JPH11136788A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH11136788A
JPH11136788A JP29827597A JP29827597A JPH11136788A JP H11136788 A JPH11136788 A JP H11136788A JP 29827597 A JP29827597 A JP 29827597A JP 29827597 A JP29827597 A JP 29827597A JP H11136788 A JPH11136788 A JP H11136788A
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JP
Japan
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pass filter
frequency
amplifier
hearing
cut
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Pending
Application number
JP29827597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Koura
哲司 小浦
Takehiko Tanabe
毅彦 田名部
Shuhei Konishi
周平 小西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は映像・音響機器を使用する高齢者な
どの難聴者用のスピーカ装置に関するものであり、高域
聴力補正をして、健聴者に気兼ねせずに視聴ができるス
ピーカ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、少なくとも水平方向に配列さ
れた中央部に配置されたスピーカユニットほど再生音圧
レベルを大きく設定した複数個のスピーカユニット1a
〜1hと、可聴帯域における第1のハイパスフィルタ3
とパワーアンプ5を有するアンプ2を備え、高齢者など
の難聴者が聴力感度低下している信号を、上記第1のハ
イパスフィルタ3で検出し増幅するとともに、スピーカ
ユニット1a〜1hの中央部のものほど再生音圧レベル
が大きくなるように設定し、水平方向の指向性を狭くし
た制御された再生音が高齢者などの難聴者に向けて放射
できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてテレビジョ
ン受像機などと組み合わせて高齢者などの難聴者の聴力
低下を補うための手段として使用される指向性のスピー
カ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の高齢化が急速に進んでいる
が、高齢者などの難聴者は一般的に聴力低下をきたすた
めテレビジョン受像機などを視聴する際、音量を大きく
しないと明瞭に聞き取れない、あるいは健聴者の家族と
一緒にテレビジョン受像機を視聴する際にも、家族に合
わせた音量では、聞き取りにくいため音量を大きくする
か、あるいはスピーカがオフにならないイヤホンジャッ
クにより、ヘッドホンやイヤホンなどを用いて視聴を行
うことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなテレビジ
ョン受像機などの視聴においては、家族と一緒の場合、
高齢者などの難聴者に合わせた音量では、健聴者の家族
にとっては大きすぎる音量となったり、家族に合わせた
音量では、高齢者などの難聴者が聞き取りにくかった
り、あるいはイヤホンなどを使うと高齢者などの難聴者
が疎外感を感じたりなどで、高齢者などの難聴者と健聴
者の家族が共に満足に視聴できないという課題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスピーカ装置は、少なくとも水平方向に配列
された複数固のスピーカユニットと、可聴帯域における
第1のハイパスフィルタとパワーアンプを有するアンプ
を備え、入力信号経路は上記第1のハイパスフィルタ、
上記パワーアンプの順に構成されるとともに、上記複数
のスピーカユニットは中央部に配置されたスピーカユニ
ットほど再生音圧レベルを大きく設定したものであり、
高齢者などの難聴者が聴力感度低下している概ね1kH
z以上の信号を上記第1のハイパスフィルタで検出し、
増幅するとともに複数固のスピーカユニットの中央部の
ものほど再生音圧レベルが大きくなるように設定したこ
