JPH11123305A - エレメント交換型フィルタ - Google Patents

エレメント交換型フィルタ

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JPH11123305A
JPH11123305A JP9288531A JP28853197A JPH11123305A JP H11123305 A JPH11123305 A JP H11123305A JP 9288531 A JP9288531 A JP 9288531A JP 28853197 A JP28853197 A JP 28853197A JP H11123305 A JPH11123305 A JP H11123305A
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hollow
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oil
bolt
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/14Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
    • B01D35/147Bypass or safety valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/30Filter housing constructions
    • B01D35/31Filter housing constructions including arrangements for environmental protection, e.g. pressure resisting features
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の内燃機関側を改造することなくエレメ
ント交換可能とし、ハウジング構造を簡素化し、エレメ
ント組立体の廃棄を容易とすること。 【解決手段】 オイルフィルタ100は、ハウジング1
0内の円筒凸部11を利用して内燃機関側に突設された
中空貫通ボルト30と結合する雌ねじ部12が一体に形
成されており、ハウジング10がこの中空貫通ボルト3
0と直接、結合される。このため、オイルフィルタ10
0におけるハウジング10には別部材の接合加工等が不
要で構成が極めて簡単となるため相当のコストダウンを
図ることができる。また、オイルフィルタ100におけ
るエレメント交換の際、濾紙等からなる焼却可能なエレ
メントS/A40のみを廃棄するだけでよいため、環境
問題にも対処することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレメント交換型
フィルタに関し、例えば、内燃機関を潤滑するオイルに
混入する異物、摩耗粉、カーボン等を濾過するオイルフ
ィルタに利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、エレメント交換型フィルタに関連
する先行技術文献としては、実開平5−1811号公報
にて開示されたものが知られている。
【0003】このものでは、内燃機関のシリンダブロッ
ク側に螺合されたハウジングを取外すことでオイルフィ
ルタ内に収容されオイルを濾過するフィルタエレメント
を含むエレメント組立体を交換可能とする技術が示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のもの
では、フィルタエレメントを含むエレメント組立体を保
持する別体の取付部材(センターパイプ)をハウジング
の内底面に一体的に固着する必要があり、このときハウ
ジングに対する取付部材の軸方向の位置精度も要求され
ることから製造が難しくコストがかかるという不具合が
あった。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、既存の内燃機関側を改造する
必要がないエレメント交換型フィルタを提供するもので
あって、そのハウジング構造を簡素化してコストダウン
を図ると共に、エレメント組立体の廃棄を容易としたエ
レメント交換型フィルタの提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のエレメント交
換型フィルタによれば、ハウジングの内底面に内燃機関
側に突設された取付部材との結合部が一体に形成されて
