JPH11119842A - 保護回路、保護処理制御方法および保護処理制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

保護回路、保護処理制御方法および保護処理制御プログラムを記録した媒体

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JPH11119842A
JPH11119842A JP9278498A JP27849897A JPH11119842A JP H11119842 A JPH11119842 A JP H11119842A JP 9278498 A JP9278498 A JP 9278498A JP 27849897 A JP27849897 A JP 27849897A JP H11119842 A JPH11119842 A JP H11119842A
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port
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voltage
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JP9278498A
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Shoichiro Nishimura
昭一郎 西村
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発生箇所を調べるにあたり、保護処理を
実行させないようにするために回路構成を変更するなど
しなければならないことがあり、作業が煩わしかった。 【解決手段】 テレビジョンにおけるDC5Vライン〜
DC180Vラインの電圧値を、マイコン70のA/D
入力ポートA/D1〜A/D4にて監視して電圧異常を
検出し、電圧異常検出時にパワーリレー60をオフにし
て電力供給を遮断するにあたり、リモコン80を介して
各A/D入力ポートの設定を変更して異常発生時におい
ても電力供給を遮断しないようにしたため、異常発生箇
所の特定作業効率を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイコンを備えた
保護回路と、この保護回路のための保護処理制御方法お
よび保護処理制御プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、図8に示す
ものが知られている。同図において、マイコン1は、A
/Dポート(A/D)を備えており、このA/Dポート
(A/D)は。互いに並列接続されたダイオードD1〜
D3のアノード側に接続されるとともに、ダイオードD
1〜D3のカソード側はそれぞれDC5Vラインと、D
C9Vラインと、DC25Vラインからなる電源ライン
に接続されている。このDC電源ラインのうち、DC9
Vラインと、DC25Vラインについては適宜分圧して
ダイオードD2,D3との接続端における電圧は5Vに
まで降圧されている。
【0003】さらに、マイコン1のA/Dポート(A/
D)は、ダイオードD1〜D3との間で正電源VDDに
プルアップ接続され、5Vの電圧が印加されているた
め、ダイオードD1〜D3に電流が流れることはなく、
従って、マイコン1のA/Dポートの入力電圧も5Vで
一定となる。ところが、上述したDC電源ラインのいず
れか一つにおいて異常が発生して電圧値が低下すると、
ダイオードD1〜D3に電流が流れ、これに伴ってA/
Dポート(A/D)の入力電圧も低下する。
【0004】マイコン1は、A/Dポート(A/D)の
入力電圧を監視し、所定の電圧値以下となると異常が発
生したものと判断して所定のパワーコントロール信号を
ローレベルにして主電源を落とし、各種電子部品の保護
を図っていた。一方、特開平5−250222号公報に
開示されたものにおいては、CPUを一つ以上有する被
監視CPUシステムに、タスク実行の把握に必要不可欠
なプログラム実行上の要所毎に実行中と非実行時の符号
をつけてデータを送出させるとともに、このデータを監
視用CPUを備えたCPU監視回路に入力し、当該CP
U監視回路にて一定期間毎に同データを監視・保存し、
保存したデータをモニタに表示している。ここにおい
て、同CPU監視回路は、所定回数システム異常を検出
した場合に、被監視CPUシステムのCPUをリセット
するが、同被監視CPUシステムの出力データを一定期
間保存するとともに、保存データをモニタ表示している
ため、障害発生時の状況を把握できるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の保護回
路においては、次のような課題があった。前者のものに
おいては、DC5Vライン〜DC25Vラインのいずれ
か一つにおいてでも異常が発生すると主電源をオフにし
ているため、異常の発生した電源ラインを特定すること