とで水平方向の指向性を狭くし、水平方向の指向性を狭
く制御された再生音が高齢者などの難聴者に向けて放射
できるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも水平方向に配列された複数固のスピーカ
ユニットと、可聴帯域における第1のハイパスフィルタ
とパワーアンプを有するアンプを備え、入力信号経路は
上記第1のハイパスフィルタ、上記パワーアンプの順に
構成されるとともに、上記複数のスピーカユニットは中
央部に配置されたスピーカユニットほど再生音圧レベル
を大きく設定したものであり、水平方向の指向性を狭く
制御された再生音が高齢者などの難聴者に向けて放射で
きるものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、少なくとも水平
方向に配列された複数固のスピーカユニットと、可聴帯
域における第1のハイパスフィルタと非線形増幅手段と
パワーアンプを有するアンプを備え、入力信号経路は上
記第1のハイパスフィルタ、上記非線形増幅手段、上記
パワーアンプの順に構成されるとともに、上記非線形増
幅手段の非線形増幅度を概ね小レベルの入力信号ほど大
きくしたものであり、高齢の難聴者にとって苦痛と感じ
る大きい音のレベルはあまり大きくせず、小さい音のみ
大きくして、難聴者にとって快適な音声空間が提供でき
るものである。
【0007】また、この請求項2に係るスピーカ装置
は、指向性を必要としない難聴者のみのテレビジョン受
像機のスピーカ装置として使用しても良く、難聴者がい
たずらに音量を大きくする必要がないので隣接する部屋
の人に気兼ねせずに番組を楽しめるものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2の非線
形増幅手段の非線形増幅度を任意に調整する調整手段を
設けたものであり、難聴者各自にとって快適な音声を聴
取できるよう任意に調整できるものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載のパワーアンプの前に可聴帯域における第2の
ハイパスフィルタを備え、第1のハイパスフィルタのカ
ットオフ周波数である第1のカットオフ周波数より上記
第2のハイパスフィルタのカットオフ周波数である第2
のカットオフ周波数が高く、且つ上記第1のハイパスフ
ィルタを上記第2のハイパスフィルタより高次に設定し
たので、再生周波数をフラットにして良好な聴感が得ら
れるものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のアンプの可聴帯域にローパスフィルタを備え、上記ロ
ーパスフィルタのカットオフ周波数である第3のカット
オフ周波数を第2のカットオフ周波数より高くしたもの
であり、高域側の指向性の制御外の再生を抑制するもの
である。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1から5
に記載のスピーカ装置のアンプを少なくとも入力信号レ
ベルを検出する検出手段と、この検出手段が一定レベル
以下の信号を検出した時に、上記パワーアンプをスタン
バイ状態とし、一定レベル以上の入力信号を検出した時
アクティブ状態とするスタンバイ手段と、このスタンバ
イ手段がスタンバイ状態であるかアクティブ状態である
かを表示する表示手段で構成したものであり、電源切り
忘れ時の消費電力の低減並びに稼働状態が難聴者にとっ
て容易に知ることができるものである。
【0012】以下本発明の一実施の形態について図によ
り説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のスピーカ装置の一実施
の形態の外観斜視図であり、図2は同回路ブロック図で
ある。同図によると、1a〜1hは水平方向に配列され
たスピーカユニット、2はアンプ、3は第1のハイパス
フィルタ、4は非線形増幅手段、5はパワーアンプ、6
は外部信号の入力手段、7a〜7hは出力減衰手段であ
る。
【0013】次に上記一実施の形態の詳細な構成を動作
とともに説明する。まず、外部信号が入力手段6からア
ンプ2へ入力される。アンプ2の内部で第1のハイパス
フィルタ3により中高域の信号のみが通過し、非線形増
幅手段4により小レベルの信号ほど大きく増幅され、さ
らにパワーアンプ5で増幅され、出力減衰手段7a〜7
hにより重みを付加されスピーカユニット1a〜1hが
駆動される。ここで、出力減衰手段7a〜7hによりス
ピーカユニット1a〜1hのうち中央部に配置されたス
ピーカユニット1a,1bの再生音圧レベルを最大と
