JPH11112177A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

Info

Publication number
JPH11112177A
JPH11112177A JP28778697A JP28778697A JPH11112177A JP H11112177 A JPH11112177 A JP H11112177A JP 28778697 A JP28778697 A JP 28778697A JP 28778697 A JP28778697 A JP 28778697A JP H11112177 A JPH11112177 A JP H11112177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cooling
heat
heat generating
cooled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28778697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hamazaki
浩 濱崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP28778697A priority Critical patent/JPH11112177A/ja
Publication of JPH11112177A publication Critical patent/JPH11112177A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの冷却ファンの風量を大きくせずに複数
の発熱部材を冷却することが出来る冷却装置を得る。 【解決手段】 電子機器の冷却装置のケーシング21内
に配設された第1の発熱部材22を冷却ファン25を介
して強制空冷し、強制空冷した空気流を第2の発熱部の
近傍に設けた誘導板26に吹付けて、第2の発熱部の排
出口近傍の負圧により、自然空冷によって第2の発熱部
材28も冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響・映像(AV)
機器やコンピュータ等に用いて好適な電子機器の冷却装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子機器の冷却装置としては
発熱部材の例えば、電力増幅回路等が配設されたケーシ
ング内の天板、底板、側板等に通風孔或はベンチレータ
(ベントスリーブ)を設けて自然空冷を行うと共に電力
用トランジスタをヒートシンクに取り付け放熱効果を高
める様に成され、発熱量が大きいときには冷却ファンを
用いて発熱部材を強制空冷する様に成されていた。
【0003】例えば、特開平8−287671号公報、
特開平3−44885号公報等では、ディスク再生装置
やカセット式記録再生装置等の様に、1乃至複数の冷却
ファンを用いて光ピックアップ等を内蔵したメカユニッ
トやアンプ等を強制空冷する様に成されている。
【0004】特開平8−287671号公報では、メカ
デッキの前面のフロントパネルに形成したディスク挿入
口の上部に、ディスク挿入口と略等しい長さの空気の吸
入口を設け、ディスク挿入口からの空気流入抵抗を大き
くし、上記吸入口から外気を吸入させてメカユニット内
の対物レンズ等の外気による汚れを防止させる構成が開
示されている。
【0005】また、特開平3−44885号公報では、
カセット式記録再生装置内に外部からエアフィルタを介
して洗浄な空気を送り込み、記録再生装置内の気圧を高
めて、カセット挿入口等から外部の塵埃が磁気記録再生
装置内に侵入しない様に成した冷却装置が開示されてい
る。
【0006】また、特開平5−198156号公報で
は、二つの発熱部材を1つのフィルタを経由した空気で
冷却する際の、空気の流量の増大により生ずるフィルタ
の目づまりを解消するために図4の冷却装置の構成図に
示す様に、磁気記録再生装置のみに空気フィルタ3を介
し、強制空冷で空気流を流し込み電源装置8等の第2の
発熱部材に対しては他の冷却ファンを用いて強制空冷す
る様な冷却装置が開示されている。
【0007】上述の構成を説明すると、5はサブシステ
ム装置で、このサブシステム装置5内に記録再生装置1
が配設されている。サブシステム装置5の背板には空気
取入れダクト2が設けられ、空気清浄フィルタ3で清浄
化した空気を冷却ファン4により記録再生装置1内に送
り込み空気排出口7から空気を排出する。6は第1の空
気取入れダクト2から取り込まれる第1の空気流で記録
再生装置1の排出口より矢印7aの様に排出される。
【0008】8は記録再生装置1に電源を供給する電源
装置であり、第2の空気取入口11より矢印11aに示
す様に冷却用空気を取り込み第2の冷却ファン9が空気
排出口10を通じて矢印10aの様に空気を排出する様
に成されている。
【0009】上述の構成によると、2つの冷却ファン4
及び9を独立して配設したことによって、記録再生装置
1内とサブシステム5内の空気圧を制御し、記録再生装
置1の内部の静圧により、記録再生装置1には清浄用フ
ィルタ3を経由しない空気以外は侵入しない様にしてい
る。そして、記録再生装置1の外壁は、電源冷却ファン
9の空気流により強力に冷却され、記録再生装置1に送
り込む空気流量を著しく少なく出来るため、空気清浄フ
