JPH11120621A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPH11120621A
JPH11120621A JP9277694A JP27769497A JPH11120621A JP H11120621 A JPH11120621 A JP H11120621A JP 9277694 A JP9277694 A JP 9277694A JP 27769497 A JP27769497 A JP 27769497A JP H11120621 A JPH11120621 A JP H11120621A
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JP
Japan
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recording
wavelength
grooves
layer
light
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Withdrawn
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JP9277694A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kashiwagi
俊行 柏木
Masanobu Yamamoto
真伸 山本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の波長や光学系の開口数といった記
録再生を行う際の規格が更新されても、更新前後のいず
れの規格でも記録再生することができる光記録媒体を提
供する。 【解決手段】 本発明に係る光記録媒体は、ランド及び
グルーブが形成された基板1上に記録層2を備え、上記
グルーブの深さが40〜70nmであり、400〜68
0nmの波長のレーザ光を用いてランド及びグルーブに
対して記録再生並びに消去されることを特徴とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な波長の光に
より記録再生が可能とされた光記録媒体に関し、例え
ば、非結晶状態と結晶状態とを可逆的に変化する記録層
を有する光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度情報記録媒体として用いられてい
る光記録媒体としては、非結晶状態と結晶状態とを可逆
的に変化する材料を記録層に用いた、いわゆる相変化型
の光ディスクが挙げられる。この相変化型の光ディスク
は、光磁気ディスクと比較して、記録再生装置に磁界発
生手段を要さないことから、記録再生装置を小型化する
ことができる等の数々の利点を有している。
【0003】この相変化型光ディスクは、初期化状態に
おいて記録層が結晶状態とされている。そして、この相
変化型光ディスクに情報信号を記録する際には、記録層
に対して強いパワーを有するレーザ光を照射する。これ
により、このレーザ光が照射された部分は、記録層を構
成する材料の融点以上に加熱されることとなる。その
後、レーザ光を照射した部分が急冷されることにより、
この部分が非結晶状態となる。このように、相変化型光
ディスクでは、非結晶状態の記録マークを形成すること
により情報信号を記録している。
【0004】また、この相変化型光ディスクにおいて、
記録層に記録された情報信号を消去する際には、非結晶
状態の記録マークを結晶化することにより行われる。具
体的には、記録時に照射したレーザ光よりも弱いレーザ
光を照射することによって、記録層の温度を融点以下、
結晶化温度以上に昇温する。そして、記録層を徐々に冷
却することにより、このレーザ光が照射された部分は、
前の状態に関係なく結晶状態となる。
【0005】さらに、この相変化型光ディスクでは、記
録層に記録された情報信号を再生する際、最も弱いレー
ザ光が記録層に照射される。このとき、照射される部分
が結晶状態か非結晶状態かによって、照射されるレーザ
光の反射率が変化する。これは、結晶状態の光学定数と
非結晶状態の光学定数との違いに起因する。そして、こ
の反射率を検出することによって、情報信号を再生する
ことができる。
【0006】ところで、この相変化型光ディスクは、凹
凸パターンが形成された透明基板上に誘電体層を形成
し、この誘電体層上に上述したような記録層を形成し、
この記録層上に更に誘電体層を形成し、この誘電体層上
