JPH11136444A - 画像読取装置及び画像読取記録装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取記録装置

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JPH11136444A
JPH11136444A JP9314416A JP31441697A JPH11136444A JP H11136444 A JPH11136444 A JP H11136444A JP 9314416 A JP9314416 A JP 9314416A JP 31441697 A JP31441697 A JP 31441697A JP H11136444 A JPH11136444 A JP H11136444A
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JP9314416A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yokota
理彦 横田
Norio Kajiwara
紀夫 梶原
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状の原稿の両面に存在する画像情報を
同時に読み取ること、及び本等の厚手の原稿の画像情報
を読み取ることを可能とする、装置サイズのコンパクト
な画像読取装置を提供する。 【解決手段】 原稿圧板部DSの搬送経路Hを搬送され
るシート状原稿G2の一方の面の画像情報を、原稿台ガ
ラス1(画像読取部)に載置される原稿Gの画像を副走
査方向に移動して読み取る移動走査光学系2(第1の画
像読取手段)により読み取り、他方の面の画像情報を、
原稿圧板部DSの搬送経路Hに備えられた密着型イメー
ジセンサ37(第2の画像読取手段)により読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送可能なシート状
原稿の両面に存在する画像情報と本等の搬送不可能な原
稿の画像を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置
により読み取られた画像を記録媒体に形成する画像読取
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、両面に画像情報が存在するシ
ート状の原稿の読み取り技術としては、原稿の第1面の
読取を読取手段により行い、その後原稿を反転させて同
じ読取手段により第2面を読み取るという片面ずつ読み
取る手法が用いられている。
【0003】また、両面を同時に読むことによって読取
時間を短縮する方法としては、例えば特開平5−236
208号では、図7に示されるように原稿G’の表裏両
側に光源501,502を設け、ミラー503,50
4,505,506,507により一つの光電変換素子
508に読み取った画像情報を導き、原稿G’の表裏両
側の各ライン毎に交互に読み取っていく方法が提案され
ている。
【0004】また、特開平6−338988号では、原
稿G’をスイッチバックさせて読取面を変更するための
原稿搬送経路H’1,H’2,H’3と、光路を切り換
えるためのミラー601を取り付けた切換えアーム60
2及び1つの光電変換素子603を備え、原稿搬送経路
H’1で原稿G’の第1面を読み取った後に切換えアー
ム602を回動して原稿搬送経路H’3で原稿G’の第
2面を読み取る方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−236208号では光路が原稿G’の表裏に渡って
通過することになるため、読取光路を原稿配置範囲外に
設ける必要がある。
【0006】また、特開平6−338988では、原稿
G’をスイッチバックさせて表裏それぞれをスキャンす
るため、同時に両面を読み取ることはできない。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、シート
状の原稿の両面に存在する画像情報を同時に読み取るこ
と、及び本等の厚手の原稿の画像情報を読み取ることを
可能とする、装置サイズのコンパクトな画像読取装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、画像読取部に載置される原稿の画
像を副走査方向に移動して読み取る第1の画像読取手段
と、シート状原稿を前記画像読取部上の所定領域に対し
搬送する搬送経路と、前記搬送経路を搬送されるシート
状原稿の前記第1の画像読取手段とは反対側の画像を読
み取る第2の画像読取手段と、を備え、前記所定領域に
対向する位置に移動した前記第1の画像読取手段、及び
前記第2の画像読取手段により、搬送経路を搬送される
シート状原稿の両面の画像を一度の搬送で読み取ること
を特徴とする。
【0009】前記第1の画像読取手段は、画像読取部か
ら離れて位置する前記搬送経路を搬送されるシート状原
