JPH11121424A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH11121424A
JPH11121424A JP28647197A JP28647197A JPH11121424A JP H11121424 A JPH11121424 A JP H11121424A JP 28647197 A JP28647197 A JP 28647197A JP 28647197 A JP28647197 A JP 28647197A JP H11121424 A JPH11121424 A JP H11121424A
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JP
Japan
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valve
processing
opening
processing tank
substrate
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JP28647197A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Sato
誠一郎 佐藤
Yusuke Muraoka
祐介 村岡
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液置換を行う際に処理槽20の内部に濃
度勾配を生じさせず、また処理液の流れを乱さないとと
もに効率的な処理液置換を行うこと。 【解決手段】 処理槽20には、処理槽20の内部に貯
留された処理液を排出するために排出口23が設けられ
ており、当該排出口23には急速排水バルブ本体30を
取り付けるための筒状部材24が設けられている。急速
排水バルブ本体30の取り付けは、ナット部材22と急
速排水バルブ本体30に設けられたネジ部29とを螺合
させることによって行われる。急速排水バルブ本体30
の内部にはシリンダ31が設けられており、当該シリン
ダ31から伸びるシリンダロッドの先端には開閉バルブ
32が設けられている。この開閉バルブ32による開閉
口は、排水口23と略一致する位置に設けられており、
処理槽20の内壁面と略同一平面となり、処理液置換の
際の不均一要因等を除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶用パネル等の薄板状基板(以下、単に「基板」とい
う)に対して所定の処理液によって処理を施す基板処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、処理対象の基板を処理槽にお
いて所定の処理液に浸漬させることによって所定の処理
を施す基板処理装置では、処理槽内部の処理液を急速に
排水するために急速排水バルブが取り付けられている。
【0003】図8は、このような従来の基板処理装置を
示す側面断面図である。図8に示すように、処理槽20
0には、処理槽200の内部に貯留された処理液を排出
するために排出口230が設けられており、当該排出口
230には急速排水バルブ本体300を取り付けるため
の筒状部材240が取り付けられている。筒状部材24
0にはナット部材220が具設されている。
【0004】そして、急速排水バルブ本体300の取り
付けは、筒状部材240の端部に急速排水バルブ本体3
00を嵌合させる。そして、急速排水バルブ本体300
に設けられたネジ部290にナット部材220を螺合さ
せることによって、急速排水バルブ本体300を筒状部
材240に固着させる。
【0005】急速排水バルブ本体300の内部には、シ
リンダ310が支持棒315により固定された状態で設
けられている。さらにシリンダ310の駆動によって開
閉する開閉バルブ320が設けられている。そして、シ
リンダ310の内室312にエアや油などを供給するこ
とによって圧力を高めるとともに、内室311の圧力を
低下させることにより、開閉バルブ320は閉じた状態
となる。逆に、シリンダ310の内室312の圧力を低
下させるとともに、内室311の圧力を高めることによ
り、開閉バルブ320は開いた状態となり、処理槽20
0の内部の処理液が外部に排出される。このように従来
の基板処理装置においては、開閉バルブ320で開閉す
る箇所(以下、「開閉口」という)が急速排水バルブ3
00の内部に設けられている。
【0006】また、処理槽200の内部には処理液をア
ップフロー供給するための供給管250が設けられてお
り、処理槽200に純水が貯留されている際に薬液をア
ップフロー供給したり、処理槽200に薬液が貯留され
ている際に純水をアップフロー供給することにより、処
理槽200の内部の処理液置換を行うことができる。
【0007】なお、処理対象である基板Wは、搬送ロボ
ット400によって同時に複数枚が処理槽200の処理
液に浸漬処理されるように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の基
板処理装置では、排出口230から開閉口に至るまでの