に反射層を形成してなるような構成を有している。
【0007】そして、このように構成された相変化型光
ディスクでは、透明基板側から上述したようなレーザ光
が記録層に対して照射されることによって記録再生が行
われる。このとき、照射されるレーザ光は、所定のスポ
ット径を有してなる。そして、この相変化型光ディスク
では、基板上に形成された凹凸(凸部をランドといい凹
部をグルーブという)がこのスポット径と略々同じ幅と
なっており、これらランド及び/又はグルーブに対して
レーザ光が照射されて記録再生が行われる。
【0008】このような相変化型光ディスクにおいて、
更なる高密度記録を達成するためには、記録、再生及び
消去に用いられるレーザ光のスポット径を小さくするこ
とが考えられる。すなわち、照射されるレーザ光のスポ
ット径を小さくすることにより、基板上に多くの凹凸を
形成することができ高密度記録が達成される。
【0009】ここで、スポット系dは、レーザ光の波長
をλとし、用いられるレンズの開口数をNAとしたとき
に、d=K・λ/NA(Kは比例定数)と表せる。した
がって、スポット径dを小さくするためには、用いられ
るレーザ光の波長を短波長化するか、又は、用いられる
レンズの開口数を大きくすればよいことがわかる。
【0010】具体的に、レーザ光の短波長化は、用いら
れる材料物性を主要素として検討され、波長λが400
〜600nm程度を実用化させる方向に進んでいる。ま
た、開口数NAを大きくするためには、例えば、2群レ
ンズを用いる等の手法を用いる。このように、レーザ光
の短波長化及び開口数NAの向上により、光ディスクの
分野において、高密度記録化が推し進められている。
【0011】具体的に現在、実用化されている光ディス
ク、例えば、ROM(Read Only Memory)ディスクの一
例としてDVD(Digital Video Disk)では、波長λが
650nmであり、開口数NAが0.6であるような光
学系を用いて再生されており、この場合、記録容量は、
冗長度の削減も含めて4.7GBとなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
では、レーザ光の波長λや開口数NA等を所定の値に規
定することにより記録再生の規格が決められている。こ
の規格は、高密度記録化が推進されることによって、更
新されることになる。すなわち、高密度記録化が推進さ
れると、レーザ光の波長λは短くなり、また、開口数N
Aは大きくなるように規格が更新される。
【0013】このように、規格が更新されると用いられ
るレーザ光の波長が異なるため、更新前の規格で更新後
の光ディスクを記録再生できないといった問題点があっ
た。また、逆に、更新後の規格で更新前の光ディスクを
記録再生することもできないといった問題点があった。
【0014】そこで、本発明は、レーザ光の波長や光学
系の開口数といった記録再生を行う際の規格が更新され
ても、更新前後のいずれの規格でも記録再生することが
できる光記録媒体を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係る光記録媒体は、ランド及びグルーブが形成
された基板上に記録層を備え、上記グルーブの深さが4
0〜70nmであり、400〜680nmの波長のレー
ザ光を用いてランド及びグルーブに対して記録再生並び
に消去されることを特徴とするものである。
【0016】以上のように構成された本発明に係る光記
録媒体は、グルーブの深さを40〜70nmとすること
により、400nm〜680nmの波長のレーザ光であ
ればいずれのレーザ光を用いても良好に記録再生され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光記録媒体の
実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。な
お、ここでは本発明に係る光記録媒体の一例としてディ
スク状の記録媒体である光ディスクに適用した例を示す
が、本発明はこのような構造に限定されるものではな
く、カード状、シート状といった記録媒体にも適用可能
である。
【0018】本例に示す光ディスクは、図1に示すよう
に、基板1の一主面1a上に、反射膜2、第1の誘電体
膜3、記録膜4、第2の誘電体膜5、光透過膜6が順次
積層形成されてなるものである。また、この基板1は、
図2に示すように、反射膜2が形成される一主面1aに
凹凸パターンが形成されてなる。この凹凸パターンは、