稿の画像を読み取るための焦点補正手段を備えることを
特徴とする。
【0010】前記搬送経路及び第2の画像読取手段は、
画像読取部に載置される原稿を押える原稿圧板部に備え
られていることを特徴とする。
【0011】また、画像読取記録装置においては、上記
記載の画像読取装置と、前記画像読取装置の第1及び第
2の画像読取手段により読み取られた画像のいずれかを
選択的に記憶する記憶手段と、前記画像読取装置の第1
及び第2の画像読取手段により読み取られた画像、また
は前記記憶手段に記憶された画像のいずれかを選択的に
記録媒体上に形成する画像形成手段を備えることを特徴
とする。
【0012】前記画像形成手段は、前記画像読取装置の
第1及び第2の画像読取手段により読み取られた画像の
うちのいずれか一方の画像を画像読取動作と同時に画像
形成を行い、前記記憶手段は、他方の画像を記憶し、前
記画像形成手段は、一方の画像形成が終了した後に前記
記憶手段に記憶されている他方の画像の画像形成を行う
ことを特徴とする。
【0013】前記画像形成手段は、前記記録媒体の両面
に画像を形成可能であり、記録媒体の第1面の画像形成
が終了した後に、前記記憶手段に記憶されている画像を
記録媒体の第2面に画像形成を行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下に本発明を適用する画像読取記録
装置としてのファクシミリ装置F1を図に基づいて説明
する。図1は、ファクシミリ装置F1の断面構成説明図
であり、原稿圧板部DSを閉じた状態の斜視図を図2
に、原稿圧板部DSを開いた状態の斜視図を図3に示
す。
【0015】これら図1から図3を使用してファクシミ
リ装置F1の概略構成から説明すると、ファクシミリ装
置F1は、後述する画像形成手段や通信機能を備えた本
体MBと、本体MBの上側に図において装置の奥側に回
転基準を持って開閉自在に取り付けられる原稿圧板部D
Sを備えている。
【0016】ファクシミリ装置F1において、本体MB
側には、上面の原稿台ガラス1に載置された原稿G1
(原稿G1は、薄いシート状の原稿のみならず本や厚手
の原稿を含む)の画像情報を読み取り可能とする、原稿
台ガラス1の下側に配置され、副走査方向に移動する第
1の画像読取手段としての移動走査光学系2が備えられ
ている。
【0017】また、原稿圧板部DSには、原稿台ガラス
1の所定領域に対して所定距離離れ略平行な重なり部を
有するように配置されるシート状原稿G2の搬送経路H
1と、分離・搬送部STを有し、搬送経路H1を搬送さ
れるシート状原稿G2の図において上側面の画像情報を
読み取る第2の画像読取手段としての密着型イメージセ
ンサ3が備えられている。
【0018】従って、ファクシミリ装置F1は本や厚手
の原稿Gは、オペレータにより原稿台ガラス1上に載置
された静止状態で、副走査方向に移動する移動走査光学
系2による「読取」を行い、複数枚のシート状原稿G2
に対してはシート状原稿G2を一枚ずつ分離して順次搬
送させながら読み取る「流し読取」を行うことも可能な
構成を備えている。
【0019】シート状原稿G2の搬送経路H1には、シ
ート状原稿G2の載置台31(給紙側)から予備搬送部
32、分離部33、原稿搬送ローラ対34、水平原稿搬
送路35、原稿排出ローラ対36が配設されている。
【0020】予備搬送部32は、バネでシート状原稿G
2の先端を押圧する方向に付勢された圧接アーム32a
及びシート状原稿G2の下面に接する給送ローラ32b
により下側の少数枚数(1枚の場合もある)の原稿を分
離部33へと給送する。
【0021】分離部33は、ゴム材で構成された分離片
33aと分離片33aに圧接する分離ローラ33bによ
り、給送された少数枚数のシート状原稿G2を1枚ずつ
分離して搬送経路H1へと搬送する。
【0022】水平原稿搬送路35の下面に原稿裏面読取
部R2、水平原稿搬送路35の上面に原稿表面読取部R
3が設定されている。原稿裏面読取部R2はガラスなど
の透明部材で構成されており、その下方には光源38と
反射板39が配置され、通過するシート状原稿G2の裏
面を照明し、本体MBに備えられた移動走査光学系2に
よる読み取りを可能としている。
【0023】水平原稿搬送路35の上面側の原稿表面読
取部R3に対応する位置には、第2の画像読取手段とし
ての光源およびレンズを内蔵した密着型イメージセンサ
37が備えられている。また、原稿表面読取部R3の下
方には読み取り白基準と原稿付勢作用を備えたマイラ部
材40が設けられ、通過するシート状原稿G2を密着型
イメージセンサ37に対して付勢する。
【0024】本体MBに備えられた移動走査光学系2
は、原稿台ガラス1の下方で原稿台ガラス1上に載置さ
れた静止状態の原稿G1に対して副搬送方向に走査移動
する光源3と反射板3a及び第1ミラー4を有する移動
走査部2a、第1ミラー4の走査移動に応じてその1/
2の距離だけ移動し画像読取光路Lの長さを一定とする
第2及び第3ミラー5,6、画像読取光路Lを折返す第
4及び第5ミラー7,8、レンズ群9、CCDセンサ1