おり、エレメント交換型フィルタにおけるハウジングに
は別部材の接合加工等が不要で構成が極めて簡単となる
ため相当のコストダウンを図ることができる。
【0007】請求項2のエレメント交換型フィルタで
は、取付部材がハウジングと別体構成であるため、逃が
し弁を取付部材に容易に収容でき、その作動の信頼性も
確保し易い。
【0008】請求項3のエレメント交換型フィルタで
は、エレメント組立体のフィルタエレメントが十分に濾
過能力を有しているときには、流体はフィルタエレメン
トから取付部材に形成された多孔部を通過しその内部に
至る流路が形成される。このため、取付部材の多孔部を
フィルタエレメントの内周面の濾過領域に対応して形成
することで、フィルタエレメントの濾過能力を十分に発
揮させることができる。また、このエレメント組立体に
は取付部材が含まれないため、エレメント交換の際、フ
ィルタエレメントを有するエレメント組立体のみを廃棄
するだけでよいため、環境問題にも対処することができ
る。
【0009】請求項4のエレメント交換型フィルタで
は、取付部材に対してその上端近くまでエレメント組立
体を挿嵌することができるため、フィルタエレメントの
所定の濾過面積を確保しつつ全体の高さを低く抑えるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】〈実施例1〉図1は本発明の実施の形態の
第1実施例にかかるエレメント交換型フィルタを適用し
たオイルフィルタの使用状態における全体構成を示す断
面図であり、図2は図1の分解図である。
【0012】図1及び図2において、100は内燃機関
用オイルフィルタであり、オイルフィルタ100はアル
ミニウム製等からなる有底円筒状のハウジング10の内
底面に一体に形成された円筒凸部11が形成されてい
る。このハウジング10の円筒凸部11の内周面には雌
ねじ部12が設けられている。また、内燃機関のシリン
ダブロック20には中空貫通ボルト30がその固定部3
4を利用して螺合され突設されている。そして、このハ
ウジング10の雌ねじ部12と中空貫通ボルト30の雄
ねじ部31とが螺合されている。このとき、ハウジング
10の開口端の内側にはOリング15が配設されてお
り、Oリング15を介してハウジング10内とシリンダ
ブロック20のフィルタ取付面20aとは液密な結合状
態とされる。
【0013】中空貫通ボルト30には、その周囲面と中
空貫通状の内部とを連通する多孔部32が設けられてい
る。この中空貫通ボルト30の外周面には、オイルを濾
過するため濾紙を折曲げ形成された円筒状のフィルタエ
レメント41を有するエレメント組立体40が挿嵌され
収容されている。なお、以下では、エレメント組立体4
0を『エレメントS/A(Sub-Assembly:サブアッセン
ブリ)40』と記す。
【0014】このエレメントS/A40は、フィルタエ
レメント41の両端にその濾紙材料と同種材料からなる
エレメント端板42及びシール部材43が接合され一体
とされている。そして、ハウジング10の内底面からサ
ポートスプリング46の付勢力によりサポート部材45
を介してエレメントS/A40が付勢され、エレメント
S/A40が中空貫通ボルト30のフランジ部33に押
付けられ位置決め固定されている。
【0015】中空貫通ボルト30の雄ねじ部31の内周
端に固定された係止部材37に対向してリリーフバルブ
35がリリーフスプリング36によって付勢されてい
る。また、ハウジング10の雌ねじ部12が形成されて
いる円筒凸部11の内周面には、ねじによる係脱方向に
雌ねじ部12の長さを越え複数箇所にV形状で所定幅の
溝部13が形成されている。
【0016】次に、内燃機関を潤滑するオイルがオイル
フィルタ100にて濾過されるときのオイル流路につい
て図1及び図3を参照して説明する。なお、図3は図1
のリリーフバルブ35の作動を示す要部断面図である。
【0017】図1において、内燃機関側から圧送された
汚オイルは、シリンダブロック20のオイル入口21か
らハウジング10内に導入される。そして、エレメント
S/A40のフィルタエレメント41が十分に濾過能力
を有しているときには、汚オイルがフィルタエレメント
41を通過することで浄オイルとされ、その浄オイルは
中空貫通ボルト30の多孔部32からその内部に入り中
空貫通ボルト30の固定部34内側を通ってシリンダブ
ロック20のオイル出口22から内燃機関側に戻され
る。このとき、中空貫通ボルト30内に設けられたリリ
ーフバルブ35は、図3(a)に示すように、リリーフ
スプリング36の付勢力によって係止部材37側に押付
