JPH11108137A - トラクション伝動装置 - Google Patents

トラクション伝動装置

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Publication number
JPH11108137A
JPH11108137A JP28798297A JP28798297A JPH11108137A JP H11108137 A JPH11108137 A JP H11108137A JP 28798297 A JP28798297 A JP 28798297A JP 28798297 A JP28798297 A JP 28798297A JP H11108137 A JPH11108137 A JP H11108137A
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JP
Japan
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planetary
roller
shaft
bush
radial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP28798297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Okamura
暉久夫 岡村
Masaaki Saito
正昭 齋藤
Toshio Wakamatsu
俊男 若松
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NIPPON DENSAN SHINPO KK
Original Assignee
NIPPON DENSAN SHINPO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キャリアに各遊星軸がその一端で支持される
と共に軸線方向へのブッシュの移動が制限されたトラク
ション伝動装置を提供する。 【解決手段】 複数の遊星ローラ9の公転を低速軸3に
伝動するキャリア12を有する遊星機構6が介設され、
各遊星軸11外周に太陽ローラ7の半径方向に沿って平
坦面23が平行に形成され、且つ各ブッシュ10外周に
遊星ローラ9の筒孔16内周の円柱面31と摺接可能な
円柱面33が形成されると共に各ブッシュ10の溝孔1
5内周に遊星軸11の各平坦面23と摺接可能な平坦面
24が太陽ローラ7の半径方向に沿って平行に形成され
てなるトラクション伝動装置において、前記キャリア1
2に各遊星軸11がその一端で支持されると共に、各ブ
ッシュ10にフランジ19が、キャリア12と遊星ロー
ラ9との間隙に該遊星ローラ9と摺動可能に配置される
ように半径方向に突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減速機や増速機と
して用いられる遊星機構を備えたトラクションドライブ
式の伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記トラクション伝動装置として、ケー
スに高速軸と低速軸が同軸線上に対向して支承されると
共にそれらの間に遊星機構が介設され、該遊星機構が、
高速軸にそれと同心に連結された太陽ローラと、太陽ロ
ーラと同軸線上にケースに対して回転不能に設けられた
軌道リングと、太陽ローラの回りに等角度間隔で配置さ
れ、太陽ローラに外接されると共に軌道リングに内接さ
れ、且つ軸線方向への移動を制限された複数の遊星ロー
ラと、各遊星ローラをブッシュを介して回転可能に且つ
太陽ローラの半径方向に変位可能に支承する遊星軸と、
各遊星軸を支持すると共に低速軸にそれと同心に連結さ
れたキャリアと、各遊星ローラと太陽ローラ及び軌道リ
ングとの各接触面に所要の圧接力を与える圧接力発生手
段とからなるものが実公昭56−35567号公報等に
開示されている。
【0003】前記トラクション伝動装置では、各遊星軸
