JPH1113640A - オイルポンプ構造 - Google Patents

オイルポンプ構造

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JPH1113640A
JPH1113640A JP16242097A JP16242097A JPH1113640A JP H1113640 A JPH1113640 A JP H1113640A JP 16242097 A JP16242097 A JP 16242097A JP 16242097 A JP16242097 A JP 16242097A JP H1113640 A JPH1113640 A JP H1113640A
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JP
Japan
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oil pump
internal
rotation
pump structure
inner rotor
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JP16242097A
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Takao Koyama
隆夫 小山
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルポンプの内部回転部材および回転駆動
部材の接触点の軸方向のオフセットに起因するモーメン
トを減少させ、内部回転部材および内部回転部材用ブッ
シュの耐久性を向上させる。 【解決手段】 オイルポンプのインナーロータの周方向
対称位置に形成したキー溝に、トルクコンバータのスリ
ーブ2の周方向対称位置に形成した突出部2aを挿入し
て成るオイルポンプ構造において、スリーブ2の突出部
2aの回転方向の両端面に円弧を形成し、インナーロー
タおよびスリーブの中心軸の偏心時に生じる両部材の接
触点の軸方向のオフセットを減少させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のオイ
ルポンプの内部回転部材と回転駆動部材とを駆動結合し
て成るオイルポンプ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オイルポンプの内部回転部材と流体伝動
装置の回転駆動部材とを駆動結合して成るオイルポンプ
構造の従来例(以下、第1従来例という。特開平1−1
82660号参照)としては、例えば、オイルポンプの
内部回転部材であるインナーロータの周方向対称位置に
一対の突出部を形成し、これら突出部をトルクコンバー
タの回転駆動部材であるスリーブの周方向対称位置に形
成した一対のキー溝に夫々挿入し、スリーブの内周部に
ブッシュを嵌合して成るものがある。この第1従来例の
オイルポンプ構造は、1つの兼用ブッシュでトルクコン
バータの圧力およびオイルポンプのインナーロータの圧
力を受ける構造になっているため、比較的低圧のオイル
ポンプを用いる自動変速機ユニットに適用することがで
きる。
【0003】ところで、この第1従来例では、比較的高
圧のオイルポンプを用いる自動変速機ユニット(CVT
等)に適用しようとすると、オイルポンプのインナーロ
ータの圧力が大きくなるためインナーロータ側にもブッ
シュを圧入せざるを得ず、必然的に2つの専用ブッシュ
を用いることになるが、上記構造では突出部を有するイ
ンナーロータ内周部にブッシュを圧入することは困難で
ある。
【0004】そこで、比較的高圧のオイルポンプを用い
る自動変速機ユニットに適用する場合には、例えば、イ
ンナーロータの周方向対称位置に一対のキー溝を形成
し、これらキー溝内に、トルクコンバータのスリーブの
周方向対称位置に形成した一対の突出部を夫々挿入し、
スリーブを外周部のブッシュにより支持するとともに、
インナーロータの内周部にブッシュを圧入して成るオイ
ルポンプ構造(以下、第2従来例という)が用いられ
る。この第2従来例のオイルポンプ構造は、2つの専用
ブッシュでトルクコンバータの圧力およびインナーロー
タの圧力を夫々独立して受ける構造であるため、CVT
等の比較的高圧のオイルポンプを用いる自動変速機ユニ