し、以下、スピーカユニット1c,1d、スピーカユニ
ット1e,1f、スピーカユニット1g,1hの順に再
生音圧レベルが低下するように設定される。
【0014】水平方向にスピーカユニット1a〜1hを
配列した場合、水平方向の指向性は狭く、垂直方向の指
向性は逆に広くなる。また、配列されたスピーカユニッ
ト1a〜1hの配置された全体の幅が大きいほど低域側
から指向性が制御され、個々のスピーカユニット1a〜
1hの配置間隔が狭いほど高域側より指向性が制御可能
となる。
【0015】本実施の形態のように水平方向に配列され
たスピーカユニット1a〜1hに中央ほど音圧が大きく
なるように重みづけを施すことにより、配置されたスピ
ーカユニット1a〜1hの全体の幅で決定される低域側
から、配置間隔で決定される高域側までの指向性が制御
可能な周波数帯域で、水平方向の指向性がより狭く制御
される。
【0016】したがって、本実施の形態のスピーカ装置
の再生周波数帯域および指向性制御帯域を難聴者の聴感
できる概ね1kHz以上に設定して、テレビジョン受像
機と組み合わせて用いる場合、聴力の低下者と非低下者
が同時視聴時に聴力低下者にこのスピーカ装置を向けて
使用すれば、聴力低下者のみに中高域の音を付加するこ
とができるため、テレビジョン受像機の本体の音量を大
きくすることなくテレビジョン受像機を楽しむことがで
きるものである。
【0017】また、加齢とともに聴力は低下し、特に1
kHz以上で低下が著しくなるが、苦痛と感じる大きい
音のレベルは逆に小さくなるため、快適に聞こえる音の
ダイナミックレンジが狭くなる。したがって、高齢者等
の難聴者に対しては小さい音は大きくし、大きい音はあ
まり大きくしない増幅作用が有効であるため、非線形増
幅手段4により小レベル信号を大きく増幅することによ
っていたずらに再生音が大きくなることを防止してい
る。
【0018】なお、上記実施の形態ではスピーカユニッ
ト1a〜1hに中央ほど音圧が大きくなるように重みづ
けを施す手段として出力減衰手段7a〜7hを設けた
が、この出力減衰手段7a〜7hを設けず、スピーカユ
ニット1a〜1h自体の効率を変更することでも行える
ものである。
【0019】(実施の形態2)図3は本発明のスピーカ
装置の他の実施の形態の要部であるアンプの回路ブロッ
ク図であり、図4(a)は本実施の形態の第2のハイパ
スフィルタを設けないときの周波数特性図であり、図4
(b)は第2のハイパスフィルタを設けたときの周波数
特性図である。以下、実施の形態1と同一部分は同一番
号を付与し説明を省略して説明する。
【0020】同図によると、8は第2のハイパスフィル
タであり、ここで第1のハイパスフィルタ3と第2のハ
イパスフィルタ8のカットオフ周波数をそれぞれ第1の
カットオフ周波数fc1、第2のカットオフ周波数fc
2としたとき、第2のカットオフ周波数fc2を第1の
カットオフ周波数fc1より高域側に設定したものであ
る。
【0021】次に本実施の形態の動作を説明すると、入
力手段6から入力された信号は第1のハイパスフィルタ
3により、第1のカットオフ周波数fc1で帯域制限さ
れるが、非線形増幅手段4により小レベルの信号ほど大
きく増幅される。よって、非線形増幅手段4およびパワ
ーアンプ5の出力は図4(a)に示すように、第1のカ
ットオフ周波数fc1近傍で点線のように小入力時ほど
肩特性が盛上り、周波数特性にピークをもつため、聴感
上耳につく音になり好ましくないことになるが、第2の
ハイパスフィルタ8を非線形増幅手段4の後段に挿入し
たことにより第2のカットオフ周波数fc2を第1のカ
ットオフ周波数fc1より高域側に設定しているので、
図4(b)に示すように盛上る肩特性を改善することが
できる。また、この第2のハイパスフィルタ8によって
第1のカットオフ周波数fc1近傍の肩特性が盛上る周
波数帯域を狭くし、指向性が広がる低周波数成分を再生
しないことも可能とするものである。
【0022】(実施の形態3)図5は本発明の他の実施
の形態のスピーカ装置の要部であるアンプの回路ブロッ
ク図であり、図6は周波数特性図である。
【0023】同図によると、9は第2のハイパスフィル
タ8とパワーアンプ5の間に挿入されたローパスフィル
タである。
【0024】高域側の指向性制御限界周波数はスピーカ
ユニット1a〜1hの配置間隔で決定されるため、これ
以上の周波数では音が拡散してしまう。図6は実施の形
態3の周波数特性を示すが、同図によると指向性がおよ
そ8kHz以上で制御されないことを表している。
【0025】従って、より高性能な指向性を求めるため
