JPH11124160A - 泡発生装置と泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シート - Google Patents
泡発生装置と泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シートInfo
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- JPH11124160A JPH11124160A JP9323699A JP32369997A JPH11124160A JP H11124160 A JPH11124160 A JP H11124160A JP 9323699 A JP9323699 A JP 9323699A JP 32369997 A JP32369997 A JP 32369997A JP H11124160 A JPH11124160 A JP H11124160A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】きわめて簡単な構造の泡発生装置を食器用洗剤
等の容器に実施して製造し易くし、製造費を安価にする
とともに、洗剤等の出し過ぎによる多量の無駄な消費を
防止することを本発明の第１の課題とする。そのように
きわめて簡単な構造の泡発生装置にテフロン樹脂加工布
のような合成樹脂製小泡発生用シートを使用して小泡を
発生させる方法を提供することを第２の課題とする。 【解決手段】本発明は、弾発可能な素材でなる容器本体
４と、噴出口３を備え、その噴出口３と同一平面上に形
成される流出孔２を有する旋回蓋１と、その旋回蓋１と
容器本体４との間にあって、上部に旋回蓋１を支持し、
下部内側に雌ねじを備え、容器本体の上端口部の雄ねじ
と螺子結合する中間部材５と、容器本体の上端口部の上
にパッキン７をのせ、そのパッキン７と中間部材５との
間に挟まれ、固定された小泡発生用合成樹脂製シート６
とでなり、旋回蓋を旋回させて噴出口への通路を開放さ
せ、容器本体を押圧して小泡を発生させ得る泡発生用シ
ートを有してなる泡発生装置である。
等の容器に実施して製造し易くし、製造費を安価にする
とともに、洗剤等の出し過ぎによる多量の無駄な消費を
防止することを本発明の第１の課題とする。そのように
きわめて簡単な構造の泡発生装置にテフロン樹脂加工布
のような合成樹脂製小泡発生用シートを使用して小泡を
発生させる方法を提供することを第２の課題とする。 【解決手段】本発明は、弾発可能な素材でなる容器本体
４と、噴出口３を備え、その噴出口３と同一平面上に形
成される流出孔２を有する旋回蓋１と、その旋回蓋１と
容器本体４との間にあって、上部に旋回蓋１を支持し、
下部内側に雌ねじを備え、容器本体の上端口部の雄ねじ
と螺子結合する中間部材５と、容器本体の上端口部の上
にパッキン７をのせ、そのパッキン７と中間部材５との
間に挟まれ、固定された小泡発生用合成樹脂製シート６
とでなり、旋回蓋を旋回させて噴出口への通路を開放さ
せ、容器本体を押圧して小泡を発生させ得る泡発生用シ
ートを有してなる泡発生装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、泡発生装置と泡発生方
法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シートに関し、
特に、界面活性剤を含む食器用洗剤や、整髪用ムースな
どのような弾発性合成樹脂製容器に収容された液体内容
物を小泡にして噴出させることにより、使用時、つい出
し過ぎて多量に消費してしまうことを防止することを狙
いとして例えばテフロン樹脂加工布のような小泡発生用
合成樹脂製シートを使用した簡単な構造の泡発生装置と
泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シート
に関する。
法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シートに関し、
特に、界面活性剤を含む食器用洗剤や、整髪用ムースな
どのような弾発性合成樹脂製容器に収容された液体内容
物を小泡にして噴出させることにより、使用時、つい出
し過ぎて多量に消費してしまうことを防止することを狙
いとして例えばテフロン樹脂加工布のような小泡発生用