0を備えている。
【0025】このような構成により、搬送経路H1を搬
送されるシート状原稿G2の画像読み取りは、原稿搬送
ローラ対34により挟持されて一定の速度で1枚に分離
されたシート状原稿G2を搬送すると共に、読取点R2
で移動走査光学系2のCCDセンサ10による裏面の画
像の読み取りが行われ、読取点R3で密着型イメージセ
ンサ37により表面の画像の読み取りが行われる。読取
の終了したシート状原稿G2は原稿排出ローラ対36に
よって排紙トレイ11上に排紙される。
【0026】尚、移動走査光学系2により搬送経路H1
を搬送されるシート状原稿G2の画像を読み取る場合に
は、移動走査部2aを原稿裏面読取部R2に対応する位
置(この実施の形態では垂直下方位置)である読取位置
RP3に移動させた後に停止させ、搬送されるシート状
原稿G2の画像を光源38と反射板39により照明して
CCDセンサ10により画像を光電変換を行い、電気信
号として不図示の読取画像処理部へと送る。
【0027】この場合に、原稿裏面読取部R2の位置は
読取位置RP3における原稿台ガラス1上の読取位置か
ら距離D1だけ離れているので画像読取光路Lの長さが
距離D1分長くなり、焦点補正が必要となるが、レンズ
群9及びCCDセンサ10のいずれかの位置を移動した
り、あるいは第2及び第3ミラー5,6の位置をD1の
1/2の距離だけ読取位置RP3側へ移動することで焦
点補正を行う。
【0028】また、移動走査光学系2により原稿台ガラ
ス1上に載置された原稿G1の画像を読み取る場合に
は、光源3により原稿G1を所定の明度になるように照
明すると共に、読取位置RP1から読取位置RP2の範
囲を移動走査し、CCDセンサ10により画像を光電変
換を行い、電気信号として不図示の読取画像処理部へと
送る。
【0029】一方、本体MBの移動走査光学系2の下方
には、上述した第1及び第2の画像読取手段である移動
走査光学系2及び密着型イメージセンサ3により読み取
られた画像を記録媒体としての記録紙Sに記録する画像
形成手段GPが備えられている。
【0030】この実施の形態における画像形成手段GP
は、いわゆる「電子写真記録方式」を採用しているもの
で、主要な構成として読取画像処理部から送られてくる
画像信号を感光ドラム12に露光させるレーザ露光ユニ
ット13、感光ドラム12に形成された潜像にトナーを
供給する現像器14、転写ローラ15、定着器16と定
着ローラ17等を備えている。
【0031】記録紙カセット18に積載された記録紙S
は、半月状の給紙ローラ19により分離給送され、感光
ドラム12と転写ローラ15の間でトナー像が形成さ
れ、その後定着器16と定着ローラ17に挟持搬送され
ることでトナー像の定着が行われて排紙トレイ20へと
排出される。
【0032】尚、感光ドラム12と現像器14は、一体
型のプロセスカートリッジPCとして構成されており、
また排紙トレイ20の近傍の構成が図において左側に開
くことで、プロセスカートリッジPCの交換や搬送経路
にジャム等で滞留した記録紙S1の除去を行えるように
なっている。プロセスカートリッジPCは、操作性を考
慮して左方斜め上に引き出すことが出来るようになって
いる。
【0033】21はマルチトレイ給紙部で、マルチトレ
イ22を図において矢印A1の左方に開くことにより、
操作しやすい位置で記録紙カセット18以外の任意の記
録紙を挿入することが出来る。また記録紙カセット18
は1段から4段まで任意の段数を重ねて接続することが
出来るようになっている。
【0034】図4は本装置全体の制御手段のブロック図
を示している。CPU51には外部インターフェース5
2、内部インターフェース53、MPU,ROM,RA
M等が接続されている。外部インターフェース52に
は、記憶手段としての大容量磁気ディスク装置54やR
S232C、シリアルインターフェースを接続すること
が出来る。これにより、本装置はコンピュータの周辺機
器として接続することが可能となり、イメージスキャ
ナ、ファクシミリ、ローカルプリンタ、ネットワークプ
リンタ等の画像読取装置や画像形成装置として利用する
ことも出来る。
【0035】制御手段内部のインターフェース53には
操作部55、密着型イメージセンサ37による固定読取
部56、移動走査光学系2による移動読取部57、画像
形成手段GPの制御を行う記録部58、電話回線等との
接続を行う通信制御部59があり、また、それぞれの読
取部には、シートスキャナ制御部61、移動走査光学系
2の制御を行うブックスキャナ制御部62により制御さ
れる。
【0036】次に、上記の構成を備えたファクシミリ装
置F1の動作を説明する。この装置は前記の通り、図4
のブロック図により説明した制御手段の構成を利用する
ことで、イメージスキャナ、ファクシミリ、ローカルプ
リンタ、ネットワークプリンタ等の種々の画像読取装置
や画像形成装置として利用することが可能であるが、代
表的なファクシミリ送信モードとコピーモードに関して
以下に説明する。
