JPH11134078A - コンピュータシステムおよびこれに搭載される復号化装置のパワーダウン制御方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよびこれに搭載される復号化装置のパワーダウン制御方法

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JPH11134078A
JPH11134078A JP9298751A JP29875197A JPH11134078A JP H11134078 A JPH11134078 A JP H11134078A JP 9298751 A JP9298751 A JP 9298751A JP 29875197 A JP29875197 A JP 29875197A JP H11134078 A JPH11134078 A JP H11134078A
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JP
Japan
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video
decoding device
power
decoding
disk drive
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Application number
JP9298751A
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English (en)
Inventor
Ryoji Ninomiya
良次 二宮
Shinichi Furuta
眞一 古田
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MPEG2デコーダによる電力消費を低減し、
DVD−ROMドライブを搭載したノートブック型コン
ピュータのバッテリ動作可能時間の延長を図る。 【解決手段】MPEG2デコーダ18に対する電源VC
Cの供給系統は、PCI/MPEGインターフェイスI
C181用の電源と、MPEG2デコーダIC182、
NTSCエンコーダIC184、およびMPEG2画像
メモリ183用の電源との2系統に分かれており、MP
EG2デコーダIC182、NTSCエンコーダIC1
84、およびMPEG2画像メモリ183につながる電
源ラインにはスイッチ回路190が挿入されている。ス
イッチ回路190のオン/オフはDVD再生制御プログ
ラムによって制御され、DVDメディアが挿入されたD
VDROMドライブ装置7がセレクタブルベイに装着さ
れた場合にのみオン状態に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD−ROMド
ライブを搭載したノートブック型パーソナルコンピュー
タなどのコンピュータシステムおよびこれに搭載される
復号化装置のパワーダウン制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータおよびマルチメディ
ア技術の発達に伴い、いわゆるマルチメディア対応のコ
ンピュータシステムが種々開発されている。この種のコ
ンピュータシステムには、テキストデータやグラフィッ
クスデータの他に、動画や音声データを再生するための
機能が設けられている。
【0003】このようなコンピュータのマルチメディア
化に伴い、最近では、CD−ROMに代わる新たな蓄積
メディアとしてDVDが注目されている。1枚のDVD
−ROMメディアには、片面で現在のCD−ROMの約
7倍にあたる4.7Gバイト程度のデータを記録するこ
とができ、両面記録では9.4Gバイト程度のデータを
記録できる。このDVD−ROMメディアを使用するこ
とにより、大量の映像情報を含む映画などのタイトルを
コンピュータ上で高品質に再生することが可能となる。
【0004】DVD−ROMメディアに記録されるビデ
オ情報は、プレゼンテーションデータとナビゲーション
データの2種類のデータから構成されている。プレゼン
テーションデータは再生されるビデオオブジェクトの集
合であり、ビデオ、サブピクチャ、およびオーディオか
ら構成されている。ビデオデータはMPEG2方式で圧
縮符号化される。また、サブピクチャおよびオーディオ
の符号化方式としては、ランレングス符号化およびAC
−3などがサポートされている。サブピクチャはビット
マップデータであり、映画の字幕や、メニュー画面上の
選択肢の表示などに用いられる。1つのビデオオブジェ
クトには、1チャネルのビデオデータ、最大8チャネル
までのオーディオデータ、最大32チャネルまでのサブ
ピクチャデータを含ませることができる。
【0005】ナビゲーションデータは、プレゼンテーシ
ョンデータの再生手順を制御する再生制御データであ
り、ここにはナビゲーションコマンドを埋め込むことが
できる。ナビゲーションコマンドは、ビデオデータの再
生内容や再生順序を変更するためのものである。このナ
ビゲーションコマンドを用いることにより、タイトル作
成者はそのタイトルの中に種々の分岐構造を定義するこ
とができ、インタラクティブなタイトルを作成すること
が可能となる。
【0006】DVDに蓄積されたタイトルをコンピュー
タ上で再生する場合には、DVD−ROMドライブ装置
から読み出されたデータはコンピュータの主記憶に読み
込まれ、そしてそれがMPEG2デコーダに転送され
る。MPEG2デコーダでは、まず、タイトルの不正コ
ピーを防止するために符号化ビデオデータ列に予め施さ
れているスクランブル処理を解除するためのデスクラン
ブル処理が行われ、次いで符号化ビデオデータ列を伸張
する復号化が行われる。復号化されたビデオデータは表
示コントローラによってコンピュータのディスプレイモ
ニタまたは外部のTVに表示される。
【0007】ところで、最近では、家庭やオフィスで使
用されるコンピュータとしては、デスクトップ型コンピ
ュータに代わり、それよりも省スペース性および携帯性
に優れたバッテリ駆動可能なノートブック型パーソナル
コンピュータが主流となりつつある。したがって、この
ようなノートブック型パーソナルコンピュータにおいて
も、前述のDVD−ROMドライブ装置の搭載が要求さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ノートブック型パーソ
ナルコンピュータにDVD−ROMドライブ装置を搭載
した場合には、前述のMPEG2デコーダをシステムボ
ード上に実装することが必要となる。しかし、このMP
EG2デコーダは、MPEG2のビデオストリームを復
号化するために大容量の画像メモリを必要とすると共
に、大量の画像、音声データを高速にデスクランブルお
よび復号化するための高速動作が必要とされるため、そ
の消費電力は非常に大きい。したがって、DVD−RO
Mドライブ装置を搭載できるようにすると、バッテリ駆
動によって動作できる時間が著しく減少してしまうこと
になる。
【0009】また、従来より、ノートブック型パーソナ
ルコンピュータの中には、その限られた周辺装置用の実
装スペースを有効利用するために、複数種の周辺デバイ