に本実施の形態のように指向性を制御可能な周波数帯域
のみ再生するため、高域限界周波数以上の再生音圧レベ
ルをローパスフィルタ9により低減させることができ
る。
【0026】よって、再生音の狭指向性が高域において
確保されるものとなる。また、当然ながらローパスフィ
ルタ9のカットオフ周波数fc3(第3のカットオフ周
波数)はハイパスフィルタ8のカットオフ周波数fc2
より高域側に設定されている。
【0027】なお、ローパスフィルタ9は図5において
は第2のハイパスフィルタ8とパワーアンプ5の間に挿
入したが、パワーアンプ5の前段であるなら、これに限
るものでない。
【0028】(実施の形態4)図7は他の実施の形態の
スピーカ装置の要部であるアンプの回路ブロック図であ
り、図8はアンプの入出力特性図である。同図による
と、10は非線形増幅手段4の非線形増幅度を調整する
調整手段である。
【0029】調整手段10により小レベルの信号ほど増
幅度を変化するように設定することで、個人差のある高
域の聴力の低下の度合に合わせたフィッティング範囲を
広くすることができるものである。
【0030】図8は本実施の形態の入出力特性図であ
り、Aは非直線形増幅度調整大、Bは同中間、Cは同小
の状態の入出力特性を示し、小入力信号時の出力の増幅
度が非線形増幅度の調整手段10により大きく変化でき
ることを示している。
【0031】なお、調整手段10は図7では非線形増幅
手段4のみに結線されているが、これに限らずとも例え
ば、第1のハイパスフィルタ3と非線形増幅手段4の間
に挿入されるものであってもよい。
【0032】(実施の形態5)図9は本発明のスピーカ
装置の他の実施の形態の要部であるアンプの回路ブロッ
ク図であり、同図によると、11は入力信号レベルを検
出する検出手段、12は表示手段である。
【0033】入力信号レベルを検出手段11で検出し、
ある一定レベル以下もしくは無信号時の状態が一定時間
以上継続した場合に、検出手段11はパワーアンプ5を
スタンバイ状態とし、消費電力を低減すると同時にその
変化を表示手段12に表示させる。
【0034】また、スタンバイ状態からある一定レベル
以上の入力信号を検出した場合には速やかにパワーアン
プをアクティブ状態に変化させ、再生音を放射させると
同時にその変化を表示手段12に表示させることができ
るものである。これによって、使用しない時、電源切り
忘れ時の消費電力の低減ならびに表示機能による状態告
知を行うものである。
【0035】なお、本実施の形態ではパワーアンプ5の
みスタンバイ状態に変化させたが、図示しない電源部分
等これに限るものでないことは言うまでもないことであ
る。
【0036】また、上記実施の形態ではスピーカ装置を
スタンバイ状態やアクティブ状態とさせる機能を検出手
段11に設けたが、スタンバイ手段として別に設けても
検出手段11をはじめとする他の手段例えばパワーアン
プ5等に内蔵しても良いものである。
【0037】(実施の形態6)図10は本発明の他の実
施の形態であり、図10(a)は平面図、図10(b)
は底面図、図10(c)は正面図、図10(d)は後面
図である。
【0038】同図によると、13は電源投入手段、14
は音量調整手段、15は入力した信号をそのまま外部へ
返す外部信号出力手段、16a,16b,16c,16
d,16eはそれぞれケースの前面、後面、天面、底
面、側面、17は回転台である。
【0039】スピーカユニット1a〜1hをケース前面
16aに配置し、電源投入手段13、音量調整手段14
をケース天面16cの中央部に配置し操作性や操作時の
安定性を確保し、外部信号入力手段および外部信号出力
手段15をケース後面16bに、また常時使用しない非
線形増幅度調整手段10をケース後面16bに配置し、
表示機能12を視認性の高いケース天面16cの前面1
6a側に配置し、回転台17はその接合固定部(図示せ
ず)で少なくともケース底面16dと回転可能・脱着可
能となっており、少なくとも水平方向の向きを回転機構
により調整可能であることにより、水平方向に狭指向性
を示す再生音場の位置を容易に設定できるものである。
【0040】また、電源投入手段13はプッシュ式スイ
ッチ、音量調整手段14および非線形増幅度調整手段1
0は回転式ボリューム、表示手段には2色発光LEDを
用い、さらに、音量調整手段14の回転式ボリュームは
多点クリック式として、常に同じ音量で使用する場合に
設定位置が容易に探せるものである。
【0041】また、非線形増幅度調整手段10に用いた
回転式ボリュームは聴力および嗜好に合わせて使用し、
一度設定すれば調整する必要性が低いため、ボリューム