合成樹脂製シートを使用した簡単な構造の泡発生装置と
泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シート
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から泡発生装置は種々使用されてき
た。そのいずれも構造がかなり複雑である。なかでも空
気の吸い込み穴は不可欠のものであり、そのために逆止
弁の機能をもつボールを備える必要があった。従って、
当然に、製造費も高くなる。他方、現在、世界中いたる
ところで大量に使用されている食器用洗剤等は、使用
時、液体のままで出すのでつい出し過ぎて多量に使用し
て無駄に消費してしまう。これは経済的にも、さらには
環境汚染の観点からも望ましいことではない。
た。そのいずれも構造がかなり複雑である。なかでも空
気の吸い込み穴は不可欠のものであり、そのために逆止
弁の機能をもつボールを備える必要があった。従って、
当然に、製造費も高くなる。他方、現在、世界中いたる
ところで大量に使用されている食器用洗剤等は、使用
時、液体のままで出すのでつい出し過ぎて多量に使用し
て無駄に消費してしまう。これは経済的にも、さらには
環境汚染の観点からも望ましいことではない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、きわめて簡単
な構造の泡発生装置を食器用洗剤等の容器に実施して製
造し易くし、製造費を安価にするとともに、洗剤等の出
し過ぎによる多量の無駄な消費を防止することを本発明
の第１の課題とする。そのようにきわめて簡単な構造の
泡発生装置の実現を可能とする小泡発生用合成樹脂製シ
ートを開発することを第２の課題とする。そのようにき
わめて簡単な構造の泡発生装置にテフロン樹脂加工布の
ような合成樹脂製小泡発生用シートを使用して小泡を発
生させる方法を提供することを第３の課題とする。
な構造の泡発生装置を食器用洗剤等の容器に実施して製
造し易くし、製造費を安価にするとともに、洗剤等の出
し過ぎによる多量の無駄な消費を防止することを本発明
の第１の課題とする。そのようにきわめて簡単な構造の
泡発生装置の実現を可能とする小泡発生用合成樹脂製シ
ートを開発することを第２の課題とする。そのようにき
わめて簡単な構造の泡発生装置にテフロン樹脂加工布の
ような合成樹脂製小泡発生用シートを使用して小泡を発
生させる方法を提供することを第３の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾発可能な素
材でなる容器本体４と、噴出口３を備え、その噴出口３
と同一平面上に形成される流出孔２を有する旋回蓋１
と、その旋回蓋１と容器本体４との間にあって、上部に
旋回蓋１を支持し、下部内側に雌ねじを備え、容器本体
の上端口部の雄ねじと螺子結合する中間部材５と、容器
本体の上端口部の上にパッキン７をのせ、そのパッキン
７と中間部材５との間に挟まれ、固定された小泡発生用
合成樹脂製シート６とでなり、旋回蓋を旋回させて噴出
口への通路を開放させ、容器本体を押圧して小泡を発生
させ得る泡発生用シートを有してなる泡発生装置であ
り、本発明は、使用時、旋回蓋１を通常の不使用位置か
ら使用位置まで９０度旋回させる時、旋回蓋の流出孔２
と中間部材５の流出孔５’とが連通し、噴出口３への通
路が開放され、その容器本体４を振り、容器内の液体を
振動させて泡を発生させ、その容器本体を手で両側から
押圧して泡発生用シートを通って小泡を生じさせ、それ
を噴出口３から噴出させ、次に、手による押圧を解除す
ると、容器の弾発力により前記泡発生用シートを通って
外部から空気が容易に容器本体内へ吸い込まれるように
してなる泡発生方法であり、本発明は、テフロン樹脂加
工布やシリコン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織
った布やシリコン樹脂糸で織った布、その他それに類似
した合成樹脂素材で構成し、容器の押圧時、小泡発生用
シートを通って容器内から容器外へ向けて内容物の小さ
い泡を発生させ、流出させることができ、容器の押圧を
解除すると、容器外から容器内へ空気を容易に吸い込む
ことができる機能をそなえた泡発生装置の小泡発生用シ
ートである。
材でなる容器本体４と、噴出口３を備え、その噴出口３
と同一平面上に形成される流出孔２を有する旋回蓋１