ができなかった。また、電源ライン上における異常の原
因を調べるにあたり、作業者が主電源を再投入しても保
護回路が作動して主電源はオフになってしまうため、異
常の原因を調べることができない。従って、このような
場合、半田付け接続されているダイオードD1〜D3の
半田を浮かし、保護回路が作動しないようにしてから主
電源を再投入して異常の原因箇所を修理し、全ての作業
が終了したら再びダイオードD1〜D3を半田付けする
ようにしており、修理作業が煩わしかった。
【0006】一方、後者のものにおいては、異常発生時
の状況を把握することができるものの、その適用範囲と
してはデータ誤り等のシステム異常の検出用に限定さ
れ、上記のような電源ライン上の異常検出用として用い
ることはできない。本発明は、上記課題に鑑みてなされ
たもので、異常の原因を容易に特定するとともに、修理
作業の効率を向上することが可能な保護回路、保護処理
制御方法および保護処理制御プログラムを記録した媒体
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、主装置に備えられて複数
の被監視回路からの異常検出用の入力信号に基づいて保
護処理を実行する保護回路であって、信号入力可能な複
数のポートを備えたマイコンにて各ポートへの入力信号
に基づいて異常を検出し、所定の保護処理を実行する保
護処理実行手段と、上記マイコンにおけるポートの設定
を変更して異常発生時においても保護処理を実行させな
いようにする保護処理実行制御手段とを備えた構成とし
てある。
【0008】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、異常が発生すると、保護処理実行手段
は、マイコンの各ポートへ入力される被監視回路からの
入力信号に基づいてその異常を検出し、所定の保護処理
を実行しようとする。ところが、保護処理が実行されて
しまうと、異常原因が特定できなくなってしまう場合が
あり、このような事由から保護処理を実行させないよう
にするため、保護処理実行制御手段によりポートの設定
を変更して同ポートにて異常を検出させないようにす
る。従って、その具体的な手法としては、単にポートを
オフにしてもよいし、入力ポートを出力ポートに変更す
るなどしてもよく、マイコンが信号を受け付けないよう
にすることができれば各種手法を適用することができ
る。
【0009】マイコンのポートに異常検出用の信号を入
力する場合、同信号がアナログ信号であればディジタル
信号に変換して入力する必要がある。むろん、所定のA
/Dコンバータを別体として設置してかかる信号変換を
行うことも可能であるが、必ずしもこの構成に限定され
ない。この場合の具体的な構成の一例として、請求項2
にかかる発明は、請求項1に記載の保護回路において、
上記複数のポートは、それぞれA/Dポートで構成して
ある。すなわち、アナログの異常検出用信号は、ディジ
タル信号に変換することなくそのままマイコンのA/D
ポートに入力する。
【0010】このように、アナログ/ディジタルの信号
種別は任意であるが、その信号内容についても任意であ
ることは言うまでもなく、その一例として、請求項3に
かかる発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記
載の保護回路において、上記複数のポートは、上記入力
信号としてそれぞれ電圧信号を入力し、上記保護処理実
行手段は、同電圧信号に基づいて電圧異常を検出する構
成としてある。
【0011】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、マイコンの有する複数のポートには電圧
信号を入力してあり、上記保護処理実行手段は、この電
圧信号に基づいて異常を検出する。
【0012】電圧信号に基づいて異常を検出する場合の
具体的な構成の一例として、請求項4にかかる発明は、
請求項3に記載の保護回路において、上記保護処理実行
手段は、各ポートをプルアップ接続されるとともに、上
記入力信号がハイレベルの時に正常と判断し、同入力信
号がローレベルの時に異常と判断する構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において
は、マイコンの各ポートは、ある素子を経由して正電源
にプルアップ接続されており、一定の正電圧が入力され
ている。ここにおいて、異常が発生するとその異常発生
箇所に応じて素子側に電流が流れてマイコンのポート入
力電圧が低下する。従って、同ポートの入力信号は、異
常の有無に応じてハイレベルまたはローレベルとなり、
マイコンは同入力信号がハイレベルの時に正常と判断
し、ローレベルの時に異常と判断する。
【0013】異常が発生した場合、その原因箇所を修理
することになるが、同原因箇所を特定しやすくするため
の機能を有していれば好適である。その一例として、請
求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項4のいずれか
