JPH11123112A - 組立式棚 - Google Patents

組立式棚

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JPH11123112A
JPH11123112A JP28974397A JP28974397A JPH11123112A JP H11123112 A JPH11123112 A JP H11123112A JP 28974397 A JP28974397 A JP 28974397A JP 28974397 A JP28974397 A JP 28974397A JP H11123112 A JPH11123112 A JP H11123112A
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JP
Japan
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shelf
holding
bar
screw
mounting
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JP28974397A
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English (en)
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Keiichi Tanaka
敬一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚棒の使用数、配置ピッチ、配置位置を
ユーザー側の要望に応じて変えることができる棚を提供
し、更には、棚棒を配置した部分より下にも任意に棚部
分を配置することができるようにする。 【解決手段】 一対の保持板4間に位置変化可能に棚棒
保持部6を介して複数の棚棒5を保持してなり、各棚棒
保持部6はねじが螺合する取付孔19が形成され、これ
に螺合するねじにより棚棒保持部6の被ガイド部21を
ガイド15に押圧することにより棚棒保持部6を固定す
る。そして、棚棒5下面に、上端を取り付け位置移動可
能に複数の柱状体7を取り付け、柱状体7・7間に複数
の棚板保持材9の両端を着脱可能に固定し、該棚板保持
材9上に棚板10を配置してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立式棚、特に棚
棒の使用数、配置ピッチを任意に変えることができ、衣
類等収納物を置く部分の配置の仕方を任意に選ぶことの
できる組立式棚に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅、アパート、マンション等の集
合住宅、社員寮、学生寮、或いはオフィス等には種々の
持ち物を置く棚が必要であり、特に押入の如き所には棚
が不可欠となりつつある。従来において、棚は一般に相
対向する取付面(例えば押入或いはロッカー等の相対向
する内側面)と、その間にありそれと直角の取付面(例
えば押入の奥面)の同じ高さの位置に水平な向きの棚板
支持片を取り付け、その3個の棚板支持片に棚板の両側
部及び背後部を固定することにより取り付けられる場合
が多いが、最近、本願出願人は、棚板に代えて複数の棚
棒を用い、相対向する取付面(例えば押入或いはロッカ
ー等の相対向する内側面)に棚棒支持部を設け、該一対
の棚棒支持部にて複数の棚棒の両端部を支持するように
したものを開発した。このような棚は組み立てにより簡
単に作ることができるので、安価に棚を提供でき、建築
物の低価格化に貢献できる。従って、その点で優れてい
るといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した本
願出願人により開発されたところの一対の棚棒支持部に
て複数の棚棒の両端部を支持するようにしたタイプの棚
においては、第1に、棚棒の使用数、配置ピッチ、配置
位置を発注者、使用者等(以後「ユーザー側」とい
う。)の要望に応じて変えることができないという問題
があった。というのは、最近の建築において低価格化の
みならず、細かな点に対するユーザー側の要望に応える
必要があり、建築業者側に都合のより規格をユーザー側
に強いることが許されなくなりつつあり、棚棒の配置ピ
ッチ、数に対してもユーザー側が要望を出すことが少な
くない。しかし、従来においては、その要望に応えるこ
とはコストアップを伴わない形では難しかった。という
のは、その要望毎に棚を製造しなければならないからで
ある。
【0004】その種の棚においては、第2に、棚の収納