スを選択的に装着可能な周辺装置用装着スロットを有す
るものがある。この周辺装置装着用スロットは“セレク
タブルベイ”などと称されており、ここには、CD−R
OMドライブ装置、フロッピーディスクドライブ装置、
拡張用のハードディスクドライブ装置(セカンドHD
D)、および補助バッテリ(セカンドバッテリ)なが択
一的に装着される。
【0010】このような“セレクタブルベイ”を有する
ノートブック型パーソナルコンピュータにおいては、D
VD−ROMドライブ装置を固定的にパーソナルコンピ
ュータ本体に実装するのではなく、前述のCD−ROM
ドライブ装置、フロッピーディスクドライブ装置、拡張
用のハードディスクドライブ装置(セカンドHDD)、
および補助バッテリ(セカンドバッテリ)などと同様
に、DVD−ROMドライブ装置を“セレクタブルベ
イ”に装着可能な周辺デバイスの一つとして搭載するこ
とが好ましい。
【0011】しかしながら、この場合においても、DV
Dメディアの再生のためには前述のMPEG2デコーダ
をシステムボード上に実装しておく必要があることに変
わりはない。したがって、DVD−ROMドライブ装置
を“セレクタブルベイ”に装着可能な周辺デバイスの一
つとして搭載すると、“セレクタブルベイ”にDVD−
ROMドライブ装置以外の他の装置が装着されている場
合でも、MPEG2デコーダによって大きな電力が無駄
に消費されてしまうという不具合が生ずることになる。
【0012】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、MPEG2デコーダを動作させる必要性がある
とき以外はそのMPEG2デコーダをパワーダウンモー
ドに設定できるようにし、DVDメディアなどのMPE
G2デコーダを必要とするビデオデータの再生機能を有
し且つ低消費電力のコンピュータシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、ディスクドライブ装置を制御するコンピ
ュータシステムにおいて、ディジタル圧縮符号化された
符号化データ列を復号化する復号化装置と、装着された
ディスクドライブ装置の種別を識別するドライブ識別手
段と、このドライブ識別手段による識別結果に従って前
記復号化装置の電力を管理する電力管理手段であって、
前記復号化装置による復号化が必要な符号化データ列の
読み出しを行うディスクドライブ装置が装着されたと
き、前記復号化装置をパワーダウンモードからノーマル
モードに切り替える電力管理手段とを具備することを特
徴とする。
【0014】このコンピュータシステムにおいては、装
着されたディスクドライブ装置の種別に応じて復号化装
置の電力管理が行われる。すなわち、DVD−ROMド
ライブ装置などのように復号化装置を必要とするデバイ
スが装着されているとき以外は、復号化装置に対する電
源供給を遮断することなどによって復号化装置は低消費
電力のパワーダウンモードに設定され、またDVD−R
OMドライブ装置などのように復号化装置を必要とする
デバイスが装着されると、復号化装置に対する電源供給
を開始することにより、復号化装置はパワーダウンモー
ドから通常動作可能なノーマルモードに切り替えられ
る。
【0015】したがって、“セレクタブルベイ”にDV
D−ROMドライブ装置が装着されてないときでもDV
Dデコーダによって大きな電力が無駄に消費されてしま
うという不具合の発生を防止できるようになり、ノート
ブック型コンピュータのバッテリ駆動による動作時間を
延ばすことが可能となる。
【0016】また、DVD−ROMドライブ装置は通常
CD−ROMメディア/DVD−ROMメディア互換で
あり、DVD−ROMドライブ装置にCD−ROMメデ
ィアが装填されているときは復号化装置は不要である。
したがって、メディアの種類を識別する手段をさらに設
け、DVD−ROMドライブ装置が装着されている場合
であっても、DVD−ROMメディアが装填されている
とき以外は、前記復号化装置を低消費電力のパワーダウ
ンモードに設定することが好ましい。
【0017】また、このようにメディアの識別結果に従
って復号化装置の電力を管理する構成は、DVD−RO
Mドライブ装置が固定的に搭載されているマシン構成に
適用しても有効であり、DVD−ROMメディアが装填
されているとき以外は復号化装置をパワーダウンモード
に設定し、DVD−ROMメディアが装填されたとき
に、復号化装置をパワーダウンモードからノーマルモー
ドに切り替えることが好ましい。
【0018】また、本発明は、ディジタル圧縮符号化さ
れたビデオデータ列を復号化するビデオ復号化装置を有
し、このビデオ復号化装置に前記ビデオデータ列を入力
してその再生を行うコンピュータシステムにおいて、前
記ビデオ復号化装置を用いて前記ビデオデータ列の再生
を制御する再生制御プログラムの起動/終了に応じて、
前記ビデオ復号化装置に対する電源の供給/遮断を切り
替える電源制御手段を具備し、前記再生制御プログラム
を用いたビデオデータの再生時以外は前記ビデオ復号化
装置の電源を遮断することを特徴とする。
【0019】再生制御プログラムがユーザによって起動
されるのは、DVDメディアなどを再生する場合である
ので、再生制御プログラムの起動/終了に応じてビデオ
復号化装置に対する電源の供給/遮断を切り替えること
により、簡単且つ効率良くビデオ復号化装置の電力管理
を行うことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
るコンピュータシステムの外観が示されている。このコ
ンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノートブッ
クタイプのパーソナルコンピュータであり、図示のよう
に、そのコンピュータ本体1にはLCDユニット2が閉
塞位置と解放位置との間を回動自在に取り付けられてい
る。コンピュータ本体1の右側面には、前述のセレクタ
ブルベイ3が設けられている。セレクタブルベイ3に
は、図示のように、フロッピーディスクドライブ装置
(FDD)4、内蔵ハードディスクドライブ装置の容量
拡張のためのハードディスクドライブ装置(セカンドH
DD)5、CD−ROMドライブ装置6、およびDVD
−ROMドライブ装置7、さらには図示しない補助バッ
テリ(セカンドバッテリ)を交換自在に装着することが
できる。これらフロッピーディスクドライブ装置(FD
D)4、内蔵ハードディスクドライブ装置の容量拡張の
ためのハードディスクドライブ装置(セカンドHDD)
5、CD−ROMドライブ装置6、およびDVD−RO
Mドライブ装置7、および補助バッテリ(セカンドバッ
テリ)はどれも同一の形状を有している。
【0021】CD−ROMドライブ装置6はそのトレイ
61に装填された12cmまたは8cmのCDメディア
のみのドライブが可能なものである。また、DVD−R
OMドライブ装置7はCDメディア/DVDメディア互
換に構成されており、そのトレイ71に装填された12
cmまたは8cmのCDメディアの他、12cmのDV
Dメディアのドライブが可能である。
【0022】図2には、本実施形態のノートブック型パ