全体がケース後面内部に隠れ、外部へ突出しない(例え
ば、エッジドライブ)構造として普段は不用意に可変さ
れないものとしている。
【0042】なお、以上の各実施の形態のスピーカ装置
では、スピーカユニット1a〜1hの数は8個であった
がこれに限るものでなく、さらに、水平方向1列配列で
なくとも2列配列でもよいことは言うまでもないことで
ある。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高齢者な
どの難聴者は、同席している健聴者に迷惑をかけずに中
高域を持ち上げた音でテレビジョン受像機などの音を明
瞭度よく聞くことができ、高齢者などの難聴者と同居の
健聴者とが、テレビジョン受像機等の本体の音量を大き
くすることなく共に満足できる状態でテレビジョン受像
機等を同時に視聴でき、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカ装置の一実施の形態の外観斜
視図
【図2】同要部であるアンプの回路ブロック図
【図3】同他の実施の形態の要部であるアンプの回路ブ
ロック図
【図4】(a),(b)同周波数特性図
【図5】同他の実施の形態の要部であるアンプの回路ブ
ロック図
【図6】同周波数特性図
【図7】同他の実施の形態の要部であるアンプの回路ブ
ロック図
【図8】同入出力特性図
【図9】同他の実施の形態の要部であるアンプの回路ブ
ロック図
【図10】(a)〜(d)同他の実施の形態の平面図、
低面図、正面図および後面図
【符号の説明】
1a〜1h スピーカユニット 2 アンプ 3 第1のハイパスフィルタ 4 非線形増幅手段 5 パワーアンプ 6 外部信号の入力手段 7a〜7h 出力減衰手段 8 第2のハイパスフィルタ 9 ローパスフィルタ 10 非線形増幅度の調整手段 11 入力信号レベルの検出手段 12 表示手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも水平方向に配列された複数固
    のスピーカユニットと、可聴帯域における第1のハイパ
    スフィルタとパワーアンプを有するアンプを備え、入力
    信号経路は上記第1のハイパスフィルタ、上記パワーア
    ンプの順に構成されるとともに、上記複数のスピーカユ
    ニットは中央部に配置されたスピーカユニットほど再生
    音圧レベルを大きく設定したスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも水平方向に配列された複数固
    のスピーカユニットと、可聴帯域における第1のハイパ
    スフィルタと非線形増幅手段とパワーアンプを有するア
    ンプを備え、入力信号経路は上記第1のハイパスフィル
    タ、上記非線形増幅手段、上記パワーアンプの順に構成
    されるとともに、上記非線形増幅手段の非線形増幅度を
    概ね小レベルの入力信号ほど大きくしたスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 非線形増幅手段の非線形増幅度を任意に
    調整する調整手段を有する請求項2に記載のスピーカ装
    置。
  4. 【請求項4】 アンプはパワーアンプの前に可聴帯域に
    おける第2のハイパスフィルタを備え、第1のハイパス
    フィルタのカットオフ周波数である第1のカットオフ周
    波数より上記第2のハイパスフィルタのカットオフ周波
    数である第2のカットオフ周波数が高く、且つ上記第1
    のハイパスフィルタは上記第2のハイパスフィルタより
    高次である請求項1または請求項2に記載のスピーカ装
    置。
  5. 【請求項5】 アンプは可聴帯域にローパスフィルタを
    備え、上記ローパスフィルタのカットオフ周波数である
    第3のカットオフ周波数は第2のカットオフ周波数より
    高くした請求項4に記載のスピーカ装置。
  6. 【請求項6】 アンプは少なくとも入力信号レベルを検
    出する検出手段と、この検出手段が一定レベル以下の信
    号を検出した時に上記パワーアンプをスタンバイ状態と
    し、一定レベル以上の入力信号を検出した時アクティブ
    状態とするスタンバイ手段と、このスタンバイ手段がス
    タンバイ状態であるかアクティブ状態であるかを表示す
    る表示手段より構成される請求項1から請求項5のいず
    れか1つに記載のスピーカ装置。
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