同心円又はスパイラル状に形成されてなる。ここで、こ
の凹凸パターンにより形成された凸部をランド7と呼
び、隣合うランド7により形成される凹部をグルーブ8
と呼ぶ。
【0019】この光ディスクにおいて、基板1は、例え
ば、ポリカーボネイト等の合成樹脂を成形することによ
り得られるものであって、この成形により一主面に凹凸
パターンが形成されてなる。また、この基板1は、例え
ば、直径12cmで厚みが0.3〜1.2mmとされ
る。そして、この光ディスクでは、図2中hで示すよう
な、基板1の一主面1a上に形成されたグルーブの深さ
hが、40〜70nmとなっている。
【0020】この基板1の一主面1a上に形成される反
射膜2は、例えば、Alを主成分とする金属材料からな
り、基板1上にスパッタリング法或いはイオンビームス
パッタリング法等の薄膜形成法により形成される。ま
た、この光ディスクにおいて、第1の誘電体膜3及び第
2の誘電体膜5は、例えば、ZnS−SiO2等の材料
からなり、スパッタリング法等の薄膜形成法により形成
される。
【0021】また、この光ディスクにおいて、記録膜4
は、例えば、カルコゲン化合物或いは単体のカルコゲン
よりなり、スパッタリング法等の薄膜形成法により形成
される。
【0022】さらに、この光ディスクにおいて、第2の
誘電体膜5上に形成される光透過膜6は、この種の光記
録媒体の光透過層と同様に形成すれば良い。また、この
光透過層6を構成する材料としては、透過率が90%以
上であることが好ましく、例えば、UVレジンやポリカ
ーボネイト等を用いることができる。ただし、この光デ
ィスクにおいては、光透過層6の厚さをt、光透過層6
の厚さのばらつきをΔtとしたときに、下記式(1)及
び式(2)を満足するように光透過層6が形成されてい
る。
【0023】 10(μm)≦t≦177(μm)・・・式(1) Δt≦±5.26(λ/NA4 )・・・式(2) 以上のように構成された光ディスクは、記録層に対して
所定のレーザ光を照射することによって、情報信号を記
録再生並びに消去することができる。
【0024】この光ディスクは、初期化状態として、記
録層4が結晶化状態とされてなる。具体的には、記録層
4に対して強いレーザ光が照射される。これにより、記
録層4では、照射された部分において、レーザパワーが
熱エネルギに変換され昇温される。このとき、照射され
た部分は、融点以下、結晶化点以上に昇温される。そし
て、記録層4を徐々に冷却することによって、記録層4
は結晶状態となる。
【0025】そして、この相変化型光ディスクに情報信
号を記録する際には、記録層4に対して、更に強いパワ
ーを有するレーザ光を照射する。これにより、このレー
ザ光が照射された部分は、記録層4を構成する材料の融
点以上に加熱されることとなる。その後、レーザ光を照
射した部分が急冷されることにより、この部分が非結晶
状態となる。このように、相変化型光ディスクでは、結
晶状態とされた記録層4に、非結晶状態の記録マークを
形成することにより情報信号を記録している。
【0026】また、この相変化型光ディスクにおいて、
記録層4に記録された情報信号を消去する際には、非結
晶状態の記録マークを結晶化することにより行われる。
具体的には、記録層4を初期化したときに用いたレーザ
光、すなわち、記録時に照射したレーザ光よりも弱いレ
ーザ光を照射することによって、記録層4の温度を融点
以下、結晶化温度以上に昇温する。そして、記録層4を
徐々に冷却することにより、このレーザ光が照射された
部分は、前の状態に関係なく結晶状態となる。
【0027】さらに、この相変化型光ディスクでは、記
録層4に記録された情報信号を再生する際、最も弱いレ
ーザ光が記録層4に照射される。このとき、照射される
部分が結晶状態か非結晶状態かによって、照射されるレ
ーザ光の反射率が変化する。これは、結晶状態の光学定
数と非結晶状態の光学定数との違いに起因する。そし
て、この反射率を検出することによって、情報信号を再
生することができる。
【0028】一方、この光ディスクに求められる特性と
しては、いわゆるトラッキングサーボを正確に行えるこ
とが挙げられる。このトラッキングサーボを行うときに
は、プッシュプル法や3スポット法(スリービーム法と
もいう。)が用いられる。
【0029】ここで、プッシュプル法とは、グルーブや
ランドに照射したレーザ光の反射光を2分割受光素子で
受光し、それぞれの受光素子で得られる受光量に基づい
た信号を出力し、これら信号の出力差に基づいてトラッ
