JPH11111378A - 合体コネクタ - Google Patents

合体コネクタ

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JPH11111378A
JPH11111378A JP9270194A JP27019497A JPH11111378A JP H11111378 A JPH11111378 A JP H11111378A JP 9270194 A JP9270194 A JP 9270194A JP 27019497 A JP27019497 A JP 27019497A JP H11111378 A JPH11111378 A JP H11111378A
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Toshiaki Okabe
敏明 岡部
Koichi Shiromizu
浩一 白水
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Yazaki Corp
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタが不完全合体となっていることを判
断でき、不完全合体のままで使用することを防止する。 【解決手段】 上下の単位コネクタ20、21を合体さ
せることによってサブコネクタ12を形成し、サブコネ
クタ12をベースコネクタ11のコネクタ収容室14に
挿入して合体させる。サブコネクタ12がコネクタ収容
室14に完全に挿入されない場合、サブコネクタ12が
コネクタ収容室14から部分的に突出するように、サブ
コネクタ12及びコネクタ収容室14の寸法を設定し、
サブコネクタ12の突出の有無によって完全合体、不完
全合体を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2以上のコネクタ
を合体させることによって使用される合体コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は、従来の合体コネク
タを示す。図11の合体コネクタは、複数のコネクタ
1、1を上下に積み重ねて合体させるものであり、それ
ぞれのコネクタのハウジング2、2は同一形状に成形さ
れている。それぞれのハウジング2、2の外側面には、
フック3及びフック溝4が対向するように設けられてお
り、ハウジング2、2を上下に重ね合わせることによっ
て相互に係合してハウジング2、2が外れることを防止
し、合体状態の保持がなされるようになっている。5
は、ハウジング2、2内に収容された端子、6は、端子
5に接続されるワイヤハーネスである。
【0003】図12の合体コネクタは、複数のコネクタ
7、7、…を横方向に並べて合体コネクタとするもので
ある。複数のコネクタ7、7、…は、異なった数の端子
収容室8を有したハウジング9、9、…からなり、この
ハウジング9、9、…をカバー10内に横並び状に挿入
する。カバー10は、所定数のコネクタ7、7、…が挿
入される矩形状に成形されており、その挿入口10aか
らコネクタ7、7、…を挿入することにより、各コネク
タ7、7、…はカバー10によって相対移動が拘束され
て合体コネクタとなる。この従来構造では、コネクタ
7、7、…は個々に合体する手段を有しておらず、単に
カバー10内に組み込まれることによって合体コネクタ
となるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11の構造では、フ
ック3及びフック溝4が係合することによってコネクタ
が合体し、図12の構造では、カバー10内に挿入する
ことによってコネクタ7、7、…が合体状態となる。
【0005】ところが従来の合体コネクタでは、コネク
タ2、2及び7、7、…が完全に合体しているか否かを
確認する手段を備えていない。このため、完全合体、不
完全合体の区別ができず、不完全合体のままで相手側コ
ネクタと嵌合させた場合、コネクタが合体状態から脱落
したり、分離する。このため、信頼性のある使用ができ
ないものとなっている。
【0006】又、従来の構造では、コネクタ相互の結合
力が弱く、完全合体の状態で組み付けても、振動や電線
に作用する引っ張り力、その他の外力によって合体状態
から分解する問題も有している。
【0007】そこで、本発明は、コネクタ相互の合体状
態を確認できる構造とすることにより、不完全合体のま
までの使用を防止することができる合体コネクタを提供
することを目的とする。
【0008】又、本発明は、コネクタ相互を強固に結合
させることができる構造とすることにより、外力によっ
て分解することのない合体コネクタを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、第1のコネクタに設けたコネク
タ収容室に第2のコネクタを挿入することにより複数の
コネクタが合体して相手コネクタへ嵌合される合体コネ
クタであって、前記第2のコネクタをコネクタ収容室に
完全挿入した状態で相手コネクタとの嵌合が許容され、
第2のコネクタをコネクタ収容室に不完全挿入した状態