ィルタ3の経時的汚染も少なく保てる様に成されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平5−19
8156号公報や特開平3−44885号公報で開示さ
れた従来技術では、1つの冷却ファンを用いて複数の発
熱部材を冷却することで生ずる冷却ファンの大型化を抑
圧するために独立した第1及び第2の冷却ファンを用い
ているのでケーシング内での複数の発熱部材のレイアウ
トが難しく、ケーシングの外形が大きくなり、外観品位
も悪化する。又、強制空冷を施さない冷却装置ではケー
シングに可能な限りの通気孔等を穿っためケーシングの
強度不足等を招く問題があった。
【0011】本発明は叙上の問題点を解消した電子機器
の冷却装置を提供しようとするものであり、発明が解消
しようとする課題は1つの冷却ファンを用いて複数の発
熱部材を冷却可能な電子機器の冷却装置を得ようとする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の冷却
装置は、複数の発熱部材が配設されたケーシングを有す
る電子機器の冷却装置に於いて、複数の発熱部材間に設
けられた空気流を誘導する誘導部材を具備し、複数の発
熱部材のうち所望の発熱部材を強制空冷させると共に、
誘導部材に向って送風させ、所望の発熱部材とは異なる
他の発熱部材を誘導部材への送風で誘導部材の端部に生
ずる負圧で自然空冷によって冷却させて成るものであ
る。
【0013】また、誘導部材は、電磁誘導又は静電誘導
又は放射熱を遮断する遮蔽部材を兼用して成るものであ
る。
【0014】本発明の電子機器の冷却装置によれば、隣
接配置した複数の発熱部材のうち、適宜発熱部材を強制
空冷により吸引した風を他の発熱部材を囲む様に設けた
誘導部材に向けて送風し、誘導部材の端部に誘導するこ
とで、誘導部材の端部に送風時に負圧作用が生ずる。こ
の負圧作用により他の発熱部材を自然空冷させる様に成
したので、1つの冷却ファンによって複数の発熱部材を
冷却することが可能となる。
【0015】また、誘導部材を遮蔽部材と兼用したの
で、不要電波によるノイズや、磁気誘導、静電誘導等に
よる回路への各種障害を除去することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子機器の冷却装
置の一実施例を図1乃至図3に基づいて詳記する。
【0017】図1は電子機器として多出力チャンネル用
のAVアンプを用いた場合の冷却装置20を示すもので
ある。
【0018】AVアンプの冷却装置20は、略直方体状
のケーシング21内に第1の熱源である。例えば、複数
チャンネルから成る電力用トランジスタ(以下P−TR
と記す)22がA部拡大図に示す様にヒートシンク23
のベース23aにビス等を介して固定されている。
【0019】ヒートシンク23のベース23aには複数
のフィン23bが形成されている。複数のP−TR22
の3端子はプリント用の回路基板24に接続されてい
る。ヒートシンク23の左端面には強制空冷用の冷却フ
ァン25が配設されている。
【0020】この冷却ファン25と対向する様に電磁波
の放射を遮蔽する遮蔽板と兼用された傾斜させた誘導板
26を配設する。この誘導板26に対し、冷却ファン2
5からの吸入風を吹きかけて誘導板26に沿った送風を
ケーシング21の天板に穿った複数の透孔から成る排出
口29から排出させる。
【0021】ケーシング21の背板21aには複数の透
孔から成る吸入口30が穿たれ、更にケーシング21の
前面のパネル21bと誘導板26で囲まれた空間部内に
第2の発熱部材であるプリント用の回路基板27に植立
したIC28を配設する。ケーシング21の該空間部に
対応する底板にも複数の透孔から形成された吸入口31
が設けられている。
【0022】上述のAVアンプの冷却装置20に於ける
動作を説明する。冷却ファン25を「オン」状態にする
と、ケーシング21の背板21aに形成した吸入口30
より吸入された吸入風32aは、ヒートシンク23のフ
ィン23bを強制空冷しながら冷却ファン25から吐き
出されて、誘導板26に向って吹き付けられ、誘導板2
6の傾斜部に沿って排出口29から排出風32bとして
排出される。従って第1の発熱部材である複数のP−T
R22からの放射熱はフィン23bに伝達され、フィン
23bが強制空冷されて迅速に冷却される。
【0023】誘導板26に吹き付けられ、排出口29に
向って誘導された冷却風により誘導板26の端部に負圧
が生じて、誘導板26の裏側に形成された空間部内の空
気は排出口29側に持ち上げられる。
【0024】この空間部内の第2の発熱部材であるIC
28はケーシング21の底板に穿った吸入口31から吸
入した吸入風32cによって自然冷却されて、同じくケ
ーシング21の天板に穿った排出口29から排出風32
dとして排出される。
【0025】即ち、本実施例によれば、冷却ファン25
から排出される風32bを誘導板26に吹き付け、誘導
板26の端部に冷却風を誘導することで生ずる負圧作用
によって、吸入口31と誘導板26及びケーシング21
の左右板及び前板(パネル)で囲まれた空間部に形成さ
れたダクト33の空気は、排出口29側に持ち上げられ
る。
【0026】外気が吸入口31から空間部のダクト33
内に吸入風32cとして吸入され、排出口29から排出
風32dとして排気されているためIC26は自然冷却
されて、1つの冷却ファン25で二つの発熱部材を同時
