JPH11123321A - 複数種の溶質の連続溶解装置 - Google Patents

複数種の溶質の連続溶解装置

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JPH11123321A
JPH11123321A JP9289659A JP28965997A JPH11123321A JP H11123321 A JPH11123321 A JP H11123321A JP 9289659 A JP9289659 A JP 9289659A JP 28965997 A JP28965997 A JP 28965997A JP H11123321 A JPH11123321 A JP H11123321A
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JP
Japan
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dissolving
solvent
solution
solute
dissolved
Prior art date
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Pending
Application number
JP9289659A
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English (en)
Inventor
Masakazu Yamamoto
格万 山本
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ARUSU KK
Alss Co Ltd
Original Assignee
ARUSU KK
Alss Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の溶質の溶解液を連続的に製造し、か
つ、次工程に連続的に供給することである。 【解決手段】 複数種の溶質を所定の溶媒に溶解する溶
解装置において、所定数の溶解槽1のそれぞれに、溶質
を供給する溶質供給部2、及び、各溶解槽1中の溶媒を
攪拌する攪拌装置3を有し、各溶解槽1は送液ポンプ4
によって直列に連結され、各溶解槽1のうち最初の溶解
槽1bに溶媒を供給する溶媒供給部5を有し、最後の溶
解槽1cには、上記複数種の溶質を上記溶媒に溶解させ
た最終溶解液を次工程に送る溶解液送出ポンプ6を有す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数種の溶質の
連続的な溶解装置に関する。特に、複数種の調味料を溶
解させた調味液に関する。
【0002】
【従来の技術】複数種の調味料等の溶質を水等の溶媒に
溶解させる場合、1つの溶解槽に溶解させる溶質の全て
を一度に又は順番に投入し、攪拌・溶解を行うというバ
ッチ式の溶解方法が一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、製造した複数種の溶質の溶解液の全量を使用した
後、新たに製造するまでの間、この溶解液を使用する作
業、例えば、調味液に魚等を漬ける等という作業が停止
するという問題点を有する。
【0004】そこで、この発明の課題は、複数種の溶質
の溶解液を連続的に製造し、かつ、次工程に連続的に供
給することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、複数種の溶質を所定の溶媒に溶解する
溶解装置において、所定数の溶解槽のそれぞれに、溶質
を供給する溶質供給部、及び、各溶解槽中の溶媒を攪拌
する攪拌装置を有し、各溶解槽は送液ポンプによって直
列に連結され、各溶解槽のうち最初の溶解槽に溶媒を供
給する溶媒供給部を有し、最後の溶解槽には、上記複数
種の溶質を上記溶媒に溶解させた最終溶解液を次工程に
送る溶解液送出ポンプを有し、上記溶媒供給部により溶
媒を上記最初の溶解槽に連続的に供給し、上記溶質供給
部により溶質を上記各溶解槽に連続的に供給し、上記送
液ポンプにより溶解槽内の溶解液を次の溶解槽に連続的
に供給し、上記溶解液送出ポンプにより上記最終溶解液
を連続的に次工程へ送り出し、上記溶媒供給部による溶
媒供給量、上記送液ポンプによる上記溶解液の送液量、
及び、上記溶解液送出ポンプによる上記最終溶解液の送