で相手コネクタとの嵌合が阻止されることにより、前記
第2のコネクタのコネクタ収容室への挿入状況に基づい
て判断可能な構造となっていることを特徴とする。
【0010】この合体コネクタでは、第2のコネクタを
第1のコネクタのコネクタ収容室に挿入することによ
り、第1及び第2のコネクタが合体する。このとき、第
2のコネクタの挿入状況、すなわち、第2のコネクタを
コネクタ収容室に完全挿入した状態では、相手コネクタ
との嵌合が許容され、不完全挿入した状態では、相手コ
ネクタとの嵌合が阻止されることにより、第2のコネク
タが第1のコネクタと完全合体しているか、不完全合体
しているかを判断できるため、不完全合体状態での使用
を未然の防止することができ、信頼性のある使用を行う
ことができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記完全挿入によって第2のコネクタがコネク
タ収容室に収容される一方、不完全挿入によって第2の
コネクタがコネクタ収容室から部分的に突出するように
第2のコネクタ及びコネクタ収容室の寸法が設定されて
いることを特徴とする。
【0012】この合体コネクタでは、第2のコネクタが
第1のコネクタのコネクタ収容室に不完全挿入されるこ
とにより、第2のコネクタがコネクタ収容室から突出す
る。従って、突出の有無によって、完全合体及び不完全
合体を簡単に判断することができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載の発明で
あって、前記第2のコネクタは、複数の単位コネクタを
合体することによって形成されていることを特徴とす
る。
【0014】この合体コネクタでは、複数の単位コネク
タを合体することによって第2のコネクタが構成され
る。そして、合体状態の第2のコネクタを第1のコネク
タのコネクタ収容室に挿入することにより、第2のコネ
クタと第1のコネクタとが合体する。従って、2段階の
合体によって合体コネクタが形成され、コネクタの合体
数を増加させることができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記第2のコネクタは、複数の単位コネクタを
合体することによって形成されており、前記コネクタ収
容室の挿入口は、前記単位コネクタの完全合体状態の第
2のコネクタが挿入可能である一方、不完全合体状態の
第2のコネクタが挿入不可能なように間口寸法が設定さ
れていることを特徴とする。
【0016】この合体コネクタにおいても、複数の単位
コネクタを合体することによって第2のコネクタが構成
され、第2のコネクタを第1のコネクタのコネクタ収容
室に挿入することにより、第2のコネクタと第1のコネ
クタとが合体する。このため、コネクタの合体数を増加
させることができる。
【0017】この構造において、単位コネクタが完全合
体状態の第2のコネクタは第1のコネクタのコネクタ収
容室内に挿入できるが、単位コネクタが不完全合体状態
では、第2のコネクタを第1のコネクタのコネクタ収容
室に挿入することができない。コネクタ収容室への挿入
の可否によって、完全合体及び不完全合体状態を簡単に
判断でき、その後の対応が可能となる。
【0018】請求項5の発明は、請求項3記載の発明で
あって、前記合体される複数の単位コネクタのそれぞれ
に、相互に嵌合して単位コネクタの合体を行う凹部及び
凸部が対向して設けられていることを特徴とする。
【0019】凹部と凸部とが嵌合することにより、単位
コネクタは完全合体状態となる。一方、凹部と凸部とが
嵌合しない場合は、単位コネクタが不完全合体となり、
単位コネクタが浮き上がった状態となる。このため、第
2のコネクタを第1のコネクタのコネクタ収容室に挿入
しようとしても、第2のコネクタは第1のコネクタに突
き当たって、挿入することができない。これにより不完
全合体状態を簡単に判断できる。
【0020】請求項6の発明は、請求項3〜5のいずれ
かに記載の発明であって、前記合体される複数の単位コ
ネクタのそれぞれに、相互に係合して合体状態を保持す
るフック部材が対向して設けられていることを特徴とす
る。
【0021】この構造では、単位コネクタに設けたフッ
ク部材が相互に係合して合体状態を保持するため、単位
コネクタが強固に結合する。このため、振動や電線に作
用する引っ張り力等の外力によって、分解することがな
くなり、安定した合体状態とすることができる。
【0022】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の発明であって、前記第1のコネクタが相手側
コネクタと嵌合可能となっており、前記第2のコネクタ
及びコネクタ収容室の対向部位に、相手側コネクタとの
嵌合方向と交差する方向に沿って配置され、相互に嵌合
する抜け止め溝及び抜け止めリブが設けられていること
を特徴とする。
【0023】この構造では、相互に係合する抜け止め溝
及び抜け止めリブが、相手側コネクタとの嵌合方向と交
差する方向に形成されているため、相手側コネクタとの
嵌合や嵌合からの離脱の際の応力が作用したり、電線に
引っ張り力が作用しても、第2のコネクタが第1のコネ