と、その旋回蓋１と容器本体４との間にあって、上部に
旋回蓋１を支持し、下部内側に雌ねじを備え、容器本体
の上端口部の雄ねじと螺子結合する中間部材５と、容器
本体の上端口部の上にパッキン７をのせ、そのパッキン
７と中間部材５との間に挟まれ、固定された小泡発生用
合成樹脂製シート６とでなり、旋回蓋を旋回させて噴出
口への通路を開放させ、容器本体を押圧して小泡を発生
させ得る泡発生用シートを有してなる泡発生装置であ
り、本発明は、使用時、旋回蓋１を通常の不使用位置か
ら使用位置まで９０度旋回させる時、旋回蓋の流出孔２
と中間部材５の流出孔５’とが連通し、噴出口３への通
路が開放され、その容器本体４を振り、容器内の液体を
振動させて泡を発生させ、その容器本体を手で両側から
押圧して泡発生用シートを通って小泡を生じさせ、それ
を噴出口３から噴出させ、次に、手による押圧を解除す
ると、容器の弾発力により前記泡発生用シートを通って
外部から空気が容易に容器本体内へ吸い込まれるように
してなる泡発生方法であり、本発明は、テフロン樹脂加
工布やシリコン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織
った布やシリコン樹脂糸で織った布、その他それに類似
した合成樹脂素材で構成し、容器の押圧時、小泡発生用
シートを通って容器内から容器外へ向けて内容物の小さ
い泡を発生させ、流出させることができ、容器の押圧を
解除すると、容器外から容器内へ空気を容易に吸い込む
ことができる機能をそなえた泡発生装置の小泡発生用シ
ートである。
【０００５】
【作用】本発明において、食器用洗剤容器のように弾発
可能な合成樹脂製容器本体の上端口部の上にパッキン７
をのせ、そのパッキン７と中間部材５との間に小泡発生
用合成樹脂製シート６が挟み込まれ、固定されている。
そこで、旋回蓋１を図１の位置から図３の位置まで９０
度旋回させると、旋回蓋の流出孔２と中間部材５の流出
孔５’とが連通し、噴出口３への通路が開放される。そ
の容器本体４を振り、容器内の発泡性液体を振動させて
泡を発生させ、その容器本体を手で両側から押圧する
と、内容液が泡発生用シートを通って細かい泡となり、
噴出口３から小泡が噴出する。次に、手による押圧を解
除すると、容器の弾発力により前記泡発生用シートを通
って空気が容易に容器本体内へ吸い込まれる。空気が吸
い込まれる時、噴出口３までの通路にたまっていた泡は
空気とともに泡発生用シートを通って戻され、そのとき
細かい泡となり、次の細かい泡の噴出に貢献する。同時
に、噴出口３からの泡だれ防止の機能をも果たす。本発
明の小泡発生用シート６は、テフロン樹脂加工布やシリ
コン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織った布やシ
リコン樹脂糸で織った布、その他それに類似した合成樹
脂素材で構成するので、その小泡発生用シート６は、容
器の押圧時、小泡発生用シートを通って容器内から容器
外へ向けて内容物の小さい泡を発生させ、流出させるこ
とができ、手による押圧を解除すると、ここで吸い込ま
れるのは空気だけなので吸引抵抗がなく、容器外から容
器内へ外部の空気を容易に吸い込むことができる機能を
そなえている。
可能な合成樹脂製容器本体の上端口部の上にパッキン７
をのせ、そのパッキン７と中間部材５との間に小泡発生
用合成樹脂製シート６が挟み込まれ、固定されている。
そこで、旋回蓋１を図１の位置から図３の位置まで９０
度旋回させると、旋回蓋の流出孔２と中間部材５の流出
孔５’とが連通し、噴出口３への通路が開放される。そ
の容器本体４を振り、容器内の発泡性液体を振動させて
泡を発生させ、その容器本体を手で両側から押圧する
と、内容液が泡発生用シートを通って細かい泡となり、
噴出口３から小泡が噴出する。次に、手による押圧を解
除すると、容器の弾発力により前記泡発生用シートを通
って空気が容易に容器本体内へ吸い込まれる。空気が吸
い込まれる時、噴出口３までの通路にたまっていた泡は
空気とともに泡発生用シートを通って戻され、そのとき
細かい泡となり、次の細かい泡の噴出に貢献する。同時
に、噴出口３からの泡だれ防止の機能をも果たす。本発
明の小泡発生用シート６は、テフロン樹脂加工布やシリ
コン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織った布やシ