【0037】(a)モード選択 まず、利用者がファクシミリ送信かコピーか何れかの動
作の指示を操作部55から行うと、表示部60(ディス
プレイ60)にはその選択された各種状態が表示され
る。例えば、ファクシミリ送信モードが選択されたとき
には「読取解像度」「送信予約状況」「FAX番号宛て
先」「G3/G4の選択表示」などが表示され、コピー
関係の状況表示、例えば、「コピー倍率」「コピー枚
数」「ソート指示状況」などの表示は消灯させられる。
【0038】逆に、コピーモードが選択されているとき
にはファクシミリ関係の状況表示は消灯させられ、それ
ぞれのモードに関係ない情報は表示しないようにして利
用者の混乱を防止し、使い易さを向上させている。ま
た、現在の装置の状況がファクシミリモードなのかコピ
ーモードなのか、一目でわかるように色違いのLEDを
点灯させたり、ディスプレイの表示方法を全く変えてし
まうなどして使い勝手を向上させることも可能である。
ファクシミリかコピーか何れかのモードが選択された
後、原稿の読み取りが行われる。
【0039】(b)ファクシミリ送信モード:シートス
キャナを利用する場合 オペレータは原稿厚板部DSを下ろし、複数枚のシート
状原稿G1を載置台31上に送信面を上向きにして積載
する。さらにオペレータはシート状原稿G1の両側のば
らつきをなくすために、スライダ31aで原稿の両側を
規制する。この時、原稿有無センサ31bが原稿の存在
を検知し、本体システム側は操作部55上の表示部60
に原稿が待機状態である旨を表示し、キー入力待ちの状
態になる。
【0040】ここで、原稿厚板部DSが水平に対して1
5°より大きく開いているときには圧板開閉センサ31
c(図3参照)が原稿厚板部DSの開閉状態を検出して
表示部にその旨を表示し、オペレータのキー入力で動作
指示があっても分離・搬送部STの動作を抑制し、原稿
搬送の不具合を未然に防ぐ。
【0041】シート状原稿G2が原稿有無センサ31b
で検知され、原稿厚板部DSの閉状態が検知されて所定
の時間が経過した後か、もしくは、オペレータからの動
作指示のキー入力がなされた後、本体システムは密着型
イメージセンサ37に対向して接する白基準を備えるマ
イラ部材40をプリスキャンしてAD調整を行い、シー
ト状原稿G2の分離搬送を始める。
【0042】読取位置RP3が読取位置RP1から読取
位置RP2の領域外にあるのは、シートスキャン位置の
圧板側原稿搬送部にはローラ等の機構部品やシート通過
のための開口部などがあり、もし、原稿台ガラス1側に
シートスキャン位置があると、原稿台ガラス上の記録サ
イズよりも小さい原稿を読み取る際に、開口部の影を読
み取ってしまい、記録された画像には両側の一部にシー
トスキャナ部の開口部の影が記録されてしまい画像品位
が落ちてしまうためである。
【0043】オペレータがファクシミリ送信先を操作部
55から指定し、スタートキーが押下されると原稿分離
部が動作を始める。
【0044】シート状原稿G2は、分離片33aと分離
ローラ33bにより最下部の1枚が繰り出されて下流側
へ搬送される。分離ローラ33bから繰り出された原稿
はすぐ下流の原稿搬送ローラ対34にニップされてさら
に下流へ搬送される。この原稿搬送ローラ対34は下側
のシリコン系のゴムで構成されて対向するバックアップ
ローラ34aにより付勢力を受けて大きな搬送力を発生
させる。また、周速は分離ローラ33bのそれよりも若
干速く設定されており、分離ローラ33bにはワンウェ
イクラッチ(図示しない)が設けられていて、分離ロー
ラ33bは原稿搬送方向に空回りすることが可能であ
る。
【0045】従って、原稿搬送ローラ対34にニップさ
れたシート状原稿G2はその搬送速度を速め、分離ロー
ラ33bをつれまわりさせることになる。これは、分離
ローラ33bが滑りながら原稿を分離してフィードする
ため分離ローラ33bでは一定速度の原稿搬送を実施す
ることが出来ないことから、一定速度の原稿搬送を下流
側の原稿搬送ローラ対34によって達成させようとする
ためである。
【0046】原稿搬送ローラ対34を通過した後の原稿
は、DES41(以下、DES:ドキュメントエッジセ
ンサ)によってその先端が検出され、所定のステップ数
だけ下流側に搬送し、密着型イメージセンサ37が配置
される原稿表面読取部R3に到達する。
【0047】ファクシミリ送信モードの読取解像度に
は、標準モード(3.85line/mmもしくは10
0dpi)、ファインモード(7.7line/mmも
しくは200dpi)、スーパーファインモード(1
5.4line/mmもしくは400dpi)の3段階
あり、オペレータはそれを操作部55から自由に選択す
ることが出来る。
【0048】密着型イメージセンサ37もしくはCCD
センサ10はただ一つの蓄積時間を持っているものを採
用した場合、それぞれの解像度で読取をするために搬送
スピードを変えて副走査を行う。標準モード、ファイン
モード、スーパーファインモードそれぞれ1/2ずつ速
度を変えて読み取る。駆動系は、原稿先端がDES41