に記載の保護回路において、上記保護処理実行手段は、
所定の表示器を備え、この表示器に異常の検出状況を表
示する構成としてある。上記のように構成した請求項5
にかかる発明においては、所定の表示器に異常の検出状
況が表示される。例えば、小型の液晶ディスプレイにか
かる検出状況が表示されるものであってもよいし、異常
発生時に異常の原因箇所に応じたLEDを点灯させるな
どしてもよく、利用者は同表示器を視認して異常の原因
箇所を特定するためのガイドとして使用する。
【0014】保護処理の内容としては、保護回路の適用
対象に応じて多種類の内容のものが考えられる。例え
ば、上述した従来の技術のようにCPUリセットであっ
てもよいし、別の内容のものであってもかまわない。そ
の一例として、請求項6にかかる発明は、請求項1〜請
求項5のいずれかに記載の保護回路において、上記保護
処理実行手段は、異常検出時に上記主装置の主電源をオ
フにする構成としてある。
【0015】電源系統の異常が発生した場合の保護処理
の内容としては、各種電子部品への電力供給を遮断する
ことが多い。保護回路が被監視回路として複数の電源回
路の異常を検出する場合、異常発生時に保護処理が実行
され、主電源がオフになって各種電子部品への電力供給
が遮断されてしまうと、異常の原因箇所を特定できなく
なってしまうことになりかねない。従って、上記のよう
に構成した請求項7においては、異常発生時においても
電力供給が遮断されることはなく、電源系統の異常原因
箇所を特定することができる。
【0016】複数の電源回路を備えた電気製品は種々多
様に存在するが、日常的に使用される電気製品の一例と
してテレビジョンを挙げることができる。一般に、テレ
ビジョンにおいては、音声系回路や、偏向IC、受像管
など供給電圧の異なる複数の電子部品を備えており、複
数の電源回路により適宜変圧するなどして電力供給を行
っている。従って、テレビジョンにおける複数の電源回
路を被監視回路とした場合、異常発生時において、修理
作業者は、一旦保護回路が作動しないように回路構成を
変更し、作業が終了してから元に戻すといった煩わしい
作業を行わなければならないというのが実状であった。
【0017】そこで、請求項7にかかる発明は、請求項
1〜請求項6に記載の保護回路において、上記主装置
は、テレビジョンであるとともに、上記被監視回路は、
当該テレビジョンにおける電源回路であり、上記マイコ
ンの複数のポートには同電源回路の出力電圧を所定電圧
となるように分圧した入力信号が供給され、上記保護処
理実行制御手段は、異常発生時に保護処理を実行するか
否かのポート設定を行うポート設定手段を備え、上記保
護処理実行手段は、このポート設定手段によるポート設
定状況と、同ポートの入力信号に基づき異常発生時に当
該テレビジョンの主電源をオフにする構成としてある。
【0018】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、被監視回路は、主装置であるテレビジョ
ンの複数の電源回路であり、マイコンの複数のポートに
は同電源回路の出力電圧を所定電圧となるように分圧し
て入力してある。通常、保護処理実行手段は、このポー
トの入力を監視して上記電源回路の電圧異常を検出し、
異常発生時にテレビジョンの主電源をオフにする。しか
し、ポート設定手段により異常発生時であっても保護処
理を実行しないよいうにポート設定されていれば、保護
処理実行手段はテレビジョンの主電源をオフにすること
はない。
【0019】異常発生時において保護処理を実行させな
いようにする場合、数種の態様が考えられる。例えば、
任意のポートにおいて異常が検出された場合に保護処理
を実行させないようにすれば、少なくとも異常の原因を
特定しやすくなるという利点はあるが、必ずしもこの構
成に限定されない。その一例として、請求項8にかかる
発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の保護回
路において、上記保護処理実行制御手段は、上記複数の
ポートのそれぞれにおいて、異常検出するか否かを個別
に選択可能な構成としてある。
【0020】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、マイコンの各ポートについて、異常検出
するか否かを個別に選択することができるため、修理作
業者の意志に基づいて様々な設定をすることができる。
例えば、同時に複数の異常が発生した場合などは、一の
ポートにおいて異常発生時に保護処理を実行しないよう
に選択しても、別の異常原因により保護処理が実行され
る場合がある。このとき、修理作業者は同時に複数の異
常が発生していることを認識することができるととも
に、異常検出を無効にするポートを適宜選択すること
で、異常の特定をしやすくなる。
【0021】上述したようにして、保護処理を実行しな
いように制御するとしても、実体のある装置に限定され