ットに適用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した第2従来例の
オイルポンプ構造では、インナーロータ中心軸およびス
リーブ中心軸のなす角度が0°の場合には、インナーロ
ータのキー溝およびスリーブの突出部は線接触するが、
後述する図5(b)に示すように、取付誤差や自動変速
機ユニットの変形等によって前記中心軸同士が角度θを
なすように偏心した場合には、キー溝および突出部は2
点で点接触することになる。このとき、接触点のインナ
ーロータ中心軸線方向のオフセット量と、インナーロー
タに加わる半径方向荷重の積で表わされるモーメントが
発生する。
【0006】このモーメントは、インナーギヤブッシュ
に偏荷重が発生し易くなるように作用して、中心軸非偏
心時よりもクサビ圧を減少させてしまう。このクサビ圧
の減少に伴い、クサビ圧とブッシュ面積との積により定
まるインナーギヤブッシュの軸受け耐力が低下するた
め、ブッシュの寿命が低下するとともにインナーロータ
のキー溝内周面の摩耗が増加してしまう。なお、上記第
1従来例のオイルポンプ構造の場合には、第2従来例ほ
ど顕著ではないが、上記不具合は同様に発生する。
【0007】本発明は、オイルポンプの内部回転部材お
よび回転駆動部材の接触点の軸方向のオフセットに起因
するモーメントを減少させるように構成することによ
り、内部回転部材および内部回転部材用ブッシュの耐久
性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の請求項1の構成は、オイルポンプの内部回転部材と回
転駆動部材とを駆動結合して成るオイルポンプ構造であ
って、前記内部回転部材の周方向対称位置に形成したキ
ー溝に、前記回転駆動部材の周方向対称位置に形成した
突出部を挿入して成るオイルポンプ構造において、前記
回転駆動部材の突出部の回転方向の両端面に円弧を形成
したことを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項1においては、オイルポン
プの内部回転部材に駆動結合される回転駆動部材の、周
方向対称位置に形成した突出部の回転方向の両端面に円
弧を形成したため、前記内部回転部材および前記回転駆
動部材の中心軸の偏心時に生じる両部材の接触点の軸方
向のオフセットが減少する。
【0010】上記目的のため、本発明の請求項2の構成
は、オイルポンプの内部回転部材と回転駆動部材とを駆
動結合して成るオイルポンプ構造であって、前記内部回
転部材の周方向対称位置に形成したキー溝に、前記回転
駆動部材の周方向対称位置に形成した突出部を挿入して
成るオイルポンプ構造において、前記内部回転部材のキ
ー溝の回転方向の両端面に円弧を形成したことを特徴と
するものである。
【0011】本発明の請求項2においては、回転駆動部
材に駆動結合されるオイルポンプの内部回転部材の、周
方向対称位置に形成したキー溝の回転方向の両端面に円
弧を形成したため、前記内部回転部材および前記回転駆
動部材の中心軸の偏心時に生じる両部材の接触点の軸方
向のオフセットが減少する。
【0012】上記目的のため、本発明の請求項3の構成
は、オイルポンプの内部回転部材と回転駆動部材とを駆
動結合して成るオイルポンプ構造であって、前記内部回
転部材の周方向対称位置に形成した突出部を、前記回転
駆動部材の周方向対称位置に形成したキー溝に挿入して
成るオイルポンプ構造において、前記内部回転部材の突
出部の回転方向の両端面に円弧を形成したことを特徴と
するものである。
【0013】本発明の請求項3においては、回転駆動部
材に駆動結合されるオイルポンプの内部回転部材の、周
方向対称位置に形成した突出部の回転方向の両端面に円
弧を形成したため、前記内部回転部材および前記回転駆
動部材の中心軸の偏心時に生じる両部材の接触点の軸方
向のオフセットが減少する。
【0014】上記目的のため、本発明の請求項4の構成
は、オイルポンプの内部回転部材と回転駆動部材とを駆
動結合して成るオイルポンプ構造であって、前記内部回
転部材の周方向対称位置に形成した突出部を、前記回転
駆動部材の周方向対称位置に形成したキー溝に挿入して
成るオイルポンプ構造において、前記回転駆動部材のキ
ー溝の回転方向の両端面に円弧を形成したことを特徴と
するものである。