クタから外れることを防止する。このため、コネクタの
合体強度を強固とすることができ、安定した合体を行う
ことができる。
【0024】請求項8の発明は、請求項7記載の発明で
あって、前記抜け止めリブを切断する係合溝部が形成さ
れており、前記第2のコネクタのコネクタ収容室への挿
入によって前記係合溝部に係合する係合突起部が前記抜
け止め溝に形成されていることを特徴とする。
【0025】この構造では、第2のコネクタをコネクタ
収容室に挿入することにより、係合突起部が係合溝部に
係合する。この係合は、第2のコネクタが挿入される方
向であり、係合により第2のコネクタと第1のコネクタ
とが結合する。従って、第2のコネクタは挿入方向で
も、第1のコネクタと強固に結合し、第1のコネクタか
ら抜け出ることがなく、安定した合体状態となる。
【0026】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
かに記載の発明であって、前記第1のコネクタが嵌合す
る相手側コネクタに当接可能であり、且つ相手側コネク
タへの嵌合の際の押し付け力を第2のコネクタのコネク
タ収容室への挿入力に変換するカム面が、前記第2のコ
ネクタに形成されていることを特徴とする。
【0027】この構造におけるカム面は、第1のコネク
タが嵌合する相手側コネクタに当接し、相手側コネクタ
への嵌合のための押し付け力を第2のコネクタの挿入力
に変換する。このため、第1のコネクタを相手側コネク
タに嵌合する際に、第2のコネクタを第1のコネクタの
コネクタ収容室に押し込むことができる。これにより、
第2のコネクタが完全挿入状態となる。従って、第2の
コネクタが不完全挿入状態であっても、相手側コネクタ
との嵌合と同時に完全挿入状態とすることができ、挿入
操作が簡単となる。
【0028】請求項10の発明は、請求項1〜6のいず
れかに記載の発明であって、前記第1のコネクタが相手
側コネクタと嵌合可能となっており、前記第2のコネク
タ及びコネクタ収容室の対向位置に、相手側コネクタと
の嵌合方向に沿って配置され、相互に係合する抜け止め
フック及びフック受が設けられていることを特徴とす
る。
【0029】この構造の抜け止めフック及びフック受
は、相手側コネクタとの嵌合方向に沿って設けられてお
り、相互に係合することにより、第1及び第2のコネク
タを強固に合体させる。従って、相手側コネクタとの嵌
合や嵌合からの離脱の際の応力が作用したり、電線に引
っ張り力が作用しても、第2のコネクタが第1のコネク
タから抜け出ることがない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
により具体的に説明する。
【0031】第1の実施形態 図1〜図4は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は
その分解斜視図である。図1において、11は、第1の
コネクタとしてのベースコネクタ、12は、第2のコネ
クタとしてのサブコネクタであり、いずれも絶縁性樹脂
によって成形されている。本実施形態の合体コネクタ
は、サブコネクタ12をベースコネクタ11に合体させ
ることによって形成されるものである。
【0032】ベースコネクタ11には、端子(図示省
略)が収容される端子収容室13が、中央部分に上下2
段、左右2列で形成されている。又、端子収容室13の
左右には、サブコネクタ12が挿入されるコネクタ収容
室14が形成されている。
【0033】それぞれのコネクタ収容室14は、端子収
容室13との境となる側壁部15と、側壁部15の上下
端部から左右方向に延びる上壁部16及び下壁部17
と、上壁部16及び下壁部17の後端部を連設する後壁
部18によって囲まれることによって形成されている。
このコネクタ収容室14における側壁部15と対向した
側面部分及び後壁部18と対向した前面部分は開口され
ており、開口されている側面部分がサブコネクタ12が
挿入される挿入口19となっている。
【0034】サブコネクタ12は、単位コネクタ20、
21を上下2段で積み重ねて、合体させることによって
形成されている。図2は、サブコネクタ12の分解状態
を示し、20は下側単位コネクタ、21は上側単位コネ
クタであり、いずれも後面部分が開口された矩形ボック
ス状に形成されている。
【0035】下側単位コネクタ20の左右の側面部34
の後側には、上側単位コネクタ21を受ける受部22が
突出するように形成されている。又、受部22の上方に
は、上側単位コネクタ21が係合するフック突起23が
形成されている。なお、下側単位コネクタ20の上面部
は部分的に開口されているが、この開口部24は上側単
位コネクタ21を積み重ねることにより、上側単位コネ
クタ21の底面部25によって封鎖されるようになって
いる。
【0036】上側単位コネクタ21の左右の側面部35
の前側には、下方に延びるフック片26が形成されてい
る。フック片26は、上側単位コネクタ21を下側単位
コネクタ20に重ねたとき、下側単位コネクタ20の受
部22上に当接する。この当接及び下側単位コネクタ2
0の側面部34が上側単位コネクタ21の底面部25に
