JPH11130067A - 梱包用部材及びパレット - Google Patents

梱包用部材及びパレット

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JPH11130067A
JPH11130067A JP30165297A JP30165297A JPH11130067A JP H11130067 A JPH11130067 A JP H11130067A JP 30165297 A JP30165297 A JP 30165297A JP 30165297 A JP30165297 A JP 30165297A JP H11130067 A JPH11130067 A JP H11130067A
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packing
packing member
rigid
pallet
band
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Kazuhiro Zanba
和博 残馬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量であっても充分な強度があり、数百Kg以
上あるいは数トンの自重を有する品物であっても載置す
ることができ、更に鉄バンドを充分な張力で巻き付ける
ことができ、しかも森林破壊などの問題が生じない梱包
用部材及びパレットを得ることにある。 【解決手段】 帯板状部材12の少なくとも両端部に所
定の高さを有する剛性部材14が配設されるとともに、
その剛性部材14に挟まれる箇所に耐圧縮性を有し剛性
部材14の比重より小さい介装部材16が配設された梱
包用部材10を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は梱包用部材及びパレ
ットに関し、より詳しくは荷物とともに鉄バンドなどを
巻き付けて固定する簡易パレットに用いられたり、段積
み用に介添えとして配設されたりする梱包用部材とそれ
を用いて構成されたパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】簡易なパレットとしてたとえば図12に
示すように、桁材として木製の角材1を適宜数本並べ、
その上にデッキボードとして板状の合板2を貼った構造
のパレット3が用いられている。このパレット3の上に
は、図13に示すように、商品が収納されたたとえば段
ボール箱4が積み重ねられ、あるいは機械装置などが載
置され、その段ボール箱4あるいは機械装置などととも
に角材1が鉄バンド5などにより固定される。そして、
フォークリフトなどによってトラックに載せられ、目的
地に搬送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この形式のパレット3
は、梱包が解かれた後は廃棄処分されてしまう。パレッ
ト3の製造コストより、パレット3を搬送するコストの
方が高いためである。しかしながら、廃棄されるパレッ
ト3の数量は膨大な量である。しかも、桁材として使用
されている角材1の寸法は、約50mm角から約100mm
角程度もあり、この桁材を製造するためには、大量の木
を伐採しなければならず、更に、廃棄された角材1を焼
却するときに大量に排出される二酸化炭素による地球の
温暖化など、自然環境の破壊を防ぐ観点から問題があっ
た。
【0004】また、角材1を使用しているため、重量が
重く、輸送に伴うコストが高く付くだけでなく、作業者
が重労働を強いられる原因ともなっていた。更に、角材
1の上に配設されるデッキボードとしてたとえば段ボー
ルなどを使用した場合には、角材1の重量によってデッ
キボードが破れてしまったり、接合部から剥がれてしま
ったりする。このため、強度上のバランスから、木製の
合板2などを使用しなければならず、パレット3の重量
がますます重くなるなど、上記の問題が生ずる原因とな
っていた。
【0005】このような問題を解決するものとして、た
とえば実開昭60−47220号、実開昭60−157
620号、実開昭61−8526号、実開昭61−17
2025号、実開昭63−144430号、実開平03
−114726号等々、段ボール製パレットや紙製パレ
ット、あるいは発泡プラスチック製パレットが多数提案
され、一部実施されている。ところが、このようなパレ
ットは軽量の品物を載置することはできても、数百Kgあ
るいは1トンを越える品物を載置して、搬送することは
できなかった。更に、落下防止のために、鉄製あるいは
樹脂製のバンドを品物とパレットに巻き付けるのが好ま
しいが、これら段ボール製などのパレットに巻き付ける
と破れてしまったりして、バンドを巻き付けることがで
きないという問題があった。
【0006】そこで、本発明者は軽量であっても充分な