ーソナルコンピュータのシステム構成が示されている。
図示のように、本実施形態のノートブック型パーソナル
コンピュータのシステムボード上には、CPUバス10
0、PCIバス200、ISAバス300、およびZV
ポート400が設けられている。ZVポート400は、
PCカードソケット171,172とディスプレイコン
トローラ(VGAコントローラ)14およびサウンドコ
ントローラ41との間をポイントーツーポイント形式で
直接接続するビデオ・オーディオ専用バスである。
【0023】ビデオバスは、422形式の画像フォーマ
ットに対応する16ビット幅のデジタルYUVデータ信
号線(8ビットの輝度データYおよび8ビットの色差デ
ータUV)、水平・垂直同期信号(HSYNC,VSY
NC)、およびピクセルクロック(PCLK)を転送す
るための信号線群から構成されている。
【0024】オーディオバスは、オーディオ情報をシリ
アルに伝達するためのPCM信号、および現在のオーデ
ィオデータ出力が左チャネルか右チャネルかを示す信号
(LRCK)、およびシリアルクロックを転送するため
の信号線群から構成されている。
【0025】また、システムボード上には、CPU1
1、ホスト/PCIブリッジ装置12、主メモリ13、
ディスプレイコントローラ14、PCI/ISAブリッ
ジ16、PCカードコントローラ17、MPEG2デコ
ーダ18、ビデオキャプチャコントローラ19、P13
94コントローラ20、USB(UniversalS
erial Bus)コントローラ22、サテライトチ
ューナ23、ビデオキャプチャ31、サウンドコントロ
ーラ41、およびBIOS−ROM42などが設けられ
ている。
【0026】これらデバイスのうち、PCカードコント
ローラ17、MPEG2デコーダ18、P1394コン
トローラ20、およびビデオキャプチャ31は、動画を
扱うデバイスであり、ディスプレイコントローラ14へ
の動画転送をZVポート400を介して行うために、そ
れらの動画出力ポートはZVポート400に共通接続さ
れている。
【0027】CPU11は、例えば、米インテル社によ
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているCPUバス1は、64ビ
ット幅のデータバスを有している。
【0028】主メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れている。この主メモリ13は、システムボード上に予
め実装されるシステムメモリと、ユーザによって必要に
応じて装着される拡張メモリとから構成される。これら
システムメモリおよび拡張メモリを構成するDRAMモ
ジュールとしては、シンクロナスDRAMやRambu
sなどが利用される。
【0029】ホスト/PCIブリッジ装置12は、CP
U1とPCIバス2との間を繋ぐブリッジLSIであ
り、PCIバス2のバスマスタの1つとして機能する。
このホスト/PCIブリッジ装置12は、CPUバス1
と内部PCIバス2との間で、データおよびアドレスを
含むバスサイクルを双方向で変換する機能、およびメモ
リバスを介して主メモリ13をアクセス制御する機能な
どを有している。
【0030】PCIバス2はクロック同期型の入出力バ
スであり、PCIバス2上の全てのサイクルはPCIバ
スクロックに同期して行われる。PCIバスクロックの
周波数は最大33MHzである。PCIバス2は、時分
割的に使用されるアドレス/データバスを有している。
このアドレス/データバスは、32ビット幅である。
【0031】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、24ビットまたは32ビット
のデータが出力される。
【0032】ディスプレイコントローラ14は、ホスト
/PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバス
マスタの1つであり、ビデオメモリ(VRAM)143
の画像データをLCD141や外部のCRTディプレイ
に表示するものであり、VGA仕様のテキストおよびグ
ラフィクス表示をサポートする。
【0033】さらに、このディスプレイコントローラ1
4は、図示のように、ZVポート4に接続されたビデオ
ポート141を有しており、このビデオポート141か
ら入力したビデオデータストリーム(S1)を表示画面
上にビデオウインドウとして表示する動画表示機能を持
つ。
【0034】PCI/ISAブリッジ16はPCIバス
200とISAバス300間をつなぐブリッジLSIで
あり。ここには、複数のI/O制御機能が内蔵されてい
る。本実施形態においては、外部の赤外線通信機器との
間の赤外線通信を制御する赤外線コントローラ161
と、内蔵HDDおよび図1で説明したセレクタブルベイ
3に選択的に装着されるセカンドHDD5、CD−RO
Mドライブ装置6、DVD−ROMドライブ装置7など
のIDEまたはATAPIインターフェースを持つデバ
イスを制御するIDEコントローラ162と、リアルタ
イムクロック(RTC)163と、プリンタポート、シ
リアルポート(SIO)、フロッピーディスクドライブ
(FDD)の制御とISAバス300上のデバイスを制
御するI/Oコントローラ164とが内蔵されている。
【0035】PCカードコントローラ17は、PCIデ
バイスの1つであり、CPU11の制御の下にPCMC
IA仕様の16ビットPCカードとカードバス仕様の3
2ビットPCカードとを制御するものであり、ZVポー
ト400を介した動画転送もサポートしている。このP
Cカードコントローラ17は、ノーマルモードとマルチ
メディアモード(ZVポートモード)の2つの動作モー
ドを有している。ノーマルモードは、モデムカードなど
のような通常のPCカードを制御するためのものであ
り、PCIバス200とPCカードとの間でデータ転送
を行い、ZVポートは使用しない。
【0036】マルチメディアモード(ZVポートモー
ド)は、ビデオキャプチャカード、MPEG2エンコー
ダカード、MPEG2デコーダカードなど動画を扱うP
CカードがPCカードソケットに装着されている場合に
使用されるモードである。このモードにおいては、前述
のZVポート400が使用され、PCカードからディス
プレイコントローラ14にZVポート400を介して動
画データストリーム(S4)が直接的に転送される。
【0037】ノーマルモードとマルチメディアモードの
動作モードの切り替えは、CPU11によって行われ
る。すなわち、CPU11は、PCカードソケットに装
着されているPCカードから属性情報を読み取り、その
属性情報によって装着されているPCカードの種類を検
出する。装着されているPCカードがマルチメディアモ
ード対応のカードであれば、CPU11は、PCカード
コントローラ17をマルチメディアモードに切り替え
る。
【0038】サウンドコントローラ41は、CPU11
の制御の下にオーディオデータの入出力制御を行うもの
であり、マイク端子からの音声信号をA/D変換してメ
モリ13に取り込んだり、ZVポート400を介して転
送されるデジタルオーディオデータをアナログ信号に変
換してスピーカに出力する機能を有する。