に冷却することができる。
【0027】冷却ファン25としては、特に送風量の大
きな冷却ファンを必要とせず、ヒートシンク23を小さ
く出来て、スペース的にも余裕のある配置が可能であ
り、ケーシング21に穿つ排出口29及び吸入口30及
び31も小面積で済み、ケーシング加工費の低減と共に
強度も充分にとることが可能となる。
【0028】また誘導板26は回路間の遮蔽板の効果を
兼ねることができるので、回路間を電磁的に遮蔽するた
めに、パーマロイ等の透磁率の高い部材を用いたり、静
電的に遮蔽するために、例えば銅等の導電性の高い部材
を用いたりする。また、発熱部材からの放射熱を遮断す
るために断熱性の高い部材を用いることもできる。
【0029】図2A及び図2Bは本発明の他の実施例の
構成を示すAVアンプの冷却装置を示すもので図1との
対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0030】本実施例のAVアンプの冷却装置20のケ
ーシング21内は3分割されて互に遮蔽板兼用の誘導板
26で区切られている。
【0031】3つの空間部内に第1の発熱部材であるプ
リント回路基板24上に立設したP−TR22、及び、
第2の発熱部材であるプリントの回路基板27に植立し
たIC28、並びに、第3の発熱部材であるプリント回
路基板34に植立したIC35が配設されている。
【0032】図2Aでは、P−TR22の収納された第
1の空間部とIC35が収納された第3の空間部間には
例えば電磁誘導を遮蔽する遮蔽板兼用の誘導板26bが
設けられ、第1の空間部及び第3の空間部とIC28が
収納された第2の空間部間にはV字状の例えば、静電遮
蔽する遮蔽板兼用の誘導板26aが設けられている。
【0033】第1の空間部には、ヒートシンク23が配
設され、このヒートシンク23のベース23aに固定さ
れた複数チャンネル分のP−TR22は、冷却ファン2
5で強制空冷されている。
【0034】ケーシング21の背板21aの上部に穿っ
た吸入口30からの吸入風32aは断面がV字状に形成
された遮蔽板兼用の誘導板26aの一方の傾斜部に吹き
付けられて、この一方の傾斜部に誘導された吹出風は誘
導板26aの他方の傾斜部で反転されて反転風32eと
成され、プリント回路基板34に植立したIC35が配
設されている第3の空間部内に吹き込まれる。
【0035】そして、第3の空間部に配設されたIC3
5を強制空冷しながらケーシング21の背板21aの下
端に穿った排気口29aより排気される。
【0036】一方、プリント回路基板27に植立したI
C28の配設された第2の空間部は、冷却ファン25か
らの吹出風が誘導板26aに沿って吹き出して誘導板2
6aとケーシング21の底板間に形成した空隙部36を
負圧にするので、ケーシング21の天板の前方に穿った
吸入口31からの吸入風32cでダクト33によるダク
トの効果で自然空冷され、排出風32dとして空隙部3
6を介して第3の空間部内に流入し排気口29aから排
気される。
【0037】図2Bは、第2の空間部に配設した第2の
発熱部材であるIC28を自然冷却する際に、吸入口3
1から吸入した吸入風32cは、ダクト33によってケ
ーシング21の底板の前部に穿った排気口29bから排
気風32dとしても排気する様に成されている。
【0038】図2Cに示す構成は、第1の発熱部材とし
てケーシング21のパネル21b側に設けた光ピックア
ップ装置や、ディスク駆動装置等を含むメカデッキ37
を収納した第1の空間部及びケーシング21の後部の上
下に第2及び第3の空間部を設けている。
【0039】そして第2の発熱部材としてのプリント回
路基板27に植立したIC28と、第3の発熱部材とし
ての電源回路を遮蔽板兼用の誘導板26a及び26bを
介して2分割して、第2及び第3の空間部間に収納させ
る様に成したものである。
【0040】第1の空間部に収納したメカデッキ37
は、パネル21bに形成されたディスク挿入口38から
強制空冷用の外気が矢印Aの様に取り込まれる。メカデ
ッキ38の背面には吸入用の冷却ファン25が取り付け
られ、冷却ファン25は、断面V字状に形成された遮蔽
板兼用の誘導板26aの頂部近傍に風を吹き付ける。吹
き付けられた風はケーシング21の天板及び底板に形成
された排気口29及び29aから傾斜部に沿って排気さ
れる。
【0041】第2及び第3の空間部を形成するために、
電磁誘導を遮蔽する部材を用いた遮蔽板兼用の第2の誘
導板26bが第1の誘導板26aの頂部から水平にケー
シング21の背板21aまで延設されている。
【0042】背板21aには、第1及び第2の空間部を
跨ぐ様に複数のベンチレータ39が並設されている。
【0043】従って第2及び第3の空間部内では第1の
誘導板26aに冷却ファン25で吹き付けられた排気風
が誘導板26aに誘導されて、排気口29aから排気さ
れることにより、誘導板26aの両方の端部が負圧にな
るので、ベンチレータ39から外気が吸引され、排気口
29及び29aを介して排気され、第1及び第2の空間
部内のIC28及び35等を自然空冷する。
【0044】上述の図2A〜図2Cの構成によれば、1
つの冷却ファン25で3つの空間部に収納された発熱部
材を冷却出来ると共に、互に隣接配置された回路間を誘
導板26a及び26bによって磁気的或は容量的にシー
ルドすることが出来る。
【0045】したがって、電波によるノイズや磁気誘導
及び静電誘導による回路の各種障害を除去可能なAVア
