JPH11109878A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH11109878A JPH11109878A JP27120397A JP27120397A JPH11109878A JP H11109878 A JPH11109878 A JP H11109878A JP 27120397 A JP27120397 A JP 27120397A JP 27120397 A JP27120397 A JP 27120397A JP H11109878 A JPH11109878 A JP H11109878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- display device
- crystal display
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成により枠状体の変形及び液晶パネ
ルのガラスの割れを解消した液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶パネル１を枠状体２のリブ部３ａ，
３ｂ，３ｃ，３ｄに空隙部Ｇを隔てて保持すると共に、
前記空隙部Ｇに弾性率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mmで
ある可とう性樹脂７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄを充填し封止
したものである。
ルのガラスの割れを解消した液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶パネル１を枠状体２のリブ部３ａ，
３ｂ，３ｃ，３ｄに空隙部Ｇを隔てて保持すると共に、
前記空隙部Ｇに弾性率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mmで
ある可とう性樹脂７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄを充填し封止
したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はノート型、ラップト
ップ型ワープロ、パソコン、ワークステーション等の表
示装置に用いられる液晶表示装置に関するものである。
ップ型ワープロ、パソコン、ワークステーション等の表
示装置に用いられる液晶表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶を中心とする表示装置、とり
わけＴＦＴをスイッチング素子として液晶を駆動するア
クティブマトリックス表示装置は、急激な勢いで市場に
浸透しており、その用途もＯＡ用、民生用、産業用と拡
大の一途をたどっている。中でも、ＯＡ用はその市場規
模が大きく、パーソナルコンピュータの画面に留まら
ず、ワークステーションの画面へとその応用分野が広が
ってきている。
わけＴＦＴをスイッチング素子として液晶を駆動するア
クティブマトリックス表示装置は、急激な勢いで市場に
浸透しており、その用途もＯＡ用、民生用、産業用と拡
大の一途をたどっている。中でも、ＯＡ用はその市場規
模が大きく、パーソナルコンピュータの画面に留まら
ず、ワークステーションの画面へとその応用分野が広が
ってきている。
【０００３】以下、従来の液晶表示装置について図面を
参照しつつ説明する。図３は従来の液晶表示装置におけ
る液晶パネルと合成樹脂よりなる枠状体との接合状態を
示す平面図であり、図４は図３の部分拡大図である。各
図において、１は液晶パネル、２は枠状体、３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄは枠状体のリブ部、４ａ，４ｂ，４ｃ，
４ｄ，４ｅ，４ｆは液晶パネル１の駆動用ＩＣ、５ａ，
５ｂはプリント基板、６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，
６ｆはＴＣＰである。このように液晶パネル１は枠状体
２の液晶パネルを保持するリブ部３ａ，３ｂ，３ｃ，３
ｄに固定されるが、通常、液晶パネルの角部は図４に示
すようにリブ部３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄに空隙無く固定
されている。
参照しつつ説明する。図３は従来の液晶表示装置におけ
る液晶パネルと合成樹脂よりなる枠状体との接合状態を
示す平面図であり、図４は図３の部分拡大図である。各
図において、１は液晶パネル、２は枠状体、３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄは枠状体のリブ部、４ａ，４ｂ，４ｃ，
４ｄ，４ｅ，４ｆは液晶パネル１の駆動用ＩＣ、５ａ，
５ｂはプリント基板、６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，
６ｆはＴＣＰである。このように液晶パネル１は枠状体
２の液晶パネルを保持するリブ部３ａ，３ｂ，３ｃ，３
ｄに固定されるが、通常、液晶パネルの角部は図４に示
すようにリブ部３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄに空隙無く固定
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、液晶パネルを構成するガラスと枠状体を
構成する樹脂材料の熱膨張係数の違いにより、枠状体の
変形あるいはガラスの割れが生じることがあり、さら
に、液晶表示装置に機械的衝撃が加わった時、液晶パネ
ルにまで衝撃がおよびガラスの割れが起こる等、著しい
信頼性の低下を起こすので、液晶パネルを構成するガラ
スの面取りにより、割れの原因となる初期クラックの除
去を図り、また、枠状体の材質の熱膨張係数を小さく
し、ガラスの熱膨張係数に合わせる等の方策が取られて
きているが、いずれもコストアップにつながるという問
題点を有している。
うな構成では、液晶パネルを構成するガラスと枠状体を
構成する樹脂材料の熱膨張係数の違いにより、枠状体の
変形あるいはガラスの割れが生じることがあり、さら
に、液晶表示装置に機械的衝撃が加わった時、液晶パネ
ルにまで衝撃がおよびガラスの割れが起こる等、著しい
信頼性の低下を起こすので、液晶パネルを構成するガラ
スの面取りにより、割れの原因となる初期クラックの除
去を図り、また、枠状体の材質の熱膨張係数を小さく
し、ガラスの熱膨張係数に合わせる等の方策が取られて
きているが、いずれもコストアップにつながるという問
題点を有している。
【０００５】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、簡易な構成により枠状体の変形及び液晶パネル
のガラスの割れを解消した液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
であり、簡易な構成により枠状体の変形及び液晶パネル
のガラスの割れを解消した液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】一対の電極基板間に液晶