る必要はなく、その方法としても機能することは容易に
理解できる。このため、請求項9にかかる方法の発明
は、主装置に備えられた複数の被監視回路から異常検出
用の入力信号をマイコンにおける信号入力可能な複数の
ポートに対してそれぞれ供給し、各ポートへの入力信号
に基づいて異常を検出したときに所定の保護処理を実行
する保護処理制御方法であって、同ポートの設定を変更
して異常発生時においても保護処理を実行させないよう
にする構成としてある。
【0022】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。発
明の思想の具現化例として保護処理を実行しないように
制御するソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウ
ェアを記録した記録媒体上においても当然に存在し、利
用されるといわざるをえない。その一例として、請求項
10にかかる発明は、主装置に備えられた複数の被監視
回路から異常検出用の入力信号をマイコンにおける信号
入力可能な複数のポートに対してそれぞれ供給し、各ポ
ートへの入力信号に基づいて異常を検出したときに所定
の保護処理を実行する保護処理制御プログラムを記録し
た媒体であって、同ポートの設定を変更して異常発生時
においても保護処理を実行させないようにする構成とし
てある。
【0023】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行う場合でも本
発明が利用されていることにはかわりないし、半導体チ
ップに書き込まれたようなものであっても同様である。
【0024】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被監視回
路からの複数の異常検出用信号を各々マイコンのポート
に入力し、当該マイコンにて異常発生時に保護処理を実
行するにあたり、異常発生時であっても保護処理を実行
しないようにしたため、異常の原因を容易に特定すると
ともに、修理作業の効率を向上することが可能な保護回
路を提供することができる。
【0026】また、請求項2にかかる発明によれば、ア
ナログの入力信号をマイコンのポートに入力するにあた
り、ディジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ
を必要としないことから、回路構成を簡略化することが
できる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、異常
検出用の入力信号として電圧信号を用いるようにしたた
め、単純な信号レベルの変化に基づく異常検出を行うこ
とができる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、
プルアップ接続を用いた簡易な回路構成で電圧信号に基
づいた異常検出を行うことができる。
【0027】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
表示器に異常の検出状況を表示するようにしたため、異
常原因を特定しやすい。表示器に異常の検出状況を表示
するようにしたため、異常検出箇所を特定しやすい。さ
らに、請求項6にかかる発明によれば、 さらに、請求
項7にかかる発明によれば、電源系統の異常検出に使用
して好適な保護回路を提供することができる。さらに、
請求項7にかかる発明によれば、テレビジョンの電源系
統における異常検出に使用して好適な保護回路を提供す
ることができる。
【0028】さらに、請求項8にかかる発明によれば、
複数のポートのそれぞれにおいて、異常検出するか否か
を個別に選択可能としたため効率がよく、さらに、異常
の原因が複数存在する場合、その原因を特定しやすくな
る。さらに、請求項9にかかる発明によれば、異常の原
因を容易に特定するとともに、修理作業の効率を向上す
ることが可能な保護処理制御方法を提供することができ
る。さらに、請求項10にかかる発明によれば、異常の
原因を容易に特定するとともに、修理作業の効率を向上
することが可能なな保護処理制御プログラムを記録した
媒体を提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
る保護回路を適用したテレビジョンの電源周辺回路を概
略回路図により示している。同図において、ブリッジ形
整流回路10は、AC100V電源から直流成分を取り
出して平滑出力し、スイッチング制御回路20は、この
平滑出力をスイッチングトランス30の一次側に断続的
に供給している。このスイッチングトランス30におけ
る二次巻線30aからの出力を整流回路40aにより整
流平滑してDC5Vの電源ラインを生成し、このDC5
Vラインからは図示しない音声系回路等が電力供給を受
けている。
【0030】同様に、スイッチングトランス30におけ
る二次巻線30bからの出力を整流回路40bにより整
流平滑してDC9Vの電源ラインを生成し、このDC9