間の筒状部材240の内部に処理液が存在する。
【0009】そして、上述のように処理槽200に処理
液を貯留した状態でアップフロー供給によって処理液置
換を行う際は、当該筒状部材240の内部に残留する処
理液により、処理槽200の内部において濃度勾配が発
生し、基板Wに均一な処理を施すことができないという
問題が生じる。
【0010】例えば、薬液を純水に置換する場合、処理
槽200に貯留された薬液に対して供給管25より純水
をアップフロー供給を開始する。その後、処理槽200
の内部において処理槽200の薬液の濃度は低下する傾
向にあるが、筒状部材240の内部の薬液の存在により
排出口230に比較的近い位置は、排出口230から離
れた位置に比べて濃度が高くなる。このような濃度勾配
が生じると、複数枚の基板Wを同時に処理する際には、
薬液濃度の高い部分にある基板は、薬液濃度の低い部分
にある基板に比較して、さらに処理が進むこととなる。
【0011】また、排出口230や筒状部材240の存
在は、処理槽200の内部にアップフロー供給される処
理液の流れを乱す原因となるとともに、筒状部材240
の内部に残留する処理液の容積に応じて処理液置換に所
要する時間が増加し、基板処理の効率化を図ることがで
きないという問題もある。
【0012】このような問題を解消するために、筒状部
材240を取り除くことも考えられるが、上記したよう
な急速排水バルブ本体300の取り付けの構造上、筒状
部材240を取り除くことはできない。
【0013】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、処理液置換を行う際に処理槽の内部に濃度
勾配を生じさせず、また処理液の流れを乱さないととも
に効率的に処理液置換を行うことができる基板処理装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、処理槽において基板を所
定の処理液に浸漬させることによって所定の処理を行う
装置であって、(a) 前記処理槽の排出部から外側に対し
て突出したバルブ取付用の筒状部材と、(b) 前記筒状部
材に取り付けられ、前記排出部を開閉するバルブと、
(c) 前記バルブを開閉駆動させるバルブ駆動手段とを備
え、前記バルブによる開閉口と前記処理槽の内壁面とが
略同一平面に設置されていることを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の発明は、処理槽において
基板を所定の処理液に浸漬させることによって所定の処
理を行う装置であって、(a) 前記処理槽の底部に設けら
れ、前記処理液を排出するための排出部と、(b) 前記排
出部を開閉するバルブと、(c) 前記バルブを開閉駆動さ
せるバルブ駆動手段とを備え、前記バルブによる開閉口
と前記処理槽の内壁面とが略同一平面に設置されている
ことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の装置において、前記バルブ駆動手段が、前記バ
ルブを前記処理槽の内部に対して進退させることにより
前記排出部を開閉することを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の装置において、前記バルブは、少なくとも1つ
の孔が形成された回転バルブを含み、前記バルブ駆動手
段が、前記回転バルブを回転させることにより前記排出
部を開閉することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
<1.第1の実施の形態>図1は、この発明の第1の実
施の形態の基板処理装置100を示す側面断面図であ
る。図1に示すように、処理槽20には、処理槽20の
内部に貯留された処理液を排出するために排出口23が
設けられており、当該排出口23には急速排水バルブ本
体30を取り付けるための筒状部材24が取り付けられ
ている。筒状部材24にはナット部材22が設けられて
いる。
【0019】そして、この実施の形態における急速排水
バルブ本体30の取り付けは、従来と同様に筒状部材2
4の端部に急速排水バルブ本体30を嵌合させる。そし
て、急速排水バルブ本体30に設けられたネジ部29に
ナット部材22を螺合させることによって、急速排水バ
ルブ本体30を筒状部材24に固着させる。
【0020】急速排水バルブ本体30の内部には、シリ
ンダ31が固定部材35により固定された状態で設けら
れており、当該シリンダ31の駆動によって排出口23
を開閉する開閉バルブ32が設けられている。この開閉
バルブ32は、排出口23と略一致する位置が開閉口と
なるように設けられている。換言すれば、開閉バルブ3
2による開閉口と処理槽20の内壁面とが略同一平面に
設置されている。
【0021】そして、シリンダ31の内室36,37に
対してエアや油などを供給/排出することによって、各
内室36,37の圧力を調整し、開閉バルブ32を開閉
制御することができる。また、シリンダ31の駆動する
ために内室36,37に対してエア又は油を供給/排出
するシリンダ駆動部50が設けられている。