【0039】MPEG2デコーダ18は、PCIバス2
00に接続されたPCIインターフェースとZVポート
400に接続されたビデオ出力ポートを有している。こ
のMPEG2デコーダ18は、MPEG2でデジタル圧
縮符号化されたDVD−ROMドライブ装置7からの動
画データをPCIバス200経由で受信し、それをデス
クランブルおよび伸張するための復号処理を行う。復号
された動画データは、前述の16ビットYUVデータフ
ォーマットに変換されてビデオストリームS2としてZ
Vポート400上に出力され、ディスプレイコントロー
ラ14のビデオ入力ポート141に転送される。
【0040】通常、DVD−ROMドライブから読み出
されるMPEG2データストリームには、映画などの映
像を構成する主映像(ビデオ)、字幕などの副映像(サ
ブピクチャ)、および音声信号(オーディオ)それぞれ
の符号化データが多重化されている。副映像および音声
信号の符号化には、ランレングス符号化およびドルビー
AC3がそれぞれ使用される。このため、MPEG2デ
コーダ18では、MPEG2データストリームからビデ
オ、サブピクチャ、およびオーディオが多重分離され、
それらビデオ、サブピクチャ、およびオーディオ毎にそ
の復号化のためのデコード処理が行われる。
【0041】MPEG2デコーダ18で復号化されたビ
デオデータとサブピクチャは合成され、そして16ビッ
トYUVデータフォーマットにて、ZVポート400上
に定義されたビデオバス上に出力される。また、オーデ
ィオデコーダによって復号化された音声信号は、シリア
ルデータ転送のフォーマットで、ZVポート400上に
定義されたオーディオバスを介して転送される。
【0042】ビデオキャプチャコントローラ19は、C
PU11からの指示に従ってビデオキャプチャ31を動
作制御する機能と、ZVポート400上に出力される動
画データを取り込み、それをPCIバス200を介して
主メモリ13に転送する機能などを有している。ビデオ
キャプチャコントローラ19によるビデオキャプチャ3
1の制御は、I2Cバスを介して行われる。ZVポート
400から主メモリ13への動画転送においては、PC
Iバス200のバンド幅を考慮して、まず、データ転送
レートを下げるために動画データのスケールダウン(フ
レームレート、解像度、カラーフォーマット変換などを
使用する)処理が内蔵のスケーラによって実行され、そ
れがFIFOバッファに格納される。この後、FIFO
バッファのデータがDMA転送によって主メモリ12に
転送される。
【0043】P1394コントローラ20は、P139
4高速シリアルインターフェースを介した外部装置との
間のデータ転送を制御するためのものであり、PCIバ
ス200に接続されたPCIインターフェースとZVポ
ート400に接続された動画出力ポートとを有してい
る。P1394高速シリアルインターフェースを介して
デジタルビデオカメラなどから動画データを受け取った
場合には、P1394コントローラ20は、その動画デ
ータを16ビットYUVデータフォーマットに変換して
ZVポート400上に定義されたビデオバス上に動画ス
トリーム(S5)として出力することにより、ディスプ
レイコントローラ14に転送する。
【0044】サテライトチューナ23は、デジタル衛星
放送から送信される映像データを受信してそれを主メモ
リ13に転送するものである。デジタル衛星放送による
映像データがMPEG2ストリームから構成されている
場合には、DVD―ROMドライブ装置7から読み出さ
れたビデオデータと同様にして、その復号処理はMPE
G2デコーダ18によって行われる。
【0045】ビデオキャプチャ31は、カメラインタフ
ェースを介してビデオカメラやイメージセンサなどから
入力されるビデオデータを16ビットYUVデータフォ
ーマットに変換して、それをZVポート400上に定義
されたビデオバス上に動画ストリーム(S3)として出
力することによりディスプレイコントローラ14に転送
する。
【0046】BIOS−ROM42には、ハードウェア
制御のためのプログラムであるシステムBIOSが格納
されている。システムBIOSには、電源投入時にメモ
リや周辺装置、並びに各種LSIの初期化およびテスト
を行うPOSTルーチンなどが含まれている。
【0047】図3には、MPEG2デコーダ18をパワ
ーダウン制御するための具体的なハードウェア構成が示
されている。MPEG2デコーダ18は、図示のよう
に、PCI/MPEGインターフェイスIC181、M
PEG2デコーダIC182、NTSCエンコーダIC
184、およびMPEG2画像メモリ183から構成さ
れている。
【0048】PCI/MPEGインターフェイスIC1
81は、PCIバス200とMPEG2デコーダIC1
82との間のインターフェースであり、PCIバス20
0を介して受け取ったMPEG2ストリームをMPEG
2デコーダIC182に送ると共に、MPEG2デコー
ダIC182によってデコードされたビデオ/オーディ
オデータをZVポート400上に出力する機能を持つ。
また、このPCI/MPEGインターフェイスIC18
1にはMPEG2デコーダIC182をPCIデバイス
として扱うために必要な各種機能が内蔵されている。さ
らに、PCI/MPEGインターフェイスIC181に
は、MPEG2デコーダIC182、NTSCエンコー
ダIC184、およびMPEG2画像メモリ183に対
する電源VCCの供給を制御するための制御データが書
き込まれる電源制御レジスタ184が設けられている。
【0049】MPEG2デコーダIC182は、PCI
/MPEGインターフェイスIC181を受け取ったM
PEG2ストリームを復号化するためのものであり、こ
こには、デスクランブル処理回路、MPEG2ストリー
ムの多重分離回路、ビデオ、オーディオ、サブピクチャ
それぞれに対応するデコード回路などが設けられてい
る。MPEG2画像メモリ183は、MPEG2デコー
ダIC182による復号化処理のための作業エリアとし
て使用されるものであり、ここには復号化処理を制御す
るためのマイクロコードも格納される。MPEG2デコ
ーダIC182によるビデオおよびオーディオの復号処
理結果であるデジタルYUVデータとオーディオデータ
は、CCIR656形式のディジタル信号としてPCI
/MPEGインターフェイスIC181およびNTSC
エンコーダ184に送られる。
【0050】NTSCエンコーダ184は、MPEG2
デコーダIC182からのデジタルYUVデータとオー
ディオデータをNTSC方式のTV信号に変換して外部
のTV受像機に出力する。
【0051】MPEG2デコーダ18に対する電源VC
Cの供給系統は、PCI/MPEGインターフェイスI
C181用の電源と、MPEG2デコーダIC182、
NTSCエンコーダIC184、およびMPEG2画像
メモリ183用の電源との2系統に分かれており、MP
EG2デコーダIC182、NTSCエンコーダIC1
84、およびMPEG2画像メモリ183につながる電
源ラインには図示のようにスイッチ回路190が挿入さ
れており、またPCI/MPEGインターフェイスIC
181にはスイッチ回路190をバイパスして電源が供
給される。