部は上記複数の棚棒の上のみに限られ、収納部の配置に
関する多様な要望には応えることが難しいという問題が
あった。即ち、一般に押入等棚をつくった場合、その棚
棒の上のみが棚による収納部になり、それより下には一
般にハンガー架け部(ハンガー架け棒)が設けられ、棚
棒より下には棚による収納が為されていなかった。しか
し、棚棒の上側のみならず、棚棒の下側にも部分的に棚
収納のできる棚収納部を設けることが要望され、その収
納部をどのように配置するかについてもユーザーにより
要望が異なる。しかし、かかる要望に応えることができ
ないのが現状である。
【0005】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、その目的は、複数の棚棒を用いた組
立式棚において、棚棒の使用数、配置ピッチ、配置位置
をユーザー側の要望に応じて変えることができる棚を提
供することにあり、更には、棚棒を配置した部分より下
にも任意に棚収納部を配置することができるようにする
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の組立式棚は、
長手方向に案内するガイドを有した一対の保持板に、該
ガイドによってその長手方向に案内されて位置移動可能
に棚棒保持部を取り付け、該棚棒保持部対間に複数の棚
棒の両端を保持してなり、上記各棚棒保持部は取付ねじ
が螺合する取付孔を有し、該取付孔に螺合する取付ねじ
ににより棚棒保持部の被ガイド部をガイドに押圧するこ
とにより棚棒保持部を保持板に固定するようにしたこと
を特徴とする。
【0007】従って、請求項1の組立式棚によれば、保
持板に設けたガイドによって棚棒保持部を保持板の長手
方向に案内することができ、取付孔に螺合させた取付ね
じにより棚棒保持部を固定することができる。従って、
一対の保持板に取り付ける棚棒保持部の数により棚棒の
数を決め、各棚棒保持部の取付位置、配置ピッチにより
により各棚棒の配置位置、配置ピッチを決めることがで
きる。
【0008】しかも、単に取付ねじを緩めると棚棒保持
部を移動でき、締めると位置を固定できるので、棚棒の
数、位置、配置ピッチが所望通りに棚の組立、設置をす
ることが容易に為し得る。依って、組立、設置にかかる
コストを低くすることができ、延いては建築の価格を低
減することができる。また、設置後においてもユーザー
自身が容易に変更できる。
【0009】請求項2の組立式棚は、長手方向に案内す
るガイドを有した一対の保持板に、そのガイドによって
その長手方向に案内される棚棒保持部を位置移動可能に
取り付け、該棚棒保持部対間に複数の棚棒を着脱可能に
取り付け、該棚棒の下面に、上端を取り付け位置移動可
能に複数の柱状体を取り付け、該柱状体間に複数の棚板
保持材の両端を着脱に固定し、該棚板保持材上に棚板を
配置してなることを特徴とする。
【0010】従って、請求項2の組立式棚によれば、棚
棒下面に上端を取り付けた複数の柱状体間に複数の棚板
保持材を取り付け、該棚板保持材間上に棚板を載置する
ので、該棚板上にも収納物を載置することができ、該棚
板上も棚収納部とすることができるのである。
【0011】そして、棚棒の下側における棚収納部の場
所は、複数の柱状体の配置位置により設定でき、その棚
収納部の間口は正面から見て横方向に隣接する柱状体の
正面から見た間隔により決まり、奥行きは柱状体を取り
付ける棚棒間の間隔(奥行き方向の距離)により決ま
り、高さは棚板保持材の柱状体への取り付け高さにより
決まる。従って、棚棒の下側における棚棒収納部の数、
場所、間口、奥行き、高さを任意に設定できる。
【0012】そして、一対の保持板の対向する取付面へ
と柱状体の下端面の床面への取付を除く組立作業は現地
で行うことは必ずしも必要ではなく、全部乃至一部を工
場で行うことができ、延いては組立コストの低減を図り
つつユーザーの要望に細かく対応することができる。
【0013】請求項3の組立式棚は、請求項2記載の組
立式棚において、棚棒が下面に、柱状体が四面に、棚板
保持材が少なくとも一面(例えば下面)にそれぞれ長手
方向に延びる凹部を有し、該各凹部の対向する内側面に
はねじが螺合するねじ溝が形成され、棚棒と柱状体との
間、柱状体と棚板保持材との間を、両片にねじ挿通孔を
有するL字取付具とそのねじ挿通孔を通り上記ねじ溝に
螺合したねじにより固定するようにしてなることを特徴
とする。
【0014】従って、請求項3の組立式棚によれば、棚
棒、柱状体、棚板保持材には長手方向に延び、対向する
一対の内側面にねじ溝があるので、両片にねじ挿通孔を
有する、金具として非常に簡単な構造のL字取付具を用