【0015】本発明の請求項4においては、オイルポン
プの内部回転部材に駆動結合される回転駆動部材の、周
方向対称位置に形成したキー溝の回転方向の両端面に円
弧を形成したため、前記内部回転部材および前記回転駆
動部材の中心軸の偏心時に生じる両部材の接触点の軸方
向のオフセットが減少する。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、回転駆動部
材の突出部の回転方向の両端面に円弧を形成することに
より前記内部回転部材および前記回転駆動部材の接触点
の軸方向のオフセットを減少させたため、該オフセット
に起因するモーメントが減少し、上述したクサビ圧の低
下が抑制される。これにより、オイルポンプの内部回転
部材のブッシュの軸受け耐力が向上し、内部回転部材お
よび内部回転部材用ブッシュの耐久性が向上する。
【0017】本発明の請求項2によれば、オイルポンプ
の内部回転部材のキー溝の回転方向の両端面に円弧を形
成することにより前記内部回転部材および前記回転駆動
部材の接触点の軸方向のオフセットを減少させたため、
該オフセットに起因するモーメントが減少し、上述した
クサビ圧の低下が抑制される。これにより、オイルポン
プの内部回転部材のブッシュの軸受け耐力が向上し、内
部回転部材および内部回転部材用ブッシュの耐久性が向
上する。
【0018】本発明の請求項3によれば、オイルポンプ
の内部回転部材の突出部の回転方向の両端面に円弧を形
成することにより前記内部回転部材および前記回転駆動
部材の接触点の軸方向のオフセットを減少させたため、
該オフセットに起因するモーメントが減少し、上述した
クサビ圧の低下が抑制される。これにより、オイルポン
プの内部回転部材のブッシュの軸受け耐力が向上し、内
部回転部材および内部回転部材用ブッシュの耐久性が向
上する。
【0019】本発明の請求項4によれば、回転駆動部材
のキー溝の回転方向の両端面に円弧を形成することによ
り前記内部回転部材および前記回転駆動部材の接触点の
軸方向のオフセットを減少させたため、該オフセットに
起因するモーメントが減少し、上述したクサビ圧の低下
が抑制される。これにより、オイルポンプの内部回転部
材のブッシュの軸受け耐力が向上し、内部回転部材およ
び内部回転部材用ブッシュの耐久性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1(a)は本発明の第1実
施形態のオイルポンプ構造を概略的に示す断面図であ
り、図1(b)は(a)のA−A断面図である。本実施
形態のオイルポンプ構造は、図1(a)に示すように、
オイルポンプの内部回転部材であるインナーロータ1の
周方向対称位置に一対のキー溝1aを形成し、これらキ
ー溝1a内に、トルクコンバータの回転駆動部材である
スリーブ2の周方向対称位置に形成した一対の突出部2
aを夫々挿入し、インナーロータ1の内周部にブッシュ
3を圧入するとともに、スリーブ2は外周部のブッシュ
4により支持されている。本実施形態のオイルポンプ構
造は、2つの専用ブッシュ3,4でオイルポンプのイン
ナーギヤの圧力およびトルクコンバータの圧力を夫々独
立して受ける構造であるため、CVT等の比較的高圧の
オイルポンプを用いる自動変速機ユニットに適用するこ
とができる。なお、本実施形態のインナーロータ1の上
記一対のキー溝1aとは90°回転した周方向対称位置
には、一対のアプライ圧油路(図示せず)が形成されて
いる。また、上記インナーロータ1は、本実施形態のオ
イルポンプの全体図である図2に示すように、アウタロ
ータ5を介してオイルポンプハウジング6に支持されて
おり、インナーロータ1、アウタロータ5およびオイル
ポンプハウジング6の図示左端面にはオイルポンプカバ
ー7が装着されている。
【0021】本実施形態においては、図3の斜視図に示
すように、スリーブ2の周方向対称位置に形成した一対
の突出部2aの回転方向の両端面には、円弧が形成され
ている。この円弧は、図4(a)の詳細図に示すよう
に、所定の曲率Rの円弧を突出部2aの端面の全体に亘
って形成するか、あるいは、図4(b)の詳細図に示す
ように、所定の曲率Rの円弧を突出部2aの端面の両端
部に形成し、円弧同士を直線的に連結して構成する。な
お、図4(a),(b)に示す突出部2aの先端部には
所定のテーパ(例えばC1の面取り)が形成されている