強度があり、数百Kg以上あるいは数トンの自重を有する
品物であっても載置することができ、更に鉄バンドを充
分な張力で巻き付けることができ、しかも森林破壊など
の問題が生じない梱包用部材とパレットを得るために鋭
意研究を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る梱包用部材
の要旨とするところは、少なくとも2個の剛性部材と、
該剛性部材に挟まれる箇所に耐圧縮性を有し該剛性部材
の比重より小さい介装部材が配設されることにある。
【0008】また、本発明に係る梱包用部材の他の要旨
とするところは、帯板状部材の少なくとも両端部に所定
の高さを有する剛性部材が配設されるとともに、該剛性
部材に挟まれる箇所に耐圧縮性を有し且つ該剛性部材の
比重より小さい介装部材が配設されることにある。
【0009】この梱包用部材において、梱包用部材の帯
板状部材と対向する面に長手方向に沿って溝が設けられ
たことにある。
【0010】また、これらの梱包用部材において、梱包
用部材の帯板状部材と対向する面に他の帯板状部材が配
設されることにある。
【0011】更に、これらの梱包用部材において、剛性
部材の角部にL字状の補強部材が配設されることにあ
る。
【0012】更に、これらの梱包用部材において、前記
介装部材が、発泡樹脂、紙、多孔質粒状物、中空粒状
物、ハニカム構造体などから構成されることにある。
【0013】更に、これらの梱包用部材において、前記
帯板状部材が、板材、合板、樹脂プレート、厚紙、段ボ
ールなどから構成されることにある。
【0014】更に、これらの梱包用部材において、前記
剛性部材が、木材、合材、樹脂などから構成されること
にある。
【0015】次に、本発明に係るパレットの要旨とする
ところは、上述の梱包用部材を桁材とし、該2本以上並
設された桁材に跨がる片面又は両面に、板材又は平板が
配設されたことにある。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る梱包用部材及
びそれを用いたパレットの実施の形態を図面に基づいて
詳しく説明する。
【0017】図1に示すように、本実施例に係る梱包用
部材10は、帯板状部材12の両端部に所定の高さを有
する剛性部材14が配設されるとともに、その剛性部材
14に挟まれる箇所に耐圧縮性を有し、且つ剛性部材1
4の比重より小さい介装部材16が配設されて構成され
ていて、全体として角材の形状を成している。
【0018】ここで、帯板状部材12は、ラワン材など
の南洋材から間伐材や廃材などから作られた板材や、板
材を貼り合わせた合板、アクリル樹脂などから成る樹脂
プレート、あるいは故紙などを利用した厚紙や段ボール
などから構成され、材質は用途に応じて選定されるのが
好ましいが、特に価格と強度の点から板材や合板が好ま
しい。なお、帯板状部材の厚みは約2〜約20mm程度、
幅は約30〜約200mm程度、長さは約400〜約30
00mm程度が好ましいが、特に限定されるものではな
い。
【0019】また、剛性部材14は、直方体などのブロ
ック状に形成されていて、大きな圧縮力が作用しても、
大きく変形したり破壊したりし難い材質と大きさが選定
される。この剛性部材14は廃材や間伐材などの木材
や、合材、樹脂あるいは金属などから構成されるのが好
ましいが、特に価格と強度の点から木材が好ましい。な
お、剛性部材14の大きさは(約30〜約200mm程
度)×(約30〜約200mm程度)×(約20〜約10
0mm程度)に形成される。
【0020】更に、剛性部材14に挟まれる箇所に配設
される介装部材16は耐圧縮性を有し、且つ剛性部材1
4の比重より小さい材質で形成される。介装部材16は
図2に示すように、梱包用部材10の上に荷重が作用し
たとき、両端が剛性部材14によって支持される結果、
中央部が圧縮されて縮むことになるが、この変形量が可
能な限り少ない方が好ましく、耐圧縮性を有することが
必要である。また、介装部材16は梱包用部材10の中
で最も大きな体積を占めていることから、比重が小さい
方が、梱包用部材10の重量を小さくするために好まし
く、少なくとも剛性部材14の比重より小さい材質で形
成される必要がある。
【0021】したがって、この介装部材16は、発泡ス
チロールなど特に粒子融着成形法によって形成され発泡
樹脂構造体や、その他、故紙などの紙を溶かして形成し
た構造体、籾殻などの多孔質粒状物やプラスチックバル
ーンなどの中空粒状物をバインダーによって一体化して
形成した構造体、あるいは各種の材料をハニカム構造に
形成したハニカム構造体などが用いられる。なかでも特
に、介装部材16として発泡スチロールなど粒子融着成
形法によって形成され発泡樹脂構造体が好ましく、発泡
倍率は約3倍程度から約100倍程度のものまで用いる
ことができるが、耐圧縮性の観点から約20倍から約5
0倍程度が好ましい。
【0022】これら帯板状部材12と剛性部材14とは