り出し量を同量とすることを特徴とする。
【0006】所定の複数種の溶質を所定溶媒に溶解させ
た最終溶解液が連続的に得られるので、次工程の作業を
停止する必要がなく、作業のロスタイムを低減できる。
【0007】また、連続的に最終溶解液を製造するの
で、装置全体としてバッチ式のときに比べて溶解装置、
特に溶解槽を小型化することができ、省スペース化に寄
与することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この発明にかかる溶解装置は、複
数種の溶質を所定の溶媒に溶解する装置であり、図1に
示すように、所定数の溶解槽1のそれぞれに、溶質を供
給する溶質供給部2、及び、各溶解槽中の溶媒を攪拌す
る攪拌装置3を有する。
【0009】上記溶質とは、溶媒に溶解させるものをい
い、固体、液体、粘性体等いずれの形態ものでもよい。
溶質供給部2の構造は、そこに収納される溶質の形態に
合わせて任意の構造を採用することができる。このよう
な溶質の例としては、食塩、砂糖、醤油、各種ソース、
その他の各種食品添加物等の各種調味料、各種医薬品等
があげられる。
【0010】上記溶媒は、溶質を溶解させるものなら特
に限定されるものではなく、水等の液体が一般に使用さ
れる。
【0011】上記溶解槽1においては、上記溶質及び溶
媒が供給され、攪拌装置3によって攪拌することによ
り、その溶質がその溶媒に溶解した溶解液が製造され
る。
【0012】各溶解槽1は送液ポンプ4によって直列に
連結されており、所定の溶解槽1中の溶解液は、この送
液ポンプ4によって、連結された次の溶解槽1に送液さ
れる。送液された溶解液は、次の溶解槽1で新たな溶質
が溶解される。このため、直列に連結された各溶解槽1
のうち、最初と最後の溶解槽1以外の溶解槽、すなわ
ち、中間の溶解槽1aは、複数であるものの目的の全て
の溶質を溶解していない中間状態の溶解液(以下、「中
間溶解液」と称する。)が得られる。
【0013】設けられる溶解槽1の数は、溶解させる溶
質の数に合わせて設ければよい。また、所定の溶質を大
量に溶解させる場合は、複数の溶解槽1でその溶質を溶
解させ、全体として目的量が溶解するようにすればよ
い。
【0014】直列に連結された各溶解槽1のうち最初の
溶解槽1bには、溶媒を供給する溶媒供給部5が設けら
れており、この溶媒に溶質供給部2から供給された溶質
が溶解され、最初の溶解液(以下、「当初溶解液」と称
する。)が製造される。また、直列に連結された各溶解
槽1のうち最後の溶解槽1cには、上記の目的の複数種
の溶質全てを所定濃度、上記溶媒に溶解させた溶解液
(以下、「最終溶解液」と称する。)を次工程に送る溶
解液送出ポンプ6を有する。
【0015】次にこの溶解装置の作用を説明する。溶媒
供給部5により上記溶媒を最初の溶解槽1bに連続的に
供給し、溶質供給部2により溶質を各溶解槽1にそれぞ
れ連続的に供給し、送液ポンプ4により溶解槽1内の当
初溶解液又は中間溶解液を次の溶解槽1に連続的に供給
し、溶解液送出ポンプ6により最終溶解液を連続的に次
工程へ送り出す。溶媒供給部5、溶質供給部2、送液ポ
ンプ4、及び溶解液送出ポンプ6は全て連続的に運転さ
れている。
【0016】また、溶媒供給部5による溶媒供給量、送
液ポンプ4による中間溶解液の送液量、及び、溶解液送
出ポンプ6による上記最終溶解液の送り出し量は同量で
ある。これにより、順番に各溶質を溶媒に溶解し、安定
的に最終溶解液を次工程に送りだすことができる。
【0017】この溶解装置は、スタートアップ時におい
ては、各溶解槽1には溶媒のみがあり、連続的に上記溶
質及び上記溶媒を連続供給することにより、各溶質を所
定の濃度に溶解した最終溶解液を安定的に得ることがで
きる。この最終溶解液が安定的に得られるようになれ
ば、次工程にこの最終溶解液を供与することができる。
各溶質の溶解量の測定は、各溶解槽1内、各送液ポンプ
4付近の配管内の当初溶解液又は中間溶解液、若しく
は、溶解度送出ポンプ6付近の配管内の最終溶解液のp
H、導電率、流量等を測定することによって行うことが
でき、これらのデータに従って、溶質供給量、溶媒供給
量、中間溶解液の送液量、最終溶解液の送り出し量を制
御すればよい。上記のpH、導電率、流量等の測定手段
は、溶解させる溶質の特質に合わせて設定すればよい。
これにより、順番に各溶質を溶媒に溶解し、安定的に最
終溶解液を次工程に送りだすことができる。