当接することにより、図1に示すように上側単位コネク
タ21が下側単位コネクタ20に支持される。
【0037】上側単位コネクタ21のフック片26に
は、下側単位コネクタ20のフック突起23が係合する
フック孔27が形成されている。フック孔27及びフッ
ク突起23は、相互に係合するフック部材を構成するも
のであり、フック孔27とフック突起23とが係合する
ことにより、下側単位コネクタ20及び上側単位コネク
タ21が相互に強固に合体して外れることがなくなる。
このため、上下の単位コネクタ20、21は、安定した
合体状態となることができる。
【0038】上側単位コネクタ21の上面部28は、部
分的に開口されているが、この開口部31は蓋体29に
よって閉じられる。蓋体29は、ヒンジ部30を介して
上側単位コネクタ21の上面部28に回動可能に設けら
れ、その回動によって開口部31を封鎖する。
【0039】蓋体29の左右の先端側には、係止孔32
を有した係止片33が屈曲して連設している。これに対
して、係止孔32と対向する係止突起36が側面部35
に形成されている。従って、蓋体29を閉じ方向に回動
させると、係止突起36と係止孔32とが係合して、蓋
体29の閉じ状態が固定され、蓋体29が不用意に開く
ことが防止される。
【0040】サブコネクタ12は、このような下側単位
コネクタ20及び上側単位コネクタ21を積み重ね、フ
ック突起23とフック孔27とを係合させて上下の単位
コネクタ20、21を合体させることにより組み立てら
れる。そして、蓋体29を閉じることにより、図1に示
すように上下2段の端子収容室37がサブコネクタ12
に形成される。
【0041】このように、上下の単位コネクタ20、2
1を合体させることによってサブコネクタ12を形成
し、このサブコネクタ12をベースコネクタ11のコネ
クタ収容室14に挿入して合体させる構造では、2段階
の合体によって合体コネクタが形成されるため、コネク
タの合体数を増加させることができるメリットがある。
【0042】さらに、サブコネクタ12には、抜け止め
溝39が形成されている。抜け止め溝39は、下側単位
コネクタ20の底面部40を左右方向に沿って部分的に
窪ませることによって形成されるものであり、後述する
ベースコネクタ11の抜け止めリブ38が嵌合する。
【0043】この実施形態において、ベースコネクタ1
1は相手側コネクタ42(図4参照)に嵌合することに
よってコネクタ相互の接続が行われる。ベースコネクタ
11は、図1及び図4に示すように、前面部分43側か
ら相手側コネクタ42に嵌合するものである。この嵌合
に先立って、サブコネクタ12がベースコネクタ11の
コネクタ収容室14に挿入される。
【0044】ベースコネクタ11のコネクタ収容室14
の内部には、図1に示すように、抜け止めリブ38及び
係合溝部41が設けられている。
【0045】抜け止めリブ38は、コネクタ収容室14
の下壁部17から上方に突出するように設けられてい
る。この抜け止めリブ38は、ベースコネクタ11が相
手側コネクタ42と嵌合する嵌合方向と直交する交差方
向に沿って形成されるものであり、サブコネクタ12を
コネクタ収容室14に挿入することにより、抜け止めリ
ブ38とサブコネクタ12の抜け止め溝39とは相手側
コネクタ42との嵌合方向と直交状に交差する方向で嵌
合する。
【0046】このような抜け止めリブ38と抜け止め溝
39との嵌合方向は、相手側コネクタ42との嵌合やそ
の離脱の際の応力及び電線に作用する引っ張り力と交差
する方向であるため、これらが作用しても、サブコネク
タ12はベースコネクタ11から外れることがなくな
る。このため、安定した合体状態とすることができる。
又、抜け止めリブ38及び抜け止め溝39は、サブコネ
クタ12をコネクタ収容室14に挿入する方向に沿って
いるため、サブコネクタ12挿入の際のガイドとしても
作用する。このため、サブコネクタ12をコネクタ収容
室14に簡単に挿入することができる。
【0047】以上の抜け止めリブ38及び抜け止め溝3
9に加えて、この実施形態では、抜け止め凸部43が形
成されている。抜け止め凸部43は、図1に示すよう
に、上壁部16の前端部を下方に延ばすことによって形
成されており、コネクタ収容室14に挿入されたサブコ
ネクタ12の上部に当接する。この当接によって、サブ
コネクタ12は上部々分側の抜け止めがなされるため、
安定した合体状態となることができる。
【0048】上述した係合溝部41は、抜け止めリブ3
8を部分的に切断することによって形成されている。こ
の係合溝部41に対応して、サブコネクタ12には、係
合突起部44が形成されている。
【0049】係合突起部44は、図3に示すように、サ
ブコネクタ12の下側単位コネクタ20に設けた抜け止
め溝39内に形成されている。この係合突起部44は、
サブコネクタ12をコネクタ収容室14に挿入する方向
に沿って斜めに傾斜した後、水平状となる形状に成形さ
れている。このような形状に成形されることにより、抜
け止めリブ38と抜け止め溝39とが嵌合しながらコネ
クタ収容室14に挿入されるサブコネクタ12の挿入の
支障となることがない。
【0050】かかる係合突起部44は、サブコネクタ1