層が保持されている液晶パネルと、前記液晶パネルに電
気的に接続された液晶パネル駆動用ＩＣと、前記液晶パ
ネル駆動用ＩＣに接続された液晶パネルの制御回路を有
するプリント基板と、前記プリント基板を保持する枠状
体からなる液晶表示装置であって、前記液晶パネルを前
記枠状体のリブ部に空隙部を隔てて保持すると共に、前
記空隙部を弾性率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mmである
可とう性樹脂により封止したものである。
層が保持されている液晶パネルと、前記液晶パネルに電
気的に接続された液晶パネル駆動用ＩＣと、前記液晶パ
ネル駆動用ＩＣに接続された液晶パネルの制御回路を有
するプリント基板と、前記プリント基板を保持する枠状
体からなる液晶表示装置であって、前記液晶パネルを前
記枠状体のリブ部に空隙部を隔てて保持すると共に、前
記空隙部を弾性率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mmである
可とう性樹脂により封止したものである。
【０００７】この発明によれば、液晶パネルとリブの間
には空隙部が設けられており、この空隙部には弾力性の
ある可とう性樹脂が充填され、封止されているので枠状
体の変形及びガラスの割れは解消される。
には空隙部が設けられており、この空隙部には弾力性の
ある可とう性樹脂が充填され、封止されているので枠状
体の変形及びガラスの割れは解消される。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しつつ説明する。なお、前記従来のもの
と同一部分については同一符号を用いるものとする。図
１は本発明の液晶表示装置における液晶パネルと合成樹
脂よりなる枠状体との接合状態を示す平面図であり、図
２は図１の部分拡大図である。図１において、１は液晶
パネル、２は枠状体、３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄは枠状体
のリブ部、４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４ｆは液晶
パネル１の駆動用ＩＣ、５ａ，５ｂはプリント基板、６
ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，６ｆはＴＣＰ、７ａ，７
ｂ，７ｃ，７ｄは可とう性樹脂である。本実施の形態に
おいては、この可とう性樹脂として弾性率Ｅaが150kg/m
m≦Ｅa≦250kg/mmであるシリコン樹脂を用いている。
いて図面を参照しつつ説明する。なお、前記従来のもの
と同一部分については同一符号を用いるものとする。図
１は本発明の液晶表示装置における液晶パネルと合成樹
脂よりなる枠状体との接合状態を示す平面図であり、図
２は図１の部分拡大図である。図１において、１は液晶
パネル、２は枠状体、３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄは枠状体
のリブ部、４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４ｆは液晶
パネル１の駆動用ＩＣ、５ａ，５ｂはプリント基板、６
ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，６ｆはＴＣＰ、７ａ，７
ｂ，７ｃ，７ｄは可とう性樹脂である。本実施の形態に
おいては、この可とう性樹脂として弾性率Ｅaが150kg/m
m≦Ｅa≦250kg/mmであるシリコン樹脂を用いている。
【０００９】本実施の形態の骨子は図２の拡大図に示す
ように液晶パネル１の角部とリブ部３ａ，３ｂ，３ｃ，
３ｄの間に空隙部Ｇを設け、この空隙部Ｇを覆うように
可とう性樹脂７ｂを充填して封止し、液晶パネル１を枠
状体２に固定した点にあり、これにより、液晶表示装置
に加わる熱的衝撃、機械的衝撃を可とう性樹脂７ａ，７
ｂ，７ｃ，７ｄで吸収できるので枠状体２の変形、液晶
パネル１のガラスの割れを防止することができる。な
お、図２は理解しやすくするために、液晶パネル１の角
部表面側に被着した可とう性樹脂を取り除いて示してあ
り、実際の封止完成状態は図１に示すように液晶パネル
１の角部表面から空隙部Ｇを覆うように可とう性樹脂７
ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄが被着され封止されている。
ように液晶パネル１の角部とリブ部３ａ，３ｂ，３ｃ，
３ｄの間に空隙部Ｇを設け、この空隙部Ｇを覆うように
可とう性樹脂７ｂを充填して封止し、液晶パネル１を枠
状体２に固定した点にあり、これにより、液晶表示装置
に加わる熱的衝撃、機械的衝撃を可とう性樹脂７ａ，７
ｂ，７ｃ，７ｄで吸収できるので枠状体２の変形、液晶
パネル１のガラスの割れを防止することができる。な
お、図２は理解しやすくするために、液晶パネル１の角
部表面側に被着した可とう性樹脂を取り除いて示してあ
り、実際の封止完成状態は図１に示すように液晶パネル
１の角部表面から空隙部Ｇを覆うように可とう性樹脂７
ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄが被着され封止されている。
【００１０】以上のように本実施の形態によれば、液晶
表示装置における液晶パネルと枠状体との間に空隙部を
設け、この空隙部に可とう性樹脂を充填して封止した構
成とすることにより、可とう性樹脂が緩衝材として作用
し、液晶表示装置に加わる熱的衝撃、機械的衝撃を吸収
するので枠状体の変形、液晶パネルのガラスの割れを防
止することができ、また、このように構成しても液晶表
示装置の表示特性及び信頼性は何等変化なく良好に動作
することが確認されている。
表示装置における液晶パネルと枠状体との間に空隙部を
設け、この空隙部に可とう性樹脂を充填して封止した構
成とすることにより、可とう性樹脂が緩衝材として作用
し、液晶表示装置に加わる熱的衝撃、機械的衝撃を吸収
するので枠状体の変形、液晶パネルのガラスの割れを防
止することができ、また、このように構成しても液晶表
示装置の表示特性及び信頼性は何等変化なく良好に動作
することが確認されている。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶表示
装置における液晶パネルと枠状体との間に空隙部を設
け、この空隙部に弾性率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mm
である可とう性樹脂を充填して封止した構成とすること
により、可とう性樹脂が緩衝材として作用し、液晶表示
装置に加わる熱的衝撃、機械的衝撃を吸収するので枠状
体の変形、液晶パネルのガラスの割れを防止することが
でき、従来の液晶表示装置に比べ信頼性が向上するとい
う有利な効果が得られる。
装置における液晶パネルと枠状体との間に空隙部を設
け、この空隙部に弾性率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mm
である可とう性樹脂を充填して封止した構成とすること
により、可とう性樹脂が緩衝材として作用し、液晶表示