けられた状態が保持され作動されない。
【0018】ここで、エレメントS/A40のフィルタ
エレメント41が目詰まり等を起こし濾過能力が低下す
ると、内燃機関側からハウジング10内に導入される汚
オイルの圧力が上昇することとなる。このハウジング1
0内に導入された汚オイルの圧力がリリーフバルブ35
のリリーフスプリング36の付勢力に打勝つほどに上昇
すると、汚オイルはエレメントS/A40のフィルタエ
レメント41を通過することなく、図3(b)に矢印に
て示すように、ハウジング10内の円筒凸部11に形成
されている溝部13を通ってリリーフバルブ35を押下
げ、その円周端面から中空貫通ボルト30内に至るオイ
ル流路が形成される。そして、中空貫通ボルト30の固
定部34内側を通ってシリンダブロック20のオイル出
口22から内燃機関側に戻される。
【0019】このように、本実施例のオイルフィルタ1
00は、有底円筒状のハウジング10の内底面の円筒凸
部11に内燃機関側としてのシリンダブロック20に突
設された取付部材としての中空貫通ボルト30との結合
部としての雌ねじ部12を一体に形成するものである。
つまり、ハウジング10内の円筒凸部11を利用して内
燃機関側に突設された中空貫通ボルト30と結合する雌
ねじ部12が一体に形成されており、ハウジング10が
この中空貫通ボルト30と直接、結合される。このた
め、オイルフィルタ100におけるハウジング10には
別部材の接合加工等が不要で構成が極めて簡単となるた
め相当のコストダウンを図ることができる。
【0020】また、本実施例のオイルフィルタ100
は、取付部材としての中空貫通ボルト30が中空貫通状
であって、流体としてのオイルの圧力が所定値以上とな
るとバイパス流路を形成する逃がし弁としてのリリーフ
バルブ35を収容するものである。即ち、中空貫通ボル
ト30がハウジング10と別体構成であるため、リリー
フバルブ35を中空貫通ボルト30に容易に収容でき、
その作動の信頼性も確保し易い。
【0021】そして、本実施例のオイルフィルタ100
は、取付部材としての中空貫通ボルト30が流体として
のオイルを濾過するフィルタエレメント41を有するエ
レメントS/A40の内周面を保持すると共に、フィル
タエレメント41にて濾過されたオイルがその周囲面か
ら中空貫通状の内部に通過自在な多孔部32を形成する
ものである。したがって、エレメントS/A40のフィ
ルタエレメント41が十分に濾過能力を有しているとき
には、オイルはフィルタエレメント41から中空貫通ボ
ルト30の多孔部32を通過しその内部に至る流路が形
成される。このため、中空貫通ボルト30の多孔部32
をフィルタエレメント41の内周面の濾過領域に対応し
て形成することで、フィルタエレメント41の濾過能力
を十分に発揮させることができる。また、オイルフィル
タ100におけるエレメント交換の際、濾紙等からなる
焼却可能なエレメントS/A40のみを廃棄するだけで
よいため、環境問題にも対処することができる。
【0022】更に、本実施例のオイルフィルタ100
は、ハウジング10の結合部としての雌ねじ部12がそ
の係脱方向に雌ねじ部12を越えた長さで少なくとも1
つの所定幅の溝部13を有し、雌ねじ部12と中空貫通
ボルト30との結合状態において、流体としてのオイル
が溝部13を通って逃がし弁としてのリリーフバルブ3
5に至る流路を形成するものである。したがって、中空
貫通ボルト30に対してその上端近くまでエレメントS
/A40を挿嵌することができる。このため、エレメン
トS/A40のフィルタエレメント41の濾過面積を確
保しつつ全体の高さを低く抑えることができる。
【0023】ところで、本実施例のオイルフィルタ10
0では、結合部としてハウジング10の円筒凸部11の
雌ねじ部12に対して溝部13を形成したが、この溝部
13に代えてスリット状の切欠部を設けてもよい。
【0024】〈実施例2〉図4は本発明の実施の形態の
第2実施例にかかるエレメント交換型フィルタを適用し
たオイルフィルタの使用状態における全体構成を示す断
面図である。なお、図中、上述の実施例と同様の構成ま
たは相当部分からなるものについては同一符号及び同一
記号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0025】図4において、200は内燃機関用オイル
フィルタであり、オイルフィルタ200はアルミニウム
製等からなる有底円筒状のハウジング50の内底面に一
体に形成された円筒凸部51が形成されている。このハ
