することで母材を作製する工程と、 (ロ)該母材の表面をセラミックス材料から成る被覆層
で被覆する工程、から成ることを特徴とする窒化アルミ
ニウム−アルミニウム系複合材料の製造方法。 - 【請求項10】工程(イ)において、ケイ素を添加した
溶融アルミニウム系材料を容器内に流し込むことを特徴
とする請求項9に記載の窒化アルミニウム−アルミニウ
ム系複合材料の製造方法。 - 【請求項11】母材の線膨張率をα1[単位:10-6/
K]、被覆層を構成するセラミックス材料の線膨張率を
α2[単位:10-6/K]としたとき、(α1−3)≦α
2≦(α1+3)を満足することを特徴とする請求項9又
は請求項10に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム
系複合材料の製造方法。 - 【請求項12】被覆層を構成するセラミックス材料はA
l2O3又は窒化アルミニウムであることを特徴とする請
求項9に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合
材料の製造方法。 - 【請求項13】溶湯加圧装置内に配設した容器内に窒化
アルミニウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒化アルミ
ニウム粉末に圧力を加えた後、溶融アルミニウム系材料
を容器内に流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウ
ム系材料を加圧することによって窒化アルミニウム粉末
間にアルミニウム系材料を充填することで製造されるこ
とを特徴とする窒化アルミニウム−アルミニウム系複合
材料。 - 【請求項14】ケイ素を添加した溶融アルミニウム系材
料を容器内に流し込むことを特徴とする請求項13に記
載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項15】(イ)溶湯加圧装置内に配設した容器内
に窒化アルミニウム粉末を入れ、次いで、容器内の窒化
アルミニウム粉末に圧力を加えた後、溶融アルミニウム
系材料を容器内に流し込み、その後、容器内の溶融アル
ミニウム系材料を加圧することによって窒化アルミニウ
ム粉末間にアルミニウム系材料を充填することで得られ
た母材、及び(ロ)該母材の表面を被覆したセラミック
ス材料から成る被覆層、から成ることを特徴とする窒化
アルミニウム−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項16】ケイ素を添加した溶融アルミニウム系材
料を容器内に流し込むことを特徴とする請求項15に記
載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項17】母材の線膨張率をα1[単位:10-6/
K]、被覆層を構成するセラミックス材料の線膨張率を
α2[単位:10-6/K]としたとき、(α1−3)≦α
2≦(α1+3)を満足することを特徴とする請求項15
又は請求項16に記載の窒化アルミニウム−アルミニウ
ム系複合材料。 - 【請求項18】被覆層を構成するセラミックス材料はA
l2O3又は窒化アルミニウムであることを特徴とする請
求項15に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複
合材料。 - 【請求項19】窒化アルミニウム粉末を焼成して得られ
たプリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容器内に収
納し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器内に流し
込み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料を加圧
することによってプリフォームの気孔中にアルミニウム
系材料を充填することで製造されることを特徴とする窒
化アルミニウム−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項20】ケイ素を添加した溶融アルミニウム系材
料を容器内に流し込むことを特徴とする請求項19に記
載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項21】(イ)窒化アルミニウム粉末を焼成して
得られたプリフォームを溶湯加圧装置内に配設した容器
内に収納し、次いで、溶融アルミニウム系材料を容器内
に流し込み、その後、容器内の溶融アルミニウム系材料
を加圧することによってプリフォームの気孔中にアルミ
ニウム系材料を充填することで得られた母材、及び、 (ロ)該母材の表面を被覆したセラミックス材料から成
る被覆層、から成ることを特徴とする窒化アルミニウム
−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項22】ケイ素を添加した溶融アルミニウム系材
料を容器内に流し込むことを特徴とする請求項21に記
載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複合材料。 - 【請求項23】母材の線膨張率をα1[単位:10-6/
K]、被覆層を構成するセラミックス材料の線膨張率を
α2[単位:10-6/K]としたとき、(α1−3)≦α
2≦(α1+3)を満足することを特徴とする請求項21
又は請求項22に記載の窒化アルミニウム−アルミニウ
ム系複合材料。 - 【請求項24】被覆層を構成するセラミックス材料はA
l2O3又は窒化アルミニウムであることを特徴とする請
求項21に記載の窒化アルミニウム−アルミニウム系複
合材料。
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