ンプ或は光ディスク再生装置等の冷却装置が得られる。
【0046】図3は本発明の電子機器の冷却装置の更に
他の実施例の構成を示す斜視図を示すものである。
【0047】図2Cで説明したと同様のメカデッキ37
内の光ピックアップ44やディスク駆動モータ等の第1
の発熱部材と、電源回路等の第2の発熱部材を1つの冷
却ファンを介して冷却すると共に、特に清浄な空気を介
して、第1の発熱部材である光ピックアップ44やディ
スク駆動モータ等を冷却するためにメカデッキ37を空
気清浄用フィルタ40を介して冷却する様に成したもの
である。
【0048】即ち、ケーシング21のパネル41側には
光ディスクのローディング用の挿入口42が設けられ、
光ディスク挿入口42は外気が吸入されない様にリッド
43が設けられている。
【0049】例えば、ケーシング21の側板に穿った吸
入口30より吸入した外気は、空気清浄フィルタ40で
クリーンな空気と成され、第1の発熱部材であるメカデ
ッキ37内の光ピックアップ44やディスク駆動モータ
等を冷却ファン25で強制空冷する。
【0050】また、第2の発熱部材である電源回路等が
収納された第2の空間部は、電源回路からの電磁誘導と
放射熱を遮蔽する遮蔽板兼用の誘導板26で仕切られて
いる。
【0051】誘導板26は、第1及び第2の空間部間に
傾斜して配設され、ケーシング21の背板21aに空隙
部36を介して排出口29を形成すると共に第2の空間
部内に吸入風32cを吸入するための吸入孔31を天板
に形成させる。
【0052】上述の構成で冷却ファン25で強制空冷し
た清浄空気で第1の発熱部材を強制空冷した後に誘導板
26に吹き付けられた吹付風は排出風32bとして排出
口29を介して排出される。
【0053】一方、誘導板26に誘導されて排出口29
から排出風32bを排出することによって、誘導板26
の端部に形成される空隙部36が負圧になるので、第2
の空間部内が負圧になって第2の空間部内の第2の発熱
部材である電源回路は、天板に穿った吸入口31よりの
吸入風32cが背板21aに穿った排出口29から排出
風32dとして排気されて、自然に空冷にされる。
【0054】従って、この場合も1つの冷却ファン25
で二つの発熱部材を冷却出来るだけでなく、清浄な空気
で冷却しなければならない光ピックアップ等のレンズ系
に塵埃等が付着しない冷却が可能と成る。
【0055】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、1
つの冷却ファンで複数の発熱部材を有効に冷却すること
ができる。また、清浄な空気で冷却しなければならない
発熱部材は、フィルタを介して塵埃を濾過した後に強制
空冷することが出来、その冷却風を再利用して自然空冷
させることで、他の発熱部材も冷却することができる。
また、排出口及び吸入口を可能な限り多く穿設する様に
して放熱効果を高める必要がなくなるので、ケーシング
の強度が弱くならず、外形設計に自由度を増すことがで
きる。また、誘導板は、回路間の電磁波の輻射に対する
シールド効果や静電気に対する静電シールド効果、さら
に発熱部からの輻射熱に対する断熱効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子機器の冷却装置の
側断面図である。
【図2】本発明の他の一実施例を示す電子機器の冷却装
置の側断面図である。
【図3】本発明のさらに他の一実施例を示す電子機器の
冷却装置の構成を示す斜視図である。
【図4】従来の冷却装置の構成図である。
【符号の説明】
20‥‥冷却装置、21‥‥ケーシング、22‥‥パワ
ートランジスタ(P−TR)、26‥‥誘導板、29,
29a,29b‥‥排出口、30,31‥‥吸入口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱部材が配設されたケーシング
    を有する電子機器の冷却装置に於いて、 上記複数の発熱部材間に設けられた空気流を誘導する誘
    導部材を具備し、 上記発熱部材のうち所望の発熱部材を強制空冷させると
    共に上記誘導部材に向って送風させ、上記所望の該発熱
    部材とは異なる他の発熱部材を、上記誘導部材への送風
    で誘導部材の端部に生ずる負圧で自然空冷によって冷却
    させて成ることを特徴とする電子機器の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の発熱部材間に配設した誘導部
    材の端部に前記強制空冷及び自然空冷の排気口を前記ケ
    ーシングに設けて成ることを特徴とする請求項1記載の
    電子機器の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記所望の発熱部材を強制空冷して前記
    誘導部材に送風した風を誘導して他の発熱部材に流出さ
    せると共に前記自然空冷させた他の発熱部材の前記誘導
    部材の端部の排出口からの風をも前記他の発熱部材に送
    風させて成ることを特徴とする請求項1記載の電子機器
    の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記強制空冷される発熱部材を空気清浄
    用フィルタを介して冷却して成ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれか1項記載の電子機器の冷却
    装置。