リコン樹脂糸で織った布、その他それに類似した合成樹
脂素材で構成するので、その小泡発生用シート６は、容
器の押圧時、小泡発生用シートを通って容器内から容器
外へ向けて内容物の小さい泡を発生させ、流出させるこ
とができ、手による押圧を解除すると、ここで吸い込ま
れるのは空気だけなので吸引抵抗がなく、容器外から容
器内へ外部の空気を容易に吸い込むことができる機能を
そなえている。
【０００６】
【実施例１】本発明を図面により説明すれば、図１は旋
回蓋の閉鎖図、図３は旋回蓋の開放図である。この実施
例では、弾発可能な合成樹脂製容器として一般的な食器
用洗剤容器を使用する。本発明は図１に示すように、食
器用洗剤容器本体４と、旋回蓋１と、中間部材５と、パ
ッキン７と、小泡発生用合成樹脂製シート６とでなる。
食器用洗剤容器本体４は弾発可能な合成樹脂でなり、上
端口部に雄ねじを有する。旋回蓋１は噴出口３を備え、
環状垂下突起１ａを有し、 その環状垂下突起１ａの一
部に流出孔２が形成されていて、その流出孔２は噴出口
３と同一平面上に位置する。旋回蓋１と容器本体４との
間に中間部材５が位置し、その中間部材５は中心開口を
有し、下部内側に雌ねじが切られていて、それと容器本
体の上端口部の雄ねじと螺子結合する。中間部材５の上
部には、外周縦溝５ａと内周縦溝５ｂが形成され、それ
ら縦溝間に環状起立突起５ｃが上方へ突出する。その環
状起立突起５ｃの一部に流出孔５’が形成され、この流
出孔５’は噴出口３と同一平面上に位置する。旋回蓋１
は中間部材５の上に旋回自在に組み立てられる。その
際、旋回蓋１の環状垂下突起１ａとその周縁部との間に
形成された縦溝１ｂに中間部材５の環状起立突起５ｃが
嵌り込む。容器本体の上端口部の上にはパッキン７が載
置され、そのパッキン７と中間部材５との間にテフロン
樹脂加工布６を挟み込み、容器本体と中間部材５とのね
じ締めにより固定さる。このように構成した本発明の泡
発生装置の使用に際して、旋回蓋を旋回させて噴出口へ
の通路を開放させ、容器本体を押圧して小泡を発生させ
得る泡発生用シートを有してなる泡発生装置である。
回蓋の閉鎖図、図３は旋回蓋の開放図である。この実施
例では、弾発可能な合成樹脂製容器として一般的な食器
用洗剤容器を使用する。本発明は図１に示すように、食
器用洗剤容器本体４と、旋回蓋１と、中間部材５と、パ
ッキン７と、小泡発生用合成樹脂製シート６とでなる。
食器用洗剤容器本体４は弾発可能な合成樹脂でなり、上
端口部に雄ねじを有する。旋回蓋１は噴出口３を備え、
環状垂下突起１ａを有し、 その環状垂下突起１ａの一
部に流出孔２が形成されていて、その流出孔２は噴出口
３と同一平面上に位置する。旋回蓋１と容器本体４との
間に中間部材５が位置し、その中間部材５は中心開口を
有し、下部内側に雌ねじが切られていて、それと容器本
体の上端口部の雄ねじと螺子結合する。中間部材５の上
部には、外周縦溝５ａと内周縦溝５ｂが形成され、それ
ら縦溝間に環状起立突起５ｃが上方へ突出する。その環
状起立突起５ｃの一部に流出孔５’が形成され、この流
出孔５’は噴出口３と同一平面上に位置する。旋回蓋１
は中間部材５の上に旋回自在に組み立てられる。その
際、旋回蓋１の環状垂下突起１ａとその周縁部との間に
形成された縦溝１ｂに中間部材５の環状起立突起５ｃが
嵌り込む。容器本体の上端口部の上にはパッキン７が載
置され、そのパッキン７と中間部材５との間にテフロン
樹脂加工布６を挟み込み、容器本体と中間部材５とのね
じ締めにより固定さる。このように構成した本発明の泡
発生装置の使用に際して、旋回蓋を旋回させて噴出口へ
の通路を開放させ、容器本体を押圧して小泡を発生させ
得る泡発生用シートを有してなる泡発生装置である。
【０００７】
【実施例２】旋回蓋１を図１の位置から図３の位置まで
９０度旋回させると、旋回蓋の流出孔２と中間部材５の
流出孔５’とが連通し、噴出口３への通路が開く。そこ
で、容器本体４を振り、容器内の洗剤を振動させて泡を
発生させ、容器本体を両側から押圧すると、洗剤がテフ
ロン樹脂加工布６を通って細かい泡となり、噴出口３か
ら小泡が放出される。次に、手による押圧を解除する
と、容器の弾発力によりテフロン樹脂加工布６を通って
外部の空気が容易に容器本体内へ吸い込まれる。空気が
吸い込まれる時、噴出口３までの通路にたまっていた泡
は空気とともに泡発生用シートを通って戻され、そのと
き細かい泡となり、次の細かい泡の噴出に貢献する。同