により遊星ローラを太陽ローラの半径方向に変位可能に
支承させるに際して、遊星軸がブッシュの軸線方向の溝
孔に太陽ローラの半径方向に相対変位可能に摺嵌される
と共にブッシュが遊星ローラの筒孔に摺嵌され、各遊星
軸外周に太陽ローラの半径方向に沿って平坦面が平行に
形成され、且つ各ブッシュ外周に遊星ローラの筒孔内周
の円柱面と摺接可能な円柱面が形成されると共に各ブッ
シュの溝孔内周に遊星軸の各平坦面と摺接可能な平坦面
が太陽ローラの半径方向に沿って平行に形成されてい
る。
【0004】前記構成によれば、各遊星ローラは、その
筒孔内周の円柱面をブッシュ外周の円柱面に回り対偶で
摺接させられて該ブッシュの回りに回転可能とされ、ま
た各ブッシュは、前記のように各遊星ローラを回転可能
に支承しつつ、その溝孔内周の各平坦面を遊星軸外周の
各平坦面に滑り対偶で摺接させられて太陽ローラの半径
方向に変位可能とされている。したがって、前記構成に
おいて、圧接力発生手段により各遊星ローラに太陽ロー
ラ又は軌道リングを介して太陽ローラの半径方向の分力
が加わると、各遊星ローラは同方向に変位して軌道リン
グ又は太陽ローラへと押圧され、それによって各遊星ロ
ーラと太陽ローラ及び軌道リングとの各接触面に所要の
圧接力が与えられることになる。
【0005】しかしながら、前記従来技術に係るトラク
ション伝動装置では、キャリアに各遊星軸がその両端で
支持されることから、その支承部における部品点数が多
くなると共に構造が複雑になり、ひいては装置の大型化
や組立て工数の増大を招く等の問題が生じる。そこで、
前記難点を解消するために、キャリアに各遊星軸がその
一端のみで支持される構造を採用すると、遊星軸と遊星
ローラの間に介装されたブッシュが軸線方向に沿って他
端側へと遊星軸上を移動し易くなり、遊星軸から離脱し
たり、ケース内壁等に接触して発熱、ブッシュの摩耗、
効率の低下等を生じる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、各遊
星ローラがブッシュの回りに回転可能とされ且つブッシ
ュと共に遊星軸に対して太陽ローラの半径方向に変位可
能とされる遊星ローラの支承構造を備えたトラクション
伝動装置において、キャリアに各遊星軸がその一端で支
持されると共に軸線方向へのブッシュの移動が制限され
たトラクション伝動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトラクショ
ン伝動装置は、請求項1に記載のように、ケースに高速
軸と低速軸が同軸線上に対向して支承されると共にそれ
らの間に遊星機構が介設され、該遊星機構が、高速軸に
それと同心に連結された太陽ローラと、太陽ローラと同
軸線上にケースに対して回転不能に設けられた軌道リン
グと、太陽ローラの回りに等角度間隔で配置され、太陽
ローラに外接されると共に軌道リングに内接され、且つ
軸線方向への移動を制限された複数の遊星ローラと、各
遊星ローラをブッシュを介して回転可能に且つ太陽ロー
ラの半径方向に変位可能に支承する遊星軸と、各遊星軸
を支持すると共に低速軸にそれと同心に連結されたキャ
リアと、各遊星ローラと太陽ローラ及び軌道リングとの
各接触面に所要の圧接力を与える圧接力発生手段とから
なり、各遊星軸による遊星ローラの前記支承に際して、
遊星軸がブッシュの軸線方向の溝孔に摺嵌されると共に
ブッシュが遊星ローラの筒孔に摺嵌され、各遊星軸外周
に太陽ローラの半径方向に沿って平坦面が平行に形成さ
れ、且つ各ブッシュ外周に遊星ローラの筒孔内周の円柱
面と摺接可能な円柱面が形成されると共に各ブッシュの
溝孔内周に遊星軸の各平坦面と摺接可能な平坦面が太陽
ローラの半径方向に沿って平行に形成されてなるトラク
ション伝動装置において、前記キャリアに各遊星軸がそ
の一端で支持されると共に、各ブッシュにフランジが、
キャリアと遊星ローラとの間隙に該遊星ローラと摺動可
能に配置されるように半径方向に突設されたことを特徴
としている。
【0008】前記構成では、各遊星ローラは、軸線方向