  5. 【請求項5】 前記誘導部材を遮蔽部材と兼用して成る
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    記載の電子機器の冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記誘導部材が電磁誘導を遮蔽する部材
    であることを特徴とする請求項5記載の電子機器の冷却
    装置。
  7. 【請求項7】 前記誘導部材が静電誘導を遮蔽する部材
    であることを特徴とする請求項5記載の電子機器の冷却
    装置。
  8. 【請求項8】 前記誘導部材が放射熱を遮断する断熱部
    材であることを特徴とする請求項5記載の電子機器の冷
    却装置。
JP28778697A 1997-10-02 1997-10-02 電子機器の冷却装置 Withdrawn JPH11112177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28778697A JPH11112177A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 電子機器の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28778697A JPH11112177A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 電子機器の冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11112177A true JPH11112177A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17721732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28778697A Withdrawn JPH11112177A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 電子機器の冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11112177A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004235258A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Fujitsu Ltd エアダクト及び電子装置
US6934958B2 (en) 2001-06-18 2005-08-23 Benq Corporation Airflow guidance structure for heat discharge in optical storage carrier player
WO2006106830A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 Pioneer Corporation 筐体
US7372696B2 (en) 2005-01-20 2008-05-13 Abb Oy Cooling device and method for electronic apparatus
JP2008197136A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sharp Corp 表示装置
US7421720B2 (en) * 2002-10-10 2008-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk device
JP2009106116A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Fuji Electric Systems Co Ltd 電力変換装置の日照熱冷却方法
JP2010163274A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御装置
JP2016106426A (ja) * 2010-04-23 2016-06-16 ナパテック アクティーゼルスカブ 熱制御式組立体
JP2016162806A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 富士通株式会社 電子機器筐体及び風制御板
US9736965B2 (en) 2014-09-12 2017-08-15 Teac Corporation Playback device for aircraft
JP2017174847A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 東芝メモリ株式会社 半導体装置
CN110754142A (zh) * 2017-06-14 2020-02-04 Nec平台株式会社 壳体、电子设备和冷却方法
JP2020152215A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社Subaru 車載機器ユニット