時に、噴出口３からの泡だれ防止の機能をも果たす。こ
のように旋回蓋１を旋回させて噴出口への通路を開放さ
せ、容器本体を押圧して小泡を発生させ得る泡発生用シ
ートを使用してなる泡発生方法である。
９０度旋回させると、旋回蓋の流出孔２と中間部材５の
流出孔５’とが連通し、噴出口３への通路が開く。そこ
で、容器本体４を振り、容器内の洗剤を振動させて泡を
発生させ、容器本体を両側から押圧すると、洗剤がテフ
ロン樹脂加工布６を通って細かい泡となり、噴出口３か
ら小泡が放出される。次に、手による押圧を解除する
と、容器の弾発力によりテフロン樹脂加工布６を通って
外部の空気が容易に容器本体内へ吸い込まれる。空気が
吸い込まれる時、噴出口３までの通路にたまっていた泡
は空気とともに泡発生用シートを通って戻され、そのと
き細かい泡となり、次の細かい泡の噴出に貢献する。同
時に、噴出口３からの泡だれ防止の機能をも果たす。こ
のように旋回蓋１を旋回させて噴出口への通路を開放さ
せ、容器本体を押圧して小泡を発生させ得る泡発生用シ
ートを使用してなる泡発生方法である。
【０００８】
【実施例３】本発明は、弾発可能な素材でできた容器本
体と噴出口を有するキャップ状旋回蓋とその旋回蓋を上
端で支持する螺合部材とからなり、その容器本体の上端
開口部にテフロン樹脂加工材による合成樹脂加工材を泡
発生用シートを載せ、その上から螺合部材を捩じ込み、
その螺合部材の上肩部と容器本体の上端部との間で挟
み、キャップ状旋回蓋を旋回させて噴出口への通路を遮
断と開放をさせ得る泡発生装置により、泡発生をさせる
ことになるが、その弾発可能な素材でできた容器本体内
に収容した泡発生用液体を振り、振動させて、泡を発生
させ、その泡を泡発生用シートに通し、そのシートの目
を通過する際に、非常に小さい泡にさせ得るようにして
なる泡発生方法である。
体と噴出口を有するキャップ状旋回蓋とその旋回蓋を上
端で支持する螺合部材とからなり、その容器本体の上端
開口部にテフロン樹脂加工材による合成樹脂加工材を泡
発生用シートを載せ、その上から螺合部材を捩じ込み、
その螺合部材の上肩部と容器本体の上端部との間で挟
み、キャップ状旋回蓋を旋回させて噴出口への通路を遮
断と開放をさせ得る泡発生装置により、泡発生をさせる
ことになるが、その弾発可能な素材でできた容器本体内
に収容した泡発生用液体を振り、振動させて、泡を発生
させ、その泡を泡発生用シートに通し、そのシートの目
を通過する際に、非常に小さい泡にさせ得るようにして
なる泡発生方法である。
【０００８】
【実施例３】テフロン樹脂加工布やシリコン樹脂加工
布、或いはテフロン樹脂糸で織った布やシリコン樹脂糸
で織った布、その他それに類似した合成樹脂素材で構成
し、容器の押圧時、小泡発生用シートを通って容器内か
ら容器外へ向けて内容物の小さい泡を発生させ、流出さ
せることができ、手による押圧を解除すると、ここで吸
い込まれるのは空気だけなので吸引抵抗がなく、容器外
から容器内へ外部の空気を容易に吸い込むことができる
機能をそなえてなる小泡発生用合成樹脂製シート６であ
る。この小泡発生用合成樹脂製シートの素材も、メッシ
ュも内容液に適したものを選択することができる。
布、或いはテフロン樹脂糸で織った布やシリコン樹脂糸
で織った布、その他それに類似した合成樹脂素材で構成
し、容器の押圧時、小泡発生用シートを通って容器内か
ら容器外へ向けて内容物の小さい泡を発生させ、流出さ
せることができ、手による押圧を解除すると、ここで吸
い込まれるのは空気だけなので吸引抵抗がなく、容器外
から容器内へ外部の空気を容易に吸い込むことができる
機能をそなえてなる小泡発生用合成樹脂製シート６であ
る。この小泡発生用合成樹脂製シートの素材も、メッシ
ュも内容液に適したものを選択することができる。
【０００９】
【効果】本発明は、上記のように、テフロン樹脂加工布
のような小泡発生用合成樹脂製シートを使用してなる泡
発生装置であるので、従来の泡発生装置のように、空気
穴を形成したり、ボールを備えたりする必要がないため
に構造がきわめて簡単であり、ひいては、製造費を安価
にする効果がある。また、液状の洗剤をテフロン樹脂加
工布のような小泡発生用合成樹脂製シートを通して細か
い泡にして放出するので、洗剤の出し過ぎによる多量の
無駄な消費を防止する効果がある。テフロン樹脂加工布
のような小泡発生用合成樹脂製シートを使用することに