が、このテーパは組付性を向上させるためのものであ
り、本実施形態の円弧とは目的が相違するものである。
【0022】次に、本実施形態の作用を従来例の作用と
比較しながら説明する。上述した第2従来例において
は、図10に示すように、インナーロータ51の中心軸
およびスリーブ52の中心軸のなす角度が0°の場合に
は、インナーロータ51のキー溝51aおよびスリーブ
52の突出部52aは図示の如く線接触するが、取付誤
差や自動変速機ユニットの変形等によって図5(b)に
示すように、前記中心軸同士が角度θをなすように偏心
した場合には、キー溝51aおよび突出部52aは2点
(2つの突出部52aの夫々の1点ずつ)で点接触する
ことになる。このときの接触点のインナーロータ中心軸
線方向のオフセット量をL1とし、インナーロータに加
わる半径方向荷重をFとすると、M1 =FL1 で表わさ
れるモーメントM1 が発生する。
【0023】このモーメントM1は、インナーギヤブッ
シュに偏荷重が発生し易くなるように作用して、中心軸
非偏心時に発生する図6(a)に示すような所望のクサ
ビ圧を、例えば同図(b)に示すように減少させてしま
う。このクサビ圧の低下に伴い、クサビ圧とブッシュ面
積との積により定まるインナーギヤブッシュの軸受け耐
力がF1 からF2 に低下するため、ブッシュの寿命が低
下するとともにインナーロータの内周面の摩耗が増加し
てしまう。
【0024】一方、本実施形態においては、スリーブ2
の突出部2aの回転方向の両端面に円弧を形成したた
め、図5(a)に示すように、インナーロータ1の中心
軸およびスリーブ2の中心軸が角度θををなすように偏
心してキー溝1aおよび突出部2aが2点(2つの突出
部2aの夫々の1点ずつ)で点接触する場合の接触点の
インナーロータ中心軸線方向のオフセット量L2 は上記
第2従来例のL1 よりも小さい値となる。
【0025】上記のようにオフセット量が減少すると、
発生するモーメントM2 はM2 =FL2 となり、上記第
2従来例のM1 よりも減少する。このモーメントの減少
に伴い、図6(b)の状態に減少していたクサビ圧を、
図6(a)の状態に近付ける方向に回復させることがで
きる。したがって、クサビ圧とブッシュ面積との積によ
り定まるインナーギヤブッシュの軸受け耐力がF1 に近
付く方向に改善されるため、ブッシュの寿命が向上する
とともに、インナーロータ1のキー溝1aの偏当たりが
抑制されてインナーロータキー溝1aの内周面の耐摩耗
性を向上させることができる。
【0026】図7は本発明の第2実施形態のオイルポン
プ構造を概略的に示す断面図である。本実施形態におい
ては、回転駆動部材であるスリーブ2の突出部2aの回
転方向の両端面に円弧を形成する代わりに、オイルポン
プの内部回転部材であるインナーロータ1のキー溝1a
の回転方向の両端面に円弧を形成するようにしている。
本実施形態は上記第1実施形態の作用効果を得ることが
できる。
【0027】図8(a)は本発明の第3実施形態のオイ
ルポンプ構造を概略的に示す分解斜視図であり、図8
(b),(c),(d)は夫々、オイルポンプの内部回
転部材の詳細図である。本実施形態のオイルポンプ構造
は、図8(a)に示すように、オイルポンプの内部回転
部材11の周方向対称位置に一対の突出部11aを形成
し、これら突出部11aを、トルクコンバータの回転駆
動部材であるスリーブ12の周方向対称位置に形成した
一対のキー溝12aに夫々挿入し、スリーブ12の内周
部に図示しないブッシュを嵌合して成る。本実施形態の
オイルポンプ構造は、1つの兼用ブッシュでトルクコン
バータの圧力およびオイルポンプのインナーロータの圧
力を受ける構造になっているため、比較的低圧のオイル
ポンプを用いる自動変速機ユニットに適用することがで
きる。
【0028】上記において、オイルポンプの内部回転部
材11は、ベーンポンプに適用する場合には図8(b)
に示すようにインナーロータ11−1として構成し、ギ
アポンプに適用する場合には図8(c)に示すようにイ
ンナーギア11−2として構成し、ピストンポンプに適
用する場合には図8(d)に示すようにカム11−3と
して構成するものとする。
【0029】本実施形態においては、図8(a)に示す
ように、内部回転部材11の周方向対称位置に形成した
一対の突出部11aには、回転方向の両端面に円弧が形
