JPH11136521A - 画像データ処理装置 - Google Patents
画像データ処理装置Info
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- JPH11136521A JPH11136521A JP30075497A JP30075497A JPH11136521A JP H11136521 A JPH11136521 A JP H11136521A JP 30075497 A JP30075497 A JP 30075497A JP 30075497 A JP30075497 A JP 30075497A JP H11136521 A JPH11136521 A JP H11136521A
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Abstract
分けし、分けられたページの画像種類に適した圧縮方法
を使用することによって圧縮効率の高い画像データ処理
装置を提供する。 【解決手段】 第1のホストコンピュータ1では、ビッ
トマップの8ビットの画像データを第1のウェーブレッ
ト変換部201で周波数分解を行なう。ウェーブレット
変換のようなサブバンド符号化では、多重解像度表現が
可能であるが、ここではまず、分離のために1階層だけ
処理を行なう。次いで、得られた1階層の高周波成分を
用いて像域分離部202で文字(エッジ)領域と絵柄領
域に像域分離処理を行なう。そして、さらに、分離され
た領域を文字領域のみのページ402と絵柄領域のみの
ページ403の2枚のページに分け、それぞれのページ
を分けた画像の種類に適した圧縮方式で圧縮する。
Description
ータ上にある画像データを複数の周波数帯域に分解した
係数を利用して文字(エッジ)領域と絵柄領域に分離
し、分離されたエリアの種類毎にデータの圧縮処理を行
なう画像データ処理装置に関する。
(Discret Cosine Transform)などの直交変換によって
画像データを周波数成分に変換し、その変換係数を量子
化する方式が一般的である。このDCTは圧縮性能の優
れた周波数変換方式であるが、低ビットデータにおいて
ブロック歪みやモスキートノイズという画像劣化を生じ
る。これに対してウェーブレット(Wavelet)変換のよ
うに変換基底がオーバラップした多重解像度変換ではこ
のような不具合は解消される。
真画像のような連続階調画像の圧縮には適した変換方式
であるが、文字画像のように急峻な輝度変換が密集して
いる画像では、圧縮効率を高めることはできない。この
ような画像にはよりシンプルな変換方式の方が高い圧縮
効率を得ることができる。そのため、画像の種類によっ
て変換方式を選択する方法が従来から行われているが、
1ページの中に写真と文字とが混在しているような画像
については適切な方式はなかった。
ようにイメージデータを転送する場合、送信側でスキャ
ナから読み込んだ画像データを文字(エッジ)領域と絵
柄領域に分離し、分離されたエリアの種類毎に圧縮方法
を変えて符号化して転送したとき、受信側ではモニタ上
に、まず先に確認したい文字データから高速で復元表示
され、画像データはその後に原稿の上方から順次表示さ
れていく。そのため、文字、絵柄混在画像のデータの場
合、文字情報のみを早く得たいにもかかわらず、途中の
画像領域も含んだ画像が情報からゆっくり表示し終わる
のを待つことになる。
5−75875号公報に開示された「画像符号化装置」
や特開平7−87327号公報に開示された「画像符号
化装置」が知られている。これらの従来発明は、文字部
と写真部を判定し、それぞれの領域に応じて量子化ステ
ップを変えることによって圧縮効率を上げるように構成
されている。
データを周波数分解する場合、1枚の画像を分離するこ
となく一律に変換を行って生成された係数を圧縮する
と、文字と絵柄のそれぞれの特徴を有する係数が混ざっ
て存在するため、圧縮効率があまりよくない。
て圧縮効率を上げることを意図したもので、その第1の
目的は、分離された領域の画像の種類にごとにページ分
けし、それぞれのページの圧縮方法を変えて画像種類に
適した圧縮方法を使用することによって圧縮効率の高い
画像データ処理装置を提供することにある。
像の種類にごとにページ分けし、各ページ毎に圧縮して
文字領域のページの符号データから先に転送して、転送
されたデータから表示可能な画像データ処理装置を提供
することにある。
画像の種類にごとにページ分けし、各ページ毎に圧縮し
て文字領域または絵柄領域のうち必要なデータのみを受
信することが可能な画像データ処理装置を提供すること
にある。
め、第1の手段は、原画像データに圧縮処理を施す画像
データ圧縮手段を備えた画像データ処理装置において、
原画像データを複数の周波数帯域に分解する分解手段
と、この分解手段によって分解された周波数帯域に基づ
いてエッジ領域と絵柄領域とに像域分離する像域分離手
段と、この像域分離手段によって分離された領域毎にペ
ージ分けするページ分け手段と、ページ分け手段によっ