ウジング50の円筒凸部51の外周面には雄ねじ部52
が設けられている。また、内燃機関のシリンダブロック
20には中空貫通ボルト60がその固定部64を利用し
て螺合され突設されている。そして、このハウジング5
0の雄ねじ部52と中空貫通ボルト60の雌ねじ部61
とが螺合されている。このとき、ハウジング50の開口
端の内側にはOリング15が配設されており、Oリング
15を介してハウジング50内とシリンダブロック20
のフィルタ取付面20aとは液密な結合状態とされる。
【0026】中空貫通ボルト60には、その周囲面と中
空貫通状の内部とを連通する多孔部62が設けられてい
る。この中空貫通ボルト60の外周面には、オイルを濾
過するため濾紙を折曲げ形成された円筒状のフィルタエ
レメント41を有するエレメントS/A40が挿嵌され
収容されている。そして、ハウジング50の内底面から
サポートスプリング46の付勢力によりサポート部材4
5を介してエレメントS/A40が付勢され、エレメン
トS/A40が中空貫通ボルト60のフランジ部63に
押付けられ位置決め固定されている。
【0027】中空貫通ボルト60のフランジ部63と固
定部64との間にはバルブハウジング67が螺合され固
定されており、中空貫通ボルト60とバルブハウジング
67とでバルブ収納空間が形成されている。このバルブ
収納空間内にはバルブハウジング67に穿たれた孔67
aに対向してリリーフバルブ65がリリーフスプリング
66にて付勢されている。また、中空貫通ボルト60の
固定部64の上部にはバルブ収納空間内と中空貫通ボル
ト60の中空貫通状の内部とを連通する孔64aが穿た
れている。
【0028】次に、内燃機関を潤滑するオイルがオイル
フィルタ200にて濾過されるときのオイル流路につい
て図4及び図5を参照して説明する。なお、図5は図4
のリリーフバルブ65の作動を示す要部断面図である。
【0029】図4において、内燃機関側から圧送された
汚オイルは、シリンダブロック20のオイル入口21か
らハウジング50内に導入される。そして、エレメント
S/A40のフィルタエレメント41が十分に濾過能力
を有しているときには、汚オイルがフィルタエレメント
41を通過することで浄オイルとされ、その浄オイルは
中空貫通ボルト60の多孔部62からその内部に入り中
空貫通ボルト60の固定部64内側を通ってシリンダブ
ロック20のオイル出口22から内燃機関側に戻され
る。このとき、中空貫通ボルト60に固定されたバルブ
ハウジング67内に収納されたリリーフバルブ65は、
図5(a)に示すように、リリーフスプリング66の付
勢力によってバルブハウジング67の孔67a側に押付
けられた状態が保持され作動されない。
【0030】ここで、エレメントS/A40のフィルタ
エレメント41が目詰まり等を起こし濾過能力が低下す
ると、内燃機関側からハウジング50内に導入される汚
オイルの圧力が上昇することとなる。このハウジング5
0内に導入される汚オイルの圧力がリリーフバルブ65
のリリーフスプリング66の付勢力に打勝つほどに上昇
すると、汚オイルはエレメントS/A40のフィルタエ
レメント41を通過することなく、図5(b)に矢印に
て示すように、バルブハウジング67の孔67aを通っ
てリリーフバルブ65を押上げ、バルブ収納空間内から
中空貫通ボルト60の孔64aを通過し内部に至るオイ
ル流路が形成される。そして、中空貫通ボルト60の固
定部64内側を通ってシリンダブロック20のオイル出
口22から内燃機関側に戻される。
【0031】このように、本実施例のオイルフィルタ2
00は、有底円筒状のハウジング50の内底面の円筒凸
部51に内燃機関側としてのシリンダブロック20に突
設された取付部材としての中空貫通ボルト60との結合
部としての雄ねじ部52を一体に形成するものである。
つまり、ハウジング50内の円筒凸部51を利用して内
燃機関側に突設された中空貫通ボルト60と結合する雄
ねじ部52が一体に形成されており、ハウジング50が
中空貫通ボルト60と直接、結合される。このため、オ
イルフィルタ200におけるハウジング50には別部材
の接合加工等が不要で構成が極めて簡単となるため相当
のコストダウンを図ることができる。
【0032】また、本実施例のオイルフィルタ200
は、取付部材としての中空貫通ボルト60が中空貫通状
であって、流体としてのオイルの圧力が所定値以上とな
るとバイパス流路を形成する逃がし弁としてのリリーフ
バルブ65を収容するものである。即ち、中空貫通ボル
ト60がハウジング50と別体であるため、リリーフバ