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6934958B2 (en) 2001-06-18 2005-08-23 Benq Corporation Airflow guidance structure for heat discharge in optical storage carrier player
US7421720B2 (en) * 2002-10-10 2008-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk device
JP2004235258A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Fujitsu Ltd エアダクト及び電子装置
US7372696B2 (en) 2005-01-20 2008-05-13 Abb Oy Cooling device and method for electronic apparatus
WO2006106830A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 Pioneer Corporation 筐体
JP2008197136A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sharp Corp 表示装置
JP2009106116A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Fuji Electric Systems Co Ltd 電力変換装置の日照熱冷却方法
JP2010163274A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御装置
JP2016106426A (ja) * 2010-04-23 2016-06-16 ナパテック アクティーゼルスカブ 熱制御式組立体
US9736965B2 (en) 2014-09-12 2017-08-15 Teac Corporation Playback device for aircraft
JP2016162806A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 富士通株式会社 電子機器筐体及び風制御板
JP2017174847A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 東芝メモリ株式会社 半導体装置
CN110754142A (zh) * 2017-06-14 2020-02-04 Nec平台株式会社 壳体、电子设备和冷却方法
CN110754142B (zh) * 2017-06-14 2021-03-12 Nec平台株式会社 壳体和包括该壳体的电子设备
US11224148B2 (en) 2017-06-14 2022-01-11 Nec Platforms, Ltd. Case, electronic device, and cooling method
JP2020152215A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社Subaru 車載機器ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5063476A (en) Apparatus for controlled air-impingement module cooling
US7218517B2 (en) Cooling apparatus for vertically stacked printed circuit boards
US7193846B1 (en) CPU fan assembly
JP4982590B2 (ja) 表示装置及び電子機器
JPH11112177A (ja) 電子機器の冷却装置
JP2658805B2 (ja) 電磁シールド用筐体
JP4823374B1 (ja) 電子機器
JP2005149684A (ja) ディスクアレイ装置
JP4340193B2 (ja) シールドボックス
US20050174732A1 (en) Main unit of a computer
JP2000174474A (ja) 電子機器の冷却装置
US7690008B2 (en) Optical disc drive having openings in the housing to allow air therein
JPH0385797A (ja) 電気機器の冷却装置
JPH11145658A (ja) 磁気ディスクアレイ装置及びダミーモジュール
JP2007188599A (ja) 電子機器
JP2002185169A (ja) 屋外設置型通信装置
KR100476589B1 (ko) 옥외용 정보통신기기
JPH06204675A (ja) 電子装置の冷却構造
JP2000059061A (ja) 電子機器収納装置及び電子機器収納容器
JP2006066037A (ja) 冷却構造を備えた記録再生装置
JP2003163480A (ja) 電子機器筐体の空冷構造
JP2006066037A5 (ja)
JP4147894B2 (ja) 発熱体の冷却装置および発熱体の冷却装置を有する電子機器
JP5066294B2 (ja) 電子機器
JP2828058B2 (ja) 電子機器の冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207