釘やボルトなどによって強固に締結されるのが好まし
い。また、帯板状部材12と介装部材16又は剛性部材
14と介装部材16は接着剤、粘着剤、あるいは両面テ
ープなどによって接合されるのが好ましいが、釘などを
用いることも可能である。この梱包用部材10は使い捨
てであるのが原則であるため、製造コストが最も安価
で、輸送中に接合部から外れたりしない程度の接合方法
が採用される。
【0023】以上の構成に係る梱包用部材10は、帯板
状部材12が上になるように配置され、その帯板状部材
12の上に品物が載置され、金属製あるいは樹脂製のバ
ンドなどが巻き付けられ、梱包用部材10と品物が一体
的に固定される。このとき、金属製のバンドが強く巻き
付けられたとしても、梱包用部材10に最も大きな力が
作用する箇所は角部とその近傍部であるが、その箇所に
は剛性部材14が配設されているため、破壊させられる
ことはない。また、強く締め付けられたバンドによっ
て、両端の剛性部材14が接近する方向に押し付けられ
ることになるが、両端の剛性部材14の間には耐圧縮性
を有する介装部材16が配設されているため、圧壊させ
られることはない。更に、得られた梱包用部材10は、
介装部材16をたとえば発泡樹脂によって形成した場
合、重量が従来品と比較して約1/5〜1/40程度に
なり、作業者の労力が軽減されるとともに、輸送コスト
も軽減される。また更に、特に所定の大きさを有する木
材を使用するのは、剛性部材14だけであり、木材の使
用量が大幅に減少する。
【0024】複数の梱包用部材10を並設して、それら
の上に品物を載置する場合は、図3に示すように、パレ
ット18を構成するのが好ましい。すなわち、パレット
18は梱包用部材10を適宜の間隔で複数並べて桁材と
し、その並設された桁材に跨がる片面又は両面に、デッ
キボードとなる1又は複数の板材、又は平板20が配設
されて構成される。パレット18を構成することによ
り、梱包用部材10の相互間が安定し、梱包作業や搬送
作業などが容易となる。なお、デッキボードとなる板材
又は平板20は、木製あるいは樹脂製あるいは紙製のい
ずれでも良く、用途や要求される強度などによって、種
々選定される。
【0025】以上、本発明に係る梱包用部材とパレット
の一実施態様を説明したが、本発明は上述の態様に限定
されるものではない。
【0026】たとえば、図4に示すように、梱包用部材
22の底面側である梱包用部材22の帯板状部材12と
対向する面に、長手方向に沿って溝24を設けることも
可能である。溝24は剛性部材26と介装部材28を通
して形成されていて、剛性部材26は切削などにより、
介装部材28は一体成形などにより、それぞれ形成され
る。梱包用部材22の底面側に溝24を設けることによ
り、バンドを溝24の中に通すことができ、バンド掛け
が容易となるだけでなく、振動などによって外れ難くな
り、梱包が安定する。
【0027】溝24の形成方法は、たとえば図5に示す
ように、前記図1に示す梱包用部材10を用い、その底
面の長手方向に沿う両側に帯部材30を配設することに
よって、溝24を形成することも可能である。この帯部
材30は接着剤などによって接着されるのが好ましい。
なお、溝24は少なくとも剛性部材に設けられていれば
良く、この場合、介装部材においてバンドは表面から出
ることになるが、実用上特に問題にならない。
【0028】また、図6に示すように、溝24が形成さ
れた剛性部材32の角部に、L字状の補強部材34を配
設することも好ましい。補強部材34は同図(b) に示す
ように、たとえば鉄製バンド36を巻き付けて強く締め
付けたとき、剛性部材32の角部が変形したり、時間と
ともに変形してくるのを防止するための金具である。し
たがって、補強部材34が変形しないように、鋼などに
よって作られたものが好ましい。なお、補強部材34は
接着剤や粘着剤、あるいは釘や螺子などで剛性部材32
の溝24を含む角部に取り付けられる。
【0029】次に、図7に示すように、前記図1に示す
梱包用部材10の帯板状部材12と対向する面に、他の
帯板状部材38を配設して梱包用部材40を構成するこ
とも可能である。介装部材16の両面に帯板状部材1
2,38を配設することによって、強度が大幅に向上す
るとともに、いずれの帯板状部材12又は38を上にし
ても使用することができる。
【0030】また、図8に示すように、前記図4に示す
梱包用部材22の帯板状部材12と対向する面すなわち
溝24が形成された面に、他の帯板状部材38を配設し
て梱包用部材42を構成することも可能である。かかる
構成により、強度が大幅に向上する効果に加えて、溝2
4が帯板状部材38によって覆われ、スリット状の孔が
形成される。その結果、梱包用部材42を凹凸のある地
面の上に置いて梱包作業を行うとき、スリット状の孔
(溝32)にバンドを通す通路が確保されることにな
り、作業性が大幅に向上する。
【0031】上述した長さが比較的短い梱包用部材にお