Vラインからは図示しない水平ドライブや、偏向IC等
が電力供給を受けるとともに、FBT(フライバックト
ランス)50の一次側に電力供給する。FBT50は、
その二次側で高電圧を出力してDC25Vの電源ライン
を生成し、このDC25Vラインからは図示しない受像
管等が電力供給を受けている。
【0031】ブリッジ形整流回路10の前段側にはパワ
ーリレー60を介在させてあり、このパワーリレー60
をオン/オフさせることで、上述した音声系回路、水平
ドライブ、偏向ICや受像管等への電力の供給および遮
断を行う。具体的には、パワーリレー60のリレーコイ
ル60aを駆動するためのスイッチング動作用のトラン
ジスタTr1を適所に配設するとともに、このトランジ
スタTr1に後述するマイコン70の信号出力端子(P
W)から所定のパワーコントロール信号を印加するよう
にしてあり、同パワーコントロール信号がハイレベルと
なればパワーリレー60はオンになって電力の供給が行
われ、ローレベルとなればパワーリレー60はオフにな
って電力供給の遮断が行われる。なお、マイコン70は
パワーリレー60の前段側から取り出したバックアップ
電源により電力供給を受けているため、パワーリレー6
0のオン/オフに依存することなく常に電力が供給され
て動作する。
【0032】マイコン70は、上述したように信号出力
端子(PW)を備えるとともに、四つのA/D入力ポー
トA/D1〜A/D4を備えている。このA/D入力ポ
ートのうち、A/D入力ポートA/D1〜A/D3に
は、それぞれダイオードD1〜D3のアノード側を接続
し、カソード側はそれぞれDC5Vラインと、DC9V
ラインと、DC25Vラインに接続してある。なお、D
C9Vラインと、DC25Vラインについては、適宜分
圧してダイオードD2,D3のカソード側の接続端にお
ける電圧を5Vにまで降圧してある。
【0033】A/D入力ポートA/D1〜A/D3は、
ダイオードD1〜D3との間で正電源VDDにプルアッ
プ接続し、5Vの電圧が印加されるようにしてあるた
め、DC5Vライン〜DC25Vラインの電圧が正常、
すなわちダイオードD1〜D3のカソード側の電圧が5
Vである場合、ダイオードD1〜D3に電流が流れるこ
とはなく、A/D入力ポートA/D1〜A/D3への入
力電圧は5Vになる。ところが、DC5Vライン〜DC
25Vラインに電圧異常が発生し、この電圧異常が発生
した電源ラインの電圧値が低下すると、対応するダイオ
ードのカソード側の電圧が低下することになり、同ダイ
オードに電流が流れる。すると、同ダイオードが接続さ
れたA/D入力ポートの入力電圧は低下して5Vよりも
低い値になる。マイコン70は、後述するようにしてA
/D入力ポートA/D1〜A/D3の入力電圧の低下に
基づき上述した電源ラインの電圧異常を検出し、上記パ
ワーコントロール信号をローレベルとして電力供給を遮
断する。
【0034】A/D入力ポートA/D4には、ツェナー
ダイオードZD1のアノード側を接続するとともに、こ
のツェナーダイオードZD1のカソード側は抵抗R1を
介してDC180Vラインに接続してある。DC180
Vラインについては詳述しないが、パワーリレー60の
オン/オフに応じて電力の供給および遮断が行われる。
このDC180Vラインの出力電圧は抵抗R1により分
圧されてツェナーダイオードZD1には逆電圧が印加さ
れるものの、正常時においてかかる逆電圧によりツェナ
ーダイオードZD1に逆電流は流れないようになってい
る。
【0035】ところが、DC180Vラインに電圧異常
が発生し、ツェナーダイオードZD1に過電圧が供給さ
れると逆電流が流れてA/D入力ポートA/D4に電圧
が入力される。この場合も、マイコン70は電圧異常が
発生したものと判断し、上述したパワーコントロール信
号をローレベルとして電力供給を遮断する。さらに、マ
イコン70は、プログラムROM71を備えており、こ
のプログラムROM71に記録された保護処理制御プロ
グラムを実行して上述したような電源ラインにおける電
圧異常の検出を行う。次に、図2に示す保護処理制御プ
ログラムのフローチャートを参照しつつマイコン70の
具体的な処理手順について説明する。
【0036】図2において、ステップS110において
は、監視対象のA/D入力ポートがオンか否かの判定を
行う。なお、電源投入直後においては、A/D入力ポー
トA/D1についての判定を行うものとし、このときパ
ワーコントロール信号はハイレベルであるものとする。
マイコン70は、図3に示すようなポート設定テーブル
をEEPROM等の不揮発性の記憶媒体に記憶してお
り、A/D入力ポートA/D1〜A/D4のそれぞれに
ついて、対応する電源ラインの電圧異常の検出を行うか
否かを設定可能としてある。同図において、オンに設定
されているA/D入力ポートにおいては電圧異常の検出
が実行され、オフに設定されているA/D入力ポートに
おいては電圧異常の検出は実行されないようになってお
り、詳しくは後述する。
【0037】このA/D入力ポートの設定は、本体のテ