2をコネクタ収容室14に挿入することにより、抜け止
めリブ38の係合溝部41と係合する。この係合によっ
て、サブコネクタ12はコネクタ収容室14への挿入方
向においても、ベースコネクタ11と強固に結合する。
このため、サブコネクタ12がベースコネクタ11から
外れることがなく、安定した合体を行うことができる。
【0051】本実施形態では、サブコネクタ12とコネ
クタ収容室14との寸法関係が以下のように設定され
る。すなわち、サブコネクタ12がコネクタ収容室14
に完全に挿入された場合、サブコネクタ12の全体がコ
ネクタ収容室14内に収容されて外部に突出することが
ない反面、不完全に挿入された場合、サブコネクタ12
がコネクタ収容室14から部分的に突出するように、サ
ブコネクタ12、コネクタ収容室14の寸法が相対的に
設定される。
【0052】このような寸法関係に設定することによ
り、サブコネクタ12が完全にコネクタ収容室14に挿
入されると、サブコネクタ12が突出していないため、
ベースコネクタ11を相手側コネクタ42に嵌合させて
も、サブコネクタ12が相手側コネクタ42と干渉した
り、引っ掛かることがない。このため、相手側コネクタ
42との嵌合を円滑に行うことができる。
【0053】図4は、サブコネクタ12がコネクタ収容
室14に不完全に挿入された状態を示す。同図におい
て、45は相手側コネクタ42のハウジングであり、ベ
ースコネクタ11が嵌合する側に嵌合室46が形成され
ている。47は、嵌合室46内に突出する端子である。
嵌合室46の幅及びベースコネクタ11の前面部分43
の長さが略同一に設定されることにより、ベースコネク
タ11が嵌合室46に嵌合することができる。
【0054】コネクタ収容室14への不完全挿入の場
合、サブコネクタ12は、ベースコネクタ11の側面か
ら突出した状態となる。この状態では、ベースコネクタ
11が嵌合室46に嵌合することができない。従って、
サブコネクタ12が完全挿入又は不完全挿入されている
かは、ベースコネクタ11が相手側コネクタ42と嵌合
できるか否かによって判断することができる。しかも、
この相手側コネクタ42と嵌合できるか否かは、サブコ
ネクタ12がベースコネクタ11から突出しているか否
かによって決定される。このため、サブコネクタ12の
突出の有無によって、サブコネクタ12が完全挿入であ
るか、不完全挿入であるかを判断することができ、完全
挿入及び不完全挿入の判断を簡単に行うことができる。
これにより、誤って不完全挿入のままで使用することを
未然に防止することができ、不完全挿入に起因したサブ
コネクタ12の脱落や分離がなくなり、信頼性のある使
用を行うことができる。
【0055】図1において、48は、ベースコネクタ1
1の上壁部16に形成されたロックアームである。この
ロックアーム48は、ベースコネクタ11を相手側コネ
クタ42と嵌合させた場合に、相手側コネクタ42のロ
ック部材(図示省略)と係合してコネクタの結合状態を
保持するように作用する。
【0056】第2の実施形態 図5及び図6は、本発明の第2の実施形態を示し、第1
の実施形態と同一の部分は同一の符号によって対応させ
てある。この実施形態では、サブコネクタ12にカム面
47が形成されている。カム面47は、相手側コネクタ
42に当接可能な部位に形成されるものであり、サブコ
ネクタ12における相手側コネクタ42側の側面に設け
られている。このカム面47は、相手側コネクタ42側
の側面を斜めに切除することによって形成されており、
相手側コネクタ42への嵌合の際の押し付け力をサブコ
ネクタ12のコネクタ収容室14への押し込み力に変換
する。
【0057】コネクタ収容室14への挿入が不完全の場
合、サブコネクタ12のカム面46はベースコネクタ1
1の側面から突出した状態となる。この状態でベースコ
ネクタ11を相手側コネクタ42に嵌合させると、カム
面47が相手側コネクタ42のハウジング45端面に当
接して嵌合させることができない。
【0058】さらに、ベースコネクタ11を、矢印Cで
示すように相手側コネクタ42に押し付けると、カム面
47が相手側コネクタ42の端面と滑りを生じる。この
ため、矢印Dで示すように、サブコネクタ12はコネク
タ収容室11内に押し込まれる。従って、サブコネクタ
12が不完全挿入状態であっても、ベースコネクタ11
を相手側コネクタ42に嵌合させる際に、ベースコネク
タ11に完全に挿入することができる。
【0059】第3の実施形態 図7〜図9は、本発明の第3の実施形態を示し、第1の
実施形態と同一の部分には同一の符号を付して対応させ
てある。この実施形態におけるベースコネクタ11の中
央部分は、上下2段に区切られており、上段部分が端子
収容室13となっている。この端子収容室13の上部に
は、カバー蓋51がヒンジ部52を介して回動可能に設
けられており、閉じ方向への回動によって、カバー蓋5
1は端子収容室13の上部を閉鎖する。
【0060】カバー蓋51の先端の左右側には、挟み片
53が形成されている。左右の挟み片53は、それぞれ
間隔を有して対向する一対からなり、カバー蓋51の閉
じ方向への回動によって端子収容室13の左右の側壁体