い、そのねじ挿通孔に固定ねじを通し上記ねじ溝に螺合
させることにより、棚棒・柱状体間、柱状体・棚板保持
材間を簡単且つ低コストで固定することができ、組立コ
ストの低減を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明組立式棚の第1のものは、
一対の保持板それぞれに複数の棚棒保持部を取り付け、
該棚棒保持部対間に複数の棚棒の両端を保持してなり、
各棚棒保持部は取付ねじが螺合する取付孔を有し、該取
付孔に螺合する取付ねじに保持板を押させることにより
棚棒保持部の被ガイド部をガイドに押圧した状態にして
棚棒保持部を保持板に固定するようにしたことを特徴と
する。そして、その一対の保持板、棚棒は金属、例えば
アルミニウム等からなり、棚棒保持部はプラスチックか
らなるが、保持板、棚棒をプラスチックにより、棚棒保
持部を金属により形成しても良い。また、保持板を断面
形状L字状に形成し、一方の片を取付面(例えば押入の
内側面)に取り付けられる被取付片とし、他方の片を棚
棒の支持片とし、棚棒保持部にて棚棒の奥行き方向にお
ける位置のみを規定するようにするような実施の態様が
考えられるが、必ずしもそのようにすることは不可欠で
はなく、棚棒保持部により棚棒を下から支えると共に、
棚棒の奥行き方向の位置の規定もするようにしても良
い。
【0016】また、棚棒はその上にものを載せる棚とし
て用いるが、しかし、棚棒に複数のハンガー保持具を吊
下し、該ハンガー保持具によりハンガー棒を保持し、該
ハンガー棒をハンガー掛けとして用いるようにすること
ができる。
【0017】本発明組立式棚の第2のものは、長手方向
に案内するガイドを有した一対の保持板に、そのガイド
によってその長手方向に案内される棚棒保持部を位置移
動可能に取り付け、該棚棒保持部対間に複数の棚棒を着
脱可能に取り付け、該棚棒の下面に、上端を取り付け位
置移動可能に複数の柱状体を取り付け、該柱状体間に複
数の棚板保持材の両端を着脱に固定し、該棚板保持材上
に棚板を配置してなることを特徴とし、保持板をはじめ
とする各構成部材は金属、例えばアルミニウムで形成し
ても良いし、プラスチックで構成しても良いこと、本発
明組立式棚の第2のものの場合と同様である。
【0018】本発明組立式棚の第3のものは、第2のも
のにおいて、棚棒が下面に、柱状体が四面に、棚板保持
材が少なくとも一面(例えば下面)にそれぞれ長手方向
に延びる凹部を有し、該各凹部の対向する内側面には固
定ねじが螺合するねじ溝が形成され、棚棒と柱状体との
間、柱状体と棚板保持材との間を、両片にねじ挿通孔を
有するL字取付具とそのねじ挿通孔を通り上記ねじ溝に
螺合したねじにより固定するようにしてなる。棚棒を始
めとする各構成部材は金属、例えばアルミニウムで形成
しても良いし、プラスチックで構成しても良いこと、本
発明組立式棚の第2、第3のものの場合と同様である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図面は本発明組立式棚の第1の実施例を示すも
のであり、図1は全体の概略を示す正面から視た透視
図、図2は保持板及び棚棒を示す斜視図、図3(A)、
(B)は棚棒保持部を示すもので、(A)は斜視図、
(B)は(A)のB−B線視断面図、図4は棚棒と柱状
体との接続部を斜め下側から視た斜視図、図5は柱状体
と棚板保持部及び棚板を斜め下側から視た斜視図、図6
は柱状体と床との接続部を示す斜視図である。
【0020】先ず、本実施例の概略構成を図1に従って
説明する。図面において、1は本実施例に係る組立式棚
2が設けられる押入、3、3は該押入1の相対向する内
側面(取付面)、4、4は該内側面3、3の天井より適
宜低いところに例えばねじ止め等により固定された保持
板、5、5、・・・は該保持板4、4に棚棒保持部
(6、6。図1では図示を省略した。)を介して両端を
保持された棚棒である。この棚棒5の数は任意に設定で
きる。
【0021】7、7、7、7は棚棒5、5の下面にL字
取付具8、8、8、8を介して固定された柱状体、9、
9、9、9は該柱状体7、7、7、7間に略水平方向に
L字取付具8、8、8、8を介して固定された棚板保持
材、10、10は該棚板保持材9、9、9、9上に端部
を載置された棚板である。尚、各柱状体7、7、7、7
の下端は床面11にL字取付具8、8、8、8を用いて
固定されている。
【0022】棚収納は、棚棒5、5、・・・上において
為し得るのみならず、棚棒5、5、5下面に取り付けた
4個の柱状体7、7、7、7に囲まれた領域内において
異なる高さのところに置かれた棚板10、10上も棚収
納部となる。これら棚収納部以外の部分は例えば図示し