【0052】スイッチ回路190は、MPEG2デコー
ダIC182、NTSCエンコーダIC184、および
MPEG2画像メモリ183に対する電源の供給/遮断
を行うために設けられたものであり、スイッチ回路19
0のオン/オフは電源制御レジスタ184に設定される
制御データの値によって決定される。
【0053】例えば、CPU11によって“1”の制御
データが電源制御レジスタ184に設定されたときは、
スイッチ回路190はオンし、他の装置と同様に、MP
EG2デコーダIC182、NTSCエンコーダIC1
84、およびMPEG2画像メモリ183にも電源VC
Cが供給される。一方、電源制御レジスタ184に
“0”の制御データが設定されたときは、スイッチ回路
190はオフし、MPEG2デコーダIC182、NT
SCエンコーダIC184、およびMPEG2画像メモ
リ183に対する電源VCCの供給は遮断される。
【0054】電源制御レジスタ184の制御データの値
は“0”がデフォルトとなっており、コンピュータがパ
ワーオンされても、“1”の制御データを電源制御レジ
スタ184に設定しない限り、MPEG2デコーダIC
182、NTSCエンコーダIC184、およびMPE
G2画像メモリ183には電源VCCは供給されない。
【0055】電源制御レジスタ18に“1”の制御デー
タが設定されるのは、セレクタブルベイ3にDVD−R
OMドライブ装置7が装着されており、且つそのDVD
−ROMドライブ装置7にDVDメディアが装填されて
いる場合である。
【0056】以下、セレクタブルベイ3に装着されてい
る周辺デバイス(セレクタブルベイデバイス)とDVD
−ROMドライブ装置7に装填されているメディアの識
別の原理について説明する。
【0057】図3に示されているように、セレクタブル
ベイ3を介したPCI/ISAブリッジ16とセレクタ
ブルベイデバイスとの間のインターフェイス(セレクタ
ブルベイI/Fライン)には、IDE/ATAPI互換
のインターフェースラインの他に、2本のセレクト信号
線(SEL1,SEL2)が定義されている。これらセ
レクト信号線(SEL1,SEL2)は、セレクタブル
ベイ3に装着されたセレクタブルベイデバイスの種別を
識別するために用意されたものであり、コンピュータ本
体のシステムボード上ではプルアップ抵抗を介して電源
VCCに接続されており、且つPCI/ISAブリッジ
16に設けられたセレクタブルベイ識別レジスタ165
に接続されている。このセレクタブルベイ識別レジスタ
165には、2本のセレクト信号線(SEL1,SEL
2)それぞれの電位に対応する2ビットのデバイス識別
情報が設定される。
【0058】DVD−ROMドライブ装置7は、他の全
てのセレクタブルベイデバイス(FDD4、セカンドH
DD5、CD−ROMドライブ装置6)と共通の筐体
(セレクタブルベイデバイスケース)301を有してお
り、このセレクタブルベイデバイスケース)301に
は、DVD−ROMドライブユニット303と、フレキ
シブルプリント基板などからなる配線インターフェイス
302とが設けられている。
【0059】DVD−ROMドライブユニット303に
は、DVD−ROMドライブ装置7に装填されたメディ
アがCDメディア/DVDメディアのどちらであるかを
示すメディア識別情報が設定されるメディア識別レジス
タ304が設けられている。CDメディアとDVDメデ
ィアとでは焦点距離が異なるため、DVD−ROMドラ
イブユニット303内のフォーカス制御機構により自動
的にメディアの種別が判定され、その判定結果がメディ
ア識別情報としてメディア識別レジスタ304に設定さ
れる。メディア識別レジスタ304はCPU11によっ
てアクセス可能に構成されており、このメディア識別情
報をメディア識別レジスタ304から読み出してその値
を調べることにより、メディアの種別を判別することが
できる。
【0060】配線インターフェイス302は、DVD−
ROMドライブユニット303固有の入出力ピン配置を
セレクタブルベイI/Fラインに合わせるためのもので
あるまた、この配線インターフェイス302は、DVD
−ROMドライブ装置7がセレクタブルベイ3に装着さ
れたときに、2本のセレクト信号線(SEL1,SEL
2)を共にグランドに接続するように構成されている。
これにより、DVD−ROMドライブ装置7がセレクタ
ブルベイ3に装着されたときは、2ビットのデバイス識
別情報“00”がPCI/ISAブリッジ16のセレク
タブルベイ識別レジスタ165に設定されることにな
る。
【0061】配線インターフェイス302における2本
のセレクト信号線(SEL1,SEL2)に対する電源
またはグランドとの結線状態は、セレクタブルベイデバ
イス毎に予め決められている。従って、2ビットのデバ
イス識別情報により、セレクタブルベイデバイスの種別
を判定することができる。
【0062】図4には、2ビットのデバイス識別情報
(SELECT1,SELECT2)と装着されている
セレクタブルベイデバイスとの対応関係の一例が示され
ている。
【0063】デバイス識別情報(SELECT1,SE
LECT2)=“11”はFDD4が装着されているこ
とを示し、“10”、“01”はそれぞれセカンドHD
D5、およびセカンドバッテリが装着されていることを
示し、また、“00”は、ATAPIインターフェイス
のデバイス、すなわちCD−ROMドライブ装置6また
はDVD−ROMドライブ装置7、が装着されているこ
とを示す。
【0064】図5には、MPEG2デコーダ18の電源
管理に用いられるハードウェアとソフトウェアの関係が
示されている。DVD再生制御プログラム501は、D
VDコンテンツの再生のために使用されるアプリケーシ
ョンプログラムであり、DVD−ROMドライブ装置7
およびMPEG2デコーダ18を制御する。また、ビデ
オポートドライバ502は、VGAコントローラ14の
デジタルビデオ入力ポートを制御するためのソフトウェ
アドライバである。
【0065】DVD再生制御プログラム501には、D
VD−ROMドライブ装置7およびMPEG2デコーダ
18を用いた通常のDVDビデオ再生制御機能に加え、
MPEG2デコーダ18に対する電源の供給/遮断を管
理するためのMPEG2デコーダパワーマネージメント
機能が設けられている。
【0066】このMPEG2デコーダパワーマネージメ
ントの主な機能は、以下の通りである。 (1)セレクタブルベイ識別レジスタ165を参照し
て、装着されているセレクタブルベイデバイスの種別を
判別する機能 (2)メディア識別レジスタ304を参照して、DVD
−ROMドライブ装置7に装填されているメディアの種
類を判別する機能 (3)MPEG2デコーダ18の電源制御レジスタ18
4に電源制御のための制御データを書き込む機能 次に、図6および図7のフローチャートを参照して、D
VD再生制御プログラム501によって実行されるMP
EG2デコーダ18の電源管理処理の手順について説明
する。
【0067】DVD再生制御プログラム501は、その
プログラム起動時に、まず、セレクタブルベイデバイス
識別レジスタ165からデバイス識別情報をリードし、
そのデバイス識別情報の値に基づいて、セレクタブルベ