で検出されるまでは一定速度で搬送し、先端検出後から
各々の解像度に応じて搬送速度を変えて読取を行う。
【0049】読み取られた画像は先にプリスキャンされ
た白地に基づいて決定された2値化スライスレベルに従
って2値化され、符号化圧縮を施されて順次ファクシミ
リ送信されるか、もしくは、大容量磁気ディスク装置5
4等の記憶手段に蓄積した後ファクシミリ送信してい
く。
【0050】また、原稿排紙口付近の原稿搬送路下側に
は送信済みスタンプ(図示しない)が設けられており、
オペレータの操作部からの押捺指示が出ている場合に
は、原稿画像面に押印する。ファクシミリはコピーと違
って読み取った結果が通常は出力されてこないので、相
手に正常に送信されたかどうか不明であるのだが、この
スタンプを利用することによって、原稿画像面に押印す
ることが「その画像を読み取った」ということを示し、
もし、押印されていない原稿が発生してしまった場合に
は、その原稿が重送などして正常に読み取られなかった
ことを示す。なお、コピーモードでは本スタンプの動作
はシステム側で禁止されている。
【0051】2枚め以降の原稿は、1枚めの原稿の後端
が分離ローラ33bを通過した直後から分離動作に入
り、順次原稿読取部へ搬送されて読み取られる。
【0052】また、連続して次の原稿を送信するときの
時間的ロスを減らすため、所定の時間、移動走査光学系
2を読取位置RP3のまま移動させずに待機させる。こ
のとき、分離・搬送部STでのDES41が次の原稿を
検出すればシート状原稿読取モードで読取動作を始め、
原稿厚板部DSが開けられたときには移動走査光学系2
を基準待機位置に戻す、という動作をする(これは次に
述べるコピーモードでも同じ)。
【0053】(c)コピーモード:シートスキャナを利
用する場合。
【0054】コピーモードとファクシミリ送信モードで
の動作の違いは「原稿搬送速度の違い」と「記録部との
同期があること」である。システム側に大量のメモリが
用意されているか、もしくは、画像解像度が低くて読取
データ量が少ない場合には一旦メモリに画像情報を読み
込んで記録することも出来るが、メモリのコストが大き
いという不都合や、ファーストコピースピード(コピー
キーが押下されてから排出されるまでの時間)が長くな
ったりするという不都合もある。
【0055】このため、ファクシミリのダイレクト送信
と同様に、画像情報を読みながらメモリを介さずに画像
形成手段GP(記録部58)へ画像データを転送して記
録するというダイレクトコピーモードがコストダウンに
有効な効果をあげる。この場合には、次に述べるよう
に、記録紙Sの送り状態を監視しながら読取原稿の送り
を制御する必要が生じる。
【0056】オペレータによってコピー動作が指示され
た後、原稿をDES41の位置までフィードし、図示し
ないシートスキャナモータを停止して原稿を待機させ
る。電子写真方式を利用した記録技術では、通常、定着
部の保温もしくはウォームアップが必要で、保温による
大量の電力消費や、ウォームアップによるコピー時間の
遅延などの不具合をもたらすことが多いが、本装置では
定着部にオンデマンド方式の定着器16及び定着ローラ
17を採用して、保温や長時間のウォームアップを必要
とせずに所定の熱量まで瞬時に加熱できる特徴を備えて
いる。従って、電子写真の画像形成を小電力かつ短時間
で実現することが出来る。
【0057】読取原稿をフィードしたり定着器16の動
作準備をする間に、記録紙Sは給紙カセット18もしく
はマルチトレイ22から給紙され、下流に搬送されて記
録紙先端検知センサ23で記録紙Sの先端が検出され
る。この後、記録紙Sは感光ドラム12と転写ローラ1
5の間の画像転写部に向かって搬送されるが、記録紙先
端検知センサ23から画像転写部までの到達時間は所定
の時間に定められているので、到達時間を逆算してシー
トスキャナモータを動作させ、記録紙Sが画像転写部に
到達するタイミングと読取原稿が読取位置に到達するタ
イミングが一致するように原稿を搬送させる。
【0058】シート状原稿G2が原稿読取位置に到達し
てから順次画像を読み取って記録部58に記録信号を出
し、レーザ露光ユニット13が感光ドラム12に画像を
形成して転写部で記録紙Sに画像を転写していく。
【0059】画像を転写された記録紙はさらに下流の定
着器16に送られ、定着された後排紙トレイ20に排出
される。
【0060】また、本装置はコピーモードにおいて変倍
機能を持っている。主走査方向の拡大はビット補完によ
り、縮小はビットの間引きによりそれぞれ変倍を行う。
一方、副走査方向については、搬送ローラ対34以後の
副走査方向の送り速度を変えることにより変倍を行って
いる。
【0061】記録紙Sの搬送速度、即ちプロセス速度を
1としたとき、50%縮小のときはシートスキャナモー
タを倍速で回転させ、200%拡大のときには半分の速
度で回転させる、というように、倍率に応じて副走査速
度を変える。しかし、原稿読取先端と記録紙先端は一致
していなければならないので、DES41から読み取り