ないハンガーによる衣服収納、床上収納に利用できる。
ハンガーによる衣服収納をする場合は、例えば棚棒5に
2個のハンガー保持具を吊下し、該ハンガー保持具によ
りハンガー棒の両端を保持し、該ハンガー棒をハンガー
掛けとして用いるようにすることができる。
【0023】次に、図2に従って保持板4、棚棒保持部
6及び棚棒5とその関係について説明する。保持板4は
断面形状が略L字状を成し、その一片12は取付孔1
3、13、・・・が形成されて取付面3に取り付けられ
る被取付片とされ、他片14は棚棒5、5、・・・を支
持する支持片とされる。14、14は上記被取付片12
の内側の面(反取付面側の面)に上下に離間して対向配
置して形成されたガイドで、棚棒保持部6の後述する被
ガイド部(21)、(21)が遊嵌され、棚棒保持部
6、6、・・・は該ガイド14、14により保持板4、
4の長手方向に案内される。
【0024】棚棒保持部6は、図3に示すように、本体
を成す基板16に対して垂直に一対の保持片17、17
が棚棒5の保持に必要な間隔を置いて平行に対向して形
成され、基板16の一方の保持片17から外側の部分1
8の中央部を肉厚にし、そこに取付孔19が形成されて
いる。該取付孔19には図示しないねじが螺合するねじ
溝20が形成されている。21、21は基板16の被ガ
イド部を成す上下の両側縁部で、保持片17、17は該
被ガイド部21、21の内側に位置され、該被ガイド部
21、21は上記ガイド15、15に遊嵌されて案内さ
れる。そして、取付孔19のねじ溝20に図示しないね
じを螺合させ、更にねじ込んでその先端を突出させ、保
持板4の被取付片12を押圧するようにさせることによ
り相対的に棚棒保持部6を被取付片12から離れる方向
に移動させ、被ガイド部20、20をガイド15、15
に押圧することによって棚棒保持部6を保持板4に対し
て固定することができる。
【0025】棚棒5は断面形状が略I字状を有し、その
下面の略中央部に長手方向に延びる凹部22を有し、該
凹部22の一対の内側面23、23にはねじが螺合する
ねじ溝31が形成されている。該ねじ溝31は、具体的
には、棚棒5凹部24の相対向する内側面25、25に
平行で且つねじのピッチと等しいピッチで柱状体7の長
手方向に延びるように形成されている。各棚棒5はその
両端部を取付面3、3に取り付けられた保持板4、4に
固定された棚棒保持部6、6により保持されている。具
体的には、棚棒5の一端は棚棒保持部6の一対の保持片
17、17間に挿入され、該保持片17、17により保
持片4の長手方向における位置を規定され、保持板4の
支持片14により下側から支持される。
【0026】このように、保持板4、4に棚棒保持部
6、6、・・・を介して両端部を保持された上記棚棒
5、5、・・・の上が一つの棚収納部となる。
【0027】次に、図4に従って柱状体7についてと、
柱状体7の棚棒5への固定について説明する。柱状体7
は断面形状が略ロ字状で、その四面の中央部には長手方
向に延びる凹部24、24、24、24が形成されてい
る。各凹部24の相対向する内側面25、25にはねじ
が螺合するねじ溝31が形成されている。そして、各柱
状体7の上端がL字取付具8により棚棒5の下面に固定
されている。該取付具8はL字を成す二片にねじ挿通孔
を有し、該ねじ挿通孔に通したねじ26、26を凹部2
2、24の内側面23、23、25、25に形成された
ねじ溝31に螺合させることにより棚棒5と柱状体7と
が固定される。ねじ溝31は棚棒5凹部24の相対向す
る内側面25、25に平行で且つねじのピッチと等しい
ピッチで柱状体7の長手方向に延びるように形成されて
いること棚棒5の場合と同じである。
【0028】次に、図5に従って棚板保持材9について
と、該棚板保持材9の柱状体7への取付について説明す
る。棚板保持材9は断面形状が略L字状を有し、その一
片27がストッパ片を成し、本体を成す他片28の下面
の略中央部にその長手方向に延びる凹部29が形成さ
れ、その相対向する内側面30、30にはねじが螺合す
るねじ溝31(棚棒5、柱状体7のねじ溝31と同じな
ので図示省略)が形成されている。該ねじ溝31は棚棒
5の凹部22、柱状体7の凹部24と全く同じように形
成されている。そして、棚板保持材9の両端が柱状体7
にL字取付具8、8により取り付けられている。具体的
には、L字取付具8の両片のねじ挿通孔に通したねじ2
6、26を凹部24内側面25、25及び凹部29の内
側面30、30に螺合することにより柱状体7へ棚板保
持材9を取り付ける。そして、ストッパ片27が棚板1
0の外れを阻むストッパとして機能する。
【0029】そして、一対の棚板保持材9・9間上に棚