レビジョンに付属したリモコン80を通じて行うことが
可能であり、リモコン80は、図4に示すように主電源
キー、入力切替キーやチャンネルキーといった通常の操
作キーのほか、A/D1〜A/D4からなる四種類のA
/D入力ポート設定キー80aを備えている。なお、こ
のA/D入力ポート設定キー80aは、図示しないカバ
ーにより覆蓋された隠しキーとなっており、通常の操作
時に利用者が触れることがないように配慮してある。
【0038】本実施形態においては、リモコン80に専
用のA/D入力ポート設定キー80aを配設し、このA
/D入力ポート設定キー80aを操作することでA/D
入力ポートA/D1〜A/D4のオン/オフを設定する
構成としているが、むろん、この構成に限定されること
はない。例えば、リモコン80の通常の操作キーを複数
押し下げることにより設定モードに移行するようにして
おき、この設定モードにおいて数字キーを押し下げるな
どしてA/D入力ポートA/D1〜A/D4のオン/オ
フを設定できるようにしてもかまわない。
【0039】A/D入力ポート設定キー80aは一回押
し下げるごとに、押し下げられたキーに対応するA/D
入力ポートの設定のオン/オフが切り替えられるように
なっており、具体的にはリモコン80から所定の赤外線
リモコン信号が発信され、この赤外線リモコン信号をマ
イコン70に接続されたリモコン信号受光部81にて受
光してディジタル信号に復調し、マイコン70がこのデ
ィジタル信号を復号化して設定の切り替えを行う。この
意味において、マイコン70と、リモコン80と、リモ
コン信号受光部81がポート設定手段を構成する。な
お、本実施形態においては、リモコン操作によりA/D
入力ポートの設定を変更するようにしているが、むろ
ん、テレビジョン本体側の操作キーにより設定を変更す
るようにしてもよく、適宜変更可能である。
【0040】ステップS110において監視対象のA/
D入力ポートの設定がオンであれば、ステップS120
およびステップS130において、同A/D入力ポート
の入力電圧に基づき電圧異常の検出処理を行う。この電
圧異常検出処理においては、監視対象のA/D入力ポー
トがA/D1〜A/D3の場合、同A/D入力ポートの
入力電圧が所定電圧値以下となったときに異常が発生し
たものと判断する。なお、本実施形態においては、基準
電圧5Vの80%、すなわち4Vを閾値とし、A/D入
力ポートへの入力電圧が4V以下となったら異常が発生
したものと判断するようにしてある。また、監視対象の
A/D入力ポートがA/D4の場合、同A/D入力ポー
トに電圧が入力されれば異常が発生したものと判断す
る。ここにおいて、異常が発生したものと判断した場
合、ステップS140にて上記パワーコントロール信号
をローレベルにする。すると、パワーリレー60もオフ
となって電力供給は遮断される。
【0041】一方、ステップS110において監視対象
のA/D入力ポートの設定がオフである場合、または、
ステップS130において異常なしと判断された場合、
ステップS150において監視対象を次のA/D入力ポ
ートに変更する。すなわち、電源投入直後において、監
視対象のA/D入力ポートはA/D1であるが、異常が
検出されない限り、これをA/D2、A/D3、A/D
4と順次変更していき、A/D4に関する処理が終了し
たら再び監視対象をA/D1に移して同様のループを繰
り返す。
【0042】ところで、マイコン70には表示器90を
接続してあり、マイコン70は図5に示すように、各A
/D入力ポートの設定(ON/OFF)と、それぞれの
A/D入力ポートに対応した電源ラインにおける電圧異
常の検出状況(NORM./ABNORM.)とを表示
器90にリアルタイムで表示するようにしてある。具体
的な構成については、種々の既知技法を適用することに
より実現可能であるため、ここでは詳述しないが、パワ
ーリレー60をオフにして電力供給を遮断した場合であ
っても、マイコン70、リモコン信号受光部81および
表示器90には電力が供給されるようにしてあり、表示
器90の表示内容を視認すれば異常が発生した電源ライ
ンを特定することができる。以上の意味において、マイ
コン70と、表示器90とが保護処理実行手段を構成
し、マイコン70と、リモコン80およびリモコン信号
受光部81とが保護処理実行制御手段を構成する。
【0043】異常が発生した電源ラインが特定された
ら、同電源ラインに対応するA/D入力ポートの設定を
オフにしてから電源を再投入する。すると、マイコン7
0もリセットされてパワーコントロール信号はハイレベ
ルになって電力供給が再開される。この場合、同A/D
入力ポートに対するステップS120およびステップS
130の異常検出処理は実行されないため、パワーリレ
ー60はオフにならず電力供給も遮断されることはな
い。このように、リモコン操作により電圧異常発生時で
も給電状態を維持することが可能となり、修理作業者の
作業効率も向上する。
【0044】本実施形態においては、専用の表示器90