【0022】また、処理槽200の内部には処理液をア
ップフロー供給するための供給管25が設けられてお
り、処理槽20に純水が貯留されている際に薬液をアッ
プフロー供給したり、処理槽20に薬液が貯留されてい
る際に純水をアップフロー供給することにより、基板W
を処理液に浸漬させた状態で処理槽20の内部の処理液
置換を行うことができる。
【0023】なお、処理対象である基板Wは、搬送ロボ
ット40によって同時に複数枚が処理槽200の処理液
に浸漬処理されるように構成されている。
【0024】このような構成において処理槽20の内部
の処理液を急速排水する際には、図2に示すようにシリ
ンダ駆動部50がシリンダ31の内室37の圧力を高め
るとともに内室36の圧力を低下させることにより、開
閉バルブ32を処理槽20の内部に押し出すことによっ
て排出口23を開放する。すなわち、開閉バルブ32
は、バルブ駆動手段であるシリンダ31によって処理槽
20の内部に進入することにより排出口23を開くた
め、シリンダ31の駆動量を小さくすることができる。
【0025】そして、処理槽20の処理液が排出口23
を介して筒状部材24の内部を通って排出される。処理
液が完全に排出された後、シリンダ駆動部50が内室3
6の圧力を高めるとともに内室37の圧力を低下させる
ことによって開閉バルブ32が再び排出口23を閉塞す
るように構成されている。なお、開閉バルブ32とシリ
ンダ31の間に耐食コーティングを施したスプリングを
付勢して介挿したり、シリンダ31の内室36または内
室37にスプリングを付勢して内在する等して、内室3
6と内室37の一方だけ圧力操作することで開閉バルブ
32を動かしてもよい。
【0026】以上のような構成であるが、この実施の形
態の基板処理装置100は、開閉バルブ32が処理槽2
0の排出口23の位置に設けられており、開閉バルブ3
2が排出口23を閉塞した状態では、急速排水バルブ本
体30を取り付けるために設けられた筒状部材24の内
部に処理液が存在しないように実現されている。従っ
て、処理液置換の際には、処理液が不均一となる要因が
ないため、処理槽20の内部に濃度勾配が発生せず、搬
送ロボット40によって浸漬される全ての基板Wに対し
て均一な処理を施すことができる。
【0027】また、開閉バルブ32による開閉口が処理
槽20の内壁面と略同一平面となるように設置されてい
るため、処理槽20の内部にアップフロー供給される処
理液の流れを乱す原因がなく、効率的に処理液置換を行
うことができる。
【0028】従って、図1,2に示す基板処理装置10
0では、処理液置換を行う際に処理槽の内部に濃度勾配
を生じさせず、また処理液の流れを乱さないとともに効
率的に処理液置換を行うことができる基板処理装置が実
現できる。
【0029】なお、図1,2には、開閉バルブ32を処
理槽20の側面に設ける場合について示したが、処理槽
20の底部に排出口を設け、その排出口を開閉させても
良い。図3は、この場合の開閉バルブ32を示す概略図
である。
【0030】図3に示すように処理槽20の底部に形成
された排出口23が設けられており、その排出口23を
開閉するように開閉バルブ32が設けられている。そし
て、開閉バルブ32を開閉させるためにシリンダ31が
設けられており、シリンダ31を駆動させることにより
シリンダロッド52を上下方向に移動させることができ
る。シリンダロッド52には、支持棒54の一端が接続
されており、当該支持棒54は回転軸53を中心に回動
自在である。また、支持棒54の他端は、開閉バルブ3
2に設けられた開閉部材55に接続されている。従っ
て、シリンダ31がシリンダロッド52を下方向に押し
出すことにより支持棒54の回動動作を介して開閉バル
ブ32が処理槽20の内側に押し出され、排出口23が
開放されるように構成されている。
【0031】図3に示すような構成とすると、急速排水
バルブ本体を取り付けるために筒状部材を必要としない
ため、処理液置換の際にも処理液が不均一となる要因が
なく、処理槽20の内部に濃度勾配が発生しない。従っ
て、搬送ロボット40によって浸漬される全ての基板W
に対して均一な処理を施すことができる。
【0032】また、開閉バルブ32による開閉口は処理
槽20の底面と略同一平面となるため、処理槽20の内
部にアップフロー供給される処理液の流れを乱す原因が
なく、効率的に処理液置換を行うことができる。
【0033】<2.第2の実施の形態>図4は、この発
明の第2の実施の形態の基板処理装置100を示す側面
断面図である。なお、図4において、第1の実施の形態
において既に説明した内容と同様の部材については同一
符号を付しており、その説明を省略する。
【0034】図4に示すように、第2の実施の形態の基
板処理装置100において処理槽20の内部には複数の
排出口26が環状に設けられている。そして、この実施
の形態においては回転バルブ33が回転することによっ
てそれら複数の排出口26を開閉するように構成されて
いる。この実施の形態の場合も、回転バルブ33による
開閉口は排出口26と略一致する位置に設けられてい
る。換言すれば、回転バルブ32による開閉口と処理槽