【0018】なお、この溶解装置は、上記のように連続
的に最終溶解液を製造するだけでなく、セミバッチ式に
最終溶解液を製造することもできる。すなわち、各溶解
槽1内に所定量の溶媒、当初溶解液又は中間溶解液を入
れ、溶媒供給部5、送液ポンプ4、溶解液送出ポンプ6
を停止する。そして、それぞれ溶質供給部2より溶質を
供給し、攪拌装置3で攪拌する。次いで、各溶質の溶解
後、最後の溶解槽1cから順番にその溶解槽1内の各種
溶解液を次工程又は次の溶解槽1に送出又は送液する。
そして、最初の溶解槽1bに、溶媒供給部5から溶媒が
供給する。それから、最初の操作に戻り、これらの操作
を繰り返す方法である。この場合は、連続的には最終溶
解液を得ることはできないが、バッチ式に比べて短い間
隔で最終溶解液を得ることができるので、この間隔を調
整することにより、次工程の作業を停止させずに行うこ
とが可能となる。
【0019】このようにして得られる最終溶解液は、そ
の溶質や溶媒によって、調味液、スポーツドリンク、混
合医薬品等として使用することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、所定の複数種の溶質
を溶解させた最終溶解液を連続的に得られるので、次工
程の作業を停止する必要がなく、作業のロスタイムを低
減できる。
【0021】また、連続的に最終溶解液を製造するの
で、装置全体としてバッチ式のときに比べて溶解装置を
小型化することができ、省スペース化に寄与することが
できる。
【0022】さらに、pH、導電率等の測定データにし
たがって、自動的に溶媒量及び溶質量を調整して添加す
るので、作業員が溶媒、溶質の計量、投入、攪拌の各操
作を行う人的作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる溶解装置の例を示す概略図
【符号の説明】
1 溶解槽 1a 中間の溶解槽 1b 最初の溶解槽 1c 最後の溶解槽 2 溶質供給部 3 攪拌装置 4 送液ポンプ 5 溶媒供給部 6 溶解液送出ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の溶質を所定の溶媒に溶解する溶
    解装置において、 所定数の溶解槽のそれぞれに、溶質を供給する溶質供給
    部、及び、各溶解槽中の溶媒を攪拌する攪拌装置を有
    し、 各溶解槽は送液ポンプによって直列に連結され、 各溶解槽のうち最初の溶解槽に溶媒を供給する溶媒供給
    部を有し、最後の溶解槽には、上記複数種の溶質を上記
    溶媒に溶解させた最終溶解液を次工程に送る溶解液送出
    ポンプを有し、 上記溶媒供給部により溶媒を上記最初の溶解槽に連続的
    に供給し、上記溶質供給部により溶質を上記各溶解槽に
    連続的に供給し、上記送液ポンプにより溶解槽内の溶解
    液を次の溶解槽に連続的に供給し、 上記溶解液送出ポンプにより上記最終溶解液を連続的に
    次工程へ送り出し、上記溶媒供給部による溶媒供給量、
    上記送液ポンプによる上記溶解液の送液量、及び、上記
    溶解液送出ポンプによる上記最終溶解液の送り出し量を
    同量とすることを特徴とする複数種の溶質の連続溶解装
    置。
JP9289659A 1997-10-22 1997-10-22 複数種の溶質の連続溶解装置 Pending JPH11123321A (ja)

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JP (1) JPH11123321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408377C (zh) * 2004-03-25 2008-08-06 有限公司诸星 化学药品的输送方法
WO2020069539A1 (en) * 2018-09-26 2020-04-02 Kukard Ruan Cascade of processing vessels

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CN100408377C (zh) * 2004-03-25 2008-08-06 有限公司诸星 化学药品的输送方法
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