いては、剛性部材が両端に配設されていれば、強度的に
充分であったが、長い場合には、両端の剛性部材を支点
として中央部が撓むことになる。そこで、図9に示すよ
うに、梱包用部材44の長さが長い場合には、両端以外
の中央部にも1又は複数の剛性部材46を配設するのが
好ましい。剛性部材46を適宜配設することによって、
大荷重にも耐える梱包用部材44を得ることができる。
【0032】また、剛性部材を予め梱包用部材の中央部
に配設しておくのも良いが、使用条件に応じて、適宜、
剛性部材を配設し得るようにしても良い。たとえば、図
10に示すように、長尺の梱包用部材48のほぼ中央部
に、断面が逆T字状の剛性部材50の脚部52を差し込
んで固定するのである。この剛性部材50の脚部52に
より、梱包用部材48の撓みが制限され、大荷重に対し
ても耐え得るようになる。なお、このような剛性部材5
0の形状や構造などは、特に限定されるものではない。
【0033】更に、梱包用部材は断面正方形や長方形に
限定されるものではなく、たとえば図11に示す梱包用
部材54のように、断面が台形をしていても良く、形状
は特に限定されない。梱包用部材54の形状や構造は、
用途などに応じて設定されるべきものであり、全く限定
されない。
【0034】以上、本発明に係る梱包用部材の実施の形
態を、図面に基づいて種々説明したが、本発明の梱包用
部材は図示した例示に限定されるものではない。たとえ
ば、上述の梱包用部材には帯板状部材を備えていたが、
必ずしも帯板状部材を必要とはしない。すなわち、梱包
用部材を少なくとも1対の剛性部材と、その剛性部材の
間に介装される介装部材とから構成することも可能であ
る。この梱包用部材においても、介装部材の中間位置に
適宜、剛性部材を配設することも可能である。この構成
に係る梱包用部材は単独で用いることも可能ではある
が、より好ましくはパレットの桁材として用いるのが適
している。この梱包用部材には帯板状部材がないため、
単独では強度的に不充分な場合があるが、梱包用部材に
板材又は合板などから成るデッキボードを取り付けてパ
レットとして用いることにより、強度的にも安定したパ
レットを得ることができる。
【0035】また、本発明の梱包用部材はパレットある
いはパレットの一部として用いられるだけでなく、製品
を段積みする場合に、台木として製品と製品との間に介
装させる用い方をすることも可能である。また、一種の
枕木として、使用することも可能であるなど、用途は限
定されない。
【0036】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変
形を加えた態様で実施し得るものである。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る梱包用部材は、帯板状部材
の少なくとも両端部に所定の高さを有する剛性部材が配
設されているため、その剛性部材によって主として荷重
が支えられることになる。また、その剛性部材に挟まれ
る箇所に耐圧縮性を有する介装部材が配設されているた
め、その介装部材によっても荷重が支えられることにな
り、大荷重に対しても支持できることになる。更に、こ
の介装部材は剛性部材の比重より小さい材質によって構
成されているため、梱包用部材を全体として大幅に軽量
化することができる。
【0038】また、荷崩れの防止などのためのバンドが
強く巻き付けられたとしても、梱包用部材に最も大きな
力が作用する箇所は角部とその近傍部であるが、その箇
所には剛性部材が配設されているため、破壊させられる
ことはない。また、強く締め付けられたバンドによっ
て、両端の剛性部材が接近する方向に押し付けられるこ
とになるが、両端の剛性部材の間には耐圧縮性を有する
介装部材が配設されているため、圧壊させられることは
ない。
【0039】次に、梱包用部材に溝を設けることによっ
て、その梱包用部材とその上に載置された商品や製品を
バンドによって固定するとき、作業性が向上するだけで
なく、振動などによってバンドが外れる事態を防止する
ことができ、輸送が安定することになる。
【0040】また、この梱包用部材は剛性部材として木
材を使用する場合においても、1つの大きな角材を使用
していないため、森林破壊を抑制することができる。更
に、介装部材として発泡樹脂などを使用する場合におい
ても、介装部材は他の部材と容易に分離し得る構造であ
るため、部材の材質毎に分離してリサイクルすることが
できる。
【0041】更に、本発明に係る梱包用部材を用いてパ
レットを構成することにより、重量が従来品と比較して
約1/5〜1/40程度であり、しかも強度は従来品と
ほぼ同程度のパレットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る梱包用部材の1実施態様を示す斜
視説明図である。
【図2】図1に示す梱包用部材の作用を示す正面説明図