20の内壁面とが略同一平面に設置されている。
【0035】回転バルブ33の回転中心位置には回転軸
34が設けられており、回転軸34は処理槽20に環状
に設けられた複数の排出口26の中心の孔を介して外部
に伸びている。そして、回転軸34の他端はカバー39
の内部に設けられたモータ38に接続されている。さら
に、モータ38にはモータを駆動するための駆動信号を
出力するモータ駆動部51が接続されている。なお、カ
バー39は固定部材35によって急速排水バルブ本体3
0の内部に固定されている。モータ38の代わりにエア
ー駆動のロータリーアクチュエータを採用してもよい。
【0036】回転バルブ33は、図5に示すような形態
となっている。図5において、点線で示す複数の小円
は、処理槽20の側壁に環状に形成された複数の排出口
26を示しており、実線で示す複数の小円は、回転バル
ブ33に形成された孔33aを示している。このような
構成において、回転バルブ33の中心を回転中心として
回転することにより排出口26を開放したり閉塞したり
することができる。
【0037】例えば、処理槽20の内部の処理液を急速
排水する際には、モータ駆動部51がモータ38に対し
て所定の回転量を指示することにより、回転バルブ33
が回転して回転バルブ33に形成された複数の孔33a
が複数の排出口26の位置と合致して処理液を排出する
ことができる。逆に、回転バルブ33を閉じる際には、
回転バルブ33に形成された複数の孔33aと複数の排
出口26の位置が重なる位置とならないように回転バル
ブ33を回転させる。以上のような構成となっている。
なお、回転バルブ33はセラミックス等の耐食性材料を
使用し、処理槽20とのシールは互いに高度に平坦にす
ることで達成している。または、回転バルブ33には処
理槽20の内圧が作成するので、回転バルブ33を樹脂
等を使用しても、十分にシールできて不具合ない。
【0038】そして、この実施の形態の基板処理装置1
00は、回転バルブ33が処理槽20による開閉口が排
出口26と略一致する位置に設けられており、回転バル
ブ33が排出口26を閉塞した状態では、急速排水バル
ブ本体30を取り付けるために設けられた筒状部材24
の内部に処理液が存在しないように実現されている。従
って、この実施の形態においても処理液置換の際には、
処理液が不均一となる要因がないため、処理槽20の内
部に濃度勾配が発生せず、搬送ロボット40によって浸
漬される全ての基板Wに対して均一な処理を施すことが
できる。
【0039】また、回転バルブ33による開閉口が、図
4に示すように処理槽20の内壁面と略同一平面となる
ように設置されているため、処理槽20の内部にアップ
フロー供給される処理液の流れを乱す原因がなく、効率
的に処理液置換を行うことができる。
【0040】従って、図4に示す基板処理装置100で
も、処理液置換を行う際に処理槽の内部に濃度勾配を生
じさせず、また処理液の流れを乱さないとともに効率的
に処理液置換を行うことができる基板処理装置が実現で
きる。そして、このような回転バルブ33を適用する
と、処理槽20の内部にバルブ開閉のためのスペースを
設ける必要がないという点で有効である。
【0041】なお、図4には、回転バルブ33を処理槽
20の側面に設ける場合について示したが、処理槽20
の底部において環状に複数の排出口を設け、その複数の
排出口を回転バルブによって開閉させても良い。図6
は、この場合の回転バルブ33を示す概略図である。
【0042】図6に示すように処理槽20の底部に環状
に形成された複数の排出口23が設けられており、その
排出口26を開閉する回転バルブ33が設けられてい
る。そして、回転バルブ33を開閉させるためにモータ
38が回転軸34を介して設けられており、モータ38
を駆動させることにより回転バルブ33の回転動作を行
わせることができ、複数の排出口26を開放したり閉塞
したりすることができる。なお、図6に示すような回転
バルブ33の配置であると、回転バルブ33を回転させ
ることによっては、処理槽20の内部の処理液を全て排
出することができない場合がある。このような場合は、
図7に示すように、回転バルブ33に設けられた複数の
孔33aに対して回転バルブ33の下側に処理液を導く
溝33bを設ければ良い。
【0043】このように図6に示すような構成とする
と、モータ38を固定するだけで良いため、急速排水バ
ルブ本体を取り付けるための筒状部材を必要とせず、処
理液置換の際にも処理液が不均一となる要因がなくな
る。従って、処理槽20の内部に濃度勾配が発生しない
ため、搬送ロボット40によって浸漬される全ての基板
Wに対して均一な処理を施すことができる。
【0044】また、回転バルブ33による開閉口が設け
られた位置が処理槽20の底面と略同一平面となるた
め、処理槽20の内部にアップフロー供給される処理液
の流れを乱す原因がなく、効率的に処理液置換を行うこ
とができる。
【0045】なお、この実施の形態において、処理槽2
0の内側に回転バルブ33を設ける場合を図示したが、
これに限定するものではなく、処理槽20の槽壁の外側