を備えてA/D入力ポートの設定と、異常検出状況とを
表示する構成としているが、むろん、この構成に限定さ
れない。例えば、かかる保護回路の適用対象がテレビジ
ョンであることから、OSD回路等を用いてテレビ画面
上に表示するようにしてもかまわない。ただし、この場
合には、最低限、異常が発生した場合であっても映像出
力可能である場合に限られることはいうまでもない。ま
た、保護処理制御プログラムについても、上述したもの
はあくまでも一例であり、適宜変更してもかまわない。
【0045】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作を、具体例を示しつつ説明する。図6は、ポート設
定オン時におけるDC9Vラインの電圧値とA/D入力
ポートA/D2の入力電圧と、パワーコントロール信号
をタイムチャートにより示しており、図7は、ポート設
定オフ時におけるタイムチャートを同様に示している。
図6において、DC9Vラインに異常が発生してその電
圧値が低下すると、ダイオードD2のカソード側の印加
電圧が5Vを下回り、ダイオードD2に電流が流れる。
そして、A/D入力ポートA/D2の入力電圧低下して
同入力電圧が4V以下になったものとする。
【0046】マイコン70は、A/D入力ポートA/D
1〜A/D4の入力を順次監視して異常検出を行ってお
り(ステップS110〜ステップS130、ステップS
150)、A/D入力ポートA/D2の入力電圧が4V
以下になると、DC9Vラインに異常が発生したものと
判断し、パワーコントロール信号をローレベルにする
(ステップS140)。すると、トランジスタTr1は
オフになってリレーコイル60aへの通電が遮断され、
パワーリレー60がオフになり、音声系回路、水平ドラ
イブや偏向IC、受像管等への電力供給が遮断される。
このように電力供給が遮断されても、マイコン70、リ
モコン信号受光部81や表示器90は、電力供給を受け
ており、マイコン70は、DC9Vラインにおいて異常
が発生した旨を表示器90に表示する。
【0047】この表示内容を視認した修理作業者は、D
C9Vラインで異常が発生したことを認識してリモコン
80のA/D入力ポート設定キー80aを押し下げてA
/D入力ポートA/D2のポート設定をオフにしてから
電源を再投入する。電源再投入後、マイコン70はリセ
ットされてパワーコントロール信号はハイレベルとなる
ため電力供給はなされるが、DC9Vラインでの異常は
未だ修繕されていないため、図7に示すように、DC9
Vラインの電圧値と、A/D入力端子A/D2の入力電
圧は共に低下する。
【0048】マイコン70は、A/D入力ポートA/D
2の入力電圧に基づいて電圧異常検出処理(ステップS
120、ステップS130)を行うにあたり、A/D入
力ポートA/D2の設定がオフになっていることを検知
するため(ステップS110)、実際の電圧異常検出処
理を行うことはなく、パワーコントロール信号もローレ
ベルになることはない。従って、電力供給も遮断され
ず、修理作業者は各電源ラインへの給電状態で異常発生
箇所を調査することができ、回路構成を変更するなどの
煩わしい作業も必要ない。
【0049】このように、テレビジョンにおけるDC5
Vライン〜DC180Vラインの電圧値を、マイコン7
0のA/D入力ポートA/D1〜A/D4にて監視して
電圧異常を検出し、電圧異常検出時にパワーリレー60
をオフにして電力供給を遮断するにあたり、リモコン8
0を介して各A/D入力ポートの設定を変更して異常発
生時においても電力供給を遮断しないようにしたため、
異常の原因を容易に特定するとともに、修理作業の効率
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる保護回路を適用し
たテレビジョンの電源周辺回路の概略回路図である。
【図2】保護処理制御プログラムのフローチャートであ
る。
【図3】ポート設定テーブルである。
【図4】リモコンに配設された操作キーを示すリモコン
正面図である。
【図5】表示器の表示内容を示すための図である。
【図6】ポート設定オン時におけるDC9Vラインの電
圧値と、A/D入力ポートA/D2の入力電圧と、パワ
ーコントロール信号のタイムチャートである。
【図7】ポート設定オフ時におけるDC9Vラインの電
圧値と、A/D入力ポートA/D2の入力電圧と、パワ
ーコントロール信号のタイムチャートである。
【図8】従来例にかかる保護回路の概略回路図である。
【符号の説明】
10…ブリッジ形整流回路 20…スイッチング制御回路 30…スイッチングトランス 40a、40b…整流回路 50…FBT 60…パワーリレー 70…マイコン 71…プログラムROM 80…リモコン 81…リモコン信号受光部 90…表示器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置に備えられて複数の被監視回路か
    らの異常検出用の入力信号に基づいて保護処理を実行す