板10の両端を載置することにより棚板10を保持す
る。この棚板10上も棚収納部となる。
【0030】次に、図6に従って柱状体7の下端部の床
面11への取付について説明する。この取付にもL字取
付具8を使用する。即ち、L字取付具8のねじ挿通孔に
通したねじ26、26を柱状体7の凹部24の内側面2
5、25のねじ溝31に螺合及び床面11の図示しない
下孔にねじ込みをすることにより斯かる固定をする。
【0031】このような組立式棚によれば、一対の保持
板4、4に取り付ける棚棒保持部6の数により棚棒4の
数を決め、各棚棒保持部6の取付位置、配置ピッチによ
りにより各棚棒の配置位置、配置ピッチを決まることが
できる。
【0032】しかも、単に取付ねじを緩めると棚棒保持
部6を移動でき、締めると位置を固定できるので、棚棒
5の数、位置、配置ピッチが所望通りに棚の組立、設置
をすることが容易に為し得る。依って、組立、設置にか
かるコストを低くすることができ、延いては建築の価格
を低減することができる。また、設置後においてもユー
ザー自身が容易に変更できる。
【0033】そして、棚棒5下面に上端を取り付けた複
数の柱状体7・7、7・7間に複数の棚板保持材9、9
を取り付け、該棚板保持材9、9間上に棚板10を載置
するので、該棚板10上にも収納物を載置することがで
き、該棚板10上も収納部とすることができる。
【0034】そして、棚棒5の下側における棚収納部の
場所は、複数の柱状体7、7、7、7の配置位置により
設定でき、その棚収納部の間口は正面から見て横方向に
隣接する柱状体7・7の正面から見た間隔により決ま
り、奥行きは柱状体7、7、7、7を取り付ける棚棒5
・5間の間隔(奥行き方向の距離)により決まり、高さ
は棚板保持材9、9の柱状体7、7、7、7への取り付
け高さにより決まる。従って、棚棒5、5、・・・の下
側における棚棒収納部の数、場所、間口、奥行き、高さ
を任意に設定できる。
【0035】そして、一対の保持板の対向する取付面へ
の取付を除く組立作業は現地で行うことは必ずしも必要
ではなく、全部乃至一部を工場で行うことができ、延い
ては組立コストの低減を図りつつユーザーの要望に細か
く対応することができる。
【0036】更に、棚棒5、柱状体7、棚板保持材9に
は長手方向に延びる凹部22、24、29の対向する一
対の内側面23・23、25・25、30・30にねじ
溝があるので、両片にねじ挿通孔を有する非常に簡単な
構造のL字取付具8を用い、そのねじ挿通孔にねじ26
を通し上記ねじ溝に螺合させることにより、棚棒5・柱
状体7・7間、柱状体7・棚板保持材9間を簡単且つ低
コストで固定することができ、組立コストの低減を図る
ことができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の組立式棚によれば、保持板に
設けたガイドによって棚棒保持部を該保持板の長手方向
に案内することができ、取付孔に螺合させた取付ねじに
より棚棒保持部を固定することができる。従って、一対
の保持板に取り付ける棚棒保持部の数により棚棒の数を
決め、各棚棒保持部の取付位置、配置ピッチによりによ
り各棚棒の配置位置、配置ピッチを決まることができ
る。
【0038】しかも、単に取付ねじを緩めると棚棒保持
部を移動でき、締めると位置を固定できるので、棚棒の
数、位置、配置ピッチが所望通りに棚の組立、設置をす
ることが容易に為し得る。依って、組立、設置にかかる
コストを低くすることができ、延いては建築の価格を低
減することができる。また、設置後においてもユーザー
自身が容易に変更できる。
【0039】請求項2の組立式棚によれば、棚棒下面に
上端を取り付けた複数の柱状体間に複数の棚板保持材を
取り付け、該棚板保持材間上に棚板を載置するので、該
棚板上にも収納物を載置することができ、該棚板上も収
納部とすることができる。
【0040】そして、棚棒の下側における棚収納部の場
所は、複数の柱状体の配置位置により設定でき、その棚
収納部の間口は正面から見て横方向に隣接する柱状体の
正面から見た間隔により決まり、奥行きは柱状体を取り
付ける棚棒間の間隔(奥行き方向の距離)により決ま
り、高さは棚板保持材の柱状体への取り付け高さにより
決まる。従って、棚棒の下側における棚棒収納部の数、
場所、間口、奥行き、高さを任意に設定できる。
【0041】そして、一対の保持板の対向する取付面へ
の取付と柱状体の床面への取付を除く組立作業は現地で
行うことは必ずしも必要ではなく、全部乃至一部を工場
で行うことができ、延いては組立コストの低減を図りつ
つユーザーの要望に細かく対応することができる。