イ3にATAPIデバイス(CD−ROMドライブ装置
6またはDVD−ROMドライブ装置7)が装着されて
いるか否かを判断する(ステップS101,S10
2)。
【0068】ATAPIデバイス(CD−ROMドライ
ブ装置6またはDVD−ROMドライブ装置7)が装着
されている場合には、DVD再生制御プログラム501
は、メディア識別レジスタ304のリードを試行し(ス
テップS103)、正常にメディア識別情報を読み取る
ことができたか否かを判断する(ステップS104)。
メディア識別レジスタ304はDVD−ROMドライブ
装置7にのみ設けられ、CD−ROMドライブ装置6に
は設けられていないので、メディア識別情報の読み取り
が成功したか否かによって、装着されているATAPI
デバイスがCD−ROMドライブ装置6であるかDVD
−ROMドライブ装置7であるかを判別することができ
る。
【0069】メディア識別情報の読み取りが成功した場
合、つまりDVD−ROMドライブ装置7がセレクタブ
ルベイ3に装着されている場合には、DVD再生制御プ
ログラム501は、そのメディア識別情報の値に基づい
て、DVD−ROMドライブ装置7に装填されているメ
ディアがDVDメディアであるか否かを判定する(ステ
ップS105)。
【0070】DVDメディアが装填されているならば、
DVD再生制御プログラム501は、電源制御レジスタ
184に“1”の電源制御データ(パワーオンコマン
ド)をライトする(ステップS106)。これにより、
スイッチ回路190がオンし、MPEG2デコーダ18
のMPEG2デコーダIC182、MPEG2画像メモ
リ183、およびNTSCエンコーダ184への電源V
CCの供給が開始される。そして、DVD再生制御プロ
グラム501は、それらMPEG2デコーダ18のMP
EG2デコーダIC182、MPEG2画像メモリ18
3、およびNTSCエンコーダ184の初期化処理を必
要に応じて実行する(ステップS107)。この後は、
ユーザからの再生、早送り、巻き戻しなどの指示に従っ
て、動作する。
【0071】そして、ユーザ操作などによってDVD再
生制御プログラム501の終了が指示されると(図7の
ステップS201)、DVD再生制御プログラム501
は、そのプログラム終了に先立って、電源制御レジスタ
184に“0”の電源制御データ(パワーオフコマン
ド)をライトする(ステップS202)。これにより、
スイッチ回路190がオフし、MPEG2デコーダ18
のMPEG2デコーダIC182、MPEG2画像メモ
リ183、およびNTSCエンコーダ184への電源V
CCの供給が遮断される。
【0072】以上の処理により、MPEG2デコーダ1
8のMPEG2デコーダIC182、MPEG2画像メ
モリ183、およびNTSCエンコーダ184に電源が
供給されてそれらが通常動作可能なノーマルモードに設
定されるのは、DVDメディアが装填されたDVD−R
OMドライブ装置7がセレクタブルベイ3に装着されて
いる状態でDVD再生制御プログラム501が起動され
た場合だけとなり、それ以外の場合は、MPEG2デコ
ーダ18のMPEG2デコーダIC182、MPEG2
画像メモリ183、およびNTSCエンコーダ184へ
の電源供給は遮断され、それらは低消費電力のパワーダ
ウンモードに維持される。
【0073】図8には、セレクタブルベイ3を介したP
CI/ISAブリッジ16とセレクタブルベイデバイス
との間のインターフェイスの第2の例が示されている。
ここでは、セレクタブルベイ3を介したPCI/ISA
ブリッジ16とセレクタブルベイデバイスとの間のイン
ターフェイス(セレクタブルベイI/Fライン)には、
IDE/ATAPI互換のインターフェースラインの他
に、3本のセレクト信号線(SEL1,SEL2,SE
L3)が定義されている。これらセレクト信号線(SE
L1,SEL2,SEL3)は、セレクタブルベイ3に
装着されたセレクタブルベイデバイスの種別を識別する
ために用意されたものであり、これにより、セレクタブ
ルベイ識別レジスタ165に設定されるデバイス識別情
報は3ビットとなり、CD−ROMドライブ装置6とD
VD−ROMドライブ装置7の識別も可能となる。
【0074】例えば、DVD−ROMドライブ装置7の
配線インターフェイス302を3本のセレクト信号線
(SEL1,SEL2,SEL3)を共にグランドに接
続するように構成した場合には、3ビットのデバイス識
別情報(SELECT1,SELECT2,SELEC
T3)と、セレクタブルベイデバイスとの対応関係は図
9のようになり、SELECT3の“1”、“0”の違
いによってCD−ROMドライブ装置6とDVD−RO
Mドライブ装置7とを区別することができる。
【0075】このようにデバイス識別情報だけでDVD
−ROMドライブ装置7の装着の有無を簡単に識別する
ことができる場合には、システムのパワーオン時にDV
D−ROMドライブ装置7の装着の有無を調べ、もし装
着されていれば、その時点でスイッチ回路190をオフ
からオンに切り替えるようにしてもよい。この場合の電
源管理処理の手順を図10に示す。
【0076】ここでは、MPEG2デコーダ18の電源
管理処理は、コンピュータのパワーオン時に実行される
システムBIOSのPOSTルーチンによって行われ、
各種LSIに対する初期化処理の中で、MPEG2デコ
ーダ18に対する電源の供給/遮断の切り替えがなされ
る。
【0077】すなわち、POSTルーチンは、まず、セ
レクタブルベイデバイス識別レジスタ165から3ビッ
トのデバイス識別情報をリードし、そのデバイス識別情
報の値に基づいて、セレクタブルベイ3にDVD−RO
Mドライブ装置7が装着されているか否かを判断する
(ステップS301,S302)。
【0078】DVD−ROMドライブ装置7がセレクタ
ブルベイ3に装着されている場合には、POSTルーチ
ンは、電源制御レジスタ184に“1”の電源制御デー
タ(パワーオンコマンド)をライトする(ステップS2
03)。これにより、スイッチ回路190がオンし、M
PEG2デコーダ18のMPEG2デコーダIC18
2、MPEG2画像メモリ183、およびNTSCエン
コーダ184への電源VCCの供給が開始される。そし
て、POSTルーチンは、それらMPEG2デコーダ1
8のMPEG2デコーダIC182、MPEG2画像メ
モリ183、およびNTSCエンコーダ184の初期化
処理を実行する(ステップS204)。
【0079】一方、DVD−ROMドライブ装置7が装
着されてない場合には、電源制御レジスタ184に対す
る“1”の電源制御データ(パワーオンコマンド)のラ
イト処理は行われない。この場合、MPEG2デコーダ
18のMPEG2デコーダIC182、MPEG2画像
メモリ183、およびNTSCエンコーダ184に対す
る電源VCCの供給およびその初期化処理は、後に、D
VDメディアが装填されたDVD−ROMドライブ装置
7がセレクタブルベイ3に装着されている状態でDVD
再生制御プログラム501が起動されたときに実行すれ
ばよい。
【0080】図11には、MPEG2デコーダ18の電
源管理処理の第3の手順が示されている。ここでは、D
VD−ROMドライブ装置7の装置の有無やメディアの