て分けられたページ毎に前記領域分離した領域に対応し
た圧縮方式で圧縮する制御手段とを備えていることを特
徴とする。
段が、圧縮したデータを前記エッジ領域のページから転
送することを特徴とする。
段が、圧縮したデータを必要な領域のみ復元することを
特徴とする。
一実施形態について説明する。
に2つのホストコンピュータ間でのデータの受け渡しに
おけるデータ処理について説明する。図1に示すように
2台のホストコンピュータ1、2がインターフェイスケ
ーブル3を介してネットワーク上で接続されている場合
に、第1のホストコンピュータ1においてビットマップ
画像データを圧縮することを想定する。このとき、第1
のホストコンピュータ1では、図2に示すようにビット
マップの8ビットの画像データを第1のウェーブレット
変換部201で周波数分解を行なう。ウェーブレット変
換のようなサブバンド符号化では、多重解像度表現が可
能であるが、ここではまず、分離のために1階層だけ処
理を行なう。次いで、得られた1階層の高周波成分を用
いて像域分離部202で文字(エッジ)領域と絵柄領域
に像域分離処理を行なう。そして、さらに、分離された
領域を文字領域のみのページ402と絵柄領域のみのペ
ージ403の2枚のページに分け、それぞれのページを
分けた画像の種類に適した圧縮方式で圧縮する。
周波数分解されている係数をウエーブレット逆変換部2
03でウエーブレット逆変換し、絵柄領域の濃度を0に
して2値化処理部204において、あらかじめ設定した
閾値、例えば128で白/黒の2値化を実行し、ハフマ
ン符号化部205でハフマン符号化を行なって圧縮す
る。一方、絵柄データを集めたページ403は、前処理
として第2のウェーブレット変換部206で図3に示す
後述のLL成分についてさらに多重解像度分解を行な
い、さらに、エントロピー符号化部207においてQM
−coder等のエントロピー符号化を行って圧縮す
る。このように処理することによって画像1枚をそのま
ま圧縮するよりも、各領域毎に効率のよい符号化が実行
され、画像全体として圧縮効率を上昇させることができ
る。
換をかけると図3に示すように4種類の周波数成分に分
解される。LLが低周波成分、LH、HL、HHが高周
波成分である。この高周波成分を使用して像域の分離を
行なう。すなわち、2次元画像データに対するウェーブ
レット変換は、まず、元画像の水平方向にローパスフィ
ルタ、ハイパスフィルタをかけ、続いて垂直方向にも同
様の処理をそれぞれ施し、水平高域HL、垂直高域L
H、対角高域HH、および低域LLの4つの周波数帯域
に分割する変換である。
部分と白か黒のベタ部分とによって構成される。エッジ
の場合は、高周波成分に絶対値の大きな値が発生する。
また、ベタ部分では、高周波成分は0の値となる。この
特性を用いて4つの画素のブロック単位に分離してい
く。分離作業を進めていた結果、判定結果が回りのブロ
ックの判定結果と異なり、孤立しているブロックが発生
してくる。このような場合は、膨張処理を行い、回りの
ブロックと同じ領域種類に変更する。
ったとき、第1のウェーブレット変換部201でウェー
ブレット変換し、像域分離部202で像域分離を行なう
と、図4の右側に示すように文字ページ402と絵柄ペ
ージ403とが分離される。この図では原画のビットマ
ップデータのままのようであるが、実際は、係数に分解
されて係数上で分離される。
1で圧縮されたデータは、コードストリームを図5のよ
うに文字ページ402の符号を先頭にし、続いて絵柄ペ
ージ403の最上位階層から順に並べる。このように並
べられた符号データは第2のホストコンピュータ2で受
信される。第2のホストコンピュータ2で受信したデー
タは図6に示すようにして表示される。すなわち、ま
ず、文字データが表示され(601)、その後、絵柄部
分がLL4からプログレシブ表示され(602)、次第
に全てのデータが受信されて逆変換されると、解像度が
上がって完全に復元される(603)。
は、第1のホストコンピュータ1から図5に示すような
コードストリームを受信する。その際、図7に示すよう
に作成されたコードストリームの先頭には、文字ページ
の先頭アドレスCDADと絵柄ページの先頭アドレスI
DADが明記されている。第2のホストコンピュータ2
で文字情報のみを受信したい場合には、例えば、画面上
の操作ボタンから「文字」を選択すれば、文字コードの
コードのみが復号化され、画面に表示される。
波数帯域に分解する分解手段と、この分解手段によって
分解された周波数帯域に基づいてエッジ領域と絵柄領域
とに像域分離する像域分離手段と、この像域分離手段に
よって分離された領域毎にページ分けするページ分け手
段と、ページ分け手段によって分けられたページ毎に前
記領域分離した領域に対応した圧縮方式で圧縮する制御
手段とを備えた請求項1記載の発明によれば、像域分離
手段によって画像をエッジ領域と絵柄領域とに分離し、
ページ分け手段によって前記領域毎にページを分け、そ
れぞれのページ毎の領域の画像に応じた圧縮方式で圧縮
するので、圧縮効率を上げることができる。
ジから転送する請求項2記載の発明によれば、受信側で