キングエラーを検出する方法である。すなわち、レーザ
光が正確にトラック上にあるときは、2つの受光素子か
ら出力される信号は同レベルとなり出力差はない。これ
に対して、レーザ光がトラックからずれた位置にあると
きは、2つの受光素子から出力される信号レベルが異な
り出力差を生ずる。
【0030】また、ここで、3スポット法とは、回折格
子により形成された0次光、±1次光からなる3つのレ
ーザ光を、0次光に対して±1次光がΔvだけトラック
方向から直角方向にずれるように照射し、±1次光の反
射光を検出し、これら反射光に基づく信号出力の差を検
出することによりトラッキングエラーを検出する方法で
ある。すなわち、0次光がトラック上の正確な位置にあ
るときは、±1次光の反射光に基づく信号出力に差がな
い。これに対して、0次光がトラックからずれた位置に
あるときは、±1次光の反射光に基づく信号出力に差が
生じる。
【0031】さらに、光ディスクでは、いわゆるクロス
トラック信号を正確に検出することが必要とされる。こ
のクロストラック信号とは、照射されたレーザ光が横切
ったトラック数を検出するためのものであり、照射され
たレーザ光の反射光を検出することにより行われる。す
なわち、グルーブに照射された場合の反射光とランドに
照射された場合の反射光とで変調度が異なるため、照射
されたレーザ光の反射光を検出することにより横切った
トラック数を検出することができる。
【0032】上述したように、光ディスクは、プッシュ
プル法又は3スポット法のいずれが採用された場合で
も、出力される信号のレベルが高いことが望ましく、ま
た、クロストラック信号が高いことが望ましい。この光
ディスクにおいて、光透過層6の屈折率をNとし、照射
されるレーザ光の波長をλとしたときに、グルーブの深
さhをλ/8/N付近にすることにより、プッシュプル
法で出力される信号のレベルが高いものとなる。また、
同様に、グルーブの深さhをλ/4/N付近とすること
により、反射光の変調度を高感度に検出することができ
クロストラック信号を高レベルで検出することができ
る。
【0033】具体的に、波長が680nmであるような
レーザ光を照射した場合、グルーブの深さhを40〜1
13nmとすることにより、プッシュプル法及び3スポ
ット信号において高レベルの信号を出力することがで
き、また、高レベルのクロストラック信号も出力される
こととなる。また、波長が400nmであるようなレー
ザ光を照射した場合、グルーブの深さhが33〜70n
mであると、プッシュプル信号及び3スポット信号にお
いて高レベルの信号を出力することができ、また、高レ
ベルのクロストラック信号を出力することができる。
【0034】このため、この光ディスクでは、グルーブ
の深さhを40〜70nmとすることにより、400〜
680nmの波長のレーザ光うちいずれのレーザ光を用
いても、プッシュプル法及び3スポット法によりトラッ
キングエラーを高精度に検出することができるととも
に、クロストラック信号を高精度に検出することができ
る。
【0035】なお、このような光ディスクでは、ランド
7の幅、すなわちトラックピッチが0.30〜0.49
μmであることが好ましい。トラックピッチをこの範囲
とすることにより、上述した信号をより高精度に検出す
ることができる。
【0036】ここで、具体的に、様々なスポット径のレ
ーザ光を用いて、光ディスクに記録再生した場合を説明
する。
【0037】光ディスクに対して記録再生を行う規格と
して、波長が650nmであるレーザ光を用い、開口数
NAが0.85であるような光学系を用いるものを、
「第1世代」規格とする。また、記録再生を行う規格と
して、波長が500nmであるレーザ光を用い、開口数
NAが0.85であるような光学系を用いるものを、
「第2世代」規格とする。さらに、記録再生を行う規格
として、波長が400nmであるレーザ光を用い、開口
数NAが0.85であるような光学系を用いるものを、
「第3世代」規格とする。このように第1世代、第2世
代及び第3世代という順で波長が短くなると、それに応
じてレーザ光のスポット径が小さくなる。
【0038】したがって、各世代の光ディスクは、スポ
ット径に応じたグルーブ幅及びランド幅を有するものと
なる。このため、グルーブ及びランドは、第1世代、第
2世代及び第3世代という順で幅狭なものとなる。
【0039】具体的には、第1世代の光ディスクは、ト
ラックピッチが0.49μmであり、線密度が0.21
μm/bitでり、このため、冗長度25%としたとき
