JPH11118788A - 水質測定装置 - Google Patents
水質測定装置Info
- Publication number
- JPH11118788A JPH11118788A JP29622897A JP29622897A JPH11118788A JP H11118788 A JPH11118788 A JP H11118788A JP 29622897 A JP29622897 A JP 29622897A JP 29622897 A JP29622897 A JP 29622897A JP H11118788 A JPH11118788 A JP H11118788A
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- JP
- Japan
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- water quality
- ultrasonic
- water
- transmitter
- quality measuring
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブルが不要で、リアルタイムで水質の測
定が可能で取り扱い容易な水質測定装置を提供する。 【解決手段】 水質測定機能を有し、その測定結果に基
づいて超音波をオン・オフ出力する超音波発信器６を具
備して水中に配置される水質測定器１と、その水質測定
器１に対応して水面近くに浮設される超音波受信器７
と、水面より上に配置され前記超音波受信器７で受信し
た超音波信号に基づいて水質測定の結果を表示する水質
表示器８とよりなる。
定が可能で取り扱い容易な水質測定装置を提供する。 【解決手段】 水質測定機能を有し、その測定結果に基
づいて超音波をオン・オフ出力する超音波発信器６を具
備して水中に配置される水質測定器１と、その水質測定
器１に対応して水面近くに浮設される超音波受信器７
と、水面より上に配置され前記超音波受信器７で受信し
た超音波信号に基づいて水質測定の結果を表示する水質
表示器８とよりなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はリアルタイムに水質
の測定をおこなうことのできる水質測定装置に関する。
の測定をおこなうことのできる水質測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】水中のイオン濃度や濁度，導電率，溶存
Ｏ2 濃度，温度，水深等をリアルタイムで測定するため
の水質測定装置は、従来、例えば図２に示すように、水
中に配置される水質測定器ａと、水面より上に配置され
る水質表示器ｂとの間に接続されたケーブルｃによって
データ情報を伝達するための信号の授受がおこなわれる
ように構成されていた。
Ｏ2 濃度，温度，水深等をリアルタイムで測定するため
の水質測定装置は、従来、例えば図２に示すように、水
中に配置される水質測定器ａと、水面より上に配置され
る水質表示器ｂとの間に接続されたケーブルｃによって
データ情報を伝達するための信号の授受がおこなわれる
ように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにケーブル
ｃで信号の授受をおこなう場合、そのケーブルｃやコネ
クタ，ケーブルクランプ等に完全な防水装置が必要とさ
れ、また、測定する場所の水深の違いによって必要とさ
れるケーブルｃの長さが異なり、その都度、ケーブルｃ
の長さを設定する作業も面倒であり、特に、水深の深い
所では、長いケーブルｃが必要とされ、持ち運びが容易
でなく、取り扱いが面倒でもあった。
ｃで信号の授受をおこなう場合、そのケーブルｃやコネ
クタ，ケーブルクランプ等に完全な防水装置が必要とさ
れ、また、測定する場所の水深の違いによって必要とさ
れるケーブルｃの長さが異なり、その都度、ケーブルｃ
の長さを設定する作業も面倒であり、特に、水深の深い
所では、長いケーブルｃが必要とされ、持ち運びが容易
でなく、取り扱いが面倒でもあった。
【０００４】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
ケーブルが不要で、リアルタイムで水質の測定が可能で
取り扱い容易な水質測定装置を提供することを目的とし
ている。
ケーブルが不要で、リアルタイムで水質の測定が可能で
取り扱い容易な水質測定装置を提供することを目的とし
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項１に記載の発明では、水質測定機能を有し、
その測定結果に基づいて超音波をオン・オフ出力する超
音波発信器を具備して水中に配置される水質測定器と、
その水質測定器に対応して水面近くに浮設される超音波
受信器と、水面より上に配置され前記超音波受信器で受
信した超音波信号に基づいて水質測定の結果を表示する
水質表示器とよりなることを特徴としている。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項１に記載の発明では、水質測定機能を有し、
その測定結果に基づいて超音波をオン・オフ出力する超
音波発信器を具備して水中に配置される水質測定器と、
その水質測定器に対応して水面近くに浮設される超音波
受信器と、水面より上に配置され前記超音波受信器で受
信した超音波信号に基づいて水質測定の結果を表示する
水質表示器とよりなることを特徴としている。
【０００６】請求項２に記載の発明では、請求項１に記
載の発明における前記超音波発信器が、超音波のオン・
オフ出力に代えて超音波の振幅制御をおこなうように構
成されてなることを特徴としている。
載の発明における前記超音波発信器が、超音波のオン・