に回転バルブを設けても良いことは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2に記載の発明によれば、バルブによる開閉口と処理
槽の内壁面とが略同一平面に設置されているため、処理
液が不均一となる要因がなく、処理液置換の際に処理槽
の内部に濃度勾配が発生せず、浸漬される全ての基板に
対して均一な処理を施すことができるとともに、処理槽
の内部において処理液の流れを乱す原因がなく、効率的
な処理液置換を行うことができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、バルブ駆
動手段が、バルブを処理槽の内部に対して進退させるこ
とにより排出部を開閉するため、バルブ駆動手段の駆動
ストロークを小さくすることができる。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、バルブ駆
動手段が、回転バルブを回転させることにより排出部を
開閉するため、処理槽の内部にバルブ開閉のためのスペ
ースを設ける必要がないという点で有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の基板処理装置を
示す側面断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の基板処理装置に
おいて開閉バルブを開いた状態を示す側面断面図であ
る。
【図3】この発明の第1の実施の形態において開閉バル
ブを処理槽の底部に設ける場合示す概略図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態の基板処理装置を
示す側面断面図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態における回転バル
ブの形態を示す概略平面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態において回転バル
ブを処理槽の底部に設ける場合を示す概略図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態において回転バル
ブを処理槽の底部に設ける場合の回転バルブを示す概略
斜視図である。
【図8】従来の基板処理装置を示す側面断面図である。
【符号の説明】
100 基板処理装置 20 処理槽 23,26 排出口 24 筒状部材 25 供給管 30 急速排水バルブ本体 31 シリンダ 32 開閉バルブ 33 回転バルブ 38 モータ 40 搬送ロボット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽において基板を所定の処理液に浸
    漬させることによって所定の処理を行う装置であって、 (a) 前記処理槽の排出部から外側に対して突出したバル
    ブ取付用の筒状部材と、 (b) 前記筒状部材に取り付けられ、前記排出部を開閉す
    るバルブと、 (c) 前記バルブを開閉駆動させるバルブ駆動手段と、を
    備え、 前記バルブによる開閉口と前記処理槽の内壁面とが略同
    一平面に設置されていることを特徴とする基板処理装
    置。
  2. 【請求項2】 処理槽において基板を所定の処理液に浸
    漬させることによって所定の処理を行う装置であって、 (a) 前記処理槽の底部に設けられ、前記処理液を排出す
    るための排出部と、 (b) 前記排出部を開閉するバルブと、 (c) 前記バルブを開閉駆動させるバルブ駆動手段と、を
    備え、 前記バルブによる開閉口と前記処理槽の底面とが略同一
    平面に設置されていることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の装置において、 前記バルブ駆動手段が、前記バルブを前記処理槽の内部
    に対して進退させることにより前記排出部を開閉するこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の装置において、 前記バルブは、少なくとも1つの孔が形成された回転バ
    ルブを含み、 前記バルブ駆動手段が、前記回転バルブを回転させるこ
    とにより前記排出部を開閉することを特徴とする基板処
    理装置。
JP28647197A 1997-10-20 1997-10-20 基板処理装置 Pending JPH11121424A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051858A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 株式会社荏原製作所 リンス槽および該リンス槽を用いた基板洗浄方法
KR20210054101A (ko) * 2019-11-04 2021-05-13 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 방법

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