種類のチェックは行わず、DVD再生制御プログラム5
01の起動/終了にのみ連動してMPEG2デコーダ1
8の供給/遮断の切り替えが行われる。これは、通常、
ユーザによるDVD再生制御プログラム501の起動
は、DVDメディアが装填されたDVD−ROMドライ
ブ装置7がセレクタブルベイ3に装着されている状態で
行われることが多いことに着眼したものである。
【0081】すなわち、DVD再生制御プログラム50
1は、それが起動されると、最初に、電源制御レジスタ
184に“1”の電源制御データ(パワーオンコマン
ド)をライトする(ステップS401)。これにより、
スイッチ回路190がオンし、MPEG2デコーダ18
のMPEG2デコーダIC182、MPEG2画像メモ
リ183、およびNTSCエンコーダ184への電源V
CCの供給が開始される。そして、DVD再生制御プロ
グラム501は、それらMPEG2デコーダ18のMP
EG2デコーダIC182、MPEG2画像メモリ18
3、およびNTSCエンコーダ184の初期化処理を必
要に応じて実行する。この後は、ユーザからの再生、早
送り、巻き戻しなどの指示に従って、動作する。
【0082】そして、ユーザ操作などによってDVD再
生制御プログラム501の終了が指示されると(ステッ
プS402)、DVD再生制御プログラム501は、そ
のプログラム終了に先立って、電源制御レジスタ184
に“0”の電源制御データ(パワーオフコマンド)をラ
イトする(ステップS403)。これにより、スイッチ
回路190がオフし、MPEG2デコーダ18のMPE
G2デコーダIC182、MPEG2画像メモリ18
3、およびNTSCエンコーダ184への電源VCCの
供給が遮断される。
【0083】以上のように、本実施形態によれば、MP
EG2デコーダ18による復号化処理を必要とするDV
D−ROMドライブ装置7以外の他のデバイスがセレク
タブルベイ3に装着されている場合には、MPEG2デ
コーダ18に対する電源供給は遮断される。したがっ
て、セレクタブルベイ3にDVD−ROMドライブ装置
やが装着されてないときでもMPEG2デコーダ18に
よって大きな電力が無駄に消費されてしまうという不具
合の発生を防止できるようになり、ノートブック型コン
ピュータのバッテリ駆動による動作時間を延ばすことが
可能となる。
【0084】また、DVD−ROMドライブ装置7に装
填されたメディアの種類を識別することにより、DVD
−ROMドライブ装置7が装着されている場合であって
も、DVD−ROMメディアが装填されているとき以外
はMPEG2デコーダ18に対する電源供給は遮断され
る。したがって、DVD−ROMドライブ装置7でCD
メディアをドライブするときは、MPEG2デコーダ1
8は電源オフ状態に維持することができ、電力消費の低
減を図ることができる。
【0085】また、DVDコンテンツの再生を制御する
DVD再生制御プログラム501自体にMPEG2デコ
ーダパワーマネージメント機能を設けているので、DV
Dコンテンツを本当に再生する場合にのみMPEG2デ
コーダ18を電源オンさせるという電源制御を簡単に実
現することが可能となる。
【0086】なお、以上の説明では、電源の供給/遮断
の切り替えによってMPEG2デコーダ18のパワーセ
ーブを行う場合についてのみ説明したが、例えば、MP
EG2デコーダIC182やNTSCエンコーダ184
内で使用されている動作クロックを停止させることなど
によってもMPEG2デコーダ18のパワーセーブを実
現することができる。
【0087】また、サテライトチューナ23によって受
信したデジタル衛星放送番組を再生する場合にもMPE
G2デコーダ18が使用されるので、サテライトチュー
ナ23およびMPEG2デコーダ18を用いてデジタル
衛星放送番組の再生を制御する衛星放送再生制御プログ
ラムにも、DVD再生制御プログラム501と同様のパ
ワーマネージメント機能を設けるようにしても良い。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MPEG2デコーダを動作させる必要性があるとき以外
はそのMPEG2デコーダをパワーダウンモードに設定
できるようになり、DVDメディアなどのMPEG2デ
コーダを必要とするビデオデータの再生機能を有し且つ
低消費電力のノートブック型パーソナルコンピュータを
実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るノートブック型パー
ソナルコンピュータの外観を示す斜視図。
【図2】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータのシステム構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータに搭載されたMPEG2デコーダのパワーダウン
制御のための具体的なハードウェア構成とセレクタブル
ベイインターフェイスの例を示す図。
【図4】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータのセレクタブルベイに装着されたデバイスの種類
とデバイス識別情報との対応関係の一例を示す図。
【図5】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータに適用されるMPEG2デコーダのパワーダウン
制御に用いられるソフトウェアとハードウェアとの関係
を示す図。
【図6】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータに適用されるMPEG2デコーダパワーダウン制
御処理の第1手順の一部を示すフローチャート。
【図7】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータに適用されるMPEG2デコーダパワーダウン制
御処理の第1の手順の残りの一部を示すフローチャー
ト。
【図8】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータで使用されるセレクタブルベイインターフェイス
の他の例を示す図。
【図9】同実施形態のノートブック型パーソナルコンピ
ュータのセレクタブルベイに装着されたデバイスの種類
とデバイス識別情報との対応関係の他の例を示す図。
【図10】同実施形態のノートブック型パーソナルコン
ピュータに適用されるMPEG2デコーダパワーダウン
制御処理の第2の手順を示すフローチャート。
【図11】同実施形態のノートブック型パーソナルコン
ピュータに適用されるMPEG2デコーダパワーダウン
制御処理の第3の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…コンピュータ本体 2…LCDパネル 3…セレクタブルベイ 4…フロッピーディスクドライブ装置(FDD) 5…セカンドHDD 6…CD−ROMドライブ装置 7…DVD−ROMドライブ装置 11…CPU 14…VGAコントローラ 16…PCI/ISAブリッジ 18…MPEG2デコーダ 181…PCI/MPEG2インターフェイスIC 182…MPEG2デコーダIC 183…MPEG2画像メモリ 184…NTSCエンコーダ 165…セレクタブルベイデバイス識別レジスタ 184…電源制御レジスタ 190…スイッチ回路 304…メディア識別レジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクドライブ装置を制御するコンピ