オフ出力に代えて超音波の振幅制御をおこなうように構
成されてなることを特徴としている。
【０００７】請求項３に記載の発明では、水質測定機能
を有し、その測定結果に基づいて音波をオン・オフ出力
する音波発信器を具備して水中に配置される水質測定器
と、その水質測定器に対応して水面近くに浮設される音
波受信器と、水面より上に配置され前記音波受信器で受
信した音波信号に基づいて水質測定の結果を表示する水
質表示器とよりなることを特徴としている。
を有し、その測定結果に基づいて音波をオン・オフ出力
する音波発信器を具備して水中に配置される水質測定器
と、その水質測定器に対応して水面近くに浮設される音
波受信器と、水面より上に配置され前記音波受信器で受
信した音波信号に基づいて水質測定の結果を表示する水
質表示器とよりなることを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に本発明の水質測定装置の実
施形態を詳細に説明する。図１は水質測定装置の構成を
示し、符号１は水中に配置される水質測定器で、水質セ
ンサ２，プリアンプ３，ＡＤＣ４，ＭＰＵ５，超音波発
信器６よりなる。その水質センサ２は、例えば水中のイ
オン濃度や濁度，導電率，溶存Ｏ2 濃度，温度，水深等
を測定し、その測定信号はプリアンプ３によって電圧に
変換された後、ＡＤＣ（Ａ／Ｄコンバータ）４によって
デジタル信号に変換され、さらにＭＰＵ（マイクロプロ
セッサ・ユニット）５によってシリアルデータに演算処
理された後、超音波発信器６によって超音波のオン・オ
フ信号として出力される。
施形態を詳細に説明する。図１は水質測定装置の構成を
示し、符号１は水中に配置される水質測定器で、水質セ
ンサ２，プリアンプ３，ＡＤＣ４，ＭＰＵ５，超音波発
信器６よりなる。その水質センサ２は、例えば水中のイ
オン濃度や濁度，導電率，溶存Ｏ2 濃度，温度，水深等
を測定し、その測定信号はプリアンプ３によって電圧に
変換された後、ＡＤＣ（Ａ／Ｄコンバータ）４によって
デジタル信号に変換され、さらにＭＰＵ（マイクロプロ
セッサ・ユニット）５によってシリアルデータに演算処
理された後、超音波発信器６によって超音波のオン・オ
フ信号として出力される。
【０００９】その超音波発信器６の上方の水面近くに
は、超音波受信器７が配置されており、超音波発信器６
からのオン・オフ信号を受信して水質測定の各データを
ケーブル９を介して水質表示器８に送出し、その水質表
示器８に測定値がリアルタイムで表示される。その超音
波のオン・オフ信号については、予めその周期数を適宜
に設定しておくことにより、例えばＲＳ−２３２Ｃ（電
源や信号の電圧の大きさ等を詳細に規定したＥＩＡ（El
ectronic Indusutries Association) の標準規格）と同
様にデータ情報を伝達するための手段として用いること
ができる。
は、超音波受信器７が配置されており、超音波発信器６
からのオン・オフ信号を受信して水質測定の各データを
ケーブル９を介して水質表示器８に送出し、その水質表
示器８に測定値がリアルタイムで表示される。その超音
波のオン・オフ信号については、予めその周期数を適宜
に設定しておくことにより、例えばＲＳ−２３２Ｃ（電
源や信号の電圧の大きさ等を詳細に規定したＥＩＡ（El
ectronic Indusutries Association) の標準規格）と同
様にデータ情報を伝達するための手段として用いること
ができる。
【００１０】その水質表示器８は例えば船上等に配置
し、舷側からケーブル９を降して水面近くに超音波受信
器７を吊持すればよく、そのケーブル９は測定位置の水
深の如何にかかわらず、ほぼ一定の長さがあればよい。
また、水質測定器１は、適当なワイヤやチェーン等で舷
側から吊持すればよく、従来のような防水を施したケー
ブルは不要となり、取り扱い作業性が著しく向上する。
し、舷側からケーブル９を降して水面近くに超音波受信
器７を吊持すればよく、そのケーブル９は測定位置の水
深の如何にかかわらず、ほぼ一定の長さがあればよい。
また、水質測定器１は、適当なワイヤやチェーン等で舷
側から吊持すればよく、従来のような防水を施したケー
ブルは不要となり、取り扱い作業性が著しく向上する。
【００１１】上述の超音波発信器６から出力される超音
波のオン・オフ信号に代えて超音波の振幅を制御するこ
とにより超音波受信器７へデータ情報を伝達するように
してもよい。また、超音波に代えて音波を情報伝達の媒
体として用いることもできる。その場合には、超音波発
信器６に代えて音波発信器を、また、超音波受信器７に
代えて音波受信器を用いればよい。
波のオン・オフ信号に代えて超音波の振幅を制御するこ
とにより超音波受信器７へデータ情報を伝達するように
してもよい。また、超音波に代えて音波を情報伝達の媒
体として用いることもできる。その場合には、超音波発
信器６に代えて音波発信器を、また、超音波受信器７に
代えて音波受信器を用いればよい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水質測定
装置によれば、水質測定機能を有し、その測定結果に基
づいて超音波をオン・オフ出力する超音波発信器を具備
した水質測定器を水中に配置し、その水質測定器に対応
させて水面近く超音波受信器を浮設し、前記超音波受信
器で受信した超音波信号に基づいて水上に配置された水
質表示器に測定結果を表示させるようにしたので、リア
ルタイムで水質の測定が可能であり、かつ、防水ケーブ
ルが不要となり取り扱い作業性が著しく向上する。
装置によれば、水質測定機能を有し、その測定結果に基
づいて超音波をオン・オフ出力する超音波発信器を具備
した水質測定器を水中に配置し、その水質測定器に対応
させて水面近く超音波受信器を浮設し、前記超音波受信