は、まず、エッジ領域から受信するので、いち早く文字
情報を得ることができる。
復元する請求項3記載の発明によれば、受信側では、圧
縮されて転送されてきたデータのうち、必要は領域の
み、すなわち、文字(エッジ)領域か絵柄領域のいずれ
かのみ復元するので、不要な情報によって必要な情報の
復元が遅れるようなことはなく、無駄を省き、効率的に
処理することが可能になる。
ータの接続状態を示す図である。
る。
る。
のページとに分離した状態を示す図である。
リームを示す説明図である。
の状態を示す説明図である。
に送信されるコードストリームを示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 原画像データに圧縮処理を施す画像デー
タ圧縮手段を有する画像データ処理装置において、 原画像データを複数の周波数帯域に分解する分解手段
と、 この分解手段によって分解された周波数帯域に基づいて
エッジ領域と絵柄領域とに像域分離する像域分離手段
と、 この像域分離手段によって分離された領域毎にページ分
けするページ分け手段と、 ページ分け手段によって分けられたページ毎に前記領域
分離した領域に対応した圧縮方式で圧縮する制御手段
と、を備えていることを特徴とする画像データ処理装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、圧縮したデータを前記
エッジ領域のページから転送することを特徴とする請求
項1記載の画像データ処理装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、圧縮したデータを必要
な領域のみ復元することを特徴とする請求項1記載の画
像データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30075497A JP3718583B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30075497A JP3718583B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136521A true JPH11136521A (ja) | 1999-05-21 |
JP3718583B2 JP3718583B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=17888702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30075497A Expired - Fee Related JP3718583B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3718583B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100643759B1 (ko) | 2004-12-01 | 2006-11-10 | 삼성전자주식회사 | 문서 압축 장치 및 그 방법 |
US7526133B2 (en) | 2003-01-09 | 2009-04-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image processing program, and storage medium |
CN114693682A (zh) * | 2022-06-01 | 2022-07-01 | 青岛大学附属医院 | 一种基于图像处理的脊椎特征识别方法 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30075497A patent/JP3718583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7526133B2 (en) | 2003-01-09 | 2009-04-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image processing program, and storage medium |
KR100643759B1 (ko) | 2004-12-01 | 2006-11-10 | 삼성전자주식회사 | 문서 압축 장치 및 그 방법 |
CN114693682A (zh) * | 2022-06-01 | 2022-07-01 | 青岛大学附属医院 | 一种基于图像处理的脊椎特征识别方法 |
CN114693682B (zh) * | 2022-06-01 | 2022-08-26 | 青岛大学附属医院 | 一种基于图像处理的脊椎特征识别方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3718583B2 (ja) | 2005-11-24 |
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