    る保護回路であって、 信号入力可能な複数のポートを備えたマイコンにて各ポ
    ートへの入力信号に基づいて異常を検出し、所定の保護
    処理を実行する保護処理実行手段と、 上記マイコンにおけるポートの設定を変更して異常発生
    時においても保護処理を実行させないようにする保護処
    理実行制御手段とを具備することを特徴とする保護回
    路。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の保護回路におい
    て、 上記複数のポートは、それぞれA/Dポートで構成され
    ることを特徴とする保護回路。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の保護回路において、 上記複数のポートは、上記入力信号としてそれぞれ電圧
    信号を入力し、上記保護処理実行手段は、同電圧信号に
    基づいて電圧異常を検出することを特徴とする保護回
    路。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の保護回路におい
    て、 上記保護処理実行手段は、各ポートをプルアップ接続さ
    れるとともに、上記入力信号がハイレベルの時に正常と
    判断し、同入力信号がローレベルの時に異常と判断する
    ことを特徴とする保護回路。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の保護回路において、 上記保護処理実行手段は、所定の表示器を備え、この表
    示器に異常の検出状況を表示することを特徴とする保護
    回路。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の保護回路において、 上記保護処理実行手段は、異常検出時に上記主装置の主
    電源をオフにすることを特徴とする保護回路。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6に記載の保護回
    路において、 上記主装置は、テレビジョンであるとともに、上記被監
    視回路は、当該テレビジョンにおける電源回路であり、
    上記マイコンの複数のポートには同電源回路の出力電圧
    を所定電圧となるように分圧した入力信号が供給され、 上記保護処理実行制御手段は、異常発生時に保護処理を
    実行するか否かのポート設定を行うポート設定手段を備
    え、 上記保護処理実行手段は、このポート設定手段によるポ
    ート設定状況と、同ポートの入力信号に基づき異常発生
    時に当該テレビジョンの主電源をオフにすることを特徴
    とする保護回路。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載の保護回路において、 上記保護処理実行制御手段は、上記複数のポートのそれ
    ぞれにおいて、異常検出するか否かを個別に選択可能で
    あることを特徴とする保護回路。
  9. 【請求項9】 主装置に備えられた複数の被監視回路か
    ら異常検出用の入力信号をマイコンにおける信号入力可
    能な複数のポートに対してそれぞれ供給し、各ポートへ
    の入力信号に基づいて異常を検出したときに所定の保護
    処理を実行する保護処理制御方法であって、 上記ポートの設定を変更して異常発生時においても保護
    処理を実行させないようにすることを特徴とする保護処
    理制御方法。
  10. 【請求項10】 主装置に備えられた複数の被監視回路
    から異常検出用の入力信号をマイコンにおける信号入力
    可能な複数のポートに対してそれぞれ供給し、各ポート
    への入力信号に基づいて異常を検出したときに所定の保
    護処理を実行する保護処理制御プログラムを記録した媒
    体であって、 上記ポートの設定を変更して異常発生時においても保護
    処理を実行させないようにすることを特徴とする保護処
    理制御プログラムを記録した媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001155869A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2008090448A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Maspro Denkoh Corp 電源装置およびプログラム

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JP2001155869A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
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