54を挟むようになっている。又、左右の挟み片53の
それぞれには、孔部55が形成されており、端子収容室
13の左右の側壁体54に形成されている突起部56に
係合することができる。この係合によってカバー蓋51
は、端子収容室13の上部を安定して閉じることができ
る。
【0061】端子収容室13よりも下方のの下段部分は
窪んでおり、窪んだ内部には、相手側コネクタ(図示省
略)と係合するロックアーム48が設けられている。
【0062】端子収容室13の左右両側には、コネクタ
収容室14が設けられている。各コネクタ収容室14
は、下壁部17、上壁部16及び左右の側壁部57、5
8によって囲まれることによって形成されており、前面
側が開放されている。この開放された前面側がサブコネ
クタ12が挿入される挿入口59となっている。従っ
て、この実施形態では、サブコネクタ12はベースコネ
クタ11の前後方向に沿ってコネクタ収容室14内に挿
入される。又、ベースコネクタ11は、挿入口59側が
相手側のコネクタに嵌合する。
【0063】コネクタ収容室14内には、フック受60
が設けられている。フック受60は、サブコネクタ12
の挿入方向、すなわち相手側コネクタとの嵌合方向に沿
うように、側壁部57、58の内面に対向して突出する
ことにより設けられている。このフック受60には、サ
ブコネクタ12の抜け止めフック61が係合する。
【0064】サブコネクタ12は、第1の実施形態と同
様に、上下の単位コネクタ20、21が積み重ねられて
合体することによって形成されている。図8は、サブコ
ネクタ12を示す。
【0065】上述した抜け止めフック61は、下側単位
コネクタ20の左右の側面部34の下部に設けられてい
る。左右の側面部34の下部には、下側単位コネクタ2
0の幅方向に窪んだ段部からなるガイドレール部65が
形成されている。ガイドレール部65は、サブコネクタ
12の挿入方向に沿って延びており、サブコネクタ12
をコネクタ収容室14に挿入すると、ガイドレール部6
5がコネクタ収容室14のフック受60に沿って摺動す
る。この摺動により、サブコネクタ12を円滑にコネク
タ収容室14内に挿入することができる。
【0066】抜け止めフック61は、かかるガイドレー
ル部65の上方側から傾斜するように設けられている。
抜け止めフック61の傾斜方向は、サブコネクタ12の
挿入方向に沿っており、このためサブコネクタ12をコ
ネクタ収容室14に挿入する際の支障となることがな
い。又、サブコネクタ12をコネクタ収容室14に挿入
すると、抜け止めフック61とコネクタ収容室14のフ
ック受60とが相互に係合する。この係合によってサブ
コネクタ12はベースコネクタ11と強固に合体する。
このため、相手側コネクタとの嵌合やその解除の際の応
力、さらには電線への引っ張り力が作用しても、サブコ
ネクタ12がベースコネクタ11から抜け出ることがな
く、安定した合体状態を保持することができる。
【0067】下側単位コネクタ20の上面部62には、
凸部63が形成されている。この凸部63と対向するよ
うに、上側単位コネクタ21の下面部には、凹部64が
形成されている。本実施形態では、凸部63及び凹部6
4によって、単位コネクタ20、21の完全合体状態及
び不完全合体状態を判断するものである。
【0068】すなわち、これらの凸部63及び凹部64
は、上下の単位コネクタ20、21を確実に重ね合わせ
ることによって、相互に嵌合する。この嵌合によって上
下の単位コネクタ20、21は、上下方向で密着した完
全合体状態となる。一方、上下の単位コネクタ20、2
1が位置ズレした状態で重ね合わされたとき、凸部63
及び凹部64は嵌合することがない。
【0069】これに加えて、単位コネクタ20、21の
合体状態のサブコネクタ12が挿入されるコネクタ収容
室14の挿入口59は、完全合体状態のサブコネクタ1
2は挿入可能であるが、不完全合体状態のサブコネクタ
12は挿入不可能なように、高さ方向の間口寸法が設定
されている。従って、上下の単位コネクタ20、21が
完全合体状態では、サブコネクタ12は円滑にコネクタ
収容室14に挿入されて、ベースコネクタ11と合体す
る。
【0070】図9は、上下の単位コネクタ20、21が
不完全に合体した状態でのコネクタ収容室14への挿入
を示す。不完全合体では、凸部63、凹部64が嵌合し
ないため、上下の単位コネクタ20、21は密着するこ
とができず、上側単位コネクタ21は幾分、浮き上がっ
ている。従って、下側単位コネクタ20及び上側単位コ
ネクタ21を合わせた高さは、コネクタ収容室14の挿
入口59の間口よりも大きくなっている。このようなサ
ブコネクタ12をコネクタ収容室14に挿入しようとし
ても、サブコネクタ12の端面と挿入口59の端面とが
干渉或いは衝突するため、挿入することができない。
【0071】このように実施形態では、サブコネクタ1
2がコネクタ収容室14に挿入できるか否かによって、
単位コネクタ20、21の完全合体及び不完全合体を判
断することができる。これにより、単位コネクタ20、
21が不完全合体のままで使用することを未然に防止す
ることができ、不完全合体に起因した単位コネクタ2