である。
【図3】図1に示す梱包用部材を用いてパレットを構成
した実施態様を示す斜視説明図である。
【図4】本発明に係る梱包用部材の他の実施態様を示す
斜視説明図である。
【図5】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様を
示す斜視説明図である。
【図6】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様を
示す説明図であり、同図(a) は要部斜視図、同図(b) は
要部正面図である。
【図7】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様を
示す斜視説明図である。
【図8】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様を
示す斜視説明図である。
【図9】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様を
示す正面説明図である。
【図10】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様
を示す説明図であり、同図(a) は正面断面図、同図(b)
は剛性部材の一例を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る梱包用部材の更に他の実施態様
を示す斜視説明図である。
【図12】従来のパレットの一例を示す斜視説明図であ
る。
【図13】図12に示すパレットの使用方法の一例を示
す斜視説明図である。
【符号の説明】
10,22,40,42,44,48,54:梱包用部
材 12,38:帯板状部材 14,26,46,50:剛性部材 16,28:介装部材 18:パレット 24:溝 34:補強部材 36:鉄製バンド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個の剛性部材と、該剛性部
    材に挟まれる箇所に耐圧縮性を有し該剛性部材の比重よ
    り小さい介装部材が配設されることを特徴とする梱包用
    部材。
  2. 【請求項2】 帯板状部材の少なくとも両端部に所定の
    高さを有する剛性部材が配設されるとともに、該剛性部
    材に挟まれる箇所に耐圧縮性を有し該剛性部材の比重よ
    り小さい介装部材が配設されることを特徴とする梱包用
    部材。
  3. 【請求項3】 前記梱包用部材の帯板状部材と対向する
    面に長手方向に沿って溝が設けられたことを特徴とする
    請求項2に記載する梱包用部材。
  4. 【請求項4】 前記梱包用部材の帯板状部材と対向する
    面に他の帯板状部材が配設されることを特徴とする請求
    項2又は請求項3に記載する梱包用部材。
  5. 【請求項5】 前記剛性部材の角部にL字状の補強部材
    が配設されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載する梱包用部材。
  6. 【請求項6】 前記介装部材が、発泡樹脂、紙、多孔質
    粒状物、中空粒状物、ハニカム構造体などから構成され
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに
    記載する梱包用部材。
  7. 【請求項7】 前記帯板状部材が、板材、合板、樹脂プ
    レート、厚紙、段ボールなどから構成されることを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載する梱包
    用部材。
  8. 【請求項8】 前記剛性部材が、木材、合材、樹脂など
    から構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項7
    のいずれかに記載する梱包用部材。
  9. 【請求項9】 前記請求項1乃至請求項8に記載する梱
    包用部材を桁材とし、該2本以上並設された桁材に跨が
    る片面又は両面に、板材又は平板が配設されたことを特
    徴とするパレット。
JP30165297A 1997-11-04 1997-11-04 梱包用部材及びパレット Withdrawn JPH11130067A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502662A (ja) * 2005-07-27 2009-01-29 ストラング エルピーピー ノミニーズ プロプライエタリー リミテッド 貨物の積み込み及び輸送の改良
CN102424171A (zh) * 2011-08-10 2012-04-25 中色奥博特铜铝业有限公司 无钉包装木托

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