よりそのようにきわめて簡単な構造の泡発生装置の実現
を可能とする効果がある。手による押圧を解除すると
き、容器の弾発力によりテフロン樹脂加工布６を通って
外部の空気が容易に容器本体内へ吸い込まれるが、その
ように空気が吸い込まれる時、噴出口３までの通路にた
まっていた泡が空気とともに泡発生用シートを通って戻
され、そのとき細かい泡となり、次の細かい泡の噴出に
貢献する。それと同時に、噴出口３からの泡だれを防止
する効果がある。
のような小泡発生用合成樹脂製シートを使用してなる泡
発生装置であるので、従来の泡発生装置のように、空気
穴を形成したり、ボールを備えたりする必要がないため
に構造がきわめて簡単であり、ひいては、製造費を安価
にする効果がある。また、液状の洗剤をテフロン樹脂加
工布のような小泡発生用合成樹脂製シートを通して細か
い泡にして放出するので、洗剤の出し過ぎによる多量の
無駄な消費を防止する効果がある。テフロン樹脂加工布
のような小泡発生用合成樹脂製シートを使用することに
よりそのようにきわめて簡単な構造の泡発生装置の実現
を可能とする効果がある。手による押圧を解除すると
き、容器の弾発力によりテフロン樹脂加工布６を通って
外部の空気が容易に容器本体内へ吸い込まれるが、その
ように空気が吸い込まれる時、噴出口３までの通路にた
まっていた泡が空気とともに泡発生用シートを通って戻
され、そのとき細かい泡となり、次の細かい泡の噴出に
貢献する。それと同時に、噴出口３からの泡だれを防止
する効果がある。
【図１】本発明の泡発生装置の上部を示す縦断面図であ
って、旋回蓋を閉鎖した不使用状態を示す。
って、旋回蓋を閉鎖した不使用状態を示す。
【図２】図１の平面図である。
【図３】本発明の泡発生装置の上部を示す縦断面図であ
って、旋回蓋を開放した使用状態を示す。
って、旋回蓋を開放した使用状態を示す。
【図４】図３の平面図である。
１ 旋回蓋 ２ 旋回蓋の
流出孔 １ａ 環状垂下突起 ３ 噴出口 ５ 中間部材 ４ 容器本体 ５’ 中間部材の流出孔 ６ 小泡発生
用合成樹脂製シート ５ａ 外周縦溝 ７ パッキン ５ｂ 内周縦溝 ５ｃ 環状起立突起
流出孔 １ａ 環状垂下突起 ３ 噴出口 ５ 中間部材 ４ 容器本体 ５’ 中間部材の流出孔 ６ 小泡発生
用合成樹脂製シート ５ａ 外周縦溝 ７ パッキン ５ｂ 内周縦溝 ５ｃ 環状起立突起
Claims (5)
- 【請求項１】弾発可能な素材でなる容器本体４と、噴出
口３を備え、その噴出口３と同一平面上に形成される流
出孔２を有する旋回蓋１と、その旋回蓋１と容器本体４
との間にあって、上部に旋回蓋１を支持し、下部内側に
雌ねじを備え、容器本体の上端口部の雄ねじと螺子結合
する中間部材５と、容器本体の上端口部の上にパッキン
７をのせ、そのパッキン７と中間部材５との間に挟ま
れ、固定された小泡発生用合成樹脂製シート６とでな
り、旋回蓋を旋回させて噴出口への通路を開放させ、容
器本体を押圧して小泡を発生させ得る泡発生用シートを
有してなる泡発生装置。 - 【請求項２】小泡発生用シート６はテフロン樹脂加工布
やシリコン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織った
布やシリコン樹脂糸で織った布、その他それに類似した
合成樹脂素材で構成することを特徴とする請求項１記載
の泡発生装置。 - 【請求項３】使用時、旋回蓋１を通常の不使用位置から
使用位置まで９０度旋回させる時、旋回蓋の流出孔２と
中間部材５の流出孔５’とが連通し、噴出口３への通路
が開放され、その容器本体４を振り、容器内の液体を振
動させて泡を発生させ、その容器本体を手で両側から押
圧して泡発生用シートを通って小泡を生じさせ、それを
噴出口３から噴出させ、次に、手による押圧を解除する
と、容器の弾発力により前記泡発生用シートを通って外
部から空気が容易に容器本体内へ吸い込まれるようにし
てなる泡発生方法。 - 【請求項４】小泡発生用シート６はテフロン樹脂加工布
やシリコン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織った
布やシリコン樹脂糸で織った布、その他それに類似した
合成樹脂素材で構成することを特徴とする請求項３記載
の泡発生方法。 - 【請求項５】小泡発生用シート６はテフロン樹脂加工布
やシリコン樹脂加工布、或いはテフロン樹脂糸で織った