器で受信した超音波信号に基づいて水上に配置された水
質表示器に測定結果を表示させるようにしたので、リア
ルタイムで水質の測定が可能であり、かつ、防水ケーブ
ルが不要となり取り扱い作業性が著しく向上する。
【００１３】また、超音波のオン・オフ制御ではなく、
振幅を制御することによってデータ情報を伝達しても、
あるいは、超音波に代えて音波を情報伝達の媒体として
も、同様の効果を得ることができる。
振幅を制御することによってデータ情報を伝達しても、
あるいは、超音波に代えて音波を情報伝達の媒体として
も、同様の効果を得ることができる。
【図１】本発明の水質測定装置の一実施形態を示す基本
的な構成を示す図である。
的な構成を示す図である。
【図２】従来の水質測定装置の基本的な構成の一例を示
す図である。
す図である。
１…水質測定器、６…超音波発信器、７…超音波受信
器、８…水質表示器。
器、８…水質表示器。
Claims (3)
- 【請求項１】 水質測定機能を有し、その測定結果に基
づいて超音波をオン・オフ出力する超音波発信器を具備
して水中に配置される水質測定器と、その水質測定器に
対応して水面近くに浮設される超音波受信器と、水面よ
り上に配置され前記超音波受信器で受信した超音波信号
に基づいて水質測定の結果を表示する水質表示器とより
なることを特徴とする水質測定装置。 - 【請求項２】 前記超音波発信器が、超音波のオン・オ
フ出力に代えて超音波の振幅制御をおこなうように構成
されてなることを特徴とする請求項１に記載の水質測定
装置。 - 【請求項３】 水質測定機能を有し、その測定結果に基
づいて音波をオン・オフ出力する音波発信器を具備して
水中に配置される水質測定器と、その水質測定器に対応
して水面近くに浮設される音波受信器と、水面より上に
配置され前記音波受信器で受信した音波信号に基づいて
水質測定の結果を表示する水質表示器とよりなることを
特徴とする水質測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29622897A JPH11118788A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 水質測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29622897A JPH11118788A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 水質測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118788A true JPH11118788A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17830845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29622897A Pending JPH11118788A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 水質測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11118788A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013019824A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Hioki Ee Corp | 検出システムおよび探査システム |
| CN105699618A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-06-22 | 中天科技海缆有限公司 | 一种水质实时在线监测*** |
| CN112952434A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-06-11 | 舟山美通信息技术有限责任公司 | 一种用于水下的科学仪器插座总成及其应用 |
| CN113674517A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-19 | 宁波清郢环境科技有限公司 | 一种监测水质的窨井预警管理*** |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP29622897A patent/JPH11118788A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013019824A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Hioki Ee Corp | 検出システムおよび探査システム |
| CN105699618A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-06-22 | 中天科技海缆有限公司 | 一种水质实时在线监测*** |
| CN112952434A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-06-11 | 舟山美通信息技术有限责任公司 | 一种用于水下的科学仪器插座总成及其应用 |
| CN113674517A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-19 | 宁波清郢环境科技有限公司 | 一种监测水质的窨井预警管理*** |
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