【0042】請求項3の組立式棚によれば、棚棒、柱状
体、棚板保持材には長手方向に延び、対向する一対の内
側面にねじ溝があるので、両片にねじ挿通孔を有する金
具として非常に簡単な構造を有するL字取付具を用い、
そのねじ挿通孔に固定ねじを通し上記ねじ溝に螺合させ
ることにより、棚棒・柱状体間、柱状体・棚板保持材間
を簡単且つ低コストで固定することができ、組立コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の概略を示す正面から視た透視図である。
【図2】保持板及び棚棒を示す斜視図である。
【図3】(A)、(B)は棚棒保持部を示すもので、
(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B線視断面図で
ある。
【図4】棚棒と柱状体との接続部を斜め下側から示す斜
視図である。
【図5】柱状体と棚板保持部及び棚板を斜め下側から示
す斜視図である。
【図6】柱状体と床面との接続部を示す斜視図である。
【符号の説明】
2・・・棚、3・・・相対向する内側面、4・・・保持
板、5・・・棚棒、6・・・棚棒保持部、7・・・柱状
体、8・・・L字取付具、9・・・棚板保持材、10・
・・棚板、12・・・被取付片、13・・・取付孔、1
4・・・支持片、15・・・ガイド、17・・・保持
片、19・・・取付孔、20・・・ねじ溝、21・・・
被ガイド部、22・・・凹部、23・・・ねじ溝が形成
された内側面、24・・・凹部、25・・・ねじ溝が形
成された内側面、29・・・凹部、30・・・ねじ溝が
形成された内側面、31・・・ねじ溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する取付面に取り付けられ、長手
    方向に案内するガイドを有した一対の保持板と、 上記各保持板に、その上記ガイドによってその長手方向
    に案内されて位置移動可能に取り付けられた棚棒保持部
    と、 上記一対の保持板に取り付けられた互いに対向する棚棒
    保持部対間に両端を保持された複数の棚棒と、 からなり、 上記各棚棒保持部は取付孔を有し、該取付孔には取付ね
    じが螺合するねじ溝が形成され、該取付ねじをねじ溝に
    螺合させその取付孔から先端を突出させて棚棒保持部の
    被ガイド部分を上記ガイドに押圧することにより位置決
    めされるようにされてなることを特徴とする組立式棚。
  2. 【請求項2】 相対向する取付面に取り付けられ、長手
    方向に案内するガイドを有した一対の保持板と、 上記各保持板に、その上記ガイドによってその長手方向
    に案内されて位置移動可能に取り付けられた棚棒保持部
    と、 上記一対の保持板に取り付けられた互いに対向する棚棒
    保持部対間に両端を着脱可能に保持された複数の棚棒
    と、 上記棚棒の下面に、上端を取り付け位置移動可能に取り
    付けられた複数の柱状体と、 上記柱状体間に両端を着脱可能に固定された複数の棚板
    保持材と、 複数の棚板保持材上に端縁部が載置された棚板と、 からなることを特徴とする組立式棚。
  3. 【請求項3】 棚棒が下面に、柱状体が四面に、棚板保
    持材が下面にそれぞれ長手方向に延びる取付溝を有し、 上記各取付溝の対向する内側面には取付ねじが螺合する
    ねじ溝が形成され、 棚棒と柱状体との間、柱状体と棚板保持材との間を、両
    片にねじ挿通孔を有するL字取付具とそのねじ挿通孔を
    通り上記ねじ溝に螺合したねじにより固定するようにし
    てなることを特徴とする請求項2記載の組立式棚。
JP28974397A 1997-10-22 1997-10-22 組立式棚 Pending JPH11123112A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8826129B2 (en) 2009-01-21 2014-09-02 International Business Machines Corporation Multi-touch device having a bot with local and remote capabilities
CN107736729A (zh) * 2017-11-18 2018-02-27 区国新 一种新型组装式移动茶台
CN109805640A (zh) * 2019-03-29 2019-05-28 广东法迪奥厨卫科技有限公司 一种新型层板和可调整层板高度的固定装置

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