成されており、この円弧は、上記第1実施形態と同様
に、図4(a)または図4(b)の詳細図に示すように
構成する。
【0030】本実施形態によれば、内部回転部材11の
周方向対称位置に形成した一対の突出部11aの挿入方
向の両端面に円弧を形成することにより、上記第1実施
形態と同様の作用効果が得られる。
【0031】図9は本発明の第4実施形態のオイルポン
プ構造を概略的に示す断面図である。本実施形態におい
ては、内部回転部材11の突出部11aの回転方向の両
端面に円弧を形成する代わりに、トルクコンバータの回
転駆動部材であるスリーブ12のキー溝12aの挿入方
向の両端面に円弧を形成するようにしている。本実施形
態は上記第3実施形態の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施形態のオイルポンプ
構造を概略的に示す断面図であり、(b)は(a)のA
−A断面図である。
【図2】第1実施形態のオイルポンプの全体図である。
【図3】第1実施形態のトルクコンバータのスリーブの
斜視図である。
【図4】(a)、(b)は夫々、第1実施形態のスリー
ブの突出部に形成する円弧の詳細図である。
【図5】(a)は本発明の第1実施形態における中心軸
偏心時のキー溝および突出部の接触点のインナーロータ
中心軸線方向のオフセット量を示す図であり、(b)は
従来例における中心軸偏心時のキー溝および突出部の接
触点のインナーロータ中心軸線方向のオフセット量を示
す図である。
【図6】(a)は本発明の第1実施形態の作用を説明す
るためのクサビ圧特性図であり、(b)は従来例の作用
を説明するためのクサビ圧特性図である。
【図7】本発明の第2実施形態のオイルポンプ構造を概
略的に示す断面図である。
【図8】(a)は本発明の第3実施形態のオイルポンプ
構造を概略的に示す分解斜視図であり、(b),
(c),(d)は夫々、オイルポンプの内部回転部材の
詳細図である。
【図9】本発明の第4実施形態のオイルポンプ構造を概
略的に示す断面図である。
【図10】従来例の作用を説明するための図である。
【符号の説明】
1 内部回転部材(インナーロータ) 1a キー溝 2 回転駆動部材(スリーブ) 2a 突出部 11 内部回転部材 11a 突出部 12 回転駆動部材(スリーブ) 12a キー溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルポンプの内部回転部材と回転駆動
    部材とを駆動結合して成るオイルポンプ構造であって、
    前記内部回転部材の周方向対称位置に形成したキー溝
    に、前記回転駆動部材の周方向対称位置に形成した突出
    部を挿入して成るオイルポンプ構造において、 前記回転駆動部材の突出部の回転方向の両端面に円弧を
    形成したことを特徴とするオイルポンプ構造。
  2. 【請求項2】 オイルポンプの内部回転部材と回転駆動
    部材とを駆動結合して成るオイルポンプ構造であって、
    前記内部回転部材の周方向対称位置に形成したキー溝
    に、前記回転駆動部材の周方向対称位置に形成した突出
    部を挿入して成るオイルポンプ構造において、 前記内部回転部材のキー溝の回転方向の両端面に円弧を
    形成したことを特徴とするオイルポンプ構造。
  3. 【請求項3】 オイルポンプの内部回転部材と回転駆動
    部材とを駆動結合して成るオイルポンプ構造であって、
    前記内部回転部材の周方向対称位置に形成した突出部
    を、前記回転駆動部材の周方向対称位置に形成したキー
    溝に挿入して成るオイルポンプ構造において、 前記内部回転部材の突出部の回転方向の両端面に円弧を
    形成したことを特徴とするオイルポンプ構造。
  4. 【請求項4】 オイルポンプの内部回転部材と回転駆動
    部材とを駆動結合して成るオイルポンプ構造であって、
    前記内部回転部材の周方向対称位置に形成した突出部
    を、前記回転駆動部材の周方向対称位置に形成したキー
    溝に挿入して成るオイルポンプ構造において、 前記回転駆動部材のキー溝の回転方向の両端面に円弧を
    形成したことを特徴とするオイルポンプ構造。
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