布やシリコン樹脂糸で織った布、その他それに類似した
合成樹脂素材で構成し、その合成樹脂素材でなる小泡発
生用シート６は、容器の押圧時、小泡発生用シートを通
って容器内から容器外へ向けて内容物の小さい泡を発生
させ、流出させることができ、容器の押圧を解除する
と、容器外から容器内へ空気を容易に吸い込むことがで
きる機能をそなえた泡発生装置の小泡発生用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323699A JPH11124160A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 泡発生装置と泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323699A JPH11124160A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 泡発生装置と泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11124160A true JPH11124160A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=18157621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9323699A Pending JPH11124160A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 泡発生装置と泡発生方法及び泡発生装置に使用する小泡発生用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11124160A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009154884A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kao Corp | スクイズ式泡吐出容器 |
| JP2011225272A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出キャップ |
| WO2014119465A1 (ja) | 2013-01-31 | 2014-08-07 | 日本クロージャー株式会社 | 泡出しキャップ |
| JP2018052618A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社吉野工業所 | スクイズフォーマー容器 |
| CN110801946A (zh) * | 2018-08-05 | 2020-02-18 | 大连理工大学 | 一种带扭转式圆角矩形喷孔的喷嘴 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP9323699A patent/JPH11124160A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009154884A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kao Corp | スクイズ式泡吐出容器 |
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| KR20150115830A (ko) | 2013-01-31 | 2015-10-14 | 니혼 클로져 가부시키가이샤 | 거품 생성 캡 |
| US9731309B2 (en) | 2013-01-31 | 2017-08-15 | Nippon Closures Co., Ltd. | Foam dispensing cap |
| JP2018052618A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社吉野工業所 | スクイズフォーマー容器 |
| CN110801946A (zh) * | 2018-08-05 | 2020-02-18 | 大连理工大学 | 一种带扭转式圆角矩形喷孔的喷嘴 |
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