への移動を制限され、ブッシュの回りに回転可能とされ
且つブッシュと共に遊星軸に対して太陽ローラの半径方
向に変位可能とされ、しかも前記フランジがキャリアと
遊星ローラとの間隙に挟まれた状態にあるので、該フラ
ンジと一体のブッシュは軸線方向への移動を制限される
ことになる。
【0009】請求項2に記載のように、前記各ブッシュ
の溝孔は太陽ローラの半径方向に遊星軸に対する停止面
を有していてもよく、また請求項3に記載のように、各
ブッシュの溝孔が太陽ローラの半径方向に開口されると
共に、溝孔と連通する遊星ローラの筒孔内周が太陽ロー
ラの半径方向における遊星軸に対する停止面とされてい
てもよい。これらの停止面は、遊星軸に対する太陽ロー
ラの半径方向への遊星ローラの過度の変位を制限する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。図1の(A)は本発明の実施例に
係るトラクション伝動装置の縦断面図、同図の(B)は
(A)に示す遊星ローラ支承部の分解組立て斜視図、図
2は図1に示す遊星機構の要部断面図、図3は図1に示
すものとは別構造の本発明に係る遊星ローラ支承部の分
解組立て斜視図である。
【0011】図1及び図2において、ケース1に高速軸
2と低速軸3が各々軸受4、5を介して同軸線上に対向
して支承されると共にそれらの間に遊星機構6が介設さ
れている。
【0012】前記遊星機構6において、高速軸2にそれ
と同心に太陽ローラ7が一体化され、ケース1に軌道リ
ング8が太陽ローラ7と同軸線上に回転不能に設けら
れ、太陽ローラ7の回りには複数の遊星ローラ9が太陽
ローラ7に外接され且つ軌道リング8に内接されつつ等
角度間隔で配置され、各遊星ローラ9はブッシュ10を
介して回転可能に且つ太陽ローラ7の半径方向に変位可
能に遊星軸11に軸支されると共に遊星軸11外端側へ
の移動をケース1内壁又は軌道リング8外端等に設けら
れた停止面で制限されている。各遊星軸11はその一端
でキャリア12に垂直固定され、キャリア12が低速軸
3にそれと同心に連結されている。前記構成により、高
速軸2の回転が太陽ローラ7と軌道リング8との間にお
ける各遊星ローラ9の自転及び公転からなる遊星運動を
生じさせ、各遊星ローラ9の前記公転がキャリア12を
介して低速軸3に伝達されることになる。
【0013】前記軌道リング8は可撓性を呈すると共に
その外周に高速軸2から低速軸3に沿って漸次縮径する
テーパ面21が形成され、ケース1内周と軌道リング8
外周との間にカラー13が介装されると共に、該カラー
13は、高速軸2側に圧縮ばね14で常時付勢されつつ
軸線方向に変位可能に楔作用下に軌道リング8外周に当
接され、それによって各遊星ローラ9と太陽ローラ7及
び軌道リング8との各接触面に所要の圧接力が与えられ
る。前記カラー13は、軌道リング8外周に、軌道リン
グ8と各遊星ローラ9との接触面Sにおける軸線方向中
心P又はその近傍に対応する位置において当接され、そ
れによって前記圧接力が軸線方向端部に集中しないよう
にしている。前記カラー13内周には、軌道リング8外
周との当接部において、その外周のテーパ面21と摺接
可能なテーパ面が形成されている。
【0014】一方、前記の各遊星軸11による遊星ロー
ラ9の前記支承に際しては、図1(B)に示すように、
遊星軸11がブッシュ10の軸線方向の溝孔15に太陽
ローラ7の半径方向に相対変位可能に摺嵌されると共に
ブッシュ10が遊星ローラ9の筒孔16に摺嵌される。
各遊星軸11外周には太陽ローラ7の半径方向に沿って
平坦面23が両側に平行に形成されると共に、該平坦面
23以外の外周部分には遊星ローラ9内周の円柱面31
と対向する円柱面32が形成され、各遊星軸11の軸線
方向一端にはキャリア12に嵌着固定するための嵌合部
17が軸線方向に延設されている。
【0015】各ブッシュ10外周には遊星ローラ9の筒
孔16内周の円柱面31と摺接可能な円柱面33が形成
され、溝孔15内周には遊星軸11の各平坦面23と摺