位置迄の原稿先端が移動する時間が倍率によって異な
る。
【0062】従って、原稿先端送りタイミングは、シー
ト原稿先端位置検知位置から読取部までの距離と、記録
紙先端検知位置から記録位置までの距離が同一であると
仮定した場合、図示しないシートスキャナモータの立ち
上げパルス速度P1(pps)、最終パルスをP2(p
ps)、この速度で一定で動作させている時間をT2
(sec)、加速時間Ta(sec)、シートスキャナ
モータ1stepあたりの原稿搬送量をl(mm)、プ
ロセス速度をVp(mm/sec)、記録紙先端検知位
置から記録位置までの所要時間をTp、とすると、数式
1の関係が成り立つ。
【0063】
【数1】Vp・Tp=T1・P1・l+(P1+P2)/2・Ta+T2・P2・l シートスキャナモータの制御のためのパラメータとして
は、上式のT1,T2,Ta,P1を決めてやれば良
い。尚、最終パルスP2(pps)は、次のような数式
2(関係式)として表される。
【0064】
【数2】P2・l・変倍率(%)/100=Vp (d)ファクシミリ送信モード:ブックスキャナを利用
する場合 原稿厚板部DSを開け、1枚の原稿G1を原稿台ガラス
1上に読取面が下になるように配置する。原稿台ガラス
1の2辺には二つの原稿サイズ指標24a,24b(図
3参照)が設けられており、この指標を目安に原稿G1
を配置することにより所望の領域を走査することが出来
る。
【0065】ブックスキャナモードでは、原稿厚板部D
Sを開けたままでも原稿G1を読み取ることが出来るよ
うに、圧板開閉検知センサ31cの検出如何にかかわら
ず動作可能である。圧板を開けたとき、特に15°以上
開けたときには原稿分離部の原稿有無センサ検知31b
が自重で動作して「原稿あり」の状態を検出したかのよ
うに誤動作するが、圧板開閉検知センサ31cが「原稿
圧板の開き」を検出している状態では原稿の分離・搬送
部STの動作がなされないようにシステム側で監視され
ている。
【0066】操作部55から送信先のダイヤル番号また
はワンタッチキーによりプリセットされた宛て先が選択
されると、まず移動走査光学系2の移動走査部2a(光
源3と反射板3a及び第1ミラー4が一体となり、原稿
台ガラス1下面を副走査方向に移動する)は基準待機位
置(読取点RP3と読取点RP1の間)において白地を
プリスキャンし、一度読取点RP3の方向へ数ステップ
移動する。
【0067】このとき、HPS25(HPS:ホームポ
ジションセンサ)はoff状態になり、ここからブック
スキャナモータの回転を反転させて、移動走査部2aを
原稿読取方向へ移動し始める。HPS25がonになっ
た時点からモータステップ数をカウントし始め、原稿が
付き当てられている原稿先端に移動走査部2aが到達し
てから(パルス数をカウントして予め不揮発メモリに記
憶されたパルス数と比較して判断する)読取を開始して
メモリに蓄積する。
【0068】読取終了後は、移動走査部2aをHPS2
5を数ステップオーバーランする位置まで戻す。これ
は、次ページの読取指示がある場合の動作時間短縮のた
めで、もし、移動走査部2aを基準待機位置に戻した迄
で停止させてしまうと、次の読取指示が連続して行われ
た場合に、バックラッシュを取るために読取位置から反
対側に一旦戻してから読取を開始することになり、読取
開始までの時間を要してしまうことになるからである。
【0069】1ページ目の読取が終了すると、表示部6
0には「次の原稿読取の指示を促す表示」と「読取を終
了してメモリ上のデータを送信する指示を促す表示」の
選択肢が表示され、2ページめ以降の原稿がある場合に
は、オペレータが原稿を交換後、読取指示のキーを押下
することによって2ページめの原稿が読み取られる。読
取を終了してメモリ上のデータを送信する場合には、原
稿送信を指示するキーを押下することによってデータが
送信される。
【0070】(e)コピーモード:ブックスキャナを利
用する場合 コピーモードにおいても圧板開閉検知によりシートスキ
ャナ部の動作を規制している。ファクシミリ送信モード
のときとの違いは、前述の「コピーモード:シートスキ
ャナを利用する場合」と同様であるので省略する。
【0071】(f)両面を読み取る場合 本装置はファクシミリ送信、コピーにかかわらず、シー
ト状原稿の両面を読み取ることが可能である。載置台3
1上に乗せられたシート状原稿G2は、最も下側のシー
ト状原稿G2から搬送され、下側の面(裏面)の画像情
報が読取点R2で移動走査光学系2のCCDセンサ10
によって読み取られてメモリに蓄積され、上側の面(表
面)の画像情報が読取点R3で密着型密着型イメージセ
ンサ37によってメモリに蓄積される。
【0072】ファクシミリ送信の場合は、メモリに蓄積
された情報をページ順にソートして通信手段にて転送す
る。コピーの場合には、CCDセンサ10で読み取る裏
面の情報はメモリ等の記憶手段を介さずに、同期させた
画像形成手段GPへデータを直接転することにより、メ
モリの消費量を節約するとともに、記録動作の時間短縮
を図ることが出来る。