装置に加わる熱的衝撃、機械的衝撃を吸収するので枠状
体の変形、液晶パネルのガラスの割れを防止することが
でき、従来の液晶表示装置に比べ信頼性が向上するとい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の液晶表示装置における液晶パネルと合
成樹脂よりなる枠状体との接合状態を示す平面図であ
る。
成樹脂よりなる枠状体との接合状態を示す平面図であ
る。
【図２】図１の部分拡大図である。
【図３】従来の液晶表示装置における液晶パネルと合成
樹脂よりなる枠状体との接合状態を示す平面図である。
樹脂よりなる枠状体との接合状態を示す平面図である。
【図４】図３の部分拡大図である。
１…液晶パネル、 ２…枠状体、 ３ａ，３ｂ，３ｃ，
３ｄ…リブ部、 ４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４ｆ
…液晶パネル駆動用ＩＣ、 ５ａ，５ｂ…プリント基
板、 ６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，６ｆ…ＴＣＰ、
７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄ…可とう性樹脂、 Ｇ…空隙
部。
３ｄ…リブ部、 ４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４ｆ
…液晶パネル駆動用ＩＣ、 ５ａ，５ｂ…プリント基
板、 ６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，６ｆ…ＴＣＰ、
７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄ…可とう性樹脂、 Ｇ…空隙
部。
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の電極基板間に液晶層が保持されて
いる液晶パネルと、前記液晶パネルに電気的に接続され
た液晶パネル駆動用ＩＣと、前記液晶パネル駆動用ＩＣ
に接続された液晶パネルの制御回路を有するプリント基
板と、前記プリント基板を保持する枠状体からなる液晶
表示装置であって、前記液晶パネルを前記枠状体のリブ
部に空隙部を隔てて保持すると共に、前記空隙部を弾性
率Ｅaが150kg/mm≦Ｅa≦250kg/mmである可とう性樹脂に
より封止したことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27120397A JPH11109878A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27120397A JPH11109878A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11109878A true JPH11109878A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17496792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27120397A Pending JPH11109878A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11109878A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006227417A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 基板装置およびその製造方法 |
| JP2007187822A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置 |
| CN100403219C (zh) * | 2004-09-28 | 2008-07-16 | 株式会社东芝 | 电子设备 |
| JP2008233336A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Toshiba Corp | 電子機器 |
| US7606023B2 (en) | 2006-06-08 | 2009-10-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
| CN106773213A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种显示面板及其制备方法、显示装置 |
| WO2018109804A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 表示機器 |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP27120397A patent/JPH11109878A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100403219C (zh) * | 2004-09-28 | 2008-07-16 | 株式会社东芝 | 电子设备 |
| US7652729B2 (en) | 2004-09-28 | 2010-01-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Display device including a flexible guide member between the display device and a cushioning member |
| JP2006227417A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 基板装置およびその製造方法 |
| JP2007187822A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置 |
| US7606023B2 (en) | 2006-06-08 | 2009-10-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
| JP2008233336A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Toshiba Corp | 電子機器 |
| WO2018109804A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 表示機器 |
| JPWO2018109804A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2019-03-22 | 三菱電機株式会社 | 表示機器 |
| CN106773213A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种显示面板及其制备方法、显示装置 |
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