接可能な平坦面24が太陽ローラ7の半径方向に沿って
両側に平行に遊星軸11の各平坦面23より若干長くブ
ッシュ10外周に達するまで形成されると共に該溝孔1
5が太陽ローラ7の半径方向にも開口され、そのように
すり割り状に穿設された前記溝孔15により左右に分離
された各片は後端の連結部18で連結されている。さら
に、前記ブッシュ10の先端には、組立て時にキャリア
12と遊星ローラ9との間隙に該遊星ローラ9と摺動可
能に配置されるようにフランジ19が半径方向に突設さ
れている。なお、前記ブッシュ10は、後端の連結部1
8をなくして、完全に2片に分割されていてもよい。
【0016】前記のような遊星ローラ9支承部の構造に
より、各遊星ローラ9は、ブッシュ10の回りに、両者
の互いに摺接される円柱面31、33を介して回転可能
とされ、また該ブッシュ10は、遊星ローラ9と共に遊
星軸11に対して、両者の互いに摺接される平坦面2
4、23を介して太陽ローラ7の半径方向に変位可能と
され、しかも前記フランジ19がキャリア12と遊星ロ
ーラ9との間隙に挟まれた状態にあるので、該フランジ
19と一体のブッシュ10は軸線方向への移動を制限さ
れ、それと同時に遊星ローラ9もキャリア12側への移
動を前記フランジ19により制限されている。また、遊
星軸11に対する太陽ローラ7の半径方向への遊星ロー
ラ9の前記変位に際して、溝孔15と連通する遊星ロー
ラ9の筒孔16内周の円柱面31が太陽ローラ7の半径
方向における遊星軸11に対する停止面とされ、それに
よって遊星軸11に対する太陽ローラ7の半径方向への
遊星ローラ9の過度の変位が制限されている。
【0017】図1及び図2に示す前記遊星ローラ9支承
部の代りに、例えば図3に示す遊星ローラ9支承部を採
用することができる。
【0018】即ち、図3において、各遊星軸11外周に
は太陽ローラ7の半径方向に沿って平坦面23が両側に
平行に形成されると共に、該平坦面23以外の外周部分
には円柱面32が形成され、各遊星軸11の軸線方向一
端にはキャリア12に嵌着固定するための嵌合部17が
軸線方向に延設されている。
【0019】各ブッシュ10外周には遊星ローラ9の筒
孔16内周の円柱面31と摺接可能な円柱面33が形成
され、溝孔15内周には遊星軸11の各平坦面23と摺
接可能な平坦面24が、太陽ローラ7の半径方向に沿っ
て両側に平行に遊星軸11の各平坦面23より若干長く
形成されると共に該平坦面23以外の内周部分には遊星
軸11外周の円柱面32と対向する円柱面34が形成さ
れ、前記ブッシュ10の先端には、組立て時にキャリア
12と遊星ローラ9との間隙に該遊星ローラ9と摺動可
能に配置されるようにフランジ19が半径方向に突設さ
れ、それによって該フランジ19と一体のブッシュ10
はその軸線方向への移動を制限されている。
【0020】前記構成の場合、遊星軸11に対する太陽
ローラ7の半径方向への遊星ローラ9の変位に際して
は、ブッシュ10の溝孔15内周の円柱面34が太陽ロ
ーラ7の半径方向における遊星軸11に対する停止面と
されている。
【0021】
【発明の効果】請求項1に係る本発明は以上のように構
成されるので、各遊星ローラがブッシュの回りに回転可
能とされ且つブッシュと共に遊星軸に対して太陽ローラ
の半径方向に変位可能とされる遊星ローラの支承構造を
備えたトラクション伝動装置において、キャリアに各遊
星軸がその一端で支持されると共に軸線方向へのブッシ
ュの移動が制限されている。それによって、本発明で
は、遊星ローラ支承部における部品点数が低減されると
共に構造が簡素化され、装置の小型化や組立て工数の縮
小が可能になると共に特別の調整作業も不要であり、し
かも軸線方向へのブッシュの移動に起因するブッシュと
ケース内壁等との接触及びそれによる発熱、ブッシュの
摩耗、効率の低下等の問題が確実に解消される。
【0022】請求項2に記載のものでは、遊星ローラ支
承部における高精度の加工が可能であると共に、ブッシ
ュ溝孔が太陽ローラの半径方向に開口されていないので