【0073】1枚目の記録紙が出力された後、メモリに
格納されていた表面の画像情報を画像形成手段GPに出
力し記録する。記録が終了した後、次の原稿が給紙さ
れ、再び裏面の情報から記録部に転送されて記録され
る。
【0074】(実施の形態2)記録紙Sの反転ユニット
を備えた装置では、原稿の裏面情報を記録した記録紙S
を反転させて再度記録手段へ搬送することにより、表裏
に画像の形成された両面コピーを実現することも可能で
ある。
【0075】図5において、記録紙カセット18から給
紙された記録紙Sは、原稿裏面の画像情報を記録すべく
感光ドラム12と転写ローラ15の間の転写部に送ら
れ、転写後は定着器16において定着され、排紙ローラ
対26によって排紙トレイ20方向へと排出される。
【0076】記録紙Sの後端がフラッパー27を通過し
た後、フラッパー27を移動させると共に記録紙Sの後
端を排紙ローラ対26で保持したまま排紙ローラ対26
を逆転させ、記録紙Sを記録紙反転搬送路28へ導く。
【0077】スイッチバックして搬送された記録紙S
は、マルチフトレイ給紙部21から再び画像転写部に搬
送され、メモリに蓄積されている画像情報を転写し、定
着器16において定着されて排出される。このとき、記
録紙Sは先に記録した原稿裏面情報を下向きにして排出
されるので、複数枚の両面複写においてもページ順で排
紙積載できる。
【0078】(実施の形態3)図6は原稿台ガラス1に
対して開閉可能な原稿厚板部DS内のシート状原稿G2
の搬送経路H2(シート状原稿G2が搬送されている箇
所)を略V字型に構成した両面読取装置で、固定走査手
段である密着型イメージセンサ71を搬送ローラ72直
後の傾斜搬送部73に設け、密着型イメージセンサ71
下流には搬送経路H2の経路方向を変更するバックアッ
プローラ74を備え、バックアップローラ74に対向さ
せて原稿台ガラス1に向かう開口部を設けている。
【0079】シート状原稿G2の裏面は密着型イメージ
センサ71で読み取り、表面は移動走査部2aがこの開
口部の直下に移動して、バックアップローラ95で保持
される原稿を読み取る。この場合にシート搬送読取と静
止原稿読取との原稿高さがほぼ同じであるため光源3は
原稿台ガラス1上に静止配置された原稿を読み取る場合
の光源と共有でき、すなわち、シート搬送の裏面読取と
静止原稿読取(ブック読取)を一つの光源で実現でき
る。
【0080】また、シート搬送読取と静止原稿読取との
原稿高さが同一となる構成とした場合には、移動走査光
学系の画像読取光路Lの長さが同じとなり、実施の形態
1で説明したようなレンズ群9とCCDセンサ10の移
動による画像読取光路Lの長さの補正は不要となる。
【0081】実施の形態1は水平搬送にした利点を生か
した構成で、実施の形態3ではコストの利点を生かした
構成となっている。
【0082】読取が終わったシート状原稿G2は、バッ
クアップローラ74の下流のすくい部材75にて上方に
すくい上げられ、原稿排出ローラ対36により排紙トレ
イ11上に排出される。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
シート状原稿を搬送する搬送経路との所定領域に対向す
る位置に移動させた第1の画像読取手段と、第2の画像
読取手段の2つの画像読取手段により、搬送経路を搬送
されるシート状原稿の両面の画像が一度の搬送で読み取
り可能となる。片面読取の場合に、本等の厚手の原稿は
画像読取部に載置されることで第1の画像読取手段によ
り読み取られ、シート状原稿は搬送されながら第2の画
像読取手段に読み取られる。
【0084】第1の画像読取手段に焦点補正手段を備え
ることで、画像読取部と搬送経路が離れて位置する場合
でもそれぞれの位置にある原稿に対して焦点を合わせる
ことで、原稿を画像読取部に平行に搬送して照明による
乱反射が低下して高品位な画像読取が行えると共に、原
稿の厚みによる搬送必要駆動力の変動が少なく原稿に負
荷を与えずに搬送することができ、搬送ジャムを低減し
てスムーズな搬送が行われる。また、画像読取部と搬送
経路の間に搬送手段や光源等の構成部材を備えるスペー
スを設定することができ、構成設計の自由度が大きくな
る。
【0085】搬送経路が画像読取部と同位置となるよう
な重なり部を形成する場合には、第1の画像読取手段の
焦点補正手段は不要となり、コスト低減に寄与する。
【0086】また、搬送経路を搬送されるシート状原稿
を第1と第2の別の画像読取手段により読み取るので、
画像読取光路が単純となり、装置構成はコンパクトなも
のとなる。
【0087】また、読み取られた画像を記憶する記憶手
段と、画像形成手段とを備えることで、画像の読取と記
録を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態の断面構成説
明図。
【図2】図2は第1の実施の形態の装置の外観斜視図。
【図3】図3は第1の実施の形態の外観斜視図で、原稿
圧板部を開けた状態の図。