0、21の脱落、分離がなくなり、信頼性のある使用を
行うことができる。
【0072】図10は、第3の実施形態におけるベース
コネクタ11の変形形態を示す。このベースコネクタ1
1は、2段、2列の端子収容室13が中央部分に設けら
れており、端子収容室13の両側にコネクタ収容室14
が設けられている。コネクタ収容室14の内部には、相
手側コネクタとの嵌合方向に沿ったフック受60が形成
されており、図8に示す構造のサブコネクタ12を挿入
することにより、同コネクタ12の抜け止めフック61
が係合して抜け止めされて合体する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第2のコネクタをコネクタ収容室に完全挿入し
た状態は相手コネクタとの嵌合が許容され、不完全挿入
した状態では相手コネクタとの嵌合が阻止されることに
より、第2のコネクタが第1のコネクタと完全合体して
いるか、不完全合体しているかを判断できるため、不完
全合体状態での使用を未然の防止することができ、信頼
性のある使用を行うことができる。
【0074】請求項2の発明の発明によれば、第2のコ
ネクタがコネクタ収容室に不完全挿入されることによ
り、第2のコネクタがコネクタ収容室から突出するた
め、突出の有無によって、完全合体及び不完全合体を簡
単に判断することができる。
【0075】請求項3の発明によれば、複数の単位コネ
クタを合体することによって第2のコネクタが構成さ
れ、第2のコネクタを第1のコネクタのコネクタ収容室
に挿入することにより、第2のコネクタと第1のコネク
タとが合体するため、2段階の合体によって合体コネク
タが形成され、コネクタの合体数を増加させることがで
きる。
【0076】請求項4の発明によれば、単位コネクタが
不完全合体状態では、第2のコネクタをコネクタ収容室
に挿入することができないため、コネクタ収容室への挿
入の可否によって、完全合体及び不完全合体状態を簡単
に判断できる。
【0077】請求項5の発明によれば、凹部と凸部とが
嵌合、非嵌合によって単位コネクタの完全合体及び不完
全合体に別れ、非嵌合では第2のコネクタを第1のコネ
クタに挿入することができないため、不完全合体を簡単
に判断できる。
【0078】請求項6の発明によれば、フック部材が相
互に係合して合体状態を保持するため、単位コネクタが
強固に結合し、振動や電線に作用する引っ張り力等の外
力によって、分解することがなくなり、安定した合体状
態とすることができる。
【0079】請求項7の発明によれば、相互に係合する
抜け止め溝及び抜け止めリブによって、第2のコネクタ
が第1のコネクタから外れることを防止するため、コネ
クタの合体強度を強固とすることができ、安定した合体
を行うことができる。
【0080】請求項8の発明によれば、係合突起部が係
合溝部に係合することにより、第2のコネクタと第1の
コネクタとが結合するため、安定した合体状態となる。
【0081】請求項9の発明によれば、カム面が相手側
コネクタへの嵌合のための押し付け力を第2のコネクタ
の挿入力に変換するため、第1のコネクタを相手側コネ
クタに嵌合する際に、第2のコネクタを第1のコネクタ
のコネクタ収容室に押し込むことができ、第2のコネク
タを完全挿入状態とすることができる。
【0082】請求項10の発明によれば、抜け止めフッ
ク及びフック受が相互に係合することにより、第1及び
第2のコネクタを強固に合体させ、安定した合体を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の全体斜視図である。
【図2】第1の実施形態のサブコネクタの分解斜視図で
ある。
【図3】抜け止め溝及び係合突起部を示す単位コネクタ
の部分斜視図である。
【図4】第1の実施形態の不完全挿入状態での相手側コ
ネクタとの嵌合を説明する平面図である。
【図5】第2の実施形態の部分平面図である。
【図6】図5の部分拡大平面図である。
【図7】第3の実施形態の全体斜視図である。
【図8】第3の実施形態のサブコネクタの分解斜視図で
ある。
【図9】第3の実施形態の不完全合体の作用を示す平面
図である。
【図10】第3の実施形態の変形形態を示す斜視図であ
る。
【図11】従来の合体コネクタの斜視図である。
【図12】従来の別の合体コネクタの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 ベースコネクタ(第1のコネクタ) 12 サブコネクタ(第2のコネクタ) 14 コネクタ収容室 20 下側単位コネクタ 21 上側単位コネクタ 23 フック突起 27 フック孔 38 抜け止めリブ 39 抜け止め溝 42 相手側コネクタ 47 カム面 59 挿入口 60 フック受 61 抜け止めフック 63 凸部 64 凹部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコネクタに設けたコネクタ収容室
    に第2のコネクタを挿入することにより複数のコネクタ
    が合体して相手コネクタに嵌合される合体コネクタであ
    って、 前記第2のコネクタを前記コネクタ収容室に完全挿入し