変形し難く組付けが容易である。また、請求項3に記載
のものでは、ケース内の潤滑油がブッシュ溝孔における
太陽ローラの半径方向への開口部を介してブッシュと遊
星ローラとの摺動部に供給され易くなり、それによって
該摺動部の摩擦が減少すると共に長寿命且つ高効率の遊
星ローラ支承構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例に係るトラクション伝
動装置の縦断面図、(B)は(A)に示す遊星ローラ支
承部の分解組立て斜視図である。
【図2】図1に示す遊星機構の要部断面図である。
【図3】図1に示すものとは別構造の本発明に係る遊星
ローラ支承部の分解組立て斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 高速軸 3 低速軸 6 遊星機構 7 太陽ローラ 8 軌道リング 9 遊星ローラ 10 ブッシュ 11 遊星軸 12 キャリア 15 溝孔(ブッシュ) 16 筒孔(遊星ローラ) 19 フランジ 23 平坦面(遊星軸) 24 平坦面(ブッシュ) 31 円柱面(遊星ローラ) 33 円柱面(ブッシュ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに高速軸と低速軸が同軸線上に対
    向して支承されると共にそれらの間に遊星機構が介設さ
    れ、該遊星機構が、高速軸にそれと同心に連結された太
    陽ローラと、太陽ローラと同軸線上にケースに対して回
    転不能に設けられた軌道リングと、太陽ローラの回りに
    等角度間隔で配置され、太陽ローラに外接されると共に
    軌道リングに内接され、且つ軸線方向への移動を制限さ
    れた複数の遊星ローラと、各遊星ローラをブッシュを介
    して回転可能に且つ太陽ローラの半径方向に変位可能に
    支承する遊星軸と、各遊星軸を支持すると共に低速軸に
    それと同心に連結されたキャリアと、各遊星ローラと太
    陽ローラ及び軌道リングとの各接触面に所要の圧接力を
    与える圧接力発生手段とからなり、各遊星軸による遊星
    ローラの前記支承に際して、遊星軸がブッシュの軸線方
    向の溝孔に摺嵌されると共にブッシュが遊星ローラの筒
    孔に摺嵌され、各遊星軸外周に太陽ローラの半径方向に
    沿って平坦面が平行に形成され、且つ各ブッシュ外周に
    遊星ローラの筒孔内周の円柱面と摺接可能な円柱面が形
    成されると共に各ブッシュの溝孔内周に遊星軸の各平坦
    面と摺接可能な平坦面が太陽ローラの半径方向に沿って
    平行に形成されてなるトラクション伝動装置において、 前記キャリアに各遊星軸がその一端で支持されると共
    に、各ブッシュにフランジが、キャリアと遊星ローラと
    の間隙に該遊星ローラと摺動可能に配置されるように半
    径方向に突設されたことを特徴とするトラクション伝動
    装置。
  2. 【請求項2】 各ブッシュの溝孔が太陽ローラの半径方
    向に遊星軸に対する停止面を有する請求項1記載のトラ
    クション伝動装置。
  3. 【請求項3】 各ブッシュの溝孔が太陽ローラの半径方
    向に開口されると共に、溝孔と連通する遊星ローラの筒
    孔内周が太陽ローラの半径方向における遊星軸に対する
    停止面とされた請求項1記載のトラクション伝動装置。
JP28798297A 1997-10-03 1997-10-03 トラクション伝動装置 Pending JPH11108137A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111271421A (zh) * 2019-12-26 2020-06-12 重庆大学 行星牵引传动轴承型减速器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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