に8.0GBの記録容量となっている。また、第2世代
の光ディスクは、トラックピッチが0.38μmであ
り、線密度が0.16μm/bitでり、このため、冗
長度25%としたときに13.5GBの記録容量となっ
ている。第3世代の光ディスクは、トラックピッチが
0.30μmであり、線密度が0.13μm/bitで
り、このため、冗長度25%としたときに21.1GB
の記録容量となっている。
【0040】なお、ここで、冗長度とは、実際のデータ
に付加されるエラー訂正コード等のデータが、データ全
体に占める割合のこととする。
【0041】これら第1世代の光ディスク、第2世代光
ディスク及び第3世代の光ディスクにおいて、グルーブ
の深さを40〜70nmとすることにより、これらいず
れの波長でも、記録再生並びに消去することができる。
【0042】例えば、第1世代の光ディスクを第2世代
の規格にて記録再生した場合、トラックピッチは0.4
9μmであり、線密度は0.16μmであるため、記録
容量は10.5GBとなる。また、第1世代の光ディス
クを第3世代の規格にて記録再生した場合、トラックピ
ッチは0.49μmであり、線密度は0.13μmであ
るため、記録容量は12.9GBとなる。
【0043】このように、本発明に係る光ディスクは、
グルーブの深さhを40〜70nmとすることにより、
波長が400〜680nmの範囲のレーザ光であればい
かなるレーザ光でも記録再生することができる。すなわ
ち、この光ディスクは、上位互換を有するものとなる。
言い換えれば、高密度記録を目標として規格が更新され
た際、更新前の規格に対応した光ディスクであっても、
更新後の規格で記録再生することができることになる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る光ディスクは、グルーブの深さを40〜70nmと
することにより、波長が400〜680nmであるよう
なレーザ光であれば、いかなる波長のレーザ光であって
も記録再生並びに消去され得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクの一例を示す要部縦断
面図である。
【図2】この光ディスクの基板を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基板、2 反射層、3 第1の誘電体層、4 記録
層、5 第2の誘電体層、6 光透過層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランド及びグルーブが形成された基板上
    に記録層を備え、 上記グルーブの深さは40〜70nmであり、400〜
    680nmの波長のレーザ光を用いてランド及びグルー
    ブに対して記録再生並びに消去されることを特徴とする
    光記録媒体。
  2. 【請求項2】 トラックピッチが0.3〜0.5μmで
    あることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記記録層の一主面に光透過層を有し、 この光透過層側から照射されるレーザ光の波長をλと
    し、このレーザ光が開口数をNAとする光学系により該
    記録層を記録再生並びに消去する場合、上記光透過層の
    厚みが3〜177μmであり、この光透過層の厚みむら
    が±5.26λ/NA4であることを特徴とする請求項
    1記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 上記開口数がNA≧0.7であることを
    特徴とする請求項3記載の光記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記光学系は、2群レンズであることを
    特徴とする請求項3記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 上記記録層は、非結晶状態と結晶状態と
    を可逆的に変化する材料からなることを特徴とする請求
    項1記載の光記録媒体。
JP9277694A 1997-10-09 1997-10-09 光記録媒体 Withdrawn JPH11120621A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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