ルブ65を中空貫通ボルト60に容易に収容でき、その
作動の信頼性も確保し易い。
【0033】そして、本実施例のオイルフィルタ200
は、取付部材としての中空貫通ボルト60が流体として
のオイルを濾過するフィルタエレメント41を有するエ
レメントS/A40の内周面を保持すると共に、フィル
タエレメント41にて濾過されたオイルがその周囲面か
ら中空貫通状の内部に通過自在な多孔部62を形成する
ものである。
【0034】したがって、エレメントS/A40のフィ
ルタエレメント41が十分に濾過能力を有しているとき
には、オイルはフィルタエレメント41から中空貫通ボ
ルト60の多孔部62を通過しその内部に至る流路が形
成される。このため、中空貫通ボルト60の多孔部62
をフィルタエレメント41の内周面の濾過領域に対応し
て形成することで、フィルタエレメント41の濾過能力
を十分に発揮させることができる。また、オイルフィル
タ200におけるエレメント交換の際、濾紙等からなる
焼却可能なエレメントS/A40のみを廃棄するだけで
よいため、環境問題にも対処することができる。
【0035】ところで、上記実施例のオイルフィルタで
は、取付部材との結合部としてハウジングの内底面の円
筒凸部に雌ねじ部または雄ねじ部を形成したが、本発明
を実施する場合には、これに限定されるものではなく、
ねじ結合以外の例えば、バヨネット結合方式等を採用す
ることもできる。
【0036】また、上記実施例では、エレメント交換型
フィルタとしてオイルフィルタへの適用について説明し
たが、本発明を実施する場合には、これに限定されるも
のではなく、エレメント交換型燃料フィルタに適用して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かるエレメント交換型フィルタを適用したオイルフィル
タの使用状態における全体構成を示す断面図である。
【図2】 図2は図1の分解図である。
【図3】 図3は図1のリリーフバルブの作動を示す要
部断面図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の第2実施例にか
かるエレメント交換型フィルタを適用したオイルフィル
タの使用状態における全体構成を示す断面図である。
【図5】 図5は図4のリリーフバルブの作動を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 円筒凸部 12 雌ねじ部(結合部) 13 溝部 30 中空貫通ボルト(取付部材) 32 多孔部 35 リリーフバルブ(逃がし弁) 40 エレメントS/A(エレメント組立体) 41 フィルタエレメント 100 オイルフィルタ(エレメント交換型フィルタ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状のハウジングの内底面に内燃
    機関側に突設された取付部材との結合部を一体に形成す
    ることを特徴とするエレメント交換型フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記取付部材は、中空貫通状であって、
    流体の圧力が所定値以上となるとバイパス流路を形成す
    る逃がし弁を収容することを特徴とする請求項1に記載
    のエレメント交換型フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記取付部材は、流体を濾過するフィル
    タエレメントを有するエレメント組立体の内周面を保持
    すると共に、前記フィルタエレメントにて濾過された流
    体がその周囲面から中空貫通状の内部に通過自在な多孔
    部を形成することを特徴とする請求項2に記載のエレメ
    ント交換型フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの結合部は、その係脱方
    向に前記結合部を越えた長さで少なくとも1つの所定幅
    の溝部または切欠部を有し、前記結合部と前記取付部材
    との結合状態において、流体が前記溝部または前記切欠
    部を通って前記逃がし弁に至る流路を形成することを特
    徴とする請求項2に記載のエレメント交換型フィルタ。
JP28853197A 1997-10-21 1997-10-21 エレメント交換型フィルタ Expired - Lifetime JP3767126B2 (ja)

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