    た状態で前記相手コネクタとの嵌合が許容され、前記第
    2のコネクタを前記コネクタ収容室に不完全挿入した状
    態で前記相手コネクタとの嵌合が阻止されることによ
    り、前記第2のコネクタの前記コネクタ収容室への挿入
    状況に基づいて判断可能な構造となっていることを特徴
    とする合体コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、 前記完全挿入によって第2のコネクタがコネクタ収容室
    に収容される一方、不完全挿入によって第2のコネクタ
    がコネクタ収容室から部分的に突出するように第2のコ
    ネクタ及びコネクタ収容室の寸法が設定されていること
    を特徴とする合体コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、 前記第2のコネクタは、複数の単位コネクタを合体する
    ことによって形成されていることを特徴とする合体コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明であって、 前記第2のコネクタは、複数の単位コネクタを合体する
    ことによって形成されており、 前記コネクタ収容室の挿入口は、前記単位コネクタの完
    全合体状態の第2のコネクタが挿入可能である一方、不
    完全合体状態の第2のコネクタが挿入不可能なように開
    口寸法が設定されていることを特徴とする合体コネク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の発明であって、 前記合体される複数の単位コネクタのそれぞれに、相互
    に嵌合して単位コネクタの合体を行う凹部及び凸部が対
    向して設けられていることを特徴とする合体コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の発明で
    あって、 前記合体される複数の単位コネクタのそれぞれに、相互
    に係合して合体状態を保持するフック部材が対向して設
    けられていることを特徴とする合体コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の発明で
    あって、 前記第1のコネクタが相手側コネクタと嵌合可能となっ
    ており、 前記第2のコネクタ及びコネクタ収容室の対向部位に、
    相手側コネクタとの嵌合方向と交差する方向に沿って配
    置され、相互に嵌合する抜け止め溝及び抜け止めリブが
    設けられていることを特徴とする合体コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の発明であって、 前記抜け止めリブを切断する係合溝部が形成されてお
    り、前記第2のコネクタのコネクタ収容室への挿入によ
    って前記係合溝部に係合する係合突起部が前記抜け止め
    溝に形成されていることを特徴とする合体コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の発明で
    あって、 前記第1のコネクタが嵌合する相手側コネクタに当接可
    能であり、且つ相手側コネクタへの嵌合の際の押し付け
    力を第2のコネクタのコネクタ収容室への挿入力に変換
    するカム面が前記第2のコネクタに形成されていること
    を特徴とする合体コネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかに記載の発明
    であって、 前記第1のコネクタが相手側コネクタと嵌合可能となっ
    ており、 前記第2のコネクタ及びコネクタ収容室の対向位置に、
    相手側コネクタとの嵌合方向に沿って配置され、相互に
    係合する抜け止めフック及びフック受が設けられている
    ことを特徴とする合体コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228451A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Mitsubishi Cable Ind Ltd 電気コネクタ
JP2007286733A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 I-O Data Device Inc 複合プラグ、複合ケーブル、およびパーソナルコンピュータ
CN107004994A (zh) * 2014-11-28 2017-08-01 住友电装株式会社 连接器
JP2020107423A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 日本圧着端子製造株式会社 組立てコネクタ
KR20230086474A (ko) * 2021-12-08 2023-06-15 케이유엠 유한책임회사 암커넥터 및 이를 포함한 커넥터 어셈블리

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