    ュータシステムにおいて、 ディジタル圧縮符号化された符号化データ列を復号化す
    る復号化装置と、 装着されたディスクドライブ装置の種別を識別するドラ
    イブ識別手段と、 このドライブ識別手段による識別結果に従って前記復号
    化装置の電力を管理する電力管理手段であって、前記復
    号化装置による復号化が必要な符号化データ列の読み出
    しを行うディスクドライブ装置が装着されたとき、前記
    復号化装置をパワーダウンモードからノーマルモードに
    切り替える電力管理手段とを具備することを特徴とする
    コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータシステムは、第1およ
    び第2のディスクドライブ装置が選択的に装着可能に構
    成されており、 前記第1のディスクドライブ装置は、前記復号化装置に
    よる復号化が必要なデータ列の記録に使用される第1の
    可搬型記録メディアと、前記復号化装置による復号化を
    必要としないデータ列の記録に使用される第2の可搬型
    記録メディアの双方の記録メディアをドライブ可能に構
    成されており、 前記第1のディスクドライブ装置に前記第1および第2
    のどちらの記録メディアが装填されているかを識別する
    メディア識別手段をさらに具備し、 前記電力管理手段は、 前記ドライブ識別手段およびメディア識別手段双方の識
    別結果に従って前記復号化装置の電力を管理し、前記第
    1のディスクドライブ装置が装着され且つその第1のデ
    ィスクドライブ装置に前記第1の可搬型記録メディアが
    装填されているとき以外は、前記復号化装置を低消費電
    力のパワーダウンモードに設定することを特徴とする請
    求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記復号化装置は、デコーダ回路と、こ
    のデコーダ回路によって使用されるメモリと、前記デコ
    ーダ回路と前記コンピュータシステムのバスとの間に設
    けられ、その間のインターフェイスを行うバスインター
    フェイス回路とを含み、 前記電力管理手段は、 前記デコーダ回路およびメモリに対する電源の供給/遮
    断を切り替えるスイッチ回路を具備し、前記パワーダウ
    ンモード時に前記デコーダ回路およびメモリに対する電
    源の供給を遮断することを特徴とする請求項1または2
    記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 ディジタル圧縮符号化された符号化デー
    タ列を復号化する復号化装置と、 この復号化装置による復号化が必要なデータ列の記録に
    使用される第1の可搬型記録メディアと、前記復号化装
    置による復号化を必要としないデータ列の記録に使用さ
    れる第2の可搬型記録メディアの双方の記録メディアを
    ドライブ可能に構成されたディスクドライブ装置とを有
    するコンピュータシステムにおいて、 前記ディスクドライブ装置に前記第1および第2のどち
    らの記録メディアが装填されているかを識別するメディ
    ア識別手段と、 このメディア識別手段による識別結果に従って前記復号
    化装置の電力を管理する電力管理手段であって、前記デ
    ィスクドライブ装置に前記第1の可搬型記録メディアが
    装填されたとき、前記復号化装置をパワーダウンモード
    からノーマルモードに切り替える電力管理手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 ディジタル圧縮符号化されたビデオデー
    タ列を復号化するビデオ復号化装置を有し、このビデオ
    復号化装置に前記ビデオデータ列を入力してその再生を
    行うコンピュータシステムにおいて、 前記ビデオ復号化装置を用いて前記ビデオデータ列の再
    生を制御する再生制御プログラムの起動/終了に応じ
    て、前記ビデオ復号化装置に対する電源の供給/遮断を
    切り替える電源制御手段を具備し、 前記再生制御プログラムを用いたビデオデータの再生時
    以外は前記ビデオ復号化装置の電源を遮断することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 ディジタル圧縮符号化されたビデオデー
    タ列を復号化するビデオ復号化装置を有し、このビデオ
    復号化装置に前記ビデオデータ列を入力してその再生を
    行うコンピュータシステムにおける前記ビデオ復号化装
    置のパワーダウン制御方法であって、 前記ビデオ復号化装置を用いて前記ビデオデータ列の再
    生を制御する再生制御プログラムは、 そのプログラム起動時に、前記ビデオ復号化装置に対す
    る電源の供給/遮断を切り替えるスイッチ回路をオフ状
    態からオン状態に切り替えて、前記ビデオ復号化装置に
    対する電源供給を開始し、 プログラム終了時に、前記スイッチ回路をオン状態から
    オフ状態に切り替えて、前記ビデオ復号化装置に対する
    電源供給を遮断することを特徴とする復号化装置のパワ
    ーダウン制御方法。
  7. 【請求項7】 ディジタル圧縮符号化されたビデオデー
    タ列を復号化するビデオ復号化装置と、 このビデオ復号化装置による復号化が必要なビデオデー
    タ列の記録に使用される第1の可搬型記録メディアと、
    前記ビデオ復号化装置による復号化を必要としないデー
    タ列の記録に使用される第2の可搬型記録メディアの双
    方の記録メディアをドライブ可能に構成されたディスク
    ドライブ装置とを有するコンピュータシステムにおける
    前記ビデオ復号化装置のパワーダウン制御方法であっ
    て、 前記ビデオ復号化装置を用いて前記ディスクドライブ装
    置から読み出されビデオデータの再生を制御するビデオ
    再生制御プログラムの起動時に、前記ディスクドライブ
    装置に前記第1および第2のどちらの記録メディアが装
    填されているかを識別し、 前記第1の記録メディアが装填されているとき、前記ビ
    デオ復号化装置に対する電源の供給/遮断を切り替える
    スイッチ回路をオフ状態からオン状態に切り替えて、前
    記ビデオ復号化装置に対する電源供給を開始し、 前記ビデオ再生制御プログラムの終了時に、前記スイッ
    チ回路をオン状態からオフ状態に切り替えて、前記ビデ
    オ復号化装置に対する電源供給を遮断することを特徴と
    するビデオ復号化装置のパワーダウン制御方法。
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