【図4】図4は制御系ブロック図。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態の断面構成説
明図。
【図6】図6は本発明の第3の実施の形態の断面構成説
明図。
【図7】図7は従来の両面画像読取機構の一例を説明す
る図。
【図8】図8は従来の両面画像読取機構の一例を説明す
る図。
【符号の説明】
1 原稿台ガラス 2 移動走査光学系 2a 移動走査部 3 光源 3a 反射板 4 第1ミラー 5 第2ミラー 6 第3ミラー 7 第4ミラー 8 第5ミラー 9 レンズ群 10 CCDセンサ 11 排紙トレイ 12 感光ドラム 13 レーザ露光ユニット 14 現像器 15 転写ローラ 16 定着器 17 定着ローラ 18 記録紙カセット 19 給紙ローラ 20 排紙トレイ 21 マルチトレイ給紙部 22 マルチトレイ 23 記録紙先端検知センサ 24a,24b 原稿サイズ指標 25 HPS 26 排紙ローラ対 27 フラッパー 28 記録紙反転搬送経路 31 載置台 31b 原稿有無センサ 31c 圧板開閉検知センサ 32 予備搬送部 32a 圧接アーム 32b 給送ローラ 33 分離部 33a 分離片 33b 分離ローラ 34 原稿搬送ローラ対 35 水平原稿搬送路 36 原稿排出ローラ対 37 密着型イメージセンサ 38 光源 39 反射板 40 マイラ部材 51 CPU 52 外部インターフェース 53 内部インターフェース 54 大容量磁気ディスク装置 55 操作部 56 固定読取部 57 移動読取部 58 記録部 59 通信制御部 60 表示部 61 シートスキャナ制御部 62 ブックスキャナ制御部 DS 原稿厚板部 F1 ファクシミリ装置 G1 原稿 G2 シート状原稿 GP 画像形成手段 L 画像読取光路 MB 本体 R2 原稿裏面読取部 R3 原稿表面読取部 RP1,RP2,RP3 読取位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取部に載置される原稿の画像を副
    走査方向に移動して読み取る第1の画像読取手段と、 シート状原稿を前記画像読取部上の所定領域に対し搬送
    する搬送経路と、 前記搬送経路を搬送されるシート状原稿の前記第1の画
    像読取手段とは反対側の画像を読み取る第2の画像読取
    手段と、を備え、 前記所定領域に対向する位置に移動した前記第1の画像
    読取手段、及び前記第2の画像読取手段により、搬送経
    路を搬送されるシート状原稿の両面の画像を一度の搬送
    で読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像読取手段は、画像読取部
    から離れて位置する前記搬送経路を搬送されるシート状
    原稿の画像を読み取るための焦点補正手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送経路及び第2の画像読取手段
    は、画像読取部に載置される原稿を押える原稿圧板部に
    備えられていることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかに記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像
    読取装置と、 前記画像読取装置の第1及び第2の画像読取手段により
    読み取られた画像のいずれかを選択的に記憶する記憶手
    段と、 前記画像読取装置の第1及び第2の画像読取手段により
    読み取られた画像、または前記記憶手段に記憶された画
    像のいずれかを選択的に記録媒体上に形成する画像形成
    手段を備えることを特徴とする画像読取記録装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、前記画像読取装置
    の第1及び第2の画像読取手段により読み取られた画像
    のうちのいずれか一方の画像を画像読取動作と同時に画
    像形成を行い、 前記記憶手段は、他方の画像を記憶し、 前記画像形成手段は、一方の画像形成が終了した後に前
    記記憶手段に記憶されている他方の画像の画像形成を行
    うことを特徴とする請求項4に記載の画像読取記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、前記記録媒体の両
    面に画像を形成可能であり、記録媒体の第1面の画像形
    成が終了した後に、前記記憶手段に記憶されている画像
    を記録媒体の第2面に画像形成を行うことを特徴とする
    請求項4または5のいずれかに記載の画像読取記録装
    置。
JP9314416A 1997-10-29 1997-10-29 画像読取装置及び画像読取記録装置 Withdrawn JPH11136444A (ja)

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